平成 26 年 3 月 27 日近畿経済産業局 特定商取引法違反の特定継続的役務提供事業者に対する指示処分について 近畿経済産業局は パソコン教室の特定継続的役務提供を行っていた株式会社リンクアカデミー ( 本社 : 東京都中央区 )( 旧社名 : 株式会社アビバ ) に対し 本日 特定商取引法第

Similar documents
(2) 同社は 遅くとも平成 30 年 3 月以降 消費者宅において 消費者と本件土地の売買契約を締結したときに 本件土地の売買契約の内容を明らか にする書面を交付していましたが 当該書面には次のアからウまでの事項が記載されていませんでした ア特定商取引に関する法律施行規則 ( 昭和 51 年通商産

(2) 同社は 訪問販売に係る本件役務契約の締結を勧誘するに際して 床下の基礎部分や床下の換気などについて特に工事の必要性がないにもかかわらず 床下の換気口付近の何か所かにコンクリートのヒビ割れがあります コンクリート壁がはがれ落ちています 耐震工事をした方がいいです 床下の補強をした方がいいところ

< 賃貸住宅管理業者登録制度 > 国土交通省では 賃貸住宅管理業の適正化を図るため 平成 23 年から任意の登録制度として賃貸住宅管理業者登録制度を実施しています 賃貸住宅管理業者登録制度では サブリースを含む賃貸住宅管理業の遵守すべきルールを設けており 登録業者は このルールを守らなければなりませ

美味しいお米が出来るまでに 長い間の苦労があったんだなあ お米を選ぶ楽しみが増えました もっと知ろうよ 北海道と江別のお米 で 稲津脩先生のお話をお聞きしました どのお米もおいしくて 違いがわかりませんでした もっと知ろうよ 北海道と江別のお米 で ホクレン農業総合研究所の武田貴宏さんに食味官能試験

平成 22 年 7 月 9 日 特定商取引法違反の業務提供誘引販売業者に対する取引停止命令 (12 か月 ) について いわゆるドロップシッピング 関東経済産業局は 業務提供誘引販売業者である株式会社 IB( 東京都中央区 ) に対し 本日 特定商取引法第 57 条第 1 項の規定に基づき 平成 2

性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 24 歳 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

別添 特定商取引に関する法律第 8 条第 1 項に基づく業務の一部停止命令 1 事業者の概要 事業者名 クリックス株式会社 代表者名 代表取締役冨澤和行 所在地 東京都豊島区西池袋三丁目 25 番 11 号 設 立 平成 21 年 7 月 27 日 業務内容 ハウスクリーニング全般 売 上 高 (

アダルトサイトの相談が年間で10万件を突破!

性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 24 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

資料 3 第 32 回インターネット消費者取引連絡会 ( テーマ : オンラインチケットサービス ( チケット不正転売禁止法 ) ) 国民生活センター報告資料 平成 31 年 3 月 7 日独立行政法人国民生活センター相談情報部

株式会社高陽社に対する指示処分の概要 ( 別紙 ) 1. 事業者概要 (1) 名 称 : 株式会社高陽社 (2) 代 表 者 : 代表取締役高野泰樹 ( たかのやすき ) 代表取締役高野誠一 ( たかのせいいち ) (3) 所 在 地 : 岐阜県羽島市舟橋町出須賀三丁目 38 番地 ( 登記上の本店

消費者の信頼で築く繁栄

平成 28 年 8 月 24 日赤平市市内在住の被保険者宅に市役所の保険係 サカイ を名乗る者から 医療費の還付金が 15,000 円発生している 5 月ごろに青い封筒を送っているが確認しているのか と電話があった 被保険者が 確認していない と言うと 昨日が申請期限だった と言われ

2. 本件事業者らは 電話での勧誘をするに際し 消費者に対して 注文のあった健康食品を明日送ります などと告げ 消費者が注文した覚えがないため 頼んでませんよ 絶対 注文していません などと本件商品の送付を断っても 仕方がないですね 1 回でもいいです 宅配便で商品と一緒に 2 回目と3 回目の商品

生徒用プリント ( 裏 ) 入力した内容はすべて記録されている!! 印 : 授業で学んだこと 管理者のパソコンには どのパソコンから いつ どのような書き込みがされたか記録されています 占いだけではなく メールや掲示板の内容も同じように記録されています もし 悪意のある管理者から個人情報が洩れたらど

生徒用プリント ( 裏 ) 入力した内容はすべて記録されている!! 占いサイトの場合 印 : 授業で学んだこと 管理者のパソコンには どのパソコンから いつ どのような書き込みがされたか記録されています 占いだけではなく 懸賞サイトやメール 掲示板の内容も同じように記録されています もし 悪意のある

