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トラック運送事業の経営実態 全日本トラック協会は全国のトラック運送事業者 2,188 社 ( 有効数 ) の平成 25 年度事業報告書に基づき集計 分析した 経営分析報告書 ( 平成 25 年度決算版 ) をまとめた 全日本トラック協会が平成 4 年度から発行しているこの報告書は 会員事業者が自社の

第2部

第2部

Microsoft Word 経営分析報告書_概要_2

経営分析報告書について 1. 実施概要公益社団法人全日本トラック協会では 経営戦略化型構造改善事業 ( 昭和 62 年度 ~ 平成 4 年度 ) の一環として 中小トラック運送事業者の経営活動の実態を計数的に把握し 経営管理の改善等に役立てていただくために 平成 4 年度から 経営分析報告書 を毎年

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( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

( 図表 1) 平成 28 年度医療法人の事業収益の分布 ( 図表 2) 平成 28 年度医療法人の従事者数の分布 25.4% 27.3% 15.8% 11.2% 5.9% n=961 n=961 n= % 18.6% 18.5% 18.9% 14.4% 11.6% 8.1% 資料出所

2. 療養型病院 (1) 機能性の状況 療養型病院 施設数 ( 施設 ) 470 病床数 ( 床 ) 利用率 90.3 在院日数 ( 日 ) 92.7 入院外来比 0.52 新患率 日平均患者数 ( 人 ) 入院 外来 床当たり医業収益 ( 千円 )

我が国中小企業の課題と対応策

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平成 31 事業年度 自平成 31 年 4 月 1 日 (2019 年 4 月 1 日 ) 至平成 32 年 3 月 31 日 (2020 年 3 月 31 日 ) 第 15 期 事業計画 ( 案 ) 本州四国連絡高速道路株式会社 - 0 -

一企業当たりの事業所数は 14. 事業所 ( 前年度差.6 事業所減 ) 常時従業者数 499 人 ( 前年度比.8% 減 ) 売上高は 23.4 億円 ( 同 2.9% 減 ) 製造企業の一企業当たりの売上高は 億円 ( 前年度比 3.9% 減 ) 営業利益は 1 億円 ( 同.6%

2017(平成29)年度第1四半期 決算説明資料

第3 法非適用企業の状況

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平成22年3月期 決算概要

四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897 8,705 11,352 3,019 6,323 9,245 12,311 前期比 -72.9% 6.8% 8.0% 7.

部品メーカーの状況 自動車部品メーカー 75 社の 2017 年度通期 (2017 年 年 3 月 ) の業績は 以下のとおりとなった 1. 決算状況 1 日本基準適用企業 63 社 ( ) 前年同期差 前年同期比 売上高 14,135,817 15,044, ,912 +

( 億円 ) 売上高 ( 億円 ) 15, 1, 金 12, 8, 額 9, 6, 営業利益 売上高営業利益率 経常利益 売上高経常利益率 当期利益 売上高当期利益 1.% 8.% 6.% 6, 4, 4.% 3, 2, 2.% '13- 上 '13- 上 '13- 上 '13- 上.% 売上高につ

社団法人日本生産技能労務協会

2019 年 3 月期第 3 四半期決算 ご参考資料 2019 年 1 月 31 日日本通運株式会社経営企画部

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

Microsoft PowerPoint - 決算説明資料2(日).ppt

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決算概要

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 28 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 29 年 1~3 月期 来期平成

報道関係各位 長期にわたる軽油価格の高止まりで 燃料コスト削減のためのエコドライブや輸送の効率化など徹底した自助努力も既に限界に達し 多くのトラック運送事業者が事業存廃の危機に直面しています しかしながら 私どもは国民生活 産業活動を支える公的物流サービスの担い手として その重要な使命を果たすべく日

Research Report by Shared Research Inc. 四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897


