2018 年 3 月期 決算説明資料 2018 年 5 月 Web 版 Copyright(C)2018 JTRUST Co.,Ltd. All Rights Reserved.
機関投資家 アナリスト向け決算説明会 日時 2018 年 5 月 15 日 ( 火 ) 10 時 00 分 ~11 時 00 分 登壇者 代表取締役社長最高執行役員 藤澤信義 代表取締役専務執行役員 千葉信育 取締役執行役員経理部長 常陸泰司 執行役員経営企画部広報 IR 担当山中威人 経営企画部部長広報 IR 担当 本部英彦 説明会の模様は 当日中に当社 Web へ掲載予定です 1
免責事項 2018 年 3 月期より国際財務報告基準 (IFRS) を採用しています これにともない 2017 年 3 月期も IFRS に組み替えて比較分析をおこなっております 2018 年 3 月期の連結業績より 総合エンターテインメント事業のアドアーズ社の業績を除外しております 本資料に記載された将来情報などは資料作成時点での当社の認識 意見 判断又は予測であり その実現を保証するものではありません 様々な要因により実際の業績や結果とは大きく異なる可能性があることをご承知おき下さい 説明会および本資料は 当社をご理解いただくための情報提供を目的としたものであり 当社または子会社が発行する有価証券への投資を勧誘するものではありません 各ページに記載の数値は 表示単位未満を切捨て表示しています また表およびグラフ横に記載しております差異ならびに前年同期比等は 表示の億単位を用いて計算しております 2
目次 1. 決算のポイント 2. 通期連結決算概要 3. セグメント別業績 4. 2019 年 3 月期連結業績予想 3
1. 決算のポイント 4
決算のポイント 主力の金融 3 事業は順調 経営資源の選択と集中 投資事業の損失 5
2. 通期連結決算概要 6
損益主要項目は増収増益 連結業績 ( 前期比 ) FY03/2017 FY03/2018 差異 営業収益 664 億円 762 億円 +98 億円 営業利益 6 億円 23 億円 +17 億円 税前利益 -4 億円 4 億円 +8 億円 親会社の所有者に帰属する当期利益 -12 億円 -1 億円 +11 億円 目次に記載のとおり 非継続事業業績は除外しております 7
営業収益は 15% 増収 営業利益は 17 億円の増益 営業収益 営業利益 単位 : 億円 762 664 132 178 23 金融 3 事業 532 584 国内金融事業韓国金融事業東南アジア金融事業 6 FY03/2017 FY03/2018 FY03/2017 FY03/2018 8
金融 3 事業の営業利益は経常的に黒字を計上 金融 3 事業の営業利益 (Q 毎 ) 単位 : 億円 16 92 47 30 22 17 6-36 55 29 FY2017 FY2017 FY2018 FY2018 1Q 2Q 3Q 4Q (1Q-4Q) 1Q 2Q 3Q 4Q (1Q-4Q) FY2017 1Q 2Q 3Q 4Q FY2017 (1Q-4Q) FY2018 1Q 2Q 3Q 4Q FY2018 (1Q-4Q) 国内金融事業 11 11 18 15 55 11 13 10 7 41 韓国金融事業 2 6 10 13 31 16 8 6 5 35 東南アジア金融事業 -6-54 26-5 -39 1-4 13 5 15 3 事業合計 6-36 55 22 47 29 17 30 16 92 9
3. セグメント別業績 3-1. 国内金融事業 10
安定した高い利益水準を維持 営業収益 営業利益 単位 : 億円 薄色 = 債権回収等の収益濃色 = 保証料収益 97 90 55 78 70 5 固定資産売却益を計上 41 50 19 20 FY03/2017 FY03/2018 FY03/2017 FY03/2018 11
保証残高は 1,400 億円を超える 保証残高の推移 単位 : 億円 薄色 = アパートローン保証 1,418 濃色 = その他保証 859 1,014 472 387 404 2017/ 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2018/ 1 2 3 12
提携先の拡大と商品の多様化により 保証残高の積み上げスピードが加速 保証提携先金融機関 SBJ 銀行愛媛銀行香川銀行近畿産業信用組合西京銀行成協信用組合大正銀行東京スター銀行 海外不動産担保ローン保証 業務提携先企業 / 金融機関 小田急不動産 京浜急行電鉄 湘南信用金庫 海外不動産取扱い地域ハワイ州テキサス州 今後 ネバダ州やカリフォルニア州にも拡大予定 提携先金融機関は五十音表示 13
