第1回会議の内容について

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渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

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第3節 重点的な取り組み

第 6 節農業の高付加価値化等の推進 表 農業生産関連事業の年間総販売金額の推移 平成 22 年度 (2010) 23 (2011) 年間総販売金額 計 農産物の加工 農業経営体 農協等 計 農産物直売所 農業経営体 農協等 観光農園 ( 単位 : 億円 %) 農家レストラン等 16,5

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発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

6 学校給食での地場産物活用に当たっての課題 学校給食における市町村産食材等の利用に関する調査 において 市町村に対し 学校給食で地場産物の活用を促進する上での課題について 市町村産食材と道産食材について それぞれ伺ったところ 次のような結果となりました 学校給食への地場産食材利用促進上の課題 関係

第 1 章市内の農作物の生産状況 1. 村山市内アンケート調査について 市内の米作農家 2,485 件を対象に 農作物の生産状況と直売所に関するアンケート調査を実施しました ( 平成 27 年 7 月 ) (1) 調査対象件数と回答数 対象件数 2,485 件 回答件数 550 件 農業形態 有効回

基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の

農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

個別の農産物など産業製品は市外への流通経路は確立しているが 市 内への流通が少なく 市民が地域の産業の素晴らしさを実感できておらず 地産地消が進んでいない 4-2 地方創生として目指す将来像本市特産物の産地である中山間地域では高付加価値のついた農産物を生産し 流通ルートの確保による農業収入の増加が図

目 次 Ⅰ 集落営農数 Ⅱ 集落営農数 ( 詳細 ) 1 組織形態別集落営農数 2 農業経営を営む法人となる画の策定状況別集落営農数 3 設立年次別集落営農数 4 経営所得安定対策への加入状況別集落営農数 5 人 農地プランにおける位置づけ状況別集落営農数 (1) 中心経営体として位置づけの有無別

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

17日南市277_0324

(4) 産業平成 27 年の国勢調査によると 本市の就業者数は28,649 人で 平成 17 年と比較して1,897 人 (6.2%) 減少している 産業別にみると 第 1 次産業が4,643 人 (16.2%) 第 2 次産業が6,315 人 (22.1%) 第 3 次産業が17,682 人 (6

2015 年度東京都予算編成に関する提案 生活クラブ生活協同組合 東京 放射能測定体制及び情報発信の充実について東京都はチェルノブイリ事故以来 輸入食品の放射能測定を継続していますが 福島第一原発事故による放射能汚染問題は引き続き長い目で幅広く測定を続ける必要があります 現在 東京都として 空間線量

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(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

(2) 富士北麓都市計画都市計画区域の整備 開発及び保全の方針 ( 平成 23 年 3 月 ) 山梨県では 既に人口減少 超高齢社会が到来しており 都市経営コストの最適化 自動車を自由に使えない高齢者等の移動手段の確保 公共公益施設や大規模集客施設の適正立地 地球環境問題への対応など様々な課題が都市

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地域資源を活用して雇用を創出する「実践型地域雇用創造事業」において、新たに3地域を採択しました

農産物等直売施設に関するアンケート調査

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

農業指導情報 第 1 号能代市農業総合指導センター環境産業部農業振興課 発行平成 26 年 4 月 25 日二ツ井地域局環境産業課 確かな農産物で もうかる 農業!! 農家の皆さんを支援します!! 農家支援チームにご相談ください! 今年度 農業技術センター内に農家支援

29 宇農委第 227 号 平成 29 年 12 月 5 日 宇治市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 宇治市農業委員会 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) 第 7 条第 1 項の規定に基づき 宇治市農業委員会にかかる標記指針を下記のと

流拠点としての那覇空港を備えており 沖縄県への物流を確立することにより本市農産物の輸出の可能性が広がることが期待できること さらには年間 790 万人の観光入込客数があり そのうち 160 万人が外国人であることから 今後のインバウンドの増加を見込んだPRを実施する場所として効果的であると考えている

