ステップアップ研究費応募要領

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基盤研究(A・B)(海外学術調査) 研究計画調書作成・記入要領

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目次 1. はじめに このシステムで共通の内容 ポータルページ 共同利用申請支援システムへの利用者登録 公開されている過去の申請課題の報告書等の検索 参照 共同利用申請支援システムへのログイン

1 版 研究分担者研究者番号機関番号部局番号職番号研究者番号機関番号部局番号職番号氏名所属研究機関 部局 職氏名所属研究機関 部局 職補助事業期間を通じた支出済みの分担金 ( 事実発生日までの支出済みの額 ) を入力すること 大学 学部 准教授削

事務連絡 平成 26 年 4 月 23 日 各実施機関実施責任者殿 各実施機関事務連絡担当者殿 文部科学省科学技術 学術政策局 人材政策課 科学技術人材育成費補助金により雇用する研究者等に係る人件費の取扱いについて 旧科学技術振興調整費 ( 以下 旧調整費 という ) の課題を実施する研究者等の人件

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今回から電子申請システムを 利用することとなる手続き

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別紙 4( 別添 1) 提出書類一覧 提出書類 作成者 電子申請システムに入力し作成する書類 日本学術振興会 HP 掲載の様式をタ ウンロート し作成する書類 提出期限 (1) 必ず提出する書類 交付申請書の提出書 ( 様式 D-1) 研究機関 交付申請書 ( 様式 D-2-1) 研究代表者 交付請

2010 年 7 月 30 日国立大学法人群馬大学 若手先端科学研究者の研究環境改革 プログラム 先端科学研究指導者育成ユニット テニュア トラック教員の募集要項国立大学法人群馬大学 群馬大学では 文部科学省の科学技術振興調整費 若手研究者の自立的研究環境整備促進事業 (2010 年度から 2014

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佐賀大学科学研究費補助金間接経費取扱要領

01_公募要領

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Ⅴ. 応募方法 手順応募は オンラインシステム上で行います トビタテ! 留学 JAPAN 公式 HP よりオンラインシステムへアクセスしてください ( トビタテ! 公式 HP 1 応募には キーコード が必要です 応募を希望する場合は

募集要項別紙 e-rad 入力手順 1 はじめに 1-1 諸注意 e-rad への登録研究代表者および全ての主たる共同研究者がe-Rad に研究者情報を登録し ログイン ID パスワードを事前に取得する必要があります ( 他の公募への応募の際に登録済みの場合 再登録は不要です ) 入力情報は 一時保

CPD申請案内171208

目次 1. 博士人材データベースの WEB サイトアクセス 博士人材データベースへのログイン 初回ログイン時の入力について 基本情報 の閲覧と編集 キャリア( 就学 ) の閲覧と編集 キャリア( 就業 ) の閲覧と編

(公募要領別冊)4.5_e-Radの具体的な操作方法と注意事項

平成  年度


個人 研究者グループ 科研費応募資格の有無 の選択について a) 応募者が e-rad に 科研費応募資格有り として登録されている場合は 有 を選択し 自身の研究者番号を入力後 検索 を押下してください 検索結果画面に登録情報が表示されます 登録内容を確認の上 OK を押下すると 所属研究機関 氏

ニッチトップ企業等育成事業 公募要領 募集期間 令和元年 6 月 14 日 ( 金 )~7 月 26 日 ( 金 )( 17 時必着 ) 申請書提出先 問合せ先 金沢市鞍月 1 丁目 1 番地 平成 25 年 5 月 石川県商工労働部産業政策課競争力強化推進グループ TEL:076

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問 3 研究成果公開促進費への応募を予定していますが 応募に当たり府省共通管理システム (e-rad) の研究者情報登録は必要ですか? ( 答 ) 研究成果公開促進費応募用の科研費電子申請システムのログインID パスワードは 科研費電子申請システムにログインするためのID パスワードです e-rad

Microsoft Word - 様式第1号 キャリアアップ計画書 記入例

の実現 出産育児期間中の研究者が研究しやすい環境整備の一環として 出産 育児に伴い研究に専念することが困難な場合においては 以下のとおり 採用を中断することができます (1) 対象者出産 ( 配偶者が出産する場合を含む ) 又は 1 歳未満の子を養育するため 採用の中断を希望する者を対象とします (

