214 年版 生命保険の動向
はじめに 生命保険の動向 は 生命保険協会加盟の生命保険会社を対象に 生命保険事業の業績の中から主なものをまとめたものです この 生命保険の動向 をご覧いただき 生命保険事業に関する理解を深めていただければ幸いです なお 平成 2 年度から かんぽ生命の数値が新たに加算されました そのため かんぽ生命が加算される以前のデータとの連続性を保つ観点から 一部図表にかんぽ生命を除いた数値を掲載しています また 当協会では 従来から業績関係の詳細資料として 生命保険事業概況 を公表しておりますので 併せてご活用ください 平成 26 年 1 月 一般社団法人生命保険協会
目次 I. 契約動向 1. 個人保険 1 (1) 新規契約 1 (2) 保有契約 1 2. 個人年金保険 4 (1) 新規契約 4 (2) 保有契約 4 3. 団体保険 6 (1) 新契約 6 (2) 保有契約 6 4. 団体年金保険 8 5. 医療保障関係 9 6. 解約 失効 11 7. 年換算保険料 12 8. 男女別 年代別 都道府県別データ 13 (1) 男女別データ 13 (2) 年代別データ 14 (3) 都道府県別データ 15 II. 損益の状況 1. 保険関係損益 17 (1) 収入保険料 17 (2) 保険金等支払金 18 (3) 医療給付金 19 2. 資産運用損益 2 3. 事業費 22 4. 基礎利益および経常利益 22 III. 資産運用状況 1. 総資産の概要 23 2. 有価証券 24 3. 貸付金 25 4. 有形固定資産 ( 不動産 ) 27 IV. 負債および純資産 1. 負債および純資産 27 ( 参考 ) 営業体制 28 加盟会社一覧 29
I. 契約動向 1. 個人保険 (1) 新規契約 個人保険の新規契約件数 ( 契約転換制度による転換後契約の件数を含む ) は 1,899 万件 ( 前年度比 96.5%) 新規契約高 ( 転換による純増加金額を含む ) は 66 兆 8,367 億円 ( 同 93.7%) となった 図表 1 新規契約件数は医療保険および終身保険の好調を受けて 平成 2 年度以降増加傾向にあったが 平成 25 年度は標準利率の引下げによる前年度の反動減もあり 6 年ぶりに前年度を下回った 新規契約高は平成 22 年度に 14 年ぶりに前年度を上回り 平成 24 年度まで 3 年連続で前年度を上回っていたが 平成 25 年度は一転して前年度を下回った 新契約件数 ( 転換後契約を含まない ) の保険種類別の内訳は 医療保険 (383 万件 構成比 26.6%) が最も多く 次いで終身保険 (337 万件 同 23.4%) 定期保険 (222 万件 同 15.4%) 養老保険 (166 万件 同 11.6%) ガン保険 (139 万件 同 9.7%) の順となっており 医療保険と終身保険の順位が前年度から入れ替わった 図表 2 新契約高 ( 転換後契約を含まない ) の保険種類別の内訳は 定期保険 (29 兆 915 億円 構成比 43.%) が最も多く 次いで終身保険 (14 兆 5,252 億円 同 21.5%) 養老保険 (5 兆 3,792 億円 同 7.9%) 利率変動型積立終身保険 (3 兆 6,436 億円 同 5.4%) 定期付終身保険 (2 兆 4,521 億円 同 3.6%) の順となっている 図表 3 (2) 保有契約 個人保険の保有契約件数は 1 億 4,388 万件 ( 前年度比 15.8%) 保有契約高は 857 兆 5,46 億円 ( 同 99.5%) となった 図表 1 新規契約の好調などから 保有契約件数は 6 年連続で増加している 一方 死亡保障を抑えて医療保障を充実させる近年の傾向などを反映して 保有契約高は減少傾向にある 保有契約件数の保険種類別の内訳は 医療保険 (2,998 万件 構成比 2.8%) が最も多く 次いで終身保険 (2,91 万件 同 2.2%) ガン保険 (2,116 万件 同 14.7%) 定期保険 (1,652 万件 同 11.5%) 養老保険 (1,238 万件 同 8.6%) 定期付終身保険 (1,166 万件 同 8.1%) の順となっている 図表 4 保有契約高の保険種類別の内訳は 定期保険 (22 兆 8,111 億円 構成比 25.7%) が最も多く 次いで定期付終身保険 (174 兆 3,335 億円 同 2.3%) 終身保険 (146 兆 5,864 億円 同 17.1%) 利率変動型積立終身保険 (14 兆 9,666 億円 同 12.2%) 養老保険 (4 兆 5,474 億円 同 4.7%) の順となっている 図表 5 図表 1 個人保険の新規契約 保有契約 新規契約 ( 万件 % 億円) 保有契約 件数金額件数金額 前年度比前年度比前年度比前年度比 平成 21 年度 1,551 111.7 592,999 99.8 11,75 13.6 9,29,471 96.1 22 1,586 12.2 629,924 16.2 12,191 14.2 8,795,964 97.4 23 1,622 12.3 656,15 14.1 12,72 14.3 8,653,465 98.4 24 1,967 121.3 713,456 18.8 13,61 16.9 8,616,513 99.6 25 1,899 96.5 668,367 93.7 14,388 15.8 8,575,46 99.5 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 1,347 112.5 533,98 98.9 11,27 12. 8,96,39 95.5 22 1,38 12.5 57,871 16.9 11,573 12.7 8,619,542 96.8 23 1,49 12.1 593,861 14. 11,919 13. 8,423,33 97.7 24 1,747 124. 648,298 19.2 12,614 15.8 8,331,76 98.9 25 1,676 95.9 62,769 93. 13,221 14.8 8,238,5 98.9 * 新規契約の件数には転換後契約の件数を含み 金額には転換による純増加金額を含む 1
図表 2 個人保険の種類別新契約件数の推移 ( 万件 ) 1,6 1,4 1,2 1, 8 6 4 2 1,217 55 64 126 338 172 124 51 4 236 7 1,277 42 72 135 337 175 118 46 39 33 6 1,489 71 1,339 64 35 66 142 156 364 335 174 178 5 214 123 31 34 51 28 353 387 6 1,44 62 56 139 383 166 222 39 23 337 9 その他こども保険ガン保険医療保険養老保険変額保険定期保険利率変動型積立終身保険定期付終身保険終身保険 * 転換後契約は含まない新契約ベースの数値 図表 3 個人保険の種類別新契約高の推移 ( 兆円 ) 8 7 6 5 4 3 2 1 73.2 67.7 67.7 65.3 9.9 62.9 その他 9.2 1.3.1 1.4 1.1.2 5.6 こども保険 1.4 1.4.3.2.4 1.2.1 1.5 5.7 ガン保険.5 5.3.2 1.4.4 5.4.2.4.3.6 医療保険 5.4.4.5 養老保険 変額保険 31.4 24.3 22.5 定期保険 29. 22.1 利率変動型積立終身保険 定期付終身保険 3. 5.9 2.6 終身保険 6.6 8.1 3.9 3.6 6.2 2.4 6.2 15.1 17.4 12.6 9.5 14.5 * 転換後契約は含まない新契約ベースの数値 2
図表 4 個人保険の種類別保有契約件数の推移 ( 万件 ) 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 14,388 13,61 87 12,72 89 63 12,191 11,75 88 588 87 2,116 566 855 544 2,54 516 1,984 1,929 1,888 2,998 2,778 2,553 2,383 2,25 1,238 1,16 151 1,78 992 147 913 1,652 145 145 145 1,432 1,25 1,241 1,24 758 751 78 87 817 1,229 1,166 1,281 1,289 1,264 1,832 2,64 2,316 2,642 2,91 その他こども保険ガン保険医療保険養老保険変額保険定期保険利率変動型積立終身保険定期付終身保険終身保険 ( 兆円 ) 図表 5 個人保険の種類別保有契約高の推移 1, 92 879 865 861 857 8 6 4 2 183 169 154 145 139 14 13 13 13 3 5 3 2 2 13 2 3 5 4 1 33 35 4 38 4 4 1 9 1 1 175 177 184 24 22 144 139 125 112 14 234 218 213 194 174 その他こども保険ガン保険医療保険養老保険変額保険定期保険利率変動型積立終身保険定期付終身保険終身保険 11 19 12 135 146 3