東部地域の農業 農地の復旧 復興スケジュール 平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 市復興ビジョン 復旧 再生期 発展 創出期 仙台の復興 仮設ポンプ設置 基盤整備対策 がれき撤去 排水機能復旧 ( 排水ポンプ場 排水路の改修等 ) 堆積土砂の除去 除塩事

道の駅つるた 鶴の里あるじゃ 施設全体の販売額 ( 千円 ) 平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 434, ,000 15,000 55, ,500 4,000 新商品開


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ふくしま・地域産業6次化戦略

沖縄県 生食用パインアップル産地の育成とブランド化 活動期間 : 平成 23 年度 ~ 継続中 1. 取組の背景国産パインアップルは 沖縄県の本島北部地域及び石垣島で生産が行われており 土壌酸度が低い酸性土壌の地域で栽培が行われてきた 生産された大部分は缶詰に加工されており 昭和 60 年には生産量

三条を召し上がれ 地産地消推進店へ行こう 三条市では 地産地消を進め 人もまちも元気な三条を実現するため 積極 的に地場農産物を使うお店を 三条市地産地消推進店 として認定しています 地産地消推進店には 認定証として Bon Appetit!! SANJO とかかれたプレー トが掲示してあります ぜ

ニュースリリース 農業景況調査 : 設備投資 平成 2 9 年 3 月 24 日 株式会社日本政策金融公庫 農業者の設備投資意欲が過去最高 ~ 生産効率関連の農業機械投資が最多 後継者確保に課題も ~ < 平成 28 年下半期農業景況調査関連 > ( 注 1) 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

農林水産省より 2015 年農林業センサス結果の概要 ( 確定値 ) が公表されましたので 富山県の概要について 次のとおりお知らせいたします 2015 年農林業センサス結果の概要 ( 確定値 ) について ( 農林業経営体調査 富山県分 ) - 農業経営体数が減少する一方 法人化や経営規模の拡大が

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

大分県農業共済組合 大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 米 平均収入 100 万円作付面積 83a 単収 504kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 地域全体が

計画書

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

【千葉県事業計画】別記様式第3号別添

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

(6) 実施した取組の内容 実施内容 実施結果 龍馬が愛したという史実を踏まえて シャモ鍋の開発を行い販売 種々の地元特産品をうまく組み合わせて一つのパッケージ商品をつくり 南国市来訪者向けの特産品パッケージを開発 南国市産の米や果物を使ったどぶろく 果実酒の開発 4 シャモ鍋のメニュー開発 実施内

太白区まちづくり活動助成事業申込書

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

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域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

沼今宮神社祭の屋台行事 が開催されるとともに 江戸期等に制作された絢爛豪華な彫刻屋台を常設で展示する施設が 屋台のまち中央公園 を中心に他 3 館あり 屋台のまち としてインバウンドを含めた観光消費のさらなる増加が期待される 本市では 屋台行事 を活かした観光施策を地方創生加速化交付金事業で実施して

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長野県みらい基金からのお知らせ 2

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が懸念されている 平成 22 年の就業人口は 15,475 人で 年々減少傾向にある 産業別就業者の構成比は 第 3 次産業就業者が最も高く 56.3% と 5 割を超え 産業構造の 3 次化が進んでいる 一方 第 2 次産業は 28.5% 第 1 次産業は 15.2% と減少傾向にある (4) 農

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むこ

田原市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 3 月 23 日 田原市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等の利

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5 章分野別計画性5第 方向施策体系 108

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取写真位置組内容取組5 農道整備を契機とした都市農村交流の推進 五ヶ瀬地区 ( 五ヶ瀬町 ) ごかせ 桑野内地区への国道 218 号からのアクセスが飛躍的に改善 農道整備を契機に桑野内地区を拠点としたグリーン ツーリズム基本構想を策定 夕日の里づくり推進会議 を設立し 体験交流ツアーや農家民泊等の取

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

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数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

新規前年度継続 ( 変更あり ) 前年度継続 加工用米助成 ( 基幹作物 ) 豊郷町農業再生協議会整理番号 2 加工用米 ( 基幹作物 ) 1,079 円 /10a 参考となる 3 1,300 円 /10a 豊郷町では加工用米を地域振興作物に位置付けている 一定品質を確保するために 種子更新を行って

