シート 無線セキュリティ設定ガイド シート でセットアップが完了したら お読みください 無線 LAN 製品ご使用時におけるセキュリティに関するご注意 無線 LAN では LAN ケーブルを使用する代わりに 電波を利用してパソコン等と無線アクセスポイント間で情報のやり取りを行うため 電波の届く範囲であれば自由に LAN 接続が可能であるという利点があります その反面 電波はある範囲内であれば障害物 ( 壁等 ) を越えてすべての場所に届くため セキュリティに関する設定を行っていない場合 以下のような問題が発生する可能性があります 通信内容を盗み見られる 悪意ある第三者が 電波を故意に傍受し ID やパスワードまたはクレジットカード番号等の個人情報メールの内容などの通信内容を盗み見られる可能性があります 不正に侵入される 悪意ある第三者が 無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし 個人情報や機密情報を取り出す ( 情報漏洩 ) 特定の人物になりすまして通信し 不正な情報を流す ( なりすまし ) 傍受した通信内容を書き換えて発信する ( 改ざん ) コンピュータウイルス等を流し データやシステムを破壊する ( 破壊 ) などの行為をされてしまう可能性があります 本来 無線 LAN カードや無線アクセスポイントは これらの問題に対応するためのセキュリティの仕組みを持っていますので 無線 LAN 製品のセキュリティに関する設定を行って製品を使用することで その問題が発生する可能性は少なくなります セキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を充分理解した上で お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する設定を行い 製品を使用することをお奨めします 社団法人電子情報技術産業協会 (JEITA) 無線 LAN のセキュリティに関するガイドラインより
暗号化設定ステップ 設定 設定 本製品を設定する P. パソコンを設定する P. 参考情報 M E M O についてブリッジモードについて無線電波についての注意事項出荷時の初期設定内容お客様設定メモ P. P.6 P.7 P.7 P.8 暗号化とは 第三者に通信内容を傍受されたとしても 内容を解読できないようにすることです WEP とは 本製品で使える 無線 LAN で広く使われている暗号化方式です 機器間で共通の暗号化キー ( WEP キー ) を登録して データを暗号化します 本紙では WEP の設定をご紹介します 暗号化によるセキュリティイメージ図 暗号化キーが一致する 暗号化キー例 )aabbcc 第三者 通信データは暗号化されているため解読できません 盗聴不可 暗号化通信 暗号化キーが一致しない 暗号化キー例 )ddff 暗号化キー未登録 通信不可 通信不可 暗号化キー例 )aabbcc 同じキーを登録した機器同士 でないと通信できません
設定 本製品を設定する パソコンと本製品を LAN ケーブルで接続します Web ブラウザを起動し アドレスバーに本製品のアドレスを入力し Enter キーを押します アドレス http://9.68.0./ メニューが表示されますので Login をクリックします 右のウィンドウが表示されたら ユーザー名とパスワードをそれぞれ入力し [OK] をクリックします ユーザー名 パスワード cabletv 本製品裏面のシールに印刷されている CABLE RF MAC: 以降の文字列 ログイン後 画面上部の ワイヤレス をクリックします 6 画面左部の セキュリティ設定 をクリックします 6 7 8 [WEP 機能使用 ] 欄は WEP 6-bit(0digits) を選択し [Network キー ] 欄は 数字 0 ~ 9 およびアルファベット a~ f までのお好きな半角英数字を組み合わせた 0 文字を入力します ( 例 :aabbcc) 入力した WEP キーは シート P.8 のお客様設定メモ欄に控えてください [ 保存 ] をクリックします 以上で本製品の WEP 設定は完了です 7 8 P. に進み パソコンを設定します
設定 パソコンを設定する パソコン側の設定方法は パソコンに搭載している無線 LAN アダプダや OS によって異なります ご利用の環境ごとに設定方法を確認してください ここでは Windows XP を例にして説明します Windows XP をご利用の場合 [ スタート ] メニューから [ コントロールパネル ] を選択します [ ネットワーク接続 ] を開きます [ ネットワーク接続 ] アイコンが見つからない場合は [ ネットワークとインターネット接続 ] を先に開きます [ ワイヤレスネットワーク接続 ] を右クリックしてメニューから [ プロパティ ] を選択します [ ワイヤレスネットワーク ] タブをクリックします ネットワーク名 () を選択します 複数のネットワークが表示された場合 本製品裏面のシールに印刷されている CABLE RF MAC: 以降の文字列と同じものを選びます [ プロパティ ] をクリックします 6 [ データの暗号化 ] 欄は WEP を選択し [ ネットワークキー ] および [ ネットワークキーの確認入力 ] 欄には P.の手順 7 で入力した WEPキーを入力します ( 例 :aabbcc) 7 [OK] をクリックします 6 7