サービサー事業における不良債権の買取は順調 サービサー事業における債権残高 単位 : 億円 合計 9,000 億円超 約 1,100 約 1,300 約 1,400 日本保証において武富士より承継した簿外債権 約 1,100 約 1,100 ( 請求可能債権 ) 7,306 7,290 7,592 7,664 7,723 パルティールにて取扱う請求債権残高 2017/ 03 06 09 12 2018/ 03 請求債権残高は買取債権および回収受託債権を含む請求債権残高に一部オンバランス債権を含む 14
3. セグメント別業績 3-2. 韓国金融事業 15
営業収益は前期比 23% 増収 営業利益は前期比 13% 増益 営業収益 営業利益 単位 : 億円 358 291 31 35 FY03/2017 FY03/2018 FY03/2017 FY03/2018 16
貸出資産残高は増加 延滞率は低位で推移 貯蓄銀行およびキャピタルの貸出資産残高と延滞率推移 単位 : 億ウォン 40,000 35,000 30,000 25,000 26.40% 棒グラフ ( 左軸 ) のうち 濃色 = 自社与信債権 薄色 = 買取債権 折れ線 ( 右軸 ) = 延滞率 33,400 30.00% 25.00% 20.00% 20,000 15.00% 15,000 10.00% 10,000 5,000 5,846 5.18% 5.00% 0 2014/ 2015/ 2016/ 2017/ 2018/ 0.00% 06 09 12 03 06 09 12 03 06 09 12 03 06 09 12 03 参考レート :1 ウォン =0.0999 円延滞率 = 全体の貸出資産に占める 30 日以上の延滞債権の割合 17
規制強化を踏まえ 質の高い企業向けや有担保債権の貸付を強化 貸出資産残高 単位 : 億ウォン 企業向け有担保企業向け無担保 28,455 28,478 30,420 31,560 32,947 消費者有担保 26,485 9,880 消費者無担保 18,480 17,175 17,296 19,662 21,376 23,315 8,588 902 2,010 7,277 8,630 11,687 12,426 2015/ 2016/ 2017/ 2018/ 06 09 12 03 06 09 12 03 06 09 12 03 参考レート :1 ウォン =0.0999 円 18
上限金利引き下げ等規制強化の中でも安定した純金利収入を維持 韓国貯蓄銀行 2 行の主要指標値 平均貸出金利と 平均預金金利 純金利収入 単位 : 億ウォン 平均貸出金利 平均預金金利 476 482 520 521 524 541 535 13.70% 12.82% 404 2.29% 2.40% 16/ 17/ 18/ 16/ 17/ 18/ 03 06 09 12 03 06 09 12 03 4~6 7~9 10~12 1~3 4~6 7~9 10~12 1~3 参考レート :1 ウォン =0.0999 円 19
サービサー事業も積極的な債権買取を実施 単位 : 億円 TA アセットの請求債権残高 単位 : 億ウォン 請求債権残高 2,581 1,900 2018 年 3 月期の買取実績 ( 請求債権残高ベース ) 2017 年 12 月 188 億ウォン ( 約 20 億円 ) 2017 年 12 月 165 億ウォン ( 約 17 億円 ) 2018 年 1 月 645 億ウォン ( 約 68 億円 ) 2017/03 2018/03 IRR= 買取から 2 年以上経過した債権から算出また 個人回生債権等は除き 純粋に延滞債権のみで計算しております 20
3. セグメント別業績 3-3. 東南アジア金融事業 21
営業利益は前期比 54 億円増益 営業収益 営業利益 単位 : 億円 143 135 15-39 FY03/2017 FY03/2018 FY03/2017 FY03/2018 22
新経営陣のもと積み上げた残高は総貸出残高の半分まで増加 J トラスト銀行 : 貸出資産残高と不良債権比率推移 単位 : 億ルピア 140,000 7.50% 棒グラフ ( 左軸 ) のうち 濃色 = 自社与信債権 薄色 = 譲受債権 折れ線 ( 右軸 ) = 不良債権比率 8.00% 120,000 117,475 7.00% 100,000 80,000 82,922 6.00% 5.00% 60,000 3.39% 4.00% 3.00% 40,000 20,000 2.00% 1.00% 50% 0 2015/ 2016/ 2017/ 2018/ 0.00% 06 09 12 03 06 09 12 03 06 09 12 03 参考レート :1 ルピア =0.0078 円不良債権比率 = 全体の貸出資産に占める 90 日以上の延滞債権の割合 23
