平成30年度年末調整プログラム手順・簡易操作説明書

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アップデート内容 1. 年末調整事前チェックリストの改善 1) 事前賃金データチェックリスト に 年所得一覧表 の印刷が追加されました 賃金管理データにある本年度の給与 賞与の支給額の表示とその合計額と合計所得額の印刷ができます 昨年の実績や本年の平均額を指定して見込額を試算することも可能です 一覧

申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者

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年末調整システム変更点 Q&A 集 平成 30 年版 株式会社シー シー ユー 1 年末調整システム変更点 Q&A 集

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インストラクター更新テキスト<給与>_19

変更の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索 ([ ] ボタン ) を行い 対象の年末調整データを表示します 2. 年末調整の明細情報を変更します 3. 登録 (F2) ボタンを押下して 年末調整データを登録します 削除の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索

06-年調_06-年調

システムインフォメーション

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弥生18シリーズ インストラクター更新用テキスト(給与)

Microsoft Word - K1_ docx


年末調整バージョンアップ後の仕様変更のご案内 平成 30 年 12 月 20 日更新 11/27 対応の年末調整バージョンアップにつきまして 今後仕様変更が行われます 仕様変更の内容 対応時期につきましては以下の一覧をご確認いただき 対応まで暫くお待ちいただくようにお願いいたします ご利用のお客様に

00 年調案内文


注意 Excel で追加可能なシート数を超えてデータを作成しようとするとエラーが発生し ます プレビュー実行時に以下のエラーメッセージが表示された場合は 出力条 件を絞り 複数回に分けて処理を実行してください メッセージ :Worksheet クラスの Copy メソッドが失敗しました 最大シート数

VBA PRO 給与計算 年末調整 システムの年末調整用データの入力 給与所得に対する源泉徴収簿の入力用ユーザーフォーム 年末調整用の所得税源泉徴収簿のフォームでデータを給与と賞与のデータを編集できます 給与明細書の源泉徴収簿フォーム 給与明細の計算 タブの 1 月 から 12 月 のボタンから給与

年調・法定調書の達人fromPCA給与 運用ガイド

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11 控除対象配偶者 問 平成 29 年度税制改正により 控除対象配偶者の規定が変更になったと聞きましたが どのように変更されたのでしょうか 配偶者控除と給与所得者本人の合計所得金額の関係 問 平成 30 年分以後の配偶者控除について 給与所得者本人の合計所得金額が 1,000 万円

Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

目次 はじめに 申告の流れ 扶養控除申告 年末調整申告書の情報入力 台紙の印刷 1

はしがき 配偶者控除 と 配偶者特別控除 は 昭和 36 年と昭和 62 年の税制改正で導入された歴史ある制度です ここ数年 配偶者控除の改正について様々な議論が行われてきましたが 平成 29 年度税制改正において 就業調整を意識しなくて済む仕組みを構築する観点から配偶者控除と配偶者特別控除の見直し

変更履歴 版数 内容 変更頁 変更日 1.00 新規作成 - H

Microsoft Word - 給与幕僚Ⅲ 平成30年配偶者控除改正に伴う事前準備のご案内

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東日本大震災により被害を受けた方の入力編

3 2 で年末調整計算を実施済みの社員を確認し 以下をお読みになり 必要な手順にお進みください (1) になっている社員の [ 年末調整 ] 区分が誤って [ する ] になっている場合 4~10 (2) になっている社員の還付 徴収方法を変更したい場合 11~13 例 1:12 月給与ではなく 1

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1. このマニュアルについて < はじめに > JA 長野県らくらくWeb 農業簿記システム ( 以下 らくらくWeb 簿記 ) は 専従者および雇人の源泉徴収簿 源泉徴収票を作成する機能が盛り込まれています このマニュアルはらくらくWeb 簿記における専従者や雇人に支払う給与 および源泉徴収関係の

目次 1. 平成 30 年改正対応 ( 平成 31 年 1 月リリース予定 ) (1) 改正内容 (2) 様式変更 (3) 画面イメージ (4) 帳票イメージ 1-2. 電子申告 (1) 様式変更 (2) メッセージボックスセキュリティ強化 (3) 納付手続き手順の変更 2. 注意事項 1

年末調整 WEB 操作マニュアル目次 年末調整メニュー画面の見方と機能 e-pay 年末調整のお手続きの手順年末調整申告内容の確認画面説明本人情報の確認 /( 氏名変更届 ) の申告本人情報の確認 /( 住所変更届 ) の申告本人情報の確認 /( 本人税表変更届 ) の申告源泉控除対象配偶者又は障害