2. 個人年金保険 (1) 新規契約 個人年金保険の新規契約件数 ( 転換後契約を含む ) は 15 万件 ( 前年度比 91.4%) 新規契約高 ( 転換による純増加金額を含む ) は 8 兆 33 億円 ( 同 93.5%) となった 図表 6 新規契約は 平成 25 年度は標準利率の引下げの影響もあり 件数 金額ともに前年度を下回った 新契約件数 ( 転換後契約を含まない ) の保険種類別の内訳は 定額年金保険 13 万件 ( 構成比 89.1%) 変額年金保険 16 万件 ( 同 1.9%) となっている 変額年金保険は平成 17 年度をピークに比率が低下していたが 平成 24 年度以降は上昇傾向にある 図表 7 新契約高 ( 転換後契約を含まない ) の保険種類別の内訳は 定額年金保険 7 兆 542 億円 ( 構成比 88.5%) 変額年金保険 9,192 億円 ( 同 11.5%) となっている 図表 8 (2) 保有契約 個人年金保険の保有契約件数は 2,47 万件 ( 前年度比 1.2%) 保有契約高は 13 兆 7,886 億円 ( 同 1.3%) となった 図表 6 保有契約は件数 金額ともに 銀行窓販による販売等により平成 15 年度に増加に転じた後 11 年連続での増加となり 件数は平成 18 年度から 金額は平成 2 年度から過去最高値を更新し続けている 保有契約件数の保険種類別の内訳は 定額年金保険 1,75 万件 ( 構成比 85.5%) 変額年金保険 297 万件 ( 同 14.5%) となっている 図表 9 保有契約高の保険種類別の内訳は 定額年金保険 86 兆 5,148 億円 ( 構成比 83.4%) 変額年金保険 17 兆 2,738 億円 ( 同 16.6%) となっている 図表 1 図表 6 個人年金保険の新規契約 保有契約 新規契約 保有契約 ( 万件 % 億円 ) 件数金額件数金額 前年度比前年度比前年度比前年度比 平成 21 年度 162 12.8 82,222 13.5 1,834 15.3 941,717 15.4 22 144 88.5 68,942 83.8 1,898 13.5 957,13 11.6 23 158 11. 78,99 114.6 1,975 14. 989,154 13.3 24 165 13.9 85,63 18.4 2,42 13.4 1,35,181 14.7 25 15 91.4 8,33 93.5 2,47 1.2 1,37,886 1.3 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 141 1.7 74,869 12.4 1,788 14.1 926,656 14.7 22 12 85.2 6,78 81.1 1,83 12.3 934,867 1.9 23 137 114.5 71,771 118.2 1,886 13.1 961,339 12.8 24 146 16.6 79,295 11.5 1,937 12.7 1,3,235 14.4 25 135 92.6 74,792 94.3 1,928 99.6 1,3,448 1. * 新規契約の件数には転換後契約の件数を含み 金額には転換による純増加金額を含む 4
図表 7 個人年金保険の種類別新契約件数の推移 ( 万件 ) 18 15 12 9 6 3 42 7 9 13 16 12 128 148 15 13 定額年金保険 変額年金保険 * 転換後契約は含まない新契約ベースの数値 1, 図表 8 個人年金保険の種類別新契約高の推移 8, 6, 24,126 7,671 4,592 5,268 9,192 4, 2, 59,138 62,87 74,965 8,238 7,542 定額年金保険変額年金保険 * 転換後契約は含まない新契約ベースの数値 図表 9 個人年金保険の種類別保有契約件数の推移 ( 万件 ) 2,5 2, 1,5 1, 5 344 346 343 333 297 1,489 1,552 1,632 1,79 1,75 定額年金保険 変額年金保険 1,2, 1,, 8, 6, 4, 2, 図表 1 個人年金保険の種類別保有契約高の推移 196,642 191,92 188,656 191,116 172,738 745,74 765,21 8,498 844,65 865,148 定額年金保険 変額年金保険 5
3. 団体保険 (1) 新契約 団体保険の新契約は名寄せ被保険者数が 7 万人 ( 前年度比 221.4%) 契約高が 4 兆 4,793 億円 ( 同 147.3%) となった 図表 11 14 団体保険の新契約は 総合福祉団体定期保険への切り替えにより大幅増となった平成 9 年度をピークに その後は減少傾向となっていたが 平成 25 年度は名寄せ被保険者数 契約高とも前年度を上回った 新契約高の保険種類別の内訳は 総合福祉団体定期保険 (1 兆 7,863 億円 構成比 39.9%) 団体定期保険 (1 兆 7,277 億円 同 38.6%) 団体信用生命保険 (9,652 億円 同 21.5%) の順となっている 図表 12 (2) 保有契約 団体保険の保有契約は名寄せ被保険者数が 3,934 万人 ( 前年度比 1.4%) 保有契約高が 371 兆 2,889 億円 ( 同 1.3%) となり 前年度をわずかに上回った 図表 11 15 保有契約高の保険種類別の内訳は 団体信用生命保険 (172 兆 3,254 億円 構成比 46.4%) 団体定期保険 (112 兆 7,852 億円 同 3.4%) 総合福祉団体定期保険 (85 兆 5,568 億円 同 23.%) の順となっている 図表 13 図表 11 団体保険の新契約 保有契約 新契約 保有契約 ( 万人 % 億円 ) 名寄せ被保険者数金額名寄せ被保険者数金額 前年度比前年度比前年度比前年度比 平成 21 年度 46 63.2 29,268 65.5 4,58 98.2 3,73,829 99.4 22 41 89.8 24,827 84.8 4,12 98.9 3,715,191 99.6 23 33 79.6 3,213 121.7 3,955 98.6 3,73,34 99.7 24 31 96. 3,414 1.7 3,919 99.1 3,71,126 99.9 25 7 221.4 44,793 147.3 3,934 1.4 3,712,889 1.3 * 被保険者数は名寄せ ( 複数会社による共同引受契約の重複分を調整 ) した数値を使用している 図表 12 平成 25 年度団体保険の新契約高内訳 ( 単位 : 億円 ) 団体信用 9,652 21.5% 合計 44,793 総合福祉団体定期 17,863 39.9% 団体定期 17,277 38.6% 6
図表 13 平成 25 年度団体保険の保有契約高内訳 ( 単位 : 億円 ) 消費者信用団体 1,14.3% その他 3,411.9% 総合福祉団体定期 855,568 23.% 合計 3,712,889 団体信用 1,723,254 46.4% 年金特約 1,697.5% 団体定期 1,127,852 3.4% 図表 14 団体保険の新契約の推移 6, 金額名寄せ被保険者数 7 ( 万人 ) 8 5, 7 6 4, 46 41 5 3, 33 31 4 2, 44,793 3 1, 29,268 24,827 3,213 3,414 2 1 図表 15 団体保険の保有契約の推移 ( 万人 ) 3,8, 4,58 金額 名寄せ被保険者数 4,1 3,75, 4,12 4,5 3,7, 4, 3,955 3,65, 3,919 3,934 3,95 3,6, 3,73,829 3,715,191 3,73,34 3,71,126 3,712,889 3,9 3,55, 3,85 3,5, 3,8 7
4. 団体年金保険 団体年金保険の保有契約高は 32 兆 7,42 億円 ( 前年度比 12.9%) となり 前年度より増加した 図表 16 17 保有契約高の保険種類別の内訳は 確定給付企業年金資産は 13 兆 459 億円 ( 前年度 12 兆 1,76 億円 ) と前年度より増加したが 厚生年金基金資産は 2 兆 3,418 億円 ( 前年度 2 兆 3,732 億円 ) と前年度より減少した 図表 18 図表 16 団体年金保険の新契約 保有契約 新契約 保有契約 ( 万人 % 億円 ) 名寄せ被保険者数金額名寄せ被保険者数金額 前年度比前年度比前年度比前年度比 平成 21 年度 8 76.3 79 24.1 2,35 93.5 313,168 1.5 22 6 79. 73 92.6 1,93 94.8 39,477 98.8 23 6 99.4 89 122.1 1,797 93.1 311,661 1.7 24 1 168.6 198 222. 1,789 99.5 318,153 12.1 25 5 51.3 25 12.8 1,754 98.1 327,42 12.9 * 被保険者数は名寄せ ( 複数会社による共同引受契約の重複分を調整 ) した数値を使用している 4, 図表 17 団体年金保険の保有契約高 ( 責任準備金 ) の推移 3, 313,168 39,477 311,661 318,153 327,42 2, 1, 14, 12, 1, 8, 6, 図表 18 適格退職年金 厚生年金基金 確定給付企業年金資産の推移 121,76 114,872 99,545 85,748 13,459 4, 2, 27,831 24,633 24,159 23,589 23,732 23,418 13,152 適格退職年金資産厚生年金基金資産確定給付企業年金資産 * 適格退職年金は平成 24 年 3 月末をもって税制優遇措置が終了するため他の企業年金制度へ移行する等の対応が必要となっていたが 保有する各社では平成 14 年から移行に取り組み 期限内に全ての契約の対応を完了した 8
