ショートトラックスピードスケート コーチクリニック

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モデルプラン16(浮く・泳ぐ運動)

第3章-陸上競技

5 児童生徒質問紙調査 (~P23) (1) 運動に対する意識等 [ 小学校男子 ] 1 運動やスポーツを [ 小学校女子 ] することが好き 1 運動やスポーツをすることが好き H30 全国 H30 北海道 6 放課後や学校が休みの日に 運動部や地域のスポーツクラブ以外で運動やスポーツをすることが

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第2回神戸市サッカー協会医科学講習会(PDF)F.pptx

[ 中学校男子 ] 1 運動やスポーツをすることが好き 中学校を卒業した後 自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたい 自分の体力 運動能力に自信がある 部活動やスポーツクラブに所属している 3 運動やスポーツは大切 [ 中学校女子

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5 指導観 (1) 単元観 一般的特性水泳は 多くの生徒が 夏季の学習として楽しみにしており 高等部卒業後にも生涯を通じて継続が可能な身近な運動である 水の浮力を利用したり 水の抵抗に逆らったりしながら 自己の身体を水中で思うように操作することが楽しい運動である また 水中で身体を動かすことを楽しむ

もくじ Regatta ソフトをインストールする インストールの仕方 SW-BOX( オプション ) を使う 大会の初期設定をする 1 起動 1 2 大会名の設定 2 3 種目設定 3 4 出場チーム設定 5 5 レース設定 6 タイムの計測をする タイムの計測 8 タイム計測 1<キーボードで計測

警告ラベル貼付位置 警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください けが ( 部品番号 X ) 3. 各部の名称キャスターストッパーセット (CSS-HDW30M) <ストッパー A

警告ラベル貼付位置 警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください けが ( 部品番号 X ) 3. 各部の名称キャスターストッパーセット (CSS-DGW400MP) < 右側スト

10. 申込方法 選手全員 ( 公財 ) 日本スケート連盟ホームページの国内競技会申込みサイト により申し込みと予定要素を入力すること 日本スケート連盟登録者でなく オンライン申し込みができない場合は各クラブ担当者を通して申込み

1.大会要項.pdf

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

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令和元年度 大田区立馬込中学校 部活動 年間活動計画


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第47回国民体育大会冬季大会 実施要項

サイドバンド : サイドライン直上のネットに垂直にしっかり取付けられる サイドバンドは ネットの一部とみなされる アンテナ : アンテナは サイドバンドの外側の縁に接して 各サイドバンド左側に取付ける <チーム規定 > (1) チーム構成 1チームの登録競技者人数は 男性 3 名以上 女性 3 名以

体力トレーニング 3 ると 短時間で強度の高いトレーニングを行うことができます ただし 運動のポイントをよく理解して行うことが重要です がむしゃらにこなすだけでは十分な効果を得ることができません どこをどう使っているのかを意識しながら行うようにと指導しましょう 部 位 運動形態 上半身 押す運動引く

目 次 清掃技能検定実施上の留意事項及び仕様等について 3 自在ぼうき 検定実技要項 ( 配置図 必要資材 作業手順等 ) 5 モップ 検定実技要項 ( 配置図 必要資材 作業手順等 ) 13 ダスタークロス 検定実技要項 ( 配置図 必要資材 作業手順等 ) 16 清掃技能検定評価票 自在ぼうき

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PowerPoint プレゼンテーション

1 コートに入る前に 服装をきちんとしましょう 大会補助員はシャツの裾をズボンの中に入れるようにしてください 審判用具を用意しましょう ( ボール ボード スコア用紙 ペン ストップウォッチ メジャー ) 4 人チームそれぞれの役割を確認し お互いを励ましましょう 2 試合前にやること ネットの高さ

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3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

警告ラベル貼付位置警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください. 各部の名称 キャスターストッパーセット (CSS-DGT00MC) けが ( 部品番号 X ) < 車輪プレート付

