る場合で 終端及び区間 35 メートル以内ごとに自動車の転回広場に関する基準 ( 昭和 45 年建設省告示第 1837 号 ) に適合する自動車の転回広場 ( 形状は別図 ) が設けられている場合 (4) 幅員が6メートル以上の場合 ( 指定道路の幅員 ) 第 4 条 指定道路の幅員は車道幅員とし

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第 8 条令第 144 条の4 第 1 項第 1 号に規定する転回広場の位置及び形状は 別記第 5 図に示すところによるもの又はこれらを包含し かつ 有効に機能すると認められるものでなければならない 2 第 4 条の規定により指定道路が接続する道路 ( 以下 取付道路 という ) が幅員 6メートル

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根拠条項 第 131 条の 2 第 3 項 壁面線の指定等がある場合の高さ制限の例外認定 法令の定め第 131 条の 2 3 前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ後退して壁面線の指定がある場合又は前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ 後退して法第 68 条の 2

道路の位置の指定基準について

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小松市告示第64号

桑名市道路位置の指定基準

大津市 道路位置指定基準

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という ) (5) 位置図 (6) 求積図 (7) 現況図 (8) その他 ア 他の法令の許可又は他の権利者の承諾を必要とするものについては 許可証又は 承諾書の写しイ袋井市道路の位置の指定基準 ( 平成 19 年袋井市告示第 174 号 ) 第 5 条第 1 項第 2 号によるただし書を適用する場

建築基準法施行規則第10条の2第1号

上のすみ切りを設け, その部分を指定道路の部分とすること ただし, 一方のすみ切りの部分に既存の建築物, 高い擁壁若しくは, がけ等があり, すみ切りを設けることが著しく困難と認められる場合で, 他方のすみ切りを別表に掲げる長さに各々 1メートルを加えた長さにした場合は, この限りでない ( 図 9

道路の位置指定に関する取扱い(解説)

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Taro-03_H3009_ただし書同意基準

( 趣旨 ) 第 1 この基準は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 42 条第 1 項第 5 号の規定により道路の位置の指定を行う場合の取り扱いについて 同法施行令 ( 昭和 25 年制令第 338 号 以下 政令 という ) 第 144 条の 4 同法施行

裾野市告示第  号

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

本基準の施行日 :2017 年 ( 平成 29 年 )10 月 1 日 本基準は 上記の施行日以後にされる都市計画法第 29 条第 1 項に基づく許可申請について 適用し 同日前にされた許可申請については 改正前の基準を適用します 道路に関する審査基準 ( 都市計画法第 33 条 ) 関係法令等 法

Microsoft Word - 法第43条第2項第2号許可基準

第1章 総 則

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

目次 第 1 章目的 1 第 2 章手続きの流れ (1) 申請手続きの流れ 2 (2) 事前に関係者との協議を整えておくべき事項 2 第 3 章一般基準 (1) 申請道路の接続 3 (2) 申請道路の起点 3 (3) 申請道路の延長 3 (4) 申請道路の幅員 4 (5) 申請道路の転回広場 5 (

3-1 道路

図参照 ) 3 建築基準法第 42 条第 2 項に基づき行政庁の指定した道路の中心線から 2m 部分の用地 ( 以下 セットバック という ) は 両側 2mのセットバックであるか 寄附用地の対側側セットバック部分 2mを含み有効幅員 6mまでを寄附できるものとする なお 市街化区域内は セットバッ

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の同意の取扱い基準 平成 18 年 6 月 1 日東広島市建築審査会 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号の規定により許可を行う場合, 次 に定める基準のいずれかに該当する建築物の敷地については, 建築審査会

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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建築基準法第 43 条第 1 項ただし書による包括許可基準 平成 23 年 3 月 4 日 焼津市建築審査会承認 1 趣旨次の基準に適合するものは 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 43 条第 1 項ただし書の規定に基づき 特定行政庁が交通上 安全上 防火上

八千代市道路位置指定申請取扱要領

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

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位置指定処理要領 150401施行 原稿    020705

調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

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東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

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目 次 第 1 事前協議 1 第 2 築造工事の完了報告 1 第 3 位置指定申請書 添付図書及び記載事項 2 第 4 道に関する基準 5 第 5 道路位置指定の申請書に添付を要する図面及び書類等 14

この手引きは位置指定申請に対しての注意事項と添付図書をまとめたものです 目次 * 申請の流れと注意事項 *. 指定手続について 2. 道路位置指定申請と関係手続の流れ 3. 必要書類と記載事項 4. 注意事項

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道路位置指定申請の手引き

岡谷市道路位置指定取扱要領 ( 趣旨 ) 第 1 この要領は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 号 以下 法 という ) 第 42 条第 1 項第 5 号の規定により道路の位置の指定を行うことについて 同法施行令 ( 昭和 25 年制令第 号 以下 政令 という ) 同法

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道路の位置の指定、変更及び廃止の取扱い基準について

Taro-位置指定基準(25.5.修).A4.