5. 医療保障関係 医療保障関係には 医療保険 ( 単品 ) 主契約に医療保障を特約として付加する特約型および医療保障保険 ( 公的医療保険制度を補完するもので 不慮の事故や病気で入院した場合に 公的医療の自己負担分のうち入院に要した医療費を補填する治療給付金等が支払われる保険 ) がある 医療保険 ( 単品 ) は 保有契約件数が 2,998 万件 ( 前年度比 17.9%) 保有契約高が 4 兆 4,676 億円 ( 同 95.4%) となった 図表 19 医療保険 ( 単品 ) の保有契約高は死亡保障の金額のみを反映しており 入院給付金等の金額は反映されていない ( 死亡保障のない商品は件数のみ計上し 契約高は計上していない ) 近年販売されている商品は 入院保障や手術保障を充実させている一方で 死亡保障を抑えているため 件数は増加を続けているものの 保有契約高は減少傾向にある 図表 19 医療保険 ( 単品 ) の保有契約の推移 ( 万件 ) 7, 6, 5, 2,25 2,383 2,553 2,778 2,998 3,5 3, 2,5 4, 2, 3, 2, 53,374 5,216 47,269 46,89 44,676 1,5 1, 1, 5 入院 手術保障のある契約の保有件数 ( 個人保険および個人年金保険の主契約 特約とも合算 ) は 災害入院が 7,231 万件 ( 前年度比 12.1%) 疾病入院が 7,221 万件 ( 同 12.6%) 手術が 9,452 万件 ( 同 12.7%) となった 図表 2 医療保障保険は 保有契約件数が 172 万件 ( 前年度比 11.5%) 契約金額が 91 億円 ( 同 11.3%) となった 図表 21 図表 2 入院 手術保障のある契約の保有件数の推移 ( 万件 ) 1, 9, 8,741 8,851 9,52 9,25 9,452 8, 7, 6,63 6,461 6,786,698 6,9396,876 7,817,41 7,2317,221 6, 5, 災害入院保障疾病入院保障手術保障 * 個人保険および個人年金保険における 主契約による保障および特約による保障の保有契約件数を合算した値 9
12 1 8 図表 21 医療保障保険の保有契約の推移 167 167 168 17 172 ( 万件 ) 2 15 6 4 2 87 88 89 89 91 1 5 *1. 契約件数は団体型の被保険者数と個人型の契約件数を合わせた数値 *2. 被保険者数は名寄せ ( 複数会社による共同引受契約高の重複分を調整 ) した数値 *3. 契約高は入院給付金日額 1
6. 解約 失効 個人保険の解約 失効率は 6.2%( 前年度より.4 ポイント低下 ) 解約 失効高は 53 兆 6,76 億円 ( 前年度比 94.3%) となった 図表 22 個人年金保険の解約 失効率は 5.4%( 前年度より 1.7 ポイント上昇 ) 解約 失効高は 4 兆 9,393 億円 ( 前年度比 151.1%) となった 資産運用環境の好転を機に 変額年金保険に解約の増加がみられた 図表 23 団体保険の解約 失効率は 2.5%( 前年度より 1.2 ポイント低下 ) 解約 失効高は 9 兆 1,292 億円 ( 前年度比 66.9%) となった 前年度は大規模団体の合併に伴う解約があり増加したが 平成 25 年度は平成 23 年度までと同水準であった 図表 24 図表 22 個人保険の解約 失効高 解約 失効率の推移 *1 *2 1,, 8, 6, 4, 2, 8. 7.2 6.8 6.6 6.2 748,45 645,891 6,185 569,27 536,76 (%) 9. 8. 7. 6. 5. 4. 3. 2. 1.. 図表 23 個人年金保険の解約 失効高 解約 失効率の推移 *1 *2 *3 (%) 6, 5.4 6. 5, 4, 3.3 3.1 3. 3.7 5. 4. 3, 2, 1, 27,137 26,671 25,718 32,685 49,393 3. 2. 1.. 図表 24 団体保険の解約 失効高 解約 失効率の推移 *1 *2 (%) 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 3.7 2.6 2.5 2.4 2.5 136,468 95,821 94,358 89,287 91,292 4. 3.5 3. 2.5 2. 1.5 1..5. *1. 解約 失効の金額 =( 解約 + 失効 + 保険金額の減少 )-( 復活 + 保険金額の増加 ) *2. 解約 失効率 = 解約 失効の金額 / 年度始保有契約高 1(%) *3. 年金開始前契約による方式 11
7. 年換算保険料 新規契約にかかる年換算保険料は 個人保険が 2 兆 531 億円 ( 前年度比 96.5%) 個人年金保険が 7,664 億円 ( 同 93.8%) となった 図表 25 保有契約にかかる年換算保険料は 個人保険が 17 兆 6,965 億円 ( 前年度比 14.8%) 個人年金保険が 6 兆 7,529 億円 ( 同 96.9%) となった 第三分野の年換算保険料については 新規契約が 5,32 億円 ( 前年度比 14.3%) 保有契約が 5 兆 5,383 億円 ( 同 12.8%) となった 年換算保険料とは 保険料の支払方法には 毎月支払う月払の他に 年払や契約当初に全額を一括して支払う一時払などがある また 契約期間の全期間にわたって支払う方法や一定期間で支払いを終えてしまう方法がある 年換算保険料は そうした支払い方の違いを調整し 契約期間中に平均して支払うと仮定した場合に 生命保険会社が保険契約から 1 年間にどのくらいの保険料収入を得ているかを示している 例 : 保険期間 5 年の一時払保険 ( 保険料 1 万円 ) の場合 保険料収入 =1 万円 年換算保険料 =2 万円 (1 万円 5) 図表 25 年換算保険料の推移 新規契約 保有契約 個人保険 個人年金保険 合計 うち第三分野 個人保険 個人年金保険 合計 うち第三分野 平成 21 年度 16,534 15,545 32,79 5,379 147,84 65,936 213,776 48,71 22 18,711 8,617 27,328 5,498 152,874 64,941 217,816 5,53 23 2,386 8,786 29,173 5,756 16,72 67,681 227,753 52,527 24 21,266 8,172 29,438 5,12 168,871 69,689 238,56 53,848 25 2,531 7,664 28,196 5,32 176,965 67,529 244,494 55,383 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 12,739 13,82 25,822 4,941 139,768 61,686 21,454 47,819 22 14,697 5,79 2,47 5,124 141,264 59,28 2,544 49,316 23 16,276 6,23 22,48 5,356 144,996 61,236 26,233 5,979 24 16,949 5,944 22,894 4,693 15,314 63,15 213,33 51,971 25 16,14 5,865 22,6 4,829 155,42 6,915 215,958 53,18 * 第三分野には 医療保障給付 ( 入院給付 手術給付等 ) 生前給付保障給付( 特定疾病給付 介護給付等 ) 保険料払 込免除給付 ( 障害を事由とするものは除く 特定疾病罹患 介護等を事由とするものを含む ) 等に該当する部分の年 換算保険料を計上している 12
8. 男女別 年代別 都道府県別データ (1) 男女別データ 個人保険の新契約件数 ( 転換後契約を含まない ) の男女別構成比をみると 従来 男性が女性を上回っていたが 近年 女性が男性を上回る傾向にある 平成 25 年度は男性が 49.6% 女性が 5.4% と前年と比べると男性の加入割合が上昇したものの 女性の方がわずかに多かった 図表 26 新契約件数の保険種類別構成比を男女別でみると 平成 25 年度は男女とも ガン保険や医療保険等を含めたその他が 4% 台で最も高く 次いで終身保険となっている 男性は 3 位が定期保険 4 位が養老保険 女性は 3 位が養老保険 4 位が定期保険となっており 男女間に相違がある 図表 27 個人年金保険の新契約件数の男女別構成比をみると 従来より 女性の構成比が男性を上回っているが 近年 男性の構成比が上昇傾向にあり 平成 25 年度は男性が 43.4% 女性が 56.6% となった 図表 28 図表 26 個人保険新契約の男女別構成比の推移 ( 件数ベース ) 平成 21 年度 5.3 49.7 22 49.6 5.4 23 48.8 51.2 24 49.5 5.5 25 49.6 5.4 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 男性 女性 図表 27 平成 25 年度個人保険新契約の保険種類別構成比 ( 男女別の件数ベース ) 男性 24.9 19.3 1.4 45.4 女性 3.4 11.6 12.9 45.1 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 終身保険定期保険養老保険その他 図表 28 個人年金保険新契約の男女別構成比の推移 ( 件数ベース ) 平成 21 年度 22 23 24 25 4.4 41. 42.7 43.1 43.4 59.6 59. 57.3 56.9 56.6 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 男性 女性 13
