80 ( ) 70 1 5% 20 12 21 1 6 2 11 21 2 16 23 19
1,000mm 64mm O2 200KW 54kg/h 80% 317kg/ ( 263kg/h) 20
m 21
50% 22
ON-OFF ON ON-FF OFF) O2 O2 23
5.事業実施の成果 ア 工場試験の方法 経過 及び結果 1 試験方法 ボイラ入力 250KW 及び 125KW ターンダウン比率 50 での燃焼データ測定 2 工場内での試験時 PHOTO ボイラ缶体 ボイラ缶体とエコノマイザー エコノマイザ と誘引ファン 火格子下の灰箱 電気式加熱ファンによる点火装置 搬送装置と燃焼空気ファン 24
3 工場内での試験データ 添付データ参照 試験日 H21.2.7 ボイラ効率 82.6 試験日 H21.2. 8 ボイラ効率 80.5 試験日 H21.2.10 250KW 125KW 100% 50% 224 110 煙目視 なし なし 実際蒸気量 kg/h 230.6 200.0 ボイラ出口温度 276.3 218.7 エコ出口温度 167.4 139.7 ボイラ効率 84.1% 80.0% 排損法による 測定内容 バーナ入力 バーナ入力 KW 25
H21.2.11 4 日間 24H 運転後) 4 工場内での試験完了後の灰などの発生状況 火格子上部 熱交換部下の灰受け 回転火格子下の灰箱 エコノマイザー掃除口 水管燃焼炉側 誘引ファンの羽根 5 工場試験結果考察 目標数値であるボイラの最大出力時の効率 80 以上を達成した 煤の水管および燃焼炉壁などへの堆積による燃焼効率の低下率についても 松戸工場にて4日間経過 後の運転で 82.6 から 80.5 までの低下にとどまり 所定の効率を維持できた 火格子上部及び回転火格子下の灰箱にはかなりの量の灰が回収されている 水管燃焼炉側への灰の付着は少ない 26
イ モニター先調査 試験の方法 経過 及び結果 モニター先 (有)舟形マッシュルーム 住所 山形県最上郡舟形町長沢 1 試験方法 ボイラ入力 250KW 180KW 及び 125KW での燃焼データ測定 2 蒸気使用目的 マッシュルーム育成棟の暖房と滅菌 ①暖房 18 棟の育成棟の暖房 冬期のみ ②滅菌作業 年間を通して マッシュルーム育成棟全体の滅菌 棟内を 72 10 時間キープのために蒸気噴霧 マッシュルーム自体の滅菌 棟内を 58 59 3 4 時間キープのために蒸気噴霧 蒸気噴霧は 棟内に配置したパイプの孔より噴霧する 滅菌は蒸気噴霧のため回収はなし マッシュルームの棟は全部で 18 棟存在し 滅菌作業は順番に行う 2 モニター先 PHOTO マッシュルーム育成棟 マッシュルーム滅菌作業 既設蒸気ボイラ 750kg h 既設蒸気配管 27
3 試験焚き蒸気ボイラのモニター機設置図 4 モニター先現場ボイラ組立て PHOTO ボイラ室 ボイラ室側面とサイロ サイロの燃料 投入口搬入後のボイラ 28
サイロ内の燃料積出装置 既設機械室の蒸気ヘッダー 5 モニター先での雪対策 凍結対策 この舟形マッシュルームは山形県でも豪雪地帯の一つに入る この地域での対策としては次の点に 留意した 建築 設備 土木などの工事に関しては現地での冬期の対策に詳しい業者を選定した 燃料の凍結対策として サイロを地下式にすることによって風の影響を避け ウィンドファクタ ーなどで実質温度が外気温度以上に低下しないように配慮した 機器のみでなく 蒸気配管 煙突などには十分な保温を施す ボイラは 24 時間連続運転を行い 運転停止時の凍結を避ける 6 モニター先での試験データ 添付データ参照 試験日 H21.2.21 測定内容 250KW バーナ入力 100% バーナ入力 KW 230 180KW 125KW 72 5% 50% 185 128 煙目視 なし なし なし 実際蒸気量 kg/h 233.0 178.5 128.9 ボイラ出口温度 320.2 280.2 252.6 エコ出口温度 183.7 178.7 161.0 ボイラ効率 82.9% 74.4% 73.1% 排損法による) 29
