民間管理資料について関税法第 34 条の2 保税地域( 保税工場及び保税展示場を除く ) において貨物を管理する者は その管理する外国貨物又は輸出しようとする貨物についての帳簿を設け 政令で定める事項を記載しなければならない において記帳義務が規定され 保税台帳を作成していただいていますが NACC

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資料 保税業務担当者研修会説明資料 ( 保税検査関係 ) 平成 2 7 年 2 月神戸税関監視部保税検査監視部保税検査部門部門 目 次 民間管理資料について P.2~5 搬出日の誤記帳対策について P.5 貨物在庫状況照会(IWS) について P.6 配信電文について P.6 内部監査について P.7 指定保税地域の処分加算点について P.8 非違の発生原因について P.8 別添 1~9 P.9~17 全国保税地域の処分 非違の概要 ( 平成 25 事務年度 ) P.18 保税蔵置場等検査結果 ( 平成 25 事務年度神戸税関 ) P.19~20 1

民間管理資料について関税法第 34 条の2 保税地域( 保税工場及び保税展示場を除く ) において貨物を管理する者は その管理する外国貨物又は輸出しようとする貨物についての帳簿を設け 政令で定める事項を記載しなければならない において記帳義務が規定され 保税台帳を作成していただいていますが NACCSを利用する者にあっては 関税法基本通達 34の2-4( 電磁的記録による帳簿の保存 ) の規定により 税関に 保税台帳の電磁的記録による保存に関する届出書 ( 別添 1) を届け出ることによって NACCSで配信される民間管理資料を取得し 各保税地域で収録 保管することで保税台帳とすることができます 変更変更する場合は 保税台帳の電磁的記録による保存に関する変更届出書 ( 別添 2) を提出してください 管理資料情報名 Sea-NACCS G01(SBS1400) 輸入貨物搬出入データ ( 週報 月曜 ) G02(SBT0200) 輸出貨物搬出入データ ( 週報 火曜 ) G05(SBS1700) 貨物取扱等一覧データ ( 週報 火曜 ) Air-NACCS S13(ABT6300) 航空輸出貨物取扱等一覧データ ( 日報 毎日 ) S14(ABT6400) 航空輸出貨物搬出入データ ( 日報 毎日 ) T19(ABS6900) 航空輸入貨物搬出入データ ( 日報 毎日 ) T20(ABS7000) 航空輸入貨物取扱等一覧データ ( 日報 毎日 ) (1) 取出しのポイント管理資料情報名に注意! 表題だけを見ていると同じようなものがあります G05(SBS1700) 貨物取扱等一覧一覧データ ( 取扱内容のデータ ) を G04(SBS1600) 貨物取扱等実績実績データ ( 件数のデータ ) で保存していた事例があり 非違となったケースがありますので 注意してください 大型連休に注意! 管理資料は 配信日を含め7 日 ( 土日を含む ) を経過すると通常の 取出 (T) では取り出すことができません 連休の合間の平日に行えば問題はありませんが 次の配信日にまとめて取り出すことにした場合 取出 (T) で全てが取り出せているものと勘違いしていると 収録漏れが発生します 当初配信は 2 週まとめて配信はされません その場合は 再取出 (R) で取り出したい出力情報コードを入力し 取り出してください 再取出しは一度取り出した管理資料をもう一度取り出すためのものではなく 配信後 7 日を過ぎた管理資料を取り出すためのもので 62 日間は取り出すことが可能ですが これを過ぎるとデータは取り出せなくなります また 62 日目以降に取り出し可能とするために NACCSセンターで保税管理資料保存 2

