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別表 3-1 教科に関する科目一覧表 中学校教諭 理科本課程に開設する対応科目及び単位数 応用生物学課程 は必修科目を示す 高等学校教諭理科 本課程に開設する対応科目及び単位数 物理学 基礎力学 () 基礎力学 () 物理学 基礎電磁気学 () 基礎電磁気学 () 物理学実験 物理学基礎実験 A()

愛知県立愛知総合科高等学校全日制課程 平成 28 年度入学 [ 機械制御科 ] 学 科 名 機械制御科 数 学 A また 3 年 英語表現 Ⅱ の履修には 数 学 B 年 英語表現 Ⅰ の履修が必要 技術基礎 2~ 情報技術基礎 2

商業科 ( 情報類型 ) で学習する商業科目 学年 単位 科目名 ( 単位数 ) 1 11 ビジネス基礎 (2) 簿記(3) 情報処理(3) ビジネス情報(2) 長商デパート(1) 財務会計 Ⅰ(2) 原価計算(2) ビジネス情報(2) マーケティング(2) 9 2 長商デパート (1) 3 プログ

co.1950 co.1943 co.1927 co.1929 co.1935

農 業 1 学習指導要領改訂の趣旨 職業に関する各教科 ( 農業 工業 商業 水産 家庭 看護 情報 福祉 ) においては 科学技術の進展 グローバル化 産業構造の変化等に伴い 必要とされる専門的な知識 技術の高度化への対応や 多様な課題に対応できる課題解決能力を育成することが重要で あることから

Ⅳ 電気電子工学科 1 教育研究上の目的電気電子技術に関して社会貢献できる能力と物事を総合的に判断し得る能力を養うと共に, 課題解決のためのチームワーク力と論理的思考力を身に付けることによって, 今後の社会環境の変化により生じる新たな要望に対して良識ある倫理観をもって対応でき, かつ国際的視野に立っ

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各学科 課程 専攻別開設授業科目 ( 教職関係 ) 総合情報学科 ( 昼間コース ) 中学校教諭 1 種免許状 ( 数学 ) 高等学校教諭 1 種免許状 ( 数学 ) 代数学 線形代数学第一 2 線形代数学第二 2 離散数学 2 応用代数学 2 オペレーションズ リサーチ基礎 2 数論アルゴリズム

< 表 4 > 工業 の教科又は教職に関する科目 教育職員免許状の種類授業科目最低単位数 高一種免 工業 < 表 5 > 工業 の教科に関する科目 ( 授業科目 ) 機械工学科, 電気電子工学科, 環境建設工学科及び機能材料工学科 で開設する専門教育科目 表 5 機械工学科電気電子工学科環境建設工学

人間関係を深めるとともに, 児童が自己の生き方についての考えを深め, 家庭や地域社会との連携を図りながら, 集団宿泊活動やボランティア活動, 自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない その際, 特に児童が基本的な生活習慣, 社会生活上の

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Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

工業教育資料347号

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3. 教科に関する科目の単位の修得方法 ( 教科又は教職に関する科目の単位数を含む ) 免許法に定める教科に関する科目の, 理工学部における単位の修得方法については, 各学科ごとに, 次表に定める科目の単位を修得しなければなりません ( 第 2 表の 1) 数物科学科 ( 数理科学コース, 応用計算

福祉科の指導法 単位数履修方法配当年次 4 R 2 年以上 科目コード EC3704 担当教員佐藤暢芳 ( 上 ) 赤塚俊治 ( 下 ) 2017 年 11 月 20 日までに履修登録し,2019 年 3 月までに単位修得してください 2014 年度までの入学者が履修登録可能です 科目の内容 福祉科

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成)

都市デザイン工学科 2018 年度以降入学生対象 2018~ 年度 _C ディプロマ ポリシー 実践力のある専門的技術者となるべく 在学中だけでなく生涯にわたって主体的に学修活動を積み重ねる関心と意欲を持続できる 主体的に生涯学習を継続する意欲 (1) と関心 (2) 人文社会科学や自然科学 情報技