(2) 年代別データ 個人保険の新契約件数 ( 転換後契約を含まない ) を年代別にみると 4 歳代以上の構成比が上昇し 2 歳代 3 歳代の構成比は低下する傾向にあったが 平成 25 年度は 2 歳未満 2 歳代および 6 歳以上の比率が高まった 図表 29 また 個人保険の新契約件数の保険種類別構成比を年代別にみると 2 歳未満では その他 ( 医療保険 こども保険等 ) が 61.8% で最も多い 2 歳代 ~5 歳代にかけては その他が 4% 台で最も多く 終身保険がこれに次ぐ 6 歳以上では 終身保険が 42.7% で最も多く その他がこれに次ぐ 図表 3 個人年金保険の新契約件数を年代別にみると 平成 25 年度は 2 歳未満 4 歳代および 5 歳代の構成比が上昇した 図表 31 図表 29 個人保険新契約の年代別構成比の推移 ( 件数ベース ) 平成 21 年度 14.9 17.8 22.7 16.3 13.4 14.8 22 15. 16.7 22.1 16.5 13.4 16.3 23 14.4 16.2 21.4 16.7 13.5 17.8 24 14.8 17.4 21.2 16.8 12.9 16.9 25 15.5 17.5 2.2 16.7 12.4 17.6 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 2 歳未満 2 歳代 3 歳代 4 歳代 5 歳代 6 歳以上 図表 3 平成 25 年度個人保険新契約の保険種類別構成比 ( 年代別の件数ベース ) 2 歳未満 11.6 13.3 13.2 61.8 2 歳代 23.9 22.2 1.3 43.6 3 歳代 26.1 21.3 9.6 43. 4 歳代 27.1 17.8 11.6 43.5 5 歳代 35. 11.9 9.6 43.5 6 歳以上 42.7 4.1 15.4 37.9 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 終身保険 ( 含定期付終身 ) 定期保険養老保険その他 図表 31 個人年金保険新契約の年代別構成比の推移 ( 件数ベース ) 平成 21 年度 1.2 1.7 15.2 14. 18.7 4.3 22 1.4 12.6 17.1 15.3 17.6 36. 23 1.5 15.2 19.6 16.4 15.6 31.8 24 1.6 17.4 2.6 18.2 15.5 26.8 25 3.4 17. 19.1 18.5 16.7 25.2 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 2 歳未満 2 歳代 3 歳代 4 歳代 5 歳代 6 歳以上 14
(3) 都道府県別データ 個人保険の契約状況を都道府県別にみると 新契約 ( 転換後契約を含まない ) は 図表 32 のとおりとなり 保有契約は 図表 33 のとおりとなる 都道府県 件数 図表 32 個人保険の都道府県別新契約状況 ( 平成 25 年度 ) 個人保険 金額 1 件当たり保険金額 1 世帯当たり加入件数 1 世帯当たり保険金額 人口 世帯数 ( 万件 ) ( 万円 ) ( 件 ) ( 万円 ) ( 万人 ) ( 万 ) 北海道 64 24,222 376.5.23 89.2 544 271 青森 14 5,698 42.6.24 97.7 136 58 岩手 13 5,725 412.8.27 111.5 13 51 宮城 28 12,529 437.2.3 132.9 231 94 秋田 11 4,562 396.1.27 17.8 16 42 山形 14 5,911 41.8.35 145.9 114 4 福島 23 1,311 446.7.3 136.3 196 75 茨城 27 12,558 457..23 18. 294 116 栃木 22 1,525 465.5.29 135. 198 77 群馬 2 9,772 473.7.26 123.7 197 78 埼玉 7 33,975 479.7.23 112. 716 33 千葉 61 29,29 471.9.23 19.2 614 265 東京 172 11,318 587.8.26 156. 1,28 649 神奈川 9 44,73 488.8.22 18.9 894 44 新潟 23 11,344 479.3.27 13.5 234 86 富山 12 5,753 447.1.32 144.1 17 39 石川 14 6,756 459.9.31 146.9 115 45 福井 11 5,188 458.4.4 186.2 79 27 山梨 9 4,191 447.6.27 121.8 84 34 長野 22 1,287 452.1.27 123.3 213 83 岐阜 22 1,491 476.2.28 136.1 25 77 静岡 43 2,19 455.1.29 134.7 373 148 愛知 81 42,253 515.5.27 14.5 728 3 三重 19 8,854 445.7.26 118.5 182 74 滋賀 15 6,92 455.4.28 128.6 139 53 京都 28 12,63 445.8.24 19.7 253 114 大阪 14 51,546 491.9.26 128.3 867 41 兵庫 59 27,956 467.7.24 115.8 556 241 奈良 13 6,166 456.3.23 17.8 139 57 和歌山 11 4,699 47.8.26 18. 1 43 鳥取 7 3,259 417.7.33 141.2 58 23 島根 7 3,257 425.1.27 115.6 7 28 岡山 21 1,34 463.8.26 124.6 192 8 広島 32 15,6 464..25 12.3 283 125 山口 16 6,748 41.8.25 13.9 142 64 徳島 9 4,252 427..3 13.1 77 32 香川 12 5,931 489.1.28 14.5 1 42 愛媛 16 7,62 437.4.25 11.4 142 63 高知 9 3,557 379.5.26 11.2 75 35 福岡 63 28,51 439.4.28 123.9 56 226 佐賀 1 4,574 419.7.34 143.5 84 31 長崎 17 6,856 4.2.27 11.3 141 62 熊本 22 9,95 41..29 12.9 181 75 大分 14 5,784 397.3.28 111.4 118 51 宮崎 13 5,128 369.2.27 99.9 113 51 鹿児島 21 8,342 394.6.26 14.3 169 79 沖縄 12 4,97 398.5.2 82.3 143 59 合計 1,44 677,145 47..26 123.2 12,643 5,495 *1. 人口 世帯数は総務省 住民基本台帳に基づく人口 人口動態及び世帯数 ( 平成 26 年 1 月 1 日現在 ) による *2. 上表は新契約 ( 転換後契約を含まない ) の状況 15
都道府県 図表 33 個人保険の都道府県別保有契約状況 ( 平成 25 年度末 ) 件数 個人保険 金額 1 件当たり保険金額 1 世帯当たり加入件数 1 世帯当たり保険金額 ( 万件 ) ( 万円 ) ( 件 ) ( 万円 ) 北海道 612 295,749 482.4 2.25 1,89.8 青森 14 83,897 596.1 2.41 1,438.5 岩手 131 76,274 578.1 2.57 1,486.5 宮城 281 161,563 574.3 2.98 1,713.9 秋田 18 59,287 548.1 2.55 1,41.1 山形 14 81,47 577.1 3.46 2,.7 福島 216 124,59 575.2 2.86 1,647.4 茨城 289 166,32 574. 2.48 1,429. 栃木 231 149,953 648.8 2.96 1,924.2 群馬 216 136,74 63.5 2.74 1,731. 埼玉 761 464,56 69.9 2.51 1,531.6 千葉 671 45,112 63.3 2.52 1,524.8 東京 1,652 1,59,663 641.3 2.54 1,632.1 神奈川 985 63,621 612.3 2.43 1,492.3 新潟 251 163,128 648.8 2.89 1,876.9 富山 146 9,854 62.9 3.66 2,275.9 石川 149 9,414 64.5 3.25 1,967. 福井 18 7,553 652.1 3.88 2,532.1 山梨 95 59,279 621.6 2.77 1,722.8 長野 229 137,475 599. 2.75 1,648. 岐阜 225 139,261 617. 2.92 1,86.9 静岡 461 27,362 585.7 3.1 1,819.7 愛知 847 534,556 63.6 2.81 1,778.3 三重 22 121,894 62.2 2.7 1,632. 滋賀 151 93,612 618.7 2.81 1,744.8 京都 28 166,2 591.8 2.44 1,446. 大阪 1,3 634,87 631.7 2.49 1,578.6 兵庫 594 35,38 589.4 2.46 1,451.2 奈良 144 86,537 598.7 2.52 1,513. 和歌山 114 64,778 563.8 2.64 1,489.1 鳥取 74 44,325 594. 3.23 1,921.5 島根 77 44,22 572.9 2.74 1,57.7 岡山 221 134,673 67.8 2.75 1,673.4 広島 324 185,137 571.2 2.58 1,479.5 山口 162 87,21 537.2 2.49 1,342.9 徳島 94 55,63 588.1 2.89 1,72. 香川 118 75,74 634. 2.8 1,779.3 愛媛 154 9,41 585. 2.41 1,413.4 高知 87 48,998 561.2 2.48 1,394.7 福岡 65 332,29 548.3 2.67 1,466.6 佐賀 12 58,863 574.2 3.21 1,846.7 長崎 164 89,69 546. 2.64 1,443.6 熊本 28 11,695 532.1 2.76 1,472.5 大分 139 71,756 513.1 2.69 1,382.2 宮崎 12 59,471 495.1 2.33 1,158.4 鹿児島 188 94,129 498.3 2.36 1,177.4 沖縄 97 51,949 532.3 1.63 871.4 合計 14,388 8,575,46 596. 2.61 1,56.5 *1. 人口 世帯数は総務省 住民基本台帳に基づく人口 人口動態及び世帯数 ( 平成 26 年 1 月 1 日現 在 ) による 16
