産業廃棄物管理票制度の運用について(通知)

Similar documents
2 マニフェストの記載 1 産業廃棄物の種類 法第 2 条第 4 項及び施行令第 2 条に規定する産業廃棄物の種類を原則とし 特別管理産業廃棄物である場合にはその旨を記載しなければなりません しかしながら 例えばシュレッダーダストのように複数の産業廃棄物が発生段階から一体丌可分の状態で混合しているよ

<4D F736F F D208E52979C8CA C78E F88979D8BC68ED E882C98C5782E98E9696B18F88979D977697CC2E646F63>

1 法の目的

山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 5 月 18 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県三原市須波 1 丁目 23-8 藤井建設 代表取締役藤井啓文 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号 (08

フロン回収・破壊法の改正内容等について

様式2-9産廃処理実績

様式2-9産廃処理実績_xls (989KB)

産業廃棄物処理計画実施状況報告書

弘前市告示第   号

産業廃棄物処理計画実施状況報告書(H24実績)

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 29 日 広島県知事 様 提出者 住所 広島県尾道市美ノ郷町本郷 氏名 日東電工株式会社 尾道事業所 事業所長岡田和之 電話番号 廃棄物の処

001p_......

多量排出事業者の産業廃棄物処理計画実施状況報告書 ( 平成 2 年度実績 日清食品株式会社下関工場 多量排出事業者名称日清食品株式会社下関工場 所在地 ( 市町名 下関市事業の種類めん類製造業別紙 1-3 区分 産 業 廃 棄 物 種 類 燃え殻 汚泥 1,8 1, 廃油 廃酸 1 1

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 27 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県豊田郡大崎上島町中野 977 番地 大崎工業株式会社広島工場 工場長樽本伸正 電話番号 廃棄物の処理

様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 7 月 20 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県安芸高田市甲田町下甲立 1624 湧永製薬株式会社広島事業所 代表取締役 湧永寛仁 電話番号

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

計画の実施状況 ( 産業廃棄物の種類 : 廃プラスチック ) 8. 3 出量 自ら熱回収を行った量 7 全. 優良認定処理業者への 再生利用業者への 3 再生利用業者への 4 熱回収認定業者以外の熱回収を行う業者への 5 7. のうち再生利用業者への のうち熱回収認定業者への 3

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

Microsoft Word - 福岡市版H24改定.doc

Microsoft Word - 様式2-8 産廃処理計画

様式2-14特管処理実績

×2018H

Taro-フロン排出抑制法施行令

条例施行規則様式第 26 号 ( 第 46 条関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 30 年 6 月日 長野県知事 様 提出者 住 所 東御市下之城畔 ( 法人にあっては 主たる事業所の所在地 ) 氏 名 川西保健衛生施設組合長花岡利夫 ( 法人にあっては 名称及び代

産業廃棄物の種類 : 汚泥 事業者コード : 8JS 地域コード : 事業者コード J で始まる全 桁コード が不明の場合 事業所名称を記入ください 単位 : +8 自ら再生利用を行った量 自ら熱回収を行った量 + 自ら埋立処分又は海洋投入処分を行った量 全処理委託量 優良認定処理業者への処理委託量

多量排出事業者による産業廃棄物処理計画及び産業廃棄物処理計画実施状況報告策定マニュアル(第2版)

< BE291CC89B78C C8C88B38C768F88979D81408EC0926E8A6D944695F18D908F A816A>

< F2D819B955C8EA692CA926D DC58F4994AD8F6F>

<8D4C93875F F878B91E F8FF097E18C7689E62E786C73>

Microsoft Word - 特記例

ナショナル・トラスト税制関係通知

<4D F736F F D208C9A90DD8C6E94708AFC95A8837D836A B7982D18C9A90DD8C6E94708AFC95A88F88979D88CF91F58C5F96F18F91512E646

Q1 報告の対象者は誰ですか? A 京都市内で産業廃棄物を排出し, 産業廃棄物管理票 ( 以下 マニフェスト という ) を交付した全ての事業者です また,2 次マニフェストを交付する産業廃棄物処分業者も報告対象者となります Q2 報告書の提出者は誰ですか? A マニフェストの交付者が提出者です 産

廃棄物処理法の基礎知識(第1回)

Microsoft PowerPoint 映写用.ppt [互換モード]

