2. 使用者は 労働者を解雇しようとする場合においては 少なくとも30 日前にその予告をしなければならない 30 日前に予告をしない使用者は 30 日分以上の平均賃金を支払わなければならない 但し 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合又は労働者の責に帰すべき事由に基づ

Similar documents
2019-touren1-1

中央教育審議会(第119回)配付資料

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

< F2D8BCE96B18E9E8AD481438B7889C993998B4B92F F3132>

<4D F736F F D2094F18FED8BCE904588F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63>

第 1 章育児休業 第 1 条 ( 対象者 ) 生後 1 年未満 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) の子と同居し養育する従業員であって 休業後も引き続き勤務する意思のある者は 育児のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において雇用期間が

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

改正労働基準法

改正労働基準法

<23318ED0984A8E6D8F898B A8AEE2E786C7378>

H30管理の手引きcs5.indd

<4D F736F F D2088EA94CA8E968BC68EE58D7393AE8C7689E E646F6378>

Microsoft Word - 22育児・介護休業等規程

貨物自動車運送事業のモデル三六協定およびその届 様式第 9 号 ( 第 17 条関係 ) 時間外労働休日労働に関する協定届 事業の種類 事業の名称 事業の所在地 ( 電話番号 ) 貨物自動車運送事業 新宿運輸株式会社 新宿区西新宿 ( ) 延長することができる時間

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

目 次 第 1 条 目的及び内容 1 第 2 条 育児休業 2 第 3 条 パパ ママ育休プラス 2 第 4 条 1 歳 6 か月までの育児休業 2 第 5 条 育児休業の申出の手続等 3 第 6 条 パパ休暇の特例 3 第 7 条 介護休業 3 第 8 条 介護休業の申出の手続等 4 第 9 条

労働基準関係法令に違反するおそれがある事項 労働時間 15 タイムカード等の客観的な記録から確認するなどにより 実際に働いた時間を適正に把握していますか 16 準備や片付けの時間 ( 学習塾等の場合 授業以外に行う質問対応 報告書の作成等に要した時間 ) を労働時間としていますか 賃金 17 賃金を

ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます

育児休業及び育児短時間勤務に関する規則

PowerPoint Presentation

【全文】就業規則(今井保育園H29.1.1)

非常勤職員の勤務時間及び休暇 人事院規則 < 有給の休暇 規則 3 条 4 条 1 項各号 > 年次休暇 6か間継続勤務し 8 割以上出勤した出勤した職員に対し 勤務日数に応じた日数を付与 公民権行使の場合必要と認められる期間 裁判員 証人等として出頭する場合必要と認められる期間 災害等

平均賃金を支払わなければならない この予告日数は平均賃金を支払った日数分短縮される ( 労基法 20 条 ) 3 試用期間中の労働者であっても 14 日を超えて雇用された場合は 上記 2の予告の手続きが必要である ( 労基法 21 条 ) 4 例外として 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の

題名

平成 31 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日まで 63 歳平成 34 年 4 月 1 日から平成 37 年 3 月 31 日まで 64 歳 4 定年について 労働者の性別を理由として差別的取扱いをしてはなりません ( 均等法第 6 条 ) ( 退職 ) 第 48 条前条に定める

<4D F736F F D2088E78E9989EE8CEC8B788BC68B4B92F62E646F6378>

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は 従業員の育児 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 育児のための所定外労働の免除 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短時間勤務等に関する取扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2

育児・介護休業規程

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

2 就業規則について 労働条件は個別に労働者に説明しているため 就業規則は作成していない 常時雇用している労働者が 10 人未満の場合は除く 就業規則について 使用者が一方的に作成しており 労働者からの意見は聴いていない 就業規則を作っているものの 担当者が管理しており 労働者が自由に見られるように

<4D F736F F D E7793B18E968D A590B38AA98D DB A89638BC68F8A816A2E646F63>

第1章  目的

パートタイマー就業規則

4-1 育児関連 休業期間を有給にするか 無給にするかは 就業規則等の定めに従います また 雇用保険に加入している労働者には 国から給付金が支給されます (P106 参照 ) 産前産後休業期間中及び育児休業期間中は 労働者 使用者とも申請により社会保険料が免除になります 育児休業の対象者 ( 第 5

9-1 退職のルール 職することは契約違反となります したがって 労働者は勝手に退職することはできません 就業規則に 契約期間途中であっても退職できる定めがある場合には それに従って退職できることになりますが 特段の定めがない場合には なるべく合意解約ができるように 十分話し合うことが大切です ただ

(1) 出産予定日前に子が出生したこと (2) 配偶者が死亡したこと (3) 配偶者が負傷又は疾病により,1 週間を超える期間継続して, 通院, 加療, 入院又は安静を必要とする状態となり, 育児休業申出に係る子を養育することが困難になったこと (4) 配偶者が育児休業申出に係る子と同居しなくなった

kentei_kakomon_2kyu_

Taro-"㕕å−´å…“å�ºæºŒæ³Łã••æœ•çµ‡.jtd

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

 

社団法人今治地方国立公園協会

(発表用)260819 求人内容及び労働条件の適正化発表資料(案)

