2D/3D 設計情報 設備情報管理 NaviPortal ナビポータル FAQ 集 東電設計株式会社
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Contents はじめに 1 第 1 章一般的な質問 2 第 2 章使い方に関する質問 3 (C)2008-2014 東電設計株式会社 Contents - iii
はじめに 本書では NaviPortal のよくある質問についてまとめています ( 対応バージョン 4.0.X) Copyright (C) 2008-2014 Tokyo Electric Power Services Co., Ltd. All rights reserved. [ MC2014-4-30 ] (C)2008-2014 東電設計株式会社はじめに - 1
第 1 章一般的な質問 本節では NaviPortal のよくある質問のうち一般的な質問についてまとめています Q.1 OS の対応バージョンは? Microsoft Windows 7 SP1(32bit 64bit) Q.2 Navisworks の対応バージョンは? Autodesk Navisworks Simulate 2014 Autodesk Navisworks Manege 2014 Autodesk Navisworks Simulate 2013 Autodesk Navisworks Manege 2013 フリーソフトの Freedom には対応していません Q.3 Autodesk Design Review の対応バージョンは? Autodesk Design Review 2013 既に Autodesk Design Review 2012 など 2013 より前のバージョンを使用している場合は 旧バージョンをアンインストールし 2013 をインストールしてください Q.4 Adobe Reader の対応バージョンは? Adobe Reader X XI WebPORTAL で Adobe PDF を開く場合は Adobe 社の API は使用していないため 常に最新版に対応します BravaPORTAL の場合は Brava 製品に依存しますので Brava 製品単体で開けない PDF ファイルは NaviPortal でも開くことはできません Q.5 Adobe Reader でなく Acrobat を利用することはできますか? はい できます Adobe Reader をインストールしていなくても Acrobat がインストールされていれば PDF ファイルを WebPORTAL で開くことができます Q.6 Excel の対応バージョンは? 2003~2010 2 Contents (C)2008-2013 東電設計株式会社
第 2 章使い方に関する質問 本節では NaviPortal のよくある質問のうち使い方に関する質問についてまとめています Q.1 WebPORTAL で PDF ファイルを開いている時 文字を選択してもキーワード欄に値が自動転記されません NaviPortal は Adobe Reader の API を利用していない為 WebPORTAL でユーザが選択した PDF の文字を自動で取得することができません 文字をコピーして NaviPortal のキーワード欄に貼り付けを行ってください なお PDF ファイルを BravaPORTAL で開いた場合は文字選択と同時にキーワード欄に自動転記されます BravaPORTAL をご利用の場合は BravaReader 又は BravaDesktop のセットアップが必要です Q.2 NWD ファイルで対象以外が透明となった時に 透明を簡単に戻す方法はありますか? Navisworks 専用ツールバーのうち 選択ツールツールバーの中に 全ての透過を解除 ボタンがあります 本コマンドを実行するとファイル内全てのオブジェクトの透明度が 0% に設定されます Q.3 DWF ファイルで対象以外がグレー表示になった時に グレー表示を戻す方法はありますか? DWF のビューワ内でマウス右ボタンクリックすると表示されるメニューの中に グレースケール表示 の項目があり項目にチェックが入っていると思いますので そのチェックを外します ( 項目をクリック ) Q.4 NaviPortal で Navisworks の機能全てを使うことは出来ますか? 申し訳ございませんができません NaviPortal が提供していない Navisworks のその他の機能 ( マークアップ 計測など ) は利用できません NaviPortal で Navisworks の機能を使用したい場合は [ 専用アプリケーションで開く ] ボタンを実行し Navisworks でファイルを開いてください Q.5 DWF の図面に記載されている文字を検索することは出来ますか? 申し訳ございませんが 現在のバージョンではできません DWF において CAD データとして扱うことができるデータは オブジェクト内部に定義された属性データのみです Autodesk Design Review 2009 からの新機能として Adobe Reader のように文字検索ができるようになりました Autodesk Design Review 2010 および 2009 は 図面に記載している文字の検索の他 オブジェクト内部の属性データが検索できます しかし Autodesk Design Review COM API では 属性データの検索用 API は公開されていますが 図面に記載の文字を取得する API は公開されていないため NaviPortal で検索できるのは属性データのみとなります (C)2008-2014 東電設計株式会社第 2 章使い方に関する質問 - 3
