コンパクト プラス ネットワークの形成 1

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Microsoft Word _国交省の改正内容周知【修正版】

1

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

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1. 実現を目指すサービスのイメージ 高齢者や障害者 ベビーカー利用者など 誰もがストレス無く自由に活動できるユニバーサル社会の構築のため あらゆる人々が自由にかつ自立的に移動できる環境の整備が必要 ICT を活用した歩行者移動支援サービスでは 個人の身体状況やニーズに応じて移動を支援する様々な情報

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

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平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

1 目 次

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

高齢者住宅施策の現状と今後の方向性

長岡市立地適正化計画概要版目次 1. 立地適正化計画制度の概要... 1 (1) 立地適正化計画策定の背景と目的... 1 (2) 立地適正化計画制度... 1 (3) 立地適正化計画の位置付け... 2 (4) 計画の対象区域... 2 (5) 計画期間 長岡市の現状と将来見通し.

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

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01 【北海道】

1, H H17 4.2H17

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

8 月 : 新大阪駅周辺地域について 都市再生緊急整備地域の候補となる地域として公表 10 月 : 第 3 回大阪港ベイエリアに関する意見交換会 を開催 11 月 : 旧成人病センター跡地等に関するマーケットリサーチ結果の公表 ( 予定 ) グランドデザイン 大阪都市圏 の推進 淀川沿川の広域連携型

イメージ図 ( 医療施設の場合 ) イメージ図 ( 誘導施設 : 地域医療支援病院の場合 ) 5 届出を要しない軽易な行為などについて都市再生特別措置法第 108 条並びに都市再生特別措置法施行令第 35 条 第 36 条の規定により 以下の行為は届出の対象となりません 軽易な行為その他の行為で政令

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法


構成 1 第 1 章 IoT 時代の新たな地域資源 1. IoT 時代の新たな地域資源とその可能性 2. 新たな地域資源の活用に向けた基本的視点 第 2 章地域におけるオープンデータ ビッグデータ利活用の推進 1. 地域におけるオープンデータ利活用の現状と課題 2. 地域におけるビッグデータ利活用の

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

13 (参考資料4-5)松下参考人資料(三菱総研)

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☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

H28秋_24地方税財源

はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

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地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

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所有者と利用とを分離した仕組みを公共事業や民間の土地取引にも導入することについて Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 1

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

資料1 :住宅(家庭部門)の中期の対策・施策検討

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

報道発表資料(新宿駅屋内地図オープンデータ)

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

1-2 立地適正化計画の役割 立地適正化計画は 都市全体の観点における居住機能や都市機能の立地 公共交通の充実に関する包括的なマスタープランであり 以下のような役割があるとされています 1 都市全体を見渡したマスタープラン 立地適正化計画は, 居住機能や医療 福祉 商業, 公共交通等のさまざまな都市

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第16回税制調査会 別添資料1(税務手続の電子化に向けた具体的取組(国税))

資料 5 自治体クラウド推進 業務改革について 平成 27 年 9 月 14 日

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

平成23年度都市・土地・PFI税制改正に対する要望

三鷹市耐震改修促進計画(改定素案)

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

総論 地方拠点強化税制とは? 税制等の支援措置を受けるためには? 3ページ 4ページ 拡充型事業とは? 5 ページ 移転型事業とは? 6 ページ 目次 各論 ステップ 1 ( 整備計画 ) 本社機能とは? どのような支援措置があるの? 支援のメリットについて整備計画の認定はいつまでに受ければいいの?

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Microsoft PowerPoint - 【資料6】業務取り組み

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

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域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

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⑴ 政策目的 市街地再開発事業の推進により 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに コンパクトシティの推進及び密集市街地の解消を図る 新設 拡充又は延長を必要とする理由 ⑵ 施策の必要性 以下の施策の推進のため 本措置の延長により 民間事業者による早期かつ着実な保留床の取得を促

Microsoft PowerPoint - 資料2 国交省提出資料

平成27年国勢調査の5つのポイントと12の新たな取り組み

大規模住宅団地の現状と活性化・再生の進め方

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平成 31 年度税制改正に関する内閣府主管項目のポイント 1 子ども 子育て支援の推進 子ども 子育て支援における制度の見直しに伴う税制上の所要の措置 ( 国税 地方税 ) 経済財政運営と改革の基本方針 ( 平成 30 年 6 月 15 日閣議決定 ) において 3 歳から 5 歳まで (0 歳から

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

公共建築改善プロジェクト(仮)

第6回議論における補足資料

Microsoft PowerPoint - 資料8-3_ユースケース資料.pptx

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

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(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)

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渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

News Release 2014 年 3 月 24 日 伊丹市と新関西国際空港株式会社が 伊丹市域におけるまちづくりの推進 について合意 伊丹市と新関西国際空港株式会社は 伊丹市域の生活環境の改善 地域コミュニティの再生等を図るためのまちづくりを連携して推進するため 2014 年 3 月 24 日