産業廃棄物税は 最終処分される産業廃棄物に課されるものであり 排出事業者から中間処理に委託された廃棄物すべてに課税されるわけではありません 中間処理業者の方が排出事業者から処理料金に含めて受け取る税相当額は 中間処理によって減量化されたり リサイクルされた分を除いた中間処理後に最終処分される産業廃棄

Microsoft Word - 土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 2018 年 6 月 29 日 長野県知事 様 提出者住所松本市島立 943 セキスイハイム信越 中南信支店氏名支店長石原範久 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

産業廃棄物の処理に係る管理体制に関する事項 ( 管理体制図 ) ゼロエミッション推進体制 ( 第 2 面 ) 滋賀水口工場長 定期会議事務局会議 1 回 /W 担当者会議 1 回 /M 推進報告会 1 回 /2M 推進責任者 : 工務安全環境部長 実行責任者 : 安全環境課長 事務局 中間膜製造部機

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 令和元年 5 月 30 日 松山市長殿 提出者 住所 広島市中区中町 8 番 6 号 氏名 株式会社フジタ 広島支店 執行役員支店長安東則好 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

資料 3 参考 2 使用済自動車の再資源化等に関する法律 からの抜粋 解体自動車の全部再資源化の実施の委託に係る認定に関する規定 第三十一条自動車製造業者等は 解体業者又は破砕業者に委託して 解体自動車の全部再資源化 ( 再資源化のうち 解体業者が第十六条第二項の主務省令で定める再資源化に関する基準

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

コンデンサー (3kg 未満 ) 不明 日本コンデンサ工業 ( 株 ) 不明不明不明 H 缶 60 kg 高濃度 柱上変圧器油 ( 柱上トラン 30 缶 8100 kg 低濃度 ス油 ) 感圧複写紙 H 箱 300 kg 不明 ペー

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

資料1-1 多頭飼育の適正化について

個人情報の保護に関する規程(案)

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

Q6 県外へ排出 ( 県外で処分 ) した産業廃棄物についても報告書の提出は必要ですか A6 県内の事業場から排出した産業廃棄物については 県外に排出 ( 県外で処分 ) したものであっても 報告する必要があります Q7 環境大臣による広域認定制度を利用して産業廃棄物を処理しているため マニフェスト

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

法律第三十三号(平二一・五・一)

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

財営第   号

標準様式 1( 収集 運搬用 ) 産業廃棄物収集 運搬委託契約書 収入印紙 排出事業者 : ( 以下 甲 という ) と 収集運搬業者 : ( 以下 乙 という ) は 甲の事業場 : から排出される産業廃棄物の収集 運搬に関して次のとおり契約を締 結する ( 法の遵守 ) 第 1 条甲及び乙は 処

37_nasugurikonyuugyoukabushikigaisyak

自動車重量税の廃車還付制度について 自動車重量税の廃車還付制度の創設使用済自動車の不法投棄の防止及びリサイクル促進という観点から 自動車検査証の有効期限内に使用済みとなり 使用済自動車の再資源化等に関する法律 ( 自動車リサイクル法 ) に基づいて適正に解体された自動車について還付措置が設けられまし

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

エアバッグ類の産業廃棄物収集運搬委託規約(約款)

東京都知事殿 ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処分業者の処理状況報告書 ( 報告対象の期間 : 平成 26 年 10 月 ~ 平成 27 年 03 月 ) 報告者住所東京都品川区東大井二丁目 1 番 8 号 平成 27 年 06 月 08 日 東京都廃棄物用例第 14 条の 3 第 1 項に基づき 処

keikaku_kinyuurei.doc

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

産業廃棄物の多量排出事業者による処理計画の提出等に関するQ&A

○H30条例19-1

< B6388C491E D862E786477>

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

特定個人情報の取扱いの対応について

 

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

特定個人情報の取扱いの対応について

sannomaruriyou

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

<4D F736F F D2095F18D9091E682518D E7390EC8E E738C7689E690C58FF097E182CC88EA959482F089FC90B382B782E98FF097E EA8C88816A B8C91CE8FC6955C E646F6378>

適正処理の実現に向けた社内の取組内容 従業員の教育訓練の実施状況 社内研修を実施している ( 研修の内容 ) 廃棄物処理法について安全性の確保について ( 研修の頻度 ) 年 1 回半年に1 回 3ヶ月に1 回月 1 回 ( ) 外部研修を受講させている ( 研修の内容 ) 安全運転教育 事故時の対