Q.6 コンテンツナビツリービューの全文検索とキーワード検索で結果が異なる場合があります これは 仕様です 原因は主に 2 つ考えられます ひとつは 検索条件の指定の仕方に拠るもので コンテンツナビツリービューの全文検索はキーワードキャッシュファイルに抽出された全文検索用キャッシュデータに対して部分一致を検索条件としていますが オプション設定で完全一致を検索条件にしているコンテンツの場合 全文検索では見つかってもキーワード検索 ( ファイル形式に対応したファイル内の検索方法 ) ではキーワードが見つからない結果となる場合があります もう一つは キーワードキャッシュデータの内容をユーザが上書きしている場合です キーワードキャッシュデータは ユーザにより任意にキャッシュデータを修正することができますが コンテンツファイル内に存在しない文字列のみをキャッシュデータとして保存すると たまたまコンテンツナビツリービューでその文字列が部分一致で見つかっても キーワード検索 ( ファイル形式に対応したファイル内の検索 ) では見つけることができません 以上により コンテンツナビツリービューの全文検索結果は完全ではありません あくまでコンテンツナビは 大量にあるファイルの中から関連するファイルの候補を抽出する機能であることをご理解ください そして ファイルを開いてファイルの中でキーワードを検索しないと 本当にキーワードが一致するかは分かりません Q.7 キャビネット機能を Excel で利用できますか? 申し訳ございません キャビネットナビは ドキュメント系コンテンツ (Excel PDF 等 ) で利用することは出来ません CAD データナビも同様にドキュメント系コンテンツ (Excel PDF 等 ) で利用することは出来ません 但し スナップポイントにキャビネットを登録することができますので Excel の場合 まずスナップポイントを登録しそこにキャビネットを登録します Q.8 コンテンツタブの第一タブは削除できますか? 申し訳ございません 第一タブは削除ボタンをクリックしても画面から削除することはできません Q.9 パスワード保護されたファイルをコンテンツとして使用することはできますか? パスワード保護されたファイルからテキストデータを抽出することが出来ない為 パスワード保護のファイルからキーワードキャッシュを自動取得することは出来ません パスワード保護されたファイルのキーワードキャッシュデータは キーワード検索したい文字列を手入力で設定してください また パスワード保護されたファイルの多くは ファイルを開くときパスワードの入力を要求しますが NaviPortal でパスワード保護のファイルを開くときもパスワード入力が要求されます NaviPortal ではパスワードを自動で入力する機能は有りませんので その場合はパスワードの入力が必要となります なお パスワードを入力して開いた以降は 通常の操作が可能です 4 Contents (C)2008-2013 東電設計株式会社
Q.10 ファイル連携をする際 コンテンツナビ キャビネット ハイパーリンクの使い分けが良く分かりません CAD 内オブジェクトとそれに関連するファイルの連携を考えた場合 標記 3 つ機能はファイル連携という意味では似た機能である為 実際に連携を行うとき どの機能を使って連携したら良いか迷う場合があります ここでは 連携方法の違いによる使い分けと連携したいファイルの種類の違いよる使い分けについて説明します 連携方法の違いによる使い分け ハイパーリンクは Navisworks でも標準で提供されるファイルリンクの方法で CAD 内オブジェクトとファイルの連携が最も直接的で ファイルとの結び付きが一番強くなります ハイパーリンクに対し キャビネットはファイルに直接リンクを貼るものでなく 管理用のフォルダへリンクし連携ファイルはフォルダを通じて間接的に呼び出されますので CAD 内オブジェクトとファイルの結び付きはハイパーリンクに比べ弱くなります そして コンテンツナビはキャビネット機能に比べ 更に間接的でファイルとの直接的な結び付きは有りません キャビネットがフォルダを経由して連携しているのに対し コンテンツナビは CAD 内オブジェクトが持つプロパティをキーワードにし キーワードを経由して連携します よって 連携するファイルをどの程度 CAD 内オブジェクトと密に連携したいかによって どれを使うか決定します また 連携における作業は ファイルの結び付きが一番弱いコンテンツナビが一番手間の掛からない簡単な方法となります ファイルの結び付き度合い ハイパーリンク > キャビネット > コンテンツナビ 連携準備作業の簡易さ コンテンツナビ > キャビネット > ハイパーリンク 連携ファイルの種類による使い分け CAD 内オブジェクトに対して 1 品 1 様のファイル 例えば現場で撮ってきた写真などは そのオブジェクトにのみ意味のある情報なので CAD 内オブジェクトとの結び付きが強いといえますので ハイパーリンクまたはキャビネットで連携を行います 次に 装置や機器の取扱い説明書やカタログ 仕様書などは 同じ型番であれば同じ取扱い説明書 ( 同じ電子ファイル ) となる為 取扱い説明書を保存したフォルダを一つ決め 同じ型番の CAD 内オブジェクトに対し そのフォルダをキャビネットとして定義します キャビネットは 一つの CAD 内オブジェクトに複数登録する ( キャビネットの引き出しをたくさん用意する ) ことができますし また複数の CAD 内オブジェクトからひとつのフォルダをキャビネットとして共用することができますので 複数のオブジェクトに対し普遍的なデータはキャビネットを使うと便利です 最後に Excel でできた設備 ( 機器 ) 台帳や保守管理台帳 検査記録台帳など多品 1 様のファイル ( 一つのファイルに沢山の CAD 内オブジェクトの情報が記載しているファイル ) は コンテンツナビを使用します なぜなら 関連する CAD 内オブジェクト全てに共通のキャビネットを作成するのは大変だからです コンテンツナビであれば キーワード検索の際 ハイパーリンクやキャビネットと違いファイルを開くだけでは無く 開いた後に自動でキーワード検索を行ってくれる為 ファイルを開いた後にキーワードを検索する操作が不要となります 従って 多くの CAD 内オブジェクトの情報が記載しているファイルはコンテンツナビを使うと便利です (C)2008-2014 東電設計株式会社第 2 章使い方に関する質問 - 5
Q.11 Word PowerPoint のファイルをコンテンツとして使用することはできますか 本バージョンでは Word PowerPoint のファイルをコンテンツとして使用することはできません Word PowerPoint のファイルは PDF ファイルに変換を行い PDF のコンテンツとして使用してください 6 Contents (C)2008-2013 東電設計株式会社