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頻度の高い症状 自ら診療し 鑑別診断を行うこと 1) 全身倦怠感 2) 不眠 3) 食欲不振 4) 体重減少 体重増加 5) 浮腫 6) リンパ節腫脹 7) 発疹 8) 黄疸 9) 発熱 10) 頭痛 11) めまい 12) 失神 13) けいれん発作 14) 視力障害 視野狭窄 15) 結膜の充血

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研修医必修化プログラム(必修科)

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研修到達目標

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

腹部の診察 ( 直腸診を含む ) ができ 記載できる 骨 関節 筋肉系の診察ができ 記載できる 神経学的診察ができ 記載できる (2) 経験すべき検査以下の基本臨床検査については 病態と臨床経過を把握し 医療面接と身体診察から得られた情報をもとに [A] 必要な検査を自ら実施し 結果を解釈できる [

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東邦大学医療センター大橋病院臨床研修プログラム 大橋 必修科目 内科 (6 ヶ月 ) 1 目的と特徴 GIO 東邦大学医療センター大橋病院内科学講座がそれぞれの専門領域の特徴を活かしつつ 内科全体の経験目標を達成するために研修を行う 日常臨床における症状と身体所見 簡単な検査から鑑別診断を的確に行い

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健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2

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脂質異常症を診断できる 高尿酸血症を診断できる C. 症状 病態の経験 1. 頻度の高い症状 a 全身倦怠感 b 体重減少 体重増加 c 尿量異常 2. 緊急を要する病態 a 低血糖 b 糖尿性ケトアシドーシス 高浸透圧高血糖症候群 c 甲状腺クリーゼ d 副腎クリーゼ 副腎不全 e 粘液水腫性昏睡

科目科目区分 単位数 (1 単位当た りの時間 ) 必修 選択 区分 開講時期 授業形態 病理病態学 専門基礎科目 病気と治療 2 単位 (30 時間 ) 必修 1 年次 通年 講義 演習 科目担当者科目責任者 : 黒田雅彦担当教員 : 井上理恵 佐藤栄一 松本哲哉 長尾俊孝 後藤明彦 河合隆 森安

1 疾患別医療費札幌市国保の総医療費に占める入院医療費では 悪性新生物が 21.2% 循環器疾患が 18.6% となっており 循環器疾患では 虚血性心疾患が 4.5% 脳梗塞が 2.8% を占めています 外来医療費では 糖尿病が 7.8% 高血圧症が 6.6% 脂質異常症が 4.3% となっています

東邦大学医療センター大橋病院小児科専攻研修プログラム 大橋 選択専攻科目 外科 (2~7 ヶ月 ) 1 目的と特徴 GIO 各分野の専門医を育成する前段階として 専門性にとらわれることなく医師として全人的医療を視野においた基礎的外科修練により 外科的疾患に対応できる基本的な診療能力 治療能力を修得す

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

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3. 外科初期臨床研修プログラム ( 必 ) 1. はじめに 外科 消化器外科 乳腺外科の医療チームに属し 外科診療全般を経験する また 上級医の指導の下で 随時救急外来の診療も経験する 2. 指導体制 消化器外科 長田俊一日本外科学会外科指導医 専門医日本消化器外科学会指導医 専門医 淺井聖子日本

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1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( / ) 上記外来の名称 ストマ外来 対象となるストーマの種類 コロストーマとウロストーマ 4 大腸がん 腎がん 膀胱がん ストーマ管理 ( 腎ろう, 膀胱ろう含む ) ろう孔管理 (PEG 含む ) 尿失禁の管理 ストーマ外

資料編

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(2) 傷病分類別ア入院患者入院患者を傷病分類別にみると 多い順に Ⅴ 精神及び行動の障害 千人 Ⅸ 循環器系の疾患 千人 Ⅱ 新生物 千人となっている 病院では Ⅴ 精神及び行動の障害 千人 Ⅸ 循環器系の疾患 千人 Ⅱ 新生物 147.