試合実施要項 (5 年生 : イースタンリーグ ) 1. 試合方法 :9or10チーム4ブロックの戦を行う (8 人制 ) 期間は4/1( 第 1 土 )~12/24( 第 4 日 ) までとする 各ブロック1 位の4チームによるリーグ戦により年間リーグ勝者を決定する また 各ブロック2 位までの8

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データ概要調査対象 : 留学ジャーナルから 7 月 ~9 月に短期留学 (1 週間 ~4 週間の留学を指す ) した大学生に任意で実施したアンケート調査の結果調査人数 :64 名調査期間 :2016 年 9 月 26 日 ~10 月 16 日 留学期間 1 週間以内 2 週間 3 週間 4 週間 合

集団対集団での攻防を繰り返しながら 得点を取り合い勝敗を競うことを楽しむ運動である 自分たちで作戦を考え 協力してシュートをすることが楽しい運動である 自分が思う通りにボールを動かせるようになることが楽しい運動である イ児童から見た特性 勝つことが楽しい運動である シュートが決まると嬉しい運動である

資料 NTC競技別強化拠点の機能強化について(案)

平成 27 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 28 年 3 月 四條畷市教育委員会

目次 4. 組織 4.1 組織及びその状況の理解 利害関係者のニーズ 適用範囲 環境活動の仕組み 3 5. リーダーシップ 5.1 経営者の責務 環境方針 役割 責任及び権限 5 6. 計画 6.1 リスクへの取り組み 環境目標

まれる 2.7 競技中や表彰式で着用が禁止される衣服はブルージーンズ ジーンズまたはスポーツに適さない色の似たようなズボン 迷彩柄の衣服 ノースリーブのシャツ 短すぎる半ズボン ( 膝上 15cm 以内 : 参照 ) ほつれた切り口の半ズボン 全てのタイプのサンダル つぎあてや穴のあい

Microsoft Word - 06 レバンガ 運動プログラム②.docx

Transcription:

スペシャルオリンピックス日本 ショートトラックスピードスケート コーチクリニック SO ショートトラックスピードスケート 競技部会作成

1 スケートの歴史 スケートの歴史は古く石器時代の昔に滑走部として使われていたのは動物の骨や木を使ったブレードに取って代わり鉄製ブレードと進化していった スケート文化はヨーロッパの各地で生活の必要上いわば自然発生的に始まったがレジャースポーツとして楽しまれるようになったのは オランダが最初である 鉄製ブレードが作られ始めた その後スケートは主にイギリスで発展し スピードスケートの競技会なども開かれるようになった

2 スケートの普及状況 アメリカ カナダ ポーランド オーストラリア オランダとアスリートの数は多く 日本国内の普及率は 2005 年の長野で開催の世界大会の後アスリートの数も多くなりつつある

3 スケートの利点 スケートは年齢を問わず生涯続けられるスポーツです 氷の上を上手くのれたり転んだりしても楽しいスポーツです 競争することが目的ではない ただ氷の上を下手でも上手でもいいのでアスリートの技量に応じて滑ることが出来れば最初の目的の一つは達成される 姿勢やバランス感覚 筋肉 運動能力を発達させ 血液の循環を良くする

4 スペシャルオリンピックス スピードスケートコーチの職務 コーチは各アスリートのスキルを評価する これはスピードスケートにおいてトレーニングや競技のために適切な種目とレベルを判定するためである コーチは各アスリートのために基本的スキルの指導 体力強化や技能練習のための運動 競技とルールの説明を含むトレーニングのプログラムを開発する なお このトレーニングプログラムは最低でも 8 週間とする

コーチの役割 活動をきちんと計画する 新しい練習方法の研究 情報の共有 正確な記録をつける スヘ シャルオリンヒ ックス スホ ーツルールの熟知 理解 競技ルールの指導 最低 8 週間のトレーニング 競技会の実施 安全な環境の確保 アスリートのメディカルチェックの把握 アシスタントコーチの監督 指導 基本的スキル指導 応急処置や応急手当の知識を持つ