サービス ( 有料 :@1000 円 /1 蔵置場 1 か月 ) を行っていますが 事前契約が必要ですし 契約手続きが完了した日以降の保存となります ( 詳しくは NACCS 掲示板の各種資料の保 税管理資料保存サービス関連資料で確認してください ) (2) 保存のポイント管理資料の保存データは 手を加えない! 管理資料はCSV 形式でパソコンのハードディスクのCSVフォルダー ( 保存先指定で変更した場合はその場所 ) に自動保存され 各保税地域で電磁的記録媒体に保存各保税地域で電磁的記録媒体に保存していますが パソコンから電磁的記録媒体に保存する際には CSV のままでコピーしてください 税関の検査時には 管理資料として配信された状態のデータを呈示してください 保存データに手を加えた場合 ( 例 : 件数を確認のため 計算式を入力する ) は 税関検査ソフトによる検査ができなくなります 入力後に入力内容を削除しても 加工があったとみなされて確認ができませんので ご協力をお願いします データのバックアップは重要! 保税台帳の電磁的記録媒体のバックアップとして パソコンのハードディスクのみとしているところは注意してください パソコン及び電磁的記録媒体 ( 特にフラッシュメモリー ( 以下 FM という )) は壊れる可能性がありますので 念のためにもう一つ別の電磁記録媒体への保存をお勧めします 保存データは 検査対象対象期間期間のみ保存書き込み削除できる記録媒体を税関検査時に提出していただく際は 前回検査のデータは削除しておいてください また 保存方法をサーバーで届け出ている蔵置場等にあっては そのままでは税関検査ソフトによる検査ができませんので 税関検査の際には FM 等にコピーしたものの提出をお願いします (3) 確認のポイント保存は データの中身がないものも全て保存することが重要! 民間管理資料の配信は年末年始を除いて 定期的に配信されています よって 収録漏れの確認方法として Sea-NACCSの場合は データに中身がある ないにかかわらず毎週配信されていますので 暦で見ていくと全て 7 の倍数となります よって暦引き算した場合に 14 以上となった場合は配信 1 回分以上が収録されていないことが容易に確認できることとなります 3

例 )G01 輸入貨物搬出入 A B G01 輸入貨物搬出入データ 150118 _3ABC_EFGHI_ 20150119 001000.csv G01 輸入貨物搬出入データ 150125 _3ABC_EFGHI_ 20150126 001100.csv A: データ日付 (18 と 25) B: 配信日 (19 と 26) 常に 7 日 管理資料の取出し 保存確認台帳の作成時の注意! 管理資料保存確認台帳は 基本的には 配信日 取出し担当者 件数 確認者 欄を設け 更に責任者等による確認を行っていることと思いますが 取出しが漏れないように台帳には事前に配信日を記載しておきましょう! 取出し日を手書きにしていくと その内容だけを事後確認することとなって収録漏れが発生する虞があります 取出し担当者は パソコンに取出し後 税関に届けている電磁的記録媒体にデータを保存した時点で担当者確認とし 次に中身を確認し件数を記載することで 管理資料情報名が間違っていないかを確認することとなります 確認者は 管理資料の同じ情報名の日付が 7 日毎になっているかを確認してください 管理資料による見本持出日の確認見本持出許可の搬出記帳は 見本持出確認登録 (MHO) の処理区分コード 9: 一時持出 を入力したことによって 貨物取扱等一覧データ (SBS1700) ( 別添 3) の 見本持出日 欄で確認することができますが 搬出登録をしていないと持出期間終了後 7 日後に持出年月日が空欄の状態で配信されます 見本持出日 欄の空白は 見本持出許可後に取り消しが行われた場合と 実際に持ち出さなかった場合があります 持ち出しがなかった場合は その事実の証明等が必要となります ( 例 : キャンセル連絡書類等 ) ので キャンセルがあれば許可の取り消しを税関に申し出て ( NACCS 登録情報変更願 ( 別添 4)) 処理手続きを行ってください 見本持出確認登録は 持出期間終了日を含め持出期間終了日を含め 7 日までであれば入力が可能となっていますが 輸入許可 (IC) されますと入力ができなくなります ( 輸入許可日の当日であれば入力が可能です ) 基本通りに 持ち出した当日に必ず処理持ち出した当日に必ず処理するようにしてください 見本持出確認登録漏れ事例 1 同一貨物に対して 同じ数量の見本持出を 2 件許可 (1 件は追加申請 ) を受けていて 担当者の勘違いで 1 件の MHO 入力を忘れてしまった 2 見本持出の許可を受け 見本を持出したが 見本持出確認登録 (MHO) の入力がで 4