2/6 ページ ( 一 ) この法律における主務大臣は 環境大臣及び経済産業大臣とすることとしている ( 二 ) この法律に規定する主務大臣の権限の委任について規定することとしている 11 施行期日等 ( 附則関係 ) ( 一 ) この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

( 問 3) 売却証明書を発行することができるのは どのような市場ですか 売却証明書を発行できるのは 以下の市場において売却した場合です 1 家畜市場家畜取引法 ( 昭和 31 年法律第 123 号 ) 第 2 条第 3 項に規定する家畜市場及び同法第 27 条に規定する臨時市場 2 中央卸売市場

汚染の除去が行われた場合には 指定を解除その他 区域の指定等 1 要措置区域 ( 法第 6 条 ) 土壌汚染の摂取経路があり 健康被害が生ずるおそれがあるため 汚染の除去等の措置が必要な区域 汚染の除去等の措置を都道府県知事等が指示 ( 法第 7 条 ) 土地の形質の変更の原則禁止 ( 法第 9 条

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

長は 特措法第 39 条第 1 項に規定する地域福利増進事業等を実施しようとする区域内の土地の土地所有者等の探索に必要な限度で その保有する同項に規定する土地所有者等関連情報を その保有に当たって特定された利用の目的以外の目的のために内部で利用することができることとなります ( 特措法第 39 条第

様式第二号の二(第八条の四の四関係)

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 8 月 25 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県東広島市志和町志和堀 株式会社ヒロタニ取締役社長廣谷清 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番

1 茨城県認可外保育施設指導監督実施要項(H29.3)

東京都知事殿 ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処分業者の処理状況報告書 ( 報告対象の期間 : 平成 27 年 10 月 ~ 平成 28 年 03 月 ) 報告者住所東京都品川区東大井二丁目 1 番 8 号 平成 28 年 04 月 19 日 東京都廃棄物用例第 14 条の 3 第 1 項に基づき 処

<4D F736F F D E63188C4816A8D4C93878CA78BC696B18AC7979D91CC90A78A6D94468C9F8DB88EC08E7B97768D6A816989FC90B38CE3816A2E646F63>

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 25 日 広島県知事 様 提出者 ( 届出者 ) 住所 氏名 大阪府堺市堺区匠町 1 番地 シャープ株式会社代表取締役会長兼社長執行役員 ( 法人にあっては, 名称及び

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

目次 建設副産物適正処理推進要綱...3 第 1 章 総則... 3 第 1 目的... 3 第 2 適用範囲... 3 第 3 用語の定義... 3 第 4 基本方針... 4 第 5 関係者の基本的責務... 4 第 2 章 計画の作成等... 4 第 6 発注者による計画の作成 条件明示等..

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

Transcription:

環廃産発第 110317001 号 平成 23 年 3 月 17 日 各都道府県 政令市産業廃棄物行政主管部 ( 局 ) 長 殿 環境省大臣官房廃棄物 リサイクル対策部産業廃棄物課長 産業廃棄物管理票制度の運用について ( 通知 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律 ( 平成 22 年法律第 34 号 ) 等が平成 23 年 4 月 1 日より施行されることを踏まえ 平成 13 年 3 月 23 日付け環廃産第 116 号をもって通知した 産業廃棄物管理票制度の運用について ( 通知 ) について 必要な内容の見直しを行い 下記のとおり取りまとめたので通知する 事業者又は産業廃棄物処理業者等の事務所若しくは事業場等に立入検査を行う際には 平成 12 年 9 月 28 日付け衛環第 78 号厚生省生活衛生局水道環境部環境整備課長通知 廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び産業廃棄物の処理に係る特定施設の整備の促進に関する法律の一部を改正する法律の施行について 及び下記事項に留意の上 その実施状況を把握するなど制度の厳正な運用に当たられたい おって 平成 13 年 3 月 23 日付け環廃産第 116 号本職通知 産業廃棄物管理票制度の運用について ( 通知 ) は廃止する なお 本通知は 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 245 条の4 第 1 項の規定に基づく技術的な助言であることを申し添える 記 第 1 産業廃棄物管理票 1. 総論産業廃棄物管理票制度は 事業者が産業廃棄物の処理を委託する際に 受託者に対して産業廃棄物管理票 ( 以下 管理票 という ) を交付し 処理終了後に受託者からその旨を記載した管理票の写しの送付を受けることにより 委託内容どおりに産業廃棄物が処理されたことを確認することで 適正な処理を確保する制度であること なお 事業者は 産業廃棄物の処理を委託する際には 書面により委託契約を行う -1-

