佐倉市民音楽ホール天井改修事業公募型プロポーザル 審査基準 平成 28 年 0 月 佐倉市資産管理経営室 3-
目次. 審査基準の位置付け 2. 実績 資格審査 3. 技術提案審査 4. 総合評点の算出 5. 優先交渉権者の選定及び決定 審査基準総括表 参加表明者評価方法 技術提案評価方法 3-2
. 審査基準の位置付け佐倉市民音楽ホール天井改修事業プロポーザル審査基準 ( 以下 基準 という ) は 佐倉市民音楽ホール天井改修事業 ( 以下 事業 という ) に係る設計 施工及び工事監理を実施する優先交渉権者を選定するにあたり 天井改修事業公募型プロポーザル審査委員会 ( 以下 委員会 という ) が 最優秀提案者を決定するための審査基準を定めるためのものである 最優秀提案者決定までの流れ 募集要領公表 募集開始 0 月 2 日 実績 資格審査 参加表明書提出期限 0 月 26 日 参加表明書提出者実績 資格審査 月上旬頃 技術提案書提出者選定及び決定 (3 位以内 ) 通知及び公表 月 5 日 技術提案審査 技術提案書提出期限 2 月 26 日 ヒアリング 技術提案審査 月中旬頃 最優秀及び次点提案者の選定 並びに優先交渉権者の決定 月中旬頃 通知及び公表 設計業務委託契約締結 工事 工事監理 予約書 締結 月下旬頃 3-3
2. 実績 資格審査 実績 資格審査書類を基に 業務実績 配置技術者等の確認審査を行う () 実績等の評価項目と配点 実績等の評価では 委員会において次に掲げる評価項目により評価及び採点する ( 小数点 以下第 3 位を切り捨て ) 本評価の配点は 20 点とする 評価項目 分類 配点 ア会社の評価 ) 有資格者数 2)( 特定 ) 天井の改修設計 工事実績 3) 耐震改修設計 工事実績 8 ) 管理技術者の経験年数 イ設計業務の実施体制評価ウ工事の実施体制評価エ工事監理業務の実施体制評価 (2) 参加申請資格の確認 2) 管理技術者の新築 改修設計実績 4 3) 構造担当技術者の経験年数 4) 構造担当技術者の新築 改修設計実績 ) 監理技術者の資格 2) 監理技術者の経験年数 4 3) 監理技術者の施工実績 ) 管理技術者の経験年数 2) 管理技術者の新築 改修工事監理実績 4 3) 構造担当技術者の経験年数 3) 構造担当技術者の新築 改修工事監理実績 応募者の参加資格が 本事業の実施要領 仕様書等の要件を満たしていることを確認する その結果 資格要件を満たさない場合や書類の不備 不足があった場合は失格とする (3) 技術提案書提出者の選定及び決定委員会は 実績 資格審査の評価点を合計し 得点上位 3 位以内を技術提案書提出者 ( 以下 提出者 という ) として選定する 市は 委員会の審査結果をふまえ提出者を決定し その結果を参加者に通知するとともに 参加者数及び提出者数を公表する 3. 技術提案審査 () 技術提案及び提案金額の確認技術提案書の内容が 本事業の実施要領 仕様書等の要件を満たしていることを確認する 合わせて提案金額が 設計業務 工事及び工事監理費それぞれの上限額の範囲内であることを確認する その結果 要件を満たさない提案は 参加者に確認のうえ失格とする 基礎的事項の確認 3-4
技術提案書に記載された内容が 次に掲げる基礎的事項を満たしていることを確認する 審査項目 審査内容 提出書類の確認 提出を求めている書類がすべて揃っているか また必要事項が記載されているか 提案内容の不整合 技術提案書全体において 同一事項に関する提案に不整合がないか 2 業務仕様の確認 各提出者の提案が 業務仕様書に適合していることの確認を行う (2) 技術提案及び提案金額の評価 委員会は () の技術提案書及び提案金額の確認を受け 適合した提案内容を評価する 技術提案の評価項目と配点 技術提案審査では 委員会において提出者にヒアリングを行い 以下の評価項目により 評価及び採点する ( 小数点以下第 3 位を切り捨て ) 本評価の配点は70 点とする 評価項目 評価の主な観点 配点 ア施工方法 ) 提案工法の過去実績 2) 音響性能 残響時間 への配慮 3) 建物内他施設への配慮 4) 工事期間中の利用者の動線確保 安全性 5) 資材搬出入 