目次 1. 総則 適用範囲 監理員 総括責任者 実施の方法および工程 業務の促進 業務概要 背景および目的 実施内容 遠

Similar documents
平成 27 年度地層処分技術調査等事業処分システム工学確証技術開発のうち人工バリアと周辺岩盤の長期挙動評価手法の構築外注 人工バリア長期挙動の実験的評価法の検討 仕様書 ( 公財 ) 原子力環境整備促進 資金管理センター

<4D F736F F D E64976C8F91817A B7B8E73959F8E F41984A8BC696B18A4A91F D F8E968BC68BC696B18E6

⑦仕様書

< D92E8955C81698D488E968AC4979D816A2E786C73>

個人情報保護規程

*17

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

Taro-件名:.jtd

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

様式第19号

令和元年度 歩掛データ整理業務 特別仕様書 北陸農政局 土地改良技術事務所

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

2 調査の実施 回収ア調査の実施方法受託者はセキュリティを確保し ストレスチェックの結果は実施者以外閲覧不可にして インターネットを活用して実施することとする 機構は 受託者に対し職員番号 氏名 所属部署 性別 生年月日 個人メールアドレス等のストレスチェックの実施に必要な情報を提供する 受託者はこ

とともに, 高度な技術を要する部門については, 相当の経験を有する技術者を配置するものとする (2) 主任技術者は, 業務の全般に渡り, 技術的管理を行うために必要な能力を有するものとする (3) 主任技術者は, 業務が完了するまで原則として変更できない ただし, やむを得ない理由により変更する場合

14個人情報の取扱いに関する規程

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

BIM/CIM 活用における 段階モデル確認書 作成マニュアル 試行版 ( 案 ) 平成 31 年 3 月 国土交通省 大臣官房技術調査課

個人情報の保護に関する規程(案)

Ⅵ 記録映像製作業務 1. 企画業務 2. 撮影業務 3. 編集業務

の円滑な遂行を図るものとする 4 疑義 本仕様書に定める事項について疑義が発生した場合, または本仕様書に定めない事 項については, 市と作成事業者の協議により決定するものとする 5 機密の保持 ⑴ 作成事業者は, 本業務の遂行上知りえた事項について第三者に漏らしてはならない ⑵ 作成事業者は, 個

仙台市交流人口ビジネス活性化戦略 推進に係る 体験プログラム発信 Web システム構築 運用保守業務委託仕様書 1 業務の目的及び概要交流人口の拡大と地域経済の活性化に向けて 本市の観光資源を活用した様々な体験プログラム等をデータベースとして登録し 検索から申込までを一体的に行うことができる 旅行者

3 治験実施計画書目的 当該治験について 治験実施計画書が手順書に従い適切に作成及び改訂されていることを確認する 次の事項を調べる (1) 治験実施計画書の記載項目 ( 再生医療等製品 GCP 省令第 7 条第 1 項に規定する項目 ) (2) 治験実施計画書の作成 改訂の手順と日付 (3) 治験計

特定個人情報の取扱いの対応について

個人情報保護に関する規定 ( 規定第 98 号 ) 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条学校法人トヨタ学園および豊田工業大学 ( 以下, 総称して本学という ) は, 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号, 以下, 法律という ) に定める個人情報取り扱い事業者 (

ごみ処理施設(建屋部)建設に係る設計施工監理業務委託共通仕様書

                            技管第  号

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

(Microsoft Word - \201iAL\201jAG-Link\227\230\227p\213K\222\350.doc)

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

特定個人情報の取扱いの対応について


2 センターは 前項の届出を受理したときは 当該利用者の設定を解除するものとする ( 設定票等の再発行 ) 第 7 条利用者は センターが交付した Web-EDI 機能利用情報の書類の再交付を申請するときは 様式 WE-04 号 Web-EDI 機能利用証等再交付申込書 に必要事項を記載して センタ

安全管理規程

平成 30 年度京都イノベーション創出ネットワーク (KIC-Net) 特許調査業務仕様書 1 総則 本仕様書は 公益財団法人京都産業 21( 以下 財団 という ) が委託する平成 30 年度京都イノベーション創出ネ ットワーク (KIC-Net) 特許調査業務に関する仕様について定める 2 件名

医師主導治験取扱要覧

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF E08A748AAF965B8FEE95F1835A834C A A E815B92F18F6F8E9197BF2E70707