II. 損益の状況 1. 保険関係損益 (1) 収入保険料 収入保険料は 34 兆 7,381 億円 ( 前年度比 93.5%) となった 図表 34 収入保険料は平成 7 年度をピークに若干減少傾向にあったものの 平成 16 年度以降は減少傾向が止まり 以降は概ね 27 兆円前後で推移してきた 平成 2 年度以降は 新規に加入したかんぽ生命の収入保険料に旧簡易保険の受再保険料が含まれていることもあり 全社合計では 34 兆円を超えた 平成 25 年度は 一時払の新契約が減少したこともあり 前年度を下回った 保険種類別では 団体保険 (1 兆 1,127 億円 前年度比 1.3%) と団体年金保険 (3 兆 8,518 億円 同 14.6%) は前年度に比べ増加したが 個人保険 (22 兆 7,214 億円 同 94.3%) と個人年金保険 (4 兆 3,124 億円 同 98.6%) は減少した 図表 35 個人保険の収入保険料を払込方法別にみると 月払 ( 構成比 48.5%) が最も多く 一時払 ( 同 25.2%) 年払 ( 同 15.6%) 団体月払 ( 同 1.2%) の順となっている 近年 一時払の占率が上昇傾向にあったが 平成 25 年度は前年度より低下した 図表 36 図表 34 損益状況の推移 収益費用 経常収益 保険料等収入 収入保険料 資産運用収益 利息及び配当金等収入 その他 経常費用 保険金等支払金 責任準備金等繰入額 資産運用費用 平成 21 年度 525,119 352,654 341,161 12,27 6,994 7,436 56,477 336,811 91,518 18,191 43,262 16,692 18,641 22 493,18 351,3 344,543 76,792 62,659 65,286 474,689 32,494 67,418 28,327 43,59 15,388 18,419 23 51,71 37,296 362,89 81,394 62,937 58,38 484,234 312,87 94,13 18,895 43,533 15,587 25,836 24 548,35 38,69 371,45 118,353 64,758 48,991 522,392 316,857 128,81 17,347 43,494 15,882 25,642 25 532,157 357,842 347,381 113,263 68,777 61,51 51,138 337,787 91,83 13,454 43,894 14,918 31,18 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 379,22 277,598 266,15 85,368 44,833 16,235 364,356 21,571 91,33 17,88 37,769 15,831 14,845 22 359,354 277,66 271,119 6,164 46,862 21,582 345,156 197,745 67,241 27,854 37,74 14,611 14,197 23 384,685 31,731 294,326 65,77 47,526 17,876 364,162 198,72 93,997 18,264 38,373 14,823 2,522 24 429,686 315,873 36,587 12,745 49,757 11,68 49,337 21,127 128,72 17,52 38,365 15,71 2,349 25 419,818 298,726 288,268 97,857 54,195 23,234 393,434 236,179 91,37 13,273 38,764 14,18 26,383 事業費 その他 経常利益 図表 35 保険種類別収入保険料の推移 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 341,161 344,543 49,732 42,756 38,125 37,274 11,159 11,333 48,22 66,48 24,479 176,412 362,89 371,45 347,381 38,359 38,74 27,395 36,838 39,258 38,518 11,91 11,14 11,127 43,741 46,79 43,124 227,341 24,992 227,214 その他団体年金保険団体保険個人年金保険個人保険 5, 17
図表 36 収入保険料 ( 個人保険 ) の払込方法別構成比の推移 平成 21 年度 14.8 15..6 54.5 15.1 22 23. 14.4.5 49.5 12.5 23 28.1 14.7.5 45.8 1.9 24 28.8 15.9.4 44.9 1. 25 25.2 15.6.5 48.5 1.2 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 一時払 年払 半年払 月払 団体月払 (2) 保険金等支払金 保険金等支払金は 33 兆 7,787 億円 ( 前年度比 16.6%) となった 保険金等支払金の内訳は 保険金 14 兆 3,78 億円 ( 前年度比 93.5%) 年金 4 兆 4,996 億円 ( 同 133.9%) 給付金 4 兆 539 億円 ( 同 13.%) 解約返戻金 7 兆 9,996 億円 ( 同 136.3%) その他返戻金 1 兆 1,368 億円 ( 同 19.7%) 再保険料 1 兆 7,88 億円 ( 同 81.4%) となった 保険金 年金 給付金についてそれぞれみると 保険金は 旧簡易保険契約の減少を受け 平成 2 年度以降 6 年連続で減少している 年金は引続き増加している 給付金は 2 年連続で前年度を上回った 図表 37 保険金のうち 死亡保険金は 1 万件 ( 前年度比 99.%) で 2 兆 7,332 億円 ( 同 11.%) 満期保険金は 92 万件 ( 同 86.1%) で 1 兆 7,798 億円 ( 同 84.3%) となった 図表 38 保険金年金給付金 図表 37 保険金等支払金の推移 解約返戻金 その他返戻金 再保険料 平成 21 年度 188,297 25,584 4,259 59,477 12,646 1,543 336,811 22 172,438 28,761 39,758 57,985 11,725 9,823 32,494 23 161,433 31,349 38,48 56,81 11,22 13,232 312,87 24 152,964 33,61 39,369 58,67 1,361 21,889 316,857 25 143,78 44,996 4,539 79,996 11,368 17,88 337,787 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 54,25 25,2 4,192 59,163 12,219 1,543 21,571 22 51,819 27,921 39,623 57,377 11,178 9,823 197,745 23 51,454 29,964 37,85 55,772 1,426 13,232 198,72 24 51,7 31,63 39,16 57,12 9,38 21,889 21,127 25 47,965 42,429 4,199 77,793 1,8 17,782 236,179 合計 18
図表 38 死亡 満期保険金の支払件数 支払額の推移 45, 4, 35, 3, 25, 129 15 13 116 111 114 17 11 1 92 ( 万件 ) 14 12 1 8 2, 15, 1, 5, 27,435 27,432 28,58 27,52 27,332 23,5 21,187 2,148 21,116 17,798 6 4 2 死亡保険金 支払額 死亡保険金 支払件数 満期保険金 支払額 満期保険金 支払件数 (3) 医療給付金 入院 手術給付金支払は 入院給付金が 596 万件 ( 前年度比 14.3%) で 6,728 億円 ( 同 11.6%) 手術給付金が 338 万件 ( 同 16.5%) で 3,689 億円 ( 同 15.2%) と いずれも件数 金額ともに増加した 図表 39 図表 39 入院 手術給付金の支払件数 支払額の推移 1, 512 533 553 571 596 ( 万件 ) 6 8, 5 6, 4, 2, 338 28 291 32 317 6,357 6,466 6,577 6,623 6,728 3,134 3,253 3,381 3,57 3,689 4 3 2 1 入院給付金 支払額 手術給付金 支払額 入院給付金 支払件数 手術給付金 支払件数 19