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福島県のがん死亡の年次推移 福島県におけるがん死亡数は 女とも増加傾向にある ( 表 12) 一方 は 女とも減少傾向にあり 全国とほとんど同じ傾向にある 2012 年の全のを全国と比較すると 性では高く 女性では低くなっている 別にみると 性では膵臓 女性では大腸 膵臓 子宮でわずかな増加がみられ

5. 乳がん 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専門 乳房切除 乳房温存 乳房再建 冷凍凝固摘出術 1 乳腺 内分泌外科 ( 外科 ) 形成外科 2 2 あり あり なし あり なし なし あり なし なし あり なし なし 6. 脳腫瘍 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専

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桜町病院対応病名小分類別 診療科別 手術数 (2017/04/ /03/31) D12 D39 Ⅳ G64 女性生殖器の性状不詳又は不明の新生物 D48 その他及び部位不明の性状不詳又は不明の新生物 Ⅲ 総数 構成比 (%) 該当無し Ⅰ 感染症及び寄生虫症 Ⅱ 新生物 C54 子宮体部

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施設の種類別に年次推移をみると 入院では 病院は 8 年からほぼ横ばいであったが 20 年は減少しており 一般診療所は昭和 59 年から減少傾向にある 外来では 病院 一般診療所ともに 20 年は減少しており 歯科診療所は 14 年から増加傾向にある ( 図 1 統計表 1 2) 年齢階級別にみると

呼吸器内科研修プログラム2017

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留萌市立病院新医師臨床研修 1. 臨床研修の基本理念臨床研修は 医師が医師としての人格をかん養し 将来専門とする分野にかかわらず 医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ 一般的な診療において頻繁に関わる負傷または疾病に適切に対応できるよう プライマリ ケアの基本的な診療能力 ( 態度 技能

TOHOKU UNIVERSITY HOSPITAL 今回はすこし長文です このミニコラムを読んでいただいているみなさんにとって 救命救急センターは 文字どおり 命 を救うところ という印象が強いことと思います もちろん われわれ救急医と看護師は 患者さんの救命を第一に考え どんな絶望の状況でも 他

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第51回日本小児感染症学会総会・学術集会 採択結果演題一覧

耐性菌届出基準

四消化器系 ( 口腔及び歯牙 を除く ) 五血液及び造血器系六腎臓 泌尿器系及び生殖器系 ( 二 ) 心筋障害又はその徴候がないこと ( 三 ) 冠動脈疾患又はその徴候がないこと ( 四 ) 航空業務に支障を来すおそれのある先天性心疾患がないこと ( 五 ) 航空業務に支障を来すおそれのある後天性弁

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採血・画像診断

基本 必修科目プログラム 内科研修プログラム 指導医 : 穂坂春彦 ( 循環器科 ) 神谷俊明 ( 神経内科 ) 大友学 ( 神経内科 ) 細田泰雄 ( 消化器科 ) 宮崎耕司 ( 内科 消化器科 ) 小林一夫 ( 脳神経外科 脳卒中診療指導 ) 期間 : 6ヶ月 総合目標 将来の専攻科にかかわらず

腹腔鏡下前立腺全摘除術について

透析看護の基本知識項目チェック確認確認終了 腎不全の病態と治療方法腎不全腎臓の構造と働き急性腎不全と慢性腎不全の病態腎不全の原疾患の病態慢性腎不全の病期と治療方法血液透析の特色腹膜透析の特色腎不全の特色 透析療法の仕組み血液透析の原理ダイアライザーの種類 適応 選択透析液供給装置の機能透析液の組成抗

10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32

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調査の概要と対象レセプトについて本レポートは メンタルヘルスに関連する 気分 [ 感情 ] 障害 神経症性障害 ストレス関連障害及び身体表現性障害 の入院外の動向を中心に 24 年度の受診者数の推移や対前年同期比の推移を調査したものです 職場でのメンタルヘルス対策や注意喚起など 広報誌 ホームページ

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7. 脊髄腫瘍 : 専門とするがん : グループ指定により対応しているがん : 診療を実施していないがん 別紙 に入力したが反映されています 治療の実施 ( : 実施可 / : 実施不可 ) / 昨年の ( / ) 集学的治療 標準的治療の提供体制 : : グループ指定により対応 ( 地域がん診療病