その他の性能データ ボイラ能力 バーナ入力 250kW 180kW 125kW 11.2 15.3 16.2 33 25 196 効率 82.9 74.4 73.1 蒸気量 kg/h 233 178.5 128.9 排気ファン Hz 55 45 38 給気ファン Hz 25 25 25 O2 濃度 CO 濃度 ppm ボイラ能力 バーナ入力 別性能データ 250 % ppm kg/h Hz 200 O2濃度 CO濃度ppm 効率 蒸気量kg/h 排気ファンHz 給気ファンHz 150 100 50 0 250kW 180kW バーナ入力 125kW 7)モニター先試験結果考察 目標数値であるボイラの最大出力時の効率 80 以上およびボイラの変動負荷 ターンダウン比率 75 50 時に ボイラ効率 70 以上を達成した 30
ウ 事業実施目標に対する達成度と評価 1 今回の試験のねらい システム上のポイント 常にボイラの最適燃焼を維持するような制御を行い 起動頻度を減らして 煤塵などの発生を極力 抑えることを目的とした 構造上のポイント ボイラ缶体においては 燃焼ガス流路を大きく取り 流速を落とすということと バーナにおいて は下込め式で灰を落下させる回転火格子を搭載することによって 燃焼灰を熱交換部などに極力飛散 させず 堆積させないことを目的とした 2 今回の試験成果のまとめ ボイラの効率と能力 ボイラ缶体においては 燃焼ガス流路を大きく取り 流速を落とす設計であったため エコノマイ ザーと併せて最大出力時でのボイラ効率 80%以上を達成できた 耐久性などの改善を加えれば 所期 の 250KW を越える入力にも十分対応可能な缶体である 灰 煤塵などの堆積とボイラ効率などの劣化に対する評価 実験期間が短かったこともあり 灰や煤塵の発生具合はまだ判断がつかないが 灰は比較的さらさ らしており 灰受け箱での灰の回収や掃除口での灰の堆積が相当量あることから 熱交換部への煤塵 の付着はかなり抑えられたと見られる 変動負荷 ターンダウン比率 75 50 時においても ボイラ効率 70 以上を達成した 定期 的な掃除の実施によって効率の低下速度は緩やかであると予想される 3 実験の継続の必要性 今回の実験期間はボイラの設計も含め短すぎるために 十分なデータを取るまでに至っていない 実験での効果が予想されるだけに 事業として今後継続されることが望ましい 例えば モニター先では夏場は滅菌だけで 暖房の用途がないために ボイラの発停の頻度が高ま るので その時期の煤塵のデータ収集は重要である また長期連続運転での煤塵やタールの堆積具合 も商品化にとっては必要なポイントである 6.事業の実施体制 株 トモエテクノ 事業計画の策定 試験の統括 分析 評価 報告書の作成 株 巴商会 缶体 バーナ 制御システムの設計 製作 試験計画 実施 データ測定 有 舟形マッシュルーム 山形県舟形町 モニター先 31
7.検討会議の実施など 検討会議は 業務日誌どおり次の日程で逐次行った 平成 20 年 8月 1回 事業内容の検討 10 月 5 回 ボイラの設計など 11 月 5 回 ボイラの設計と生産など 12 月 4 回 ボイラの組立てと試験内容のスケジュールなど 平成 21 年 1月 5回 ボイラの試験内容とスケジュールなど 2月 3回 ボイラの試験結果分析など アドバイザーの招聘などについては特になし 32
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