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( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

2 作物ごとの取組方針 (1) 主食用米本県産米は 県産 ヒノヒカリ が 平成 22 年から平成 27 年まで 米の食味ランキングで6 年連続特 Aの評価を獲得するなど 高品質米をアピールするブランド化を図りながら 生産数量目標に沿った作付けの推進を図る また 平成 30 年からの米政策改革の着実な

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2. 施策の体系 基本目標施策目標施策 次世代に引継ぐ j 育てる 創る 都市的立地を活かした健全な農業経営の推進と創造 担い手 後継者の育成健全な経営に向けた支援 研究農業生産基盤の維持 管理 基本戦略 1 持続的 自立的な農業経営に向けた支援 かわさきの 農業 ~ 農 を育て 創り 活かし 繋ぐ

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施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

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三ケ島工業団地周辺地区 第一回勉強会

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書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

の健康づくりの取組を実施しているが 町民のライフスタイルの多様化により健康維持の習慣が確立されておらず 町民アンケートによれば 運動を特に何もしていない人 の理由として 運動する必要性を感じない と答えた人が 10.8% であるのに対し 忙しくて時間がない (54.7%) 何をしたらいいかわからない

1. 市民農園の開設手順 市民農園を開設する場合には 農地が確保できるかどうかなどいくつかのキーポイントがありますが 一般的な流れとしては次のようになります なお 実際に市民農園の開設を進める場合には 必ずしもこの手順となるものではなく 例えば開設場所の選定と農地所有者との交渉 さらには市民農園の設

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

Transcription:

都留市農林産物直売所構想と 他の直売所の状況等 資料 1 Ⅰ 都留市の現時点の構想 Ⅱ 他の直売所の状況 Ⅲ ふれあい集会で明らかになった課題 Ⅳ 課題の解決案 P1~2 P3~8 P9 P10~12 平成 26 年 5 月 22 日 ( 木 ) 午後 7 時 ~

〇リニア見学センターの活用 平成 9 年 4 月リニア実験線走行試験開始 平成 23 年 9 月リニア実験線走行試験一旦終了 平成 25 年 9 月リニア実験走行の再開 平成 26 年秋有料試乗会の実施予定 平成 9 年 4 月県リニア見学センターオープン以来昨年までの 15 年間で約 180 万人が来館 平成 26 年 4 月県リニア見学センター新館 旧館リニューアルオープン 新館オープンに伴い 施設の管理をリニア専門知識のある団体へ管理委託 リニア見学センター都留市観光振興公社による売店の撤退 リニア見学センター来館者 ( 年 20~25 万人見込 ) の誘客手段検討 1

農林産物直売所等 1) 整備場所整備場所は 次の条件を満たすものとする 1 リニア実験線に近い場所 2 駐車場用地も含めた広い土地の確保が可能な場所 3 観光農園 体験農園などとの連携が図れる場所 4 事業拡大の発展性がある場所 5 周辺エリアからのアクセスがよい場所 平成 26 年度市政運営の基本方針と重点事業分野コンセプトⅠ 創ります! 豊かな産業のあるまち政策分野 2 特徴ある農業の構築と人材育成施策 1 農林産物直売所の建設 これらの条件を満たすものとして 大原地区圃場整備事業区域内に確保する 2) 施設のコンセプト施設は 次の条件を満たすものとする 1 全国からの集客が図られる施設 2 農林産物の直売による農業所得の向上が図られる施設 3 農林業の 6 次産業化を促進する施設 4 地域の商業者との連携を図る施設 5 高齢者 女性 障害者等の就業や所得向上が図られる施設 6 高齢者等の生きがいづくり 健康づくりに貢献できる施設 7 里地里山里水の利活用につながる施設 8 都市住民との交流など観光と連携する施設 9 都留市の様々な情報を発信する施設 都留市の活性化 2

