2010 年 11 月バージョンアップ機能ガイド 顧客創造日報 顧客深耕日報 顧客深耕日報案件創造統合 顧客創造日報 深耕日報 Type-R 顧客深耕日報 AO 可視化日報 1. 概要 本ガイドでは 2010 年 11 月のバージョンアップにより追加された新機能について その内容から導入方法までにつ いて記載しています したがって SFA/GW の運用の管理者 システム設定担当者向けの資料となります 具体的な操作方法については サポート HP より最新の製品操作マニュアルをダウンロードの上ご参照ください バージョンアップ項目 スケジュール連携機能の追加 3 メール機能の拡張 7 ToDo メモ機能の追加 8 顧客プロフィールからの履歴参照の拡張 12 顧客プロフィールからの顧客の声参照の拡張 14 クイック検索機能の追加 15 重複データの統合機能を追加 16 メールアドレスからのメーラー起動を拡張 19 送信メールの自動商談登録機能の追加 21 製品メニューアイコンの変更 23 カラー設定( 背景 ) の追加 24 商談重要度のカラー追加 25 日報 コメント情報のテキスト出力内容における仕様変更 26 1
2. リリース リリース日 2010 年 11 月 24 日 ( 水 ) 製品ご購入 CD-ROM 2010 年 11 月 24 日 ( 水 ) よりご提供開始 オンラインアップデート 2010 年 11 月 24 日 ( 水 ) 20:00~ ASP サービス NISaaS サービス 2010 年 11 月 25 日 ( 木 ) 夜間メンテナンスにより自動更新 2010 年 11 月 25 日 ( 木 ) 夜間メンテナンスにより自動更新 オンラインアップデートの機能が利用できない環境については 製品のアップデートメディア (CD-ROM) から適応を行います メディア提供をご希望の場合は大変お手数ですが 件名に 製品バージョンアップ希望 とご記入の上 support@ni-consul.co.jp までメールにてご連絡ください 今回のバージョンアップには製品動作環境の最新化を行わないと 使用できない機能がございます 製品動作環境の最新化はオンラインアップデートでは実施できません Windows 版製品動作環境の最新化について Windows 版をご利用中の場合 弊社ダウンロードサイトから 専用ツールがダウンロード可能となっております スケジュール連携設定画面よりダウンロード可能ですので WEB サーバーにて実行してください Linux 版製品動作環境の最新化について Linux 版をご利用中の場合 弊社サポートより環境更新用 CD を送付いたします スケジュール連携設定画面に警告が表示された場合は 弊社サポートまでお問い合わせください TEL:0120-019-314 Mail:support@ni-consul.co.jp ASP Saas 版製品動作環境の最新化について弊社にて製品動作環境の最新化を行いますので ご対応は不要です バージョン 適用後のバージョンは以下のとおりです 顧客創造日報 顧客深耕日報 顧客深耕日報案件創造統合 顧客創造日報 深耕日報 Type-R 2 version 6.14-1 顧客深耕日報 AO version 4.6-1(6.14-1) 可視化日報 version 1.8-3
3. スケジュール連携機能の追加 機能追加内容 顧客創造日報又は顧客深耕日報の業務予定情報 商談予定情報を Google カレンダーに表示し Google カレンダーのスケジュール情報を週 月スケジュール画面に表示する事が可能となります 業務予定 商談予定を Google カレンダーへ表示 Google カレンダーのスケジュールを日報スケジュールに表示 3
ご利用いただくためには製品アップデート後に システム設定にスケジュール連携設定が表示されます こちらの画面よりスケジュール連携を有効にしていただき Google アカウント情報をシステム設定の社員情報 又は各社員様のオプション設定 >スケジュール連携設定より設定いただく必要があります 注意事項 製品バージョンアップを行っていただきますと システム設定にスケジュール連携設定が追加されます 製品動作環境が最新ではない場合 スケジュール連携設定に警告が表示されますので 画面に表示された文章に沿って 製品動作環境を最新化してください Windows 版をご利用中の場合 弊社ダウンロードサイトから 専用ツールがダウンロード可能となっております 画面上に表示される URL よりダウンロード可能ですので WEB サーバーにて実行してください Linux 版をご利用中の場合 弊社サポートより環境更新用 CD を送付いたします 警告が表示された場合は 弊社サポートまでお問い合わせください 制約事項対象となる日報製品は顧客創造日報 (Type-R) 顧客深耕日報(Type-R) となります 可視化日報 顧客深耕日報 AO 顧客創造アプローチは対象外となります 4
