指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

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Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:

新介護 通所介護 福祉用具貸与又は地域密着型通所介護 ( 以下 訪問介護サービス等 という ) が位置付けられた居宅サービス計画の数をそれぞれ算出し 訪問介護サービス等それぞれについて 最もその紹介件数の多い法人 ( 以下 紹介率最高法人 という ) を位置付けた居宅サービス計画の数の占める割合を計

Microsoft Word - 01指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(訪問通所サービス、居宅療養管理指導及び福祉用具貸与に係る部分)及び指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について

( 平成 30 年度前期以降 ) 特定事業所集中減算に係る Q&A 制度全般に関することについて Q1 特定事業所集中減算について知りたい場合や様式をダウンロードしたい場合 どこを見ればわかりますか A1 飾区役所公式ホームページの 事業者情報 > 申請 手続き > 福祉関連 > 特定事業所集中減算

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

- 2 - いては 新基準別表の 1 のイ中 1,458 単位 とあるのは 1,611 単位 と 729 単位 とあるのは 806 単位 と 同 1 のロ中 1,207 単位 とあるのは 1,310 単位 と 603 単位 とあるのは 65 5 単位 と 同 1 の注 6 中 減算する とあるのは

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特定事業所集中減算に係る Q&A ( 平成 30 年度前期分以降 ) 特定事業所集中減算について あきる野市の基準や届出等に関する主な Q&A を作成しましたので ご参照ください 制度全般について Q1 あきる野市の特定事業所集中減算について 知りたい場合や様式をダウンロードしたい場合は どこを見れ

Taro 【新旧】通知新旧

01 表紙 老人保健課 - コピー

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書類点検等における通所介護事業所への主な指摘事項について

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中表紙(居宅)

2 生活相談員の資格要件について 通所介護 介護老人福祉施設 短期入所生活介護 特定施設入居者生活介護 下記の1 又は2のいずれかに該当すること 1 社会福祉法第 19 条第 1 項各号のいずれかに該当する者 1 社会福祉士 2 精神保健福祉士 3 社会福祉主事 2 これと同等以上の能力を有すると認

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上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

01 表紙 老人保健課

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訪問介護

( 参考 ) 身体拘束廃止未実施減算の適用について 1 身体拘束禁止規定について サービスの提供にあたっては 当該入所者 ( 利用者 ) 又は他の入所者 ( 利用者 ) 等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き 身体的拘束その他入所者 ( 利用者 ) の行動を制限する行為を行ってはな

居宅介護支援 契約時の説明について問 131 今回の改正により 利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等を説明することを義務づけ それに違反した場合は報酬が

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

(頭紙)公布通知

7.居宅療養管理指導

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

20★◎事業所評価加算に関する事務処理手順及び様式例について

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14. 介護給付費算定に係る体制等に関する届出 ( 加算届 ) (1) 提出期限 提出先 体制等の届出については 加算等を算定する前月の15 日までに提出すること (16 日以降に提出された場合は 翌々月から算定 ) 加算廃止の場合は 直ちに提出すること 体制等の届出先は 指定申請等の提出先と同じで

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 02-頭紙.doc

改正労働基準法

Microsoft Word - 01介護報酬請求の留意点

01 表紙 老人保健課

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

平成17年 月 日

介護保険制度における通院等乗降介助の適用範囲の拡大(概要-行政苦情救済推進会議の意見を踏まえた通知-

平成16年規程第02号_役員給与規程

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

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点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

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議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

Taro-役員報酬規程( 改正)【機1完2可2】機構内限り

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平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

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き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

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る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

表紙だけ

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正誤表

付加退職金の概要 退職金の額は あらかじめ額の確定している 基本退職金 と 実際の運用収入等に応じて支給される 付加退職金 の合計額として算定 付加退職金は 運用収入等の状況に応じて基本退職金に上乗せされるものであり 金利の変動に弾力的に対応することを目的として 平成 3 年度に導入 基本退職金 付

