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PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

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薬食機発 0131 第 1 号平成 25 年 1 月 31 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長 薬事法に基づく登録認証機関の基準改正に伴う留意事項について ( その 2) 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という )

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写 薬生発 0131 第 1 号 平成 30 年 1 月 31 日 都道府県知事 殿 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 関係手数料令の一部を改正する政令の公布について この度 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確

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薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

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医療機器プログラムの取扱いに関する Q&A について ( その 2) ( 別紙 ) 用いた略語 改正法 : 薬事法等の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 84 号 ) 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行令

薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

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ICH Q4B Annex12

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( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

改正薬事法の施行に伴う製造販売の承認を要しない医薬品等の取扱い等について

年管発 0331 第 1 号 平成 29 年 3 月 31 日 日本年金機構理事長殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公印省略 ) 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件等について 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 12

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はじめて医療機器を製造販売または製造される方へ

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薬食発第 号平成 21 年 3 月 4 日 各都道府県知事殿 厚生労働省医薬食品局長 バイオ後続品の承認申請について 医薬品の製造販売の承認申請の取扱いについては 平成 17 年 3 月 31 日付け薬食発第 号医薬食品局長通知 医薬品の承認申請について ( 以下 局

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

00 事務連絡案

別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

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法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

01 施行通知(都道府県宛)

薬食審査発第 号

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医政経発第 号 平成 20 年 3 月 28 日 社団法人日本臨床検査薬協会会長 在日米国商工会議所 (ACCJ) 医療機器 IVD 小委員会委員長 殿 欧州ビジネス協会 ( E B C) 医療機器委員会委員長 厚生労働省医政局経済課長 医療機器等へのバーコード表示の実施について 医

薬食発 0718 第 15 号平成 24 年 7 月 18 日 各都道府県知事殿 厚生労働省医薬食品局長 コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズについては 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という ) 第 2 条第 5 項に規定する 高度管

平成14年8月  日

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薬食審査発 0318 第 1 号薬食監麻発 0318 第 6 号平成 22 年 3 月 18 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 厚生労働省医薬食品局監視指導 麻薬対策課長 改正法施行に伴う経過措置等終了にあたっての対応について 薬事法及び採血及び供血あつせ

260401【厚生局宛て】施行通知

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バリデーション基準 1. 医薬品 医薬部外品 GMP 省令に規定するバリデーションについては 品質リスクを考慮し 以下の バリデーション基準 に基づいて実施すること 2. バリデーション基準 (1) バリデーションの目的バリデーションは 製造所の構造設備並びに手順 工程その他の製造管理及び品質管理の

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本手順書で使用する用語の定義 用語電子的記録書面電子的記録利用システム実務担当者原データ治験関連文書サイボウズサイボウズメッセージ 定義人の知覚では認識できない, 電子式等の方法で記録され, コンピュータで処理される記録紙媒体による資料治験依頼者, 実施医療機関の長, 治験責任医師並びに治験審査委員

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別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

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03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

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機器承認

ともに 申請者が承認審査のスケジュールに沿って法令上求められる製造体制を整備することや承認後円滑に医療現場に提供するための対応が十分になされることで 更なる迅速な実用化を促すものである この制度では 原則として新規原理 新規作用機序等により 生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して 極めて高い有効

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軽自動車税 ( 種別割 ) 減免に関する取扱基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 船橋市市税条例第 89 条及び第 90 条の規定に基づき 軽自動車税 ( 種別割 ) の減免の取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 公益のために直接専用するものの範囲 ) 第 2 条条例第 89 条第 1 項第

&Aについて ( 平成 21 年 9 月 7 日付け厚生労働省医薬食品局審査管理課長 安全対策課長事務連絡 ) では 全例調査が承認条件として付される場合として 国内治験症例が少ないか又はない場合や 重篤な副作用等の発現が懸念される場合等がこれに該当するとされている また 再審査期間よりも早く症例数

ナショナル・トラスト税制関係通知

薬食発第      号

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

3. 実施時期平成 29 年 4 月 3 日より本件改修後のQMS 調査申請書の作成及び機構受付が可能となります 4. その他 本改修により承認申請書とQMS 調査申請書の同時申請が可能となるのは 両申請書をDW APで作成した場合に限ります (FD 申請ソフトによる申請の場合は同時申請できません

薬食発 1002 第 10 号 平成 26 年 10 月 2 日 ( 別記 3) 殿 厚生労働省医薬食品局長 医療機器の添付文書の記載要領の改正について 医療機器の添付文書記載要領については 平成 17 年 3 月 10 日付け薬食発第 号医薬食品局長通知により定めてきたところです

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

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指定保育士養成施設の各年度における業務報告について新旧対照表 ( 下線部 : 変更箇所 ) 改正後 現行 雇児発 0722 第 6 号 雇児発 0722 第 6 号 平成 22 年 7 月 22 日 平成 22 年 7 月 22 日 一部改正雇児発 0808 第 4 号 一部改正雇児発 0808 第

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

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ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

