千葉市ホームページ及びコンテンツマネージメントシステム 更新に係るコンサルティング業務 仕様書 平成 30 年 6 月 千葉市市民局市民自治推進部広報広聴課
1 本業務の概要 (1) 件名千葉市ホームページ及びコンテンツマネージメントシステム更新に係るコンサルティング業務 (2) 現状と課題点市政情報の窓口となるホームページは 情報技術の発展とともに社会を取り巻く環境が大きく変化するなかで より利用者のニーズに対応したものが求められている 本市では平成 8 年から千葉市ホームページ ( 以下 市 HP という ) の本格運用を開始し 平成 27 年 2 月に 誰にでも使いやすく 必要な情報を探しやすく 常に新しく正確な情報が手に入る ことを目的に 市 HP 及びコンテンツマネージメントシステム ( 以下 CMS という ) を刷新した しかし 前回の更新から間もなく 5 年が経過しようとしている今 市 HP においては以下のような課題が存在すると認識している スマートフォンからの閲覧の際に 情報が探しにくいページが存在する サイト内検索によって必要な情報が上位に表示されず ページが探しにくい部分があるなど 目的のページを探すのに時間がかかってしまう イベントページ FAQ ページ 広報紙の記事など 複数の広報媒体に対して個別に作業を行っているため 職員の工数が大きく かつ情報の時点などが一致しないことがある CMS にウェブアクセシビリティのチェック機能があるが 職員が判断する箇所においてアクセシビリティに対応しきれていないページがある (3) 目的本業務では 平成 31 年度に予定している市 HP 及び CMS 更新業務に係る仕様書を取りまとめる一連の作業について 専門的な観点から支援を受けることで 市 HP 及び CMS 更新時に以下を実現できることを目的とする 市 HP が持つ課題を解決する 市 HP の広報広聴媒体としての機能を強化する 市 HP の適正かつ効率性のある運営を可能とする 本市の魅力を十分に伝えることができる情報受発信を可能とする (4) 作業期間 契約締結日から平成 31 年 3 月 31 日までとする (5) 対象範囲対象範囲は 市 HP(city.chiba.jp) ドメインに含まれるページとする ただし 2 作業項目 (3) ホームページ及び CMS に関する調査 については 千葉市教育委員会のページ (cabinet-cbc.ed.jp) も含む - 1 -
2 作業項目本業務の作業項目は以下とおりとする 作業の際には 最新の情報通信技術 市場や国 地方公共団体等の動向を踏まえ 専門的な視点に立って本委託業務を遂行すること また 本市との調整を密に行うこと (1) ホームページ診断 評価 構成案の作成ア千葉市ホームページ評価診断報告書の作成市 HP の抱える課題の調査 分析 千葉市ホームページ評価診断報告書の作成イ千葉市ホームページ評価診断に基づいた 市 HP 全体の構成案の作成ウ主要ページのページ構成案 ( ワイヤーフレーム ) の作成 (2)CMS ベンダーへのホームページ及び CMS に関する調査ア都道府県 政令市等で実績のある主要 CMS の機能 (5 社程度を想定 ) イカスタマイズ開発の要 不要ウ必要となるサーバ等の機器 ( 外部データセンター利用を原則とする ) エ以下 (3) 市 HP 及び CMS 更新費用の積算に必要な情報 (3) 市 HP 及び CMS 更新費用の積算市 HP 及び CMS 更新に必要となる費用を積算すること 費用の積算については 市 HP(city.chiba.jp) のみに掛かる費用と 千葉市教育委員会のページ (cabinet-cbc.ed.jp) の移行等に係る費用を含む費用の2 種類を積算すること また それぞれの見積もりは以下に区分すること ア次期市 HP の設計に係る費用イデザイン テンプレートなど CMS の実装に掛かる費用ウ次期 CMS へのコンテンツ移行費用エ CMS カスタマイズ開発費用オ CMS 設定費用カ研修等に係る費用キサーバ等機器に係る費用ク市 HP 及び CMS の運用管理に係る費用ケその他市 HP 及び CMS 更新に必要となる費用 (4) 市 HP 及び CMS 更新業務の調達に係る資料等の作成平成 31 年度に予定している市 HP 及び CMS 更新業務の調達に係る資料 ( 調達仕様書 総合評価落札方式一般競争入札募集要項など ) を作成すること なお 予算調整等に伴う 仕様書の修正等の作業も含むものとする ア調達時に用いる資料の作成イその他 必要となる調査及び書類の作成 - 2 -