通期 連結の売上高 営業利益 経常利益としては 過去最高 のれん及び固定資産に係る減損損失を特別損失として 517 億円計上 当期純利益が 3 月 30 日付での予想数値より増加したのは 予想数値公表時の見込み額と比べ 最終決算数値により確定した減損損失額が 53 億円 減少したことによる 事業環境

経営指標の概要 ( 電気事業 ) 1. 経営の状況 ( 電気事業全体で算出 ) 算出式 ( 法適用事業 ) 算出式 ( 法非適用事業 ) 1 経常収支比率 (%) 1 収益的収支比率 (%) 指標の意味 経常収益 100 経常費用 総収益 100 総費用 + 地方債償還金 法適用企業に用いる経常収支

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2017年度 決算説明会資料

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タイトルを入力

General Presentation

第 2 四半期累計として 連結の売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益とも 過去最高 上期で初の売上高 1 兆円を達成 4 月 27 日に発表した連結業績予想数値との比較でも それぞれプラス 事業環境に関する認識と確認 ( 物流業界の状況 ) 国内外ともに 景気の回復基調は続き 荷動きは おおむね

PowerPoint プレゼンテーション

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Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc

軽井沢スキーバス事故対策検討委員会について

病院経営動向調査の概要 2019 年 7 月 3 日 ( 水 ) 独立行政法人福祉医療機構経営サポートセンターリサーチグループ

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1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

平成30年度収支予算

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スライド 1

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第2章 食品卸売業の経営指標

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

プレゼン

お知らせ

スライド 1

Ⅰ. 経営状況 A.2017 年 3 月期決算の概要 1) 概要 ( 連結 ) 2017/3 期実績 /3 期実績 2 増減額 ( 前年比 ) 3=1-2 増減率 ( 前年比 ) 4=3 2x100 通期予想 (1 月 31 日発表 ) 5 差額 6=1-5 進捗率 7=1 5 x100

2 収支の状況 一般病院の収支の状況は次のとおりです 1 収益構造として 総収益に占めるの割合は96.0 に占める収入の割合は69.1 同収入の割合は26.7 でした 2 に対する費用の割合は 人件費率 52.4 前年度比 0.1ポイント増 医療材料費率 21.5 同 0.3ポイント増 給食材料費率

決算概要

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2009年3月期 第2四半期決算説明会

【別添3】道内住宅ローン市場動向調査結果(概要版)[1]

目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

製造業3. 東北の産業構造 ( 製造業 ) (1) 製造業 1 概況 製造品出荷額等は 16 兆 7,600 億円で前年比 6.2% の増加 平成 26 年の東北地域の製造品出荷額等は 16 兆 7,600 億円で前年比 6.2% と3 年連続の増加となった また 全国に占める割合は5.5% と前年

FRI フォーラム 99 物流業における規制緩和と その効果 1999 年 11 月 26 日 富士通総研経済研究所 木村達也

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

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賃金データ集_本体_24入稿用.indd


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決算サマリー 2019 年 3 月期第 1 四半期業績概要 売上高 596 億円 ( 前四半期比横ばい ) 営業利益 60 億円 ( 同 34% 増 ) 自動車向けの需要が コンデンサ中心に堅調 2019 年 3 月期業績予想 上期の業績予想を上方修正 自動車 産業機器の電子化やスマートフォンの高機

平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

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本日の説明内容 総括 2019 年 3 月期第 1 四半期実績 2019 年 3 月期通期見通し 主要施策の進捗 1

1. 病院経営の鍵となる指標 病床利用率の推移 1.1 病床稼働率は平均80 強 病院報告 病床稼働率と病床数の不思議な関係 は入院収益そのものに直結します人件費や設備投資などの固定費が多い病院 全病床 6 精神病床 5 は 病床稼働率が一定の水準を下回ると一気に赤字経営に陥りますそのた

スライド 1

( 参考 ) 個別業績の概要平成 29 年 9 月期第 1 四半期の個別業績 ( 平成 28 年 10 月 1 日 ~ 平成 28 年 12 月 31 日 ) (1) 個別経営成績 ( 累計 ) (% 表示は 対前年同四半期増減率 ) 売上高営業利益経常利益四半期純利益 百万円 % 百万円 % 百万