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害者等のために情報を提供する事業を行う者 ( 非営利目的の法人に限る ) を一般的に定める 上記のほか 聴覚障害者等のために情報を提供する事業を行う法人 ( 法人格を有しない社団又は財団で代表者又は管理人の定めがあるものを含む ) のうち 聴覚障害者等のための複製又は自動公衆送信を的確かつ円滑に行う

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雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

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障発 第 7 号 平成 31 年 2 月 15 日 都道府県知事 各指定都市市長殿 中核市市長 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部長 ( 公印省略 ) 障害者に対する航空旅客運賃の割引について の一部改正について ( 通知 ) 身体障害者 知的障害者及び精神障害者に係る航空旅客運賃

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

Transcription:

薬食発 1120 第 5 号 平成 26 年 11 月 20 日 各都道府県知事殿 厚生労働省医薬食品局長 ( 公印省略 ) 医療機器の製造販売承認申請について 医療機器の製造販売承認申請の取扱いについては 医療機器の製造販売承認申請について ( 平成 17 年 2 月 16 日付け薬食発第 0216002 号厚生労働省医薬食品局長通知 以下 旧通知 という ) 等により実施してきたところです 先般 薬事法等の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 84 号 以下 改正法 という ) が平成 25 年 11 月 27 日に公布され その後 薬事法等の一部を改正する法律の施行期日を定める政令 ( 平成 26 年政令第 268 号 ) 薬事法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等及び経過措置に関する政令 ( 平成 26 年政令第 269 号 ) 及び 薬事法等の一部を改正する法律及び薬事法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等及び経過措置に関する政令の施行に伴う関係省令の整備等に関する省令 ( 平成 26 年厚生労働省令第 87 号 以下 改正省令 という ) が平成 26 年 7 月 30 日に公布され 改正法と併せて 平成 26 年 11 月 25 日から施行することとされたところです また 医療機器等の製造販売承認申請書の様式及び申請書に添付すべき資料については 薬事法等の一部を改正する法律等の施行等について ( 平成 26 年 8 月 6 日付け薬食発 0806 第 3 号厚生労働省医薬食品局長通知 ) において追って通知することとしていました 今般 下記のとおり取り扱うこととしましたので 御了知の上 貴管内関係団体 関係機関等に周知いただきますよう御配慮願います 本通知は平成 26 年 11 月 25 日から適用し 旧通知は本通知の適用に伴い廃止します なお 本通知の写しを独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長 一般社団法人日本医療機器産業連合会会長 米国医療機器 IVD 工業会会長 欧州ビジネス協会協議会医療機器委員会委員長及び薬事法登録認証機関協議会代表 1

幹事宛て送付することとしています 記 第 1 総則 1 医療機器の製造販売の承認については 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という ) 第 23 条の2の5 及び第 23 条の2の 17 の規定に基づき これを製造販売しようとする者又は選任製造販売業者に製造販売させようとする者から申請があった場合に 法第 2 条第 7 項に規定する一般医療機器及び法第 23 条の2の23 第 1 項の規定に基づき厚生労働大臣が基準を定めて指定する医療機器を除き 申請に係る医療機器の使用目的又は効果 形状 構造 原理 原材料 性能及び安全性に関する規格 使用方法 保管方法 有効期間 不具合等に関する所要の審査を行った上で 厚生労働大臣が品目ごとにその承認を与えることとされており 製造販売承認申請に当たっては その時点における医学 薬学 工学等の学問水準に基づき 倫理性 科学性及び信頼性の確保された資料により 申請に係る医療機器の品質 有効性及び安全性を立証するための十分な根拠が示される必要がある 2 この通知において用いる用語は以下のとおりとする (1) 施行規則 とは 改正省令の規定による改正後の医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年厚生省令第 1 号 ) を指すものである また 基本要件基準 とは 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律第 41 条第 3 項の規定により厚生労働大臣が定める医療機器の基準 ( 平成 17 年厚生労働省告示 122 号 ) をいう (2) 新医療機器 とは 既に製造販売の承認を与えられている医療機器( 当該新医療機器の承認の際法第 23 条の2の9 第 1 項の規定により使用成績評価の対象として指定された医療機器であって 調査期間を経過していないものを除く 以下 既承認医療機器 という ) と構造 使用方法 効果又は性能が明らかに異なる医療機器をいう (3) 改良医療機器 とは 新医療機器 又は 後発医療機器 のいずれにも該当しないものをいう (4) 後発医療機器 とは 既承認医療機器と構造 使用方法 効果及び性能が同一性を有すると認められる医療機器であり すなわち 既承認医療機器と構造 使用方法 効果及び性能が実質的に同等であるものをいう 2