025 of 訪問介護員のための魅力ある就労環境づくり

学生アルバイトの労働条件に関する自主点検表 労働基準関係法令に違反する事項 労働条件の明示 1 アルバイトを雇い入れる際 賃金や労働時間などの労働条件を記載した書面を交付していますか 解説 労働条件を明確にすることは全てのトラブル防止の基本です そこで 労基法では 労働者との間で労働契約を締結するに

第2号議案 平成12年度事業計画と収支予算について

休業補償( 法 76 条 ) 使用者は 労働者が業務上負傷し 又は疾病にかかった場合には 療養補償として必要な療養を行い または療養の費用を負担し ( 法 75 条 ) その療養のために 労働することができないために賃金を受けない労働者に対しては 療養中平均賃金の 100 分の 60 の休業補償を行

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

<4D F736F F D C192E895AA96EC90EA96E F58B8B975E8B4B92F A792E8817A>

(案)

2016年 弾丸メールセミナー № 33 雇用保険法 高年齢再就職給付金

香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

平成 27 年改正の概要 ( サマリー ) 一般労働者派遣事業 ( 許可制 ) 特定労働者派遣事業 ( 届出制 ) 26 業務 期間制限なし 26 業務以外 原則 1 年 意見聴取により最長 3 年まで 規定なし 規定なし 1. 許可制への統一 2. 派遣契約の期間制限について すべての労働者派遣事

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 平成年月日 会社名 あなたから平成年月日に 育児 介護 休業の 申出 期間変更の申出 申出の撤回 がありました 育児 介護休業等に関する規則 ( 第 3 条 第 4 条 第 5 条 第 7 条 第 8 条及び第 9 条 ) に基づき その取扱いを下のとおり通

育児・介護休業等に関する規程

育児・介護休業規程

深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務

基発第 号

目 次 第 1 章目的 第 1 条 目的 第 2 章育児休業制度 第 2 条 育児休業の対象者 第 3 条 育児休業の申出の手続等 第 4 条 育児休業の申出の撤回等 第 5 条 育児休業の回数 第 6 条 育児休業の期間等 第 3 章介護休業 第 7 条 介護休業の対象者 第 8 条 介護休業の申

目 次 Ⅰ 子育てのサポート 1 妊娠前 妊娠中のサポート 1 生理休暇 2 不妊治療の受診 3 妊娠障害 ( つわり ) 休暇 4 健康診査及び保健指導に係る休暇 5 危険有害業務の就業制限 6 深夜勤務及び時間外勤務の制限 7 通勤緩和措置 8 職員の休息等 2 出産前後のサポート 1 産前 産

労働時間の適正な把握のために.indd

育児休業申出書式例

就業規則への記載はもうお済みですか

( 育児休業の期間 ) 第 5 条育児休業の期間は 原則として 子が 1 歳に達するまでを限度として育児休業申出書 ( 様式 1) に記載された期間とする 2 前項にかかわらず 会社は 育児休業 介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 ( 以下 育児 介護休業法 という ) の定

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

3 育児 介護 112

就業規則への記載はもうお済みですか

2016年 弾丸メールセミナー № 36回 雇用保険法 育児休業給付金

就業規則への記載はもうお済みですか

Microsoft Word - 45育児休業に関する規則.doc

独立行政法人総合病院国保旭中央病院職員の育児

会計年度任用職員の勤務時間 休暇等に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第一条この条例は 会計年度任用職員 ( 以下 職員 という ) の勤務時間 休暇等に関し必要な事項を定めるものとする ( 勤務日数及び勤務時間 ) 第二条職員の勤務日数ならびに勤務日の割振りは職務の性質に応じて任命権者が定める

<4D F736F F D F4390B388C4816A81798AEE8F808BC7817A838A838A815B EA993AE8ED4895E935D8ED282F08E B782E98E968BC68FEA82C991CE82B782E995BD90AC E82CC8AC493C28E7793B C9F939982CC8FF38BB582F08CF69

<4D F736F F F696E74202D2089F090E08F D8291AC8FE68D87836F A92758AEE8F80817A >

Microsoft Word 第二弾【公開版】改正育介法Q&A

筑紫野市学童保育連絡協議会学童クラブ指導員就業規則

労働相談とはなにか

公益社団法人松戸市シルバー人材センター臨時職員就業規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益社団法人松戸市シルバー人材センター ( 以下 センター という ) の臨時に雇用する者 ( 以下 臨時職員 という ) の就業に関して必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において

Microsoft Word - 例規集(A4判).docx

ただし 平成 22 年 6 月 30 日時点で 常時 100 人以下の労働者を雇用する事業主については 公布日から3 年後に当たる平成 24 年 6 月 30 日 ( 予定 ) までの間 < 短時間勤務制度の義務化 >< 所定外労働の免除の義務化 >< 介護休暇 >について 改正規定の適用が猶予され

( 育児又は介護を行う職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限 ) 第 9 条略 4 前 3 項の規定は, 第 16 条第 1 項に規定する日常生活を営むのに支障がある者を介護する職員について準用する この場合において, 第 1 項中 小学校就学の始期に達するまでの子のある職員 ( 職員の配偶者で当該子の

しい支障が生じることとなったこととする 3 前条の規定は 育児休業の期間の延長の請求について準用する ( 育児休業の期間中の休暇等の取扱い ) 第 5 条育児休業をしている職員に対しては 職員就業規程第 37 条の規定による年次有給休暇並びに就業規程第 39 条の規定による公民権行使等休暇 事故休暇

