原材料・原油高の影響と企業の対応

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1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ

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(2) 直接的な被害 影響の内容第 図および第 表は 直接的な被害 影響を受けた事業所の具体的な被害 影響の内容を示したものである 全体では 支店 営業店 倉庫 工場等の損壊 が 51.8% で最も多く 商品 仕掛品 原材料等の損壊 が 23.5% となっている 産業分類別で

日本の富裕層は 122 万世帯、純金融資産総額は272 兆円

1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

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2. 中途採用をしたことがあるか 中途採用をしたことがある企業は 全体の 95% で あった 調査対象を 右表の 7 つの業種グループに 分類してそれぞれの傾向を分析すると 建設業 運 輸業 サービス業ではすべての企業が中途採用をし たことがあると回答した その他の業種グループで も 9 割前後の企

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Transcription:

aketa@nli-research.co.jp/haji@nliresearch.co.jp 1 14 REPORT October 2008

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3 16 REPORT October 2008

REPORT October 200817

販売価格引き上げを試みたものの実際には引 3 価格を引き上げてもコスト上昇はなかなか き上げられなかった企業 87社 に対しその理 カバーできていない 図表 7 由を尋ねたところ 販売先との力関係 45 販売価格引き上げを試みた企業に対しコス ト上昇をどの程度カバーできたか尋ねたとこ 同業他社が引き上げていない 29 消費者 ろ半分以上カバーできた企業は42 に過ぎず の引き上げに対する抵抗感 13 などの結果と 100 3 大半 21 半分程度 18 なった サンプル数は少ないものので 一部カバーした 49 が最も多い 価格を は 販売先との力関係 を非では 消 費者の引き上げに対する抵抗感 を挙げる企業 引き上げられなかった企業も5 程度存在する が相対的に多い 非の別ではカバーできた度 合はの方がやや高い の中では 5 今後1年以内に販売価格引き上げを試みる 素材型の方が価格転嫁が相対的にスムー 予定がある企業は約6割 図表 910 ズに進んでいるようだ 個別の業種で見ると 運輸 倉庫 でカバ 過去1年以内に販売価格の引き上げを試みた ーできた度合が著しく低いのが目につく これ か否かに関係なく 今後1年以内に販売価格引 に対して 食品 卸売 ではカバーできた度 き上げを試みる予定があるかどうかについて聞 合が比較的高い いたところ 予定がある 24 原材料等の 更なる上昇があれば試みる 35 予定はな い 35 という結果となった 原材料等の更 4 販売価格引き上げ断念の主因は販売先同 なる上昇があれば という条件付を含めれば 業他社との関係 図表 8 約6割の企業で販売価格引き上げが予定されて 図表 8 価格を引き上げられなかった理由 いることになる 44.8 販売先との力関係 53.5 37.2 非の別では 特に素 28.7 27.9 30.2 同業他社が引き上げていない 材型 の方が格段に販売価格引き上げの 3.4 販売先の業績悪化 7.0 消費者の引き上げに対する抵抗感 18.6 その他 0 意向が強い 予定がある とする割合は非 全産業 非 12.6 で18 であるのに対しでは32 うち素材型では40 に達する 個別の業 10 20 30 40 50 60 種では 食品 35 運輸 倉庫 33 図表 9 今後1年以内に販売価格引き上げを試みる予定があるか 原材料等の更なる 上昇があれば試みる 予定がある 23.9 全産業 32.0 素材型 25.2 10.8 サービス業 0% 18 ニッセイ基礎研 REPORT October 2008 44.0 31.3 42.1 17.0 20% 60% 3.8 15.3 0.7 31.7 4.5 27.9 4.8 63.4 40% 3.8 8.3 49.3 32.6 3.8 14.6 27.5 30.2 34.7 食品 22.6 41.4 17.5 個 別 運輸 倉庫 業 卸売 種 6.7 41.9 27.4 非 無回答 34.6 41.6 39.7 加工型 予定はない 34.8 8.7 80% 100%

で高く サービス業 11 で低い 図に掲 載していないところでは 化学 46 鉱 図表 11 1年前より現在の方が販売価格引き上 げが容易か どちらかというと そうは そうは思わない 思わない 無回答 どちらかというと そう思う そう思う 業 石油 窯業 土石 43 で引き上げ意 向の高さが目立つ 全産業 10.3 46.5 9.8 44.9 23.6 18.0 1.6 18.6 1.7 17.4 1.6 一方 予定はない とする企業の割合は非 24.9 で44 であるのに対しではその 約半分の23 素材型では15 である 非 47.9 11.0 22.2 今回の原材料 原油高の影響がとりわ 0% け素材型においてより深刻であることを 20% 40% 60% 80% 100% う 10 どちらかというとそう思う 47 反映したものと言えよう 以上図表 9 次に過去1年間に販売価格の引き上げを試 否定的な回答が42 どちらかというとそう みたか否かで分類して今後の価格引き上げ意向 は思わない 24 そうは思わない 18 を見たところ図表 10のようになった 過去 となった 消費者に値上げへのある種の慣れが 1年間に販売価格の引き上げを試みなかった企 出てきていると言われるが一方で 買い控え 業は今後についても半数以上が 予定はない の傾向も拡がっているためか企業の見方はか としておりそうした企業にとっては販売価 なり慎重である 非の別ではで慎重な 格引き上げのハードルは高いようだ 図表 10 過去1年間の取組と今後の販売価格引 き上げ意向 見方がやや強い 7 今後の経営の重点はコスト削減に加えて 今後1年以内の価格引き上げ予定 過去1年間に販売価格 の引き上げを試みたか 予定がある 原材料等の 更なる上昇が あれば試みる 予定はない YES 39.9 47.3 11.5 NO 10.3 24.1 54.3 ブランド力の向上 新製品の開発 図 表 12 最後に今後の経営の重点について聞いたとこ 6 1年前に比べて販売価格引き上げが容易と ろ 2つまでの複数回答 仕入れ先の見直し の見方は半数強にとどまる 図表 11 代替原料等の使用雇用 賃金の抑制 削減以 条件付を含め販売価格引き上げを試みる予定 外の その他のコスト削減 58 が群を抜い があると回答した企業に対して1年前と比べ て多く ブランド力の向上 31 新製品の て現在の方が引き上げは容易だと思うかどうか 開発 26 が続く結果となった 仕入れ先の見 聞いたところ肯定的な回答が57 そう思 直しや代替原料の使用雇用 賃金の抑制を含 図表 12 原材料 原油高の中での今後の経営の重点 個別業種 全産業 素材型 加工型 非 食品 運輸 倉庫 卸売 サービ ス業 ブランド力の向上 30.7 31.4 27.3 33.8 30.4 56.0 21.0 26.0 仕入先の見直し 15.7 14.5 12.9 15.5 16.8 10.0 13.8 18.2 31.7 12.6 販売先の見直し 新製品の開発 代替原料等の使用 12.1 26.0 8.7 9.9 44.7 14.3 10.6 40.1 18.8 9.5 47.5 11.6 13.9 11.8 4.2 12.7 44.7 12.7 16.5 2.7 4.0 27.1 18.5 3.8 11.0 14.5 4.8 雇用 賃金の抑制 削減 その他のコスト削減 8.8 57.8 6.0 54.9 6.7 54.5 5.5 55.2 11.3 60.7 2.7 46.7 17.9 75.4 9.9 58.2 9.2 56.6 19 ニッセイ基礎研 REPORT October 2008

4 5 20 REPORT October 2008

REPORT October 200821