役員報酬規程

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

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第 4 条育児短時間勤務をしている職員の産業医手当の額は 給与規程第 12 条に定める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 扶養手当 ) 第 5 条育児

船橋市住宅改修支援事業実施要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 住宅改修支援事業の実施に関し 必要なことを定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において 住宅改修支援事業 とは 介護保険法施行規則 ( 平成 11 年厚生省令第 36 号 以下 施行規則 という ) 第 75 条第 1

                       

平成 29 年 3 月 27 日 ( 火 ) 平成 29 年度集団指導資料 居宅介護支援事業所 介護予防支援事業所 運営のポイント 保健福祉部保健福祉総務課

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寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

その月の土曜日及び日曜日以外の日の数で除して得た額に その者が役員でなくなった日 ( 役員が退職した場合において退職した日の属する月の末日までに再び役員に任命されたときは 役員でなくなった日の前日 ) までの土曜日及び日曜日以外の日の数を乗じて得た額とする ( 賞与 ) 第 8 条賞与は 毎事業年度

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 初任給調整手当 ) 第 5 条育児短時間勤務をしている教職員の初任給調整手当の額は 給与規程第 13 条第 3

指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準と条例 ( 素案 ) との対比表 帯広市の条例名 : 仮称帯広市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例 別紙 2 項目 趣旨 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準条文 平成十一年三月三十一日号外厚生省令第三十

Microsoft Word - 最新版租特法.docx

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( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

Microsoft Word (全文)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について

をしていないもの と読み替えた場合に同号イに該当する所得割の納税義務者又は同項第 12 号中 妻と死別し 若しくは妻と離婚した後婚姻をしていない者又は妻の生死の明らかでない者で政令で定めるもの とあるのを 婚姻によらないで父となった男子であって 現に婚姻をしていないもの と読み替えた場合に同号に該当

意見を表示したものの全文 有料老人ホーム等の入居者が利用する訪問介護に係る介護給付費の算定について ( 平成 29 年 10 月 19 日付け厚生労働大臣宛て ) 標記について 会計検査院法第 36 条の規定により 下記のとおり意見を表示する 1 制度の概要 (1) 有料老人ホーム等の概要 記 貴省

Taro-指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準

公益財団法人全国競馬 畜産振興会役員慰労金支給規程 ( 平成 25 年 8 月 1 日会長達第 3 号 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人全国競馬 畜産振興会 ( 以下 振興会 という ) 役員及び評議員の報酬等の支給に関する規程第 5 条の規定に基づき 役員 ( 常勤の者に限る

当該年度の四月一日から同年度の十二月三十一日までの当該会員市町村の前期高齢被保険者に係る拠出対象額 当該年度の当該会員市町村の前期高齢被保険者に係るアに掲げる額並びに後期高齢者支援金及び病床転換支援金の納付に要した費用の額との合計額の十二分の九 Ⅱ 当該年度の前年度の前期高 齢者交付金の額 ( 三ヶ

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

資料オ 平成 28 年度 介護保険サービス事業者集団指導資料 居宅介護支援 介護予防支援 平成 28 年 11 月 和歌山市指導監査課

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京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (


第 3 条海陽町は 海陽町の区域内に居住地を有する重度心身障害者等の疾病又は負傷について医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に関する給付 ( 前条第 1 項第 3 号に該当する者 ( 以下 ひとり親家庭の父母等 という ) のうち母子家庭の母又は父子家庭の父にに係るものにあ

時効特例給付制度の概要 制度の概要 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律 ( 平成 19 年 7 月 6 日施行 ) に基づき 年金記録の訂正がなされた上で年金が裁定された場合には 5 年で時効消滅する部分について 時効特例給付として給付を行うこととされた 法施行前

( 実施内容 ) 第 6 条実施する内容は 次のとおりとする (1) 利用申込みの受付 (2) 利用者との契約締結 (3) 契約書の確認 (4) アセスメント (5) 介護予防サービス 支援計画書 ( 介護予防ケアマネジメントに基づくケアプランをいう 以下同じ ) 原案の作成 (6) サービス担当者