きていなかった 対処方法 1 見本持出の数量変更等追加があって 当初許可分を持ち出ししていない場合は 当初許可分の取り消しを行った後に 追加分を含めた数量で申請をやり直すことによって 1 件となり間違いが少なくなります 2 1で当初分を持出済の場合と2の場合は 見本持出確認登録の業務メッセージ COMPLETION となった画面を印刷し 保管することで実際に行った事実が確認でき 第三者等による事後確認も可能となります 見本を持出して見本持出確認登録がないと記帳義務違反記帳義務違反となりますので 十分に注意してください 管理資料の輸出貨物搬出日の確認の確認管理資料の輸出貨物搬出入データの搬出日輸出貨物搬出入データの搬出日をみて 年号誤り年号誤りがないか また輸出許可日より搬出日が前になっていないかを確認してください 確認方法の例としては 保税台帳とは別のフォルダー等に EXCEL ファイルに変換したしたコピーを保存保存し 年号は並べ替えにより上位又は下位にあるものを確認 搬出日は許可日との引き算によりマイナスとなるものを確認搬出日は許可日との引き算によりマイナスとなるものを確認し 実際の搬出日を関係書類で確認し 結果 誤記帳があれば 管轄官署の保税誤記帳があれば 管轄官署の保税担当担当部門に関係書類とともに申し出て確認を受けてください 確認を受けた書類は 税関検査時に再確認することとなりますので 別ファイルにまとめて保管しておいてください 搬出日の誤記帳対策について出力される電文される電文の活用! 一般貨物については 搬出確認登録 ( 輸出許可済 )(BOC) を行うことで 搬出確認登録通知情報 ( 別添 5) が自動出力されます また コンテナ貨物については CY 搬出確認登録 (CYO) を行うことで コンテナ通知情報 ( 別添 5) が出力されますので 搬出日時 と 発送個数 の確認を行ってください しかし バン詰を行っている蔵置場等では バンニング情報登録 (VAN) により搬出を行っていますが この場合は何も出力されません この場合は 送信後の画面を印刷 ( 別添 6) することで搬出日 数量等の内容確認が可能となります なお 誤りを発見した場合は 取消し (CYO は CYO 業務 VAN は バンニング情報取消し (VAC) 業務 ) が行えますが 後続業務が行われた場合は取消しができなくなりますので その場合は税関に申し出てください 5

貨物在庫状況照会 (IWS) について 貨物在庫状況照会 (IWS) の活用! 各蔵置場等において 荷主の依頼等で帳簿数量と現物数量の確認等 定期的に棚卸状況確認はされていると思いますが 保税貨物についても 定期的に NACCSデータと外国貨物及び輸出しようとする貨物の在庫状況の確認をお願いします 確認方法は 貨物在庫状況 貨物在庫状況照会 (IWS) ( 別添 6) で行います なお IWSは 輸入貨物 ( 輸出入識別 * 23 ) と輸出貨物 ( 輸出しようとする貨物を含む )( 輸出入識別 * 22 ) に別れています 確認のポイント 未搬出 誤搬出の早期発見 搬出確認登録時に数量を少なく入力した場合 ( 例 :100 10) に 残り ( 例 :90) が在庫表示 搬入日が分かるため 長期蔵置貨物の確認 輸出許可後に 一部輸出を取止め 仕分け仕分けを行って在庫在庫となった貨物 ( 輸出しようとする貨物 ) の確認 システムにより輸出取止再輸入された貨物 ( 輸出しようとする貨物 ) の確認 輸出しようとする貨物に注意! 輸出許可後に貨物の一部に損傷等があり 輸出許可後の数量訂正をする場合 貨物情報の仕分け 貨物取扱登録 ( 改装 仕分け )(SHS) 業務を行いますが 輸出しなくなった貨物は 輸出しようとする貨物 となり NACCSに在庫表示されます また NACCSに登録された輸出貨物の輸出許可後に取止め再輸入した場合も 貨物は 内国貨物 ではなくではなく 輸出しようとする貨物輸出しようとする貨物 になります これらを 内国貨物 にする場合には 一般貨物は 搬出確認登録 ( 貨物引取り )(BOB) を コンテナ貨物は CY 搬出確認登録 (CYO) を行う必要があります この場合の搬出確認登録は 国内引取りする行為を意味しますので 蔵置場から搬出する しないに関わらず輸出予定がなくなった時点で行ってください 搬出登録をせずに 修理等修理等取り扱い等を行った場合は取り扱い等を行った場合は 輸出しようする貨物 として貨物取扱いの記帳義務が発生します記帳義務が発生します 配信電文電文について積戻し貨物情報に注意! 保税工場等システム外から到着した積戻し貨物をNACCSに登録する際 輸出貨物情報登録 (ECR) で登録され 電文 輸出貨物登録情報輸出貨物登録情報 ( 別添 7) が配信されますが 一見すると内国貨物の輸出と見分けがつきません 積戻し貨物は外国貨物積戻し貨物は外国貨物ですので 注意が必要です 6