平均貸出金利は期末に向け上昇平均預金金利も順調に低下 J トラスト銀行の主要指標値 平均貸出金利と 平均預金金利 純金利収入 単位 : 億ルピア 平均貸出金利平均預金金利 1,400 11.37% 11.96% 1,200 1,000 887 1,063 7.84% 800 6.56% 600 400 200 16/ 03 06 09 12 17/ 03 06 09 12 18/ 03 0 2016/ 4~6 7~9 10~12 2017/ 1~3 4~6 7~9 10~12 2018/ 1~3 参考レート :1 ルピア =0.0078 円 24
多彩なローン商品を スマホアプリを通じてスピーディに提供 P2P レンディングのファイナンス会社との提携による顧客獲得 P2P レンディング事業 タラライト社 スモールビジネス向け 特にオンラインで物販をおこなう ウアン テマン社アプリでキャッシング出来る仕組みを持つ その他 20 社以上の マルチファイナンス会社 25
マルチファイナンス会社 Olympindo 社 の株式 60% を取得 Olympindo 社の直近 3 期の経営成績および財政状態 FY12/2015 FY12/2016 FY12/2017 純資産 17 億円 20 億円 22 億円 総資産 97 億円 134 億円 144 億円 営業収益 19 億円 25 億円 33 億円 税前当期純利益 1 億円 1 億円 1 億円 1 ルピア =0.007815 円で換算 2017 年 12 月期は 現在監査中につき 速報値を記載 26
3. セグメント別業績 3-4. 非金融事業 投資事業 27
営業利益は 17 億円の損失 非金融事業 FY03/2017 FY03/2018 差異 営業収益 83 億円 88 億円 +5 億円 営業利益 -3 億円 -17 億円 -14 億円 主な要因 キーノート ハイライツ エンタテインメント 営業収益 69 億円 18 億円 営業費用 / 販管費 / その他費用 63 億円 43 億円 営業利益 6 億円 -24 億円 非金融事業 = 不動産事業 ( キーノート ) および総合エンターテインメント事業 ( ハイライツ エンタテインメント ) アドアーズ社は 2018 年 3 月 26 日グループアウトにつき非継続事業となり連結業績より除外 28
営業利益は 28 億円の損失 投資事業 FY03/2017 FY03/2018 差異 営業収益 24 億円 72 億円 48 億円 営業利益 -1 億円 -28 億円 -27 億円 営業損失の主な要因 グループリース社への投資関連損失等 為替差損 64 億円 15 億円 29
4.2019 年 3 月期連結業績予想 30
連結業績予想策定にあたっての前提条件 2019 年 3 月期より IFRS9 の導入を予定しており その金額を反映しております 貸倒引当金基準等の変更となるも 当期業績予想は増加予定 為替レートは 以下を採用しています 1 シンガポールドル :82.82 円 1 インドネシアルピア :0.0086 円 1 韓国ウォン :0.092 円 2018 年 4 月 19 日に発表したインドネシアの Olympindo 社について 連結子会社化を同年 7 月末に予定しておりますが 同社の業績の影響額は反映しておりません 投資事業における 通常発生する損益以外の影響額は反映しておりません 31
連結業績予想 連結業績予想 FY03/2018 actual FY03/2019 forecast 営業収益 ( 成長率 ) 営業利益 ( 成長率 ) 親会社の所有者に帰属する当期利益 ( 増減額 ) 762 億円 23 億円 -1 億円 833 億円 (+9%) 70 億円 (+204%) 53 億円 (+54 億円 ) ROE - 3.5% 配当性向 - 23.2% 32
セグメント別業績予想 セグメント別営業収益および営業利益 国内金融事業韓国金融事業東南アジア金融事業投資事業その他 / 連結調整合計 FY03/2018 actual FY03/2019 forecast 営業収益 90 億円 99 億円 営業利益 41 億円 45 億円 営業収益 358 億円 379 億円 営業利益 35 億円 24 億円 営業収益 135 億円 192 億円 営業利益 15 億円 26 億円 営業収益 72 億円 12 億円 営業利益 -28 億円 5 億円 営業収益 107 億円 151 億円 営業利益 -40 億円 -30 億円 営業収益 762 億円 833 億円 営業利益 23 億円 70 億円 33