情報通信技術面における留意点 ~ テレワーク導入時のセキュリティ マネジメント コミュニケーションのポイント ~ Flexible Work, Flexible Business, Flexible Life. 株式会社テレワークマネジメント
CONTENTS 1. テレワークをするために必要な ICT 環境とは 2. 情報セキュリティの 課題解決策 3. コミュニケーションの 課題解決策 4. マネジメント ( 労務管理 ) の課題解決策 2
弊社のご紹介 3
株式会社テレワークマネジメントのご紹介 普及 啓発 導入 支援 テレワークに関する講演 研修 テレワークセミナー定期実施 メールマガジン定期配信 自治体テレワーク普及 推進事業 テレワーク導入コンサルティングテレワークに関する調査 / 分析テレワークツールの開発 / 販売テレワーク勤務規則 / 制度策定サポート テレワーク研修 講演 ビジネス提案 政策提言 テレワークを活用した新しいビジネスの提案 国の政策提言 自治体の施策提言 総務省地域情報化アドバイザ 認定団体 4
1. テレワークをするために 必要な ICT 環境とは 5
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 情報セキュリティの確保適正な労務管理適正な人事評価社員同士のコミュニケーションテレワークの導入 運用コスト経営層のテレワークへの理解テレワークに対応した社内制度作り導入による効果の把握労働法規等との整合性その他特になし経営層のテレワークへの理解テレワークに対応した社内制度作り情報セキュリティの確保社員同士のコミュニケーションテレワークの導入 運用コスト1.1. 多くの企業が テレワーク導入の課題 と感じている点 6 1 位 2 位 3 位 4 位 1 位 2 位 3 位 4 位 平成 27 年版情報通信白書より検討している 関心がある (n=405) テレワーク導入済 (n=263)
2. 情報セキュリティの 課題解決策 7
2.1. セキュリティインシデントの発生理由 2016 年情報セキュリティインシデント報告書 (NPO 日本ネットワークセキュリティ協会調べ ) 最も多いのは 管理ミス (34.0%) 次いで 誤操作 (15.6%) 不正アクセス (14.5%) 2015 年度ベスト 3 1 紛失 置忘れ (30.4%) 2 誤操作 (25.8%) 3 管理ミス (18.0%) 8
2.2. テレワーク時 ( モバイル ) で目立つのは PC 等の紛失 盗難 9
2.3. テレワーク時のリスク例 社内サーバ 情報アクセス 通信 作業環境 機器の管理 10
2.4. テレワークのセキュリティ対策のポイント ( システム面 ) 機器の管理 リモート化 仮想化によって利用端末を シンクライアント 状態にする 通信 通信を暗号化 機器の管理 機器の管理 認証システムを強化 ( 別の認証方式もプラス ) 利用端末の適切な管理 ( ウイルス対策 HDD 暗号化 MDM 等 ) 11
2.5. テレワークのセキュリティ対策のポイント ( 制度 教育面 ) 情報アクセス 作業環境 情報の機密度に応じた取扱い ( 適切なアクセス権限の設定 ) セキュリティガイドライン作成 作業環境 セキュリティ研修の継続的な実施 12
( 参考 ) シンクライアント化とは? ファットクライアント端末 ( 普通の PC) データ アプリケーション OS サーバー 画面転送 データアプリケーション OS プログラム実行データ保存 画面表示 入力 プログラム実行 データ保存 シンクライアント端末 最小限のアプリケーション 画面表示 入力 13
2.6. シンクライアントの活用例 ~ リモートデスクトップ リモートデスクトップ いつもの自分の PC サービス提供者の環境 リモート操作 社内 LAN 手元のPCをシンクライアント化 データを持ちださないので手元パソコンに業務データが残らない 情報漏洩リスク最少 手元パソコンが社内 LAN に直接接続しない 手元パソコンから脅威が入り込まない 会社での業務 PC 環境を手元で再現できる ( 印刷以外 ) すべての情報にアクセス可 14
2.7. その他のアクセス例 ~ 社内 LAN へのリモートアクセス 社内 LAN へのリモートアクセス いつもの自分の PC VPN 接続 (virtual private network) 社内 LAN データを持ちだせるため 手元パソコン内に業務データが残る パソコンの盗難 紛失時には情報漏洩のリスク 手元パソコンを直接接続 手元パソコンから脅威が入り込むリスク 社内 LAN につながる PC の環境を再現 すべての情報にアクセス可 15
3. コミュニケーションの 課題解決策 16
3.1. コミュニケーションの種類に合わせたツールの活用 フォーマル バーチャルオフィス コ業務ミ会議ュ指示ニケメールー ( 例 )Gmail シWEB 会議メッセンジャーョン( 例 ) Skype ミーティングのfor Business 朝礼質声掛け YouRoom ChatWork イン雑談 Yammer LINE WORKS フォー SNS マル (social network service) 部署 17 ( 例 )Sococo Virtual Office WEB 会議 連絡 通達 メーリングリスト 1 対 1 担当者チーム全社 コミュニケーションの範囲 ( 例 ) MeetingPlaza WebEX HD コム V-Cube Google ハングアウト WEB 会議 TV 会議 電話 FAX 電話 電子 FAX Fusion Biztel 050Plus for biz BizFAX KDDI ペパーレス FAX サービス 外部
3.2. 常時接続で バーチャルオフィス 化 資料も共有できます 18
4. マネジメント ( 労務管理 ) の 課題解決策 19
4.1. システムと運用の両方で多角的に 見える化 システムで管理 アクセスログの取得 ログで管理 専用ツールで管理 オンラインタイムカード プレゼンスツール 等 運用で管理 スケジューラ 業務予定表 日報 報告書で管理 個別連絡で管理 始業 終業のメールや電話連絡 20
4.2. 離れている社員を ITC で 見える化 単なる時間管理 記録だけでなく作業画面の記録や顔認証による在席確認など多様な機能を持つ商品も 遠隔の社員の 見える化 21
まとめ テレワーク実施に必要な ITC 環境構築のポイント 情報をできるだけ社外に持ち出さずに業務を遂行できる環境の構築 シンクライアントリモートデスクトップなど WEB 会議 TV 会議チャット メッセンジャー SNS など コミュニケーション セキュリティ テレワークができる ICT 環境 利用するデバイスのセキュリティの担保 マネジメント 端末認証 MDM など 労務管理 プレゼンス 進捗を見える化 文字や音声による方法を複数確保 オンラインタイムカードプレゼンスツールスケジューラ日報など この3つを整えて いつもの仕事がどこでもできる 環境に 22
ご清聴いただきありがとうございました 23