目 次 道路位置指定基準 道路位置指定 ( 変更 廃止 ) 事務処理要領 様式第 1 号 道路の位置の指定申請事前確認書 様式第 2 号 道路の位置の指定事前協議依頼書 様式第 3 号 道路の位置の指定申請事前協議結果通知書 様式第 4 号 道路の位置の指定に関する現場検査結果書 様式第 5 号 道

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藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

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建築基準法第 43 条第 1 項ただし書きの規定に基づく事後報告許可基準の取り扱いについて 平成 21 年 12 月 1 日施行 ( 平成 23 年 4 月 1 日一部改正 ) 1. 申請人の資格について 特例許可の申請人は原則として次によること イ. この特例許可の申請人は 法第 43 条の接道義


○京田辺市開発に関する施行基準

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

はじめに 建築物の敷地は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 第 43 条の規定により 同法第 42 条に定められる 道路 に接しなければなりません その 道路 として認められるものの一つとして同条第 1 項第 5 号に 土地を建築物の敷地として利用するため 道路法 都市計画法 土

第1章  総   則

条例解説6~11条

[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

る者をいう ⑵ 代理者申請に関する事項についての一切の責任を持つ者をいう なお 代理者を設定する場合は 申請に関する事項の一切を委任する旨の委任状を申請書に添付すること ⑶ 図面作成者建築士 測量士又は土地家屋調査士その他図面を正確かつ明瞭に作成する事ができる者とする ⑷ 指定を受けようとする道路

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線路敷 河川道路敷地道路久留米市建築確認申請の手引き (2016 年版 ) 制限の緩和等 ( 公園 水面 線路敷 道路 等 )(2/4) 関係条文法第 2 条第 1 項第六号 令第 20 条第 2 項 法第 42 条第 2 項 法第 53 条第 3 項第二号 市細則 17 条 令第 134 条 令第

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

目次 1. 敷地と道路等との関係について ( 接道 ) P1 2. 法第 42 条第 1 項第 1 号道路について P1~2 3. 法第 42 条第 1 項第 4 号道路 ( 事業計画のある道路 ) について P2 4. 法第 42 条第 1 項第 5 号道路 ( 位置指定道路 ) について P2

流速流量表 ( 縦断用 ) 呼び名 幅 a(m) 深さ c(m) ハンチ高 s(m) 水深余

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道路道路1. 道路位置指定とは 根拠法文道路位置指定 建築基準法第 42 条第 1 項第 5 号倉吉都市計画区域内で建築物を建てる敷地は 建築準法第 42 条に規定する 道路 に接する必要があります その道路として認められものは 国 県及び市道だけでなく 私道であっても認められる場合があり 道路位置

S60年当時に県にて2項道路等の調査を行っているが、

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目 次 第 Ⅰ 道路の位置指定の手続き 1 手続きの流れ 1 2 事前協議 2 (1) 事前協議 2 (2) 提出書類 2 3 道路の位置指定の申請 2 (1) 申請の手続きに必要な書類 2 (2) 申請図書の作成 3 (3) 関係権利者の範囲 5 4 申請手数料 5 第 Ⅱ 道路の位置指定等の変更

宅地開発事業等に係る道路整備に関する基準

最高限度1 制限の緩和 (1) この規定の適用による隣地との関係等による緩和に関する措置は 次の各号に定めるところによる ただし イの規定については 北側の前面道路又は隣地との関係についての建築物の各部分の高さの最高限度 ( 以下 斜線型高さ制限 という ) が定められている場合において その高さを

( 2 ) 片隅切りとなる場合は その理由書 ( 3 ) その他市長が必要と認める図書 3 市長は 事前協議書の提出があったときは 遅滞なく内容の審査を行い 承認書に必要な承認条件及び指示事項を明記の上 築造主に交付するものとする 4 承認書は 承認の日から起算して 3 年を経過した日においても当該

道路の位置の指定取扱い基準

3 申請の流れ 申請者市 ( 建築耐震課 ) 市 ( 関係各課 ) 事前相談 事前相談 事前相談 申請図書作成 関係各課調整調整必要書類提出 書類訂正 書類確認 分合筆 関係権利者承諾 道路位置指定申請 書類審査 道路築造 現場検査 訂正 是

