第 5 条 ( 配置転換 出向 ) 1 甲は 業務上の必要がある場合 乙に対し 配置転換を命じることがある 2 甲は 業務上の必要がある場合 乙に対し 他社に出向を命じることがある 乙は 正当な理由がない限り これを拒否することができない 3 前項の場合 その出向の期間は3 年以内とする 第 6 条

Similar documents
Microsoft Word - koyoukeiyaku

注意すべきポイント 1 内定承諾書は 内定者の内定承諾の意思を明らかにさせるものです 2 2 以降の注意すべきポイントについては マイ法務プレミアムで解説しています

 

パートタイマー就業規則

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

< F2D30348AEE967B8C5F96F196F18ABC2E6A7464>

Microsoft Word - syukkou

業務委託基本契約書

平成 31 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日まで 63 歳平成 34 年 4 月 1 日から平成 37 年 3 月 31 日まで 64 歳 4 定年について 労働者の性別を理由として差別的取扱いをしてはなりません ( 均等法第 6 条 ) ( 退職 ) 第 48 条前条に定める

Taro-大川市福祉会有期雇用契約職

に含まれるノウハウ コンセプト アイディアその他の知的財産権は すべて乙に帰属するに同意する 2 乙は 本契約第 5 条の秘密保持契約および第 6 条の競業避止義務に違反しない限度で 本件成果物 自他およびこれに含まれるノウハウ コンセプトまたはアイディア等を 甲以外の第三者に対する本件業務と同一ま

今回の改正によってこの規定が廃止され 労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり 希望者全員を再雇用しなければならなくなりました ただし 今回の改正には 一定の期間の経過措置が設けられております つまり 平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を 歳まで再雇用

( 職場及び職種 ) 第 7 条再雇用する職場及び職種は原則としてそれまで在籍していた施設並びに職種とする 但し 業務上の必要がある時は 職場及び職種を変更することがある ( 役職解任 ) 第 8 条再雇用に際し 定年時に役職のある者については役職を解任しての再雇用とする 但し 法人が必要と認めた者

( 参考 ) 公立大学法人大阪市立大学教職員就業規則 ( 抄 ) 第 3 章服務 ( 職務専念義務及び忠実義務 ) 第 33 条教職員は 公立大学法人の業務の公共性を自覚し 誠実に職務に専念しなければならない 2 教職員は 忠実に職務を遂行し 本法人の利益と相反する行為を行ってはならない ( 服務心

基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス 利用契約書 ( 以下 利用者 という ) と社会福祉法人慈徳会 ( 以下 事業者 という ) は 基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス ( 以下 当施設 という ) が利用者に対して提供する基準該当短期入所サービスについて 次のとおり契約

<4D F736F F D20819C906C8E96984A96B1835A837E B C8E3693FA816A8E518D6C8E9197BF E646F63>

無期契約職員就業規則

<4D F736F F D F418BC68B4B91A5935F8C9F814590AE94F582CC8EE888F882AB C8E86816A2E646F63>

第六条 契約期間 雇用期間は原則として1 年以内とし 嘱託雇用契約書に定める 二. 前項の規定にかかわらず 本人が雇用契約を更新し継続して勤務することを望む場合に於いては 定年後の継続雇用に関する労使協定の定めるところにより 次の基準のいずれにも該当した従業員については満 65 歳に達するまでを限度

平均賃金を支払わなければならない この予告日数は平均賃金を支払った日数分短縮される ( 労基法 20 条 ) 3 試用期間中の労働者であっても 14 日を超えて雇用された場合は 上記 2の予告の手続きが必要である ( 労基法 21 条 ) 4 例外として 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の

介護老人福祉施設入所約款・契約書

特定個人情報の取扱いに関するモデル契約書 平成27年10月

とを条件とし かつ本事業譲渡の対価全額の支払と引き換えに 譲渡人の費用負担の下に 譲渡資産を譲受人に引き渡すものとする 2. 前項に基づく譲渡資産の引渡により 当該引渡の時点で 譲渡資産に係る譲渡人の全ての権利 権限 及び地位が譲受人に譲渡され 移転するものとする 第 5 条 ( 譲渡人の善管注意義