2. 資産運用損益 資産運用収益は 11 兆 3,263 億円 ( 前年度比 95.7%) となった 内訳をみると 利息 配当金等収入は 6 兆 8,777 億円 ( 同 16.2%) と堅調に推移したが 特別勘定資産運用益を含むその他は 2 兆 6,31 億円 ( 前年度 3 兆 2,388 億円 ) と減少した なお 特別勘定資産運用益は 2 兆 4,35 億円 ( 前年度 2 兆 8,973 億円 ) であった 図表 4 利息 配当金等収入の内訳は有価証券利息 配当金 (5 兆 6,2 億円 前年度比 19.1%) 貸付金利息 (8,661 億円 同 94.2%) の順となっている 有価証券売却益は 1 兆 1,242 億円 ( 前年度比 12.1%) 有価証券売却損は 2,58 億円 ( 同 79.9%) となった 有価証券評価損は 469 億円 ( 同 21.7%) となった 図表 4 41 為替差益から為替差損を差し引いた額は 6,716 億円の差益となった ( 前年度は 1 兆 1,555 億円の差益 ) 一般勘定全体の利回りは 2.4%( 前年度 2.36%) となった 内訳をみると 株式 5.14%( 同.61%) 不動産 2.43%( 同 2.35%) は前年度を上回ったが 公社債 1.95%( 同 2.%) 外国証券 4.6%( 同 5.25%) 一般貸付 2.15%( 同 2.18%) は前年度を下回った 図表 42 図表 4 資産運用収益の推移 ( 億円 %) 平成 21 年度 22 23 24 25 利息 配当金等収入 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 22 23 24 有価証券利息 配当金 貸付金利息 不動産賃貸料 預貯金利息 その他利息 配当金 有価証券売却益 為替差益その他合計 6,994 44,593 11,837 3,669 892 8,284 74 32,675 12,27 <98.> <1.2> <93.6> <97.2> <69.1> <75.> <118.7> <1526.7> <135.2> 62,659 47,646 1,653 3,424 933 11,136 11 2,983 76,792 <12.7> <16.8> <9.> <93.3> <14.6> <134.4> <16.1> <9.1> <75.3> 62,937 48,926 9,864 3,263 882 1,118 818 7,52 81,394 <1.4> <12.7> <92.6> <95.3> <94.5> <9.9> <6863.8> <252.> <16.> 64,758 51,536 9,19 3,188 842 9,358 11,846 32,388 118,353 <12.9> <15.3> <93.2> <97.7> <95.5> <92.5> <1448.> <43.7> <145.4> 68,777 56,2 8,661 3,121 792 11,242 6,932 26,31 113,263 <16.2> <19.1> <94.2> <97.9> <94.> <12.1> <58.5> <81.2> <95.7> 44,833 33,182 7,122 3,669 858 8,183 74 32,277 85,368 <97.9> <99.2> <96.> <97.2> <76.3> <78.8> <118.7> <1515.9> <146.3> 46,862 35,852 6,683 3,424 92 1,466 11 2,822 6,164 <14.5> <18.> <93.8> <93.3> <15.1> <127.9> <16.1> <8.7> <7.5> 47,526 37,15 6,394 3,263 852 9,215 818 7,517 65,77 <11.4> <13.2> <95.7> <95.3> <94.5> <88.> <6863.8> <266.3> <18.2> 49,757 39,648 6,122 3,188 796 8,755 11,846 32,386 12,745 <14.7> <17.1> <95.7> <97.7> <93.5> <95.> <1448.> <43.8> <157.9> 54,195 44,397 5,929 3,121 746 1,532 6,917 26,211 97,857 25 <18.9> <112.> <96.8> <97.9> <93.7> <12.3> <58.4> <8.9> <95.2> *1. その他には 金銭の信託運用益 金融派生商品収益 特別勘定資産運用益 等が含まれる *2. <> 内は前年度比を示す 2
平成 21 年度 22 23 24 25 支払利息 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 22 23 24 25 図表 41 資産運用費用の推移 有価証券売却損 有価証券評価損 ( 億円 %) 為替差損その他合計 531 6,746 2,766 2,212 5,935 18,191 <8.5> <38.3> <9.3> <64.1> <1.7> <17.> 523 7,632 5,718 6,3 8,45 28,327 <98.5> <113.1> <26.7> <271.4> <142.4> <155.7> 62 7,58 2,313 1,829 7,91 18,895 <115.> <92.5> <4.5> <3.5> <83.9> <66.7> 613 3,23 2,161 291 11,5 17,347 <11.8> <45.8> <93.4> <15.9> <155.8> <91.8> 695 2,58 469 215 9,494 13,454 <113.4> <79.9> <21.7> <74.> <85.9> <77.6> 53 6,481 2,766 2,23 5,925 17,88 <83.8> <39.2> <9.5> <63.9> <11.3> <17.5> 53 7,382 5,548 5,982 8,437 27,854 <1.1> <113.9> <2.6> <271.6> <142.4> <155.8> 582 6,756 2,313 1,797 6,813 18,264 <115.7> <91.5> <41.7> <3.1> <8.8> <65.6> 575 3,34 2,161 284 1,995 17,52 <98.8> <44.9> <93.4> <15.8> <161.4> <93.4> 645 2,477 469 215 9,465 13,273 <112.2> <81.7> <21.7> <75.8> <86.1> <77.8> *1. その他には 金銭の信託運用損 金融派生商品費用 特別勘定資産運用損 等が含まれる *2. <> 内は前年度比を示す 図表 42 一般勘定利回りの推移 (%) 公社債 株式 外国証券 一般貸付 不動産 一般勘定計 平成 21 年度 1.64 2.33 2.52 2.5 2.87 1.86 22 1.86 1.25 2.6 1.98 2.52 1.79 23 1.91 1.56 2.91 1.94 2.27 1.92 24 2..61 5.25 2.18 2.35 2.36 25 1.95 5.14 4.6 2.15 2.43 2.4 以下はかんぽ生命を除いた数値 平成 21 年度 1.9 2.33 2.58 1.68 2.9 2.2 22 2.15 1.25 2.12 1.67 2.55 1.87 23 2.13 1.56 2.93 1.67 2.29 2.4 24 2.24.61 5.29 2.9 2.37 2.65 25 2.1 5.15 4.65 2.7 2.46 2.68 * 利回り計算式の分子は資産運用収益 - 資産運用費用 分母は日々平均残高として算出 ( 分子には保険業法第 112 条評価益を加算 ) している 21
3. 事業費 事業費は 4 兆 3,894 億円 ( 前年度比 1.9%) となった 事業費の保険料等収入に対する比率は 12.3%( 前年度より.9 ポイント上昇 ) となった 図表 43 図表 43 事業費の推移 (%) 6, 5, 12.3 12.3 11.8 11.4 12.3 14. 12. 4, 3, 2, 1, 43,262 43,59 43,533 43,494 43,894 1. 8. 6. 4. 2. 事業費対保険料等収入比率. 4. 基礎利益および経常利益 1 年間の保険本業の収益力を示す基礎利益は 3 兆 5,452 億円 ( 前年度比 18.8%) となった 保険料等収入 資産運用収益が増加したことなどから 前年度を上回った 経常利益は 3 兆 1,18 億円 ( 前年度比 121.%) となった キャピタル損益の改善により 前年度を上回った 図表 44 基礎利益とは 基礎利益 とは 保険料収入や保険金 事業費支払等の保険関係の収支と 利息及び配当金等収入を中心とした運用関係の収支からなる 生命保険会社の基礎的な期間損益の状況を表す指標で 経常利益から有価証券の売却損益などの キャピタル損益 と 臨時損益 を控除して求めたものである 図表 44 基礎利益 経常利益の推移 4, 35, 3, 25, 28,487 26,288 3,747 32,599 25,836 25,642 35,452 31,18 2, 18,641 18,419 15, 1, 5, 基礎利益経常利益 22