育児のための両立支援制度 制度の概要 ( イメージ ) 出生 1 歳 1 歳 6か月 3 歳就学 パパ ママ育休プラス 1 歳 6 か月延長 ( 子の年齢 ) ⑴ 育児休業 Ⅰ Ⅱ 努力義務 ⑵ 短時間勤務制度 ⑶ 所定外労働の免除 努力義務 努力義務 ⑷ 子の看護休暇 ⑸ 法定時間外労働の制限 ⑹

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 あなたが平成年月日にされた 育児 介護 休業の申出について 育児 介護休業等に関する規則 第 3 条 第 7 条 に基づき その取扱いを下のとおり通知します ( ただし 期間の変更の申出があった場合には下の事項の若干の変更があり得ます ) 1 休業の期間等

一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

育児・介護休業等に関する規則

出書 ( 園内様式 1) を園に提出することにより申し出るものとする なお 育児休業中の有期契約職員が労働契約を更新するに当たり 引き続き休業を希望する場合には 更新された労働契約期間の初日を育児休業開始予定日として 育児休業申出書により再度の申出を行うものとする 2 申出は 特別の事情がない限り

<4D F736F F F696E74202D20984A93AD8C5F96F CC837C A815B C F38DFC8BC68ED28D5A90B38CE3816A2E707074>

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

<4D F736F F D20905F8CCB8E F582CC8D8297EE8ED AA8B788BC682C98AD682B782E98FF097E181698B6388C4816A81698B6388C494D48D8693FC82E8816A2E646F63>

択 一 式 問 題

下この章において 申出者 という ) に対し 育児休業取扱通知書 ( 社内様式 2) を交付する 5 申出の日後に申出に係る子が出生したときは 申出者は 出生後 2 週間以内に人事部労務課に育児休業対象児出生届 ( 社内様式 3) を提出しなければならない ( 育児休業の申出の撤回等 ) 第 4 条

に該当する者に支給されるものに限る ) 移転費及び 3の求職活動支援費の支給対象とすることとされた ( 第 56 条の3 第 1 項第 2 号及び同条第 2 項関係 ) 3 高年齢被保険者 ( 教育訓練を開始した日が高年齢被保険者でなくなった日から1 年以内にある者を含む ) について 教育訓練給付

⑴ 子の死亡 離縁 養子縁組の解消等の理由により 子を養育しなくなった場合 ⑵ 休業申し出をした教職員が傷病又は心身の障害のため 子を養育できない状態になった場合 ⑶ 次の子の産前産後休暇 介護休業又は新たな育児休業が始まった場合 2 下記のいずれにも該当する教職員については 子が1 歳 6 箇月に

1.2_議案目録(追加)


として採用するものとする 第 2 条の3 前条に定めるほか 職員就業規則第 11 条第 1 項により退職 ( 以下 定年退職という ) した者であって 退職後引き続き研究所以外の機関 ( 以下 再就職先 という ) において勤務する者 ( 定年退職後 任期付職員就業規則または契約職員就業規則の適用を

< F2D817990AC97A78CE3817A90568B8C2E6A7464>

Transcription:

労働基準法 ( 過去問題貨物 ) 平成 27 年第 1 回 ( 平成 27 年 8 月 ) 問 18 労働基準法 ( 以下 法 という ) の定めに関する次の記述のうち 正しいものを 1 つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい 1. 労働者 とは 職業の種類及び賃金の支払いの有無を問わず 事業又は事業所 ( 以 下 事業 という ) に使用されるすべての者をいう 解説 賃金の支払われるすべての者をいう 2. 使用者 とは 事業主又は事業の経営担当者その他事業の労働者に関する事項に ついて 事業主のために行為をするすべての者をいう 解説正しい 3. 労働契約は 期間の定めのないものを除き 一定の事業の完了に必要な期間を定めるもののほかは 2 年 ( 法第 14 条 ( 契約期間等 ) 第 1 号各号のいずれかに該当する労働契約にあっては 5 年 ) を超える期間について締結してはならない 解説 3 年 4. 使用者は 労働者の同意が得られた場合においては 労働契約の不履行についての 違約金を定め 又は損害賠償額を予定する契約をすることができる 解説 違約金を定め 損害賠償額を予定する契約をしてはならない 問 19 労働基準法 ( 以下 法 という ) の定めに関する次の記述のうち 誤っているものを 1 つ 選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい 1. 使用者が 法の規定により労働時間を延長し 又は休日に労働させた場合においては その時間又はその日の労働については 通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の2 割 5 分以上 5 割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない ただし 当該延長して労働させた時間が1 カ月について60 時間を超えた場合においては その超えた時間の労働については 通常の労働時間の賃金の計算額の5 割以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない 解説正しい