工事区画等の仮設計画 6) 既存内装 設備への影響範囲 7) 提案工法の耐久性 工事後の維持管理への配慮 8) 提案工法の意匠性 50 イ工期等 ) 全体工事期間 2) 各工種工程の整合性 0 ウその他の提案 ) 既存設備等の改修についての配慮 2) その他工事に関する提案 創意工夫等 0 2 提案金額の評価 各提出者の提案金額総額について 以下に基づいて評価及び採点する ( 小数点以下第 3 位 を切り捨て ) 本評価の配点は 0 点とする 評価項目 算出方法 配点 提案金額の総額 ( 税抜金額 ) 提案金額の総額 ( 税抜 ) について 次の計算式に基づいて算出する 最低の提案金額評点 = 配点 (0 点 ) 提案金額 0 3-5
4. 総合評点の算出 実績 資格審査及び技術提案審査の各評価点を合計し 各提出者の評価点を算出する 評 価点は 00 点満点とする 5. 優先交渉権者の選定及び決定委員会は 実績 資格審査及び技術提案審査の評価点を合計し 最高点を得たものを最優秀提案者に 次の高得点者を次点提案者にそれぞれ選定する なお最高得点者 2 者以上となった場合は 評価項目 のうち 技術提案審査 の得点が高い者を最優秀提案者とする 市は 委員会の審査結果をふまえ 最優秀提案者を優先交渉権者として決定し その結果を参加者に通知するとともに公表する 3-6
審査基準総括表 実績 資格審査 (20 点 ) 評価項目配点評価係数 評価点 ( 配点 評価係数 ) ア会社の評価 有資格者数 技術者としての恒常的社員の数 2 一級建築士 技術士資格を有する恒常的社員の数 2 特定天井改修設計 工事実績 自社での ( 特定 ) 天井の改修工事の設計業務件数 2 元請としての ( 特定 ) 天井の改修工事請負件数 3 耐震改修設計 工事実績 自社での過去 0 年以内の延べ面積 5,000 m2以上の耐震改修工事の設計業務実績 2 元請としての過去 0 年以内の延べ面積 5,000m2以上の耐震改修工事実績 3 自社での過去 0 年以内のホール 集会場等の大規模空間を備える耐震改修設計業務実績 4 元請としての過去 0 年以内のホール 集会場等の大規模空間を備える耐震改修工事実績 ア配点小計 8 イ設計業務の実施体制評価 管理技術者の経験年数 管理技術者の設計業務経験年数 2 管理技術者の設計実績 過去 0 年以内の 延べ面積 5,000 m2以上の建築物における 管 理技術者として従事した新築 改修設計業務での従事件数 3 構造担当技術者の経験年数 構造担当技術者の設計業務経験年数 4 構造担当技術者の設計実績 過去 0 年以内の 延べ面積 5,000 m2以上の建築物における新 築 改修設計業務での従事件数 イ配点小計 4 ウ工事の実施体制評価 監理技術者の資格 3-7
一級建築士または一級建築施工管理技士 2 監理技術者の経験年数 監理技術者資格取得以降の工事経験年数 3 監理技術者の施工実績 過去 0 年以内の 延べ面積 5,000 m2以上の建築物新築工事における 監理技術者として従事した件数 2 過去 0 年以内の 延べ面積 5,000 m2以上の建築物改修工事における 監理技術者または主任技術者として従事した件数 ウ配点小計 4 エ工事監理業務の実施体制評価 管理技術者の工事監理経験年数 管理技術者の工事監理業務経験年数 2 管理技術者の工事監理実績 過去 0 年以内の 延べ面積 5,000 m2以上の建築物新築 改修工 事における 管理技術者として工事監理業務に従事した件数 3 構造担当技術者の工事監理経験年数 構造担当技術者の工事監理業務経験年数 4 構造担当技術者の工事監理実績 過去 0 年以内の 延べ面積 5,000 m2以上の建築物における新 築 改修工事監理業務での従事件数 エ配点小計 4 評価点合計 20 参加表明者評価方法 配点 評価係数 で採点を行う ( ウ 監理技術者の資格 を除く ) ア会社の評価 - 技術者数会社の実力を 資格を考慮した技術者数 ( 換算 ) で評価する ( 技術士 一級建築士の資格を有しない技術者は 人数を 0.5 に換算する ) 参加表明者の中で技術者数 ( 換算 ) が一番多い者を評価係数.0 とし 技術者数 ( 換算 ) が 0.5 少なくなるごとに評価係数を0.005 減点する 技術者数 ( 換算 ) が一番多いものとの差が 00 人以上の場合 評価係数は0とする -2 有資格者数会社の技術力を 有資格者数 ( 一級建築士 技術士 ) で評価する 参加表明者の中で 有資格者数が一番多い者を評価係数.0 とし 有資格者数が 人少 3-8
