める製品でトリブチルスズ化合物が使用されているものの環境汚染防止措置に関し公表する技術上の指針本指針は 第二種特定化学物質であるトリブチルスズ=メタクリラート ビス ( トリブチルスズ ) =フマラート トリブチルスズ=フルオリド ビス ( トリブチルスズ )=2,3 ジブロモスクシナート トリブチ

Similar documents
(Microsoft Word - \207V10\215\\\221\242\212\356\217\200P44-52.doc)

( 別紙 1) 省令の施行に伴う留意事項等について 1 総論及び省令第 1 条関係省令に係る法体系について化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 ( 昭和 48 年 10 月 16 日法律第 117 号 以下 化審法 という ) 第 17 条第 2 項において 業として第一種特定化学物質等を取り

) 第八条第一項第三号の規定に基づき法第二条第二項各号又は第三項各号のいずれにも該当しな いと認められる化学物質その他の同条第五項に規定する評価を行うことが必要と認められないものとして厚生労働大臣経済産業大臣及び環境大臣が指定する化学物質は次の表の左欄に掲げる化学物 質の分類ごとにそれぞれ同表の右欄

3 エアロゾルの飛散の抑制 第二 入浴設備における衛生上の措置 一入浴設備における衛生上の措置に関する基本的考え方近年 入浴設備は 湯水を再利用し これを節約するため ろ過器を中心とする設備 湯水を一時的に貯留する槽及びこれらの設備をつなぐ配管を含め 複雑な循環構造を形成することが多くなっている こ

第 5 条保健所長は 必要に応じ 巡回指導を行い 営業施設の設置状況等の把握に努めるものとする 2 保健所長は 前項の調査の結果 別表に定める基準に適合しないと認めるときは 営業者等に対し 必要な措置を講ずるよう指導し 又は勧告するものとする 附則 この要綱は 平成 15 年 4 月 1 日から施行

六十五歳以上七十歳未七十歳以上 三 九三〇円一五 二九一円 三 九三〇円一三 二八四円 附則 1 この告示は 平成四年四月一日から施行し この告示の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 以後の期間に係る年金たる補償に係る平均給与額及び施行日以後に支給すべき事由が生じた休業補償に係る平均給与額につい

<4D F736F F D2091E6328FCD208DD08A5182CC94AD90B681458A6791E A834982CC93578A4A2E646F63>

<945F96F B3816A2E786264>

< F2D30315F CD8F6F A88EBF8D908EA A93FA D FC82E82E6A7464>

実用発電用原子炉の設置 運転等に関する規則 ( 抜粋 ) ( 昭和 53 年 最終改正 : 平成 25 年 )( 通商産業省令 ) ( 工場又は事業所において行われる廃棄 ) 第九十条法第四十三条の三の二十二第一項の規定により 発電用原子炉設置者は 発電用原子炉施設を設置した工場又は事業所において行

Taro-化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案 新旧対照条文

踏まえ 方針 管理計画及び作業要領を周知徹底するとともに これらの確実かつ円滑な達成又は実施を確保するため 指定化学物質等を取り扱う者 指定化学物質を排出する工程に従事する者及び管理部門の従事者等全ての関係者に対して その内容に係る教育 訓練を継続的に実施すること エ他の事業者との連携指定化学物質等

特定個人情報の取扱いの対応について

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

Microsoft Word - H29要綱_ docx

年管発 0331 第 1 号 平成 29 年 3 月 31 日 日本年金機構理事長殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公印省略 ) 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件等について 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 12

新旧対照表

特定個人情報の取扱いの対応について

IM-P Rev.1 AB Issue FV 型フラッシュ タンク取扱説明書 1. 製品仕様 2. 設置 3. 始動前 4. 運転 5. 保守

東京都コインオぺレーションクリーニング営業施設の衛生指導要綱

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

汚染の除去が行われた場合には 指定を解除その他 区域の指定等 1 要措置区域 ( 法第 6 条 ) 土壌汚染の摂取経路があり 健康被害が生ずるおそれがあるため 汚染の除去等の措置が必要な区域 汚染の除去等の措置を都道府県知事等が指示 ( 法第 7 条 ) 土地の形質の変更の原則禁止 ( 法第 9 条