ことなど委託基準を遵守しなければならないが これは処理責任を有する事業者と受託者とが委託内容について互いに十分確認することを趣旨とするものであって 委託契約を行う際に遵守すべき義務である これに対して 産業廃棄物管理票に係る義務は 実際に処理を委託した産業廃棄物を引き渡す際に遵守すべきものであって 委託基準とは別途必要とされる義務であること 2. 管理票の交付 (1) 交付手続 1 事業者は 産業廃棄物の引渡しと同時に運搬受託者 ( 処分のみを委託する場合にあっては処分受託者 ) に管理票を交付しなければならないこと このため通常は 運搬受託者が複数の運搬車を用いて運搬する場合には 運搬車ごとに交付することが必要となるが 複数の運搬車に対して同時に引き渡され かつ 運搬先が同一である場合には これらを1 回の引渡しとして管理票を交付して差し支えないこと 2 管理票の交付については 例えば農業協同組合 農業用廃プラスチック類の適正な処理の確保を目的とした協議会又は当該協議会を構成する市町村が農業者の排出する廃プラスチック類の集荷場所を提供する場合 ビルの管理者等が当該ビルの賃借人の産業廃棄物の集荷場所を提供する場合 自動車のディーラーが顧客である事業者の排出した使用済自動車の集荷場所を提供する場合のように 産業廃棄物を運搬受託者に引き渡すまでの集荷場所を事業者に提供しているという実態がある場合であって 当該産業廃棄物が適正に回収 処理されるシステムが確立している場合には 事業者の依頼を受けて 当該集荷場所の提供者が自らの名義において管理票の交付等の事務を行っても差し支えないこと なお この場合においても 処理責任は個々の事業者にあり 産業廃棄物の処理に係る委託契約は 事業者の名義において別途行わなければならないこと 3 産業廃棄物の種類ごとに交付する とは 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 第 2 条第 4 項及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 以下 令 という ) 第 2 条に規定する産業廃棄物の種類ごとに管理票を交付することを原則とするが 例えばシュレッダーダストのように複数の産業廃棄物が発生段階から一体不可分の状態で混合しているような場合には これを1つの種類として管理票を交付して差し支えないこと 4 産業廃棄物が1 台の運搬車に引き渡された場合であっても 運搬先が複数である場合には運搬先ごとに管理票を交付しなければならないこと 5 管理票は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則 ( 昭和 46 年厚生省令第 35 号 以下 規則 という ) 様式第 2 号の15によるものでなければならないことから 交付された書面がこれによらないで作成されたものである場合には 管理票の不交付と判断されること (2) 記載事項 -2-