2. 使用者は 労働者を解雇しようとする場合においては 少なくとも30 日前にその予告をしなければならない 30 日前に予告をしない使用者は 30 日分以上の平均賃金を支払わなければならない 但し 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合又は労働者の責に帰すべき事由に基づいて解雇する場合においては この限りでない 解説正しい 3. 使用者は その雇入れの日から起算して3カ月間継続勤務し全労働日の8 割以上出勤した労働者に対して 継続し 又は分割した10 労働日の有給休暇を与えなければならない ただし 法第 39 条第 3 項に規定する1 週間の所定労働日数が相当程度少ない労働者等は除く 解説 3カ月ではなく正解は6ケ月間継続勤務 4. 使用者は 当該事業場に 労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合 労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定をし これを行政官庁に届け出た場合においては 法定労働時間又は法定休日に関する規定にかかわらず その協定で定めるところによって労働時間を延長し 又は休日に労働させることができる ただし 法令で定める健康上特に有害な業務の労働時間の延長は 1 日 2 時間を超えてはならない 解説正しい 問 20 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 ( 以下 改善基準 という ) に定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等についての次の文中 A B C Dに入るべき字句を次の枠内の選択肢 (1~8) から選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい 労使当事者は 時間外労働協定において貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者に係る一定の期間についての延長時間について協定するにあたっては 当該一定期間は [A:2 週間 ] 及び [B:1 カ月 ] 以上 [C:3 カ月 ] 以内の一定の期間とする ものとする 使用者は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者に労働基準法第 35 条の休日に労働させる場合は 当該休日は [A:2 週間 ] について [D:1 回 ] を超えないものとし 当該休日の労働によって改善基準第 4 条第 1 項に定める拘束時間及び最大拘束時間の限度を超えないものとする

1.1 回 2.2 回 3.2 週間 4.4 週間 5.1 カ月 6.2 カ月 7.3 カ月 8.6 カ月 問 21 貨物自動車運送事業の 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 の定めに関する次の記述のうち 正しいものを2つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい ただし 1 人乗務で フェリーには乗船せず また 隔日勤務には就いていない場合とする 1. 使用者は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者 ( 以下 トラック運転者 という ) の拘束時間については 1カ月について293 時間を超えないものとすること ただし 労使協定があるときは 1 年のうち6カ月までは 1 年間についての拘束時間が3,516 時間を超えない範囲内において 320 時間まで延長するとができる 2. 使用者は 業務の必要上 トラック運転者に勤務の終了後継続 8 時間以上の休息期間を与えることが困難な場合には 厚生労働省労働基準局長の定めにより 当分の間 一定期間における全勤務回数の2 分の1を限度に休息期間を拘束時間の途中及び拘束時間の経過直後に分割して与えることができるものとする この場合において 分割された休息期間は 1 日 ( 始業時刻から起算して24 時間をいう 以下同じ ) において1 回あたり継続 4 時間以上 合計 10 時間以上でなければならない 3. 使用者は トラック運転者の運転時間については 2 日 ( 始業時刻から起算して4 8 時間をいう ) を平均し 1 日あたり9 時間 2 週間を平均し 1 週間あたり40 時間を超えないものとすること 解説 44 時間が正しい 4. 使用者は トラック運転者の 1 日についての拘束時間については 13 時間を超えないものとし 当該拘束時間を延長する場合であっても 最大拘束時間は 15 時間とすること この場合において 1 日についての拘束時間が13 時間を超える回数は 1 週間について2 回以内とすること 解説 最大拘束時間は16 時間 1 日の拘束時間は15 時間が正しい 問 22 下図は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の運転時間及び休憩時間の例を示 したものであるが このうち 連続運転の中断方法として 自動車運転者の労働時間等

の改善のための基準 に適合しているものを 2 つ選び 解答用紙の該当する欄にマーク しなさい 1. 適合 2 時間 10 分 +1 時間 30 分 =3 時間 40 分 休憩 15 分 +15 分 =30 分 1 時間 +3 時間 =4 時間 休憩 10 分 2. 不適休憩は 1 回につき 10 分以上 3 時間 +30 分 +30 分 =4 時間 休憩 20 分 +5 分 +5 分 3 時間 +30 分 =3 時間 30 分 休憩 20 分 3. 不適連続運転時間 4 時間 10 分 2 時間 10 分 +1 時間 50 分 =4 時間 休憩 10 分 +20 分 =30 分 2 時間 10 分 +50 分 +1 時間 10 分 =4 時間 10 分 4. 適合 5 分休憩があるが 休憩時間は 30 分確保している 1 時間 35 分 +1 時間 20 分 +1 時間 =3 時間 55 分 休憩 20 分 +10 分 =30 分 3 時間 休憩 30 分 1 時間 30 分 問 23 下表は 一般貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の4 週間の運転時間の例を示したものであるが すべての日を特定日とした2 日 ( 始業時刻から起算して48 時間をいう 以下同じ ) を平均して1 日あたりの運転時間 及び2 週間を平均した1 週間あたりの運転時間に関する次の記述のうち 正しいものを1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい

1. 当該 4 週間のすべての日を特定日とした2 日を平均し1 日あたりの運転時間 ( 以下 2 日を平均し1 日あたりの運転時間 という ) は 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 ( 以下 改善基準 という ) に違反していないが 2 週間を平均し1 週間あたりの運転時間が改善基準に違反している 2. 2 日を平均し1 日あたりの運転時間が改善基準に違反しているが 2 週間を平均し 1 週間あたりの運転時間は改善基準に違反していない 解説 2 週間を平均し1 週間あたり44 時間 2 日を平均し1 日あたりの運転時間 9 時間 ( ともに超えたら違反 ) 9 日 9 時間 10 日 10 時間 9+10 2=9,5 時間 10 日 10 時間 11 日 9 時間 10+9 2=9,5 時間 3. 2 日を平均し 1 日あたりの運転時間及び 2 週間を平均し 1 週間あたりの運転時間の どちらも改善基準に違反している 4. 2 日を平均し 1 日あたりの運転時間及び 2 週間を平均し 1 週間あたりの運転時間の どちらも改善基準に違反していない 平成 27 年第 2 回 ( 平成 28 年 3 月 ) 問 18 労働基準法 ( 以下 法 という ) の定めに関する次の記述のうち 誤っているものを1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお 解答にあたっては 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする 1. 平均賃金とは これを算定すべき事由の発生した日以前 3 カ月にその労働者に対し 支払われた賃金の総額を その期間の所定労働日数で除した金額をいう