平成 29 年 4 月 12 日サイバーセキュリティタスクフォース IoT セキュリティ対策に関する提言 あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続される IoT/AI 時代が到来し それらに対するサイバーセキュリティの確保は 安心安全な国民生活や 社会経済活動確保の観点から極めて重要な課題

123

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判


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3 年生からは航海と機関の各コースに分かれた専門授業が多くなり 将来の進路に直結した内容を学修する 5 年生の卒業研究では課題や問題に対して自ら解決し他に伝える表現力などを学ぶ 大型練習船実習は4 年後期 5ヶ月 6 年前期 ( 社船実習も有る ) で行なわれ 船員に必要な実践力を身につける 3.

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

5. 政治経済学部 ( 政治行政学科 経済経営学科 ) (1) 学部学科の特色政治経済学部は 政治 経済の各分野を広く俯瞰し 各分野における豊かな専門的知識 理論に裏打ちされた実学的 実践的視点を育成する ことを教育の目標としており 政治 経済の各分野を広く見渡す視点 そして 実践につながる知識理論

「標準的な研修プログラム《

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回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

平成 28 年 4 月 1 日 大阪情報専門学校 学科 専攻の概要 1. 教育計画 学期 ( 二期制 ) 登校日数 長期休み 登校日数 :215 日 前期 : 4 月 1 日 ~ 9 月 31 日 後期 :10 月 1 日 ~ 3 月 31 日 成績評価の基準 夏期 :8 月 1 日 ~8 月 31

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資料7 新学習指導要領関係資料

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有資格者一覧表 ( 全 107 種類 ) 資格名称技術 ( 専門 ) 部門二次試験の選択科目資格名称技術 ( 専門 ) 部門二次試験の選択科目 測量士 河川砂防及び海岸 海洋 測量士補 港湾及び空港 1 級建築士 電力土木 2 級建築士 道路 構造設計 1 級建築士 鉄道 設備設計 1 級建築士 上

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

< 教科に関する科目 > 免許状の種類 中一種 ( 数学 ) 高一種 ( 数学 ) 教育職員免許法施行規則で定める科目 代数学 離散系論 3 オートマトンと言語理論 3 幾何学 位相幾何学概論 計算幾何学 (018 年度廃止 ) ( 1) ビジュアルコンピューティングのための幾何学 応用幾何とトポロ

各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

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平成 26 年度経済産業省委託事業 高圧ガス取扱施設における リスクアセスメント手法及び保安教育プログラム調査研究 講師データベースの構築 平成 27 年 3 月 高圧ガス保安協会

イ ディベート ディスカッション Ⅱ 時事英語 エッセイライティング Ⅰ エッセイライティング Ⅱ 必履修科目は 総合英語 Ⅰ 及び ディベート ディスカッション Ⅰ 話すこと 書くこと における発信力の強化や 高校生の卒業後の進路の多 様化などに対応するため より高度で専門的な科目を新設し 計 7

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ライフプランニング学科ライフデザインコース 学科 専攻名ミッション ( 教育目標 ) 到達目標到達目標に対応する授業科目 年 年 3 年授業科目春春春春組織のミッション到達目標 ( 綱 ) 到達目標 ( 細 ) 科目区分 科目区分 科目区分 3 家庭を経営する専門的知識と能力を身につけている に関す

27年センター試験実施概要|旺文社教育情報センター

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目 次 1 設置の目的 1 2 設置の基本的枠組み (1) 課程 (2) 学科 (3) 入学定員 (4) 設置予定 3 教育理念 育てたい人物像 (1) 教育理念 (2) 育てたい人物像 4 教育課程について (1) スポーツマネジメント科教育課程編成の基本方針 2 (2) 教育課程表 4 5 その

