仕様書 I. 件名 自動車運行管理業務 II. 管理車両及び保管場所 1. 管理車両以下の (1) から (3) の 3 台とする 管理車両は 側の都合により変更及び代替車になる場合がある また (1) から (3) の管理車両について受注者の責による故障等により運行業務ができない場合及び (2) の保有車両について整備 修理等で運行業務ができない場合は 受注者が代替車を提供し業務を行うこととする なお 代替車の車種等についてはと受注者で別途協議する (1) トヨタ MIRAI ( リース車両 ) 型式 :JPD10-CEDSS (2) トヨタクラウンハイブリッド ( 保有車両 ) 型式 :DAA-AWS210-AEXUH 購入時期 : 平成 26 年 2 月走行距離 : 総走行距離 67,400km( 平成 27 年 12 月末時点 ) (3) トヨタエスティマハイブリッド ( リース車両 ) 型式 :DAA-AHR20W-GFXQB 2. 保管場所 212-8554 神奈川県川崎市幸区大宮町 1310 番 ミューザ川崎セントラルタワー地下 1 階契約駐車スペース III. 業務内容 別表 1 業務内容及び費用負担一覧 に示すとおり IV. 実施体制等受注者は 専任の車両運行管理者 ( 以下 運行管理者 という ) 及び運行管理者を指揮監督する責任者 ( 以下 運行管理責任者 という ) を用意し 1. 実施体制に示すとおり 適切な管理実施体制で業務を遂行すること また 運行管理責任者及び運行管理者の必要人数 責務 要件等については 2. 運行管理責任者及び3. 運行管理者に示すとおりとする 1. 実施体制 (1) 事故発生時等に対する管理体制 対応手続きについて 運行管理責任者及び運行管理者の役割を明確化すること (2) 運行管理者に対して 安全運転やマナー 緊急対応等に関する研修及び訓練を実施し 資質の向上に努めること
(3) 運行管理者の業務状況を随時把握するとともに 運転技能 接遇 マナー 官公庁等主要施設 道路事情に対する習熟度等に問題があった場合 の求めに応じ 即座に運行管理者の交代に応じられること (4) 運行管理者については直接雇用している社員を指定すること また 運行管理者が業務を遂行できない場合は 代務者を派遣し 業務を継続して実施すること なお 代務者においても3. の (2) に示す要件等を満たすこと (5) 履行開始前に 現在契約している者から運行管理業務の引き継ぎを受け 当該業務に支障が出ないよう十分留意すること また 次回の入札によって受注者が変更となった場合においても 同様に引き継ぎを実施すること なお 引き継ぎに係る経費は受注者の負担とする 2. 運行管理責任者 (1) 必要人員 1 名 (2) 責務 要件等以下に示す1の要件を満たし 2から4の責務を果たすこと 1 運行管理責任者は 当該業務について3 年以上の実務経験を有する者とし 道路運送法第 23 条 貨物自動車運送事業法第 18 条に定める 運行管理者 の資格又は道路交通法施行規則第 9 条の 8に定める 安全運転管理者 の資格を有する者を選任すること ただし 受注者が一般社団法人日本自動車運行管理協会に正会員として加盟している場合にはこの限りではない 2 運行管理責任者は 安全運転及び円滑な運行管理を実現するために 運行管理者に対し適切な指導を行い 指揮監督に当たること 3 運行管理責任者は からの業務指示に基づき運行管理者に業務を指示すること 4 運行管理責任者は 運行管理者より事故 故障等の報告を受けた場合には 速やかにに連絡すること 3. 運行管理者 (1) 必要人員 3 名 (2) 要件等以下の1から6の要件を満たす者であること なお 受注者は 運行管理者の経歴等についてに事前に提出し の了承を得ること 1 運行管理者は 自動車運転歴が 10 年以上あり かつ 東京都内及び神奈川県川崎地域において役員等送迎用車両の運行業務歴が 5 年以上あること 特に東京都内の官公庁等の主要施設及び道路事情に関し豊富な知識及び技術を有していること さらに 通勤には支障がないこと ( 原則 の所在地から半径 20km 以内に居住している者とする ) 2 平成 28 年 1 月 21 日 ( 入札公示日 ) から遡って3 年以内に運転免許の停止 取消処分を受けていないこと 3 接遇 マナーの素養を有しており 役員等の送迎業務に相応しい対応ができること 4 労働保険に加入していること