粕屋町重度障害者医療費の支給に関する条例

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

人短期入所施設若しくは第 5 条の2 第 4 項の厚生労働省令で定める施設 ( 以下 老人短期入所施設等 という ) に短期間入所させ, 養護を行い, 又は当該市町村以外の者の設置する老人短期入所施設等に短期間入所させ, 養護することを委託すること (4) 65 歳以上の者であつて, 身体上又は精神

Transcription:

特定事業所集中減算関係法令等について 平成 30 年 4 月現在 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 ) ( 居宅介護サービス計画費の支給 ) 第四十六条市町村は 居宅要介護被保険者が 当該市町村の長又は他の市町村の長が指定する者 ( 以下 指定居宅介護支援事業者 という ) から当該指定に係る居宅介護支援事業を行う事業所により行われる居宅介護支援 ( 以下 指定居宅介護支援 という ) を受けたときは 当該居宅要介護被保険者に対し 当該指定居宅介護支援に要した費用について 居宅介護サービス計画費を支給する 2 居宅介護サービス計画費の額は 指定居宅介護支援の事業を行う事業所の所在する地域等を勘案して算定される指定居宅介護支援に要する平均的な費用の額を勘案して厚生労働大臣が定める基準により算定した費用の額 ( その額が現に当該指定居宅介護支援に要した費用の額を超えるときは 当該現に指定居宅介護支援に要した費用の額とする ) とする 3 厚生労働大臣は 前項の基準を定めようとするときは あらかじめ社会保障審議会の意見を聴かなければならない 4 居宅要介護被保険者が指定居宅介護支援事業者から指定居宅介護支援を受けたとき ( 当該居宅要介護被保険者が 厚生労働省令で定めるところにより 当該指定居宅介護支援を受けることにつきあらかじめ市町村に届け出ている場合に限る ) は 市町村は 当該居宅要介護被保険者が当該指定居宅介護支援事業者に支払うべき当該指定居宅介護支援に要した費用について 居宅介護サービス計画費として当該居宅要介護被保険者に対し支給すべき額の限度において 当該居宅要介護被保険者に代わり 当該指定居宅介護支援事業者に支払うことができる 5 前項の規定による支払があったときは 居宅要介護被保険者に対し居宅介護サービス計画費の支給があったものとみなす 6 市町村は 指定居宅介護支援事業者から居宅介護サービス計画費の請求があったときは 第二項の厚生労働大臣が定める基準及び第八十一条第二項に規定する指定居宅介護支援の事業の運営に関する基準 ( 指定居宅介護支援の取扱いに関する部分に限る ) に照らして審査した上 支払うものとする 7 第四十一条第二項 第三項 第十項及び第十一項の規定は 居宅介護サービス計画費の支給について 同条第八項の規定は 指定居宅介護支援事業者について準用する この場合において これらの規定に関し必要な技術的読替えは 政令で定める 8 前各項に規定するもののほか 居宅介護サービス計画費の支給及び指定居宅介護支援事業者の居宅介護サービス計画費の請求に関して必要な事項は 厚生労働省令で定める