III. 資産運用状況 1. 総資産の概要 平成 25 年度末の総資産は 35 兆 5,826 億円 ( 前年度比 11.6%) となった 主な資産構成は 有価証券 (285 兆 317 億円 前年度比 12.4%) が構成比 81.3% を占め 次いで貸付金 (38 兆 992 億円 同 94.7%) が 1.9% を占めている 図表 45 46 現金及び預貯金 コールローン 図表 45 総資産の推移 金銭の信託 有価証券 貸付金 有形固定資産 その他 総資産 平成 21 年度 49,951 21,392 22,51 2,441,51 468,914 68,166 111,824 3,183,82 22 56,559 2,96 2,711 2,479,89 438,771 67,729 123,232 3,26,911 23 35,155 25,93 2,144 2,575,63 421,738 66,11 125,782 3,269,528 24 35,749 27,668 2,599 2,782,448 42,446 64,6 116,468 3,449,981 25 44,167 26,697 24,591 2,85,317 38,992 63,199 115,86 3,55,826 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 27,72 17,853 2,3 1,638,86 36,39 67,173 97,38 2,174,14 22 36,97 14,139 18,458 1,78,79 293,296 66,831 12,141 2,239,44 23 22,95 19,115 17,716 1,829,732 282,448 65,153 95,569 2,332,641 24 28,57 25,634 18,31 2,56,866 275,53 63,74 77,46 2,545,357 25 27,532 24,396 18,775 2,156,527 27,786 62,36 74,614 2,634,939 現金及び預貯金 コールローン 図表 46 資産別構成比 金銭の信託 有価証券 貸付金 有形固定資産 その他 (%) 総資産 平成 21 年度 1.6.7.7 76.7 14.7 2.1 3.5 1. 22 1.8.6.6 77.3 13.7 2.1 3.8 1. 23 1.1.8.6 78.8 12.9 2. 3.8 1. 24 1..8.6 8.7 11.7 1.9 3.4 1. 25 1.3.8.7 81.3 1.9 1.8 3.3 1. 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 1.2.8.9 75.3 14.1 3.1 4.5 1. 22 1.6.6.8 76.3 13.1 3. 4.6 1. 23 1..8.8 78.4 12.1 2.8 4.1 1. 24 1.1 1..7 8.8 1.8 2.5 3. 1. 25 1..9.7 81.8 1.3 2.4 2.8 1. 23
2. 有価証券 有価証券 (285 兆 317 億円 ) の内訳は 国債が 149 兆 8,157 億円 ( 前年度比 1.7%) で有価証券全体の 52.6% を占めている 次いで残高が過去最高となった外国証券 (61 兆 4,59 億円 前年度比 19.8%) 社債 (24 兆 8,959 億円 同 99.%) 株式 (18 兆 299 億円 同 17.8%) 地方債 (14 兆 89 億円 同 1.5%) の順となった 図表 47 公社債 ( 国債 地方債 社債の合計 ) は 188 兆 7,25 億円 ( 前年度比 1.5%) で増加傾向にある 株式は減少傾向が続いており 平成 25 年度も売却が継続されたが 株価上昇により増加する結果となった なお 総資産比は公社債が 53.8% 外国証券が 17.5% 株式が 5.1% となった 図表 48 49 また 外国証券の内訳をみると 公社債等 ( 国債 地方債 社債 その他の外国証券 ) が 56 兆 1,863 億円 ( 前年度比 11.6%) 株式が 5 兆 2,645 億円 ( 同 11.1%) となっている 図表 49 図表 47 有価証券内訳の推移 ( 億円 %) 国債 地方債 社債 株式 外国証券 その他の証券 合計 金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 金額 平成 21 年度 1,279,887 52.4 19,678 4.5 264,538 1.8 186,618 7.6 429,571 17.6 171,26 7. 2,441,51 22 1,323,987 53.4 119,164 4.8 252,835 1.2 162,149 6.5 457,384 18.4 164,288 6.6 2,479,89 23 1,412,757 54.9 131,63 5.1 253,429 9.8 147,444 5.7 469,267 18.2 161,74 6.3 2,575,63 24 1,487,692 53.5 139,346 5. 251,551 9. 167,256 6. 559,864 2.1 176,735 6.4 2,782,448 25 1,498,157 52.6 14,89 4.9 248,959 8.7 18,299 6.3 614,59 21.6 168,33 5.9 2,85,317 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 63,711 36.9 58,396 3.6 195,162 11.9 186,618 11.4 422,989 25.8 171,26 1.5 1,638,86 22 682,957 4. 56,66 3.3 191,93 11.2 162,149 9.5 45,147 26.4 164,288 9.6 1,78,79 23 813,135 44.4 53,851 2.9 191,154 1.4 147,434 8.1 463,81 25.3 161,74 8.8 1,829,732 24 922,966 44.9 52,361 2.5 186,713 9.1 167,246 8.1 55,842 26.8 176,735 8.6 2,56,866 25 972,928 45.1 48,351 2.2 184,54 8.6 18,289 8.4 62,114 27.9 168,33 7.8 2,156,527 図表 48 公社債 株式残高と総資産比の推移 (%) 2,5, 52. 52.9 55. 54.5 53.8 6. 2,, 1,5, 1,654,14 1,695,987 1,797,816 1,878,59 1,887,25 5. 4. 3. 1,, 2. 5, 186,618 162,149 147,444 167,256 18,299 5.9 5.9 4.5 4.8 5.1 公社債株式公社債対総資産比株式対総資産比 1.. 24
図表 49 外国証券残高と対総資産比の推移 (%) 8, 16.2 17.5 2 18 6, 13.5 14.3 14.4 52,54 52,645 16 14 4, 5,696 48,715 49,28 12 1 2, 378,874 48,668 42,238 57,89 561,863 8 6 4 2 公社債等株式対総資産比 3. 貸付金 貸付金の残高は 38 兆 992 億円 ( 前年度比 94.7%) となり 総資産に対する割合は 1.9% と 前年度の 11.7% より低下した 貸付金は昭和 4 年代には総資産の 7 割近くを占める主要資産であったが 長期的にみると残高は減少傾向にある 貸付金全体の 91.8% を占める一般貸付は 前年度より減少して 34 兆 9,649 億円 ( 前年度比 94.4%) となり 保険約款貸付も 3 兆 1,342 億円 ( 同 97.8%) と減少している 図表 5 一般貸付を対象別にみると 全体の 87.% が企業向け貸付 6.3% が個人向け貸付となっている 企業向け貸付における国内企業向け貸付の内訳は 大企業向け貸付が 54.5% 中堅企業向け貸付が.5% 中小企業向け貸付が 39.8% となっている 図表 51 リスク管理債権額は 1,212 億円 ( 前年度比 89.6%) と前年度末に比べ減少した 内訳は延滞債権が 837 億円 ( 同 97.9%) 貸付条件緩和債権 266 億円 ( 同 69.1%) の順となっている 図表 52 なお リスク管理債権額の貸付金全体に対する比率は.3%( 前年度.3%) となっている 図表 5 貸付金内訳と貸付金総資産比の推移 ( 億円 %) 一般貸付 保険約款貸付 貸付金合計 貸付金合計の総資産比 平成 21 年度 433,143 35,771 468,914 14.7 22 44,238 34,533 438,771 13.7 23 388,587 33,151 421,738 12.9 24 37,394 32,51 42,446 11.7 25 349,649 31,342 38,992 1.9 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 27,569 35,74 36,39 14.1 22 258,864 34,432 293,296 13.1 23 249,56 32,941 282,448 12.1 24 243,838 31,692 275,53 1.8 25 239,986 3,799 27,786 1.3 25