Ⅰ. 経営状況 A.2019 年 3 月期第 1 四半期決算の概要 1) 概要 ( 連結 ) ( 単位 : 億円 %) 2019/3 期 1Q 実績 /3 期 1Q 実績 2 額 ( 前年比 ) 3=1-2 率 ( 前年比 ) 4=3 2 X100 上期予想 (4/27 発表 ) 5 進

( 億円 ) 売上高 ( 億円 ) 25, 25, 営業利益 経常利益 当期利益 1.% 金 額 2, 15, 2, 15, 売上高営業利益率 売上高経常利益率 売上高当期利益 8.% 6.% 1, 1, 4.% 5, 5, 2.% 24 度 25 度 24 度 25 度 24 度 25 度 24

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2. 利益剰余金 ( 内部留保 ) 中部の 1 企業当たりの利益剰余金を見ると 製造業 非製造業ともに平成 24 年度以降増加傾向となっており 平成 27 年度は 過去 10 年間で最高額となっている 全国と比較すると 全産業及び製造業は 過去 10 年間全国を上回った状況が続いているものの 非製造

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PowerPoint プレゼンテーション

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ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

2017年度決算説明会資料



ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

2011年3月期決算説明会

目次 1. 原価計算シートの目的 対象となる利用者 原価計算シートの構成 原価計算シートの利用方法... 1 (1) 車両別の原価計算シート... 1 (2) 取引先別の原価計算シート... 4 (3) 運行ルート別の原価計算シート 原

第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

Transcription:

経営分析報告書 ( 概要版 ) 平成 28 年度決算版 平成 30 年 3 月

全ト協の経営分析平成 28 年度決算版 ( 対象期間 : 平成 27 年 ~ 平成 29 年 8 月 ) 燃料価格下落によるコスト削減が営業利益改善に寄与したが 人材不足による影響により人件費コスト上昇 傭車費用の増加により 前期と同様に業績改善は限定的となった 貨物運送事業の営業収益 営業利益率の推移 (1 者平均 ) 区分 営業収益 ( 千円 ) 営業利益率 (%) 26 年度 27 年度 28 年度 26 年度 27 年度 28 年度 全体 ( 0.8) () (6.1) 200,795 201,492 213,751 ~10 ( 0.4) (0.6) (3.5) 54,520 54,852 56,780 2.3 1.3 0.7 ( 1.1) (0.5) (3.9) 11~20 車 145,375 146,126 151,893 両 ( 0.6) ( 3.4) (4.9) 規 21~50 模 317,900 306,958 321,930 別 ( ) ( 1.8) (5.9) 51~100 614,808 603,821 639,716 1.0 0.4 0.8 0.6 ( 1.7) (2.9) (11.5) 101 以上 0.0 1.0 1,135,561 1,168,593 1,303,147 注 : 営業収益のカッコ内は前年度比伸び率 単位 % はマイナス 車両規模別の経常利益率の推移 (%) 1.5 1.0 0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 ~10 台 1.1 2.6 2.8 0.8 11~20 0.8 1.7 1.5 21~50 1.1 51~100 1.3 0.5 0.4 0.8 101 台以上 0.7 0.0 1.2 全体 1.1 1.2 多い 車両台数 少ない 全日本トラック協会 ( 以下 全ト協 という ) は 平成 28 年度決算版経営分析報告書をまとめた この報告書は平成 4 年度から発行しているもので 今回で26 回目となる 全国の事業者 2,333 者 ( 有効数 ) から提出された平成 28 年度決算 ( 平成 27 年 から平成 29 年 8 月 ) の 一般貨物自動車運送事業報告書 について 決算内容を分析した 営業収益 ( 貨物運送事業収入 ) は 輸送量の増加を背景に1 者平均 213,751 千円で 前年に比べ +6.1% の増加となった また 営業利益率は燃料価格の下落により 前年度費 0.5ポイント改善し 9 年連続の営業赤字から脱却が図られ 黒字事業者の割合は55%(1,287 事業者 ) と半数以上を占めた さらに これまで車両 10 台以下の区分では半数以上が営業赤字となっていたが 人材不足による傭車利用の拡大を背景に営業収益が増加したことで 51%(378 者 ) が営業黒字を計上した 平成 28 年度の経営分析報告書の集計対象となるトラック運送事業においては 燃料価格の下落が利益改善に大きく寄与したが 一方で運転者の人材の不足から 残業時間の長時間化 賃金引き上げ等で人件費率が増加するとともに 稼働可能台数の減少傾向による傭車利用の拡大 傭車の運賃 料金単価の引き上げ等により 傭車比率が一段と増加傾向を示し 前年度同様 営業利益率の改善は限定的となった - 1 -