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8 整形外科 骨肉腫 9 脳神経外科 8 0 皮膚科 皮膚腫瘍 初発中枢神経系原発悪性リンパ腫 神経膠腫 脳腫瘍 膠芽腫 頭蓋内原発胚細胞腫 膠芽腫 小児神経膠腫 /4 別紙 5( 臨床試験 治験 )

48小児感染_一般演題リスト160909

胸痛の鑑別診断持続時間である程度の鑑別ができる 数秒から1 分期外収縮筋 骨格系の痛み 心因性 30 分以内 狭心症食道痙攣 逆流性食道炎 30 分以上 急性心筋梗塞 解離性大動脈瘤 肺塞栓症 急性心膜炎自然気胸 胸膜炎胃 十二指腸潰瘍 胆嚢炎 胆石症帯状疱疹 急性心筋梗塞の心電図変化 R P T

表 9 死亡数 ( 場所 区 ) 年次 総数 施設内 施設外 総数病院診療所老健施設助産所老人ホーム総数自宅その他 平成 4 0,389 9,34 8, , ,63 9,54 8, , ,5 9,457 8,874

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感染症学 責任者 コーテ ィネーター 担当講座 学科 ( 分野 ) 情報薬科学分野西谷直之教授 情報薬科学分野 医学部臨床検査医学講座 対象学年 2 期間後期 区分 時間数 講義 18 時間 単位数 1 単位 学習方針 ( 講義概要等 ) 感染症学では既習の微生物学の知識を基にして 感染症の侵入門戸

1) 疾患別死亡数 死亡率 ( 七尾市 ) 死亡数 ( 総数 ) 資料 : 衛生統計報 死亡率 ( 総数 ) 人口 10 万対

10) 異物誤飲に対して胃洗浄などの適切な処置ができる 2. 習得すべき検査手技 1) 一般小児の静脈採血ができる 2) 指導医の元で腰椎穿刺および骨髄穿刺ができる 3) 年齢に応じたマンシェットを選択し 正しく血圧測定ができる 4) 胸部単純 X 線写真で肺炎 胸水の貯留 無気肺 肺気腫 気胸の所

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206 年実施卒後教育プログラム ( 日泌総会 ) 領域等タイトル日時単位 日泌総会卒後 日泌総会卒後 2 日泌総会卒後 3 日泌総会卒後 4 日泌総会卒後 8 日泌総会卒後 9 日泌総会卒後 0 日泌総会卒後 日泌総会卒後 2 日泌総会卒後 3 日泌総会卒後 4 日泌総会卒後 5 日泌総会卒後 6

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1981 年 男 全部位 C00-C , , , , ,086.5 口腔 咽頭 C00-C

06: 耳鼻咽喉 頭頸部外科コース 1. 耳鼻咽喉 頭頸部外科コースの概説このコースでは 聴器 平衡器 鼻 副鼻腔 口腔 咽頭 喉頭 気管 食道および唾液腺 甲状腺を含む臨床解剖 生理を知り これら器官の疾患の診断および治療法についての概念を習得することにあるが さらにこれら疾患と他臓器疾患との関連

検査項目情報 6154 一次サンプル採取マニュアル 4. 内分泌学的検査 >> 4E. 副腎髄質ホルモン >> 4E016. カテコールアミン3 分画 カテコールアミン3 分画 [ 随時尿 ] catecholamines 3 fractionation 連絡先 : 3764 基本情報 4E016

系統看護学講座 クイックリファレンス 2013年7月作成

10075 口頭発表 身体活動 8 月 31 日 ( 金 ) 8:30~9:20 第 8 会場 朱鷺メッセ 3F 小会議室 口頭発表 診断 -その他 8 月 30 日 ( 木 ) 11:00~12:20 第 5 会場 朱鷺メッセ 3F 中会議室


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診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認

