ios11 版 No.1
目 次 1. ipadの基本操作を覚えよう (1)iPadの各部分の名称と機能 --- 3 (2)iPadの電源操作 1) 電源を入れる --- 5 2) パスコード入力 --- 6 3) 電源の切り方 --- 7 4) スリープ / スリープ解除 --- 7 5) ロック画面の解除 ( ホーム画面を表示する ) --- 8 6) 電源 OFF か スリープ かの判断 --- 11 7)iPadの充電の方法 --- 12 (3) 画面の回転 --- 13 (4) ホームボタンの操作 --- 14 (5) 画面操作の呼び方 1) タップ --- 16 2) ダブルタップ --- 16 3) ロングタップ --- 17 4) スライド ( スワイプ フリック ) --- 17 5) ドラッグ --- 18 6) ピンチアウトとピンチイン --- 18 (6) アプリ ( アプリケーション ) の起動と終了 1) アプリの起動と終了 --- 19 2) パソコンとの違いを理解しよう --- 20 3)Dock( ドック ) の便利な機能を使う --- 21 (7) ホーム画面のページ切替 1) ホーム画面の次ページ 前ページを表示する --- 22 2) ウィジェットの表示 --- 23 1
(8) 最初に覚えておきたい2つの基本操作 1) 何もボタンが表示されていない場合は画面中央をタップ --- 24 2) 戻るボタンは 左上を探そう --- 25 (9) コントロールセンターとマルチタスキング 1) コントロールセンター マルチタスキングの表示 --- 26 2) コントロールセンターの非表示 ( ホーム画面に戻る ) --- 27 3) コントロールセンターの機能 --- 28 4) マルチタスキングの操作 --- 30 (10)iPadを使いやすくするための設定 1) 自動ロック時間の変更 --- 31 2) 文字の表示を大きくする --- 32 3) 壁紙の変更 --- 33 4) パスコードをオフにする --- 35 2. ipadに不具合が発生した場合の対処方法 (1) インターネットに接続できなくなった場合 1) 接続の状態を確認する --- 36 2) 設定を確認する --- 37 3) インターネット接続機器の電源を入れ直す --- 38 (2)iPadが正常に動作しない場合の対処 1) 待機中のアプリの終了 --- 39 2) 電源の入れ直し --- 41 3)iPadのリセット --- 42 3. 内蔵 ( 標準 ) アプリについて知ろう --- 43 2
ipad の各部分の名称と機能 1. ipad の基本操作を覚えよう (1) ipad の各部分の名称と機能 6 FaceTime HD カメラ 自分の顔の写真を撮影たり テレビ電話などで使用します 7 スリープ / スリープ解除ボタン電源のオン オフや スリープ スリープ解除に使用します この講座では 電源スリープボタン と呼びます 5 マルチタッチディスプレイ 写真や文字 映像を表示する部分 ここを指で触って操作します 4 App アイコン アプリケーションと呼ばれる色々な機能をもったソフトウェアを起動するためのボタン 3 ホーム画面操作可能状態の最初の画面 ipad の操作はこの画面から始める 2 Dock( ドック ) どの画面からも表示できるので アプリケーションを素早く起動できます 1 ホームボタン操作の基本となるボタン このボタンを押すことで 電源を入れ 最初に表示される画面 ( ホーム画面 ) をいつでも表示することができます 3
ipad の各部分の名称と機能 8 isight カメラ 写真やビデオを撮影します 9 マイク 動画撮影や音声入力 録音などに使用します 10 ヘッドセットジャック ヘッドホンやイヤホンを差し込んで音を聞くときに使います 11 音量ボタン 音量 ( ボリューム ) 上が音量大 下が音量小 12 スピーカー ここから音が出ます ipadpro は 上部にも 2 つのスピーカーがあります 13 Lightning コネクタ充電の時 付属のケーブルをここに差し込みます 4
ipad の電源操作 (2) ipad の電源操作 ここでは ipad の電源の入れ方からホーム画面の表示 スリープ スリープ解除方法などを学習します 1) 電源を入れる 1 電源スリープボタン を長押し (3 秒以上 ) します 3 秒以上押し続ける 電源スリープボタン 電源スリープボタン は ホームボタンを下にした状態で 右上にあります ホームボタン 2 画面中央にアップルマークが表示されたら指を離します 指を離して ipad が起動するのを待つ 3 約 15 秒 ~30 秒後 ホーム画面またはパスコード入力の画面が表示されます パスコード設定なし ホーム画面 パスコード設定あり パスコード入力 5