平成 21 年度 22 23 24 25 以下はかんぽ生命を除いた数値 21 22 23 24 25 図表 51 企業向け 個人向け貸付の推移 大企業向け 企業向け貸付 中堅企業向け 中小企業向け うち住宅ローン ( 億円 %) 個人向け貸付 うち消費者ローン 385,4 183,297 2,841 182,954 18,32 9,628 <91.> <94.9> <92.9> <87.3> <96.1> <89.7> 356,138 175,371 2,44 163,463 17,463 9,18 <92.5> <95.7> <71.9> <89.3> <96.8> <94.6> 343,85 173,925 1,534 154,466 15,72 7,773 <96.5> <99.2> <75.1> <94.5> <89.9> <85.3> 324,89 17,977 1,31 138,743 14,515 7,941 <94.5> <98.3> <85.4> <89.8> <92.4> <12.2> 34,434 165,949 139,7 121,45 14,2 8,8 <93.7> <97.1> <16.6> <87.2> <96.5> <11.7> 225,321 182,637 2,841 23,895 18,32 9,628 <93.3> <94.8> <92.9> <84.5> <96.1> <89.7> 214,362 174,358 2,44 22,699 17,463 9,18 <95.1> <95.5> <71.9> <95.> <96.8> <94.6> 28,817 172,231 1,534 21,172 15,72 7,773 <97.4> <98.8> <75.1> <93.3> <89.9> <85.3> 22,866 168,811 1,31 18,889 14,515 7,941 <97.1> <98.> <85.4> <89.2> <92.4> <12.2> 199,813 163,517 139,71 18,856 14,2 8,8 <98.5> <96.9> <16.6> <99.8> <96.5> <11.7> *1. 企業向け貸付には上記の明細以外に外国企業貸付が含まれる *2. <> 内は前年度比を示す 図表 52 リスク管理債権額の推移 3,.5 (%).5 2,5.4.4.4 2, 1,5 1, 5.3.3 384 381 37 48 464 35 385 266 34 1,33 1,484 1,191 34 854 837 174 124 11 77 74 破綻先債権額 延滞債権額 3ヶ月以上延滞債権額 貸付条件緩和債権額 リスク管理債権占率.3.2.1. 26
4. 有形固定資産 ( 不動産 ) 有形固定資産 (6 兆 3,199 億円 ) のうち不動産 ( 土地 建物 建設仮勘定の合計 ) は 6 兆 2,372 億円 ( 前年度比 97.8%) となった 図表 45 53 7, 65, 6, 図表 53 不動産残高と総資産比の推移 2.1 2.1 2. 1.8 1.8 (%) 2. 1.5 55, 67,25 66,98 65,138 63,747 62,372 1. 5,.5 45, 金額 総資産比. * 不動産は 土地 建物 建設仮勘定の合計 IV. 負債および純資産 1. 負債および純資産 負債勘定は 332 兆 4,311 億円 ( 前年度比 11.1%) で 負債 純資産合計の 94.8% を占めている 負債勘定の 93.9% は保険契約準備金であり 保険契約準備金の中では責任準備金 ( 将来の保険金等の支払に備えるための準備金 ) が 97.8% を占めている 保険契約準備金のうち それ以外は社員 ( 契約者 ) 配当準備金が 1.5%( 保険契約に対する配当を行うために計上するもの ) 支払備金が.7%( 未請求であるが支払義務が生じたと認められる保険金等支払金を計上するもの ) となっている 図表 54 上段 純資産勘定は 18 兆 1,514 億円 ( 前年度比 111.2%) で 負債 純資産合計の 5.2% を占めている 評価 換算差額等合計の増加に伴い 純資産勘定が増加する結果となった 図表 54 下段 図表 54 負債 純資産の構成 ( 億円 %) < 負債の内訳 > 金額 負債内構成比 構成比 保険契約準備金 3,122,7 93.9 89.1 支払備金 21,16.6.6 責任準備金 3,53,714 91.9 87.1 社員 ( 契約者 ) 配当準備金 47,195 1.4 1.4 価格変動準備金 27,5.8.8 その他 175,235 5.3 5. 負債合計 3,324,311 1. 94.8 < 純資産の内訳 > 金額 純資産内構成比 構成比 基金又は資本金 31,832 17.5.9 基金償却積立金 18,5 1.2.5 資本剰余金 17,74 9.8.5 剰余金又は利益剰余金 31,165 17.2.9 評価 換算差額等合計 82,296 45.3 2.3 土地再評価差額金 -1,837-1. -.1 その他の純資産 15.. 純資産合計 181,514 1. 5.2 負債 純資産合計 3,55,826-1. 27
( 参考 ) 営業体制 生命保険会社の営業体制は 全国に配置した支社等の下に営業機関を組織し その機関に属する営業職員が募集 サービス活動を行うという形態の他 生命保険会社と委託関係にある募集代理店による営業活動や 通信販売 インターネットによる加入などがあり 多様化している なお 生命保険の募集は 保険業法の規定により登録した生命保険募集人により行われるが 営業職員 募集代理店 ( 法人または個人 ) および代理店で募集に従事する使用人は生命保険募集人として登録しなければならないことになっている 平成 19 年度まで減少傾向を示していた登録営業職員数は 平成 2 21 年度は増加に転じたものの 平成 22 年度以降再び減少し 平成 25 年度は 228,878 名 ( 前年度比 98.%) となった また 代理店関係では個人代理店数 (5 万 6,938 店 同 92.9%) が平成 1 年度以降減少している 法人代理店数 (3 万 4,714 店 同 99.7%) についても平成 19 年度以降減少傾向となっており 平成 24 年度は一旦増加したが 平成 25 年度は減少した また 代理店使用人数は銀行窓販により激増した 14 年度以降引き続き増加傾向にあり 平成 23 年度には 1 万名を超え 平成 25 年度も 11 万 5,242 名 ( 同 1.4%) と前年度より増加した ( かんぽ生命は平成 19 年度から統計に算入 ) 図表 55 年度末登録営業職員数 登録代理店数および代理店使用人数の推移 ( 万人 ) 12 法人代理店個人代理店年度末登録営業職員数 1 代理店使用人数 ( 万店 ) 18 16 14 8 12 1 6 8 4 6 4 2 2 平成 1 年度 11 12 13 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 25 法人代理店 28,36 29,3 3,6 31,277 32,874 33,796 34,925 35,87 36,292 36,23 35,732 35,84 34,82 34,694 34,89 34,714 個人代理店 16,846 158,556 152,98 114,47 15,639 96,498 89,168 86,763 79,51 72,382 72,247 7,98 68,46 64,47 61,298 56,938 年度末登録営業職員数 341,65 329,779 313,8 298,163 284,47 267,992 263,935 259,55 248,771 245,578 248,481 25,61 24,952 236,572 233,559 228,878 代理店使用人数 18,543 24,318 232,212 296,396 693,441 713,542 721,823 747,432 776,749 912,96 949,22 97,797 989,31 1,5,471 1,11,176 1,15,242 * 代理店使用人数は 法人代理店人数と個人代理店人数の合計 28
加盟会社一覧 加盟会社一覧 ( 平成 26 年 3 月現在 ) アイエヌジー生命保険株式会社アクサ生命保険株式会社アクサダイレクト生命保険株式会社朝日生命保険相互会社アフラック ( アメリカンファミリー生命保険会社 ) アリアンツ生命保険株式会社 AIG 富士生命保険株式会社 NKSJひまわり生命保険株式会社 * オリックス生命保険株式会社カーディフ生命保険会社株式会社かんぽ生命保険クレディ アグリコル生命保険株式会社ジブラルタ生命保険株式会社住友生命保険相互会社ソニー生命保険株式会社ソニーライフ エイゴン生命保険株式会社損保ジャパン ディー アイ ワイ生命保険株式会社第一生命保険株式会社第一フロンティア生命保険株式会社大同生命保険株式会社太陽生命保険株式会社チューリッヒ ライフ インシュアランス カンパニー リミテッド T&Dフィナンシャル生命保険株式会社東京海上日動あんしん生命保険株式会社 * 東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社 * 日本生命保険相互会社ハートフォード生命保険株式会社ピーシーエー生命保険株式会社富国生命保険相互会社フコクしんらい生命保険株式会社プルデンシャル生命保険株式会社プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険株式会社マスミューチュアル生命保険株式会社マニュライフ生命保険株式会社三井生命保険株式会社三井住友海上あいおい生命保険株式会社三井住友海上プライマリー生命保険株式会社みどり生命保険株式会社明治安田生命保険相互会社メットライフアリコ生命保険株式会社 * メディケア生命保険株式会社ライフネット生命保険株式会社楽天生命保険株式会社 * 平成 26 年 1 月現在では 会社名の変更または合併がなされている NKSJひまわり生命保険株式会社 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社 メットライフアリコ生命保険株式会社 メットライフ生命保険株式会社 東京海上日動あんしん生命保険株式会社東京海上日動フィナンシャル生命保険株式会社 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 29