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

宇佐美まゆみ監修(2011)『BTSJ入力支援・自動集計システム』、及び

< F2D95CA8E86362D B5A8F708E9197BF8DEC90AC8BC696B1>

<4D F736F F D208B8F91EE89EE8CEC93998C5F96F18F912E646F63>

3 乙は 業務従事者が本誓約に基づき課される守秘義務に違反した場合は 乙が本誓約に違反した ものとして その責任を負うものとする ( 乙による具体的措置の実施 ) 第 4 条乙は 業務従事者に対して入手した秘密情報を本件に必要な限度で開示 提供するものとする 2 乙は 甲の求めに応じて 業務従事者の

< F2D E93C195CA8C5F96F F582CC8F418BC682C9>

<4D F736F F D2094F18FED8BCE904588F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63>

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

標準契約書


カツデンアーキテック株式会社退職金規程 退職金規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 就業規則第 47 条に基づき 社員の退職金に関して 定めたものである 但し パートタイマー アルバイトおよび 契約社員 嘱託社員その他臨時に採用された者については適用しない ( 摘用 ) 第 2 条社員が勤務年数

9-1 退職のルール 職することは契約違反となります したがって 労働者は勝手に退職することはできません 就業規則に 契約期間途中であっても退職できる定めがある場合には それに従って退職できることになりますが 特段の定めがない場合には なるべく合意解約ができるように 十分話し合うことが大切です ただ

<4D F736F F D20819B42838A815B834F81698B4B96F18B4B92E8816A817C328B4B96F1817C E8E518D6C D88EA8C5F96F18F9188C4>

Microsoft Word - 就業規則 2010年9月更新(吉田).doc

訪問介護標準契約書案

筑紫野市学童保育連絡協議会学童クラブ指導員就業規則

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

PASMO付身分証等オートチャージサービス会員規約

就業規則

<4D F736F F D208B7A8EFB95AA8A8482C982A982A982E98E96914F8A4A8EA68F9196CA2D312D322E646F6378>

第1号様式

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

六七八九 生活の質の向上相談 助言教育権監護権 ( 利用料 ) 第 5 条利用者は 前条に定める重症心身障害児 肢体不自由児施設サービスの提供に対して 都道府県が定める障害児施設給付費 障害児施設医療費 肢体不自由児施設給付費 肢体不自由児施設医療費及び重要事項説明書に定める所定の利用者負担額を病院

注意 本様式は参考としてお示しするものです 引用する場合は各法人 事業所にて十分精査した上でご利用ください 介護予防 日常生活支援総合事業第一号事業契約書 様 ( 以下 利用者 という ) と ( 例 : 株式会社 社会福祉法人 会等 )( 以下 事業者 という ) は 事業者が提供するサービスの利

だし その後の更新等については 第 13 条による ( 服務の心がまえ ) 第 6 条 嘱託職員は 熟練職員としての自覚の基に 業務に精励するとともに 本規程ならびに従業員就業規則その他の規程を守り 職員とも相互に協力しての発展および明るい職場を築くよう努めなければならない ( 職務上の遵守事項 )

条第一項の通算契約期間に関する基準を定める省令 ( 平成 24 年 10 月 26 日厚生労働省令第百四十八号 ) に定める期間 ) 以上であるときは 当該空白期間前に満了した労働契約の期間は含まないものとする 5 第 1 項から第 3 項の労働契約の期間を定める場合において 労働契約の期間の終期は

公立大学法人青森公立大学職員懲戒規程

個人情報管理規程

<23318ED0984A8E6D8F898B A8AEE2E786C7378>

( 就業禁止事項 ) 第 6 条次の各号のいずれかに該当する者は就業を禁止する 1 酒気を帯びている者または薬物を所持もしくは使用している者 2 火気 凶器その他の危険物を携帯する者 3 衛生上有害と認められる者 4 作業を妨害する他職場の風紀秩序を乱す者またはそのおそれのある者 5 前各号に準ずる

学校法人立命館時間雇用職員就業規則( )

(3) 契約期間中の態度 勤務成績及び勤務状況 (4) 業務遂行能力及び業務の効率性 (5) 会社及び派遣先が徴求する勤怠その他各種帳票類の提出状況 (6) この規則を含む会社規則の遵守状況 (7) その他各号に準じる状況の有無 3. 派遣社員と会社の雇用契約は期間を定めた契約であり 前項の会社から

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この就業規則は 有限会社アース ( 以下 会社 という ) に派遣社員の雇用期間 労働条件及び服務を定めることを目的とする 2 派遣社員は 自己の権利のみを主張することなく 会社 他の従業員及び派遣先に対してどれだけ自分が貢献できているかを常に客観的な視点で自