平成 20 年度診療報酬改定結果検証に係る調査 ( 厚生労働省委託事業 ) 終末期の治療方針等についての話し合いや文書等の提供についての意識調査 ( 案 ) 問 1 あなたは ご自身が重い病気などで 治る見込みがない状況になったとき その後の病状の変化や過ごし方について 医師や看護師 その他の医療関

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10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

第14巻第27号[宮崎県第27週(7/2~7/8)全国第26週(6/25~7/1)]               平成24年7月12日

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ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に

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4 月 20 日 2 胃癌の内視鏡診断と治療 GIO: 胃癌の内視鏡診断と内視鏡治療について理解する SBO: 1. 胃癌の肉眼的分類を列記できる 2. 胃癌の内視鏡的診断を説明できる 3. 内視鏡治療の適応基準とその根拠を理解する 4. 内視鏡治療の方法 合併症を理解する 4 月 27 日 1 胃

種の評価基準により分類示の包括侵襲性指行為の看護師が行う医行為の範囲に関する基本的な考え方 ( たたき台 ) 指示のレベル : 指示の包括性 (1) 実施する医行為の内容 実施時期について多少の判断は伴うが 指示内容と医行為が1 対 1で対応するもの 指示内容 実施時期ともに個別具体的であるもの 例

報告は 523 人 (14. 5) で前週比 9 と減少した 例年同時期の定点あたり平均値 * (16. ) の約 9 割である 日南 (37. 3) 小林(26. 3) 保健所からの報告が多く 年齢別では 1 歳から 4 歳が全体 の約 4 割を占めた 発生状況 ( 宮崎県 ) 定

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても 保健事業実施計画 ( データヘルス

今週前週今週前週 2/18~2/24 インフルエンザ ヘルパンギーナ 4 4 RS ウイルス感染症 流行性耳下腺炎 ( おたふくかぜ ) 7 4 咽頭結膜熱 急性出血性結膜炎 0 0 A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎 流行性角結膜炎 ( はやり目

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必修項目チェックリスト 名前 A 経験すべき診療法 検査 手技 3. 基本的な臨床検査病態と臨床経過を把握し 医療面接と身体診察から得られた情報をもとに必要な検査を A: 自ら実施し 結果を解釈できる その他 : 検査の適応が判断でき 結果の解釈ができる 1) 一般尿検査 ( 尿沈渣顕微鏡検査を含む ) 有 経験 無 2) 便検査 ( 潜血 虫卵 ) 3) 血算 白血球分画 4) 血液型判定 交差適合試験 (A) 5) 心電図 (12 誘導 ) (A) 負荷心電図 6) 動脈血ガス分析 (A) 7) 血液生化学的検査簡易検査 ( 血糖 電解質 尿素窒素など ) 8) 血液免疫血清学的検査 ( 免疫細胞検査 アレルギー検査を含む ) 9) 細菌学的検査 薬剤感受性検査 検体の採取( 痰 尿 血液など ) 簡単な細菌学的検査( グラム染色など ) 10) 肺機能検査スパイロメトリー 11) 髄液検査 13) 内視鏡検査 14) 超音波検査 (A) 15) 単純 X 線検査 17)X 線 CT 検査 1

A 経験すべき診療法 検査 手技 4. 基本的手技 1) 気道確保を実施できる 2) 人工呼吸を実施できる ( バックマスクによる徒手換気を含む ) 3) 心マッサージを実施できる 4) 圧迫止血法を実施できる 5) 包帯法を実施できる 6) 注射法 ( 皮内 皮下 筋肉 点滴 静脈確保 ) を実施できる 7) 採血法 ( 静脈血 動脈血 ) を実施できる 8) 穿刺法 ( 腰椎 ) を実施できる 10) 導尿法を実施できる 11) ドレーン チューブ類の管理ができる 12) 胃管の挿入と管理ができる 13) 局所麻酔法を実施できる 14) 創部消毒とガーゼ交換を実施できる 15) 簡単な切開 排膿を実施できる 16) 皮膚縫合法を実施できる 17) 軽度の外傷 熱傷の処置を実施できる 18) 気管挿管を実施できる 19) 除細動を実施できる 6. 医療記録 1) 診療録 ( 退院時サマリーを含む ) をPOS (Problem Oriented System) に従って記載し管理できる 2) 処方箋 指示箋を作成し 管理できる 経験有無経験有無 3) 診断書 死亡診断書 死体検案書 その他の証明書を作成し 管理できる 4)CPC( 臨床病理検討会 ) レポート ( 剖検報告 ) を作成し 症例呈示できる 5) 紹介状と 紹介状への返信を作成でき それを管理できる 2