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高等学校学習指導要領解説 総則編

第 2 章 産業社会の変化と勤労者生活

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県立学校職員 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 15 条の2 第 1 項第 5 号の規定に基づき 山形県教育委員会における職員 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 7 条に規定する校長及び教員等 ) の標準職務遂行

受付番号 宮城県小牛田農林高等学校長殿 平成 年 月 日 志願する課程, 学科, コース 部 : 全日制課程農業技術科農業科学コース 次の 1,2 のうち, 満たしている条件の にチェックをすること 2 の場合 (1)~(3) のいずれか 1 1~3 年生の全教科の評定平均値が4.0 以上の者 2

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教科 : 産業技術基礎科目 : 形成 金属加工対象 : 第 1 学年 A 組 F 組 前半 第 1 ローテーション 金属加工 1. 金属の性質および加工について学習させる 金属の種類 2. 旋盤作業の基本的な操作を学習させる 切削加工の 機械の操作 3. 手仕上げについて学習させる 研磨の 4. 報

第 2 種電気主任技術者資格認定科 ( 平成 12 年度以降入学 ) 区分 学 科 1 年 2 年 3 年 年 5 年 区 分 別 修 得 科 単 位 1 電気磁気学 単位中 1 単位修得すればよいが次の科 電 必 電気計測 2 は必ず修得しなければならない 電気磁気学 電気工学序論

自己点検・評価表

4 選抜方法 ( 1 ) 選抜の方法 学力検査の成績 調査書の得点 第 2 日の検査 ( 面接 ) の得点 を全て合計した 総得点 により順位をつけ 各選抜資料の評価等について慎重に審議しながら 予定人員までを入学許可候補者として内定する < 総得点の満点の内訳 > 調査書の得点第 2 日の検査学力

教科 大学入試センター試験の利用教科 科目名個別学力検査等 科目名等教科等科目名等 前期国国語国現代文 古典人文学類地歴世 A, 世 B, 日 A, 日 B, 地理 A, 地理 B 地歴世 B, 日 B, 地理 B 人文 文化公民現社, 倫, 政経, 倫 政経公民倫 学 群 数 数 Ⅰ 数 A 外

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

第4章 道徳

共科 通目 基礎情報学コンピュータ演習 -A( 絵画 映像メディア表現を含む ) コンピュータ演習 -A( デザイン 映像メディア表現を含む ) コンピュータ演習 -B( 絵画 映像メディア表現を含む ) コンピュータ演習 -B( デザイン 映像メディア表現を含む ) コンピュータ演習 -A( 絵画

身の回りの現象に関わる話題の中で 数理の考え方がどのように使われているのかを理解しながら 数理の基礎を学ぶことによって 専門の問題に対して 数理を活用して取り組める論理的思考力を修得する そして この能力を身につけるために 学生が主体的に 専門に繋がる基礎学力を修得できる科目群を編成している 4.

必修科目については全科目を修得しなければならない 選択科目については所定科目をそれぞれ履修して, 成績の評価を受けなければならない また (3) に示す 生産デザイン工学 プログラムに定める必修科目と選択科目についても同様である 最終的に各専攻で表 1の単位数以上を修得しなければならない 表 1 専

平成20年度AO入試基本方針(案)


商業

目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

都立第四商業高校商業科技能スタンダードⅠ( 技術 技能編 ) 商業に関する学科基礎標準応用発展 ねらい 商業に関する基礎的 基本的な技術 技能の習得 商業の各分野に関する基礎的 基本的な技術 技能の習得 ビジネスの意義や役割について理解し 地域の産業 社会を担う人材に必要な技術 技能の習得 望ましい

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 下表のとおり合計点を算出する 学力検査 調査書 5 教科の 教科の学習の記録 出欠 行動 特別活動 部活動等 面接 得点合計 の記録 の記録 の記