00 案内

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目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2

アップデート 4.96 のご案内 拝啓時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は 社労法務システム を御愛顧いただきまして誠に ありがとうございます さて このたび下記の内容のソフト アップデートを行いましたので ご確認下さい 敬具 記 アップデート 4.96 < 概要 > 本年度の年末調整に

目次 第 1 部はじめに 作業の流れ P.3 第 2 部前準備 1 当サービスで提出する申告書を確認する P.4 2 必要な書類を用意する P.5 第 3 部申告書の提出 3 当サービスにログインする P.6 4 提出する申告書を選択する P.7 5 申告書データを登録する P.8 給与所得者の扶養

データレイアウト 1. 扶養控除等申告書情報データ (1/6) 1 会社コード 8 お客様コード ( 個人利用の場合は未設定 ) 2 年度 4 指定不可 3 個人コード 15 ログイン時のユーザIDになります 4 所属コード 8 所属マスタに登録されているコード ( 未設定可 ) 5 申請区分 1

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住宅借入金等特別控除の入力編

目次 帳票出力 1. 源泉徴収簿 2. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 4 枚ずつ印刷 3. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 2 枚ずつ印刷 4. 給与支払報告書 源泉徴収票 )1 人 1 枚ずつ印刷 5. 年末調整一覧表 6. 年末調整明細表 7. 還付金明細表 8. 過不足税額一覧表

機能アップガイド Ver.3.0

≪第1章 はじめに≫


目次 源泉徴収票出力機能概要 03 給与所得の源泉徴収票を印刷する ( 手入力 ) 04 CSVを取り込み 源泉徴収票を一括出力する 07 源泉徴収票 CSV 取込印刷ファイルレイアウト 10 改訂履歴 14 商工会議所データバックアップセンター 2

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平成 31 年分からの新元号への対応について 平成 31 年は 4 月 30 日までで 5 月 1 日から新元号となり この新元号は 4 月 1 日に公表される予定になっています この給与計算 年末調整システムは 平成 31 年 1 月からの給与計算に対応するため平成 30 年 12 月に公開します

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平成 29 年版の kyuyo29.xlsb を起動して 前年分データ読込 を実行するとメッセージが出ます 2 つのファイルが同じフォルダにあると平成 27 年版の kyuyo27.xlsb を自動的に認識して メッセージからデータの移行処理が開始されます データ移行についてのご注意 VBA 源泉徴

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年末調整システム 御紹介

年末調整の流れ 事前準備 確認 P3~5 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っている場合 CASHRADAR PBS で 給与計算を行っていない場合 会社設定 明細書パターンの確認 ( 過不足精算項目 ) 社員設定 社員の基本情報を登録 本年度最終給与 ( 賞与 ) データの入力 源泉徴収

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スライド 1

本ソフトの仕様書 (2008/01/08) 本ソフトをお使い頂き ありがとうございます 本ソフトはパソコン単体で使用するものであって データをインターネット上に送って計算させるものではありません その為に個人情報の漏洩は防がれます インターネットの回線を遮断しても本ソフトは稼動致します 本ソフトはフ

e-PAP確定申告_【電子申告】第3者作成書類の添付省略

株式等の譲渡(特定口座(源泉徴収なし)と一般口座)編

1 基本項目 ⑴ 所轄税務署長給与の支払者の所在地 ( 住所 ) の所轄税務署名を入力します 所轄税務署が不明な場合 国税庁ホームページ にある 税務署を検索 で郵便番号等による検索ができますので 参照してください ⑵ 給与の支払者の法人番号この欄には 申告書を受理した給

マイナンバーの 再設定 処理忘れ防止 マイナンバー再設定 の自動化に対応 顧問先データの取込処理やバックアップデータの戻し等をおこなった場合に マイナンバーの再設定をおこなう必要があることを システム起動時の メッセージ でお知らせしていましたが e-pap 払調書 年末調整システム メニュー起動時

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システムインフォメーション

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平成 30 年分給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( マル扶 ) の手引き 平成 29 年末に記載する際は 平成 30 年 1 月 1 日時点の情報を書きましょう 平成 30 年の年末調整にて再度記入する際は 平成 30 年 12 月 31 日時点の情報に書き換えます X A 9/19

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土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡益)編