公募要領について 対象とする分野について Q5: どのような分野が対象になるのでしょうか A: 人文学 社会科学 自然科学の全分野を対象とします 応募資格について Q6: 対象年齢の記載がありませんが 上限や下限はあるのでしょうか A: 研究分野によって准教授又は助教になる者の平均的な年齢は様々です

平成 28 年度 十和田市立地適正化計画策定業務委託に係る 公募型プロポーザル 提出書類様式集 提出様式 様式 -1 応募意志表明書 様式 -2 質問書 様式 -3 応募書類 様式 -4 5 年以内の同種又は類似の業務の実 績 業務実施体制 様式 -5(1)~(6) 配置予定の管理技術者等の経歴 手

平成29年度シミュレーション活用促進枠公募要領

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応募書類の提出方法

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(2) 大学院学生の研究成果の学会発表としての海外医学活動推進奨学金 ( 一つの年度において 総額 50 万円を上限とする ) 自ら ( 自分たち ) の研究成果を口頭発表する場合 ( 海外での活動期間を問わない 同一学会で 2 件を上限 ) 応募多数の場合は 研究の評価の高いものを選考する 5 万

問 13 研究計画調書提出 ( 送信 ) 後に 応募者情報が変更となった場合はどうすればいいですか 5 問 14 前年度以前に取得した ID パスワードの再利用は可能ですか 5 2. 奨励研究の管理の委任依頼について問 15 研究機関に所属していますが 必ず所属研究機関に奨励研究の管理の委任をしなけ

申請について 研究の概要 に機密情報を含めることはできますか 研究の概要 内の 研究内容に関連する業績( 原著論文 ) は英語論文のみですか また 記載する論文は in press でもよいですか 申請をした後で申請内容を修正したい場合はどのようにすればよいですか 申請をしましたが 都合により取り下

要領【H29年度版】

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ログイン画面 初回投稿パスワード紛失パスワード取得済み 1 新規アカウントの発行 2 パスワード再送 3 ログイン 投稿 改稿手続き査読結果受け取り 著者 編集事務局 査読 投稿 投稿論文受付のお知らせ 受稿通知 照会 ( 原稿不備など ) 投稿論文修正点等のお知らせ 改稿論文修正点等のお知らせ 査

研究開発期間 平成 27 年度間 研究開発費合計額 うち 直接経費 希望する研究開発費 ( 円 ) 年度 5. 全体表 の 合計 欄の額を 記載してください 5. 内訳表 の総括 直接経費小 計 欄の額を記載してください H27 年度 XX,XXX,XXX 円 XX,XXX,XXX 円 研究開発目的

このまま FAX して下さい FAX 消費税軽減税率対応窓口相談事業 事業計画策定セミナー参加申込書 事業所名 参加者氏名 所在地 TEL FAX 問い合わせ先 : 茂木町商工会担当五味渕 谷島 電話 : FAX:

注 : 平成 年度募集研究種目 国際的に評価の高い研究の推進 研究費の規模 / 研究の発展 H には 新たに基盤研究 (B) 若手研究 (A) の 種目に基金化を導入 若手研究 9 歳以下 ~ 年 (A) 500~,000 万円 (B) ~500 万円 研究活動スタート支援 年以内年間 50 万円以

「軍事的安全保障研究に関する声明」についてのアンケート 第一次集計結果報告

第 35 回 (2019 年度 ) マツダ研究助成募集要項 - 科学技術振興関係 - 1. 助成の趣旨天然資源に恵まれない我が国においては 科学技術の育成 振興が重要な課題であります このために 本財団は 主として科学技術に関する学術研究に対して助成し 振興をはかることにより 調和のとれた科学技術の

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令和元年度しょうおう志援協会活性化事業推進交付金 応募要項 応募期間 : 令和元年 5 月 21 日 ~6 月 7 日 主催 : 一般社団法人しょうおう志援協会 - 1 -

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人材登録に必要な実績について Q1: 人材登録されるために必要な実績は? A: 分野ごとの必要な実績は以下のとおりです ( 詳細は募集要項をご覧ください ) 鳥獣保護管理プランナー次のア ) イ) のいずれかについて 鳥獣保護管理に関する計画の策定や見直し等に関する経験年数の合計が 5 年以上あると

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スライド 1

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FAQ

P00041

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

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本事業ホームページ及び e-rad のポータルサイト ( 以下 ポータルサイト という ) をよく確認の上 問い合わせてください なお 審査状況 採否に関する問い合わせには一切回答できません 本事業ホームページ :