別表 1 技術士資格による選択科目免除一覧 選択科目 工場計画 品質管理 は対象外です 本表の技術部門に係る登録を受けている技術士で いずれかの選択科目について2 次試験又は本試験を受け合格した者 技術部門 機械設計 2 次試験又は本試験で受験し合格した選択科目 願書に記載する選択科目 複数ある場合

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5


新学習指導要領の理念と カリキュラム マネジメント 2019( 平成 31) 年 1 月 16 日 文部科学省 3 階講堂 天笠茂 ( 千葉大学特任教授 )

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【学習指導要領改訂】 高等学校の新教科・科目構成(案)|旺文社教育情報センター

平成 25 年度教育課程普通科 教科科目 標準単位数 1 年 平成 25 年入学生 2 年 3 年 文系生物理系創造文化系 文系生物理系創造文化系 平成 24 年入学生 平成 23 年入学生 1 年 2 年 3 年 1 年 2 年 3 年 国語 国語表現 Ⅰ 2 E 2 E 2 E 2 E 2 国語

高等学校学習指導要領解説・家庭編

3. 一般入試における大学入試センター試験の利用教科 科目及び個別学力検査等の出題教科 科目について 教科 科目名等大学入試センター試験の利用教科 科目名個別学力検査等 ( 前期日程 ) 個別学力検査等 ( 後期日程 ) 学部 学科 課程等教科科目名等 注 教科科目名等教科科目名等国語 国語 人間形

4.原稿(資料)

求められる整理編

政策評価書3-3(4)

第 2 節キャリア コンサルティングの理解 (4) キャリア コンサルタントの能力 Ⅰ キャリア コンサルティングの社会的意義に対する理解 1 社会 経済的動向とキャリア形成支援の必要性の認識 2 キャリア コンサルティングの役割の理解 3 キャリア コンサルティングを担う者の活動範囲と義務 ( 活

Transcription:

工 業 1 科目構成 表 1 科目の新旧対照表 改 訂 現 行 標準単位数 備 考 1 工業技術基礎 1 工業技術基礎 2~4 2 課題研究 2 課題研究 2~4 3 実習 3 実習 6~ 12 4 製図 4 製図 2~8 5 工業数理基礎 5 工業数理基礎 2~4 6 情報技術基礎 6 情報技術基礎 2~4 7 材料技術基礎 7 材料技術基礎 2~4 8 生産システム技術 8 生産システム技術 2~6 9 工業技術英語 9 工業技術英語 2~4 10 工業管理技術 10 工業管理技術 2~8 11 環境工学基礎 新設 12 機械工作 11 機械工作 3~8 13 機械設計 12 機械設計 3~6 14 原動機 13 原動機 2~4 15 電子機械 14 電子機械 2~6 16 電子機械応用 15 電子機械応用 2~4 17 自動車工学 16 自動車工学 4~8 18 自動車整備 17 自動車整備 4~8 19 電気基礎 18 電気基礎 4~6 20 電気機器 19 電気機器 2~4 21 電力技術 20 電力技術 4~6 22 電子技術 21 電子技術 3~6 23 電子回路 22 電子回路 3~6 24 電子計測制御 23 電子計測制御 2~6 25 通信技術 24 通信技術 2~6 26 電子情報技術 25 電子情報技術 2~4 27 プログラミング技術 26 プログラミング技術 2~6 28 ハードウェア技術 27 ハードウェア技術 2~ 10 29 ソフトウェア技術 28 ソフトウェア技術 2~6 30 コンピュータシステム技術 29 マルチメディア応用 2~8 名称変更 31 建築構造 30 建築構造 2~6 32 建築計画 31 建築施工 2~5 順序の変更 33 建築構造設計 32 建築構造設計 3~7 34 建築施工 33 建築計画 3~8 順序の変更 35 建築法規 34 建築法規 2~4 - H21 工業 1 -