制度改正 ( 昨年と比べて変わった点 ) への対応 年実施のメンテナンスで対応済み- 復興特別所得税 従来の計算式で算出される所得税 (= 年調所得税額 ) に 復興特別所得税率 102.1% を乗じて 年調年税額 を算出することになります この改正に対するシステム変更メンテナンスは 昨

ケース 1: 死亡日より後に給与 ( 賞与 ) の支給がない場合 1 年末調整をする [ 年末調整 ]-[ 年末調整処理 ]-[ 年末調整処理 ] メニューを選択します [ 年末調整処理 条件設定 ] 画面で 以下を選択して [OK] ボタンをクリックします 年末調整方法 : 単独年調処理方法 :

~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax で送信するための準備編 又は ( 共通 ) 書面提出 (

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ

1. 出力詳細設定画面に 個人番号を出力する 項目が表示されない場合 個人番号を出力する 項目は 平成 28 年以降の処理年度で表示されます ファイル - データ領域の選択 を起動し 処理年度をご確認ください

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Microsoft Word - Help-Year.doc

Transcription:

平成 30 年度年末調整プログラム 手順 注意点 配偶者控除等申告書の追加 及び配偶者控除 配偶者特別控除の変更により年末調整プログラムでの入力手順も変更となっております 入力の手順及び注意点についてまとめましたので 平成 30 年度版年末調整プログラムでの操作前にご一読下さい 入力等において前年度と大きく変わった点 1. 扶養控除等申告書と同じプログラム内に 配偶者控除等申告書を追加 2. 保険料控除申告書から配偶者特別控除欄を削除 3. 配偶者区分 ( 控除対象 / 特別控除対象 / 対象外 ) の判定本人合計所得金額 1と配偶者合計所得金額から配偶者区分を自動判定 4. 一括入力は給与 賞与金額のみの入力に変更 2 保険料 扶養者数等情報は個別入力で各申告書データを取り込むため一括入力だけでは正しい帳票出力不可 5. 個別入力での扶養 障害者数手入力の無効化 3 6. データバックアップのオプション 給与 項目登録 コピー項目登録を処理対象にする に対し 初期値を年調プログラムと給与システムとで差別化 4 1 年調する / しないで合計所得金額を求める対象元が異なります 年調する受給者 源泉徴収簿 (9) の給与所得 + 個別入力 [ 配偶者区分 ] 内のその他所得欄に手入力した金額 = 合計所得金額 年調しない受給者配偶者控除等申告書の 本人の本年中の合計所得金額 ( 見積額 ) 2 10 月発送の年末調整プログラム変更内容において 一括入力でも保険料 扶養入力ができるとご案内しましたが 扶養控除等申告書や配偶者控除等申告書からの流れが昨年と大きく異なることから 本年度は操作の混乱を避けるため個別入力のみでのご提供といたしました 3 4 乙欄者は扶養データ読込みする際 税表区分変更が必要です 給与システムで呼び出した場合はチェックが付き 年末調整プログラムで呼び出した場合はチェックが付きません 株式会社タテムラ

年末調整の手順 ( 流れ ) 年末調整プログラムのメインメニューの番号が 入力順になっています 個別入力で1 名ずつ給料 賞与 手当等金額を入力する場合 一括入力で月ごとに全社員まとめて給料 賞与金額を入力する場合 1. 登録関連 1. 登録関連 2. 扶養控除等 / 配偶者控除等申告書 2. 扶養控除等 / 配偶者控除等申告書 3. 保険料控除申告書 3. 保険料控除申告書 5. 個別入力 4. 一括入力扶養 保険料情報の取り込み 給料等金額入力 摘要文字等入力 5. 個別入力 配偶者区分 での確認及び確定扶養 保険料情報の取り込み 摘要文字等入力 6. 一括計算 配偶者区分 での確認及び確定 7. 帳票関連 6. 一括計算 8. 総括表 7. 帳票関連 8. 総括表 個別入力での人数手入力ができないため 配偶者 扶養者がいる場合は必ず扶養控除等申告書及び配偶者控除等申告書 ( 配偶者 ( 特別 ) 控除対象者は必須 ) を作成して下さい 平成 29 年度版プログラムでデータ入力をしていた場合も 2~6 の手順で配偶者控除等申告書を作成後にデータ内容確認を行ってから各帳票の印刷に進んで下さい

