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渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

流拠点としての那覇空港を備えており 沖縄県への物流を確立することにより本市農産物の輸出の可能性が広がることが期待できること さらには年間 790 万人の観光入込客数があり そのうち 160 万人が外国人であることから 今後のインバウンドの増加を見込んだPRを実施する場所として効果的であると考えている

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

PowerPoint プレゼンテーション

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

01 ï¼‹æ§Ÿå¼‘ï¼Łï¼›æŒ°è¦‘å°±è¾²è•–ã†®è‡²æ‹’ã…»å®ıçš•ã†¨çµ„åŒ¶çŽºå±Łå‘−ㆳä¸�怸çı—組匶ä½fiㆸㆮæfl¯æ‘´2.xdw

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

第 3 次 山形県総合発展計画 短期アクションプラン ( 平成 25 年度 ~28 年度 ) 平成 2 5 年 3 月 山形県

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地


数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

北見市総合計画.indd

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

クリックしてタイトルを入力

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

長野県みらい基金からのお知らせ 2

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

Taro-全員協議会【高エネ研南】

基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

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数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

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併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

第3節 重点的な取り組み

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第 6 節農業の高付加価値化等の推進 表 農業生産関連事業の年間総販売金額の推移 平成 22 年度 (2010) 23 (2011) 年間総販売金額 計 農産物の加工 農業経営体 農協等 計 農産物直売所 農業経営体 農協等 観光農園 ( 単位 : 億円 %) 農家レストラン等 16,5

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

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1. 背景 1 2. 位置付け 2 3. 計画の期間 2 4. 計画の基本方針 3 5. 計画の内容 3 6. 基本目標 8

新たな食と緑の基本計画○○地域推進プラン(様式案)

(4) 産業平成 27 年の国勢調査によると 本市の就業者数は28,649 人で 平成 17 年と比較して1,897 人 (6.2%) 減少している 産業別にみると 第 1 次産業が4,643 人 (16.2%) 第 2 次産業が6,315 人 (22.1%) 第 3 次産業が17,682 人 (6

平成18年度

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

めに必要な情報を提供するとともに 2 関係者一体となった契約栽培等の需要と直結した生産を推進していく また 生産者の収益性向上につながる地域の気候風土を活かした特色ある野菜等園芸作物への作付を促進し 産地づくりを進めていくため 生産者への作付誘導のインセンティブとなる産地交付金を戦略的に活用していく

別紙 2-4 別紙 2-4 別紙 2-8 < 地域において講ずる措置 > 1. 地域独自の税制 財政 金融上の支援措置 高松市中小企業振興助成条例補助金中心市街地の商店街が行うアーケード 街路 駐車場 駐輪場整備に対し 1 事業あたり上限 2 億円 地域コミュニティまちづくり活動支援

個別の農産物など産業製品は市外への流通経路は確立しているが 市 内への流通が少なく 市民が地域の産業の素晴らしさを実感できておらず 地産地消が進んでいない 4-2 地方創生として目指す将来像本市特産物の産地である中山間地域では高付加価値のついた農産物を生産し 流通ルートの確保による農業収入の増加が図

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

業は年々活力が低下している これまで三重県は これら県産品の地産地消運動の展開やブランド化推進などのマーケティング戦略により農林水産業の競争力の強化をはかり 地域の再生を推進してきた また近年は 安全で安心な新エネルギーへの期待が高まっており 木質バイオマス発電所が平成 26 年 11 月に新規稼働

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況


域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

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Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

別記様式第 1 号別添 1 地域水産業再生委員会組織名小田野沢地域水産業再生委員会代表者名会長川村敏博 浜の活力再生プラン 再生委員会の構成員 小田野沢漁業協同組合 猿ヶ森漁業協同組合 東通村つくり育てる農林水産課 青森県下北地域県民局地域農林水産部むつ水産事務所 オブザーバー - 再生委員会規約及

ふくしま・地域産業6次化戦略

沼今宮神社祭の屋台行事 が開催されるとともに 江戸期等に制作された絢爛豪華な彫刻屋台を常設で展示する施設が 屋台のまち中央公園 を中心に他 3 館あり 屋台のまち としてインバウンドを含めた観光消費のさらなる増加が期待される 本市では 屋台行事 を活かした観光施策を地方創生加速化交付金事業で実施して