( 輸出貨物登録情報の 貨物識別 が R ( 未通関積戻し貨物 ) を確認 ) この場合 外貨で搬入されますので 蔵置場等ではマニュアルの保税運送承認書マニュアルの保税運送承認書の確認の確認が必要となります もし税関の許可 承認等の書類がない場合は 搬入確認登録 ( 輸出未通関 )(B IC) を行う前に 税関に申し出てください 保税運送期間オーバー情報に注意! 保税運送貨物を搬入先の蔵置場等で 搬入確認登録 ( 保税運送貨物 )(BIA) を行う際 保税運送運送期間を超えた日付期間を超えた日付で入力した場合 ( 未来入力不可 ) は 事故貨物通知情報事故貨物通知情報 ( 別添 8) が運送申請者及び税関に通知されますが 蔵置場等には通知されません蔵置場等には通知されません 期間経過に関しては関税法第関税法第 65 条 ( 運送の期間の経過による関税の徴収 ) の規定がありますので 入力に当たっては注意が必要です 入力時運送期間を確認し 期間を超えている場合は管轄官署の保税担当部門に申し出てください 期間を超える場合は 運送申請者に連絡し 期間期間延長申請の手続き延長申請の手続きを依頼してください 内部監査について内部監査人内部監査人は 従業員従業員であること また その責任を全うできる体制として社内管理体制組織図の保税担当者以外の者を指名していただくようにお願いしています 関税法基本通達 34の2-11( 保税業務を委託する場合の範囲 ) に (2) 前記 34の2-9( 貨物管理に関する社内管理規定の整備 ) に規定する社内管理体制における総合責任者 貨物管理責任者 顧客 ( 荷主 ) 責任者 委託関係責任者及び内部監査人が 被許可者の従業員であること また これらの者が 保税業務の受託者が行う保税業務に実質的に関与し その責任を全うできる体制にあることが 前期 34の2-9により提出される社内管理規定等により明確にされていること と規定されています 内部監査については 関税法基本通達 42-11( 許可の際に付する条件 ) の (6) 内部監査人による評価 監査を 原則として毎年実施し 当該評価 監査の都度 その結果を税関に提出すべき旨の条件 の規定により毎年実施し その結果を税関に提出していただいていますが 監査期間中にあった事故等については税関手続き等処理が完了している場合であっても 措置状況とともに内部監査チェックリストに記載をお願いします 監査ポイント 特異事案業務の発生状況確認( 内容 関係書類 記帳状況 ( マニュアル台帳 ) 等 ) 例 :VAN 登録の搬出入入力ミスによる貨物情報の滞留コンテナ番号入力誤り等によるコンテナ情報の滞留通関検査で検査指定票の裏書運送による貨物搬入輸出取止再輸入をマニュアルで処理した場合 7