5 プログラムの目標 成果 最終目的アスリートは 競技において技術を習得し社会的行動に参加するためのルールや知識を得る 短期目標元気に挨拶ができる安全手順やルールを習得する与えられたスキルを習得するスポーツマンシップを表す 成果スピードスケートの楽しさを知る滑る喜びを提案する全体的な健康 体力の向上家族や友人と共にスポーツをする機会を与えコミュニケーションをとる

6 ショートトラックコーチの心得 理屈に走らず合うアスリートの心にとけ込み 楽しく自然に技術が身につくように指導する 動作は陸上での動作とは全く異なるので邪魔になる陸上での習慣を出来るだけ早く取り除く事を考える アスリートは恐怖心の為に体が硬くなって技術の習得が遅れる事があるのでその心理的な面を掴むように心がける スケーティングの基本はスケートの原理や金具の構造に基づいているので常に基本から外れないように指導する 上達を焦らずコーチがじっくりと各段階に取り組み 飽きないように工夫しながら同じ事を反復練習する事が大切である

7 スケーターの為の安全チェック スケーターはウォーミングアップとストレッチを行う 適切なウェアを着用し安全用具 ( ヘルメット 脛 膝当て 手袋 ネックプロテクター等 ) の着用 正しく足に合った靴を履いているか 靴紐はしっかりとしめてあるか 氷上に立つ前にスケートのエッジカバーを外す 手はいつでも使えるようにしておく 転んだらすぐに起き上がる 常に反時計回りに滑る 氷やボードの上に座ったり スケート靴の刃で蹴ったりしない 同席しているコーチの指示に従う

8 ショートトラックスピードスケート規則 & ルール スペシャルオリンピックス (SO) ショートトラックスピードスケートの公式ルールは国際スケート連盟 (ISU) のルールを基に SO ショートトラックスピードスケート公式スポーツルールを定めた SO ショートトラックスピードスケート公式スポーツルールと矛盾する場合以外は ISU 及び国内の競技団体 ( 日本の場合は ( 財 ) 日本スケート連盟 ) のルールが採用される 矛盾する場合は SO ショートトラックスピードスケート公式スポーツルールが適用される

9 競技施設 トラックは最小限 60m 30m のリンク上に 111.12m の楕円形とする トラックに印をつける 1 つのカーブに 7 ヶのマーカーを使用しカーブの半径になるようにする 競技期間中 ( 練習を含む ) は必ず安全マットを設置し カーブの中心部からリンクの真ん中までのフェンスはマットでカバーしていなくてはならない カーブの終わりからストレート部分半分までは フェンスに沿ってマットを 2 重にする マーカーの高さは 5.08cm を超えてはならない

マーカー

10 競技種目 1 25m 直線レース 2 55m 半周レース 3 111mレース 1 周 4 222mレース 2 周 5 333mレース 3 周 6 500mレース 4.5 周 7 777mレース 7 周 8 1000mレース 9 周 9 1500mレース 13.5 周 10 3000mリレー 4 名 27 周 11 3000m ユニファイドスポーツリレー 4 名 27 周

11 競技ルール a. スケーターは スタート時にスケート靴のブレードを完全にスタートラインの手前に置いて立たなければならない b. スケーターは競技で規定の周回数を滑り スケート靴の片側のブレードがフィニッシュラインを横切った時にゴールとする c. スターターは 次のような方法で各スケーターにベストを尽くすための機会を提供する 1) 位置についた後で スケーターが落ち着いてバランスの取れるような十分な時間を与える 2) スケーターの誰かがバランスを崩した場合には 最初からやり直す 3) Ready の合図の後にあまり時間を置かない

11 競技ルール 4) 常にスタートの合図や号令を出す a) Go To The Start ( 位置について ): スケーターはスタートラインまで進みスタートラインの手前にブレードを合わせる b) Ready ( 用意 ): スケーターはスタートの合図をとる c) ピストルを発射してスタートの合図をする d) スタートラインから最初のカーブの中心より前の部分の間でスケーターが妨害され転んだ場合 再スタートのためにスケーターを呼び戻すことができる e) これはスターターがピストルを 2 発発射することで合図する d. ピストルが発射されるまでは レースは始まらない フライングを 2 回したスケーターは失格になる