1. 頻度の高い症状 2) 不眠 5) 浮腫 6) リンパ節腫脹 7) 発疹 9) 発熱 10) 頭痛 11) めまい 14) 視力障害 視野狭窄 15) 結膜の充血 19) 胸痛 20) 動悸 21) 呼吸困難 22) 咳 痰 23) 嘔気 嘔吐 26) 腹痛 27) 便通異常 ( 下痢 便秘 ) 28) 腰痛 31) 四肢のしびれ 32) 血尿 33) 排尿障害 ( 尿失禁 排尿困難 ) 2. 緊急を要する症状 病態 1) 心肺停止 2) ショック 3) 意識障害 4) 脳血管障害 6) 急性心不全 7) 急性冠症候群 8) 急性腹症 9) 急性消化管出血 13) 外傷 14) 急性中毒 16) 熱傷 経験有無経験有無 3

3. 経験が求められる疾患 病態 A= 入院患者を受け持ち 診断 検査 治療方針について症例レポートを提出 B= 外来診療または受け持ち入院患者 ( 合併症を含む ) で自ら経験する * 全疾患 (88 項目 ) のうち62 項目以上を経験することが望ましい (1) 血液 造血器 リンパ網内系疾患 [1] 貧血 ( 鉄欠乏貧血 二次性貧血 ) (B) [2] 白血病 [3] 悪性リンパ腫 [4] 出血傾向 紫斑病 ( 播種性血管内凝固症候群 :DIC) (2) 神経系疾患 [1] 脳 脊髄血管障害 ( 脳梗塞 脳内出血 くも膜下出血 ) (A) [2] 痴呆性疾患 [3] 脳 脊髄外傷 ( 頭部外傷 急性硬膜外 硬膜下血腫 ) [4] 変性疾患 ( パーキンソン病 ) [5] 脳炎 髄膜炎 (3) 皮膚系疾患 [1] 湿疹 皮膚炎群 ( 接触皮膚炎 アトピー性皮膚炎 ) (B) [2] 蕁麻疹 (B) [3] 薬疹 [4] 皮膚感染症 (B) (4) 運動器 ( 筋骨格 ) 系疾患 [1] 骨折 (B) [2] 関節 靱帯の損傷及び障害 (B) [3] 骨粗鬆症 (B) [4] 脊柱障害 ( 腰椎椎間板ヘルニア ) (B) (5) 循環器系疾患 [1] 心不全 (A) [2] 狭心症 心筋梗塞 (B) [3] 心筋症 [4] 不整脈 ( 主要な頻脈性 徐脈性不整脈 ) (B) [5] 弁膜症 ( 僧帽弁膜症 大動脈弁膜症 ) [6] 動脈疾患 ( 動脈硬化症 大動脈瘤 ) (B) [7] 静脈 リンパ管疾患 ( 深部静脈血栓症 下肢静脈瘤 リンパ浮腫 ) [8] 高血圧症 ( 本態性 二次性高血圧症 ) (A) 有 経験 無 4