ipad の電源操作 2) パスコード入力 パスコードは ipad を開くための暗証番号です 他人に勝手に操作されないためのセキュリティ対策の機能で 初期設定時に設定できます 希望せずパスコードを設定した場合は 35 ページの パスコードをオフにする でパスコードをなしに設定できます パスコードを設定している場合 パスコードを忘れると ipad を開くことができなくなるので 忘れないよう注意が必要です 設定したパスコードを入力します ホーム画面が表示されます ワンポイントアドバイス! 購入直後の初期設定が行われていない ipad では 電源を入れたとき 画面中央に こんにちは や Hello] の文字が表示されます その場合は ipad を使用可能にするための初期設定が必要です 6
ipad の電源操作 3) 電源の切り方 長時間使用しない場合は 電源を切ることでバッテリーの消費を抑えられます その他にも ipad に不具合が発生した場合には 電源を入れなおすことで解消される場合があります 1 電源スリープボタン を長押しします 2 スライドで電源オフ が表示されます 3 秒以上押し続ける 3 を押さえ右へスライドさせます 4 電源が切れます この部分を押さえ 右へスライドさせます 7
ipad の電源操作 4) スリープ / スリープ解除 ipad を便利に使う方法として 操作しない時も電源は切らずにスリープ状態にしておきます スリープ状態だと使いたい時にすぐに画面を表示することができます スリープにする 電源 / スリープ ボタンを 1 回押します スリープを解除する ホーム ボタン または 電源スリープボタン を 1 回押します 電源スリープ カチ! と 1 回押す ホームボタン カチ! と 1 回押す ホームボタン 画面が真っ黒になる ロック画面が表示される 8
ipad の電源操作 5) ロック画面の解除 ( ホーム画面を表示する ) スリープ状態から ホームボタン または 電源スリープボタン を押すと ロック画面 が表示されます ロック画面は ipad をカバンの中に入れて移動中などに意図せず画面が表示された場合に 誤操作を防止するための画面です ホームボタン を押すことで解除できます パスコード設定なし 1 ホーム ボタンを押します 2 ホーム画面が表示されます パスコード設定あり (Touchi ID の設定あり ) 1 ホーム ボタンを押します 2 ホーム画面が表示されます 指紋登録している指で押す Touchi ID を設定している場合は スリープ中の状態から 指紋登録している指で ホームボタン を押すだけで 一度にスリープを解除し ホーム画面を表示できます 9
ipad の電源操作 パスコード設定あり ( Touchi ID の設定なし ) 1 ホーム ボタンを押します 2 パスコード入力画面が表示されます 3 パスコードを入力します 4 ホーム画面が表示されます ワンポイントアドバイス! ロック画面は 何も操作しないでいると 約 7 秒で再びスリープ状態になります その場合は もう一度ホームボタンを押し ロック画面を表示します 10
ipad の電源について 6) 電源 OFF か スリープ かの判断 画面が真っ黒な状態の ipad を使おうとした時 電源 OFF か スリープ なのかを判断する必要があります 画面が真っ黒な状態 ホームボタンを 1 回押す 電源 OFF 何も表示されない ロック画面表示 スリープ またはホーム画面表示 電源を入れる ロック解除する 11
ipad の電源操作 7)iPad の充電の方法 ipad は充電式のバッテリーで動きます バッテリーの残量が少なくなったら付属の USB ケーブルと USB 電源アダプタを使って充電します 充電は 電源が入ったまま ( スリープ状態 ) で行います 電源を切った状態で充電を開始しても大丈夫ですが 自動的に電源が入るので 結果的には電源を入れた状態となります 充電しながら ipad を使用しても大丈夫です 電池残量が何パーセント以下になったら充電する というような決まりはないので 日中使って 寝るときに充電するといった方法で使うのが便利です バッテリー残量が 20% 以下になると バッテリー残量が少なくなっています というメッセージが表示されますので その時に充電しても大丈夫です 現在のバッテリ残量は 画面の右上で確認できます 充電の方法 充電中は右上隅に稲妻のようなマークが表示されます USB 電源アダプタ Lightning コネクタに差し込む USB ケーブル 12