重点項目の設定( 過去の指導内容 手順書の確認 通関担当部等との連絡体制 業務遂行能力チェック ) 管理者等による二重チェック状況の確認 事故等の税関への報告及び改善措置 実効性の確認 担当者の蔵置許可等場所の認識 施設的要件( 貨物保全 ) の認識 誤搬出対策 業務関係書類の流れ( 取消し 変更 ) 指定保税地域の処分加算点について指定保税地域の非違は場所毎ではなく 貨物を管理する者! 関税法基本通達 48-1( 保税蔵置場に対する処分の基準等 ) の (1) 法第 48 条第 1 項第 1 号に基づく処分の ロ処分の対象 で 処分は 非違が行われた保税蔵置場に限って行う処分は 非違が行われた保税蔵置場に限って行う と規定されていますので 非違があった保税蔵置場の被許可者が同じでも保税蔵置場の許可場保税蔵置場の許可場所が異なれば別表 2( 別添 9) の点数加算はありませんが 指定保税地域の場合は 関税法第 41 条の2( 外国貨物の搬入停止等 ) 第 1 項 税関長は 指定保税地域において貨物を管理する者又はその代理人 支配人その他の従業者が指定保税地域の業務についてこの法律の規定に違反したときは 期間を指定して 当該貨物管理者の管理当該貨物管理者の管理に係る外国貨物又は輸出しようとする貨物を当該指定保税地域に入れることを停止させることができる の規定にあるように各指定保税地域毎 ( 六甲 摩耶 PI 新港 兵庫 ) の貨物を管理する貨物を管理する者となります 例えばポートアイランドの指定保税地域の複数か所で貨物を管理している者は1つとなります よって PI 指定保税地域の貨物を管理する者 Aの PC-1 で非違があった場合 3 年以内に同者 Aの PC-5 で非違が発見されると点数が加算非違が発見されると点数が加算されますので注意してください 非違の発生原因について特に注意すべき点 担当者が変わったとき担当者が変わったときは は 習熟期間を設け 習熟期間を設け 確実な引継ぎを行うとともに確実な引継ぎを行うとともに後継者を育成する後継者を育成する 業務処理は業務処理は絶対に後回しにしない絶対に後回しにしない 思い込みや確認の思い込みや確認の怠りを排除するため りを排除するため 二重 三重のチェック体制を確保する二重 三重のチェック体制を確保する 根拠法令等の根拠法令等の確認 確認 研修の実施 税関研修の実施 税関 NACCS センターへの問い合わせ問い合わせ等により法令等知識向上に努める 異例事項が発生した場合は 直ちに直ちに税関窓口に報告税関窓口に報告 相談をする 8

別添 1 保税台帳の電磁的記録による保存に関する届出書 平成年月日 税関 ( 支署 出張所 ) 長殿 届出者 住 所 氏名又は名称 印 電磁的記録を帳簿 ( 保税台帳 ) として保存することとしたので 下記のとおり届け出ます 記 保税地域の名称及びコード 保税地域の所在地 帳簿 ( 保税台帳 ) の保存場所 ( ファイルの保存方法 場所 を記載 ) 例 : フラッシュメモリーに保存し 事務所内金庫に保管 CD に保存し 事務所内の鍵付きキャビネットに保管 電磁的記録による保存を開 始しようとする年月日 電子計算機システムの概要 ( 注 2 参照 ) その他参考となるべき事項 ( バックアップ方法 場所等 を記載 ) 例 : 別フラッシュメモリーに保存 社内サーバーの フォルダーに保存 ( 注 )1. この届出書は 2 通提出して下さい 2. 電子計算機システムの概要欄は 輸出入 港湾関連情報処理システムから配信される民間管理資料 ( 海上 貨物にあっては 輸入貨物搬出入データ 輸出貨物搬出入データ 及び 貨物取扱等一覧データ 航空 貨物にあっては 航空輸出貨物取扱等一覧データ 航空輸出貨物搬出入データ 航空輸入貨物搬出入デ ータ 及び 航空輸入貨物取扱等一覧データ ) を使用する場合の記載はご不要です 9

別添 2 平成年月日 保税台帳の電磁的記録による保存に関する変更届出書 税関 ( 支署 出張所 ) 長殿 届出者 住 所 氏名又は名称 印 電磁的記録を帳簿 ( 保税台帳 ) の保存に関する届出内容を下記のとおり変更致しましたので届け出ます 記 保税地域の名称及びコード 変更前 変更後 保税地域の所在地 変更前 変更後 帳簿 ( 保税台帳 ) の保存場所 ( ファイルの保存方法 場所 を記載 ) 変更前 変更後 電子計算機システムの概要 ( 注 2 参照 ) 変更前 変更後 その他参考となるべき事項 ( バックアップ方法 場所等 を記載 ) ( 注 )1. この届出書は 2 通提出して下さい 2. 電子計算機システムの概要欄は 輸出入 港湾関連情報処理システムから配信される民間管理資料 ( 海上 貨物にあっては 輸入貨物搬出入データ 輸出貨物搬出入データ 及び 貨物取扱等一覧データ 航空 貨物にあっては 航空輸出貨物取扱等一覧データ 航空輸出貨物搬出入データ 航空輸入貨物搬出入デ ータ 及び 航空輸入貨物取扱等一覧データ ) を使用する場合の記載はご不要です 10 10