福島市道路位置指定等に関する要綱(改正案)

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第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この要領は, 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 42 条第 1 項第 5 号及び同法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 以下 令 という ) 第 144 条の4 第 1 項の規定における道路の位置の指定 (

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

阪神間都市計画新住宅市街地開発事業の変更(兵庫県決定)

3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

Transcription:

袋井市告示第 174 号 袋井市道路の位置の指定基準を次のように定める 平成 18 年 12 月 28 日 袋井市長 原田英之 袋井市道路の位置の指定基準 ( 目的 ) 第 1 条 この告示は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 42 条第 1 項第 5 号の規定に基づいて行う道路の位置の指定について 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 以下 政令 という ) 第 144 条の4の規定によるほか具体的な基準を定めることにより 良好な市街地の形成を確保することを目的とする ( 指定道路の配置 ) 第 2 条 位置の指定を受けようとする道路 ( 以下 指定道路 という ) の配置について は 土地利用 交通等の現況及び今後の計画的な市街地形成を勘案して配置に十分留意するものとする ( 接続道路 ) 第 3 条指定道路は その両端を他の道路 ( 法第 42 条に規定する道路をいう 以下この基準において同じ ) に接続したものであること ただし 次の各号のいずれかに該当する場合においては 袋路状道路 ( その一端のみが他の道路に接続したものをいう 以下この基準において同じ ) とすることができる (1) 延長 ( 既存の幅員 6メートル未満の袋路状道路に接続する指定道路にあっては 当該袋路状道路が他の道路に接続するまでの部分の延長を含む 以下この基準において同じ ) が35 メートル以下の場合 (2) 終端が公園 広場その他これらに類するもので自動車の転回に支障がないものに接続している場合 (3) 延長が35 メートルを超え 終端の転回広場の中心までの距離が70 メートル以下であ

る場合で 終端及び区間 35 メートル以内ごとに自動車の転回広場に関する基準 ( 昭和 45 年建設省告示第 1837 号 ) に適合する自動車の転回広場 ( 形状は別図 ) が設けられている場合 (4) 幅員が6メートル以上の場合 ( 指定道路の幅員 ) 第 4 条 指定道路の幅員は車道幅員とし 4 メートル以上としなければならない なお 原則としてガードレール等がある場合にはそれより外側は車道幅員に含めないものとする 2 両端が他の道路に接続する指定道路で区間距離が100 メートルを超えるものにあっては 車道幅員を5メートル以上とする 3 前 2 項の基準は 通行の安全上支障がないと認められるものについてはこの限りでない 4 U 型側溝で内法寸法が50 センチメートル以上のもの及び堅固な覆蓋のないものは 車道幅員に算入しないものとする ( 隅切 ) 第 5 条 指定道路が同一平面で交差し 若しくは接続し 又は屈曲する箇所 ( 交差 接続 又は屈曲により生ずる内角が120 度以上の場合を除く ) は 角地の隅角をはさむ辺の長さ2メートルの二等辺三角形の部分を指定道路に含む隅切を設けたものであること ただし 次の各号のいずれかに該当し 両側に隅切を設けることができない場合 特定行政庁が周囲の状況によりやむを得ないと認め 又はその必要がないと認め 交通上 安全上支障がない措置を講じることにより その部分のみは設けないことができるものとする (1) 指定道路を河川 水路等に接して築造する場合で 指定道路が接続する道路の橋梁 欄かん等により隅切ができないと認められる場合 (2) 指定道路が接続する道路との角地に既存の建築物 堅固な擁壁若しくはがけ等があり 隅切を設けることが著しく困難と認められる場合 2 指定道路が他の道路と接続する部分及び指定道路相互の交差はなるべく直角に近いものとし 60 度未満の角度で交差する場合には 底辺の長さが3メートル以上となる二等辺三角形の隅切を設けるものとする ( 勾配 )