5 健康状態に問題がないこと 6 Ⅱ. の1. 管理車両のうち (1) 及び (2) の車両に係る運行管理者については 契約締結時に年齢が 60 歳未満であること また 同 (3) の車両に係る運行管理者については 契約締結時に年齢が 65 歳未満であること V. 業務を行う時間帯業務を行う時間帯 ( 以下 基本業務時間 という ) は 行政機関の休日に関する法律第一条第一項に定める日 ( 以下 休日 とする ) を除き 毎日 9 時 00 分から 18 時 00 分とする ( うち 1 時間を休憩時間とする ) ただし 業務の都合上必要があると認めた場合には 休日 時間外においても業務を行わせることができるものとする VI. 報告事項運行管理者は 業務遂行の都度 日報として自動車運転日報を作成し 翌出勤日にの管理担当者に対し提出する また 受注者は 月末締めにて自動車運行管理報告書をの管理担当者に提出し内容の確認を得ること なお 自動車運転日報及び自動車運行管理報告書はが別途指定する様式とすること VII. 任意保険契約について受注者は の保有する管理車両に対し 次の条件にて任意保険契約を締結する 1. 車両 : 時価 2. 対人 : 無制限 3. 対物 : 無制限 4. 搭乗者 :1 千万円 VIII. 請負代金の請求方法等 1. 請負代金の支払い方法請負代金は 月末締めとし 受注者はに対し Ⅵ. に示す自動車運行管理報告書の提出後に 当該月に係る費用の一切を反映させた請求書を発行する なお 基本業務時間外の単価は別表 2 基本業務時間外の時間単価表 により月末締めで算出 (1か月の集計時間に30 分以上の端数が生じたときは 1 時間に切り上げ 30 分に満たないときは切り捨てる ) し請求すること 2. 費用負担及び実費精算費用負担については別表 1 業務内容及び費用負担一覧 に示すとおりとする また 受注者は の指示に基づく業務履行の必要上 経費が発生した場合は 請負代金と併せて実費精算するものとする IX. 留意点 1. ETC カート の管理は 運行に際し必要となる ETC カート を運行管理責任者に交付し 運行管理責任者はそ
の管理を運行管理者に行わせる 運行管理者は ETC カート の紛失等が発生しないよう適切に管理すること 2. 運行管理者の控え室受注者は が指定した場所を運行管理者の控え室として利用すること 3. 不正使用及び紛失等による損害の賠償管理車両 ETC カート 燃料等の不正使用が発覚した場合及び ETC カート やカ ソリンカート 等紛失に伴いに損害を与えた場合 受注者はその損害を賠償すること X. 守秘義務等 本業務の遂行に際し が保有している秘密情報を受注者に提供するにあたっては 別途 秘密情報の取扱いについて覚書を締結する XI. その他 本仕様書にない事項又は仕様について生じた疑義については と協議のうえ解決すること
業務内容及び費用負担一覧 別表 1 項番 業務内容 トヨタ MIRAI ( リース車両 ) トヨタクラウン HV ( 保有車両 ) トヨタエスティマ HV ( リース車両 ) 業務対象費用負担業務対象費用負担業務対象費用負担 管理車両の運転及びこれに伴う関連業務 (1) 運転業務 受注者 受注者 受注者 1 (2) 燃料給油 充填 * 当機構指定の給油所 充填所とするが 不都合ある際には の指示のもと別箇所において受注者側が対応すること (3)ETC カードの管理 (4) その他関連業務 管理車両の管理 点検及び整備 修理に関する事項 (1) 点検整備 1 管理車両の日常点検整備 ( 清掃及び洗車 消耗品の補充 交換 ) 受注者 受注者 受注者 2 法定点検 (12 ヶ月定期点検 ) 及び 3 ヶ月定期点検の実施 - 受注者 - 2 (2) タイヤ交換及び保管 1 夏用 冬用のタイヤ交換及び使用しない間のタイヤ保管 受注者 受注者 受注者 2 摩耗したタイヤの交換実施 ( 目安 ; 通常走行距離 30,000~40,000km 毎 ) - - (3) エンジンオイル及びエレメント購入 交換 1 エンジンオイル交換 ( 目安 ;5,000km 毎 又は 6 ヶ月に 1 回 ) - 受注者 - 2 エンジンオイルに係るエレメント交換 ( 目安 ;10,000km 毎 又は 1 年に 1 回 ) - 受注者 - (5) 故障箇所の修理に関する全般 - 3 継続検査時の手続き全般 - (* 実費精算可 ただし 受注者の責によるものを除く ) (* 実費精算可 対象 : 法定費用 ) - - 4 自動車保険 ( 任意保険 ) に関する業務 - 受注者 - 5 事故の処理に関する全般 - - - 6 その他 必要に応じが指示する業務
基本業務時間外の時間単価表 別表 2 基本業務時間から算出した 1 時間当たりの単価にそれぞれ割増率を乗じた額を基本業務時間外の単価とする 内容 割増率 基本業務時間外の単価 ( 円 ) 税抜 備考 平日 時間外 5:00~9:00 18:00~22:00 25% 深夜 22:00~ 翌朝 5:00 50% 休日 休日 5:00~22:00 35% 深夜 22:00~ 翌朝 5:00 60% 1. 基本業務時間から算出した 1 時間当たりの単価にそれぞれ割増率を乗じた額を基本業務時間外の単価とする 2. 円未満の端数があるときは 切り捨てること