別添 3 CSV 電文フォーマット :G05 貨物取扱等一覧データ 見本持出日の空欄は注意! 11 11

別添 4 番号 N A C C S 登録情報変更願 年月日 神戸 税関長殿 提出者住所氏名又は名称 変更区分 1. 保税運送承認の訂正 取消 2. 見本持出許可の取消 3. 貨物取扱許可の取消 4. 船舶基本情報の削除 5. 船舶運航情報の手作業移行 6. 入港届 ( 転錨届 ) 出港届( 転錨届 ) の訂正 取消 7. その他 ( ) 項目 変更前 変更後 申告 申請等番号貨物管理番号品名 個数重量容積船名船舶コード運航ファイル番号 変更を必要とする理由 1. 変更区分 欄は 該当する番号を で囲み 7. その他 の場合は変更区分を記載してください 2. 項目( 変更前 変更後 ) 欄及び 変更を必要とする理由 欄は 必要に応じて記載してください 12 12

別添 5 搬出確認登録 ( 輸出許可済 )(BOC) 搬出日 貨物数量の確認 CY 搬出確認登録 (CYO) 搬出日 貨物数量の確認 13 13

別添6 VAN バンニング情報登録 画面 搬出日 搬出数量の確認 IWS 貨物在庫状況照会情報 貨物 22 輸出貨物 輸出しようとする貨物 23 輸入貨物 現物と対査確認 長期蔵置貨物の確認 別添7 輸出貨物登録情報 14 14 14

R: 未通関積戻し貨物 ( 外国貨物 ) T: 特定輸出貨物 特定委託輸出貨物または特定製造貨物 ( 内国貨物 ) [ 空白 ]: 一般輸出貨物注意 : 表題 輸出貨物登録情報 に惑わされないこと 15 15

別添 8 事故貨物通知情報 BIA 業務時に運送期間が経過している場合に OVR を出力 参考 : 事故識別事故コード コード 種類 1 けた目 2~4 けた 5 けた目 ( 税関届出符号 ) ( 事故種別 ) ( 発見時期 ) 1.( 外装 ) つぶれ Z CRS 2.( 外装 ) 穴あき Z PUN 3.( 外装 ) 破損 Z BRK 搬入時 :I 4.( 外装 ) ふたあき Z OPN 5.( 外装 ) 漏れ Z LEK 6.( 外装 ) ぬれ Z WET 在庫中 :S 7. 動物 ( 生き ) の死 Z DED 8. 内容品の数量不足 Z SHT 9. 内容品の数量超過 Z OVR 内容点検等の取扱い時 :H 10. 内容品の数量不足及び数量超過あり Z MIX 11.1~10 以外の事故 Z DMG 16

別添 9 別表 2 加算点数表 1 ( 本表の適用方法 ) 一の処分を行う場合において 左欄に掲げる者が非違に関与していると認められる場合は 右欄に掲げる点数を加算する この場合において 複数の者が左欄に該当しているときであっても 加算点数の最も高い1 者に係る点数を加算する 関与者加算点数 A 被許可者 ( 被許可者が法人である場合は その役員 ) 30 B 代理人又は支配人その他の主要な従業者 10 加算点数表 2 ( 本表の適用方法 ) 一の処分を行う場合において 非違が左欄に掲げる期間内に行われた場合は 右欄に掲げる点数を加算する この場合において 複数の非違が行われたときは 処分の通知を行った日 ( 以下この項において 通知日 という ) 以後 最初の非違が行われた日に全ての非違が行われたものとして算出する 期間加算点数 A 通知日以後 搬入停止処分期間の末日まで別表 1により算出した点数の2 倍に相当する数に 10 を加えた点数 B 通知日以後 同日から起算して 1 年を経過する日まで (A の期間を除く ) C 通知日以後 1 年を経過した日から 通知日以後 2 年を経過する日まで D 通知日以後 2 年を経過した日から 通知日以後 3 年を経過する日まで 別表 1 により算出した点数の 1.5 倍に相当する数に 10 を加えた点数 別表 1 により算出した点数の 1 倍に相当する数に 10 を加えた点数 別表 1 により算出した点数の 0.5 倍に相当する数に 10 を加えた点数 加算点数表 3 ( 本表の適用方法 ) 一の処分を行う場合において 非違が左欄に掲げる期間内に行われた場合は 右欄に掲げる点数を加算する この場合において 複数の非違が行われたときであっても 最初に行われた非違に係る点数を加算する 期間加算点数 A 処分を行わなかった非違が最後に行われた日 ( 以下この表において 最後の日 という ) から1 年を経過する日まで 10 B 最後の日から 1 年を経過した日から 最後の日から 2 年を経過する日まで 7 C 最後の日から 2 年を経過した日から 最後の日から 3 年を経過する日まで 5 17