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条


る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

★02レジオネラ指針【新旧・案文】日付・番号入り

Taro-再製造単回使用医療機器基準

1 施設設備の衛生管理 1-1 食品取扱室の清掃及び保守点検 < 認証基準 > 床 内壁 天井 窓 照明器具 換気扇 手洗い設備及び排水溝の清掃手順 保守点検方法が定められていること 床及び排水溝の清掃は1 日に1 回以上 その他の清掃はそれぞれ清掃の頻度の記載があること 保守点検頻度の記載があるこ

< F2D CFA90B6984A93AD8FC897DF91E632368D868169>

14個人情報の取扱いに関する規程

( 給油取扱所関係 ) 問危険物の規制に関する政令 ( 昭和 34 年政令第 306 号 以下 政令 という ) 第 17 条第 3 項第 6 号に規定する自家用の給油取扱所 ( 以下 自家用給油取扱所 という ) にあっては 危険物の規制に関する規則 ( 昭和 34 年総理府令第 55 号 ) 第

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

Microsoft Word - .A.X.x.X.g...m.i.m.....j.doc

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の概要 目的国際的に協力して生物の多様性の確保を図るため 遺伝子組換え生物等の使用等の規制に関する措置を講ずることにより 生物多様性条約カルタヘナ議定書 ( 略称 ) 等の的確かつ円滑な実施を確保 主務大臣による基本的事項の公表 遺

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

第 21 換気設備等製造所等の換気設備及び排出設備の基準については 次による 1 換気設備 (1) 換気設備は 室内の空気を有効に置換するとともに 室温を上昇させないためのものであり 下記のものがある ア自然換気設備 ( 給気口と排気口により構成されるもの ) イ強制換気設備 ( 給気口と回転式又は

平成 29 年度 一般廃棄物最終処分場の維持管理記録 施設の名称 : 弘前市埋立処分場第 2 次 ( 第 1 区画 第 2 区画 ) 施設の位置 : 弘前市大字十腰内字猿沢 埋立廃棄物の種類及び数量 ( 単位 :kg) 区分 種類 平成 29 年平成 30 年 4 月 5 月 6 月

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

< BE291CC89B78C C8C88B38C768F88979D81408EC0926E8A6D944695F18D908F A816A>

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

< F2D93B E91978ED497BC82CC95DB88C08AEE8F8091E693F1>

●アレルギー疾患対策基本法案

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

< F2D8D488E968F9E8B708FC897DF81458D908EA CA E332E C668DDA97702E6A7464>

資料2 食品衛生法に基づく魚介類への残留基準の設定に対応した水質汚濁に係る農薬登録保留基準の改定について(農薬小委員会報告)

(3) 利用 保管方法 要介護認定情報等の申出にて発生する厚生労働省 大学内での倫理審査の文書 研究方法のマニュアル等は 研究室で適切に管理する 厚生労働省より提供を受けた要介護認定情報等の保存媒体の保管場所は 研究室の戸棚に保管し 施錠する 要介護認定情報等の利用場所は 研究室のみとする サーバ室

PowerPoint プレゼンテーション

七生活用動産の小半損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の三十以上百分の六十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の三十に相当する金額八生活用動産の一部損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の十以上百分の三十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の五に相当する金額

石綿含有産業廃棄物 水銀使用製品産業廃棄物及び水銀含有ばいじん等の 収集運搬及び中間処理に関する指導方針 埼玉県環境部産業廃棄物指導課審査担当 収集運搬業担当 ( 平成 29 年 9 月 ) 1

別添 別添 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 本指針は 危険物の規制に関する政令 ( 以下 政令 という ) 第 13 条に掲げる地下タンク貯蔵所の位置 構造及び設備の技術上の基準のうち 当該二重殻タンクが堅固な基礎の上に固定され

