平成 30 年度埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付要綱 ( 目的 ) 第 1 条県は 多子世帯における子育てしやすい住環境の整備を促進することにより 希望 する数の子供が持てる環境づくりを図るため 平成 30 年度において中古住宅を取得す る者に対し 予算の範囲内において補助金を交付する 2 前項の補助金の交付に関しては 補助金等の交付手続等に関する規則 ( 昭和 40 年埼玉県規則第 15 号 以下 規則 という ) に定めるもののほか この要綱に定めるところによる ( 定義 ) 第 2 条この要綱において次の各号に掲げる用語の定義は それぞれ当該各号に定めるところによる 一多子世帯補助金交付申請日 ( 以下 申請日 という ) 現在 18 歳未満の子 (18 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの間にある子及び母子手帳の交付を受けている出産予定の子を含む 以下同じ ) が 3 人以上の世帯 又は 18 歳未満の子が 2 人で 3 人目を希望しかつ夫婦がともに 40 歳未満 (40 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの間にある者を含む ) の世帯 二中古住宅申請日において新築の日 ( 建物の全部事項証明書の原因及びその日付欄に記載された新築の年月日 ( 以下 新築年月日 という ) をいう ) から 2 年を超えている住宅又は既に人が住んだことがある自己居住用の住宅又は住戸であり 居住の用に供することを目的として建築した戸建住宅及びマンションをいう 三新耐震基準の住宅建築物の設計において適用される耐震基準で 次に掲げる事項のいずれかに該当する住宅 イ新築年月日が昭和 58 年 4 月 1 日以降の住宅ロ建築基準法に基づく建築確認済証の交付日が昭和 56 年 6 月 1 日以降の住宅ハ耐震基準適合証明書を取得した住宅四中古戸建住宅居宅部分の床面積が 100 m2以上 ( 増築により床面積が 100 m2以上となる場合を含む ) の戸建住宅であって 新耐震基準の住宅であるもの ( リフォーム工事の施工により耐震基準適合証明書を取得した住宅も含む ) 五中古マンション床面積が 80 m2以上又は 5 室以上のマンション (2 以上の区分所有者が存する建物で 人の居住の用に供する専有部分のあるものであって 中高層 (3 階建て以上 ) 分譲 共同建てで 鉄骨鉄筋コンクリート 鉄筋コンクリート又は鉄骨造の住宅をいう 以下同じ ) であって 新耐震基準の住宅であるもの 六中古住宅の取得完了中古住宅の売買等に係る契約締結後 所有権移転の登記 ( 所有権が共有に属するときは 補助対象者及びその配偶者の持分が合わせて 2 分の 1 以上の場合に限る ) を行い かつ転居の上 取得した住宅の住所に多子世帯の世帯全員の住民票の異動が完了すること 七リフォーム中古住宅を取得する際に行う工事であって 次に掲げる事項全てに該当するものをいう イ建物の増改築 床のフローリングや壁のクロスの張替及び浴室の改修など内装全般に係る工事であるものロ工事に要する費用の額 ( 消費税を含む ) が 1 件当たり 100 万円以上であるものハリフォーム瑕疵保険又は埼玉県住宅リフォーム工事検査制度の対象となり かつこれを利用するもの
八中古住宅取得かつリフォーム中古住宅の取得に合わせて リフォームを実施することをいう 九リフォーム瑕疵保険リフォーム時の検査と保証がセットになった保険制度であって 国土交通大臣が指定する住宅瑕疵担保責任保険法人が保険を引き受けるもの 十埼玉県住宅リフォーム工事検査制度埼玉県住宅リフォーム工事検査制度要綱により知事が指定した検査機関が実施するリフォーム工事検査をいう 十一リフォームの完了リフォーム及び工事代金支払が完了することをいう ( 補助対象者 ) 第 3 条本要綱による補助対象者は 住民票に多子世帯の世帯主又はその配偶者として記載されている者 ( 民法第 818 条に定める親権者に該当する者に限る ) であって 平成 3 0 年 4 月 1 日以降に中古住宅を取得した者とする ただし 以前に住宅の取得に係る埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金又は平成 