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保税蔵置場等検査結果 ( 平成 25 事務年度神戸税関 ) CP の不履行, 7 非違, 10 在庫管理不備, 1 内部監査の不備, 3 合計 37 件 ( 検査件数 599 件 ) 保税台帳の誤記等, 16 非 違 :10 件 保税台帳未作成 4 件 ( 記帳義務違反 ) 搬出登録漏れ 2 件 ( 記帳義務違反 ) 無届工事 2 件 ( 届出義務違反 ) 輸入許可内容記帳漏れ 1 件 ( 記帳義務違反 ) 見本持出搬出日記帳漏れ 1 件 ( 記帳義務違反 ) 指摘事項 :27 件 保税台帳の誤記等 16 件 ( 見本持出日記帳ミス 貨物搬出日誤記等 ) 内部監査の不備 3 件 ( 内部監査未実施等 ) 在庫管理不備 1 件 ( 差札の不備 ) CPの不履行 7 件 ( 搬出入手続不一致等 ) 19 19

非違に至った要因等 1. 非違に至った要因 1 保税台帳記帳漏れ ( ナックス管理蔵置場等 ) 担当者が輸出許可済み貨物の搬出日の入力を失念したもの 1 か所 担当者が輸出貨物の搬出入の入力を失念したもの 1 か所 担当者が見本持出貨物の搬出日の入力を失念したもの 1 か所 2 保税台帳記帳漏れ ( マニュアル管理蔵置場等 ) 担当者が輸出貨物の搬出入の台帳作成を失念していたもの 2 か所 担当者が仮陸揚げ機用品の搬出入の台帳作成を失念していたもの 1 か所 担当者が輸入許可内容の記帳を失念したもの 1 か所 担当者が輸出許可済み貨物の搬出日の記帳を失念したもの 1 か所 3 届出義務違反 ( 工事届 ) 社内異動による新任担当者への引継ぎ不足と担当者の認識不足で届出することなく 蔵置場の改良工事を行っていたもの 1 か所 担当者の認識不足で届出することなく 蔵置場の建て替え工事を行っていたもの 1 か所 2. なにが悪いのか 1 管理資料取出し後の内容確認 正しく入力しているか 2 社内連携体制の不備 担当者間の連携体制を確実にする 3 担当者による法令等知識の欠如 適切な社内教育 保税説明会等への積極的な参加 3. その他 Ⅰ 放置すればどうなるか最初の非違 改善せずに放置 再度非違 加算点あり 搬入停止の恐れ大 (3 年以内 ) Ⅱ 役員等責任者が関与役員 貨物管理責任者等が非違に関与 加算点あり 搬入停止の恐れ大 Ⅲ 内部監査が重要内部監査で改善等が必要とされた事項 放置する 非違につながる可能性大 Ⅳ 早めの税関への届け出が大事非違が行われたことを管轄の保税部門に届出 非違の合計点数の 1/2 減算の可能性有 Ⅴ 直ちに再発防止に取り掛かる非違が行われたことを受け直ちに再発防止の方策をとる 非違の合計点数から 10 点を限度として減算の可能性有 4. 指摘事項での参考 多い記帳上の指摘項目 1 システム管理での輸出許可済貨物搬出年月日の誤入力等 (BOC VAN/VAE 業務 ( 年 月の変り目等 )) 2 システム管理での見本持出年月日の記帳漏れ (MHO 業務 ) その他の指摘項目 1 CPと実際の手続きとが不一致 CPの不履行 2 内部監査が実施されてない 許可条件が履行されていない 3 在庫管理不備 差札の不実施 20