個人情報保護規程例 本文

ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社

大塚製薬(株)佐賀工場

個人情報保護規定

ジの おすすめイベント へ掲載できなかったイベント情報の掲載方法についても検討し 掲載するページを設ける ( 外部サイトの利用も可 ) 4) 子どもパークレンジャー ページ( 環境省担当官が毎月提供する 平成 30 年度子ども

財団法人日本体育協会個人情報保護規程

発注者支援業務(工事監督支援業務)のポイント

個人情報管理規程

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

<4D F736F F D A B28DB88BA492CA816988C4816A>

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

Ⅰ 総則 1 業務委託の目的本市では 平成 20 年 7 月に策定した茅ヶ崎市景観計画に基づき 平成 27 年 7 月に茅ヶ崎公共サインガイドライン ( 以降 ガイドライン ) を策定した ガイドラインでは 歩きたい出掛けたいサイン を目標に ユニバーサルデザインに配慮しながら まちの魅力を伝えるサ

個人情報の取り扱いに関する規程

工事書類の作成上の留意事項 3 つの原則 ( 監督職員等 施工者共通 ) の徹底 現行ルールの徹底書類の作成を指示しない 受けとらない 提出しないを徹底甲乙対等の立場設計不備に対する補完の書類等の作成を指示しない協議書等については ポイントを絞り簡潔に作成簡素化した書類や不要な書類が提出されても受け

目次 表紙... 1 目次... 2 改訂記録 目的 対象 製造部門 品質部門組織 PET 薬剤製造施設 ( 施設長 ) の責務 製造管理者の責務 各責任者の責務... 7 ( 別紙 1) (

p81-96_マンション管理ガイド_1703.indd

目次 1. 件名 履行場所 契約期間 支払条件 ペーパーレス会議システム構築の仕様及び仕様等詳細協議 瑕疵担保責任 再委託及び再委託に係る受託者の責任 実施体制 機密保持.

Microsoft Word - ③調査仕様書.doc

Microsoft Word - 文教センター・仕様書

委託契約書(案)

<4D F736F F D2088E396F BB91A28BC EF C8EA695DB8AC78BE695AA816A C826F8AEE8F808F918EE88F878F B2E646F63>

資料編 に委託して製造をする場合を含み 他から委託を受けて製 造する場合を含まない ) をし 又は輸入した化粧品を製造 販売のために出荷することをいう 製造販売業者 とは 会社の経営陣 ( 取締役等 ) を指します 薬事法施行規則第 92 条 (4) ロット とは 一の製造期間内に一連の製造工程によ

15 変更管理

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

文書管理番号

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

個人情報管理規程

018QMR 品質計画書作成規程161101

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

3. 応募方法 ( 提案書の作成 提出方法 ) 研究提案者は 所定の研究計画提案書 ( 別添資料-1 の書式を利用のこと) に沿って研究提案を含む必要事項を記入のうえ 下記に従い当センターに電子メールにより提出する 研究テーマ例については別紙 1 も参考 1 応募期限 : 平成 30 年 8 月 2

保健福祉局地域福祉課

じ ) その他の処方せん医薬品又は高度管理医療機器の製造販売に係る業務の責任者との密接な連携を図らせること ( 安全確保業務に係る組織及び職員 ) 第四条第一種製造販売業者は 次に掲げる要件を満たす安全確保業務の統括に係る部門 ( 以下この章において 安全管理統括部門 という ) を置かなければなら

目次 1. 一般 目的 適用範囲 参照文書 用語及び定義 内部監査 一般 内部監査における観点 内部監査の機会 監査室

平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

仕様書 1. 件名 年金決定原議書のマイクロフィルムからのデジタルデータファイル作成業務 2. 作業期間 契約締結日から 6 か月以内 3. 目的地方職員共済組合から貸与される年金決定原議書のマイクロフィルムから 地方職員共済組合で稼動中の原議書検索システム ( 以下 既存システム という ) 向け

1 / 7 名古屋港管理組合共通仕様書 ( 設計 測量 調査等業務 ) 改定表平成 29 年 7 月 ( 新旧対比表 ) 頁 行又は項目 原 文 改 定 摘 要 10) 総括監督員 とは 主に受注者に対する指示 承諾又は協議及び契約書 設計図書の記載内容に関する確認 10) 総括監督員 とは 主に受

( 情報システム管理者 ) 第 4 条情報システム管理者は システム規程に基づき 電子メールの適正な管理及び運営に努めなければならない 2. 利用者のアカウントを適切に管理士しなければならない 3. 定期的に利用者に対し 電子メールの適切な運用管理と禁止事項について 教育指導を行うものとする ( メ

