i.lon600 をリピータとして使う エシェロン ジャパン 2007 年 3 月 26 日 FAE 堀江国男 LONWORKS@ECHELON.CO.JP Copyright 2006, Echelon Japan K.K. All rights reserved.
i.lon600 をリピータとして使うことができます 元になるネットワークは の 1 本の線で構成 を分割しリピータ設定済み ilon600 を挿入 利点 LonWorksデバイスのサブネット デバイスアドレスはそのままで良い IP 媒体により遠隔接続が可能 セルフインストールなネットワークでもOK LonMakerを使っていないネットワークでもOK サブネット ID=1 デバイス ID=2 リピータ設定済 i.lon600 IP( イーサネットなど ) リピータ設定済 i.lon600 ツイストペア線 ツイストペア線 ツイストペア線 サブネット ID=1 デバイス ID=1 サブネット ID=1 デバイス ID=1 サブネット ID=1 デバイス ID=2 2
i.lon600 をリピータとして使うことができます 前提条件 ルータではないので チャネルのトラフィックを下げる効果は期待できません 物理層の壊れたパケットやノイズはブロックします物理層の波形の減衰や乱れは 修正します 遅延時間が発生します IP 側の遅延も考慮必要 IP 回線が用意すべき帯域は 78Kbps より大きくなります LonTalkの1パケットは12バイト等 IPパケットは IPヘッダが最低 20バイト+データ部イーサネットの1パケットは最小 60バイト うち14バイトがヘッダ データが46バイト IP パケットが 46 バイト未満のときはダミーデータで埋める ilon600 の Agregation 機能により IP の 1 パケットに 複数の LonTalk パケットを詰込むことで オーバヘッド削減可能 ただし遅延が大きくなる 3
i.lon600 をリピータとして使うことができます 前提条件 ilon600のipアドレスが静的で ilon600 同士が互いにPingが通ること ilon600がip 上に送信するパケットは なりすましによる送信を受け付けないように認証機能がありますが 暗号化はしていません 強いセキュリティ保護が必要ならば IPルータでVPNにするなど IP 側で対応してください VPN 可能な IP ルータ VPN VPN VPN 可能な IP ルータ リピータ設定済 i.lon600 ツイストペア線 ツイストペア線 リピータ設定済 i.lon600 サブネット ID=1 デバイス ID=2 サブネット ID=1 デバイス ID=1 4
手順 :ilon600 の設定 インターネットエクスプローラ ver6 以降で http://192.168.1.222 を開き SETUP のLonWorks をクリックする 工場出荷初期値の IP アドレスは 192.168.1.222 です すでに設定を変えている場合読み替えてください 左のページが開かないときには IE6を使うパソコンから ilon600 のIPアドレスへのPingの応答がありますか? Ping 応答が無い場合 パソコンのサブネットマスクは 192.168.1.0ですか? Ping 応答があってもWebページが開かないとき IE6のProxy の設定を Proxy 無し にしてありますか? ブラウザは必ずIE6 以降を使ってください 参考 :ilon600のイーサネットポートは ストレートクロス自動切換え付きなのでPCと直結 ( イーサネット ストレート線 ) でも可能です 5
手順 : ilon600 の設定 ユーザ名 パスワードを入力 工場出荷初期値は 両方とも ilon です 6
手順 : ilon600 の設定 下端の Self-install router as repeater Install ボタンを押す リピータモードになります 7
手順 : ilon600 の設定 IP アドレス Subnet mask, default gateway を設定し 最後に Submit ボタンを押す 8
手順 :ilon Configration server ilon Configration server とは LonWorks/IPチャンネルに参加するiLON600のIPアドレスと LonTalkのサブネットアドレスのテーブルを作り ilon600のフラッシュメモリへ保存します ilon600 は Lontalk パケットの宛先がサブネット / デバイス ID の時 リピータ設定なら Lontalk の全サブネットへ転送 ルータ設定なら 送付先の 1 つのサブネットへ転送 ilon600 のテーブル更新時だけ起動します ilon Configration server を起動 インストールは ilon600 付属 CD-ROMから 9
Config ServerにIP アドレスを登録する New Device を作る 名前を適宜変更する 例 :ilon600-site2など Configserver ilon600-pc ilon600-site1 ilon600-site2 10
Config ServerにIP アドレスを登録する Device PropertiesのAddress タブを開き ilon600のip アドレスを登録する 登録が成功すると ilon のアイコンが緑色になる 11
Channel Properties の設定 Channel ProperitesiLON Config タブ Aggregation IP への送信をこの値 ( 単位 ms) 時間待って 1 つの IP パケットにまとめて送信 IP のオーバヘッドを減らす Channel Timeout IP パケットの遅延がこの値 ( 単位 ms) 以上のときパケットを捨てる デフォルトはオフ ( 遅延無視 ) インターネット経由など遅延が大きいときは オン にして かつ SNTP サーバを使う 12
参考 : リピータに設定する Windows アプリケーション ilon600 をリピータに設定するのに つぎのツールを使うことも可能 ilon600に限らず LPR-10( 両側がのルータ ) も設定可能 http://www.echelon.com/support/downloads/ のRouters から Repeater Config をダウンロード 13
インストール RepeaterConfig100.zip ZIP 圧縮ファイルを解凍する SetUp.exe を起動するとインストールされ デスクトップにアイコンが作られる 14
操作手順 Network I/F を選択し Connect ボタンを押す PCC-10 や, U10 USB などの 用 Network I/F 15
操作手順 ilon600 をパソコンと で接続して サービスボタンを押すと リピータモードに設定される サービスピンを押す チャネル PCC-10 や,U10 USB などの Network I/F 16
カタログなど資料 http://www.echelon.co.jp/products/internet/internet.html#ilon600 日本語カタログ, データシート http://www.echelon.com/products/routers/default.htm ルータルータ関連製品の比較 (MPR-50,LPR-10 ( など ), ) ユーザガイド ( 英語 ) http://www.echelon.com/downloads/ ilon600のconfigration Server とファームウエアのサービスパック 2007 年 3 月現在 Release 1.0 SP6 が最新 17