Ⅱ 市外の直売所の状況 1 千葉県香取市 道の駅くりもと 紅小町の郷 畑のど真ん中に突如として現れる交流施設 県道バイパスの建設に合わせて 道の駅として建設され平成 14 年のオープンから今年で 12 年目 千葉県第 2 位の農業地域が 農業の町でしかできない道の駅 をテーマに道の駅づくりを 計画の年間売上高 1 億 5 千万円が 現在 5 億円の売上 ( うち農産物は 4 億 5 千万円 ) 地元の利用者は少ないが 近隣の成田 鹿島 柏からのリピーターに支えられ 来場数 100 万人 ( レジ通過人数 33 万人 ) 運営主体 : 栗源観光農業協会 農協への出荷が当時の一般的な販売方法だったが オープンの一年前に市が協会を立ち上げ 会員数は現在 202 人 栗源町の前町長がキーパーソンとして 組織を運営 販売方法は農家からの受託販売で手数料は売上の 15% 年間の生産計画を農家に提出してもらい 農家同士がコミュニケーションを図り 販売計画を組み立て 3

販売する農産物 千葉県有数の農業地帯のため 農産物の十分な供給あり ( 仕入れも一部あり ) 常時 20~40 人の生産者が出荷しているが スペース的に限界 市場を通さないため新鮮 割安で地元のスーパーに比べ有利 農産物だけでは無く加工品や弁当も販売 POS システムを導入し 農家に在庫の状況をメールで送信し出荷調整 農家が直接消費者と接することで 消費者のニーズを知り どういったものが喜ばれるかを研究 近隣施設やイベント 道の駅に隣接した貸し農園がある ( 一区画 50 m2 200 区画 年間利用料 1 万円 ) 米 サツマイモ とうもろこし じゃがいも ブルーベリーの体験農園や 加工品を作る体験工房あり 貸し農園や体験農園は 市外からの集客のために運営 ( 貸し農園は市外の利用者のみ ) クラインガルテン ( 滞在型市民農園 ) も併設 ( 年間利用料 40 万円 ) 4

Ⅱ 市外の直売所の状況 2 山梨県中央市 道の駅とよとみ直売所甲子園初代グランドチャンピオン賞 旧豊富村時代に かつての特産品のシルクにかわる産業として 農業を位置付け 農産物直売所を計画 県道の国道への昇格に伴い建設 平成 10 年に 道の駅 に認定登録 計画では年間売上高 4 千万円だったが 県内トップクラスの農産物直売所に ( 売上高 5 億 1 千万円うち農産物 2 億 3 千万円 ) 地元 中央市だけでなく 近隣の甲府 昭和 田富の住民 36 万人 ( レジ通過 ) が利用 平日の利用者の 7 割はリピーター 道の駅を中心とした地域の活性化が図られている 運営主体 : 豊富農産物搬入運営委員会 37 名でスタートし 現在会員数は 167 人 加入条件は豊富に農地を所有か 耕作を行っていること 当時の豊富村の村長が中心となり道の駅の構想 運営 販売方法は農家からの受託販売で手数料は現在 16% 施設の管理は指定管理者として 中央市農業振興公社が行う 5

販売する農産物等 旧豊富村地区内の新鮮な野菜や果物を販売 ( もろこし 桃 葡萄等 ) もろこし 花がよく売れ 行列ができるときも 一定の基準を設けて 防除暦等の提出を義務付け 加工品作りに積極的で もろこしを原料としたワイン 焼酎 女性団体が地元産品を加工した味噌 漬物 ジャム 地元産豚のハム ソーセージ等を販売 価格設定は市農業振興公社が行う 農家だけでなく 中央市商工会加盟店も出店 学校給食にも地元産品を提供 近隣施設やイベント 期に応じてさまざまなイベントを開催 ( もろこし祭り 鍋祭り 新年初売り等 ) メールマガジンで 旬な農産物やイベントの情報を発信 旅行会社と連携し 近隣の体験農園等と直売所を巡るツアー等も 食肉加工施設 与一工房が併設されており ハム ソーセージ作りも体験できる 6