基本的な考え方 羽田空港の機能強化は 首都圏だけでなく日本全体にとって不可欠であり 機能強化の必要性やその実現方策等について 関係自治体の協力も得ながら できる限り多くの方々に知って頂くように努める 基本的な考え方 1 羽田空港の機能強化の必要性やその実現方策等について できる限り多くの方々に知って

●アレルギー疾患対策基本法案

4. 都市機能誘導区域 4.1 都市機能誘導区域設定の基本的な考え方 (1) 都市機能誘導区域とは医療 福祉 商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導し集約することにより これらの各種サービスの効率的な提供を図る区域のことです 原則として 居住誘導区域内において設定します これらの都市機能は

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

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第 12 回社会資本整備等 WG 資料 平成 28 年 4 月 15 日 国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

コンパクト プラス ネットワークの形成 1

コンパクトシティ形成支援チームによる具体的な取組 1 コンパクトシティ形成支援チーム (H27.3 設置 ) 国土交通省 ( 事務局 ) 内閣官房 復興庁 総務省 財務省 金融庁 文部科学省 厚生労働省 農林水産省 経済産業省 現場ニーズに即した支援施策の充実 省庁横断的な支援 コンパクトシティ化に取り組む市町村 2020 年までの数値目標 立地適正化計画を作成する市町村数を 150 都市機能誘導区域内の誘導施設の立地割合が増加している市町村数を 100 居住誘導区域内の人口割合が増加している市町村数を 100 公共交通の利便性の高いエリアに居住している人口の割合三大都市圏 90.5% 90.8% 地方中枢都市圏 78.7% 81.7% 地方都市圏 38.6% 41.6% 取組成果の 見える化 コンパクトシティの取組に活用可能な国の支援施策を一覧形式でとりまとめ 市町村に送付 公表 H27.9, 随時更新 市町村との現地相談会を開催し (H28.3) 現場からの課題 ニーズを吸い上げ 関係省庁と連携し 29 年度要求に向け支援施策の充実について検討 コンパクトシティ関連施策との連携強化の例 コンパクトシティ化の評価指標の提供 充実 市町村のまちづくりの目標設定等を支援するためコンパクトシティ化に係る評価指標を幅広く提示 H26.8 さらに都市計画基礎データの充実とあわせ より効果を適切に評価する指標を検討し 提供 H28 年度中 都市構造の評価に関するハンドブック の主な評価指標 スマートウェルネス住宅等推進事業の拡充 住宅局 H28 年度から サービス付き高齢者向け住宅 ( サ高住 ) の整備に係る補助要件に 市町村のまちづくり方針との整合 を追加 地元市区町村への意見聴取に係る手続等 歩行量に関する指標の開発 市区町村は立地について支障が無いか確認し 回答 政令市 中核市は都道府県を経由せず 直接意見聴取 都市規模別等に住民の歩行量を整理 分析 着手済 スマートウェルネスシティ総合特区都市での歩行量調査 過年度の 国民健康 栄養調査 ( 厚生労働省 ) の調査結果の整理 分析 歩行量に関する多様な調査手法等について ガイドラインを作成 提供 H28 年度中 市町村における効果の検証 支援チームにおける継続的なモニタリング 検証 市町村の取組の進捗状況や効果 課題などを関係省庁で継続的にモニタリング 検証し 市町村の取組を支援 H28 年度 ~ 2

コンパクトシティ形成支援チームによる具体的な取組 2 市町村に対するコンサルティング モデル都市の形成 横展開 制度普及に向けて 全国ブロック別に地方公共団体 交通事業者 都市計画コンサルタント等向けの合同説明会を実施 H26 年度 ~:500 超の市町村が参加 地方整備局 運輸局等にワンストップの相談窓口を設置 都市局内に地区ごとの担当チームを設け 立地適正化計画策定市町村に対し現地訪問等きめ細やかなコンサルティングを実施 約 80 市町村 (H28.3 末現在 ) 施策間連携の観点等から優れた取組の事例集を作成し 市町村に情報提供 H28 年度中に実施 先行的取組事例のイメージ (A 市 : 人口約 19 万人 ) A 市のまちづくりの課題 年少人口が減少する一方で高齢化が進展 [ 年少人口の推移 :33,341 人 (H2 年 ) 26,170 人 (H26 年 )] [ 高齢化率 :20.7%(H21 年 ) 25.6%(H26 年 )] モデル都市の形成 横展開を図るため 関係省庁の担当者とともに現地を訪問するなど 立地適正化計画の作成に向けて重点的にコンサルティングを実施 H28 年度中 取組事例 1 高齢化による社会保障費の増加 地域コミュニティの活力低下 歩いて暮らせるまちづくり 拠点エリアでの交流 にぎわい空間づくり バス路線見直しによるアクセス改善 遊歩道 公園等の整備による回遊性の向上 健康意識の啓発 ( 健康イベントの開催等 ) モデル都市のイメージ ( 例 ) 取組事例 2 バス事業者の厳しい経営状況 高い自動車依存 渋滞の発生 持続可能なバス経営を軸にした都市構造再編 バス路線沿線への居住 都市機能の誘導 バス専用レーンの導入 バス利用促進策 まちなかの小学校の余裕教室を改修し 地域に必要な高齢者福祉施設の整備に活用 施設構成イメージ 空き教室を改修 転用 外出機会 滞在時間増加による消費拡大 健康増進による社会保障費の抑制 多世代交流 高齢者の社会参画 公共交通機関のサステナフ ルな事業運営 バス事業者への赤字補填の増加の抑制 小学校 高齢者福祉施設 児童と高齢者の交流 実際には これらの複数の課題解決に向けた取組が互いに連携することで より多くの効果を発揮するケースを想定 3