第 6 条 指定道路の縦断勾配は 原則として 9 パーセント以下とする 2 指定道路が他の道路に接続する部分及び指定道路が相互に交差する部分の縦断勾配は 2.5% 以下とし その延長は次によるものとする (1) 他の道路に接続する部分 10 メートル (2) 指定道路が相互に交差する部分 6メートルただし 交差角が60 度未満となる場合にあっては 隅角部が急勾配とならない距離まで延長したものとする 3 指定道路の横断勾配は 原則として2パーセント以下とする ( 舗装 ) 第 7 条 指定道路は 原則として舗装するものとする 2 指定道路の縦断勾配が 9 パーセントを超える部分は すべり止め舗装等の通行上安全 な措置を講じるものとする ( 排水施設 ) 第 8 条 指定道路の側溝は 両側に設けることを原則とし U 型側溝にあってはその内法 寸法が24 センチメートル以上 L 型側溝にあっては幅 45 センチメートル以上のコンクリート製で かつ排水に支障がないものとする なお 二次製品を使用する場合には申請書に仕様書を添付するものとする 2 U 型側溝には10 メートル以内ごとにグレーチング蓋を設置し L 型側溝には10 メートル以内ごとに集水桝を設置するものとする 3 指定道路内に設置するグレーチング蓋は 原則として内蓋式とし T-25( 道路構造令 ( 昭和 45 年政令第 320 号 ) T 荷重 ) 以上の強度を有するものとする 4 排水施設の流末は 地区内の下水及び雨水を有効かつ適切に排水できるよう措置するものとする なお 周辺の状況を勘案して 一体的に整備する必要がある場合には 周辺地を含めた排水計画とするものとする ( 袋路状道路 ) 第 9 条 袋路状道路は 敷地が河川 がけ地等に接し 指定道路を延長することが不可能 な場合を除き 原則としてその終端を敷地境まで延長するものとする ( 指定道路内の通行 ) 第 10 条 指定道路内は 通行に支障のないようにするものとする なお 通行に支障があ る場合には 指定は行わないものとする

( 電柱等の設置 ) 第 11 条 電柱 ( 支柱 支線を含む ) 等は 原則として指定道路内に設置しないものとす る ( 安全施設 ) 第 12 条 指定道路が屈曲 がけ等の存する通行上危険を伴うおそれのある箇所 又は落石 等により当該道路の構造に損傷を与えるおそれのある箇所には ガードレール 柵又は 擁壁等の適当な防護施設を設けるものとする 附 則 この告示は 平成 19 年 4 月 1 日から施行する

転回広場の形状 別図 (1) 中間に設けるもの ア イ 道路中心線 5m 道路中心線 2.5m 5m 6m ウ エ 6m 道路中心線 道路中心線 5m オ 3m 道路中心線 2.5m 10m

(2) 終端に設けるもの ア 35m 以内 イ 35m 以内 道路中心線 5m 道路中心線 5m 5m 5m ウ 3m 35m 以内 道路中心線 6m 寸法は有効幅とする 道路延長

解説 ( 図解 ) 1 指定道路の構造基準 (1) 幅員 延長ア両端接続道路 L W 延長 L 100m のとき車道幅員 W 4m 延長 L>100m のとき車道幅員 W 5m 法第 42 条に該当する道路 イ袋路状道路 ( 終端を敷地境とする ) 接続道路が幅員 6m 未満の ( ア ) 袋路状道路の場合 L2 6m>W 4m L1 L1+L2 35m L 35m 両端接続の道路又は 幅員 6m 以上の袋路状道路 ( イ ) W L 公園 広場などの自動車の転回に支障のないものに接続 ( 管理者の承諾が必要 ) 延長 L 100m のとき車道幅員 W 4m 延長 L>100m のとき車道幅員 W 5m 両端接続の道路又は 幅員 6m 以上の袋路状道路

( ウ ) 延長 (L) が 35m を超える場合 L 70m 建設省告示 1837 号 ( 指定基準第 3) に適合する転回広場の設置 6m>W 4m L1 35m L2 35m 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 ( エ ) W 6m L= 任意 法第 42 条に該当する道路

ウ既存袋路状道路 ( 法第 42 条に該当する道路 ) の延長 ( 終端を敷地境とする ) 延長は原則 6m 以上の道路によるものとする 既存袋路状道路が法第 42 条第 2 項の道路の場合は別途協議のこと ( ア ) 指定道路延長 L( 任意 ) 3m 1m W 6m 既存袋路状道路 4m 道路中心線を 一致させる 隅切 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 ( イ ) 指定道路延長 L( 任意 ) 隅切 6m W 6m 既存袋路状道路 4m 片側の道路境界 線を一致させる 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 ( ウ ) 指定道路延長 L( 任意 ) W 6m 既存袋路状道路 6m 道路中心線を 一致させる 法第 42 条に該当する道路

( エ )6m 未満の既存袋路状道路をその幅員で延長する場合 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 転回広場 6m 未満の既存袋路状道路 延長 L 35m 延長 L 35m 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 転回広場 6m 未満の既存袋路状道路 延長 L 35m 延長 L 35m