改 訂 現 行 標準単位数 備 考 36 設備計画 35 設備計画 3~6 37 空気調和設備 36 空気調和設備 4~8 38 衛生 防災設備 37 衛生 防災設備 4~8 39 測量 38 測量 3~6 40 土木基礎力学 39 土木施工 3~6 順序の変更 41 土木構造設計 40 土木基礎力学 4~8 順序の変更 42 土木施工 41 土木構造設計 2~4 順序の変更 43 社会基盤工学 42 社会基盤工学 2~4 44 工業化学 43 工業化学 6~8 45 化学工学 44 化学工学 3~6 46 地球環境化学 45 地球環境化学 2~6 47 材料製造技術 46 材料製造技術 4~6 48 工業材料 47 工業材料 4~6 49 材料加工 48 材料加工 4~6 50 セラミック化学 49 セラミック化学 2~6 51 セラミック技術 50 セラミック技術 2~6 52 セラミック工業 51 セラミック工業 2~6 53 繊維製品 52 繊維製品 4~6 54 繊維 染色技術 53 繊維 染色技術 4~6 55 染織デザイン 54 染織デザイン 2~6 56 インテリア計画 55 インテリア計画 3~6 57 インテリア装備 56 インテリア装備 3~6 58 インテリアエレメント生産 57 インテリアエレメント生産 3~6 59 デザイン技術 58 デザイン史 2~4 順序の変更 60 デザイン材料 59 デザイン技術 4~6 順序の変更 61 デザイン史 60 デザイン材料 2~4 順序の変更 今回の改訂に伴い工業に関する科目数は 環境工学基礎 が新設され 60 科目から 61 科目となった また 情報化とネットワーク化の進展に対応するため内容を再構成 し マルチメディア応用 の名称が コンピュータシステム技術 に変更された 工業 の科目構成は 各学科において原則としてすべての生徒に履修させる科目 ( いわゆる原則履修科目 ) 工業の各分野における基礎科目 工業の各分野に関す る科目 の三つに大別することができる (1) 各学科において原則としてすべての生徒に履修させる科目 ( 原則履修科目 ) 生徒の多様な実態等に応じた特色ある教育課程を編成する必要性が高まっていること を踏まえ 現行と同様に 工業技術基礎 と 課題研究 の2 科目である (2) 工業の各分野における基礎科目 実習 製図 工業数理基礎 情報技術基礎 の4 科目は 各学科における - H21 工業 2 -

共通的な内容で かつ基礎的 基本的な内容で構成された科目である また 材料技術基礎 生産システム技術 工業技術英語 工業管理技術 に加え 環境工学に関する知識と技術を学ぶ科目として新設された 環境工学基礎 の5 科目は 各学科の特色や生徒の進路希望により選択して履修する基礎科目である (3) 工業の各分野に関する科目工業の各分野に関する科目は50 科目あり 現行と同様に15 分野 ( 機械 電子機械 自動車 電気 電子 情報技術 建築 設備工業 土木 工業化学 材料技術 セラミック 繊維 インテリア デザイン ) に分けられている 表 1 は 工業の各分野に関係の深い科目ごとにまとめたものであるが 各学科の特色 生徒の進路や興味 関心等に応じて 各分野の科目を中心として選択して履修できるように編成されている 2 改訂の基本方針平成 20 年 1 月の中央教育審議会答申を踏まえ 職業に関する専門教科全体の改善方針に加え 教科 工業 においては 国際分業の進展と国際競争の激化が進む中 工業技術の高度化 環境 エネルギー制約の深刻化 情報化とネットワーク化の進展 技術者倫理の要請と伝統技術の継承の高まり等に対応し 新たな時代のものづくり産業を支える人材を育成する観点から 科目の新設を含めた再構成 教科目標や内容の見直しなどの改善が図られた 3 改訂の内容 (1) 目標工業科の目標は 次のとおり示されている 工業の各分野に関する基礎的 基本的な知識と技術を習得させ 現代社会における工業の意義や役割を理解させるとともに 環境及びエネルギーに配慮しつつ 工業技術の諸問題を主体的 合理的に かつ倫理観をもって解決し 工業と社会の発展を図る創造的な能力と実践的な態度を育てる ( 傍線は今回の改訂箇所 ) 現行の学習指導要領において 工業科の目標は いかに作るか から どのようなものをいかに作るか という能力を重視するなど時代の要請に対応し改訂されたものである 今回の改訂においては 現行の目標の精神を基本的に受け継ぎながら 今日的な課題に対応するため 次のように改められた 一点目は 現代社会における工業の意義や役割を学ぶに当たっては 地球規模の課題である環境問題やエネルギー制約の一層の深刻化等について考える必要があり 工業製品について 資源の節約やリサイクルを踏まえ 原材料の選定から加工 組立 廃棄するまでの課程において環境やエネルギーに配慮することとされた 二点目は 将来の工業技術者としての倫理観を養うことが強く求められていることから 安全な製品や建造物などを製作するために必要な基礎的な知識 技術を確実に - H21 工業 3 -