長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むこ

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

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6 学校給食での地場産物活用に当たっての課題 学校給食における市町村産食材等の利用に関する調査 において 市町村に対し 学校給食で地場産物の活用を促進する上での課題について 市町村産食材と道産食材について それぞれ伺ったところ 次のような結果となりました 学校給食への地場産食材利用促進上の課題 関係

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

田原市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 3 月 23 日 田原市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等の利

宮城県 競争力のある大規模土地利用型経営体の育成 活動期間 : 平成 27~29 年度 ( 継続中 ) 1. 取組の背景震災により多くの生産基盤が失われ, それに起因する離農や全体的な担い手の減少, 高齢化の進行による生産力の低下が懸念されており, 持続可能な農業生産の展開を可能にする 地域営農シス

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目 次 1 背景 目的 1 2 計画の位置付け 2 (1) 計画の位置付け 2 3 現状の問題と課題 3 (1) 現状の問題 3 (2) 課題 3 4 市街化調整区域における土地利用方針 5 (1) ゾーンにおける土地利用方針 6 (2) 各ゾーンのイメージ 10 5 土地利用現況図 11 6 土地

様式 重点項目 産業を担う人材確保対策の推進 雇用情勢の改善を背景に 就職相談者の減少が見込まれる中にあっても 本県産業の持続的な発展を図るため 優れた人材を確保していく必要があることから 県内外の学生や若年者をはじめとした幅広い世代 UI ターン希望者に対するきめ細かな支援により 人材確保を図りま

農林水産省より 2015 年農林業センサス結果の概要 ( 確定値 ) が公表されましたので 富山県の概要について 次のとおりお知らせいたします 2015 年農林業センサス結果の概要 ( 確定値 ) について ( 農林業経営体調査 富山県分 ) - 農業経営体数が減少する一方 法人化や経営規模の拡大が

書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

地域資源を活用して雇用を創出する「実践型地域雇用創造事業」において、新たに3地域を採択しました

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

地域産業活性化コース 厚生労働省採択事業 (H28 ~ 30 年度 ) 平成 29 年度 三重県地域活性化 雇用創造プロジェクト事業 地域産業 活性化コース 対象業種 食料品製造業 情報サービス業飲料 たばこ 飼料製造業 木材 木製品製造業 パルプ 紙 紙加工品製造業 印刷 同関連業 なめし革 同製

5 章分野別計画性5第 方向施策体系 108

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

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新規前年度継続 ( 変更あり ) 前年度継続 加工用米助成 ( 基幹作物 ) 豊郷町農業再生協議会整理番号 2 加工用米 ( 基幹作物 ) 1,079 円 /10a 参考となる 3 1,300 円 /10a 豊郷町では加工用米を地域振興作物に位置付けている 一定品質を確保するために 種子更新を行って

ションによる地域経済の拡大を図るとともに 起業 創業の促進 クリエイティブな能力を有する人材の集積を利点とした企業誘致の促進等の取組による雇用の創出を図っていく さらに 多様な働き方をしたいという市民のニーズ ICT 現場における即戦力人材を獲得したいという地元企業のニーズがマッチングできるような仕

【千葉県事業計画】別記様式第3号別添

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

石川県水田フル活用ビジョン 1 地域の作物作付の現状 地域が抱える課題 水稲作付面積については 昭和 60 年の 37,700ha から 平成 25 年では 26,900ha と作付 面積で約 10,000ha 作付率で約 30% と大きく減少したものの 本県の耕地面積に占める水稲作 付面積の割合は

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計画書

第6次延岡市長期総合計画校了.indd

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

2) 農林水産業の理解の促進小学生における総合的な学習の時間の活用等 さまざまな機会をとらえ 本市の農林水産業の理解を促進するとともに 農林水産業の重要性等について市民の理解を深めるための食農教育の機会の創出に努めます 3) 消費者と生産者の交流の場の創出農産物等の直売施設に対する支援や 農林水産業