(2) 隅切 ア標準 θ<60 3m 隅切 ( 二等辺三角形 ) θ 120 隅切不要 イ法第 42 条第 2 項の道路に接続する場合 ( ア ) 一般的な場合 指定道路延長 L 2 道路後退線項道路 幅員 W ( イ ) 河川 がけ等に接する場合 道路後退線 指定道路延長 L 4m 2 項道路 幅員 W

( ウ ) 開発区域との関係 指定道路延長 L 道路後退部分は分筆し地目を公衆用道路とし 原則舗装する 宅地宅地 2 項道路 幅員 W 4m 宅地 宅地 道路後退線 ウ水路を挟んで接続する場合 指定道路延長 L 4m 1 項道路 水路等河川占用許可 ( 占用部分の形態については河川管理者と協議 ) 幅員 W ガードレール等 ( 必要に応じて )

エ歩道を挟んで接続する場合 ( ア ) 指定道路延長 L 4m 幅員 以下の歩道歩道部を含み隅切形状を とできるかは道路管理者と協議 1 項道幅員 W 路 ( イ ) 道路管理者と協議により 特定行政庁が周囲の判断によりやむを得ないと認め 隅切を設ける必要がない場合 指定道路延長 L 4m 幅員 を超える歩道 1 隅切の形状は道路管理者と協議項道路 幅員 W

オ片側隅切にできる場合 ( ア ) 4M 4m 河川 1 幅員 W 項 道路 3m 5m 指定道路延長 L ( イ ) 4m 指定道路延長 L 建築物 塀等 1 幅員 W 項 道 路 3m 5m

(3) 表面の仕上げア舗装イ砂利敷等ぬかるみとならない構造 ( 小規模なもの ) (4) 縦断勾配 ア 12% 以下であり かつ 階段状でないこと 12 100 イ原則として9% 以下とする ( 地形等により やむを得ないと認められる場合は 12% 以下とすることができる ) ウ 9% を越えるの部分の安全処置 ( ア ) すべり止め舗装 ( イ ) 横断側溝 ( グレーチング ) の設置 ( ウ ) ガードレールの設置エ緩衝区間 ( 縦断勾配 2.5 /100 ) ( ア ) 指定道路が他の道路へ接続する部分 10m ( イ ) 指定道路が相互に交差する部分 6m オ曲線部回転半径が 15m 未満のもの縦断勾配 2.5% 以下 (5) 排水施設 指定道路及びこれに接する敷地の排水に必要な排水施設は次図の構造と同等以上のもの とすること

L 型側溝 U 型側溝 150 300 120 240 150 指定道路 200 120 200 150 100 150 200 L 型側溝 ( コンクリート二次製品 ) U 型側溝 ( コンクリート二次製品 ) 鉄筋コンクリート L 型 250B 鉄筋コンクリート U 型 (240 以上 ) 300 350 のみとする 100 指定道路 現場打 150 コンクリート 150 150 U 型側溝 ( コンクリート2 次製品 ) 道路用プレキャスト鉄筋コンクリート U 型側溝 (PU3 型 ) 道路用プレキャスト鉄筋コンクリート U 型側溝蓋 (PC4 型 ) 指定道路 PC4 型 PU3 型 150

2 道路幅員のとり方 (1) 車道幅員 指定する道路幅員 (2) 車道幅員 指定する道路幅員 (3) 車道幅員 暗渠 指定する道路幅員 内法寸法が 50 cm以上のもの (4) 路肩車道幅員歩道 指定する道路幅員 (5) ガードレール等車道幅員 指定する道路幅員 ( 注 ) 指定した道路幅員内は建築基準法第 44 条の建築制限を受ける

3 流量計算 流量計算及び排水施設の断面算定は次の公式によるものとする ア流量計算 Q= 1 C I A 360 Q: 雨水流出量 (m 3 /sec) C: 流出係数 (0.9) I: 降雨強度 113mm/h(50 年確率短時間 ) A: 排水面積 (ha) イ断面算定 クッターの公式 マニングの公式 V= N R R+D V= 1 R 2/3 I 1/2 n Q= A V Q= A V V: 流速 (m/sec) N:(23+1/n+0.00155/I) I n: 粗度係数 =0.013 D:(23+0.00155/I) n I: 勾配 ( 分数又は小数 ) R: 径深 = A P A: 流水の断面積 ( m2 ) P: 流水の周辺長 (m)