3. 経験が求められる疾患 病態 A= 入院患者を受け持ち 診断 検査 治療方針について症例レポートを提出 B= 外来診療または受け持ち入院患者 ( 合併症を含む ) で自ら経験する * 全疾患 (88 項目 ) のうち 62 項目以上を経験することが望ましい 有 経験 無 (6) 呼吸器系疾患 [1] 呼吸不全 (B) [2] 呼吸器感染症 ( 急性上気道炎 気管支炎 肺炎 ) (A) [3] 閉塞性 拘束性肺疾患 ( 気管支喘息 気管支拡張症 ) (B) [4] 肺循環障害 ( 肺塞栓 肺梗塞 ) [5] 異常呼吸 ( 過換気症候群 ) [6] 胸膜 縦隔 横隔膜疾患 ( 自然気胸 胸膜炎 ) [7] 肺癌 (7) 消化器系疾患 [1] 食道 胃 十二指腸疾患 ( 食道静脈瘤 胃癌 消化性潰瘍 胃 十二指腸炎 ) (A) [2] 小腸 大腸疾患 ( イレウス 急性虫垂炎 痔核 痔瘻 ) (B) [3] 胆嚢 胆管疾患 ( 胆石 胆嚢炎 胆管炎 ) [4] 肝疾患 ( ウイルス性肝炎 急性 慢性肝炎 肝硬変 肝癌 アルコール性肝障害 薬物性肝障害 ) (B) [5] 膵臓疾患 ( 急性 慢性膵炎 ) [6] 横隔膜 腹壁 腹膜 ( 腹膜炎 急性腹症 ヘルニア ) (B) (8) 腎 尿路系 ( 体液 電解質バランスを含む ) 疾患 [1] 腎不全 ( 急性 慢性腎不全 透析 ) (A) [2] 原発性糸球体疾患 ( 急性 慢性糸球体腎炎症候群 ネフローゼ症候群 ) [3] 全身性疾患による腎障害 ( 糖尿病性腎症 ) [4] 泌尿器科的腎 尿路疾患 ( 尿路結石 尿路感染症 ) (B) (9) 妊娠分娩と生殖器疾患 [1] 妊娠分娩 ( 正常妊娠 流産 早産 正常分娩 産科出血 乳腺炎 産褥 ) (B) [2] 女性生殖器及びその関連疾患 ( 月経異常 ( 無月経を含む ) 不正性器出血 更年期障害 外陰 膣 骨盤内感染症 骨盤内腫瘍 乳腺腫瘍 ) [3] 男性生殖器疾患 ( 前立腺疾患 勃起障害 精巣腫瘍 ) (B) (10) 内分泌 栄養 代謝系疾患 [1] 視床下部 下垂体疾患 ( 下垂体機能障害 ) [2] 甲状腺疾患 ( 甲状腺機能亢進症 甲状腺機能低下症 ) [3] 副腎不全 [4] 糖代謝異常 ( 糖尿病 糖尿病の合併症 低血糖 ) (A) [5] 高脂血症 (B) [6] 蛋白および核酸代謝異常 ( 高尿酸血症 ) 5

3. 経験が求められる疾患 病態 A= 入院患者を受け持ち 診断 検査 治療方針について症例レポートを提出 B= 外来診療または受け持ち入院患者 ( 合併症を含む ) で自ら経験する * 全疾患 (88 項目 ) のうち62 項目以上を経験することが望ましい (11) 眼 視覚系疾患 [1] 屈折異常 ( 近視 遠視 乱視 ) (B) [2] 角結膜炎 (B) [3] 白内障 (B) [4] 緑内障 (B) [5] 糖尿病 高血圧 動脈硬化による眼底変化 (12) 耳鼻 咽喉 口腔系疾患 [1] 中耳炎 (B) [2] 急性 慢性副鼻腔炎 [3] アレルギー性鼻炎 (B) [4] 扁桃の急性 慢性炎症性疾患 [5] 外耳道 鼻腔 咽頭 喉頭 食道の代表的な異物 (13) 精神 神経系疾患 [1] 症状精神病 [2] 認知症 ( 血管性認知症を含む ) (A) [3] アルコール依存症 [4] 気分障害 ( うつ病 躁うつ病を含む ) (A) [5] 統合失調症 ( 精神分裂病 ) (A) [6] 不安障害 ( パニック症候群 ) [7] 身体表現性障害 ストレス関連障害 (B) (14) 感染症 [1] ウイルス感染症 ( インフルエンザ 麻疹 風疹 水痘 ヘルペス 流行性耳下腺炎 ) (B) [2] 細菌感染症 ( ブドウ球菌 MRSA A 群レンサ球菌 クラミジア ) (B) [3] 結核 (B) [4] 真菌感染症 ( カンジダ症 ) [5] 性感染症 [6] 寄生虫疾患 有 経験 無 6