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平成 30 年 4 月 1 日に実施される仕様公開の概要 1. データ指示コード追加に係る様式変更について (1) 労働保険名称 所在地変更平成 30 年 4 月より データ指示コード の入力可能な値が以下の表 1の通り 変更される これに伴い データ指示コード と他の項目の関連チェックの仕様が一部

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

Microsoft Word - tokutei_a04t(旧特定-変更)(更新)_

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第 10 回一橋大学学生ビジネスプランコンテストについて 開催概要 このコンテストは 新しいアイディアでビジネスにチャレンジしようと考えている一橋大学生を応援する企画で 株式会社 JOUJU(*1) のご支援を得て行われます 一次審査 ( 書類審査 ) 二次審査( プレゼンテーション ) を経て決定

平成28年度補正

職歴及び研究歴 ( 大学入学後から現在までの職歴及び研究歴を順に記入してください ) 平成 年 月平成 年 月平成 年 月 平成 年 月 平成 年 月 ~ 平成 年 月 平成 年 月 ~ 東北大学工学研究科卒業東北大学大学院工学研究科博士課程前期修了東北大学修士 ( 工学 ) 研究テーマ : 東北大

賞 最優秀賞 1 件 賞金 15 万円 副賞 : ハノイ貿易大学での交流のための渡航費用 ( 上限 3 名 ) 優秀賞 2 件 賞金 5 万円 スケジュール スケジュール内容 日程 応募申請書と企画書の提出 5 月 1 日 ~ 6 月 30 日 一次審査結果通知 7 月 23 日 一次審査通過プラン

農業農村整備民間技術情報データベース技術概要書 (2/4) 17: 連絡先の郵便番号と住所をご記入ください < 郵便番号は半角数字 > < 2/6 > 連絡先 会社名住所担当部署担当者関連 URL MAIL 19 TEL FAX 1 18: 連絡先の担当部署をご記入

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Ⅰ 目的 1 はじめに文部科学省では 第 1 期 橋渡し研究支援推進プログラム (2007~2011 年 ) 並びに第 2 期 橋渡し研究加速ネットワークプログラム (2012~2016 年 ) を実施し 大阪大学 ( 以下 本学 という ) を含む橋渡し拠点やその関連する研究機関が有する新規医療シ

目次 ポータルサイトの推奨動作環境について ログイン操作 メニュー画面での操作 住所 振込銀行口座の入力はこちら 直下のボタン群 提出必須書類印刷用ページ 直下のボタン群 各種変更はこちらから 直下のボタン群... 1

操作マニュアル 廃止届出登録 第 8 版 2019 年 7 月 22 日

専攻医登録システム 操作手順

た この場合どうすればいいですか 5 問 14 研究計画調書提出 ( 送信 ) 後に 応募者情報が変更となった場合はどうすればいいです か 6 問 15 前年度以前に取得した ID パスワードの再利用は可能ですか 6 2. 奨励研究の管理の委任依頼について 問 16 研究機関に所属していますが 必ず

目 次 1. 目的 利用前提 承認経路 ユーザ ID 権限申請 ( 変更 廃止 ) 上長承認 アプリオーナー承認 ユーザ情報確認 調達部門管理担当課向け

平成 29 年度海外インターンシップ ( 千代田フィリピン ) 平成 29 年 5 月 22 日 平成 29 年度海外インターンシップ ( 千代田フィリピン ) 募集要項 ( 有明高専担当プログラム ) 海外インターンシップ実施の目的 : グローバルに活躍できる技術者育成のため 海外の日系企業での就

目次 1. 注意事項 問い合わせ先 3 2. サポイン申請前にまず行っていただくこと 4 e-rad にログインするための ID パスワードの取得 4 研究機関及び事務代表者の登録 5 研究者の登録 5 3.e-Rad によるサポイン申請の手順 6 2

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残高の確認

Transcription:

平成 26 年度京都大学若手人材海外派遣事業スーパージョン万プログラム 研究者派遣元支援プログラム公募要領 1. 趣旨本学の研究大学としての国際競争力の更なる強化のため 次代を担う若手教員の国際的な研究活動を強化 促進することを目的として 海外大学等での研究や国際共同研究への参画等に若手教員を送り出す研究室等 ( 研究者派遣元 ) を支援します 国立大学運営費交付金の減少等により研究室の資金が減少する中で 研究室運営や学生指導等にかかる人員に余裕が無いために若手研究者の海外派遣が困難な場合等について 大学として研究室等に対し支援を行うことで 若手教員が躊躇なく安心して中長期の海外経験を積める環境を整備することを目指します 本プログラムは 京都大学の次代を担う若手人材 ( 研究者 職員 学生 ) を対象として 大学が主体となり次世代のグローバル人材を積極的に養成することを目的とした全学的プログラムである 京都大学若手人材海外派遣事業ジョン万プログラム の一環として実施し 当該若手研究者の派遣期間中に研究室等において増加する業務に対応するための人件費等の経費を支援するものです 2. 応募条件 (1) 応募者は 平成 26 年度中に若手研究者を中長期にわたり海外派遣する研究室等 ( 研究者派遣元 ) の代表者とします 若手研究者 とは 本学に所属する平成 26 年 4 月 1 日時点で原則 50 歳未満の常勤教員 ( 特定有期雇用教員および特定研究員も含む ) とし 准教授以下の職の者とします 特定有期雇用教員および特定研究員は 年俸制特定教員 特定拠点教員 特定病院助教 特定研究員 に該当する若手研究者に限定されます 特定有期雇用教員および特定研究員による海外渡航の支援を要請する場合は 当該研究者が推進を担うプロジェクトの責任者より申請の許可を得た上で応募可能とします 当該研究者は渡航中も応募条件を満たすこと 休職による渡航 ( 有給 無給問わず ) は認めません また 特定有期雇用教員および特定研究員は 任期を超えた渡航は申請できません 中長期 とは 1 ヶ月以上の期間としますが 本支援については 原則として 6 ヶ月以上 24 ヶ月以下の期間にわたる若手研究者の派遣を対象とします 但し 24 ヶ月を超える場合であっても 支援額は最高 720 万円とします 現在渡航中の若手研究者が滞在期間を延長し その期間中に支援を受けるために本 事業を応募することも可能です 但し すでに本事業に採択されている申請者が若手 研究者の渡航延長に伴い本事業を応募する場合は 申請前の支援期間を含め最長 24 ヶ月とします 1

研究室等 とは 各部局の実情に応じ 当該若手研究者の海外派遣により直接 に業務負荷増等の影響を受ける単位とします 教室 部門 専攻 施設 部局等 (2) 平成 26 年度中に若手研究者を中長期にわたり海外へ派遣するための資金が確保されていること ( 予定含む ) 資金 とは 海外派遣 滞在のための費用であって 外部資金のほか自己資金を含みます ただし 本支援経費を海外派遣旅費等に使用することはできません (3) 若手研究者を海外に派遣することにより 人的または財政面において運営に対する 支援を必要とする研究室等であることとします 3. 支援額 採択予定件数 支援額上限 :720 万円以下 /24 ヶ月の場合 ( 採択額は概ね 1 ヶ月あたり 30 万円程度を予定しています ) 参考例 1 派遣期間 6 ヶ月 :180 万円 参考例 2 派遣期間 12 ヶ月 :360 万円 採択想定件数 :15 件程度 ( 採択額 採択件数は 申請 予算等の状況により変更される可能性があります ) 4. 提出書類 (1) スーパージョン万プログラム研究者派遣元支援プログラム申請書 1 部 (2) 派遣資金に関する書類 1 式 例 1 ( 外部資金に採択済みの場合 ) 申請書及び採択通知の写し (PDF) 例 2 ( 申請中の場合 ) 申請書の写し (PDF)( 採択通知があり次第 追加提出 ) 例 3 ( その他の資金の場合 ) 資金の内容が分かる書類 ( 様式不問 ) (3) 教育研究活動 DB 入力後の研究者情報画面の写し (PDF) 1 部 (4) 部局申請一覧 ( 部局の事務担当で作成 ) 提出書類はすべて電子媒体で提出願います 5. 提出書類の作成 (1) 申請書は各部局の事務部を通じて提出して下さい 各部局事務部は部局の申請書を取りまとめ 部局申請者一覧とともに提出して下さい 申請書内の項目スペース配分を変更することは可能ですが ページ数を変更する 2