トラック運送事業の経営実態 全ト協では全国のトラック運送事業者 2,333 者 ( 有効数 ) における 平成 28 年度事業報告書及び事業実績報告書 に基づき集計 分析した 経営分析報告書 ( 平成 28 年度決算版 ) をまとめた 平成 4 年度から発行しているこの報告書は 会員事業者が自社の現状を客観的に把握し 今後の経営改善に資する指標を提供するもので 希望者には全国や地域 ( ブロック ) の同規模事業者と比較し 問題点とその改善策をまとめた 企業診断書 を作成している 売上高 ( 全ての事業収入 ) 及び営業収益 ( 貨物運送事業収入 ) の動向 平成 28 年度においては 輸送トン数が増加傾向となったことから 営業収益 ( 貨物運送事業収入 ) が回復し 燃料価格下落によりコスト削減が進んだものの 運転者人材の確保が困難な状況が続いたことから 人件費及び傭車費の負担が増加した結果 営業利益を押し下げる要因となった 平成 28 年度の売上高 ( 全ての事業収入 1 者平均 ) は215.0 百万円と 前年度の203.9 百万円に比べて5.4% の増収となった うち営業収益 (1 者平均 ) も213.8 百万円と 前年度の201.5 百万円に比べて6.1% 増加し 平成 28 年度における売上高及び営業収益は平成 27 年度からの増収傾向を維持した 220 200 < 売上高及び営業収益の推移 > (1 者平均 : 百万円 ) 215.0 213.8 201.9 203.9 200.8 201.5 180 160 140 120 100 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 売上高 営業収益 - 2 -

輸送トン数の動向 平成 28 年度の輸送トン数 (1 者平均 ) は 70.6 千トンで 前年度 68.0 千トンと比較して 3.8% の増加となった 80 < 輸送トン数の推移 > (1 者平均 : 千トン ) 66.2 68.0 70.6 60 40 20 0 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 全ト協が四半期ごとに実施している トラック運送業界の景況感調査 により 一般貨物の 営業収入 輸送数量 運賃料金水準 の判断指標の推移を考察すると 20 年度後半までは世界経済の後退の影響から悪化していたが 21 年度 7-9 月期から徐々に水準が上昇し 23 年 3 月には東日本大震災の影響もあり再び悪化したものの その後平成 25 年中ごろまで横ばいの水準で推移 その後 平成 26 年 3 月には消費税率引上げ前の駆込み需要の増大により回復傾向にあったが その反動で以降下落に転じたものの 平成 28 年を底に上昇に転じた < 輸送数量 営業収入 運賃料金の水準 : 判断指標の推移 ( 全ト協調査 )> 40 20 0 20 40 60 80 100 120 輸送数量営業収入運賃料金 ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢ H.19 年 H.20 年 H.21 年 H.22 年 H.23 年 H.24 年 H.25 年 H.26 年 H.27 年 H.28 年 H.29 年 ( 出所 : 全ト協平成 29 年 7-9 月期景況感調査 ) - 3 -