平成 2 4 年 8 月 9 日 消費経済課長井上正人 TEL (082) 特定商取引法違反の訪問販売事業者に対する業務停止命令 (12 か月 ) について 中国経済産業局は 布団 除湿マット 家庭用温熱電位治療器等の寝具類の訪問販売を行っている株式会社ビリーフコーポレーション (

MELIC 講座参加者アンケート集計結果報告 講座名日時会場講師対象者参加者数使用データベース内容当日の様子 参加者の内訳 有価証券報告書 DB 活用セミナー 2011 年 12 月 8 日 ( 木 ) 16:30~18:00 メディアライブラリーセンター 2 階情報学習室 ( 株 ) プロネクサス

平成 23 年度パソコン研修会アンケート 1. 年齢 A.10 代 ( 0 ) B.20 代 ( 6 ) C.30 代 ( 11 ) D.40 代 ( 13 ) E.50 代 ( 13 ) F.60 代 ( 1 ) E.50 代 30% D.40 代 29% F.60 代 2% B.20 代 14%

งานนำเสนอ PowerPoint

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

Microsoft Word _FP_aquagates

Microsoft Word - CygwinでPython.docx

<4D F736F F D D182D AB816A30372E E388EA906C95E982E782B B A838A815B83582E646F6

CL8 ええ それで母に相談したら そんな会社に行かずに地元に戻って就職しなさいと言われま した 就職活動はまた始めた方が良いような気がしますけど でも 本当にどうしてよいか わからなくて CO9 今は どうしたらよいかわからないのですね CL9 そうなんです でも 破綻した会社に行くのは不安だし

CONTENTS

レアジョブ スカイプ英会話 ご利用の手引き

第 9 回料理体験を通じた地方の魅力発信事業 ( 石川県 ) アンケート結果 1 属性 (1) 性別 (2) 年齢 アンケート回答者数 29 名 ( 参加者 30 名 ) 7 人 24% 22 人 76% 女性 男性 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 8 人 28% 2 人 7

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

こんにちは! ふっさんです 今回は 時間で数万円を 今 稼ぐ方法をレポートにまとめたので公開します 僕がこのレポートを作った理由は 多くの人が抱える 2 つの悩みを解決するためです. 稼げる自信がなくて 不安です 2. 教材などを買って学びたいが お金を捻出するのが難しいです というものです まず

図 1 有料動画閲覧履歴があり 至急ご連絡下さい DMM 1 A 社 株式会社 DMM.com をかたる事業者 SMS の発信者名 :DMM SMS 2 料金は通販サイトのギフト券で支払ってください ギフト券はコンビニ等で買ってください 消費者 ギフトカード番号等 4 3 gift card ギフト

<905693FC8ED088F58CA48F4389EF B83678F578C762E786C73>

いよいよ、4月よりアクアパソコン教室がオープンしました

開進館 / 研伸館 HS 広田校 2019 年度学費要項 開進館 / 研伸館 HS 広田校 :(0798) 平常の学費について 新規入学者 初回納入金 = 月割学費入学月分 + 月教材費入学月分 + 指導関連費 + 入学金 アップ系列校 ( ) 在籍者初回納入金 = 月割学費入学月分

あなたは現在恋人と遠距離恋愛の状況にありますか? 今回の調査対象の恋人がいる 25 歳 ~34 歳の男女のうち 現在遠距離恋愛ではない という回答は全体では約 7 割となる 69.4% という結果でした 一方ですでに遠距離恋愛である という回答が 24.9% という結果で 男性の 28.1% 女性の

【改】ハピタスで 楽々自己アフィリの説明書 のコピー

講習会初心者のための実習コース ( 本語入力 ) 5 3 月 13 ( 金 ) 9:40~11:40 受講料 500 円定員 10 名 ( 先着順 ) センター 2 階 講習会初心者のための実習コース ( 本語入力 ) 6 3 月 27 ( 金 ) 9:40~11:40 受講料 500 円定員 10

利用について... 3 Q1: 利用するために必要な手続きは?... 3 Q2: 申込手続きが必要な単位は?... 3 Q3: 請求閲覧システムの利用にあたっての料金は?... 3 Q4: 利用するために必要な環境は?... 3 Q5: 請求閲覧システムで閲覧できる帳票の種類は?... 3 Q6:

名刺広告掲載の電話勧誘トラブル

表紙案8

こうしてホームページから家が売れるようになった

0ミ

魅力発見紹介レポート(ミニミニ岐阜)

<4D F736F F D C A838A815B F A>

Transcription:

News Release 平成 26 年 3 月 27 日 消費者庁 特定商取引法に基づく行政処分について 本日 近畿経済産業局が特定商取引法に基づく行政処分を実施しましたので公表します 本件は 特定商取引法第 69 条第 3 項の規定に基づき 消費者庁長官の権限委任を受けた近畿経済産業局長が実施したものです

平成 26 年 3 月 27 日近畿経済産業局 特定商取引法違反の特定継続的役務提供事業者に対する指示処分について 近畿経済産業局は パソコン教室の特定継続的役務提供を行っていた株式会社リンクアカデミー ( 本社 : 東京都中央区 )( 旧社名 : 株式会社アビバ ) に対し 本日 特定商取引法第 46 条の規定に基づき 次のとおり違反行為の是正を指示しました 特定商取引法に規定する特定継続的役務提供に関する業務において 次のことを遵守すること 特定継続的役務提供の契約の締結について 迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘をしないこと また 特定継続的役務提供の契約の解除について 迷惑を覚えさせるような仕方でこれを妨げないこと 認定した違反行為は 迷惑勧誘及び迷惑解除妨害です 処分の詳細は 別紙のとおりです なお 本処分は 特定商取引法第 69 条第 3 項の規定に基づき 消費者庁長官の権限委任を受けた近畿経済産業局長が実施したものです 1. 株式会社リンクアカデミーは テレビ CM ウェブサイト等を見て同社のフリーダイヤルに電話をかけ また ウェブサイトから資料請求 無料体験申込み等を行った消費者等に対し 特定継続的役務提供の契約の締結について勧誘を行っていました また 既存の受講生に対して追加契約の締結について勧誘を行っていました 2. 認定した違反行為は以下のとおりです (1) 同社は 消費者が断っているのに何度も勧誘するなど特定継続的役務提供の契約の締結について迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘を行っていました ( 迷惑勧誘 ) -1-

(2) 同社は 消費者が解約の申出をした際に 支払っていけばいいじゃないですか と言って解約に応じないなど契約の解除について迷惑を覚えさせるような仕方で妨げていました ( 迷惑解除妨害 ) 本件に関する御相談先 本件に関する御相談につきましては 消費者庁から権限委任を受けて消費者庁とともに特定商取引法を担当している経済産業局の消費者相談室で承ります お近くの経済産業局まで御相談下さい 北海道経済産業局消費者相談室 電話 :011-709-1785 東北経済産業局消費者相談室 022-261-3011 関東経済産業局消費者相談室 048-601-1239 中部経済産業局消費者相談室 052-951-2836 近畿経済産業局消費者相談室 06-6966-6028 中国経済産業局消費者相談室 082-224-5673 四国経済産業局消費者相談室 087-811-8527 九州経済産業局消費者相談室 092-482-5458 沖縄総合事務局経済産業部消費者相談室 098-862-4373-2-

1. 事業者の概要 名 称 : 株式会社リンクアカデミー ( 旧社名 : 株式会社アビバ ) 代表者 : 代表取締役 田中 良一 ( たなか りょういち ) 所在地 : 東京都中央区銀座三丁目 7 番 3 号銀座オーミビル 資本金 : 1 億円 設 立 : 平成 7 年 12 月 15 日 取引類型 : 特定継続的役務提供 ( パソコン教室 ) ( 別紙 ) 2. 取引の概要株式会社リンクアカデミーは テレビ CM ウェブサイト等を見て同社のフリーダイヤルに電話をかけ また ウェブサイトから資料請求 無料体験申込み等を行った消費者等に対し 特定継続的役務提供の契約の締結について勧誘を行っていました また 既存の受講生に対して追加契約の締結について勧誘を行っていました 3. 指示の内容特定商取引法に規定する特定継続的役務提供に関する業務において 次のことを遵守すること 特定継続的役務提供の契約の締結について 迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘をしないこと また 特定継続的役務提供の契約の解除について 迷惑を覚えさせるような仕方でこれを妨げないこと 4. 指示の原因となる事実同社は 以下のとおり 特定商取引法の規定に該当する行為を行っており 特定継続的役務提供に係る取引の公正及び特定継続的役務提供契約を締結して特定継続的役務の提供を受ける者の利益が害されるおそれがあると認められた (1) 迷惑勧誘 ( 特定商取引法第 46 条第 3 号 同法施行規則第 39 条第 1 号 ) 同社は 消費者が断っているのに何度も勧誘するなど特定継続的役務提供の契約の締結について迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘を行っていた (2) 迷惑解除妨害 ( 特定商取引法第 46 条第 3 号 同法施行規則第 39 条第 1 号 ) 同社は 消費者が解約の申出をした際に 支払っていけばいいじゃないですか と言って解約に応じないなど契約の解除について迷惑を覚えさせるような仕方で妨げていた -3-