平成 30 年度年末調整プログラム簡易操作説明書 2. 扶養控除等申告書 / 配偶者控除等申告書 を作成します 変更点 : 平成 29 年度プログラムでは配偶者区分は手動でしたが 平成 30 年度は新規追加様式の配偶者控除等申告書で本人合計所得金額及び配偶者合計所得金額を入力することにより自動判定することとなりました 各申告書の作成 : 扶養控除等申告書と配偶者控除等申告書をタブで切り替えて作成します 配偶者 なし の場合 または配偶者 あり で配偶者氏名等の登録がない場合は配偶者控除等申告書への切り替えはできません 扶養控除等申告書 配偶者 あり の場合 1 配偶者の登録 訂正 2 配偶者控除等申告書の作成 3 扶養控除等申告書の印刷 1 から 3 の手順で処理を行って下さい 配偶者控除等申告書 - 1 -

すでに平成 29 年度版プログラムで扶養控除等申告書を完成させている場合 1 配偶者 あり の社員の配偶者控除等申告書を作成します 配偶者合計所得金額は扶養控除等申告書と共通のためそのままセットしますので 本人の合計所得金額を入力して下さい 配偶者が完全に控除対象外の場合は入力不要 データなしは控除対象外の判定となります 直接手入力もできます 計算表に収入金額を入力して合計所得金額を算出 転記 配偶者区分を判定し 控除対象の場合は控除額がセットされます [ 印刷 (F9)] で印刷します [ 配偶者 ] ボタン [ 配偶者 ] ボタンを押すと判定表を表示判定該当枠が赤くなります この表の配偶者区分 1~13 は平成 29 年度プログラムで手動選択した表と同じ番号です 2 配偶者控除等申告書が完成したら 扶養控除等申告書を印刷して下さい - 2 -

配偶者控除等申告書の機能について 1 合計所得金額欄は手入力可能です 計算表の所得計と一致しない金額を入力した場合は 手入力が優先となり計算表の金額を全クリアします 左図のケース一致しないので計算表内の金額をクリアします 計 6,675,000 2 [ 個別入力 ] からの転記機能個別入力で確定した本人及び配偶者の合計所得金額を 配偶者控除等申告書へ転記できます 個別入力 配偶者区分 [ 確定 ] ボタンを押すと 以下のメッセージを表示します はい で各合計所得金額欄へ転記します 配偶者控除等申告書 - 3 - 計算表へは転記しません

3 配偶者控除等申告書で判定した配偶者区分は 扶養控除等申告書に反映します 配偶者控除等申告書 扶養控除等申告書において 源泉控除対象 同一生計配偶者 に該当の場合はわかりやすく表示します ( 給与の扶養人数のカウントで配偶者が扶養 / 障害者として該当かどうかの判断に必要 ) 扶養控除等申告書 4 印刷指定で個人番号を印刷しないとし 個人番号省略の印字を行う にチェックを付けた場合 申告書右下枠外に マイナンバー ( 個人番号 ) については給与支払者に提供済のマイナンバー ( 個人番号 ) と相違ない と印字します 3. 保険料控除申告書 を作成します 変更点 : 平成 29 年度まで配偶者特別控除申告書を兼ねた様式でしたが 配偶者控除等申告書ができたことにより配偶者特別控除申告欄が削除となりました また 小規模企業共済等掛金控除欄の確定拠出年金法に規定する年金加入者掛金欄が 企業型 個人型 に分けて記載するようになりました すでに平成 29 年度版プログラムで保険料控除申告書を完成させている場合 1 小規模企業共済等掛金控除欄の確定拠出年金法に規定する年金加入者掛金がある場合 企業型 と 個人型 に分けて入力し直します 2 保険料控除申告書を印刷して下さい - 4 -

