平成 22 年度決算の概要
目次 1. 平成 22 年度損益の概況 ( 単体 ) 2 2. 総預金 個人預り資産の概要 ( 単体 ) 3 3. 貸出金の概要 ( 単体 ) 4 4. 信用保証協会保証付 個人向け貸出金 ( 単体 ) 5 5. 有価証券 ( 単体 ) 6 6. 利回り 自己資本比率 ( 単体 ) 7 7. 経費および経営効率 ( 単体 ) 8 8. 不良債権の状況 ( 単体 ) 9 9. 業績推移と平成 23 年度業績予想 ( 単体 ) 1 1
1. 平成 22 年度損益の概況 ( 単体 ) 業務粗利益は 有価証券関係収益の増加による資金利益の増加などで 12 億円増加しました コア業務純益は 基幹系システムを NTT データ地銀共同センターへ移行したことに伴い経費の一時的な増加がありましたが 前年度並の 119 億円となりました 経常利益は 与信費用の減少などにより 前年度比 16 億円増加し 49 億円となりました 当期純利益は 地価の下落に伴う固定資産の減損処理の実施などにより 前年度比 5 億円減少し 39 億円となりました 経常収益業務粗利益 ( コア業務粗利益 ) 資金利益役務取引等利益その他業務利益国債等債券関係損益経費人件費物件費税金一般貸倒引当金繰入額業務純益コア業務純益臨時損益不良債権処理額株式等関係損益経常利益特別損益税引前当期純利益法人税等合計当期純利益 ( 単位 : 百万円 ) 21 年度 22 年度 21 年度比 49,355 49,232 123 39,593 4,827 1,234 38,57 39,442 872 34,351 35,65 714 3,965 4,11 46 1,276 1,751 475 1,23 1,385 362 26,562 27,474 912 12,966 13,161 195 12,214 12,843 629 1,381 1,469 88 1,314 1,26 2,34 11,716 14,379 2,663 12,7 11,968 39 8,45 9,429 979 6,733 7,7 967 39 1,194 885 3,266 4,95 1,684 1,28 344 1,552 4,474 4,65 131 38 694 656 4,436 3,911 525 資金利益 役務利益 その他業務利益とも増加 有価証券の利息配当金が増加 生保や投信窓販関係手数料収入が増加 国債等債券売却益が増加 基幹系システム移行に伴い 一時的に人件費 物件費が増加 経費が一時的に増加したものの前年並みを確保 不良債権処理額は増加しましたが 不良債権処理額は増加しましたが 貸倒実績率の低下などで 一般貸一般貸倒引当金の戻入により 合倒引当金が戻入となり 与信関係計額の与信費用は大幅に減少費用は大幅に減少 地価の下落に伴い 固定資産の減損処理を実施 経常利益は増加しましたが 特別損失などで当期純利益は 5 億円減少 2
2. 総預金 個人預り資産の概要 ( 単体 ) 平成 23 年 3 月末総預金 ( 譲渡性預金含む ) は 地方公共団体は減少したものの 個人 法人は増加しました この結果 前期末比 93 億円増加し 2 兆 3,55 億円となりました * その他は譲渡性預金です 平成 23 年 3 月末個人預り資産 ( 除く預金 ) は お客さまの資金運用ニーズの多様化に対応した結果 個人年金保険及び投資信託の販売が増加し 前期末比 7 億円増加の 2,764 億円となりました 3, 25, 22,54 132 総預金残高の推移 22,43 22 22,655 216 23,457 387 23,55 455 3, 2,5 2,436 33 個人預り資産残高の推移 2,537 419 2,528 512 2,757 686 2,764 874 2, 15, 6,322 5,896 5,878 6,453 6,224 2, 1,5 419 429 325 434 451 1, 16,49 16,286 16,56 16,616 16,87 1, 1,686 1,689 1,69 1,635 1,437 5, 5 個人法人等その他 国債等投資信託個人年金保険 3
3. 貸出金の概要 ( 単体 ) 平成 23 年 3 月末の貸出金残高は 景気低迷による資金需要の減少等により 前期末比 287 億円減少し 1 兆 5,563 億円となりました 地域別の比率は 高知県が 47.8% 徳島県が 13.% 香川県が 6.7% 愛媛県が 9.9% で 四国全体で 77.5% となっております 貸出金残高の推移 (%) 2, 1. 2, 地域別貸出金残高の推移 15, 1, 15,899 15,876 58.5 57.9 16,369 15,85 15,563 54.9 54.2 53.2 75. 5. 15, 1, 2,756 2,934 2,17 2,858 2,96 2,154 3,38 2,937 2,133 3,429 2,751 2,7 3,487 2,69 2,24 5, 25. 5, 8,38 7,92 7,988 7,599 7,442. 中小企業向け残高比率 高知県徳島県香川県 愛媛県本州地区 4
4. 信用保証協会保証付 個人向け貸出金 ( 単体 ) 平成 23 年 3 月末信用保証協会保証付貸出残高は 景気低迷による中小企業の資金需要の減少のため 前期末比 14 億円減少し 1,169 億円となりました また 個人向け貸出につきましても 前期末比 61 億円減少し 2,31 億円となりました 1,5 信用保証協会保証付貸出金残高の推移 3,5 個人向け貸出金残高の推移 1, 3, 2,5 2, 2,542 175 2,46 2,44 162 148 2,372 2,31 137 13 5 1,45 1,7 1,24 1,183 1,169 1,5 1, 2,367 2,35 2,256 2,234 2,179 5 住宅ローン その他ローン 5