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

安全管理規程

<4D F736F F D20905F8CCB8E738FF289BB91858E7793B197768D6A D6A82CC82DD816A2E646F6378>

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

かけはし_049.indd

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

01 施行通知(都道府県宛)

られなかった また 内部確認において ドラム缶内側は 大きな廃棄物袋 ( 以下 充填用袋 という ) で養生され その中に スラッジを 3~12kg 毎に二枚以上重ねた廃棄物袋に封入したものが複数個充填されガムテープ等で閉じられていた さらに 廃棄物袋を容器から取り出し観察したところ a) 廃棄物袋

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

日消装発第 号平成 30 年 7 月 劇物指定された物質を含有する泡消火薬剤の取り扱いについて 消火装置工業会マニュアル Q&A 1. 一般論 1 2. 共通 ( 工事 日常の維持管理 消防設備点検 ) 2 3. 工事 4 4. 日常の維持管理 6 5. 消防設備点検 7 一般社団法人日

<4D F736F F F696E74202D20819A835A A81798E9197BF A826F E096BE8E9197BF2E >

Q2-4: 水銀を回収した後のガラスくず ( 破砕したもの ) や 破損した水銀使用製品 は水銀使用製品産業廃棄物になるのか 水銀使用製品産業廃棄物には卒業基 準はないのか P.3 3. 廃水銀等について P.4 Q3-1: 当社は水質汚濁防止法の特定施設からは外れているが 廃棄物処理法でも今 P.

個人情報の保護に関する規程(案)


準処理期間 経由機関での協議機関での処分機関での処理期間処理期間処理期間内訳設置許可 14 日 - - 変更許可 10 日設定年月日平成 26 年 4 月 1 日最終変更日年月日 備考

らの物質を麻薬又は特定麻薬向精神薬原料として規制するため必要な措置を とるものであること 第 2 改正の内容 1 麻薬 麻薬原料植物 向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令の一部改正 (1) 次の8 物質を新たに麻薬に指定した 1N ( アダマンタン 1 イル ) 1 (5 フルオロペンチル )

防犯カメラの設置及び管理運用に関するガイドライン Ⅰ はじめに 1 ガイドラインを策定する目的防犯カメラは 犯罪の抑止に役立ち 安全で安心して暮らせるまちづくりに 効果があると認められる また 自主防犯活動団体等による防犯活動を補完することで犯罪抑止効果の高まりや地域住民の防犯意識の向上 自主防犯活

同窓会報22jpg.indd

PDF用CS同窓会報24.indd

医療機器添付文書の手引書第 5 版 第 3 章第 3 節 < テンプレート > についての補足解説 1. パルスオキシメータ (WG2 6.1から6.4) テンプレートを利用する場合 以下 5 点の解説を参照すること パルスオキシメータ ( 本体 ) 6.2 パルスオキシメータ ( 一体

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

基準19 ハロゲン化物消火設備の設置及び維持に関する基準

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

仮貯蔵 仮取扱い実施計画書 ( ドラム缶等による燃料の貯蔵及び取扱い ) 保有空地の周囲にロープを張り ( バリケードを立て ) 空地を確保する 第 5 種消火設備を 3 本設置する 保有空地 確保する 高温になることを避けるため 通気性を確保した日除けを設置 工場東側空地約 360 m2 通風 換

事業概要 事業概要 確認日 1. 事業概要の把握 従業員数 操業日数 操業時間 約 名 約 日 午前 時 ~ 午後 時 製造銘柄数 製造数量( 単位をそれぞれ選択 ) 約 銘柄 月産 kg 日産 約 トン 組織図 工場全体図 設備リスト 帳簿書類リスト 製品リスト 別添 1 組織 体制図のとおり別添

第 8 章 受水槽以下の装置 受水槽式給水方式による受水槽以下の装置については 法では給水装置に含まれない しかし 水質汚濁防止 十分な水量の確保 将来の維持管理を適正かつ容易にするために必要な事項を定める 受水槽以下の装置の設計及び施工は 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 )