営業利益及び経常利益の状況 営業利益の動向燃料価格の下落効果により 貨物運送事業の1 者平均の営業利益は346 千円となり 前年度の営業損失 583 千円から黒字圏へ回復した 全ての事業規模において改善傾向を示した 一方で トラック運送業では 必要な運転者数を円滑に確保できない傾向が強く 賃金水準の引上げ 時間外労働の拡大による時間外給与の増加等の影響により 運転者人件費及び傭車費の増加が営業利益の改善を限定的なものにした 以上のことから 売上高営業利益率 ( 全事業 ) は+% と 前年度 0.0% から+ポイント改善 営業収益営業利益率 ( 貨物運送事業 ) は前年度 % から0.5ポイント改善し +% に回復した < 営業利益率の動向 > (1 者平均 : %) 0.4 0.0 0.6 1.1 1.0 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 売上高営業利益率 営業収益営業利益率 - 4 -

経常利益の動向平成 28 年度の売上高経常利益率 ( 全ての事業 ) は1.1% と前年度比 0.6ポイント改善 営業収益経常利益率 ( 貨物運送事業 ) は% と0.7ポイント改善した 経常利益は全ての事業規模において改善傾向を示した 平成 28 年度は 貨物運送事業の1 者平均の経常利益 1,931 千円で 前年度の経常利益 366 千円に比べ 改善に転じた 事業規模別に考察すると 全ての事業規模において経常利益は改善傾向を示した 1.1 0.7 0.5 0.5 < 経常利益の動向 > (1 者平均 : %) 1.1 0.5 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度売上高経常利益率営業収益経常利益率 貨物運送事業における黒字事業者の割合貨物運送事業における黒字事業者の割合として 営業利益段階の黒字事業者は 55% と 前年度から 4 ポイント改善 さらに経常利益段階の黒字事業者は 61% と 前年度から 6 ポイント改善した < 黒字事業者の割合推移 > ( 貨物運送事業 : %) 70 60 50 46 53 51 55 55 61 40 30 20 10 0 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 営業利益 経常利益 - 5 -

トピック 1 燃料価格の動向と営業利益率の関連性 平成 15 年 1 月から平成 29 年 8 月までの軽油価格 ( ローリー ) の推移軽油価格は 平成 15 年 1 月には1リットル63 円台であったが 平成 20 年のリーマンショックを契機とした急騰 急落を経て 本報告書の対象期間である平成 27 年 から平成 29 年 8 月までの間 66 円台から84 円台までのレンジで推移し 23ヵ月間の平均価格は77.14 円となった 150.00 140.00 130.00 平成 28 年度分析対象期間 120.00 110.00 100.00 90.00 80.00 70.00 60.00 15 年 1 月 16 年 1 月 17 年 1 月 18 年 1 月 19 年 1 月 20 年 1 月 21 年 1 月 22 年 1 月 23 年 1 月 24 年 1 月 25 年 1 月 28 年 1 月 29 年 1 月 平成 26 年度から平成 28 年度までの軽油の平均価格推移本経営分析報告書の平成 26 年度から平成 28 年度までにおける軽油価格の平均値は以下の通りである スタンド ローリー カードのいずれの平均価格も対平成 27 年度比 6% 以上の下落となっている 軽油価格の下落は 燃料油脂費率を縮減させ その結果 営業利益率及び経常利益率を改善させる効果があった < 軽油の平均価格推移 > ( 単位 : 円 ) スタンド ローリー カード 平成 26 年度 112.80 104.43 111.65 平成 27 年度 92.24 82.60 98 平成 28 年度 85.95 77.14 84.90 対平成 27 年度増減 -6.8% -6.6% -6.7% 平成 26 年度 : 平成 25 年 ~ 平成 27 年 8 月までの平均値 平成 27 年度 : 平成 26 年 ~ 平成 28 年 8 月までの平均値 平成 28 年度 : 平成 27 年 ~ 平成 29 年 8 月までの平均値 ( 出所 : 公益社団法人全日本トラック協会調査より作成 ) - 6 -