解説総日数が正しい 2. 法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は その部分については無効 とする この場合において 無効となった部分は この法で定める基準による 3. 使用者は 労働契約の締結に際し 労働者に対して賃金 労働時間その他の労働条件を明示しなければならない この明示された労働条件が事実と相違する場合においては 労働者は 即時に労働契約を解除することができる 解説正しい 4. 使用者は 労働者が業務上負傷し 又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後 30 日並びに産前産後の女性が法第 65 条 ( 産前産後 ) の規定によって休業する期間及びその後 30 日間は 解雇してはならない 解説正しい 問 19 労働基準法の定めに関する次の記述のうち 正しいものを2つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお 解答にあたっては 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする 1. 使用者は 労働者に 休憩時間を除き1 週間について40 時間を超えて 労働させてはならない また 1 週間の各日については 労働者に 休憩時間を含め1 日について8 時間を超えて 労働させてはならない 解説 休憩時間を除き 2. 常時 10 人以上の労働者を使用する使用者は 始業及び就業の時刻 休憩時間 休 日 休暇に関する事項等法令で定める事項について就業規則を作成し 行政官庁に 届け出なければならない 3. 使用者は その雇入れの日から起算して3カ月間継続勤務し全労働日の8 割以上出勤した労働者に対して 継続し 又は分割した10 労働日の有給休暇を与えなければならない 解説 6 カ月間が正しい 4. 使用者は 6 週間 ( 多胎妊娠の場合にあっては 14 週間 ) 以内に出産する予定の女 性が休業を請求した場合においては その者を就業させてはならない また 産後

8 週間を経過しない女性を就業させてはならない ただし 産後 6 週間を経過した 女性が請求した場合において その者について医師が支障がないと認めた業務に就 かせることは 差し支えない 問 20 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 に定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の運転時間に関する次の文中 A B C Dに入る字句を下の枠内の選択肢 (1~8) から選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい 1. 運転時間は 2 日 ([A: 始業時刻 ] から起算して 48 時間をいう ) を平均し 1 日あた り 9 時間 2 週間を平均し 1 週間あたり [B:44 時間 ] を超えないものとすること 2. 連続運転時間 (1 回が連続 [C:10 分 ] 以上で かつ 合計が30 分以上の運転の中 断をすることなく連続して運転する時間をいう ) は [D:4 時間 ] を超えないものと する 1. 乗務時間 2.5 時間 3.40 時間 4.10 分 5.44 時間 6. 始業時刻 7.15 分 8.4 時間 問 21 貨物自動車運送事業の 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 等に関する次の記述のうち 誤っているものを1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする 1. 使用者は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者 ( 以下 トラック運転者 と いう ) の休息期間については 当該トラック運転者の住所地における休息期間がそ れ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする 2. 使用者は トラック運転者 ( 隔日勤務に就く運転者以外のもの 以下同じ ) が同時に 1 台の事業用自動車に2 人以上乗務する場合 ( 車両内に身体を伸ばして休息することができる設備がある場合に限る ) においては 1 日 ( 始業時刻から起算して24 時間をいう 以下同じ ) についての最大拘束時間を20 時間まで延長することができる また 休息期間は 4 時間まで短縮することができるものとする 3. 使用者は 業務の必要上 トラック運転者に勤務の終了後継続 8 時間以上の休息期 間を与えることが困難な場合には 当分の間 一定期間における全勤務回数の 2 分 の 1 を限度に 休息期間を拘束時間の途中及び拘束時間の経過直後に分割して与え

ることができるものとする この場合において 分割された休息期間は 1 日にお いて 1 回あたり継続 4 時間以上 合計 8 時間以上でなければならないものとする 解説 10 時間以上が正しい 4. トラック運転者が勤務の中途においてフェリーに乗船する場合における拘束時間及 び休息期間は フェリー乗船時間 ( 乗船時刻から下船時刻まで ) については 原則と して 休息期間として取り扱うものとする 問 22 下表は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者 ( 隔日勤務に就く運転者以外のもの ) の1 年間における各月の拘束時間の例を示したものであるが このうち 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 に適合しているものを2つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい ただし 1カ月についての拘束時間の延長に関する労使協定 があるものとする 解説 2. と 3 が適合している 1.12 月に 322 時間及び 4.1 年間の拘束時間が超えているため不適 問 23 下図は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の 5 日間の勤務状況の例を示した