なくなるごとに評価係数を0.0 減点する 有資格者数が一番多い者との差が 00 人以上の場合 評価係数を 0 とする なお 一人で複数資格を有する場合には それぞれ別に (= 延べ ) 計上する 2( 特定 ) 天井改修設計 工事実績過去 0 年間の自社での ( 特定 ) 天井設計業務 元請としての工事実績数 ( 換算 ) をそれぞれ評価する ( 特定天井を改修した案件については 件数を 2 に換算する ) 参加表明者の中で実績数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績数 ( 換算 ) が 件少なくなるごとに評価係数を 0. 減点する 実績数が一番多い者との差が0 件以上の場合 評価係数を0とする 3 耐震改修 工事設計実績過去 0 年間の自社での耐震改修設計業務 元請としての工事実績数をそれぞれ評価する 参加表明者の中で実績数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績数が 件少なくなるごとに評価係数を0.02 減点する 実績数が一番多い者との差が50 件以上の場合 評価係数を0とする イ設計業務の実施体制評価 管理技術者の経験年数管理技術者の設計業務経験年数を評価する 参加表明者の中で経験年数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績年数が 年少なくなるごとに 評価係数を 0.05 減点する 実績数が一番多い者との差が20 年以上の場合 評価係数を0とする 2 管理技術者の新築 改修設計実績過去 0 年間の新築 改修設計業務実績数を評価する 参加表明者の中で実績数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績数が 件少なくなるごとに評価係数を0.05 減点する 実績数が一番多い者との差が20 件以上の場合 評価係数を0とする 3 構造担当技術者の経験年数構造担当技術者の設計業務経験年数を評価する 参加表明者の中で経験年数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績年数が 年少なくなるごとに 評価係数を 0.05 減点する 実績数が一番多い者との差が20 年以上の場合 評価係数を0とする 4 構造担当技術者の新築 改修設計実績過去 0 年間の新築 改修設計業務実績数を評価する 参加表明者の中で実績数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績数が 件少なくなるごとに評価係数を0.05 減点する 実績数が一番多い者との差が20 件以上の場合 評価係数を0とする ウ工事の実施体制評価 監理技術者の資格 3-9
一級建築士または一級建築施工管理技士の資格取得を評価する 資格を取得している場合には配点.0 その他の資格を保有または資格を有していない場合は配点 0とする 2 監理技術者の経験年数監理技術者としての資格取得以降の工事経験年数を評価する 参加表明者の中で経験年数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績年数が 年少なくなるごとに 評価係数を 0.05 減点する 実績数が一番多い者との差が20 年以上の場合 評価係数を0とする 3 監理技術者の新築 改修施工実績過去 0 年間の監理技術者または主任技術者としての工事施工実績数をそれぞれ評価する ( 主任技術者としての業務は 件数に係数 0.5 を乗じる ) 参加表明者の中で実績数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績数 ( 換算 ) が 0.5 件少なくなるごとに評価係数を0.025 