Taro-〔別添様式〕「認証取得の活用について(建築)」

(Microsoft PowerPoint - GVPGQP\203t\203H\203\215\201[\203A\203b\203v.pptx)

<93C18B4C8E64976C8F9195CA8E862E786C73>

平成11年6月8日

子ども・子育て支援事業計画策定業務委託 仕様書(案)

<4D F736F F D204E45444F D E836782C982A882AF82E9926D8DE0837D836C AEE967B95FB906A91E63494C BD90AC E398C8E323593FA89FC92F9816A>

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

目次 第 1 章総則 適用の範囲... 1 業務の実施... 1 業務の計画及び管理... 1 資料の貸し出し... 2 中間報告... 2 完了報告... 2 成果品の取り扱い... 3 第 2 章業務内容

Microsoft Word - 2-1 契約書

ISO13485:2005 と本邦における QMS との違いについて ( いわゆる追加的要求事項と呼ばれる事項について よく質問があります 品質マニュアル ( 品質管 理監督基準書 ) 作成の際に参考になると幸いです 条項ごとに解説を記載しましたので 参考にしてください 追加的要求事項 1: 製造所

家屋評価システム入力業務委託 仕様書

大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継

する 研究実施施設の環境 ( プライバシーの保護状態 ) について記載する < 実施方法 > どのような手順で研究を実施するのかを具体的に記載する アンケート等を用いる場合は 事前にそれらに要する時間を測定し 調査による患者への負担の度合いがわかるように記載する 調査手順で担当が複数名いる場合には

12_モニタリングの実施に関する手順書 

ISO 9001:2015 から ISO 9001:2008 の相関表 JIS Q 9001:2015 JIS Q 9001: 適用範囲 1 適用範囲 1.1 一般 4 組織の状況 4 品質マネジメントシステム 4.1 組織及びその状況の理解 4 品質マネジメントシステム 5.6 マネジ

7 メールの送信先 情報共有 におけるメール送信先を以下に示す (1) 受注業者が発注機関に対し書類を送信する場合 宛先 は一般監督員とし CC により主任監督員にも送信することとするが 受発注者双方の 協議 により不要と判断した場合は この限りでない 主任監督員を置かない案件の場合は 担当係長に読

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

Microsoft Word - H30企画提案仕様書

PMK520合併・分社等に伴うプライバシーマーク付与の地位の継続に関する手順

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

< F2D E95E28F9E8E BC696B18BA492CA8E64976C8F91>

Transcription:

平成 30 年度高レベル放射性廃棄物等の地層処分に関する技術開発事業 ( ニアフィールドシステム評価確証技術開発 ) 緩衝材の再冠水過程を対象とした遠心模型試験の適用性検討 仕様書 平成 30 年 8 月 ( 公財 ) 原子力環境整備促進 資金管理センター

目次 1. 総則... 1 1.1. 適用範囲... 1 1.2. 監理員... 1 1.3. 総括責任者... 1 1.4. 実施の方法および工程... 1 1.5. 業務の促進... 2 2. 業務概要... 2 2.1. 背景および目的... 2 2.2. 実施内容... 2 2.2.1. 遠心模型試験等に係る文献調査... 2 2.2.2. 緩衝材の浸潤挙動を対象とした遠心模型試験... 3 2.3. 納入先... 3 2.4. 監理員... 3 2.5. 担当箇所... 3 2.6. 実施期限... 3 2.7. 提出図書類... 4 2.8. その他... 5