身に付けさせ 技術者倫理を養い 法令を遵守させることとされた 三点目は 社会の発展は 工業の発展と相互に関係しており より広い視野を持ち 安全 安心な新しいものづくりを創造する能力を身に付け 実践的な技能をあわせもった工業技術者を育成することとされた (2) 各科目改訂の基本的な考え方は次の通りである 1 技術の高度化や環境 エネルギー問題への対応 15の専門分野における技術の高度化及び環境 エネルギー問題へ対応するため 各科目において 学習内容が見直され 改善が図られた 情報技術関係科目の 情報技術基礎 電子情報技術 プログラミング技術 ハードウェア技術 ソフトウエア技術 において 情報技術の急速な高度化に対応するために学習内容が再編成された また 環境に関する科目を新設するとともに 実習 や 建築計画 などでエネルギーについて配慮することが明記された 2 情報化とネットワーク化の進展への対応情報技術関係科目の 情報技術基礎 電子情報技術 プログラミング技術 ハードウェア技術 ソフトウエア技術 において 技術の高度化への対応と併せて 情報化とネットワーク化への対応が図られた 3 技術者倫理の要請と伝統技術の継承の高まり等への対応原則履修科目である 工業技術基礎 において ものづくり技術者として求められる使命と責任について理解させることを明記された また 実習 建築法規 化学工学 等において 技術者としての倫理観を養うことや法令遵守について明記された さらに 建築構造設計 及び 土木構造設計 の科目の目標に 構造物を安全で合理的に設計する能力と態度を育成することを明記され 安全なものを作成するための基礎的な知識 技術の身に付けることが明確にされた 伝統技術 技能の継承については 実習 において日本の伝統技術 技能を扱うことを明記された < 工業技術基礎 >( 原則履修科目 ) ア目標この科目は 工業に関する基礎的技術を実験 実習によって体験させ 各専門分野における技術への興味 関心を高め 工業の意義や役割を理解させるとともに 工業に関する広い視野と倫理観をもって工業の発展を図る意欲的な態度を育てることをねらいとしている イ内容の構成と取扱いこの科目は 人と技術と環境 基礎的な加工技術 基礎的な生産技術の3 項目で構成されており 工業技術の発達と人間とのかかわり及び工業技術が日本の発展に果たした役割について理解させ 工業技術者として望ましい倫理観や勤労観 職業間について考えさせ 体験を通して勤労を重んずる態度を身に付けさせるとともに 技術者の使命と責任について自覚させ 技術者として主体的に行動することの重要性を理解させることとされている - H21 工業 4 -