Ⅱ 市外の直売所の状況 3 山梨県道志村 道の駅どうし村内農家の所得向上に大きく貢献 富士山 富士五湖エリアと神奈川県とをつなぐ 国道 413 号上に位置し 早朝から利用者で賑う ( 年間 80 万人程度 ) 主な利用者は観光客でリピーターは 3 割程度 土日は都留からの来場者も 道の駅 の知名度の向上により来客数も年々増加 年間売上高 3 億円で 地元農家の所得向上に大きく貢献 高齢の農家のやりがいに繋がり みんな元気 出品者の増加による陳列スペースの不足や 来場者の増加による駐車場の不足が課題 運営主体 : 道志村農産物生産出荷組合 地元農家 75 名が組合員 事務局は どうし ( 村出資法人 ) 販売方法は農家からの受託販売で手数料は 14% 年間 600 万円売り上げる農家もおり 事務局が確定申告の研修を実施 施設内の草刈り 低木の剪定は組合がボランティアで実施 7

販売する農産物等 作付けの時期 品種は農家に任せている 売上が直接所得に繋がるため 出荷する商品について農家自らが研究 工夫 高低差を活かし 一つの作物を一カ月間位のスパンで提供 漬物などの加工品や民芸品なども販売 名入で販売しているためリピーターがあった場合は生産者のやりがいに 仕入れの野菜 土産物も取り扱う 冬場には販売するものがないが 来場者が少ないため特に問題には感じていない 近隣施設やイベント 川を挟んで貸農園あり 川に隣接しているため 川遊びもできる 人が動くことが村の活性化につながるという信念で毎月イベントを開催 ( もろこし祭 渓流祭 餅つき祭 やまめ祭等 ) オリジナルの D-1 グランプリを開催し集客も 8

1 農家主体の直売所の運営 市ができることは売り場 ( 儲かる場 ) の提供のみ 2 商品の確保 365 日販売できる品ぞろえ 3 農業所得の向上規模拡大による農業経営の効率化と農産物の高付加価値化魅力的で特色のある商品を 安く作って高く売る安定した収入を確保し農地を有効活用 4 限られた期間で直売所の魅力発信 1 組織運営リニアが営業線となる14 年後までに顧客 ( リピーター ) の確保都留市の農業振興のための最後のチャンス 9

1 農家主体の直売所の運営 1 運営主体の明確化 誰が直売所を管理 運営するのか( 指定管理者等 ) 組織運営 誰がどのような形で出荷するのか( 出荷組合等 ) これら運営主体の組織化 2 活動方針の明確化 組織運営基本方針の明確化 組織運営の規則等の策定と厳守 3 リーダーシップの発揮 適任者は 4 出荷組合員の直売意欲を高める工夫 運営への参加 市内外の消費者との交流 市外 県外の状況の把握 5 情報と課題の共有化 農家 市 関係団体 6 組織の維持と発展 後継者確保対策 役員 出荷者 従業員の研修 10

2 商品の確保 3 農業所得の向上 1 農業の規模拡大 耕作面積の拡大 機械化等による農業の効率化 収穫量の確保組織運営 2 商品不足対策 農業経営者の育成 勧誘による組合参加者の確保 施設栽培の導入 時期をずらした栽培の奨励 近隣市町村の直売所からの手配 流通網の形成 POS システムの導入による出荷管理 3 魅力と特色ある品揃え 地域ブランド産品の発掘 開発 4 加工品など 6 次産業化の育成 市内農産物を使った加工品 積極的な商品開発 5 儲かる農業の実現 安定した収入を確保することでさらなる規模拡大 遊休農地等の有効活用 11

4 限られた期間で直売所の魅力発信 1 新たな来客の確保 リニア見学センター来館者を直売所の顧客へ 2リピーターを確保し顧客の固定化を図る 魅力的な商品でまた来たくなる直売所作り 組織運営 3 市内の消費者の取り込み 観光客だけではなく 市内 近隣市町からのリピーターを取り込み 安定的な需要を確保 4 イベント 観光農園 体験農園 野菜オーナー制度などによる集客 積極的に来場へのきっかけづくりを行い多様な顧客を確保 5 食べ方の提案 市内農産物を利用したレシピを提供し 販売促進と食育 地産地消の推進 6 顧客動向の反映 販売情報を活用した的確な商品構成 顧客ニーズを把握し顧客の望むものを商品化 12