4. 一括入力を行います ( 1 名ずつ給料 賞与 手当等金額を入力する場合は 5. 個別入力へ進みます ) 変更点 :1 平成 29 年度以前のプログラムでは扶養 / 保険料 / 月別源泉入力ができましたが 平成 30 年度は給料 賞与の月別入力のみに変更しました 扶養控除等申告書や配偶者控除等申告書からの流れが昨年と大きく異なり 操作の混乱を避けるため 扶養 保険料については個別入力で各申告書からの読込みとなっております 2 月合計を表示するようにしました 3 隔行ごとに色をつけ 見やすくしました すでに平成 29 年度版プログラムで1 年間の給料 賞与等金額を入力している場合 5. 個別入力へ進み 保険料控除申告書からの読込み 及び扶養控除等申告書 / 配偶者控除等申告書からの読込みを行って下さい 各申告書からの読込みが終わっている場合でも 配偶者の判定方法が今年度は変更となっていますので 個別入力で [F11 扶養 ( 配偶者 ) 読 ] ボタンでの読込み [ 配偶者区分 ] ボタンで配偶者区分ウィンドウを開いて内容確認及び確定は必ず行って下さい 平成 29 年度版プログラムで 11 月まで支給給料 賞与等金額を入力済の場合 平成 29 年度版プログラムで 11 月まで支給給料 賞与等金額を入力 平成 30 年度版プログラムの個別入力で [F11 扶養 ( 配偶者 ) 読 ] ボタンでの読込み [ 配偶者区分 ] を開いての内容確認及び確定 上記処理後 1 [4. 一括入力 ] で 12 月支給の給料 賞与を入力 ( 給与データがある場合は [F8 給与読込 ]) します 2 一括入力が終了したら 必ず一括計算を実行して下さい 一括入力終了時に一括計算プログラム起動を促すメッセージを表示しますので [ はい ] を選択して 一括計算を行います 本人及び配偶者の合計所得金額から再計算がかかり 配偶者区分を判定してセットします 3 7. 帳票関連へ進み印刷を行って下さい - 5 -

5. 個別入力 で扶養読込み 保険料読込み 住宅借入金等特別控除 摘要 給料等入力を行います 平成 30 年度版プログラムに更新後 扶養 ( 配偶者 ) の読込みを各人ごと必ず行って下さい扶養者がいる社員 :[ F11 扶養 ( 配偶者 ) 読 ] を必ず実行配偶者がいる社員 :[ F11 扶養 ( 配偶者 ) 読 ] 実行後 [ 配偶者区分 ] ボタンを押して確認 確定 変更点 :1 配偶者区分設定を 手動から自動に変更しました 本人合計所得金額と配偶者合計所得金額から 配偶者控除対象 / 特別控除対象 / 対象外を自動判定し 該当の控除額を算出します 障害者の場合 同一生計配偶者該当か自動判定し 該当の場合は控除額を算出します 2 配偶者の自動判定により 配偶者を含む扶養者 障害者人数も自動判定で変動することから 手入力を無効化し 扶養控除等申告書 配偶者控除等申告書 からの読込みのみに変更しました [ 配偶者区分 ] ボタンを押して配偶者合計所得金額の確認を必ず行って下さい 扶養者数 障害者数は手入力できません (16 歳未満 非居住数含む ) [F11] ボタンで配偶者 扶養者の情報を読み込みます 3 平成 30 年分源泉徴収簿 (15)(16) 欄の項目名が変更となり 配偶者控除額を (16) 欄ではなく (15) 欄に記載することとなりましたので 内部計算対応しました 平成 29 年分 平成 30 年分 平成 29 年まで手入力可だった (15) 欄は 平成 30 年以降完全自動計算項目となりました - 6 -

配偶者区分について 配偶者を含む扶養者の情報は 扶養控除等申告書/ 配偶者控除等申告書 から転記するようになりました [ F11 扶養 ( 配偶者 ) 読 ] 実行後 [ 配偶者区分 ] ボタンを押して以下の画面を表示し 配偶者の合計所得金額の金額 及び本人に給与以外の所得がある場合は その他所得合計 を入力して判定を確認 確定します 扶養控除等申告書から読み込みした内容を表示します 配偶者控除等申告書から読み込みした配偶者合計所得金額を表示します 本人に給与以外の所得がある場合は合計所得金額を手入力して下さい 配偶者控除等申告書からの転記はありません 手入力優先です 本人の合計所得金額 年調する / しないで合計所得金額を求める対象元が異なります 年調する受給者 源泉徴収簿 (9) の給与所得 + 個別入力 [ 配偶者区分 ] 内のその他所得欄に手入力した金額 年調しない受給者配偶者控除等申告書の 本人の本年中の合計所得金額 ( 見積額 ) その他所得は手入力不可となります - 7 -