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支援に要する費用の額は 別表指定居宅介護支援介護給付費単位数表により算定するものとする 二指定居宅介護支援に要する費用の額は 別に厚生労働大臣が定める一単位の単価に別表に定める単位数を乗じて算定するものとする 三前二号の規定により指定居宅介護支援に要する費用の額を算定した場合において その額に一円未満の端数があるときは その端数金額は切り捨てて計算するものとする 別表指定居宅介護支援介護給付費単位数表居宅介護支援費イ居宅介護支援費 (1 月につき ) (1) 居宅介護支援費 (Ⅰ) ( 一 ) 要介護 1 又は要介護 2 1,053 単位 ( 二 ) 要介護 3 要介護 4 又は要介護 5 1,368 単位 (2) 居宅介護支援費 (Ⅱ) ( 一 ) 要介護 1 又は要介護 2 527 単位 ( 二 ) 要介護 3 要介護 4 又は要介護 5 684 単位 (3) 居宅介護支援費 (Ⅲ) ( 一 ) 要介護 1 又は要介護 2 316 単位 ( 二 ) 要介護 3 要介護 4 又は要介護 5 410 単位 注 6 別に厚生労働大臣が定める基準に該当する場合は 特定事業所集中減算として 1 月に つき 200 単位を所定単位数から減算する 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成 27 年厚生労働省告示第 95 号 ) 83 居宅介護支援費における特定事業所集中減算の基準正当な理由なく 指定居宅介護支援事業所 ( 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準第 2 条に規定する指定居宅介護支援事業所をいう 以下同じ ) において前 6 月間に作成した居宅サービス計画に位置付けられた指定訪問介護 指定通所介護 指定福祉用具貸与 ( 指定居宅サービス等基準第 193 条に規定する指定福祉用具貸与をいう ) 又は指定地域密着型通所介護 ( 以下この号において 訪問介護サービス等 という ) の提供総数のうち 同一の訪問介護サービス等に係る事業者によって提供されたものの占める割合が100 分の80を超えていること 附則 1 この告示は 平成 30 年 4 月 1 日から適用する

指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準 ( 訪問通所サービス及び居宅療養管 理指導に係る部分 ) 及び指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う 実施上の留意事項について ( 平成 12 年老企第 36 号 ) 第三居宅介護支援費に関する事項 10. 特定事業所集中減算について (1) 判定期間と減算適用期間居宅介護支援事業所は 毎年度 2 回 次の判定期間における当該事業所において作成された居宅サービス計画を対象とし 減算の要件に該当した場合は 次に掲げるところに従い 当該事業所が実施する減算適用期間の居宅介護支援のすべてについて減算を適用する 1 判定期間が前期 (3 月 1 日から8 月末日 ) の場合は 減算適用期間を 10 月 1 日から 3 月 31 日までとする 2 判定期間が後期 (9 月 1 日から2 月末日 ) の場合は 減算適用期間を4 月 1 日から9 月 30 日までとする なお 大臣基準告示において第 83 号の規定は平成 30 年 4 月 1 日から適用するとしているが 具体的には 1の期間 ( 平成 30 年度においては 4 月 1 日から8 月末日 ) において作成された居宅サービス計画の判定から適用するものであり 減算については 同年 10 月 1 日からの居宅介護支援から適用するものである (2) 判定方法各事業所ごとに 当該事業所において判定期間に作成された居宅サービス計画のうち 訪問介護 通所介護 福祉用具貸与又は地域密着型通所介護 ( 以下 訪問介護サービス等 という ) が位置付けられた居宅サービス計画の数をそれぞれ算出し 訪問介護サービス等それぞれについて 最もその紹介件数の多い法人 ( 以下 紹介率最高法人 という ) を位置付けた居宅サービス計画の数の占める割合を計算し 訪問介護サービス等のいずれかについて 80% を超えた場合に減算する ( 具体的な計算式 ) 事業所ごとに それぞれのサービスにつき 次の計算式により計算し いずれかのサービスの値が 80% を超えた場合に減算当該サービスに係る紹介率最高法人の居宅サービス計画数 当該サービスを位置付けた計画数 (3) 算定手続判定期間が前期の場合については9 月 15 日までに 判定期間が後期の場合については3 月 15 日までに すべての居宅介護支援事業者は 次に掲げる事項を記載した書類を作成し 算定の結果 80% を超えた場合については当該書類を市町村長に提出しなければならない なお 80% を超えなかった場合についても 当該書類は 各事業所において2 年間保存しなければならない 1 判定期間における居宅サービス計画の総数 2 訪問介護サービス等のそれぞれが位置付けられた居宅サービス計画数