ことはできません 記入方法の詳細については申請書記入例を確認し 特に 若手 研究者の派遣期間中に研究室等において生じる業務負荷の説明 及び要求経費の使 途については 出来るだけ具体的に記入して下さい (2) 例を参考に 派遣資金の内容が確認できる書類を添付して下さい (3) 教育研究活動データベースに研究者情報 ( 以下 DB という ) を入力してください 入力は 申請を行う研究室代表者 及び海外派遣を行う若手研究者の双方について必須とします 本事業への申請手続きの一環として DB の普及と内容充実を促進する観点から DB への情報入力をお願いします DB は 京都大学に所属する研究者の活動状況を社会へ発信しようとするものです また 既に DB に入力されている研究者につきましても 最新データの入力 更新をしていただきますよう お願いいたします 6. 応募の手続き等 (1) 研究室等の代表者及び海外派遣される若手研究者が行う手続 1 研究室等の代表者及び海外派遣される若手派遣研究者は 双方とも 情報部電子事務局推進室発行の ID パスワードで 京都大学教職員用認証システム (https://www.tam2.adm.kyoto-u.ac.jp/) にアクセスし DB の入力 更新をしてください 2 申請書 派遣資金に関する書類 1で入力した DB の研究者情報画面の写し (PDF) を 所属部局の事務部に提出してください (2) 部局の事務部が行う手続 1 研究者から提出された書類について 内容等を確認してください ( 特に 本事業の応募条件を満たしているか 必ず確認してください ) 2 部局申請一覧を作成し 取りまとめた提出書類一式とともに 全て電子媒体で提出してください 7. 公募開始から採択までのスケジュール申請締め切り : 平成 26 年 1 月 17 日 ( 金曜日 ) 審査 採択 : 平成 26 年 2 月末予定 派遣資金として外部資金に申請中の場合も本事業の審査を実施し 内定の場合通知し ます ただし 外部資金に不採択となった等 派遣資金が確保できなかった場合 本事 業による支援は受けられませんのでご注意ください 3

スケジュール参考例 例 1 若手研究者が海外外渡航をすでに開始している場合例 2 受入承諾書取得後 若手研究者が海外渡航を開始する場合 H25 H26 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 H27 3 月 4 月 渡航 期間 応募 審査 採択 / 内定経費使用 期間 報告書 提出 採用時期に応じて 年度毎に経費配分 8. 審査方法 審査基準等審査にあたっては 以下の点を総合的に判断します 若手研究者の派遣期間中に研究室等において生じる業務負荷の内容 若手研究者を海外へ派遣することにより期待される成果 要求経費の使途の妥当性 但し 他の資金等により業務負荷増に対応可能と見なされる場合は本事業の支援を受けられません 9. 実績報告書の提出本支援経費による成果等について 下記内容を含む実績報告書を提出していただきます なお 報告書の様式等は 採択者へ別途連絡します 1 経費の使途内訳 2 本支援経費により実施された 海外派遣促進に繋がる環境改善の報告 3 本支援経費採択の根拠となった海外派遣における研究成果の報告 4 アンケート 4

10. 経費執行にあたって (1) 本支援経費は 若手研究者を中長期にわたり海外へ派遣する研究室等を支援することを目的としており 当該派遣期間中に研究室等において生じる業務負荷を軽減するための経費です このため 時間雇用研究員 特定研究員 RA TA 技術補佐員 事務補佐員等を雇用する人件費等が考えられますが 海外派遣を行う研究者本人の往復交通費 国内外旅費 滞在費 研究費等に用いることはできませんのでご注意ください (2) 本支援経費は 採択通知の日をもって経費執行することが可能ですので その点を考 慮し 雇用等の計画を立ててください (3) 本支援経費は 複数年度に渡り申請することが可能です 複数年度に渡り支援経費を 受ける場合は 年度毎に経費を配分します 支援経費は運営費で配分予定です 11. その他 (1) 支援を受けた研究室等及び海外派遣を行う若手研究者は 本学の国際的なプレゼンスを高めることを目的とした各種のイベント シンポジウム等への参加 また広報媒体の作成等における研究報告や寄稿等 積極的な協力を行う義務を負います (2) 研究室等及び若手研究者は 本支援による成果等について 国内外を問わず広く積極 的に情報発信を行うこととします (3) 予算を勘案して 年度内に追加募集を行う場合があります 問い合わせ先研究国際部研究推進課スーパージョン万プログラム事務局研究者派遣元支援プログラム担当 Tel :075-753-2603,8-2297 Mail:research_promotion@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp 5