ものであるが 次の 1~4 の拘束時間のうち 自動車運転者の労働時間等の改善のた めの基準 における 1 日についての拘束時間として 正しいものを 1 つ選び 解答用紙 の該当する欄にマークしなさい 解説 3が正しい 1 日目 18-6=12 時間 2 日目 19-8+1=12 時間 3 日目 19-7+1=13 時間 4 日目 17-6=11 時間 労働基準法 ( 過去問題貨物 ) 平成 28 年第 1 回 ( 平成 28 年 8 月 ) 問 18 労働基準法 ( 以下 法 という ) に定める労働契約等についての次の記述のうち 正しいものを2つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお 解答にあたっては 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする 1. 使用者は 労働者が業務上負傷し 又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後 6 週間並びに産前産後の女性が法第 65 条 ( 産前産後 ) の規定によって休業する期間及びその後 6 週間は 解雇してはならない 解説 30 日間が正しい

2. 労働者が 退職の場合において 使用期間 業務の種類 その事業における地位 賃金又は退職の事由 ( 退職の事由が解雇の場合にあっては その理由を含む ) について証明書を請求した場合においては 使用者は 遅滞なく これを交付しなければならない 3. 使用者は 労働者を解雇しようとする場合においては 法第 20 条の規定に基づき 少なくとも14 日前にその予告をしなければならない 14 日前に予告をしない使用者は 14 日分以上の平均賃金を支払わなければならない 解説 30 日が正しい 4. 法第 20 条 ( 解雇の予告 ) の規定は 法に定める期間を超えない限りにおいて 日日雇い入れられる者 2カ月以内の期間を定めて使用される者 季節的業務に4 カ月以内の期間を定めて使用される者 又は 試みの使用期間中の者 のいずれかに該当する労働者については適用しない 問 19 労働基準法及び労働安全衛生法の定める健康診断に関する次の記述のうち 誤っているものを1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお 解答にあたっては 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする 1. 事業者は 常時使用する労働者を雇い入れるときは 当該労働者に対し 労働安全衛生規則 ( 以下 衛生規則 という ) に定める既往歴及び業務歴の調査等の項目について医師による健康診断を行わなければならない ただし 医師による健康診断を受けた後 6ケ月を経過しない者を雇い入れる場合において その者が当該健康診断の結果を証明する書面を提出したときは 当該健康診断の項目に相当する項目については この限りでない 解説 3カ月が正しい 2. 事業者は 常時使用する労働者 ( 深夜業を含む業務衛生規則に定める業務に従事す る労働者を除く ) に対し 1 年以内ごとに 1 回 定期に 衛生規則に定める所定の 項目について医師による健康診断を行わなければならない 3. 事業者は 深夜業を含む業務に常時従事する労働者に対し 当該業務への配置替え の際及び 6 ケ月以内ごとに 1 回 定期に 衛生規則に定める所定の項目について医 師による健康診断を行わなければならない

4. 事業者は 衛生規則で定めるところにより 深夜業に従事する労働者が 自ら受けた健康診断の結果 ( 当該健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者に限る ) に基づく医師からの意見聴取は 当該健康診断の結果を証明する書面が事業者に提出された日から2カ月以内に行わなければならない 問 20 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 に定める目的地についての次の文中 A B C Dに入るべき字句を下の枠内の選択肢 (1~8) から選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい 1. この基準は 自動車運転者 ( 労働基準法 ( 以下 法 という ) 第 9 条に規定する労働者であって [A: 四輪以上の自動車 ] の運転の業務 ( 厚生労働省労働基準局長が定めるものを除く ) に主として従事する者をいう ) の労働時間等の改善のための基準を定めることにより 自動車運転者の労働時間等の [B: 労働条件の向上 ] を図ることを目的とする 2. 労働関係の当事者は この基準を理由として自動車運転者の労働条件を低下させて はならないことはもとより その [C: 向上 ] に努めなければならない 3. 使用者は 季節的繁忙その他の事情により 法第 36 条第 1 項の規定に基づき臨時 に [D: 労働時間を延長し ] 又は休日に労働させる場合においても その時間数又は 日数を少なくするように努めるものとする 1. 二輪以上の自動車 2. 四輪以上の自動車 3. 労働条件の向上 4. 労働契約の遵守 5. 向上 6. 維持 7. 労働時間を延長し 8. 休息期間を短縮し 問 21 貨物自動車運送事業の 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 ( 以下 改善基準 という ) において厚生労働省労働基準局長の定める 一般乗用旅客自動車運送事業以外の事業に従事する自動車運転者の拘束時間及び休息期間の特例について ( 以下 特例基準 という) に関する次の記述のうち 誤っているものを1つ選び解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお 解答にあたっては 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする 1. 使用者は 業務の必要上やむを得ない場合には 当分の間 改善基準第 4 条の 1 カ 月についての拘束時間及び 1 日 ( 始業時刻から起算して 24 時間をいう 以下同じ )