画面の回転 (3) 画面の回転 ipad は 縦 横どちらに向けても使用できます 横に向けると画像が回転し横向きになります 回転させるコツは ipad を起こした状態 ( 鏡を見ているような状態 ) で回転させます アプリによっては縦だけでしか使用できないものもありますが 大部分のアプリは 縦 横 どちらでも使用できます 自分で使いやすい方向に向けて操作しましょう 画面が回転しないよう固定することも可能です 固定方法は 本書 29 ページ コントロールセンターの機能 の 画面の回転の固定 固定解除 を参照下さい ワンポイントアドバイス! アプリによっては 縦や横固定で使用するものもあります ipad を縦に向けても画面は回転しない 表示中のアプリは すぐに弾ける! 楽しい! FingerPiano Plus です 13
ホームボタンの操作 6. ホームボタンの操作 (4) ホームボタンの機能 ホームボタンは ホーム画面を表示するという重要な役割を持ったボタンです ipad の基本操作において まず最初に使い方を理解する必要があります ホームボタンの押し方 ホーム画面を表示する場合は ホームボタンを 1 回軽く押します 軽く 1 回押します ホームボタンを長押しすると 音声認識機能 Siri( シリまたはシリ ) が起動します Siri は i P a d に向かって話しかけることにより操作を実行する機能です 長押し 間違って Siri を起動した場合は ホームボタンを軽く 1 回押し 元の画面に戻ります 14
ホームボタンの操作 何回か押すことで ホーム画面 1 ページを表示 ホームボタンを何回か押すと 必ずホーム画面 1 ページ目を表示できます ホーム画面 1 ページ目 ワンポイントアドバイス! 音声認識機能 Siriを使用する場合 どのように話しかけていいか分からない場合 左下 ボタンをタップし ヘルプを表示できます アプリごとのサンプルを表示できます このボタンをタップします 15
画面操作の呼び方 (5) 画面操作の呼び方 ipad の画面操作には 独特の呼び方があります ここでは 最初に覚えておきたい操作方法と呼び方を学習します 1) タップ 画面を 1 回タッチする操作です アプリの起動や項目の選択などの際に使用する最も基本となる操作です 2) ダブルタップ 画面を素早く 2 回タッチする操作です 主に文字列を選択する場合に使用します 文字列の選択は 文字の大きさや色を変更したりする場合の操作です タタッ! と素早く 文字列が選択される 16
画面操作の呼び方 3) ロングタップ 画面を長押しする操作です アイコンの移動や削除を行うためのアイコン編集モードにする場合や 画面に表示されていない特殊な操作メニューを表示する場合に使用します 押さえたまにする すべてのアイコンが小刻みに揺れ出す 揺れを止めるにはホームボタンを押す 4) スライド ( スワイプ フリック ) 画面上を指で滑らせるようにスライドさせる操作です スワイプやフリックと呼ばれる場合もあります 電源をオフにする場合やページの切り替え コントロールパネルの表示などに使用します ホーム画面を左へスライド スライドで電源オフ ホーム画面 2 ページ目が表示される 17
画面操作の呼び方 5) ドラッグ 指を画面から離さずなぞるように動かします スライドと同じような操作ですが スライドは滑らせるように操作するのに対し ドラッグは指を離さずなぞるように操作します ( 厳密な操作の違いはありません ) 画面表示のスクロール スライドスイッチの設定などに使用します 表示しきれてなかった下の部分が表示される スライドスイッチ 6) ピンチアウトとピンチイン ピンチアウトは 2 本の指をすぼめたまま画面につけ 指を広げるように動かします 地図アプリなどで 画面表示を拡大する場合に使用します ピンチインは 2 本の指を広げて画面に付け 指をつまむようにすぼめます 画面表示を縮小する場合に使用します ピンチアウト ピンチイン 拡大 縮小 広げる すぼめる 18
シニアのための ipad 使い方講座 No.1 基本操作をマスターしよう 2017 年 11 月 1 日発行 著作 / 制作 : パソコン教室発行者 : 藤本宏征発行所 : 697-0034 島根県浜田市相生町 3923-2 サンライズコーポ2FC 本書は著作権上の保護対象となります 本書の一部あるいは全部について 無断で複写 複製することは禁じられています 本製品に起因してご使用者に直接または間接的に損害が生じても はいかなる責任も負わないものとします 本書に記載された内容は 予告なく変更される場合がございます 落丁 乱丁はお取り替えいたします 48