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

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国営農地再編整備事業 ニセコ地区 事業の概要あぶたぐん本事業は 北海道南西部に位置する虻田郡ニセコ町の畑地帯において 区画整理を行い 生産性の高い基盤の形成を通じて農業の振興と耕作放棄地の解消 発生防止を図るものである 事業の目的 必要性本地区の農地は 基盤整備が遅れているため 小区画や急傾斜であり

開発審査会附議基準改正の概要 1. 的市街化調整区域の活性化のため, 農林 産業や観光など地域産業の振興に寄与する建築物の 地が可能となるよう制度改正を う 2. 改正の概要 (1) 指定地域 (8 地域 ) 東区 : 志賀島, 勝 早良区 : 脇, 内野, 曲渕 区 : 北崎, 今津, 能古の各

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

Microsoft PowerPoint 農業経済論9.pptx

Transcription:

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 食 と 交流 ~ 地産地消から発信する地域遺伝子再生プラン 2 地域再生計画の作成主体の名称潟上市 3 地域再生計画の区域潟上市の全域 4 地域再生の目標 (1) 地域の概要潟上市は 平成 17 年 3 月 天王町 昭和町 飯田川町の3 町が合併して誕生し 人口 35,657 人で高齢化率が22.4% (H17 国勢調査 ) と 秋 田県内においては比較的高齢化が緩やかに進んでいる地域である そして 活力と創意工夫で豊かに暮らせる産業のまちづくり を基本方針の一つに掲げ 合併した各地域の特性を尊重しながらまちづくりを展開している 本市は秋田県のほぼ中央の沿岸部に位置し 東は出羽丘陵の山並み 西は日本海 南は秋田市 北は八郎湖と接している 中央部及び北部には秋田平野の北辺部として 八郎湖に向かって広大な田園地帯を有し肥沃な穀倉地帯となっているほか 西部には3 本の砂丘群が連なりその間は集落や畑地 樹園地として活用されている 市内には 秋田自動車道 日本海沿岸東北自動車道の高速交通体系が整備され 秋田空港から車で約 30 分 秋田市の中心部から一般国道で約 30 分の距離にあり JR 駅も6 駅を有し 交通条件に恵まれている地域である (2) 地域の現状と課題市域の約 36% が田畑等の耕地 約 33% が山林である本市は 緑豊かな田園都市であり 県都秋田市のベッドタウンという要素を持ちつつも 農林水産業を基幹産業として今日まで発展してきた 農業については これまで農家の生産への探求心と努力により 生産性の向上と消費者ニーズに合った高品質米の生産を実現し 地域経済の発展に寄与してきた しかし 生産の過剰傾向や人々の米離れを契機に生産調整が始まると 産地間競争の激化や米価の下落等により 米だけの農業経営が成り立たず 複合経営へと転換せざるを得なくなった その中で本市では 大豆 果樹 花卉 野菜 きのこなどが栽 -1-

培されており 大豆は県内 3 位 日本なしは県内 2 位の収穫量となっているが 補助金対策の要素も多分にあり 生産者の意欲や収益の向上には結びついていないのが現状である さらに 耕作者の高齢化や農業の担い手である若者の地域外への流出などが進行し 担い手農家への農地の集積を図って利活用を進めているものの 遊休農地や耕作放棄地の増加が深刻となっており 農業の持続的経営のための人材確保と遊休農地等の有効活用が課題となっている 水産業については 安定的な漁獲量を確保するために 早くからつくり育てる漁業に着目し 車エビやガザミの種苗放流 真鯛やヒラメの稚魚放流 トラフグの標識放流などの資源管理型漁業を行っている しかし 魚価の低迷や漁業従事者の高齢化と減少により漁業経営は厳しく 地元水産物の販路拡大や加工での付加価値化による経営の安定化と人材確保が課題となっている (3) 目標本市は 祖先より受け継いだ豊かな自然 そこから産み出される様々な産物を守ってきた そして 郷土の偉人である石川理紀之助の農業に対する熱意や精神が 地域遺伝子 ( 自然 産物 人 歴史 ) として受け継がれている 今こそ その地域遺伝子を活かし 転作面積の増加や米価の下落に対応した他品目への転換と生産性の向上を両立するとともに 農林水産物の加工を通じ付加価値を高め 農林水産業の経営安定と所得の向上 労働力の確保を目指していくことが求められている そのため 本市の地域遺伝子を活かしながら 食 と 交流 をテーマに 収益性と生産性の向上 交流人口の増大を図り 農林水産業を軸とした地域産業の振興と それによる雇用創出を目指す 1 食 地元の農林水産物或いはその加工品を 地元で消費していく 地産地消とともに 安心 安全な供給体制を整備し 食 の大切さを醸成する食育を推進していくことは 生産者の意欲向上や収入拡大 担い手の創出にも繋がる そして 子どもたちや保護者の生産者や地元農林水産物に対する理解 自身の健康確保に資することから 農林水産業の振興を地産地消と食育を基本姿勢として推進する また 地域遺伝子を活用した高付加価値化を図り 既存食品加工産業の振興と本市の商業機能の強化を図る 2 交流 本市の鞍掛沼公園 ( 天王グリーンランド ) は観光 交流拠点となっており 男鹿国定公園の玄関口に位置しているため 広域的な観光客の -2-