(5) 職員の広報力向上のための施策の実施 本市全体の広報力を向上するための施策を考案し 実施すること 例 : 広報マインド向上のための講習会の実施など (6) ウェブアクセシビリティ指針の更新市 HP について 総務省 みんなの公共サイト運営ガイドライン に定められた JIS X8341-3:2016 への対応として ウェブアクセシビリティ指針を更新すること また 市 HP 以外の本市が作成し運用する全てのウェブコンテンツについて みんなの公共サイト運営ガイドライン への対応の助言を行うこと (7) 自治体ホームページにおける情報発信についてのコンサルテーション 他自治体の調査を行い 市 HP における情報発信についての提案書を作成すること (8) 会議の開催下記の会議を開催すること なお 各報告会の進行 議事録の作成 スケジュール調整及び懸案事項の管理は受託者が行うこと ア定例の進捗報告会月に1 回程度 各作業の進捗状況等の報告会を実施すること イ臨時会議緊急を要する報告 検討等については 必要に応じて会議を実施すること (9) 成果物の作成 納品受託者は次の成果物を1 部製本して納品すること また 電子ファイルを収録した CD-ROM を2 部納品すること 以下の オ については 平成 30 年 9 月中旬まで エ については平成 30 年 10 月中旬まで その他の成果物は平成 30 年 12 月末までに一度電子媒体によって提出し 契約期間終了時に正式納品を行うこと 以下の ク については 2(8) 会議の開催 の会議資料 議事録も含むこと なお A3ないしA4の用紙を基本とし Microsoft Word 2010 Microsoft Excel 2010 又は Microsoft PowerPoint 2010 のいずれかの形式で提出すること ア千葉市ホームページ評価診断報告書イサイト全体の構成案 主要ページのページ構成案 ( ワイヤーフレーム ) ウホームページ及び CMS 調査結果報告書エ市 HP 及び CMS 更新費用の積算資料オ市 HP 及び CMS 更新の調達仕様書等一式カ更新したウェブアクセシビリティ指針キ市 HP における情報発信についての提案書ク報告書 - 3 -
(10) その他ア業務管理の実施業務が適正に実施されるように管理すること イ千葉市の求めに応じた助言本業務において実施した内容 及び関連する内容について 千葉市の求めに応じて助言を行うこと ウその他本仕様書に記載した内容以外でも 本市の目的を達成するために必要となると認められる作業が存在する場合には 本市と協議の上 実施を検討すること 3 契約に関する条件 (1) 業務履行に係る関係人に関する措置要求ア本市は 本業務の履行につき著しく不適当と認める場合は 受託者 ( 再委託先についても同様とする ) に対して その理由を明示した文書により 必要な措置を請求することができる イ受託者は 上記 ( ア ) による請求があったときは 当該請求に係る事項について必要な措置を講じ その結果を 請求を受けた日から10 日以内に 本市に対して文書により通知しなければならない (2) 著作権の取り扱いについて本契約に基づき作成される成果物等の著作権に関する取扱いについては 次に定めるとおりとする ア受託者は著作権法 ( 昭和 45 年法律第 48 号 ) 第 21 条 ( 複製権 ) 第 26 条の2( 譲渡権 ) 第 26 条の3( 貸与権 ) 第 27 条 ( 翻訳権 翻案権等 ) 及び第 28 条 ( 二次的著作物の利用に関する原著作者の権利 ) に規定する権利を 本市に無償で譲渡するものとする イ本市は 著作権法第 20 条 ( 同一性保持権 ) 第 2 項に該当しない場合においても その使用のために仕様等で指定する物件を改変し また 任意の著作者で任意に公表することができるものとする ウ受託者は 本市の書面による事前の同意を得なければ 著作権法第 18 条 ( 公表権 ) 及び第 19 条 ( 氏名表示権 ) を行使することができない - 4 -