管理票は 規則様式第 2 号の15により作成した書面に必要な事項を記載しなければならないが 記載事項については以下によること 1 種類 は 法第 2 条第 4 項及び令第 2 条に規定する産業廃棄物の種類を原則とし 特別管理産業廃棄物である場合にはその旨を記載しなければならないが 例えばシュレッダーダストのように複数の産業廃棄物が発生段階から一体不可分の状態で混合しているような場合には その混合物の一般的な名称を記載して差し支えないこと 2 数量 の記載は 重量 体積 個数などその単位系は限定されないこと 3 交付番号 は 事業者が当該管理票を特定できる任意の番号を記載すること 4 交付を担当した者の氏名 は 事業者の氏名又は名称ではなく 実際に管理票の交付を担当した従業者の氏名を記載すること ただし (4) により元請業者 ( 法第 21 条の3 第 1 項に規定する元請業者をいう 以下同じ ) が同条第 3 項に基づき下請負人 ( 同条第 2 項に規定する下請負人をいう 以下同じ ) を経由して受託者に管理票を交付した場合には 当該交付を担当した下請負人の氏名を記載すること 5 運搬又は処分を受託した者の氏名又は名称 及び 運搬又は処分を受託した者の住所 は 事業者が管理票を交付する際に記載しなければならないこと 6 荷姿 は バラ ドラム缶 ポリ容器など具体的な荷姿を記載すること 7 最終処分を行う場所の所在地 は 最終処分を行う予定先の事業場の所在地を記載するものであって 事業場の所在地の市町村名及び事業場の名称などを記載することで差し支えないこと 事業者は 中間処理を委託する場合であっても 処分受託者からその委託先を調査するなどして記載しなければならないこと また 最終処分 とは 埋立処分 海洋投入処分又は再生をいうことから 委託した産業廃棄物について中間処理後に一部分が再生され その余の部分が埋立処分される場合には 再生処理施設と最終処分場のいずれも記載しなければならないこと なお 最終処分の予定先が複数である場合など管理票に記載することが困難である場合には 別途委託契約書に記載されたとおりであることを記載し これを省略して差し支えないこと 8 中間処理業者が記載すべき 交付又は回付された当該産業廃棄物に係る管理票を交付した者の氏名又は名称及び管理票の交付番号 は 例えば 木くずの焼却処分を行う中間処理業者が 焼却後の燃え殻の埋立処分を委託する場合は 当該燃え殻に係る焼却処分を受託した木くずについて その焼却処分を委託した事業者の氏名又は名称及び当該事業者から交付された管理票の交付番号を記載するものであること なお 中間処理を委託した事業者が複数である場合など管理票に記載することが困難な場合には 別途帳簿に記載されたとおりであることを記載し これを省略して差し支えないこと (3) 管理票の交付を要しない場合 規則第 8 条の 19 各号に掲げる場合には管理票の交付は不要であるが 次の事項に -3-

留意すること 1 各号 ( 第 7 号及び第 10 号を除く ) に規定する者に運搬のみを委託し これらの者以外の者に処分を委託する場合には 事業者は 処分受託者に管理票の交付を行わなければならないこと この場合 事業者は運搬受託者を経由して管理票を交付することとなるが 運搬受託者は管理票の写しの送付 保存等の義務は負わないこと 2 各号 ( 第 6 号及び第 10 号を除く ) に規定する者に処分のみを委託し これらの者以外の者に運搬を委託する場合には 事業者は 運搬受託者に管理票の交付を行わなければならないこと この場合 運搬受託者は処分受託者に管理票を回付する義務は負わないこと 3 第 9 号は 例えば地方公共団体の下水処理場から日本下水道事業団の広域汚泥処理場へ送泥管により下水汚泥を搬入する場合のように 産業廃棄物を排出する事業場と処理施設とが運搬用パイプラインで直結されている場合をいうものであること (4) 法第 21 条の3 第 3 項に基づき下請負人が産業廃棄物を自ら運搬する場合この場合においても 下請負人が自ら運搬する産業廃棄物の排出事業者は元請業者であることから 当該産業廃棄物に係る管理票は 元請業者が交付すること なお 元請業者が下請負人を経由して受託者に管理票を交付することは差し支えないが 下請負人は管理票の写しの送付 保存等の義務は負わないこと なお 下請負人が産業廃棄物を自ら運搬する場合において 元請業者が下請負人に運搬の委託をしているわけではないことから 元請業者が自ら運搬する場合と同様 運搬受託者 及び 運搬の受託 欄に下請負人の氏名等を記入する必要はないこと ただし 元請業者が下請負人を経由して受託者に管理票を交付した場合には 交付を担当した者の氏名 欄には 当該交付を担当した下請負人の氏名を記載すること 3. 管理票の写しの送付 (1) 収集運搬を受託した場合 1 事業者に管理票の写しを送付するのは 運搬の最終的な目的地まで運搬し 事業者から委託された運搬業務を完了させた運搬受託者であること ( 再委託を受けた運搬受託者が運搬業務を完了させた場合には 当該再受託者がこれに該当すること ) 2 産業廃棄物に混入している物( 有償で譲渡できるものに限る ) の拾集 とは 積替え又は保管の場所において 実際に拾集した量を記載するものであること 3 運搬受託者は 運搬を再委託する場合は 再受託者に産業廃棄物を引き渡す際に 事業者から交付された管理票を引き渡すこと 再受託者は 運搬を受託した者の氏名又は名称などの必要な事項を訂正の上 運搬終了後に管理票の写しを事業者に送付すること (2) 最終処分を受託した場合 -4-