5. 有価証券 ( 単体 ) 平成 22 年度は国債 政保債等 安全性及び長期的視野に立った有価証券運用に努めた結果 平成 23 年 3 月末の有価証券残高は 前期末比 487 億円増加し 7,77 億円となりました 平成 23 年 3 月末の有価証券の評価損益 ( 含み益に相当 ) は 債券の評価損益は増加しましたが 株式の評価損益の減少などにより 前期末比 33 億円減少し 114 億円となりました 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 7,145 956 872 1,27 1,54 3,234 有価証券残高の推移 6,887 799 67 1,749 96 2,77 6,56 593 534 1,667 966 2,744 7,282 542 515 2,36 1,178 3,1 7,77 364 463 2,296 1,57 3,587 6 5 4 3 2 1 1 295 22 297 25 有価証券の評価損益の推移 19 18 1 99 13 31 49 68 148 16 118 12 114 4 136 26 2 国債地方債社債株式その他 株式債券その他 6
6. 利回り 自己資本比率 ( 単体 ) 平成 22 年度は 貸出金利回りが低下したことから 資金運用利回りが.13 ポイント低下しました 資金調達原価は預金利回りの低下等により.7 ポイント低下しました この結果 総資金利鞘は.6 ポイント低下し.23% となりました 平成 23 年 3 月末の自己資本比率は 前期末より.65 ポイント上昇し 1.14% となりました 国内基準の 4% はもとより 安全とされる 8% を大きく上回っており 健全性は十分確保しております (%) 2. 1.5 1. 1.65 1.44 利回りの推移 ( 国内 ) 1.8 1.77 1.65 1.58 1.55 1.36.29 1.52 1.29 (%) (%).5 12. 1..4 8..3 6. 自己資本比率 ( 単体 ) の推移 1.1 9.74 9.49 8.58 6.89 7.9 6.8 5.44 1.14 6.67.21.22.22.23.2 4..5.1 2.. 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度.. 資金運用利回総資金利鞘 ( 右目盛 ) 資金調達原価 自己資本比率 Tier1 比率 7
7. 経費および経営効率 ( 単体 ) 35 平成 22 年度の経費は 平成 23 年 1 月の基幹系システム移行に伴う一時的な経費の増加により 前年度比 9 億円増加し 274 億円となりました 経費の推移 (%) 8. 修正 OHR とは 経費のコア業務粗利益に対する割合を表したものです 平成 22 年度は コア業務粗利益は増加しましたが 一時的に経費が増加した結果 前年度比.8 ポイント上昇しました 修正 OHR の推移 3 297 295 286 265 274 7. 68.2 72.8 72.5 68.8 69.6 25 6. 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 2 15 1 5 158 154 147 129 131 124 127 125 122 128 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 経費総額 人件費 物件費 ( 人 ) 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 期末総人員 店舗数の推移 1,637 1,626 1,597 1,573 1,556 12 119 117 114 114 期末総人員 店舗数 ( 店 ) 125 12 115 11 8
8. 不良債権の状況 ( 単体 ) 平成 23 年 3 月末の金融再生法に基づく開示不良債権の総額は 危険債権 破産更生債権等が増加したことにより 前期末比 81 億円増加し 59 億円となりました * 不良債権総額 = 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 + 危険債権 + 要管理債権 金融再生法開示不良債権比率は 貸出金残高の減少及び開示不良債権額の増加により上昇しましたが 不良債権が貸倒引当金や担保 保証によりカバーされている割合を表す保全率は 9.1% と 十分な水準を確保しております 1 8 6 4 2 725 129 346 金融再生法開示不良債権の推移 674 125 354 598 153 59 15 59 174 45 34 44 249 194 4 54 11 (%) 12. 1. 8. 6. 4. 2.. 金融再生法開示不良債権比率および保全率の推移 9.1 85.5 86.2 79.4 75.9 4.49 4.19 3.62 3.76 3.18 (%) 95. 9. 85. 8. 75. 7. 65. 6. 55. 5. 要管理債権危険債権破産更生債権等 金融再生法開示不良債権比率 保全率 9
9. 業績推移と平成 23 年度業績予想 ( 単体 ) 平成 23 年度業績予想は経常収益 47 億円 経常利益 4 億円 当期純利益 4 億円 コア業務純益 11 億円を予想しております 22 年度実績 23 年度予想 通期 通期 ( 単位 : 億円 ) 中間期 中間期 前年同期比 前年度比 経常収益 256 492 24 16 47 22 コア業務粗利益 25 394 19 15 377 17 うち資金利益 182 35 166 16 332 18 うち役務等利益 2 4 22 2 42 2 業績推移と平成 23 年度業績予想 2 15 19 17 12 119 11 1 5 36 44 39 4 ( 予想 ) 5 経費 131 274 134 3 267 7 コア業務純益 73 119 55 18 11 9 与信関係費用 39 66 32 7 65 1 経常利益 32 49 2 12 4 9 当期 ( 中間 ) 純利益 25 39 22 3 4 1 1 15 2 25 216 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 コア業務純益 当期純利益 1