配偶者区分及び配偶者控除区分の自動判定 下図の算出表より該当を自動判定し 区分 控除区分にチェックが付きます 配偶者区分控除対象 1 2 3 (70 歳未満 ) 老人控除対象 1 2 3 (70 歳以上 ) 特別控除対象 5 6 7 9 10 11 控除対象外 4 8 12 13 配偶者控除区分 同一生計 1 2 3 4 源泉控除対象 1 5 本人及び配偶者の合計所得金額から該当する番号を下図より自動表示します 確定したら配偶者控除等申告書へ本人及び配偶者の合計所得金額を転記できます 確定 ボタンを押すとメッセージを表示します 配偶者控除等申告書へ転記する場合は はい を 選択して下さい ( P.3 参照 ) - 8 -

扶養控除等申告書で追加 訂正を行った場合 個別入力で [F11 扶養 ( 配偶者 ) 読 ] を必ず行って下さい また 配偶者ありの場合は [ 配偶者区分 ] も開いて確認及び確定を行って下さい 乙欄者の扶養読みについて 乙欄者の場合 扶養読込みボタンが使用できないため 以下の手順で種別を変更して行います 1 [F4 社員訂正 ] を押します 2 社員登録画面を表示しますので 税表区分の乙欄を一時的に 甲欄 に変更し [F5 終了 ] します 3 [F11 扶養 ( 配偶 ) 読 ] ボタンが使用できるようになりますので 読込みを行います 4 再度 [F4 社員訂正 ] を押し 税表区分の甲欄を 乙欄 に戻して [F5 終了 ] します 5 配偶者ありの場合は [ 配偶者区分 ] を開いて 判定確認を行って下さい 個別入力が終わったら 6. 一括計算を実行後 7. 帳票関連へ進み印刷を行って下さい 6. 一括計算 を実行します 変更点 : 平成 30 年度の配偶者 ( 特別 ) 控除改正に対応した計算がかかるようになっています 2. 扶養控除等申告書 ~5. 個別入力が終わったら 一括計算を必ず実行して下さい 入力がすべて完了して一括計算を実行した後 保険料控除申告書や扶養 ( 配偶者 ) 控除等申告書の追加 訂正があった場合 必ず個別入力に戻り各申告書からの読込み データ確認をしてから 再度一括計算を実行して下さい 個別入力で給料 賞与金額以外の入力 読込後 一括入力にて給料 賞与金額の入力した場合 1 個別入力で給料 賞与金額以外の入力後 [F11 扶養 ( 配偶者 ) 読 ][F12 保険読 ] [ 配偶者区分 ] を開いて確認 2 一括入力で給料 賞与金額を入力 12 の処理後 一括計算を実行して下さい - 9 -

7. 帳票関連 で各帳票を出力します 変更点 :1 源泉徴収簿及び簡易徴収簿は 平成 30 年分源泉徴収簿 (15)(16) 欄の項目名変更 記載方法変更に対応しました 2 源泉徴収票 ( 給与支払報告書 ) は 平成 30 年分の様式及び記載方法に対応しました 源泉徴収票 ( 給与支払報告書 ) 有に が付く条件 年調する : 配偶者が控除対象年調しない : 配偶者が源泉控除対象 ( 本人甲欄 ) 配偶者控除額または配偶者特別控除額 従有に が付く条件 本人乙欄かつ配偶者が源泉控除対象 印刷に合わせて 個別入力の有無欄も 有 の場合だけ を表示するようになっています ( 源泉 特別 ) 控除対象配偶者欄の印刷条件 年調する : 配偶者が控除対象または特別控除対象年調しない : 配偶者が源泉控除対象 同一生計配偶者 ( 控除対象配偶者を除く ) が障害者の場合は 摘要欄 に 氏名( 同配 ) と印刷し 非居住者の場合は( 非居住者 ) も印刷します 例 ) 控除対象でない同一生計配偶者が同居特別障害者 有 欄は空白 摘要に印刷 障害者欄に同居特別障害者の人数を印刷 - 10 -

8. 総括表 を作成します 変更点はありません 9. データバックアップ で平成 30 年度データを保存します 変更点 : データバックアップのオプション 給与 項目登録 コピー項目登録を処理対象にする に対し 初期値を年調プログラムと給与システムとで差別化しました 給与システムで呼び出した場合 : チェック付年末調整プログラムで呼び出した場合 : チェックなし 9. 年度更新 について 年度更新では 保険料控除申告書の金額や配偶者控除申告書の金額は繰越しません 更新オプションの 保険料控除申告 金額 にチェックを付けると金額もそのまま繰越すことができます 配偶者控除等申告書本人及び配偶者の合計所得金額を繰越す場合は チェックを付けて下さい - 11 -