5. 勧誘事例 事例 1 平成 24 年 4 月 以前から同社のパソコン教室の前を通る度に ホームページの仕組みなどを教えてくれる講座はあるのかなと気になっていた消費者 A は 話を聞こうと思い教室の前に行ったところ 同社の女性社員に声を掛けられ教室内に案内され カウンターの椅子を勧められた そして カウンターの内側から別の女性社員 T が出て来て消費者 A の前に座った 消費者 A が あんまり費用をかけないで 自分の知りたいことだけを教えて欲しいと思ってるんやけど ホームページのことだけ と言うと 女性社員 T は料金表のような紙に書いてある 45 万円くらいで 82 回 1 年間のコースを指差して説明を始めた 消費者 A は こんなに長い間 しかもこんな回数はできません 絶対続きません 高いから そんなに払われへん 無理やわ ホームページのことだけでええんやけど と言って断ったが 女性社員 T はそのコースをしつこく勧めた 消費者 A は もう席を立って帰りたいと途中で何度も思ったが 女性社員 T の押せ押せで強引な勧誘を断って帰れるような雰囲気ではなかった その後も消費者 A は 回数の多いコースは無理 何十回も続かへんし 高いから無理やわ と何度も断ったが 全く聞き入れてもらえず 結局 女性社員 T に勧められたコースを契約し クレジットカードの一括払いで支払った 消費者 A が同社のパソコン教室に入ってから 1 時間以上は経っており 帰る頃にはすっかり疲れていた 事例 2 平成 25 年 1 月 パソコン教室でエクセルを教えてもらおうと思っていた消費者 B は インターネットでパソコン教室を調べ 同社のネット広告を見て 同広告から資料請求をした 翌日 同社の本社から電話があり 最寄りの教室に行く約束をし その教室に行き 体験入学をした その後 カウンセラーと呼ばれる同社の女性社員 U から受講に関しての説明を受けた 女性社員 U はワードとエクセルを基本としたコースを勧め 消費者 B は契約を締結することにした その後 女性社員 U はその場から離れた 消費者 B は 近くにいた同社社員の男性インストラクターに 後で解約できますよね と解約について尋ねたところ 解約できますよ とだけ教えてくれた 教室から自宅に帰る途中 消費者 B は ワードは資格を持っているし エクセルの資格だけを取るのに約 20 万円をかけるのはもったいない と思い始め 契約を解約することにした 消費者 B は 契約した翌日に同社の女性社員 U との電話の中で 受講料が高いので受講するのを取り消します 解約できると聞きました 解約手数料は要るんですか と聞いたところ 女性社員 U は驚いたような声で え ~ 解約できるって誰に聞きました と言った 消費者 B が インストラクターの男性の方です 解約できるんでしょう と言うと 女性社員 U はちょっと困ったような声で う ~ ん 解約手数料が要るか 要らないか経理の者に聞かないとわかりません とりあえず 今日の夕方 4 時にこちらへ来てくれますか と言った 消費者 B は その時は一応行くような答えをしたが もし教室に行けば色々言い込められて 結局解約できないのではないかと思い 消費生活センターに相談し 消費生活センターが同社の本社に連絡を入れ 解約することが -4-