の拘束時間等の規定にかかわらず 次の条件の下で貨物自動車運送事業に従事する 運転者 ( 以下 トラック運転者 という ) を隔日勤務に就かせることができる ⑴2 暦日における拘束時間は 一定の要件に該当する場合を除き 21 時間を超えては ならない ⑵ 勤務終了後 継続 20 時間以上の休息期間を与えなければならない 2. 使用者は 業務の必要上 トラック運転者 ( 隔日勤務に就く運転者以外のもの ) に勤務の終了後継続 8 時間以上の休息期間を与えることが困難な場合には 当分の間 一定期間における全勤務回数の2 分の1を限度に 休息期間を拘束時間の途中及び拘束時間の経過直後に分割して与えることができるものとする この場合において 分割された休息期間は 1 日において1 回当たり継続 4 時間以上 合計 10 時間以上でなければならないものとする 3. 使用者は トラック運転者 ( 隔日勤務に就く運転者以外のもの ) が同時に1 台の事業用自動車に2 人以上勤務する場合 ( 車両内に身体を伸ばして休息することができる設備がある場合に限る ) においては 1 日について最大拘束時間を20 時間まで延長することができる 4. トラック運転者が勤務の途中においてフェリーに乗船する場合における拘束時間及び休息期間は フェリー乗船時間 ( 乗船時刻から下船時刻まで ) については 原則として 休息期間として取り扱いものとし この休息期間とされた時間を改善基準第 4 条の規定及び特例基準により与えるべき休息期間の時間から減ずることができるものとする ただし その場合においても 減算後の休息期間は 2 人乗務の場合を除き フェリー下船時刻から勤務終了時刻での間の時間の3 分の1を下回ってはならない 解説 2 分の1を下回ってはならない 問 22 下図は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の3 日間の勤務状況の例を示したものであるが 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 ( 以下 改善基準 という ) に定める拘束時間及び連続運転の中断方法に関する次の記述のうち 正しいものをすべて選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい

1. 各日の拘束時間は 1 日目は12 時間 35 分 2 日目は11 時間 10 分 3 日目は12 時間 15 分である 2. 各日の拘束時間は 1 日目は12 時間 35 分 2 日目は13 時間 10 分 3 日目は12 時間 15 分である 3. 連続運転の中断方法が改善基準に違反している勤務日は 1 日目及び3 日目であり 2 日目は違反していない 4. 連続運転の中断方法が改善基準に違反している勤務日は 2 日目及び3 日目であり 1 日目は違反していない 問 23 下表は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の1カ月の勤務状況の例を示したものであるが 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 ( 以下 改善基準 という ) に定める運転時間に関する次の記述のうち 正しいものを1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお 一人乗務とし 1カ月についての拘束時間の延長に関する労使協定 があり 下表の1カ月は 当該協定により1カ月についての拘束時間を延長することができる月に該当するものとする

1. 当該 5 週間のすべての日を特定日とした 2 日を平均し 1 日当たりの運転時間 ( 以 下 1 日当たりの運転時間 という ) 及び 2 週間を平均し 1 週間当たりの運転時間 ( 以 下 1 週間当たりの運転時間 という ) は 改善基準に違反しているものがある 2. 1 日当たりの運転時間は改善基準に違反しているものがあるが 1 週間当たりの運 転時間は改善基準に違反しているものはない 3. 1 日当たりの運転時間は改善基準に違反しているものはないが 1 週間当たりの運 転時間は改善基準に違反しているものがある 4. 1 日当たりの運転時間及び 1 週間当たりの運転時間は 改善基準に違反しているも のはない 平成 28 年第 2 回 ( 平成 29 年 3 月 ) 問 18 労働基準法 ( 以下 法 という ) に定める労働条件及び労働契約についての次の記述のうち 正しいものを1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお 解答にあたっては 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする

1. 法で定める労働条件の基準は最低のものであるから 労働関係の当事者は 当事者 間の合意がある場合を除き この基準を理由として労働条件を低下させてはなら ないことはもとより その向上を図るように努めなければならない 2. 使用者は 労働契約の不履行についての違約金を定め 又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない ただし 当該事業場に 労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定があるときは この限りでない 3. 労働契約は 期間の定めのないものを除き 一定の事業の完了に必要な期間を定め るもののほかは 3 年間 ( 法第 14 条 ( 契約期間等 ) 第 1 項各号のいずれかに該当す る労働契約にあっては 5 年 ) を超える期間について締結してはならない 4. 労働者は 労働契約の締結に際し使用者から明示された賃金 労働時間その他の労 働条件が事実と相違する場合においては 少なくとも 30 日前に使用者に予告した うえで 当該労働契約を解除することができる 問 19 労働基準法 ( 以下 法 という ) に定める労働時間及び年次有給休暇等に関する次の記述のうち 誤っているものを1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお 解答にあたっては 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする 1. 使用者は 災害その他避けることのできない事由によって 臨時の必要がある場合においては 行政官庁の許可を受けて その必要の限度において法に定める労働時間を延長し 又は休日に労働させることができる ただし 事態急迫のために行政官庁の許可を受ける暇がない場合においては 事後に遅滞なく届け出なければならない 2. 労働時間は事業場を異にする場合においても 労働時間に関する規定の適用につい ては通算する 3. 使用者は その雇入れの日から起算して 6 ケ月間継続勤務し全労働日の 7 割以上 出勤した労働者に対して 継続し 又は分割した 10 労働日の有給休暇を与えなけ ればならない 解説 8 割以上出勤