(5) 承認基準 とは その基準への適合性を確認することにより承認審査を行う医療機器に関する基準をいう なお 承認基準 は 原則 国際基準等からなり 臨床試験成績に関する資料の添付が不要の範囲の品目について定める 第 2 製造販売承認申請書に添付すべき資料 1 製造販売承認申請書に添付すべき資料を作成するための試験は 医療機器の安全性に関する非臨床試験の実施の基準に関する省令 ( 平成 17 年厚生労働省令第 37 号 ) 及び医療機器の臨床試験の実施の基準に関する省令 ( 平成 17 年厚生労働省令第 36 号 ) を遵守するとともに 十分な設備のある施設において 経験のある研究者により その時点における医学 薬学 工学等の学問水準に基づき 適正に実施されたものでなければならない また それらの試験結果から作成される製造販売承認申請書に添付すべき資料については 施行規則第 114 条の22の規定に基づき収集され かつ 作成されたものでなければならない 2 施行規則第 114 条の19 第 1 項第 1 号各項の内容は 概ね別表 1 左欄に掲げる添付資料につき 同表右欄に掲げる資料とする 3 製造販売承認申請書に添付すべき資料の範囲は 原則として別表 2 左欄の区分に従い 同表右欄に掲げる資料とする ただし 資料作成のための試験が技術的に実施不可能な場合及び当該医療機器の構造 原理 使用方法等からみて実施する必要性がないと考えられる場合は 当該資料の添付を要しない なお 製造販売承認申請書に添付すべき資料の具体的な内容については別途示すものとする 4 製造販売承認申請には 添付した資料の内容を的確かつ簡素にまとめ また 使用目的又は効果 構造 原理 性能及び安全性に関する規格 使用方法 添付文書の案及びそれらの設定理由に関する情報 並びに基本要件基準への適合性に関する情報などを盛り込んだ資料を提出するものとする これらの資料は 邦文で記載されたものでなければならない 5 製造販売承認申請書に添付すべき資料は 原則 邦文で記載されたものでなければならない ただし 当該添付資料が邦文で記載されたものでない場合には 添付資料は原文のまま添付することで差し支えないが 邦文で作成した概要 ( 要約 ) を添付すること 6 製造販売承認申請書に添付すべき資料を作成するための試験の指針や取扱いは 必要に応じ別途定めるものとする 7 新医療機器と同一性を有すると認められる医療機器を当該新医療機器の使 3

用成績評価期間中 ( 承認時に使用成績評価の対象として指定された場合に限る ) に申請する場合にあっては 当該新医療機器と同等又はそれ以上の資料の添付を必要とする 8 上記 7に該当する場合であっても 法第 23 条の2の5 第 11 項 ( 法第 19 条の2 第 5 項において準用する場合を含む ) に基づく承認事項一部変更承認の場合には その事由により添付すべき資料の一部について添付しないことができる 第 3 その他新医療機器等であって 製造販売承認申請時に高度管理医療機器等の別が定まっていない ( 該当する一般的名称がないと判断される ) 医療機器の申請にあっては 承認審査に併せ 薬事 食品衛生審議会の意見を聞いた上で 新たに高度管理医療機器等の別を定めるものであること 4

別表 1 製造販売承認申請書に添付すべき資料の項目 添付資料イ. 開発の経緯及び外国における使用状況等に関する資料ロ. 設計及び開発に関する資料ハ. 法第 41 条第 3 項に規定する基準への適合性に関する資料ニ. リスクマネジメントに関する資料ホ. 製造方法に関する資料へ. 臨床試験の試験成績に関する資料又はこれに代替するものとして厚生労働大臣が認める資料ト. 医療機器の製造販売後の調査及び試験の実施の基準に関する省令第 2 条第 1 項に規定する製造販売後調査等の計画に関する資料チ. 法第 63 条の2 第 1 項に規定する添付文書等記載事項に関する資料 添付資料の項目 1. 開発の経緯に関する資料 2. 類似医療機器との比較 3. 外国における使用状況 1. 性能及び安全性に関する資料 2. その他設計検証に関する資料 1. 基本要件基準への適合宣言に関する資料 2. 基本要件基準への適合に関する資料 1. リスクマネジメント実施の体制に関する資料 2. 安全上の措置を講じたハザードに関する資料 1. 製造工程と製造所に関する資料 2. 滅菌に関する資料 1. 臨床試験の試験成績に関する資料 2. 臨床評価に関する資料 1. 製造販売後調査等の計画に関する資料 1. 添付文書に関する資料 5

別表 2 製造販売承認申請書に添付すべき資料の範囲 申請区分 新医療機器 イロハニホへトチ 1 2 3 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 1 2 ) 2 ) 3 ) 改良医療機器 ( 臨床あり ) 2 ) 2 ) 改良医療機器 ( 承認基準な し 臨床なし ) 後発医療機器 ( 承認基準な し 臨床なし ) 後発医療機器 ( 承認基準あ り 臨床なし ) 記号及び番号は別表 1 に規定する資料の記号及び番号を示し は添付を は添付の不要を は個々の医療機器により判断されることを意味する 1) 外国において使用されていない場合は その旨を説明すること 2) 臨床試験の成績に関する資料 又は臨床評価に関する資料のうち 少なくともどちらか一方の資料を添付すること 3) 新医療機器であって承認に伴う製造販売後調査が不要と考える場合には その理由を説明すること 4) 申請品目が使用成績評価の対象になることが想定される場合には 製造販売後調査の計画に関する資料の添付を求めることがあること 5) 申請品目が法第 63 条の3の規定に基づき厚生労働大臣が指定する医療機器である場合 添付文書に関する資料を添付すること 6