1. 総則 1.1. 適用範囲本仕様書は 公益財団法人原子力環境整備促進 資金管理センター ( 以下 当センター という ) が 経済産業省資源エネルギー庁から受託して実施する 平成 30 年度高レベル放射性廃棄物等の地層処分に関する技術開発事業 ( ニアフィールドシステム評価確証技術開発 ) ( 以下 本事業 という ) 緩衝材の再冠水過程を対象とした遠心模型試験の適用性検討 ( 以下 本業務 という ) に適用する 1.2. 監理員契約書および仕様書等に記載する業務を適正 円滑 かつ安全に実施するため 下記に示す当センターの監理員 ( 以下 監理員 という ) は 次の事項を行なう (1) 仕様書および設計図書についての疑義の解明 (2) 契約書 仕様書 品質マネジメント規程 設計図書 実施計画書および関係諸法規等に示されている内容にしたがい実施されていることの管理 (3) 本業務上必要な指示または助言 (4) 関連箇所との必要な連絡並びに調整 (5) 成果品の検査 (6) 請負人からの提出図書類の受付処理 (7) その他管理上必要な処理 1.3. 総括責任者 (1) 請負人は 業務の実施に当たり総括責任者をおくものとする この場合 請負人はあらかじめその氏名 経歴などについて 当センターへ書面により届け出るものとする (2) 総括責任者が出張等で前項の管理を行なうことが出来ない場合は あらかじめその代行者を当センターに届け出るものとする 1.4. 実施の方法および工程 (1) 請負人は ISO9001:2008 4.2.2 品質マニュアル 又は ISO9001:2015 7.5.1 b) 品質マネジメントシステムの有効性のために必要な文書 に相当する文書を提出し ISO9001 等に準じた適切な品質マネジメントの下で本業務を実施すること (2) 請負人は 本業務の着手に先立ち 実施方法 実施体制及び工程等を明らかにした ISO9001:2008 7.1 製品実現の計画 又は ISO9001:2015 8.1 運用の計画 に相当する実施計画書を当センターに提出し 当センターの承認を受けるものとする (3) 請負人は 定められた法令を遵守し 安全に作業を行うものとする 1

1.5. 業務の促進 (1) 請負人は 業務遅延のおそれがあると認められたときは 直ちにその詳細を当センター又は監理員に報告し その指示を受け適切な措置をとるものとする (2) 当センターは 業務遅延のおそれがあると認めたとき または請負人からの前項の報告を受けたときは 請負人に対し請負人の負担において 実施方法の変更 使用人または作業員の増員を要求することができる (3) 当センターおよび請負人は 次の各号に該当すると認めたときは 理由を明示して実施の方法又は工程等の変更を行うことができる 1 当センター業務遂行に支障があると認められたとき 2 請負業務の成果に支障をきたすと認められたとき 3 業務遅延のおそれがあると認められたとき 4 その他必要と認めたとき (4) 請負人は 実施の方法および工程を変更する必要があるときは 遅滞なく監理員に届け出を行い当センターの承認を受けるものとする 2. 業務概要 2.1. 背景および目的平成 30 年 3 月に策定された 地層処分研究開発に関する全体計画 ( 平成 30 年度 ~ 平成 34 年度 ) に示された課題解決に向けて 処分場近傍の 100m 程度の領域 ( ニアフィールド ) を対象とした 廃棄体定置後の過渡的な時期から閉鎖後長期に至る期間の地層処分システムの構成要素間及び諸現象間の相互作用を考慮した解析手法の検討 地質環境の条件に応じたパラメータの取得手法の検討 取得を実施し 地層処分事業における概要調査から精密調査段階に有用となる調査 評価技術を開発することが本事業の目的である 本業務では 遠心模型試験に関する既往の文献調査と緩衝材の浸潤挙動を対象とした遠心模型試験の実施により 緩衝材の再冠水過程を対象とした加速試験としての適用性について検討し 数値解析の妥当性確認に資する試験データの取得を目的とする 2.2. 実施内容 2.2.1. 遠心模型試験等に係る文献調査既往の文献等の調査により 地層処分等の分野における遠心模型試験の適用性およびニアフィールド領域や緩衝材の再冠水過程を対象とした解析結果の妥当性確認について 遠心模型試験を用いた取り組み状況に関する情報を整理する 文献調査では 以下の点について考慮すること 1 遠心模型試験における対象領域 試験条件 得られた成果など 2ニアフィールド領域を対象とした際の遠心場の相似則の成立性 3 数値解析結果の妥当性確認に関する情報 2

2.2.2. 緩衝材の浸潤挙動を対象とした遠心模型試験緩衝材の浸潤挙動を対象とした遠心模型試験を実施し 実換算時間で数十年程度の緩衝材中の水の浸潤距離と経過時間の関係について取得する また その結果と重力場 (1G) における緩衝材の浸潤試験結果等 ( 既往の数年程度の長期試験 ) を比較 検討することにより 緩衝材の浸潤挙動の加速試験としての適用性について評価する なお 遠心模型試験に使用する材料および配合は表 1 に示すものを標準とする ベントナイト 表 1 試験に使用する材料および配合 材料配合割合 ( 乾燥質量比 ) ケイ砂 クニゲル V1 3 号 +5 号 ( 乾燥質量比 1:1) ベントナイト : ケイ砂 =7:3 2.3. 納入先報告書等の書面 : 東京都中央区明石町 6 番 4 号ニチレイ明石町ビル 12 階公益財団法人原子力環境整備促進 資金管理センター 2.4. 監理員処分工学調査研究プロジェクトチーフ プロジェクト マネジャープロジェクト マネジャープロジェクト リーダー 江守稔石井智子阿部孝行川久保政洋 2.5. 担当箇所 公益財団法人原子力環境整備促進 資金管理当センター 処分工学調査研究プロジェクト 2.6. 実施期限 平成 31 年 3 月 20 日 3