4. 労働者が業務上負傷し 又疾病にかかり療養のために休業した期間及び育児休業 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律に定める育児休業又は介護休業をした期間は 年次有給休暇 ( 法第 39 条 ) 取得のための出勤率の算定上 これを出勤したものとみなす 問 20 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 ( 以下 改善基準 という ) に定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等についての次の文中 A B C Dに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい 1. 労使当事者は 時間外労働協定において貨物自動車運送事業に従事する自動車運転 者に係る一定期間についての延長時間について協定するにあたっては 当該一定期 間は [A:2 週間 ] 及び [B:1 カ月以上 3 カ月 ] 以内の一定の期間とするものとする 2. 使用者は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者に労働基準第 35 条の休日に労働させる場合は 当該労働させる休日は [C:2 週間 ] について [D:1 回 ] を超えないものとし 当該休日の労働によって改善基準第 4 条第 1 項に定める拘束時間及び最大拘束時間の限度を超えないものとする A 1.2 週間 2.4 週間 B 1.1カ月以上 3カ月 2.3カ月以上 6ケ月 C 1.1 週間 2.2 週間 D 1.1 回 2.2 回 問 21 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 において定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者 ( 以下 トラック運転者 という ) の拘束時間及び運転時間等に関する次の記述のうち 正しいものを2つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい ただし 1 人乗務で 隔日勤務には就いていない場合とする なお 解答にあたっては 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする 1. 使用者は トラック運転者の拘束時間については 1カ月について293 時間を超えないものとすること ただし 労使協定があるときは 1 年のうち6ケ月までは 1 年間についての拘束時間が3,516 時間を超えない範囲内において 329 時間まで延長することができる

解説 320 時間 2. 使用者は トラック運転者の1 日 ( 始業開始から起算して24 時間をいう ) についての拘束時間については 13 時間を超えないものとし 当該拘束時間を延長する場合であっても 最大拘束時間は 15 時間とすること この場合において 1 日についての拘束時間が13 時間を超える回数は 1 週間について2 回以内とすること 解説 16 時間 3. 使用者は トラック運転者の運転時間については 2 日 ( 始業開始から起算して 4 8 時間をいう ) を平均し 1 日当たり 9 時間 2 週間を平均し 1 週間当たり 44 時間 を超えないものとすること 4. 使用者は トラック運転者の休息期間については 当該トラック運転者の住所地に おける休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるも のとする 問 22 下図は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の5 日間の勤務状況の例を示したものであるが 次の1~4の拘束時間のうち 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 における1 日の拘束時間として 正しいものを1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい なお フェリー乗船時間は休息期間として取り扱うものとする 1. 1 日目 :13 時間 2 日目 :13 時間 3 日目 :12 時間 4 日目 :14 時間 2. 1 日目 :13 時間 2 日目 :14 時間 3 日目 :12 時間 4 日目 :15 時間 3. 1 日目 :15 時間 2 日目 :13 時間 3 日目 :14 時間 4 日目 :14 時間 4. 1 日目 :15 時間 2 日目 :14 時間 3 日目 :14 時間 4 日目 :15 時間

解説 1 日目 22-9-6=13 時間 2 日目 18-5+1=14 時間 3 日目 22-4-6=12 時間 4 日目 19-5+1=15 時間 問 23 下図は 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の4 日間の勤務状況の例を示したものであるが 当該運転者の拘束時間 運転時間及び連続運転時間の中断方法に関する次のア~ウについて 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 に照らし 解答しなさい なお 当該運行は 1 人乗務で 隔日勤務には就いていない場合とする ア 1 日についての最大拘束時間に違反しているものを 次の1~4の中から1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい 1. 1 日目 2. 2 日目 3. 3 日目 4. 4 日目解説 1 日目 17 時 45 分 -4 時 00 分 =13 時間 45 分 2 日目 19 時 10 分 -5 時 00 分 +2 時間 =16 時間 10 分 3 日目 15 時 45 分 -3 時 00 分 =12 時間 45 分 4 日目 17 時 10 分 -5 時 00 分 =12 時間 10 分 イ 4 日間の全ての日を特定日とした 2 日 ( 始業時刻から起算して 48 時間をいう ) を 平均した 1 日当たりの運転時間に違反しているものを 次の 1~4 の中から 1 つ選 び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい

1. 1 日目 2. 2 日目 3. 3 日目 4. 4 日目解説 1 日目 10 時間 (30 分 +3 時間 +1 時間 30 分 +2 時間 +2 時間 +1 時間 ) 2 日目 10 時間 30 分 (1 時間 +2 時間 +1 時間 30 分 +2 時間 30 分 +1 時間 30 分 +2 時間 ) 3 日目 9 時間 30 分 (2 時間 +2 時間 30 分 +1 時間 +2 時間 +2 時間 ) 4 日目 8 時間 30 分 (30 分 +1 時間 30 分 +1 時間 30 分 +1 時間 +2 時間 +2 時間 ) 1 日目 0+10 時間 2=5 時間 前日が休日のため0 時間 2 日目 10 時間 +10 時間 30 分 2=10 時間 15 分 1 日目 10 時間 2 日目 10 時間 30 分で2 日目を特定日とした場合 ともに9 時間を超えているため改善基準に違反している 3 日目 9 時間 30 分 +8 時間 30 分 2=9 時間 4 日目 8 時間 30 分 +0 2=4 時間 15 分 5 日目が休日のため0 時間 ウ連続運転時間に違反しているものを 次の 1~4の中から1つ選び 解答用紙の該当する欄にマークしなさい 1. 1 日目 2. 2 日目 3. 3 日目 4. 4 日目解説 3 日目乗務開始 2 時間運転後 35 分中断 2 時間 30 分運転後 1 時間 20 分中断 5 時間運転後 20 分中断 ポイント運転か 運転以外中断 ( 荷積み等 休憩 ) かで考えること