PowerPoint プレゼンテーション

ともに 警報を発するものをいう 第三放水型ヘッド等の構造及び性能規則第十三条の四第二項に規定する放水型ヘッド等の構造及び性能は 次に定めるところによる 一放水型ヘッド等の構造は 次によること ( 一 ) 耐久性を有すること ( 二 ) 保守点検及び付属部品の取替えが容易に行えること ( 三 ) 腐食

【事務連絡】特定個人情報の漏えい時の対応(業界団体あて)

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

●生活保護法等の一部を改正する法律案

じ ) その他の処方せん医薬品又は高度管理医療機器の製造販売に係る業務の責任者との密接な連携を図らせること ( 安全確保業務に係る組織及び職員 ) 第四条第一種製造販売業者は 次に掲げる要件を満たす安全確保業務の統括に係る部門 ( 以下この章において 安全管理統括部門 という ) を置かなければなら


法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 新旧対照表 改正後 特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 現行 ICT を活用した特定保健指導の実施の手引き 最終改正平成 30 年 2 月 9 日 1.ICTを活用した特定保健指導の実施者保険

第 9 屋外貯蔵タンク冷却用散水設備の基準 ( 昭和 57 年 7 月 1 日消防危第 80 号 ) タンクの冷却用散水設備 ( 以下 散水設備 という ) は 次によること 1 散水設備の設置範囲は 危険物規則第 15 条第 1 号に定める技術上の基準に適合しないタンク ( 一部適合しないものにあ

<4D F736F F D2091E E838D BB95A88FC189CE90DD94F52E646F63>

参考 < これまでの合同会合における検討経緯 > 1 第 1 回合同会合 ( 平成 15 年 1 月 21 日 ) 了承事項 1 平成 14 年末に都道府県及びインターネットを通じて行った調査で情報提供のあった資材のうち 食酢 重曹 及び 天敵 ( 使用される場所の周辺で採取されたもの ) の 3

日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とカンボジア王国労働職業訓練省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにカンボジア王国

Microsoft Word - <局長レク後>都道府県・政令市宛て(総括指摘部分修正)

者が負う民事上の安全配慮義務の履行であり そのために必要な心身の状態の情報を適正に収集し 活用する必要がある 一方 労働者の個人情報を保護する観点から 現行制度においては 事業者が心身の状態の情報を取り扱えるのは 労働安全衛生法令及びその他の法令に基づく場合や本人が同意している場合のほか 労働者の生

【確定版】石綿含有仕上塗

00 事務連絡案

Transcription:

厚生労働省 経済産業省告示第十七号環境省化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律 ( 平成二十一年法律第三十九号 ) の一部の施行に伴い及び化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律昭和四十八年法律第 (百十七号第三十六条第一項の規定に基づきトリブチルスズ化合物又は化学物質の審査及び製造等) の規制に関する法律施行令第十一条に定める製品でトリブチルスズ化合物が使用されているものの環境汚染防止措置に関し公表する技術上の指針を次のように定めたので同項の規定に基づき公表し 平成二十三年四月一日から適用しトリブチルスズ化合物又は化学物質の審査及び製造等の規制に関 する法律施行令第五条に定める製品でトリブチルスズ化合物が使用されているものの環境汚染防止措厚生労働省置に関し公表する技術上の指針 ( 平成二十二年経済産業省告示第七号 ) は平成二十三年三月三十一 環境省日限り廃止する 平成二十二年七月十五日厚生労働大臣長妻昭経済産業大臣直嶋正行環境大臣小沢鋭仁トリブチルスズ化合物又は化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律施行令第十一条に定