(Microsoft Word - \215\304\214\331\227p\220E\210\365\213K\221\245.doc)

就業規則(派遣社員)

公益社団法人松戸市シルバー人材センター臨時職員就業規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益社団法人松戸市シルバー人材センター ( 以下 センター という ) の臨時に雇用する者 ( 以下 臨時職員 という ) の就業に関して必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において

(Microsoft Word - \201iAL\201jAG-Link\227\230\227p\213K\222\350.doc)

Microsoft Word - 2.賃金規程.doc

題名

とする 4 秘密情報へのアクセス 秘密情報の入手 利用 開示 提供 持出という行為には 秘密情報を記録した媒体へのアクセス及び秘密情報を記録した媒体の入手 利用 提供 開示 持出という行為も含むものとする 5 秘密情報の複製には 同一形式での複写 複製 ( 以下 単に複製という ) 以外にも 電磁的

2019-touren1-1

合併基本合意書

明確認書 を甲に提出する ( かし担保 ) 第 8 条乙は この契約締結後に かくれたかしがあることを発見しても 売買代金の減免若しくは損害賠償の請求又は契約の解除をすることができないものとする ただし 乙が消費者契約法 ( 平成 12 年法律第 61 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する消費者

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

個人情報保護規程

第1章 総 則

< F2D904588F58F418BC68B4B91A528B8DBBDB1CEDFB2DDC4D2DDC48AD68C5789FC90B3292E6A7464>

就業規則

<8A778D5A C97A796BD8AD98E9E8AD48CD F58F418BC68B4B91A52895BD90AC E348C8E313693FA8B4B92F691E D86295F E786477>

<4D F736F F D E7793B18E968D A590B38AA98D DB A89638BC68F8A816A2E646F63>

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

PUB

Microsoft Word - 2-1 契約書

<4D F736F F D C192E895AA96EC90EA96E F58B8B975E8B4B92F A792E8817A>

しい支障があると認められた場合は, 受注者に対してその変更その他必要な措置を求めることができるものとする ( 業務実施計画表 ) 第 6 条受注者は, この契約の締結後, すみやかに, 本契約及び別紙 仕様書 の規定を満たす業務実施計画表を作成し, 発注者に提出しなければならない 2 発注者は, 前

Microsoft Word - 短期 契約書(25.4.1)

社会福祉法人 宇和島市社会福祉協議会

< F2D D F18FED8BCE904588F58F418BC68B4B91A52E6A7464>

<4D F736F F D C192E8974C8AFA8CD997708BB F58F418BC68B4B91A E342E31>

< F2D8BCE96B18E9E8AD481438B7889C993998B4B92F F3132>

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

贈与税の非課税措置にかかわる証明書等の発行業務約款

第 3 章服務規律 ( 服務 ) 第 10 条労働者は 職務上の責任を自覚し 誠実に職務を遂行するとともに 会社の 指示命令に従い 職務能率の向上及び職場秩序の維持に努めなければならない ( 遵守事項 ) 第 11 条労働者は 以下の事項を守らなければならない 1 許可なく職務以外の目的で会社の施設

14個人情報の取扱いに関する規程

業務委託契約書

契約社員就業規則

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

Microsoft Word _臨時報告書_最終_.doc

乙に対し 当該派遣受入期間制限に抵触することとなる最初の日 ( 以下 抵触日 という ) を書面の交付等により通知するものとする 個別契約の締結後に 甲において派遣受入期間を定め 又はこれを変更する場合も その都度 乙に対して 同様の方法により抵触日の通知をするものとする 2 甲は 前項の派遣受入期

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

点で 本規約の内容とおりに成立するものとします 3. 当社は OCN ID( メールアドレス ) でログインする機能 の利用申込みがあった場合でも 任意の判断により OCN ID( メールアドレス ) でログインする機能 の利用をお断りする場合があります この場合 申込者と当社の間に利用契約は成立し

【全文】就業規則(今井保育園H29.1.1)

会員に対する処分等に係る手続に関する規則 (2018 年 7 月 30 日制定 ) 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 定款第 15 条に規定する会員に対する処分及び不服の申立てに係る手続の施行に関し 必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規則において 次の各号

個人情報保護規定

Transcription:

雇用契約書 ( 使用者 ) ( 以下 甲 という ) と ( 労働者 ) ( 以下 乙 という ) は 以下のとおり雇用契約 ( 以下 本契約 という ) を締結する 第 1 条 ( 雇用 ) 甲は 本契約の規定及び別紙労働条件通知書に定める条件により乙を雇用し 乙は甲 に従いその職務を誠実に遂行し 甲はこれに対し賃金を支払うことを約する 第 2 章 ( 遵守事項 ) 乙は 甲に対し 以下の事項を遵守することを誓約する 1 法令 諸規則 諸規程 本契約及び業務命令等を遵守し 誠実に職務を遂行する 2 業務上の機密に属する事項 ( 個人情報を含む ) を 在職中のみならず退職後も第三者に漏えいしない 3 甲の事前の書面による承諾なしに 在職中及び退職後 1 年間は 甲と同一又は類似のノウハウを利用した事業を自ら営み 又は甲の事業と競合する事業を営む会社に雇用されない 第 3 条 ( 試用期間 ) 1 労働契約の期間開始日から3か月間は試用期間とする ただし 甲乙協議の上 試用期間を延長することができる 2 甲は 乙が社員として不適格であると判断したときは 試用期間満了日までに解雇することができる 3 試用期間が満了した場合 乙は甲の社員として本採用されたものとする この場合試用期間は勤続年数に含まれるものとする 第 4 条 ( 時間外労働 ) 1 甲は 業務上の必要があるときは 本契約の規定及び別紙労働条件通知書に定める就業時間等について 法令の範囲内で各時刻を変更し 乙に対し残業を命じることがある 2 乙は 業務のため やむを得ず時間外労働が必要となったときは 所属長に事前の許可を得なければならない 乙が所属長の許可なく時間外労働を行ったときは 甲は 当該業務に対する賃金を支払わない

第 5 条 ( 配置転換 出向 ) 1 甲は 業務上の必要がある場合 乙に対し 配置転換を命じることがある 2 甲は 業務上の必要がある場合 乙に対し 他社に出向を命じることがある 乙は 正当な理由がない限り これを拒否することができない 3 前項の場合 その出向の期間は3 年以内とする 第 6 条 ( 当然退職 ) 乙が次の各号の一つに該当するときは その日をもって退職とし その翌日をもって従業員としての身分を失う 1 死亡したとき 2 甲の取締役 執行役員又は監査役に就任したとき 3 会社に連絡がなく50 日が経過し 甲が所在を知らないとき 4 業務によらない負傷又は疾病により連続して 日欠勤したとき 5 休職期間が満了したとき 第 7 条 ( 休職 ) 1 甲は 乙が次の各号の1つに該当するときは 会社が認める一定の期間休職を命ずることがある ただし 試用期間中に第 1 号及び第 2 号の事由が発生した場合を除く 1 業務外の事由による負傷又は疾病が原因で欠勤し 欠勤した日から か月継続しても治癒しないとき 2 業務外の事由による負傷又は疾病が原因で労務提供ができない期間が か月継続したとき 3 業務命令により他社に出向したとき 4 その他 前各号に準ずる行為をしたとき 2 甲は 乙に対し 前項の休職期間中は 賃金を支払わない 第 8 条 ( 懲戒 ) 1 懲戒の種類及び程度は以下のとおりとする 1 譴責 : 顚末書を提出させ将来を戒める 2 減給 : 顚末書を提出させ将来を戒め 賃金を減ずる 減給の範囲は 1 回の事案に対しては平均賃金の1 日分の半額を限度とし 一賃金支払期に発生した複数の事案に対しては当該賃金支払期における賃金の総額の十分の一を超えないものとする 3 出勤停止 : 顚末書を提出させ将来を戒め 7 日以内の期間を定めて出勤を停止し その期間中は賃金を支払わない 4 降格 : 顚末書を提出させ将来を戒め 現在の職位を解任又は他の職へ引き下げる