3. 経験が求められる疾患 病態 A= 入院患者を受け持ち 診断 検査 治療方針について症例レポートを提出 B= 外来診療または受け持ち入院患者 ( 合併症を含む ) で自ら経験する * 全疾患 (88 項目 ) のうち62 項目以上を経験することが望ましい (15) 免疫 アレルギー疾患 [1] 全身性エリテマトーデスとその合併症 [2] 慢性関節リウマチ (B) [3] アレルギー疾患 (B) (16) 物理 化学的因子による疾患 [1] 中毒 ( アルコール 薬物 ) [2] アナフィラキシー [3] 環境要因による疾患 ( 熱中症 寒冷による障害 ) [4] 熱傷 (B) (17) 小児疾患 [1] 小児けいれん性疾患 (B) [2] 小児ウイルス感染症 ( 麻疹 流行性耳下腺炎 水痘 突発性発疹 インフルエンザ ) (B) [3] 小児細菌感染症 [4] 小児喘息 (B) [5] 先天性心疾患 (18) 加齢と老化 [1] 高齢者の栄養摂取障害 (B) [2] 老年症候群 ( 誤嚥 転倒 失禁 褥瘡 ) (B) C 特定の医療現場の経験 (1) 救急医療救急医療の現場を経験すること (2) 予防医療 予防 医療の現場を経験すること (3) 地域保健 医療 保健所 診療所 社会福祉施設 介護老人保健施設 僻地 離島診療所等の地域保健医療の現場を経験すること (4) 小児 育成医療 小児 育成医療の現場を経験すること (5) 精神保健 医療 精神保健センター 精神病院等の精神保健 医療現場を経験すること (6) 緩和 終末期医療 臨終の立ち会いを経験すること 経験有無経験有無 7

レポート提出チェックリスト 名 前 II. 経験目標項目 > A) 経験すべき診察法 検査 手技 >6. 医療記録済未備考 CPC( 臨床病理検討会 ) レポート ( 剖検報告 ) を作成し 症例呈示できる II. 経験目標項目 > B) 経験すべき症状 病態 疾患 > 1. 頻度の高い症状頻度の高い症状についてのレポート 2 年間の全臨床研修期間中に各 1 通合計 20 通 済未備考 1. 不眠 2. 浮腫 3. リンパ節腫脹 4. 発疹 5. 発熱 6. 頭痛 7. めまい 8. 視力障害 視野狭窄 9. 結膜の充血 10. 胸痛 11. 動悸 12. 呼吸困難 13. 咳 痰 14. 嘔気 嘔吐 15. 腹痛 16. 便通異常 ( 下痢 便秘 ) 17. 腰痛 18. 四肢のしびれ 19. 血尿 20. 排尿障害 ( 尿失禁 排尿困難 ) II. 経験目標項目 > B) 経験すべき症状 病態 疾患 > 3. 経験が求められる疾患 病態診断 検査 治療方針についての症例レポート 2 年間の全臨床研修期間中に各 1 通合計 10 通 済未備考 21. 脳 脊髄血管障害 ( 脳梗塞 脳内出血 くも膜下出血 ) 22. 心不全 23. 高血圧症 ( 本態性 二次性高血圧症 ) 24. 呼吸器感染症 ( 急性上気道炎 気管支炎 肺炎 ) 25. 食道 胃 十二指腸疾患 ( 食道静脈瘤 胃癌 消化性潰瘍 胃 十二指腸炎 ) 26. 腎不全 ( 急性 慢性腎不全 透析 ) 27. 糖代謝異常 ( 糖尿病 糖尿病の合併症 低血糖 ) 28. 認知症 ( 血管性認知症を含む ) 29. 気分障害 ( うつ病 躁うつ病を含む ) 30. 統合失調症 ( 精神分裂病 ) II. 経験目標項目 > B) 経験すべき症状 病態 疾患 > 3. 経験が求められる疾患 病態済未備考 外科症例レポート