以下はスケジュール連携の設定方法についての説明となります スケジュール連携の基本設定 1. システム設定画面 > 基本設定 >スケジュール連携設定の設定画面を開いてください 2. 各設定項目を入力し 保存ボタンをクリックしてください スケジュール連携連携する スケジュール連携を有効にします 連携しない スケジュール連携を無効にします 個人ごとの連携設定の変更許可許可する オプション設定にて Google アカウントの入力及び連携先カレンダーの変更が可能となります オプション設定を公開することにより より細かい設定が社員ごとに設定可能となります 許可しない システム設定以外でスケジュール連携の設定が行えなくなります カレンダーへの登録登録する NI 製品で登録したスケジュールを Google カレンダーへも登録します 登録しない Google カレンダーへのスケジュール登録を行いません カレンダーからの取り込み取り込む Google カレンダーで登録されたスケジュールをNI 製品へ取り込みます 取り込まない NI 製品へ Google カレンダーのスケジュールを取り込みません スケジュール取り込み間隔選択された時間単位で Google カレンダーよりスケジュール情報を取り込みます スケジュール公開設定公開する Google から取り込んだスケジュールが全社員から見える形で取り込まれます 公開しない Google から取り込んだスケジュールは閲覧制限が付与された形で取り込まれます 個人設定 各社員様ごとにオプション設定にて 公開 / 非公開 の設定が可能になります 5
Google アカウントの設定 システム設定の社員情報画面にて設定を行うことが可能です スケジュール連携設定の個人ごとの連携設定の変更許可を許可しない場合 各社員様はオプション設定でアカウントの設定ができないため システム管理者様にて 上図画面より各社員様のアカウント情報を設定していただく必要があります 社員情報 CSV での一括登録も対応しております 連携先のカレンダー選択はオプション設定からのみ行えますので システム設定にてアカウント情報を設定された場合 常に Google アカウントのデフォルトカレンダーと連携いたします オプション設定のスケジュール連携設定にて設定を行うことが可能です Google カレンダーに登録する商談予定 業務予定のフィルター設定を行う事も可能となっています フィルターとして選択された情報に一致する商談予定 業務予定情報は Google へは登録されなくなります 6
4. メール機能の拡張 機能追加内容 メールサーバーに OverSSL の設定が可能となります 今まで使用できなかった Gmail 等の OverSSL 必須のメールサーバーが使用可能となります SSL 接続が必要なメールサーバーの場合 先頭に ssl:// を付与し ポート番号を指定されたポート番号に設定するだけで利用可能となります メールアカウントの設定は SSLを意識する必要はなく SSL 設定したメールサーバーを選択するだけで設定完了となります 注意事項 前項目にてご案内しました スケジュール連携の項目が可能な環境に動作環境を最新化してください 7
5.ToDo メモ機能の追加 機能内容 忘れると困る情報を関連して記録しておいたり 他人と共有したり 気軽に付箋紙のイメージでメモを残すことができる ToDo メモ機能を今回のバージョンアップで追加しました 利用例 ) 商談情報の次回の商談予定を入力しながら ToDo メモを登録 次回の商談予定を入力しながら 11 月 30 日までにやるべきアクションを登録 といった使い方が可能です ToDo メモの登録は簡単で 内容をキーボードでタイプし Enter キーを押すだけで保存できます ToDo メモは顧客プロフィール 案件情報 顧客の声に付与することができ 商談情報フォームや日報上などからも簡単に操作することもできます モバイル版にも対応しており携帯電話 スマートフォンからもご利用いただけます 顧客プロフィール右上の専用のボタンから操作することができます モバイル版でもご利用いただけます 顧客名 案件名 声の要旨の傍に表示される専用ボタンから操作することも可能です 8
ToDo メモはスケジュール 明日の行動予定や製品トップページにも表示されます また NI コラボをご利用の場合は NI コラボのスケジュールにも表示されます 月 週スケジュールに表示 日報の明日の行動予定欄に表示 NI コラボのスケジュールに表示 また ToDo メモは他人に作業を指示 依頼したい場合の利用も想定しており ToDo メモの担当者に指示 依頼したい社員を指定して ToDo メモを保存すると ToDo 通知が相手に届きます その ToDo を完了すれば依頼者に ToDo 完了通知が届く仕組みになっています 指示や完了通知が通知情報パーツに表示されます 9