2.7. 提出図書類 請負人は 当センターに下記の図書資料を提出するものとする 図書 資料名 数量 ( 部 ) 提出期限 備考 1. 実施計画書 2 契約後速やかに A4 版 ( 承認後 1 部返却 ) 2. 品質マニュアル相当文書 1 契約後速やかに A4 版 3. 総括責任者届 1 契約後速やかに A4 版 4. 試験計画書 2 契約後速やかに A4 版 ( 承認後 1 部を返却 ) 5. 研究不正行為等防止策 1 1 契約後速やかに A4 版 6. 情報セキュリティ対策 2 1 契約後速やかに A4 版 7. 災害時の緊急連絡先および対応策 3 1 契約後速やかに A4 版 8. データの管理方法 4 1 契約後速やかに A4 版 9. 打合せ議事録 1 打ち合わせ後 7 日以内 A4 版 電子データ 10. 報告書ドラフト版 5 1 平成 31 年 1 月 15 日 A4 版ファイル綴じ 11. 同電子データ 1 平成 31 年 1 月 15 日 CD-R DVD-R 等 6 12. 報告書 5 1 平成 31 年 3 月 11 日 A4 版ファイル綴じ 13. 報告書電子データ 1 平成 31 年 3 月 11 日 CD-R DVD-R 等 6 14. 完了届 1 平成 31 年 3 月 20 日 所定の書式による 15. 納品書 1 平成 31 年 3 月 20 日 書式は定めない 16. その他 - 必要の都度 監理員の指示による 1 研究活動の不正行為への対応に関する指針 ( 経済産業省 : 平成 19 年 12 月 26 日 ) および 公的研究費の不正な使用等の対応に関する指針 ( 経済産業省 : 平成 20 年 12 月 3 日 ) に基づく 適切な研究不正行為等防止策 2 情報セキュリティ対策 については 経済産業省情報セキュリティ対策基準 ( 平成 18 年 3 月 31 日 ) に等に則った適切な対策を講じること 3 災害時の緊急連絡先および対応策 は 地震の発生等による災害時においても 当該業務 の継続 ( 重要業務を中断しないことや 中断しても可能な限り短期間で業務を再開すること ) ができるようにするためのものである 4 アウトプットについて ISO9001:2015 7.1.5.2 測定のトレーサビリティおよび 8.5.2 識 別およびトレーサビリティ に基づく 一意の識別 ( 特定の履歴 所在など追跡すべき一つ の源の識別 ) を管理し 調査研究のトレーサビリティを可能とするためのデータの管理方法 5 報告書の様式 ( レイアウト フォント等 ) は監理員が別途指示する 6 電子データには事業で得られた元データ ( 図表 グラフに係る測定値 分析値等のデジタル データ等 ) の MS-Excel 等の二次利用可能なファイル形式を含むものとする また 各デー タのファイル名については 報告書の図表名と整合を取ること なおデータは オープンデ 4

ータとして公開されることを前提とし 経済産業省以外の第三者の知的財産権が関与する内 容を含まないものとすること 2.8. その他 (1) 本業務の実施に必要な条件は 別途当センターより提示されるものとする また 関連する成果のうち当センターにおいて明らかにされているものについては 協議の上別途当センターより提示されるものとする (2) 本業務において入手した図書 資料等に関しては その内容により当センターと協議の上 その全部または一部を報告書に添付するものとする (3) 本業務が仕様に基づき適切に実施されていることを当センターが確認できるよう 進捗資料を提示するとともに 必要に応じて中間報告を実施すること (4) 当センターから資料の提出 説明等の要請があった場合は その都度対応し 期限を遵守すること また 当センターの本業務の内容に関する外部発表 打合せ等についての協力要請に対して 資料の提出 発表者の派遣等の協力を行うこと 以上 5