利用が見込める立地条件を有している ( 本市に訪れる観光客の約 61 % が立ち寄っている ) ここを地産地消の拠点と位置づけ 直売機能を強化するとともに 生産者と消費者 農村と都市住民との交流を促進し 人と地域の活性化を図る 直売施設販売金額 現 状 25,933 千円 ( 平成 19 年度 ) 目 標 100,000 千円 直売施設雇用人数 現 状 6 人 ( 平成 19 年度 ) 目 標 20 人 食材提供施設雇用人数 現 状 - 人 ( 平成 19 年度 ) 目 標 30 人 認定農業者の新規登録数 現 状 3 人 ( 平成 19 年度 ) 目 標 70 人 加工業者の起業数 現 状 - 人 ( 平成 19 年度 ) 目 標 10 人 加工業者の雇用人数 現 状 - 人 ( 平成 19 年度 ) 目 標 50 人 鞍掛沼公園入園者数 現 状 53 万人 ( 平成 19 年度 ) 目 標 80 万人 地元農林水産物を給食で提供している( したことがある ) 小中学校数 現 状 4 校 ( 平成 19 年度 ) 目 標 10 校 ( 全校 ) 5 目標を達成するために行う事業 5-1 全体の概要 (1) 観光拠点における直売機能強化鞍掛沼公園 ( 天王グリーンランド ) に直売 加工施設を整備し 地元農林水産物 加工品 特産品の販売 地域資源を活かした加工品 特産品の開発と製造を行うことにより 消費の拡大及び生産性と収益性の向上を目指す -3-

また 食の安全等へのニーズに対応するため トレーサビリティ等の品質管理体制と 情報通信システムの導入による集出荷体制の整備を図る (2) 地元農林水産物を活用した産業強化と雇用拡大地元農林水産物を活用して 加工品や新規特産品の開発 既存特産品の高度化を促進し ブランド化を実現する これにより付加価値と競争力を高め 就労機会の拡大を促進し 農林水産業の担い手や若年労働者の定着を確保する また 売れるものづくりのため 地元産の食材を使った新製品やメニューの研究開発 試作品の展示とPR 活動等を行い 地元食品関連産業の育成と活性化を図る (3) 地産地消と食育の推進強化直売施設において IT 活用やイベント開催等による販路拡大を図るとともに 食材提供施設を一体的に整備し 郷土の味 お袋の味 地元の食材を活かした創作料理 地域遺伝子を受け継ぐ料理を提供し 消費拡大とPRを促進する また 遊休農地等を活用した農作業体験ファームや市内学校等に食材を提供する体制を整備し 食育推進の環境整備を行うとともに シンポジウムを開催し 市民の地産地消と食育への理解を深める (4) 人材育成 かたがみ ブランドの開発や地産地消など 付加価値の創造と高度化の取り組みを進めるうえで 加工技術 品質管理対策向上のための人材育成が不可欠である また 新規産業や就労機会の創出を促すために 起業 経営マインドの育成に向けた人材育成を行う 5-2 法第 5 章の特別の措置を適用して行う事業該当なし 5-3 その他の事業 5-3-1 支援措置による取組 (1) 農山漁村活性化プロジェクト支援交付金 (B1002: 農林水産省 ) 事業名 : 鞍掛沼公園 ( 天王グリーンランド ) における地域資源活用総合交流促進事業事業主体 : 潟上市事業内容 農林水産物直売 加工 食材提供施設の整備 情報通信基盤 (POSシステム) の整備 -4-