軽油価格下落による運送原価への影響 燃料価格の下落は 運送原価の縮減要因となり 下図は燃料油脂費比率 ( 対営業収益 ) の推移を示したものである 軽油価格下落により平成 27 年度は15.4% 平成 28 年度は14.0% と下落した < 燃料油脂費率の推移 ( 平成 21 年度 ~28 年度 )> 22.0 21.0 20.0 19.0 18.0 17.9 19.9 21.0 19.0 17.0 16.0 16.2 15.4 15.0 14.0 14.2 14.0 13.0 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 営業利益率の推移営業利益率の推移を考察すると 0.4%( 平成 21 年度 ) から 2.3%( 平成 25 年度 ) まで下落が続いた後 燃料価格の下落等を背景に+%( 平成 28 年度 ) まで改善した < 営業利益率 ( 対営業収益 ) の推移 ( 平成 21 年度 ~28 年度 )> 0.5 0.0 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 0.5 0.4 1.0 0.7 1.0 1.5 2.0 2.5 2.1 2.3-7 -

経常利益率の推移経常利益率は 営業利益率と同様に平成 21 年度から平成 25 年度にかけて悪化傾向にあったが 平成 26 年度以降 燃料単価の下落等の要因により +%( 平成 28 年度 ) まで改善した < 経常利益率 ( 対営業収益 ) の推移 ( 平成 21 年度 ~28 年度 )> 1.0 0.7 0.5 0.0 0.5 0.4 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 1.0 1.5 1.1 1.2-8 -

トピック 2 運転者人材不足の影響の考察 運転者不足の実態と実働率の関係 トラック運送業においては 燃料単価が下落傾向にあるが 業績改善は限定的となっている この背景には 必要な運転者人員を確保できないことから 自社車両の実働率を改善させる傾向が考察される 特に21~50 両の区分では改善率が最大となっている < 実働率の推移 ( 平成 25 年度 ~28 年度 )> 70 68 66 ~10 両 64 11~20 両 62 60 58 21~50 両 51~100 両 101 両 ~ 56 平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 - 9 -

運転者人材の不足による影響運転者人材の不足は 稼働できる車両数を減少させる傾向となるため 当該運転者人材の不足分を傭車でカバーすることになる 運転者人材の不足を反映し 傭車費比率は各車両区分において全て上昇した しかし 傭車を利用する場合 以前よりも運賃等の相場が上昇傾向にあるため 傭車費比率の増加は利益率の押下げ要因になっていると推察される 現在の運転者不足を要因とする車両不足傾向は 需給関係を変化させ 運賃等の水準引上げ交渉にも好影響を与える傾向にある 交渉では 運転者人材不足と労働関係規制を理由に 運送 取引条件の見直しとして 運賃 料金の引上げがなされる成功事例が多く見られる < 対営業収益傭車費比率の推移 ( 平成 25 年度 ~28 年度 )> 12.0 11.0 10.0 9.0 8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 ~10 両 11~20 両 21~50 両 51~100 両 101 両 ~ 2.0 平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 - 10 -

運転者人材の不足は 人件費比率の上昇にもつながっている 運転者人材が不足することで 募集する際の賃金水準を引上げたり 既存の賃金水準を引き上げることで退職を引き留めようとする動きが考察される < 対営業収益人件費比率の推移 ( 平成 25 年度 ~28 年度 )> 42.0 41.0 40.0 39.0 38.0 37.0 36.0 ~10 両 11~20 両 21~50 両 51~100 両 101 両 ~ 35.0 34.0 平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 参考 ) 営業用大型貨物自動車運転者及び営業用普通 小型貨物自動車運転者の年間平均年収の推移 ( 単位 : 千円 ) 4,665 4,700 年間平均年収 4,500 4,464 4,325 4,514 4,366 4,396 営業用大型貨物自動車運転者 4,440 4,400 4,383 4,490 4,300 4,100 4,291 4,138 4,136 4,071 4,029 4,141 4,183 4,263 3,900 3,700 4,033 4,041 4,020 3,915 3,937 3,852 営業用普通 小型貨物自動車運転者 3,670 3,997 3,729 3,700 3,845 3,807 3,928 4,037 3,500 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 ( 出所 ) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 - 11 -