1 処分受託者は 最終処分が終了したときは 管理票に処分を担当した者の氏名 最終処分を終了した年月日及び最終処分を行った場所の所在地を記載して10 日以内にその写しを処分を委託した中間処理業者 ( 事業者から最終処分を受託した場合にあっては 事業者 ) に送付すること 2 処分を担当した者の氏名 は 事業者の氏名又は名称ではなく 実際に処分を担当した従業者の氏名を記載すること 3 再生を受託した場合における 最終処分を終了した年月日 については 実際に有償売却された年月日をいうものではなく 中間処理をして産業廃棄物を客観的に有償売却できる性状の物とした年月日をいうものであること 4 最終処分を行った場所の所在地 は 最終処分を行った事業場の所在地を記載するものであって 事業場の所在地の市町村名及び事業場の名称などを記載することで差し支えないこと 5 処分受託者は 処分を再委託する場合は 再受託者に産業廃棄物を引き渡す際に 事業者から交付された管理票又は運搬受託者から回付された管理票を引き渡すこと 再受託者は 処分を受託した者の氏名又は名称などの必要な事項を訂正の上 処分終了後に管理票の写しを事業者に送付すること (3) 中間処理を受託した場合 1 処分受託者は 処分が終了したときは 管理票に処分を担当した者の氏名及び処分を終了した年月日を記載して10 日以内にその写しを処分を委託した事業者 ( 中間処理業者から処分を受託した場合にあっては 中間処理業者とする 以下同じ ) に送付すること 2 処分受託者は 最終処分が終了した旨が記載された管理票の写しの送付を受けたときは 事業者から交付された管理票に最終処分を終了した年月日及び最終処分を行った場所の所在地を記載して10 日以内にその写しを事業者に送付すること 3 最終処分が終了した旨を記載した管理票の写しの送付期限は 中間処理後の産業廃棄物について複数の最終処分を委託した場合にあっては これらすべてについて管理票の写しの送付を受けたときから10 日以内であること なお 中間処理後の産業廃棄物について 焼却処分を受託した場合における中間処理後の産業廃棄物とは 焼却後の燃え殻をいうものであって 焼却に伴って生じたばいじん及び汚泥はこれに含まれないこと 4 その他 (2) に記載した事項を準拠されたいこと 4. 管理票の写し等の保存 (1) 事業者は 運搬受託者又は処分受託者に交付した管理票の写しを 当該管理票を交付した日から5 年間保存しなければならないこと (2) 事業者は 運搬受託者又は処分受託者から送付された管理票の写しを送付を受けたときから5 年間保存しなければならないこと -5-

(3) 事業者が 事業場以外の場所において管理票の写しを保存することは差し支えないが 都道府県による立入検査の際には速やかに検査を受けることができるようにこれを保存すべきであること 5. 管理票の写しが送付されない場合等における事業者が講ずべき措置 (1) 事業者は 以下のいずれかに該当する場合は その委託に係る産業廃棄物の処理に関し 当該産業廃棄物の処理の状況を速やかに把握し 生活環境の保全上の支障の除去又は発生の防止のために必要な措置を講じなければならないこと 1 管理票の交付の日から90 日 ( 特別管理産業廃棄物に係る管理票にあっては 6 0 日 ) 以内にその写しの送付を受けないとき又は管理票の交付の日から180 日以内に最終処分が終了した旨が記載された管理票の写しの送付を受けないとき 2 法第 12 条の3 第 3 項から第 5 項まで又は第 12 条の5 第 5 項の規定に規定する事項が記載されていない管理票の写しの送付を受けたとき 3 虚偽の記載のある管理票の写しの送付を受けたとき 4 運搬受託者又は処分受託者から法第 14 条第 13 項又は第 14 条の4 第 13 項の規定による通知 ( 以下 処理困難通知 という ) を受けたとき (2) 事業者が講ずべき必要な措置としては 例えば 委託した産業廃棄物が処分されずに放置されている場合にあっては 委託契約を解除して他の産業廃棄物処分業者に委託すること 処理困難通知を発出した運搬受託者又は処分受託者が処理を適切に行えるようになるまでの間 当該受託者に新たな処理委託を行わないことなどがあり 個別の状況に応じた適切な措置を採り得ること (3) (1)1から4までのいずれかに該当する事業者は 以下の場合に応じ それぞれ以下に掲げる報告期限までに その講じた措置等の内容を都道府県知事に報告しなければならないこと (1)1に該当する場合 (1)1に規定する期間が経過した日から30 日以内 (1)2に該当する場合 (1)2に規定する管理票の写しの送付を受けた日から30 日以内 (1)3に該当する場合虚偽の記載のあることを知った日から30 日以内 (1)4に該当する場合であって 運搬受託者又は処分受託者に引き渡した産業廃棄物 ( 当該通知をした受託者に委託したものに限る ) について処理が終了した旨の管理票の送付を受けていないとき当該通知を受けた日から30 日以内 第 2 電子情報処理組織の使用 1. 総論電子情報処理組織を使用する制度は 情報処理センターがその管理を行うことにより産業廃棄物管理票制度を確実に実施することができるとともに 事業者にとっても管理票の記入手続やその写しの保存が不要となるなど事務処理手続が大幅に簡素化され また 委託した産業廃棄物の処理の状況を容易に把握することができるなどの特 -6-