IT 運用に関する講座の開催 インターネット活用セミナー 農作業体験ファームの整備 マーケティング活動 イベントの開催 ホームページの作成 パンフレットの作成 直売 加工 食材提供施設の運営に資する講座等の開催 特産品開発セミナー 創作郷土料理セミナー コンテスト 料理講座 加工技術研修 販売 経営能力開発セミナー事業期間 : 平成 21~22 年度概算事業費 :267,150 千円活性化計画の目標 ( 予定 ) 直売所における販売額の増加 H19 年度の販売額 :25,933 千円 H24 年度の販売額 :100,000 千円 鞍掛沼公園 ( 天王グリーンランド ) への入込客数の増加 H19 年度の入込客数 :53 万人 H24 年度の入込客数 :80 万人活性化計画の期間 ( 予定 ): 平成 21 年度 ~ 平成 24 年度活性化計画の区域 ( 予定 ): 天王区域 41.51km2活性化計画の目標 ( 予定 ) と事業の関連性活性化計画では 農林水産業の収益性 生産性を向上させるとともに 地域間交流を促進することにより 農林水産業を振興し それによる地域の活性化を目指す 目標を達成するため 地元農林水産物の販売強化及び加工による高付加価値化で 収益性 生産性の向上を図るとともに 本市の観光 交流拠点である鞍掛沼公園 ( 天王グリーンランド ) において事業展開し 交流人口の増大を図る (2) 地域資源活用販路開拓等支援事業 中小企業地域資源活用プログラム (B1105: 経済産業省 ) 事業名 : 地域資源を活用した商品開発 販路開拓事業事業主体 : 潟上市地域資源活用協議会 ( 仮称 ) [ 構成 ] 市内食品産業者 商工会 大学 生産者団体 市等 -5-

事業内容 地元産の食材を使った新製品の研究開発 試作品の展示及びPR 活動 市場調査活用する地域資源 : 米 大豆 佃煮 酒 5-3-2 支援措置によらない取組 (1) 生産体制の整備地元生産者や生産団体 農協 民間企業 各種団体 ( 婦人会 生活改善グループ等 ) 市民からなる生産組織体制を整備する (2) 品質管理体制の整備消費者の安心と信頼を得られるよう 加工技術 トレーサビリティ等の品質管理を徹底し 安心 安全な農林水産物が提供できる体制づくりをする (3) 市内公共施設 福祉施設への食材提供体制の整備地元小売業者に地産地消協力店として登録してもらい 地元産農林水産物を市内の小中学校 保育園 幼稚園 老人福祉施設等に提供する体制を整備する また 中学校技術 家庭科の調理実習に地元産の食材を提供し 郷土料理作りを取り入れて 地域の食文化の伝承や農林水産業生産者への理解を深めさせる (4) 新たなビジネスの創出調理技術や加工技術等の習得を支援し 加工グループの創出を図る また 地域伝統食や特産品等を活かし 農家の主婦やグループ等を中心にネットワーク組織を育成し 新たなビジネスの創出を図る (5) 民間企業や住民と一体となった推進体制づくり平成 20 年度に組織化されるLLP( 有限責任事業組合 ) と 行政や大学 市民で構成される潟上市活性化推進協議会 ( 仮称 ) の有機的な連携 協働体制を構築し 地域の持つ資源を最大限に活かした産業 経済の活性化と 地域コミュニティ意識の強化を目指す 6 計画期間平成 20 年度 ( 認定を受けた日 )~ 平成 24 年度 -6-

7 目標の達成状況に係る評価に関する事項目標の達成状況に係る評価においては 統計資料やアンケート調査などにより 毎年度目標値の検証を行う また 各関係機関 ( 農協 漁協 商工会 観光協会 学校 保育園 幼稚園等 ) などに聞き取り調査を行い 取組全体の評価を行う 8 地域再生計画の実施に関し 当該地方公共団体が必要と認める事項該当なし -7-