資料 1: 営業収益 営業利益率 経常利益率 ( 貨物運送事業 ) 車 両 規 模 別 地 域 別 区分 営業収益 (1 者平均千円 ) 営業利益率 (%) 経常利益率 (%) 26 年度 27 年度 28 年度 26 年度 27 年度 28 年度 26 年度 27 年度 28 年度 全体 10 台以下 11~20 台 21~50 台 51~100 台 101 台以上北海道東北北陸信越関東中部近畿中国四国九州 ( 0.8) ( 0.4) ( 1.1) ( 0.6) ( ) ( 1.7) ( 6.0) ( 11.7) ( 1.7) ( 0.8) ( 4.8) ( 8.3) ( 1) ( 3.2) ( 0.5) ( ) ( 0.6) ( 0.5) ( 3.4) ( 1.8) ( 2.9) ( 0.4) ( 2.8) ( 0.6) ( 1.3) ( ) ( 1.3) ( 0.4) ( 3.8) ( 0.4) ( 6.1) ( 3.5) ( 3.9) ( 4.9) ( 5.9) ( 11.5) ( 2.6) ( 5.0) ( 6.7) ( 13.5) ( 7.3) ( 1.6) ( 8.1) ( 2.9) ( 3.8) 200,795 54,520 145,375 317,900 614,808 1,135,561 184,045 217,097 261,807 176,697 229,935 208,469 192,048 164,527 202,356 201,492 54,852 146,126 306,958 603,821 1,168,593 183,236 223,255 263,305 178,970 229,206 205,721 192,771 170,722 203,110 213,751 56,780 151,893 321,930 639,716 1,303,147 178,484 234,433 280,920 203,115 245,956 208,999 208,412 165,846 210,763 2.3 1.0 0.8 0.6 0.5 1.0 1.4 0.4 1.8 0.8 0.6 0.5 1.3 0.4 0.0 0.0 0.4 0.7 0.4 0.5 0.7 1.0 0.0 0.0 0.8 0.6 1.0 0.4 0.5 0.8 0.8 1.2 1.1 0.8 0.7 1.2 0.7 1.3 ( 注 )1. 営業収益の ( ) 内は前年度比伸び率 単位 % 2. 沖縄県は 九州に含めている - 12 -

資料 2: 集計対象事業者の車両規模別 地域別の経営規模 (1 者平均 ) 資本金 ( 千円 ) 売上高 ( 千円 ) 総資産 ( 千円 ) 従業員数 ( 人 ) 輸送トン数 ( トン ) 全 体 12,274 215,033 159,552 21.4 70,624 車両規模別 10 台以下 8,931 56,892 44,819 6.7 24,587 11~20 台 12,030 152,310 108,169 15.0 51,391 21~50 台 14,143 323,300 247,650 31.2 107,720 51~100 台 20,275 648,628 496,576 65.9 187,581 101 台以上 22,582 1,319,679 765,068 128.0 322,262 北海道 13,993 179,790 119,439 17.7 92,292 地 東北 14,691 239,731 179,608 23.6 99,767 北陸信越 16,767 282,349 212,402 27.0 73,327 関東 10,618 203,820 148,638 21.3 68,666 域 中部 13,363 246,451 193,369 23.0 69,836 近畿 14,092 210,092 155,159 21.9 57,099 別 中国 9,556 209,322 158,942 20.5 67,223 四国 10,576 166,089 124,952 15.9 48,161 九州 9,825 211,834 156,311 22.0 68,668 走行キロ数 (km) 実車キロ数 (km) 期末実在車両数 ( 台 ) 延実在車両数 ( 日車 ) 延実働車両数 ( 日車 ) 全 体 1,254,319 850,930 21.4 7,815 4,876 車両規模別 10 台以下 310,244 199,324 6.8 2,471 1,543 11~20 台 829,915 569,414 14.8 5,410 3,399 21~50 台 1,997,640 1,355,399 30.0 10,936 6,574 51~100 台 3,320,788 2,281,453 65.3 23,829 15,440 101 台以上 9,342,467 6,319,300 164.6 59,932 40,228 北海道 1,470,285 904,361 24.2 8,818 5,405 地 東北 1,462,390 1,043,538 23.1 8,415 5,243 北陸信越 1,541,826 1,074,218 25.2 9,207 5,736 関東 1,097,537 720,622 20.5 7,468 4,744 域 中部 1,319,543 901,148 22.7 8,305 5,160 近畿 1,107,912 746,266 19.8 7,230 4,558 別 中国 1,200,923 842,450 20.6 7,524 4,685 四国 971,832 692,754 16.5 6,038 3,647 九州 1,343,566 904,527 21.9 7,990 5,002 ( 注 )1. 売上高 総資産は一般貨物運送事業以外も含んだ全事業の額である 2. 沖縄県は九州に含めている - 13 -