める製品でトリブチルスズ化合物が使用されているものの環境汚染防止措置に関し公表する技術上の指針本指針は 第二種特定化学物質であるトリブチルスズ=メタクリラート ビス ( トリブチルスズ ) =フマラート トリブチルスズ=フルオリド ビス ( トリブチルスズ )=2,3 ジブロモスクシナート トリブチルスズ=アセタート トリブチルスズ=ラウラート ビス ( トリブチルスズ )=フタラート アルキル=アクリラート メチル=メタクリラート トリブチルスズ=メタクリラート共重合物 ( アルキル=アクリラートのアルキル基の炭素数が8のものに限る ) トリブチルスズ=スルファマート ビス ( トリブチルスズ )=マレアート トリブチルスズ=クロリド トリブチルスズ= シクロペンタンカルボキシラート及びこの類縁化合物の混合物 ( 別名トリブチルスズ=ナフテナート ) 又はトリブチルスズ=1,2,3,4,4a,4b,5,6,10,10a デカヒドロ 7 イソプロピル 1,4a ジメチル 1 フェナントレンカルボキシラート及びこの類縁化合物の混合物 ( 別名トリブチルスズロジン塩 )( 以下 トリブチルスズ化合物 という ) による環境の汚染を防止するため トリブチルスズ化合物の製造の事業を営む者 業としてトリブチルスズ化合物又は化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律施行令第十一条に定める製品で当該第二種特定化学物質が使用されているもの ( 以下 トリブチルスズ化合物等 という ) を使用する者その他の業としてトリブチルスズ化合物等を取り扱う者が遵守すべき事項を定めたものであり 本指針に従いトリブチルス

ズ化合物の環境放出の抑制を図ることによって 環境の汚染の防止に資することを目的とするものである 1. トリブチルスズ化合物等を取り扱う施設 場所については 次の事項に留意した構造とすること 1.1 各施設 場所に共通する事項について (1) 床面は トリブチルスズ化合物等の地下浸透を適切に防止できるコンクリート等の材質とすること また そのひび割れ等が心配される場合には 合成樹脂による床面の被覆 容器等の下へのステンレス鋼の受皿の設置等浸透防止措置を講ずること (2) 必要な場合には 取り扱うトリブチルスズ化合物等の量及び作業に対応して 施設 場所の周囲に防液堤 側溝又はためますを設置する等トリブチルスズ化合物等の流出を防止する措置を講ずること また 雨水のかかる施設 場所及び水を使用する施設 場所の周囲には 上記の措置に加えて トリブチルスズ化合物と水を適切に分離する分離槽を設置すること (3) 施設 ( 配管等を含む ) は 地上に設置すること やむを得ず 地下に設置する場合には 地下ピット ( 床面及び壁面はトリブチルスズ化合物等の浸透が防止できるコンクリート等の材質とすること ) 内に置くこと 1.2 貯蔵施設 場所に関する事項について

石油缶等の容器を用いてトリブチルスズ化合物等を貯蔵する場合は 次のことに留意し 直射日光による温度上昇及び雨水による容器の腐食を防止すること (1) 貯蔵場所は 屋内の冷暗所とすることが望ましいこと (2) 貯蔵場所をやむを得ず屋外とする場合には 屋根を付ける 容器にカバーをかける等の措置を講ずること 1.3 作業施設 場所に関する事項について粉体であるトリブチルスズ化合物等を取り扱う場合には 局所排気装置及び集じん装置を設置すること 2. トリブチルスズ化合物等を取り扱う施設 場所については 次の事項に留意して点検管理すること 2.1 点検管理要領の策定等について点検管理要領を2.2から2.4までを踏まえて策定し これに基づいて日常点検及び定期点検を行うこと 異常が認められた場合は 速やかに補修その他の措置を講ずること 2.2 貯蔵施設 場所及び貯蔵容器の点検管理について (1) 貯蔵施設 場所の点検管理は 次の点に留意して行うこと 1 漏出の有無

2 3 4 5 6 コンクリート床面のひび割れの有無防液堤の損傷の有無側溝 ためます 分離槽等の状態荷積みの整理状況その他 (2) 貯蔵施設の点検管理は 次の点に留意して行うこと 1 2 3 4 5 底板の損傷 腐食 漏出の有無側板の損傷 腐食 漏出の有無液面計の損傷 漏出の有無下部弁の損傷 腐食 漏出の有無その他 なお 貯蔵施設が地下に設置されている場合には 構造的に漏出の有無を確認しにくい ため 本体 配管等からの漏出の有無に留意し 厳重な点検管理を行うこと (3) 石油缶等の容器の点検管理は 次の点に留意して行うこと 1 2 容器の損傷 腐食 漏出の有無 栓のゆるみ