できた 事例 3 平成 24 年 12 月 消費者 C はパソコンにもっと詳しくなりたいと思い インターネットでパソコン教室を調べ 同社のネット広告を見て電話をし 教室に赴いた 消費者 C は ワードとエクセルを習いたいと思っているんですけど 受講料はどのくらい掛かりますか 月々 1 万 5 千円くらいなら払えるんですけど それ以上お金がかかるようだったら たぶん続けていけないと思うので と気になっていた受講料のことを聞いた 同社の男性社員 V は そうですね 続けて受講していけるように ご希望の金額でプランを組んでみましょう と言い プランの料金やカリキュラムについて説明を行った 消費者 C は 提案されたプランの内容に納得して契約を締結した 2 回目の受講の後 消費者 C は同社の女性社員 W から 今なら資格を取るプランに変更できますよ とサーティファイのワードとエクセルの 2 級 3 級に対応したプランを提案された 消費者 C は予算を少しオーバーしているけれど このくらいの金額ならなんとか支払えると思い 契約を締結した 平成 25 年 2 月 消費者 C は同社の男性社員 X から 今やったら 1 級のプランに安く変更できるから がんばってみませんか との提案を受け サーティファイの 1 級に対応したプランについて説明を受けた 消費者 C は 最初の契約を 2 級 3 級のプランに変更して今度はそれを 1 級のプランに変更するのだと思った そして 自分の予算内の金額であり 資格を取る近道になるならと思って契約をした その後 平成 25 年 4 月に 変更したはずの元の 2 つの契約の支払いに利用したクレジット会社から請求書が届いたことから 消費者 C は教室に問い合わせをしたところ 複数のプランを並行して受講していることになっているとの説明を受けた また 2 つの契約で月々約 3 万円ずつ支払う必要があることが分かった 消費者 C は 今後のクレジットの支払いが無理だと思って 男性社員 X に対し もう 1 級の資格までは取りたいとは思いませんし 支払いも大変なので 1 級のプランは解約します と言ったところ 男性社員 X は解約の申出を聞き入れず 支払っていけばいいじゃないですか と言った また 消費者 C が まだ 1 回も受講していないので 1 級のプランだけでも解約します 解約の手続きをどうすればいいのか 教えてください と言ったところ 男性社員 X は 2 ヶ月だけやってみて その時にやめるかどうか考えたらどうですか と言い 押し問答が 45 分くらい続いた 結局 消費者 C は解約に応じてもらえなかった そこで今度は消費者 C の母親が教室に電話を入れ 男性社員 X に対し解約の申し出を行ったが 男性社員 X は 学生さんでも月々 5 万円ぐらいで頑張っていますよ などと言って なかなか解約に応じようとしなかった 消費者 C の母親が とにかく解約手続きをして欲しい と強く言ってようやく解約できることになった 事例 4 平成 24 年 10 月 消費者 D は もし転職を考えないといけなくなったときには資格があった方が良いだろうと思い 同社のパソコン教室に通い始めた 消費 -5-

者 D は 契約をした日に同社の社員から 月に一度 進み具合などをみるために面談があることを聞いていた 最初の面談は同社の女性社員 Y が担当し 授業が終わった後 女性社員 Y から 今日 時間ありますか と声を掛けられて教室の端で始まった 女性社員 Y の話は 始めてみてどうですか から始まって ときどき世間話をしながら こんな資格もありますよ とか こういう資格は仕事に使えるので 持ってはどうですか というようなことを 1 時間くらい話した 消費者 D が まだ 何も資格を取れていないので 次の資格のことを言われても と言って断ると女性社員 Y は 分かりました と言って話は終った ところが 面談から 1 2 日経って授業が終わってから 女性社員 Y が消費者 D のところに来て ちょっとした話の間に別の資格を勧めてきた 別の日の授業中にも こないだ勧めた勉強もしたら 今のも もっと分かり易いのに と声を掛けられた 面談で追加のコースを勧められて以後 授業が終わってから別の資格のコースを勧められることが何度もあって 消費者 D はその度に 無理です と言って断った 消費者 D は 11 月になっても別の資格を勧誘される度に断り続けていたが ずっと断っていて悪いかなあ 1 回くらいは話を聞いてみようかなと思って話を聞くことにした 授業終了後 女性社員 Y から声を掛けられ 話を聞いたが 消費者 D はやはり授業数とローンが増えることを不安に思った 消費者 D は 仕事をしながらやっているので 授業が増えると難しいし そんなにお金を返せない と言って断ったが 女性社員 Y から 頑張れば資格が増える と言われ 資格が増えるならと思って 結局 追加の契約を締結した 追加契約してから 同社の社員で担当の先生に 通える日を増やしてほしい と言われ 消費者 D は 頑張ってみます とは答えたが 女性社員 Y から何度も勧誘されるし また 資格試験を受けるように言っておいて急に別の資格のことを言われるようなこともあり 頑張る前に嫌になってしまった それでも 消費者 D は一週間くらいは 2 つの勉強をするために通う回数を増やそうと 仕事をしながら頑張ってみたが 通うことが辛くなってきた そこで 消費者 D は解約するため 教室に行き やめたい と申し出た それに対し 女性社員 Y は 今やめると解約料がかかる やめるなら もうちょっと続けてからやめた方がいい と言った 消費者 D はそれでも何度も やめたい と言ったが 女性社員 Y は M OS の資格は持っていた方が良い などと 30 分か 40 分くらい話を続けた 教室の角の席で話をしていたが 話しているうちに授業が始まってしまい 他の受講生の視線が気になって話を続けることができず 結局その日はやめることができないまま家に帰った 消費者 D は 消費者センターに相談し 消費者センターが同社のお客様相談室に連絡を入れ 最初の契約も追加の契約も解約することができた -6-