参考情報 とは 無線 LAN のグループ名にあたる ID で が一致した機器同士でないと通信ができません S S I D 使用時の接続例 例 )00000a0067 同じ を登録した機器同士でないと接続できません 接続可能 例 )00000a0067 例 )00000a0067 例 )abcdef 接続可能 接続不可 接続可能 例 )abcdef 出荷状態では 本製品裏面のシールに印刷されている CABLE RF MAC : 以降の文字列です AP ステルス ( 非通知設定 ) とは 本製品を含め ほとんどの無線 LAN アクセスポイントは 電波の届く範囲にあるパソコンで自動的に検出 利用できるように設定することが可能です これは便利ですが 第三者に不正利用される可能性があります 本製品では あらかじめ自動検出はできないように設定してあり を知らずに接続することはできないようになっています この機能を本製品では AP ステルス と呼び Open に設定することで自動検出できるようにすることが可能ですが 安全に利用するために必ず Closed のまま使用してください AP ステルスイメージ図 AP ステルス Closed の場合 例 )00000a0067 は自動検出されない AP ステルス Open の場合 例 )00000a0067 は自動検出される 出荷状態では AP ステルスは Closed に設定されています
参考情報 ブリッジモードについて 本製品は モデム機能と NAT( ルータ ) 機能を内蔵しています 以下のような場合は NAT 機能を止めブリッジモードにする必要があります IP 電話サービスをご利用の場合 グローバル IP アドレスを必要とするサービスをご利用の場合 VPN オンラインゲームやゲーム機オンライントレードなど ご利用になりたいサービスが グローバル IP アドレスを必要とするかどうかは そのサービスの提供元にお問い合わせください 本製品の設定画面に接続します 画面上部の ツール をクリックし 画面左部の 動作モード をクリックします ブリッジモードの有効にチェックを入れ 保存 ボタンをクリックします 本製品が自動的に再起動します ( 再接続まで 0 秒 ~ 分程度かかります ) ブリッジモードにした場合 設定画面に接続する際 Web ブラウザに入力するアドレスは下記となります アドレス http://9.68.00./ なお 元に戻す場合は 設定画面で NAT モード を選択します パソコンは有線 無線接続をあわせてご契約台数分しか接続できません 6
参考情報 無線電波についての注意事項 本製品は.GHz 帯の電波を使用し Mbps の通信をサポートする無線 LAN 規格 IEEE80.g に準拠しています IEEE80.g は 既存の IEEE80.b との互換性があり 80.g および 80.b 準拠の無線 LAN アダプダを搭載したパソコンと無線で接続することができます IEEE80.a 準拠の製品とは無線での接続ができませんのでご注意ください Mbps は規格上の最大理論値で 実際のデータ転送速度を示す数値ではありません また 電子レンジなど.GHz 付近の電波を使用しているものの近くでは 電波が干渉する可能性がありますので それらを避けた環境でご使用ください 本製品の無線での最大通信速度は Mbps 程度です また 電波を遮るものがない室内環境で パソコンと近接してご使用の際に 最大限の通信速度を発揮します パソコンとの距離が離れていたり 間に壁や障害物などがあると 通信速度が低下したり 接続できない場合があります 出荷時の初期設定内容 基本設定 Internet 側の通信方法 設定画面のアドレス (IP アドレス ) サブネットマスク ユーザ名 パスワード DHCP サーバ機能 DHCP IP アドレス 接続可能クライアント数 DHCP ワイヤレス設定 AP ステルス WEP 暗号化設定 チャネル ワイヤレスアクセス制限 (MAC アドレスフィルタ ) I Pアドレス自動取得 (DHCP) 9.68.0....0 cabletv 本製品裏面のシールに印刷されているCABLE RF MAC : 以降の文字列有効 9.68.0.0 ~ 9.68.0. 本製品裏面のシールに印刷されているCABLE RF MAC : 以降の文字列 Closed 無効 無効 7
お客様設定メモ 本製品の設定情報をメモしておくと パソコンを増やす場合や再設定が必要になった場合に便利です 設定日 Web 設定画面 URL Web 設定画面ログインアカウント Web 設定画面ログインパスワード WEP キー MAC アドレスフィルタ無効 許可 拒否 ( 下にリストを記入 ) M E M O 8