ゴール スタートライン

500m 1500m スタートライン

12 失格 (1) オフトラックトラック表示ブロックにより表示されたカーブの左側において一方又は両方のスケートで滑走しなければならない距離を短縮すること (2) インピーディング明らかに他の競技者をインピーディング ( 妨害する ) ブロッキング ( 進路を塞ぐ ) チャージング ( ぶつかる ) プッシング ( 押す ) する (3) クロストラック不当にコースを横切ること 他の競技者を妨害すること (4) アシスタンスレース中に援助を与えたり受けたりすること (5) チームスケーティングリレー以外 連座したすべてのスケーターは失格となる (6) キッキングアウト故意にスケートを蹴り出す行為 又は 体を投げ出してフィニッシュラインをきることは失格とする (7) 失格は各組の終わりごとにスケーター チームリーダー又はコーチに告知されなければならない また会場アナウンスにより観客にも公表される

13 服装と用具 服装 スケーターは氷上で行われる練習や競技会のためにスケートタイツや競技用ワンピースを用意すること ジーンズ ゆったりとしたスウェットパンツ 半袖シャツなどはスケート用の服装として適さない 用具 ヘルメット ネックプロテクター 手袋 膝当て 脛当て

ヘルメット ネックプロテクター 手袋 膝当て 脛当て

膝当て ネックプロテクター 脛当て 手袋

14 スケート靴 フィギュアスケート靴スケートの滑り方を習うアスリートは使っても良いがスピードスケートのトレーニングや競技には適さない ( ただし 25m 直線レースには使用可能 ) ホッケー靴スケートの滑り方を習うアスリートや初級 中級初期のアスリートのスピードスケートのトレーニングや競技に使用しても良い スピードスケート靴スケートでの滑り方を習うアスリートのために または練習や競技の為に最適なスケート靴である 足にピッタリと合った靴を着用出来ればソックスは薄い物が良い スラップ型のスピードスケートブレードは着用してはいけない

スラップ型のスピードスケートブレード 着用不可

ショートトラックスピード用 ハーフスピード ホッケー フィギュア

15 コーチのスキル指導にあたって 陸上での基本練習 (1) スケート靴を履いて頭は垂直に正面を見る (2) ゴムマットの床でペンギン歩行 ( つま先は 75~80 に開く ) (3) 転んで立つ練習 ( 膝を曲げお尻を床に近づける しゃがんだ体勢をとる ) (4) 手はそのままで床につかないようにして お尻が床にとどくまで体を傾け転ぶ (5) 手は床の上に平らに置いて 四つん這いになり起き上がる 氷上での基本練習 (1) 陸上での基本練習を氷上で行う (2) 氷上でのアスリートの恐怖感を無くす (3) 上体 腕 手先まで全ての不必要な力を抜かせる (4) 常にアスリートに声かけをする

16 スピードスケートの陸上におけるトレーニング インラインスケート氷のない所での練習方法で基本全ての目標はスケートの技能の向上と体力向上インラインスケートで練習をきちんと重ねていけばスムーズに氷の上での滑走ができる コーチへの注意事項 練習場所の安全チェック ( 危険な場所 ) 安全用具を着用のこと ( ヘルメット 手袋 膝 脛当て ) 路面に水たまりや濡れている所がないか ( 濡れていると車輪が横滑りして危険 )

17 スケート靴のメンテナンス コーチは練習前後にアスリートのエッジを点検 エッジが丸くなっていないか 丸くなっていれば研磨が必要 エッジが丸くなっていると技術が習得されないばかりでなく捻挫や転倒などの事故の原因にもなる可能性があるので十分注意する

真剣に!! そして楽しくやりましょう!!