資料 3: 一般貨物運送事業損益明細表 ( 全体 の平均値 ) 26 年度 [1 者平均額 ( 千円 ) 構成比 (%)] 全体 27 年度 28 年度 金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 営業収益 200,795 100.0 201,492 100.0 213,751 100.0 運送収入 199,768 99.5 200,794 99.7 212,829 99.6 貨物運賃 193,596 96.4 193,778 96.2 205,324 96.1 その他 6,172 3.1 7,016 3.5 7,505 3.5 運送雑収 1,027 0.5 698 922 0.4 営業費用 202,676 10 202,075 10 213,405 99.8 運送費 175,218 87.3 172,129 85.4 182,979 85.6 人件費 77,983 38.8 79,015 39.2 84,550 39.6 燃料油脂費 38,123 19.0 31,018 15.4 29,979 14.0 ガソリン代 956 0.5 803 0.4 826 0.4 軽油費 36,672 18.3 29,816 14.8 28,754 13.5 その他 495 399 399 修繕費 11,740 5.8 12,451 6.2 12,780 6.0 事業用自動車 11,224 5.6 11,741 5.8 12,240 5.7 その他 516 710 0.4 540 減価償却費 10,289 5.1 12,438 6.2 13,365 6.3 事業用自動車 9,622 4.8 11,471 5.7 12,526 5.9 その他 667 967 0.5 839 0.4 保険料 4,387 2.2 4,522 2.2 4,784 2.2 施設使用料 1,944 1.0 1,712 0.8 1,844 自動車リース料 2,455 1.2 2,482 1.2 2,864 1.3 施設賦課税 1,243 0.6 1,255 0.6 1,293 0.6 事故賠償費 235 237 250 道路使用料 6,811 3.4 7,135 3.5 7,651 3.6 フェリーボート利用料 798 0.4 916 0.5 679 その他 19,210 9.6 18,948 9.4 22,940 10.7 傭車費等 12,869 6.4 13,739 6.8 17,861 8.4 一般管理費 27,458 13.7 29,946 14.9 30,426 14.2 人件費 15,423 7.7 16,907 8.4 17,339 8.1 その他 12,035 6.0 13,039 6.5 13,087 6.1 営業損益 -1,881 - -583-346 営業外収益 3,256 1.6 3,057 1.5 3,453 1.6 金融収益 118 132 174 営業外費用 1,803 2,108 1.0 1,868 金融費用 1,321 0.7 1,264 0.6 1,301 0.6 経常損益 -428-366 1,931 集計事業者数 ( 者 ) 2,192 100% 2,373 100% 2,333 100% 営業利益計上 ( 者 ) 1,019 46% 1,219 51% 1,287 55% 経常利益計上 ( 者 ) 1,170 53% 1,311 55% 1,412 61% 注 ) 構成比は 小数点第 2 位を四捨五入し小数点第 1 位までを表示しているため 合計値が費目の明細の合計と一致しないことがある - 14 -

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