その他 ToDo メモを完了しその内容を商談情報へ転記したり 事前にシステム設定することで ToDo メモの完了と同時に商談情報を登録することも可能になっています 顧客プロフィールや案件情報をセットした ToDo メモから完了して商談にすると開いた商談フォームにセットされます ToDo メモを完了して商談情報を自動登録した場合 商談情報にセットされる詳細は次のとおりです 実施区分 : 実施 顧客名 :(ToDo メモにセットされている顧客プロフィール ) 案件名 :(ToDo メモにセットされている案件情報 ) 商談パターン :( システム設定で指定した商談パターン 後述 ) 商談日 : 操作日 商談目的 :( システム設定で指定した商談目的 後述 ) 商談成果 :( システム設定で指定した商談成果 後述 ) 商談内容 :ToDo メモの内容 システム設定 本機能をご利用なるには予め システム設定 > 顧客創造日報または顧客深耕日報の ToDo メモ ( 商談自動登録設定 ) を有効にし 且つ 任意の商談パターン 商談目的 商談成果を初期値として指定していただく必要があります 注意事項 案件情報 顧客の声 NI コラボ向け機能を利用するには製品がインストールされている環境で且つ製品の利用ライセンスを有していることが前提になります 10
ご利用いただくためには アップデート後に本機能をご利用いただけます ただし ToDo を完了して商談を自動登録する機能のみ無効になっています ( 前述 ) 11
6. 顧客プロフィールからの履歴参照の拡張 機能内容履歴一覧画面に顧客の声及び 対応履歴を表示できるように致しました これにより 顧客との接触情報を履歴一覧から全て把握することができるようになります また 合わせて表示対象の複数選択ができるように致しました これにより 表示する情報をより意図に合うように柔軟に切り替えることができるようになります 上記 2 点の拡張により 履歴情報の把握が漏れなく 無駄なく 今までよりもスムーズに行えるようになります 履歴参照画面 12
注意事項 顧客の声が利用可能なユーザーのみ 履歴一覧画面で顧客の声及び対応履歴をご確認いただけます ご利用いただくためには アップデート後に本機能をご利用いただけます 13
7. 顧客プロフィールからの顧客の声参照の拡張 機能内容顧客プロフィールからの顧客の声参照で 対応履歴の対応内容 対応履歴の添付ファイル 顧客の声へのコメント全文 顧客の声へのコメントの添付ファイルを表示できるように致しました これにより 一覧画面でクレーム情報などの対応の詳細な情報を参照することができ 今までよりも容易に 詳細な対応状況を把握することができます 顧客の声参照画面 ご利用いただくためには アップデート後に本機能をご利用いただけます 14
8. クイック検索機能の追加 機能内容 製品トップページより 入力キーワードにヒットした顧客プロフィール パーソンプロフィール 案件情報の一覧から商談履歴や各プロフィール情報へダイレクトにアクセスするクイック検索機能を追加しました 1 製品トップページの左上からキーワードをタ イプするとその場で検索が実行されます 2 合致した情報に応じて プロフィール 履歴 その他情報へダイレクトにアクセスできます ご利用いただくためには アップデート後に本機能をご利用いただけます 15
9. 重複データの統合機能を追加 機能内容重複する顧客プロフィール パーソンプロフィール 案件情報を統合するための機能を追加しました この機能は 2 つの対象データを 1 つのデータへ集約します 統合操作は項目単位で行うことが可能で また 関連する情報もすべて整合性を維持しながら統合されます < 統合機能の概要 > 統合機能は 顧客プロフィール パーソンプロフィール 案件情報ごとに提供されます 16
統合の内部仕様 統合が完了すると関連データはすべて統合した情報に関連付けられるように更新されます 統合画面操作イメージ 1 検索結果から統合したい情報を選択し チ ェックした情報 ボタンから統合用のメニュー を選択すると統合画面が開きます 2 右側エリアに統合したい情報を上書きや追記し 保存 で統合が完了します 添付ファイルはすべて自動的に統合されます 顧客プロフィールを統合した場合の仕様 部門が設定されている顧客プロフィールと部門未設定の顧客プロフィールを統合する場合は 必ず部門が未設定の顧客プロフィールが作成されます 17
注意事項 案件情報 顧客の声向けの機能は各製品がインストールされ且つ利用ライセンスが割り当てられている場合のみ有効です 統合を完了すると更新された情報を元の状態に復元することはできません ご利用いただくためには アップデート後に本機能をご利用いただけます 18
10. メールアドレスからのメーラー起動を拡張 機能内容 パーソンプロフィールのフォームおよび検索結果に表示されるメールアドレスにメーラー起動用のボタンを表示します また 起動するメーラーを指定できるオプションをシステム設定に追加しました ボタンとリンク割り当てられているメーラーはマウスカーソ ルを当てて表示されるツールチップで確認できます 簡易メーラーについて NI コラボがインストールされていないまたは利用できない環境でも外部にメールを送信できる送信機能のみの簡易メーラーです 専用のボタンからメール送信と同時に商談情報を自動登録する機能 ( 後述 ) もあります 本設定でボタンまたはメールアドレスのリンクから弊社製品を起動するよう割り当てた場合のみ利用可能なメーラーです 専用の送信 / 登録ボタンがあり 商談情報の自 動登録が可能です ( 後述 ) オプション設定で BCC の自動セットの ON/OFF が可能です 19