( 参考 ) 立地適正化計画の作成に係る現行の支援措置 (1) 計画作成費等補助 ( コンパクトシティ形成支援事業 ) 立地適正化計画の作成 地域住民等の合意形成に必要な専門家派遣等の費用を補助 居住誘導区域外から都市機能誘導区域内に一定の誘導施設が移転する際の当該施設の除却 跡地整備を補助 ( 補助率 : 国 1/3~1/2 ) (2) 誘導施設の整備に対する補助 金融 税制支援 1 補助 ( 都市機能立地支援事業 社会資本整備総合交付金 ) 都市機能誘導区域内の誘導施設 ( 医療 社会福祉 教育文化 商業 ) の整備に対する補助 ( 補助率 : 国 1/3~1/2) 市町村が公的不動産の賃貸料減免等をした場合 国から民間事業者への直接支援も可能 2 金融 ( 民間都市開発推進機構 ) 都市機能誘導区域内の誘導施設の整備に対する出資等 3 税制 都市機能誘導区域の外から内への誘導施設移転に係る事業用資産の買換え特例 誘導施設用地を提供した者に対する所得税等の軽減 都市機能と併せて整備される都市利便施設等に係る固定資産税の軽減等 (4) 誘導施設の整備に対する容積率の特例 都市計画 ( 特定用途誘導地区 ) に誘導施設として一定の用途を定めた場合 その用途に限定して容積率を緩和できる [ 例 : 誘導施設として病院を定めた場合 ] エリアを指定して 病院用途に限定して容積率を緩和 老朽化した病院 エリアを指定 複合施設とすることも可能 [ 例 : 容積率 200% のところを病院に限定して 400% に ] 老朽化した病院を建て替え (3) 公共交通ネットワークの整備に対する補助 ( 社会資本整備総合交付金 ) 生活に必要な機能へのアクセスや立地誘導を支える公共交通施設 (LRT 駅前広場 バス乗換えターミナル 待合所等 ) に対する補助 ( 補助率 : 国 1/3~1/2) 4

都市計画基礎データを利用できる環境づくり ユーザー目線の計画策定 より効果的な評価指標の提示のため 都市計画基礎データを充実 高齢者 子育て世代など利用者の特性に応じて ユーザー目線の施設配置を計画し 快適性や効率性の向上を図るとともに 滞在時間 立ち寄り回数 歩行距離等の効果的な評価指標を提供するため 都市計画基礎調査データの充実が必要 現在 都市交通調査 ( パーソントリップ調査等 ) で得ている人の行動データについてもビッグデータ等を活用して調査を効率的に実施 さらに新たなニーズに対応した行動データ等を把握するシステムを構築し 各自治体における調査実施を促進していく 平成 28 年度より検討開始 自治体の政策立案や民間サービスの創出のため 都市計画基礎データのデーターベース化を促進 地方自治体における政策立案 民間による新たなサービスの創出 ( 来訪者に応じた施設の立地 ) 等のため 都市計画基礎調査データの活用が重要 都市計画基礎データは各公共団体が独自に保有していることから G 空間情報センター を活用して 都市計画基礎データや情報加工ツールを集積 利用者が容易に検索し 入手 利用できる環境を整備し 各自治体からの登録を促進していく 平成 28 年度中に運用開始 都市計画基礎データの充実 都市交通調査の効率化既存調査 ( アンケート ) 交通関連ビッグデータを活用して効率化 都市計画基礎データのデータベース化 G 空間情報センター : 地理空間情報活用推進基本計画 (H24.3 月閣議決定 ) に基づき H28 年度中に本格運用開始予定 新たなニーズに対応した都市交通調査 ( 行動データの取得 ) スマートフォンの GPS の軌跡を活用して 個人の移動特性 を把握 パーソントリップ調査 + プローブ調査 ビッグデータをもとに各エリアの 時間ごとの滞留量 移動量 を把握 携帯基地局データ調査等 人の属性ごとの 行動データ を把握するシステムを構築 ロードマップ 28 年度 : 都市計画等 DBの構築 行動データ等の分析ツールの開発 29 年度 ~ : システムの公開 運用開始 5