5 諭旨退職 : 懲戒解雇相当の事由がある場合に 退職届を提出するよう勧告し 3 日以内に退職届が提出されないときは懲戒解雇とする 諭旨退職となる者に対しては 退職金の一部を支給しないことがある 6 懲戒解雇 : 予告期間を設けることなく即時に解雇する 解雇予告手当は支給しない 懲戒解雇となる者に対しては 退職金の全部又は一部を支給しない 2 甲は 乙が次の各号に該当する行為を行ったときは その情状に応じ前項の懲戒処分を行うことができる 1 無断又は正当な理由なく欠勤したとき 2 無断又は正当な理由なく遅刻又は早退を繰り返したとき 3 甲の業務上命令又は甲の諸規程に従わないとき 4 甲の許可なく甲の物品を私用で使用したとき又は持ち出したとき 5 甲の許可なく業務上金品の贈与を受けたとき 6 甲の許可なく事業を始め又は他の会社に雇用されたとき 7 故意又は重大な過失により 甲の金銭又は物品を紛失したとき 8 故意又は重大な過失により 甲の設備 備品又はシステムを破壊したとき 9 故意又は重大な過失により 営業上の事故を発生させたとき 10 故意又は重大な過失により 甲の業務上の機密に属する事項 ( 個人情報を含む ) を漏えいしたとき 11 甲に対する業務上の報告等を偽ったとき 12 素行不良で職場の秩序 風紀を乱したとき 13 他の職員に対し性的な嫌がらせを行ったとき 14 業務上の地位又は権限を利用し他の職員に対し嫌がらせを行ったとき 15 業務上の地位又は権限を利用し自己の利益を図ったとき 16 重要な経歴等を詐称して採用されたとき 17 刑法その他の法令に違反する行為をしたとき 18 故意又は重大な過失により 甲の名誉又は信用を毀損したとき ( 企業外非行行為を含む ) 19 その他 前各号に準ずる行為をしたとき 第 9 条 ( 普通解雇 ) 甲は 乙が次の各号の1つに該当するときは 乙を解雇することができる 1 身体又は精神の障害により 業務に耐えられないと認められるとき 2 勤務成績又は業務能率が不良で 就業に適さないと認められるとき 3 事業の縮小 廃止その他経営上の都合により余剰人員が生じたとき 4 2 週間以上正当な理由なく無断欠勤し 出勤の督促に応じないとき 5 その他 前各号に準ずる事由があるとき

第 10 条 ( 安全衛生等 ) 1 甲は 乙の安全衛生の確保及び改善に努める 2 乙は 甲の指示に従い 労働災害の防止に努める 3 甲は 乙が 次の各号の一つに該当するときは その就業を禁止する 1 病毒伝ぱのおそれのある伝染性の疾病にかかったとき 2 心臓 腎臓 肺等の疾病で労働のために病性が著しく増悪するおそれのある疾病にかかったとき 3 自身を傷つけ 又は他人に害を及ぼすおそれのある精神障害を有するとき 4 その他 厚生労働省令に定める疾病にかかったとき 4 甲は 前項の規定にかかわらず 乙の心身の状況が業務に適さないと判断したときは その就業を禁止することがある 5 第 3 項及び前項の就業禁止期間中の乙の賃金は支払わない 第 11 条 ( 健康診断 ) 1 乙は 甲の指定する医師による健康診断を 1 年に1 回受けなければならない 2 甲は 乙が正当な理由なく前項の健康診断を受診しないときは 乙を懲戒処分に付すことがある 3 甲は 乙の健康診断結果に異常所見がある場合には 甲の指定する医師による再検査の受診を命じることがある 乙がこの再検査を受診しない場合 甲は 乙の労務提供の受領を拒否することがある 第 12 条 ( 協議解決 ) 本契約に定めのない事項 又は本契約の解釈について疑義が生じたときは 甲乙誠意 をもって協議のうえ解決する 第 13 条 ( 合意管轄 ) 甲及び乙は 本契約に関し裁判上の紛争が生じたときは 甲の本店所在地を管轄する 裁判所を専属的合意管轄裁判所とすることに合意する 本契約締結の証として 本契約書 2 通を作成し 甲乙相互に署名又は記名 捺印の上 各 1 通を保有することとする 甲 住所 平成 年 月 日

氏名 印 乙 住所 氏名 印

注意すべきポイント 1 本書式は 就業規則が定められていない会社の場合の雇用契約書です 使用者は労働者に対し 1 労働契約の期間 2 就業の場所および従事すべき業務 3 就業時間 休日等 4 賃金 5 退職の各事項を書面により明示しなければならないことから 雇用契約書とともに 上記労働条件が明らかとなる労働条件通知書を別途交付することとしています 2 3 2 以降の注意すべきポイントについては マイ法務プレミアムで解説しています http://myhoumu.jp/premium/