3 4 貯蔵数量 その他 2.3 作業施設の点検管理について (1) 施設の本体 配管等の継目 弁等からの漏出の有無を点検管理すること (2) 水分離器がある場合には フィルターの目詰まり及び液面検出器の状態を点検管理する こと (3) 局所排気装置が正常に作動すること及び集じん装置のフィルターが目詰まりしていない ことを点検管理すること 2.4 作業場所の点検管理について (1) 床面 受皿及び地下ピットへのトリブチルスズ化合物等の漏出の有無を点検管理するこ と (2) ためます 分離槽等へのトリブチルスズ化合物等の漏出の有無を点検管理すること (3) 床面及び地下ピットのひび割れの有無を点検管理すること 3. トリブチルスズ化合物等の取扱作業については 次の事項に留意して作業すること 3.1 作業要領の策定等について 作業要領を3.2 及び3.3を踏まえて策定し 作業中にはこれを遵守させること

3.2 移替作業について (1) 液体であるトリブチルスズ化合物等を取り扱う場合には 適切に整備されたトリブチル スズ化合物等に適したポンプ又はサイホンを用いること (2) 移替作業は トリブチルスズ化合物等を飛散又は流出させないように行うこと 特に 粉体を取り扱う場合には 粉じんを発生させないよう注意して取り扱うこと (3) 液面の高さ等に注意して トリブチルスズ化合物等があふれることのないようにするこ と (4) 移替作業後 直ちに注入口を密栓すること (5) 万一 トリブチルスズ化合物等を誤って飛散又は漏出させた場合に備えて 移替作業に 当たっては受皿等を用意すること 3.3 使用について (1) トリブチルスズ化合物等を使用した製品を製造する場合は トリブチルスズ化合物の含 有率を極力抑制する等使用総量を可能な限り抑制すること (2) 使用装置については 始業点検を行うとともに 作業中にも随時点検を行うこと てん (3) トリブチルスズ化合物等を使用装置に充填する場合は 作業及び使用装置の作動を停止 すること

(4) トリブチルスズ化合物等を飛散又は漏出させないように注意して作業を行うとともに 作業終了後は 使用装置の点検を行い 使用装置をふたで密閉する等トリブチルスズ化合物等の飛散又は漏出を防止すること (5) 万一 トリブチルスズ化合物等を誤って飛散又は漏出させた場合に備えて 使用に当たっては受皿等を用意すること 4. トリブチルスズ化合物等を取り扱う施設の構造等については 次の事項に留意して適宜見直しを行い 必要に応じて改善措置を講ずること 取扱施設の排気及び排水について 適切なサンプリング及び分析を行うことにより それらに含まれるトリブチルスズ化合物の濃度を把握し 異常が認められた場合には トリブチルスズ化合物等を取り扱う施設の構造 施設の点検管理及び取扱作業について見直しを行うことにより その原因を究明すること 5. トリブチルスズ化合物等を取り扱う施設からのトリブチルスズ化合物等の漏出又は飛散については 次の事項に留意して対処すること 5.1 漏出等処理要領の策定等について次の内容を踏まえた漏出等処理要領を策定し 応急措置及び処理方法をあらかじめ作業者に周知しておくこと

(1) 発見者は 漏出等を責任者に通報するとともに 通報を受けた責任者は 装置を停止させる等必要な応急措置を速やかに作業者に対し指示すること (2) 漏出個所からの漏れ等を止めるか 又はその施設内の内容物を他の容器へ移し替えること (3) 漏出物等は ポンプ等により回収するとともに 回収できなかったものについては 活性炭等による吸着 乾燥した砂等による吸収又はウエス 紙タオル等によるふき取りを行うこと 5.2 漏出等を認めたときの措置について漏出等を認めたときは 漏出処理要領に従って処理すること