徴を有していることから 事業者に当該制度の十分な周知を図られたいこと さらに 平成 23 年 4 月 1 日より開始される優良産廃処理業者認定制度において 優良基準の一つとして 産業廃棄物処理業者が情報処理センターに電子情報処理組織に係る利用登録をしており 電子情報処理組織が使用可能であることが挙げられていることからも 今後 電子情報処理組織を使用できる産業廃棄物処理業者の増加が想定されることから 事業者に当該制度の積極的な活用を推奨されたいこと 2. 電子情報処理組織を使用する際の登録手続等 (1) 電子情報処理組織を使用する際の登録及び報告に係る内容及び手続は 第 1の2 3 及び5に記載した事項に準拠されたいこと (2) 電子情報処理組織を使用するときは 産業廃棄物を引き渡した後 3 日以内に情報処理センターに登録しなければならないこと この期間に登録がなされないときは 管理票の不交付と判断されること (3) 運搬受託者及び処分受託者への登録番号の通知は 文書 口頭等の方法を問わないものであるが 確実に情報を伝達するため 文書によることを基本とすること 産業廃棄物の引渡しの場所において引渡しの際に登録及び通知を行う場合であって 登録番号として情報処理センターが管理する番号を使用するときは 登録した後に通知することとして差し支えないこと 第 3 虚偽の管理票の交付の禁止 近年 産業廃棄物処理業者の自己名義による架空の管理票の売買が行われ 不法投棄を誘発しかねない問題となっていることから 産業廃棄物処理業者が 産業廃棄物の運搬又は処分を受託していないにもかかわらず 虚偽の記載をした管理票を交付することを禁止し 罰則の対象としたものであること したがって 法第 12 条の4の対象となる虚偽の記載をした管理票とは 運搬又は処分を受託していないにもかかわらず 運搬又は中間処理若しくは最終処分が終了した旨の記載がされた文書であって これを交付をした産業廃棄物処理業者の名義で作成されたものをいうものであること 第 4 管理票の交付を受けずに産業廃棄物の引渡しを受けることの禁止 近年 受託者である産業廃棄物処理業者が管理票の交付義務に違反している事業者と共謀し 又は強要され 管理票の交付を受けずに産業廃棄物の処理を引き受けている事例が見受けられるが こうした行為は 産業廃棄物管理票制度の外で産業廃棄物の処理が行われる事態を引き起こし 当該制度に期待される産業廃棄物の適正処理を確保するという効果を損なうばかりでなく その産業廃棄物に処理責任を負う者が誰であるかを不明確とするものであり 正に不適正処理を助長する行為であることから 平成 22 年の法改正により 当該引受行為を禁止し 罰則の対象としたものであること なお 電子情報処理組織を利用し 情報処理センターを利用して産業廃棄物の処理が終了した旨の報告を求められた産業廃棄物処理業者については 当該引受行為に係る禁 -7-

止規定が適用されないこと また 特定家庭用機器再商品化法 ( 平成 10 年法律第 97 号 ) 第 50 条第 3 項又は使用済自動車の再資源化等に関する法律 ( 平成 14 年法律第 87 号 ) 第 122 条第 14 項の規定に基づき 法第 12 条の3 第 1 項の規定を適用しないこととされている委託を行う場合については 管理票を交付しなければならないこととされている場合 に該当しないことから 管理票の交付を受けずに当該委託に係る産業廃棄物の引渡しを受けることは差し支えないものであること -8-