また 工業の各専門分野に相互に関連する技術を包括した題材を設定するなどして 工業の各専門分野に関連する基礎的な技術を総合的に学習ができるように工夫する必要がある < 課題研究 >( 原則履修科目 ) ア目標この科目は 工業に関する課題を設定し その課題の解決を図る学習を通して 専門的な知識と技術の深化 総合化を図るとともに 問題解決の能力や自発的 創造的な学習態度を育てることをねらいとしている イ内容の構成と取扱いこの科目は 作品製作 調査 研究 実験 産業現場における実習 職業資格の取得の 4 項目で構成されており 課題の設定に当たっては 生徒の興味 関心 進路希望などに応じて これまで学んできた学習成果を活用させ 個人又はグループで適切な課題を設定するとともに 課題研究の成果について発表する機会を設けることとなっている < 環境工学基礎 >( 新設科目 ) ア目標この科目は 工業の各分野における環境工学に関する知識と技術を習得させ 環境に関する調査 評価 管理などに活用する能力と態度を育てることをねらいとしている イ内容の構成と取扱いこの科目は 人間と環境 産業と環境 生活環境の保全 環境に関する法規 環境対策技術の基礎の5 項目で構成されており 工業生産において環境への配慮が重要であることを理解させ 環境と工業技術や工業生産のかかわりを自然科学的及び工学的な見地から扱い 環境保全について考えさせるとともに 地域産業の実態に応じた環境問題を取り上げ 問題点や環境対策技術及び環境マネジメントシステムなどについて調査 報告書の作成 発表などを行い 学習効果を高めることとしている <コンピュータシステム技術 >( 名称変更科目 ) ア目標この科目は コンピュータシステムに関する知識と技術を習得させ 実際に活用する能力と態度を育てることをねらいとしている イ内容の構成と取扱いこの科目は コンピュータシステム技術 ネットワーク技術 データベース技術 マルチメディア技術の4 項目で構成しており 技術の進展にも留意しながら 生徒の実態や学科の特色に応じて 適切なオペレーションシステム及びアプリケーションプログラムを選択し 実習や演習を通して具体的に理解させることとしている - H21 工業 5 -

4 質疑応答 問 1 科目順序の変更のねらいは何か 科目の順番を変更した 建築施工 及び 土木施工 については 科目の順番は 履修の順序を規定するものではないが 建築計画 建築構造設計 及び 測量 土木基礎力学 土木構造設計 の学習において 建築と土木に関する基礎的な理論や計画 設計を確実に身に付けた上で 施工 を学ぶことが明確にされた なお これまでと同様に 生徒の実態に応じて 建築施工 又は 土木施工 を学びながら 建築計画 や 土木基礎力学 を学ぶなど 生徒の実態 学科の特色等に応じて教育課程の編成の工夫を図る必要がある また デザイン史 については デザイン分野において応用的 選択的科目であり デザインに関する科目の最後の順番とした 問 2 平成 25 年度以前に 環境工学基礎 を先行実施することは可能か 先行実施はできない ただし 工業の各分野の多様な発展や地域の実態等に対応し 新しい分野の教育を積極的に展開する必要がある場合など 学校設定科目 を設けることにより 特色ある教育課程を編成することができる この場合 学校設定科目 の目標 内容 単位数等については その科目の属する教科の目標に基づき 各学校の定めるところとする 問 3 情報技術基礎 による必履修科目との代替は可能か 専門教科 科目の履修によって 必履修教科 科目の履修と同様の成果が期待できる場合においては その専門教科 科目の履修をもって 必履修教科 科目の履修の一部又は全部に替えることができる これは 各教科 科目間の指導内容の重複を避け 教育内容の精選を図るものであり 専門教科 科目と必履修教科 科目相互の目標や内容 代替の範囲などについて十分な調整を行い より弾力的な教育課程の編成に取り組むことができるものである 工業に関する学科では 例えば 情報技術基礎 の履修により 社会と情報 又は 情報の科学 のいずれかと代替することが考えられる なお 全部代替する場合 情報技術基礎 の履修単位数は2 単位以上である - H21 工業 6 -