3 訪問介護サービス等のそれぞれの紹介率最高法人が位置付けられた居宅サービス計画数並びに紹介率最高法人の名称 住所 事業所名及び代表者名 4 (2) の算定方法で計算した割合 5 (2) の算定方法で計算した割合が 80% を超えている場合であって正当な理由がある場合においては その正当な理由 (4) 正当な理由の範囲 (3) で判定した割合が 80% を超える場合には 80% を超えるに至ったことについて正当な理由がある場合においては 当該理由を市町村長に提出すること なお 市町村長が当該理由を不適当と判断した場合は特定事業所集中減算を適用するものとして取り扱う 正当な理由として考えられる理由を例示すれば次のようなものであるが 実際の判断に当たっては 地域的な事情等も含め諸般の事情を総合的に勘案し正当な理由に該当するかどうかを市町村長において適正に判断されたい 1 居宅介護支援事業者の通常の事業の実施地域に訪問介護サービス等が各サービスごとでみた場合に5 事業所未満である場合などサービス事業所が少数である場合 ( 例 ) 訪問介護事業所として4 事業所 通所介護事業所として 10 事業所が所在する地域の場合は 訪問介護について紹介率最高法人を位置づけた割合が 80% を超えても減算は適用されないが 通所介護について 80% を超えた場合には減算が適用される ( 例 ) 訪問介護事業所として4 事業所 通所介護事業所として4 事業所が所在する地域の場合は 訪問介護及び通所介護それぞれについて紹介率最高法人を位置づけた割合が 80% を超えた場合でも減算は適用されない 2 特別地域居宅介護支援加算を受けている事業者である場合 3 判定期間の1 月当たりの平均居宅サービス計画件数が 20 件以下であるなど事業所が小規模である場合 4 判定期間の1 月当たりの居宅サービス計画のうち それぞれのサービスが位置付けられた計画件数が1 月当たり平均 10 件以下であるなど サービスの利用が少数である場合 ( 例 ) 訪問介護が位置付けられた計画件数が1 月当たり平均 5 件 通所介護が位置付けられた計画件数が1 月当たり平均 20 件の場合は 訪問介護について紹介率最高法人を位置づけた割合が 80% を超えても減算は適用されないが 通所介護について 80% を越えた場合には減算が適用される 5 サービスの質が高いことによる利用者の希望を勘案した場合などにより特定の事業者に集中していると認められる場合 ( 例 ) 利用者から質が高いことを理由に当該サービスを利用したい旨の理由書の提出を受けている場合であって 地域ケア会議等に当該利用者の居宅サービス計画を提出し 支援内容についての意見 助言を受けているもの 6 その他正当な理由と市町村長が認めた場合

居宅介護支援における特定事業所集中減算 ( 通所介護 地域密着型通所介護 ) の取扱いにつ いて ( 平成 28 年 5 月 30 日事務連絡 ) 特定事業所集中減算における 通所介護 地域密着型通所介護 の取扱いについて ( 問 ) 平成 28 年 4 月 1 日から特定事業所集中減算の対象サービスとして地域密着型通所介護が加わったところであるが 平成 28 年 4 月 1 日前から継続して通所介護を利用している者も多く 通所介護と地域密着型通所介護とを分けて計算することで居宅介護支援業務にも支障が生じると考えるが 減算の適用有無の判断に際して柔軟な取扱いは可能か ( 回答 ) 平成 28 年 4 月 1 日以降平成 30 年 3 月 31 日まで ( ) の間に作成される居宅サービス計画について特定事業所集中減算の適用を判定するに当たっては 通所介護及び地域密着型通所介護 ( 以下 通所介護等 という ) のそれぞれについて計算するのではなく 通所介護等のいずれか又は双方を位置付けた居宅サービス計画数を算出し 通所介護等について最もその紹介件数の多い法人を位置づけた居宅サービス計画の数の占める割合を計算することとして差し支えない 上記取扱いは平成 30 年度以降も同様である ( 介護報酬の解釈 3 平成 30 年 4 月版より )