システム設定 ボタン及び従来のメールアドレスのリンクにはそれぞれ システム設定 > 顧客創造 深耕日報の共通設定 ( メールクライアント設定 ) で次のいずれかの操作アクションを任意に割り当てることが可能です NI コラボ (NI コラボのライセンスが無い場合は顧客創造 深耕日報製品付属の簡易メーラー ) を起動する クライアント標準のメールクライアントを起動する 使用しない ( ボタンを表示しない または リンクにしない ) 注意事項 この設定は全社員共通です また社外メール等の権限のない社員には適用されません ご利用いただくためには アップデート直後は次の設定でご利用いただけます メール起動ボタン : 表示され且つ NI コラボ (NI コラボ非連携時は製品付属の簡易メーラー ) メールアドレス : クライアント標準のメールクライアントを起動 20
11. メールの自動商談登録機能の追加 機能内容 メール送信時にメールの内容をそのまま商談情報として登録する機能で 予めシステム設定で指定した商談パターンの商談情報を作成します 1NIコラボまたは簡易メーラーの送信 / 登録ボタンからメール送信 2 宛先のメールアドレスから顧客プロフィール (URL) またはパーソンプロフィール (E-Mail) を抽出し確認ダイアログで表示されます 3ダイアログの指示にしたがって送信すると メール送信後 同時に商談情報が登録されます 登録される商談情報の詳細は次のとおりです 実施区分 : 実施 顧客名 :( 確認ダイアログで選択した顧客 ) 面談者 :( 確認ダイアログで選択したパーソンプロフィール ) 商談パターン :( システム設定で指定した商談パターン 後述 ) 商談日 : メール送信日 商談時刻 : メール送信時刻 ( システム設定の時間設定に応じた適切な時刻に丸められます ) 商談目的 :( システム設定で指定した商談目的 後述 ) 商談成果 :( システム設定で指定した商談成果 後述 ) 商談内容 :( 宛先 送信者 CC 件名 メール本文) 添付ファイル :( メールの添付ファイルすべて ) システム設定 本機能をご利用なるには予め システム設定 > 顧客創造日報または顧客深耕日報の共通設定 ( メールクライアント設定 ) を有効にし 且つ 任意の商談パターン 商談目的 商談成果を初期値として指定していただく必要があります 21
注意事項 NI コラボ向け機能を利用するには製品がインストールされている環境で且つ製品の利用ライセンスを有していることが前提になります ご利用いただくためには アップデート直後は 本機能は無効になっていますのでシステム設定で有効 ( 前述 ) にしていただく必要があります 22
12. 製品メニューアイコンの変更 機能内容 製品メニューアイコンを刷新 より視認性の高いアイコンを採用しました PC 版 モバイル版 PDA 版にそれぞれ適用されます ご利用いただくためには アップデート直後から反映されます 23
13. カラー設定 ( 背景 ) の追加 機能内容 カラー設定のスペシャルカラーに黒を基調とした ブリリアントブラック を追加しました パソコン版 モバイル版 注意事項 パソコン版をご利用になる場合は Internet Explorer 7 以降 または Safari が必要です 本カラー設定は Internet Explorer 6 ではサポートされていません ご利用いただくためには アップデート直後から提供され システム設定のカラー設定 もしくは 個人オプション設定画面から選択が可能になります 24
14. 商談重要度のカラー追加 機能内容 システム設定で設定可能な商談の重要度キーワードに割り当てられるカラーを追加 全 32 色となりました 従来 6 色 全 32 色になります ご利用いただくためには アップデート直後から反映されシステム設定で選択が可能になります 25
15. 日報 コメント情報のテキスト出力内容における仕様変更 機能内容顧客創造日報 顧客深耕日報 顧客深耕日報案件創造統合 顧客創造日報 深耕日報 Type-R 顧客深耕日報 AO 可視化日報における日報情報 コメント情報のリスト表示 テキスト出力にて 使用区分 という項目がありましたが こちらの出力結果は常に f または 0 となり利用用途のない項目であるため 今回の仕様変更によってリスト表示 テキスト出力の対象から外しました ご利用いただくためにはアップデート直後から反映されます すでにこの項目を出力結果として利用している場合は 結果は表示されなくなります また並び順については利用されなくなります 26
発行 平成 22 年 12 月 2 日第 2 版 バージョンアップに関するお問い合わせは株式会社 NIコンサルティング内サポートデスク E-MAIL : support@ni-consul.co.jp URL : https://www.ni-consul.jp FAX : 082-511-2226 営業時間 : 弊社休業日 土 日 祝日を除く月曜日 ~ 金曜日 9:00~12:00 13:00~17:00 27