減点する 実績数 ( 換算 ) が一番多い者との差が20 件以上の場合 評価係数を 0とする エ工事監理業務の実施体制評価 管理技術者の工事監理経験年数管理技術者の工事監理業務経験年数を評価する 参加表明者の中で経験年数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績年数が 年少なくなるごとに 評価係数を 0.05 減点する 実績数が一番多い者との差が20 年以上の場合 評価係数を0とする 2 管理技術者の工事監理実績過去 0 年間の新築及び改修工事監理業務実績数を評価する 参加表明者の中で実績数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績数が 件少なくなるごとに評価係数を0.05 減点する 実績数が一番多い者との差が20 件以上の場合 評価係数を0とする 3 構造担当技術者の経験年数構造担当技術者の工事監理業務経験年数を評価する 参加表明者の中で経験年数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績年数が 年少なくなるごとに 評価係数を 0.05 減点する 実績数が一番多い者との差が20 年以上の場合 評価係数を0とする 4 構造担当技術者の新築 改修工事監理実績過去 0 年間の新築 改修工事監理業務実績数を評価する 参加表明者の中で実績数が一番多い者を評価係数.0 とし 実績数が 件少なくなるごとに評価係数を0.05 減点する 実績数が一番多い者との差が20 件以上の場合 評価係数を0とする 3-0
2 技術提案審査 (70 点 ) 評価項目配点評価係数 評価点 ( 配点 評価係数 ) ア施工方法 提案工法 提案工法の過去実績について 5 2 音響性能 残響時間 への配慮について 5 2 工事期間中の既存施設への影響度 建物内他施設への配慮 ( 騒音 振動 粉塵等 ) について 5 2 工事期間中の施設利用者等に対する安全対策 仮設計画 について 5 3 工事完了後の既存施設への影響度 天井形状 天井材や既存設備の影響範囲について 5 2 提案工法の耐久性 既存設備維持管理のしやすさへの配 慮について 5 イ工期等 3 提案工法設置後の意匠性 ( 見た目 ) について 0 ア配点小計 50 工期 工程計画 全体工事期間について 5 2 各工種工程の整合性について 5 イ配点小計 0 ウその他の提案 既存設備等の改修検討 既存設備等の改修提案について 5 2その他 その他工事に関する提案 創意工夫等 5 ウ配点小計 0 評価点合計 70 3-
技術提案評価方法 配点 評価係数 で採点を行う 選定委員会各員が提案内容を確認し 以下の各項目を 5 段階評価する 各員採点の平均 ( 小数点以下第 3 位を切り捨て ) を評価係数として採用する 評価項目 評価係数.0 0.8 0.6 0.4 0.2 ア施工方法 提案工法 やや 提案工法の過去実績について多いやや多い中位少ない少ない 2 音響性能 残響時間 への配慮非常に優れて中位やや劣る劣るについて優れているいる 2 工事期間中の既存施設への影響度 建物内他施設への配慮 ( 騒音 振動 粉塵等 ) について 2 工事期間中の利用者等に対する安全性 仮設計画について 非常に優れている非常に優れている 優れている優れている 中位 やや劣る 劣る 中位 やや劣る 劣る 天井形状 天井材や既存設備の影響範囲について 少ない やや少ない 中位やや多い多い 3 工事完了後の既存施設への影響度 2 提案工法の耐久性 既存設備維持管理のしやすさへの配慮について 非常に優れている 優れている 中位やや劣る劣る 3 提案工法設置後の意匠性 ( 見た目 ) について 非常に優れている 優れている 中位やや劣る劣る イ工期等 工期 工程計画 全体工事期間について短いやや短い中位やや長い長い 2 各工種工程の整合性についてよいややよい中位やや劣る劣る ウその他の提案 既存設備等の改修検討 既存設備等の改修提案について 非常に優れている 優れている 中位やや劣る劣る 2 その他 その他工事に関する提案 創意 工夫等 非常に優れている 優れている 中位やや劣る劣る 3-2