29 年度埼玉県多子世帯向け新築分譲住宅取得支援事業補助金の交付を受けていない者に限る ( 補助対象経費 ) 第 4 条本要綱による補助対象の経費は次の各号に掲げるものとする 一中古住宅の取得に係る経費不動産の媒介に係る経費 所有権の移転登記等に係る経費 住宅ローンの利用に係る経費その他中古住宅の取得に要する経費二リフォームに係る経費リフォーム瑕疵保険又は埼玉県住宅リフォーム工事検査制度の利用に係る経費 ( 補助金の額 ) 第 5 条補助金の額は 前条に定める補助対象経費に要した実費の合計額とする ただし 次の各号に定める場合ごとに 当該各号に定める金額を上限とする 一中古住宅取得かつリフォームの場合 50 万円二中古住宅取得のみの場合 40 万円 ( 補助金の支給方法 ) 第 6 条補助金の支給方法は 口座振替払により行うものとする ( 中古住宅の取得かつリフォームに係る補助金交付申請 ) 第 7 条第 5 条第 1 号に係る補助金の交付を受けようとする者は 中古住宅の取得完了後 原則としてリフォームの着工のおおむね 1 週間前まで ( 住宅取得等の事情により申請時期が遅れる場合はリフォームの完了まで ) に 規則第 4 条第 1 項に基づき 埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付申請書補助対象要件等確認書 ( 様式第 1-1 号 ) 及び埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金申請書 ( 様式第 1-2 号 ) を知事に提出するものとする ただし 平成 30 年 2 月 1 日から同年 3 月 31 日の間に中古住宅の取得が完了し かつ同年 3 月 1 日から同年 3 月 31 日の間にリフォームを着工又は完了した者については 埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付申請書 ( 様式第 1-2 号 ) を知事に提出することができる 2 前項の補助金交付申請書には 次の各号に掲げる書類を添付しなければならない 一住民票 ( 世帯全員分で続柄が記載された転居後のもの ) 二住宅取得完了後の建物及び全ての土地の全部事項証明書
三住宅取得の契約やリフォームの見積り等に関する書類の写し四住宅取得に係る補助対象経費の支払を証する書類の写し五建物の固定資産の評価額を証する書類の写し六間取りの分かる平面図などその他知事が必要と認めるもの ( 中古住宅の取得に係る補助金交付申請及び実績報告 ) 第 8 条第 5 条第 2 号に係る補助金の交付を受けようとする者は 中古住宅の取得完了後 規則第 4 条第 1 項及び規則第 13 条に基づき 埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付申請書補助対象要件等確認書 ( 様式第 2-1 号 ) 及び埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付申請書兼実績報告書 ( 様式第 2-2 号 ) を知事に提出するものとする ただし 平成 30 年 2 月 1 日から同年 3 月 31 日の間に中古住宅の取得が完了した者については 埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付申請書兼実績報告書 ( 様式第 2-2 号 ) を知事に提出することができる 2 前項の補助金交付申請書兼実績報告書には 次の各号に掲げる書類を添付しなければならない 一住民票 ( 世帯全員分で続柄が記載された転居後のもの ) 二住宅取得完了後の建物及び全ての土地の全部事項証明書三住宅取得の契約等に関する書類の写し四住宅取得に係る補助対象経費の支払を証する書類の写し五建物の固定資産の評価額を証する書類の写し六平成 30 年度埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業アンケート調査票七間取りの分かる平面図などその他知事が必要と認めるもの ( 記載事項及び添付資料 ) 第 9 条規則第 4 条第 1 項第 2 号及び第 3 号に掲げる事項の記載及び同条第 2 項第 1 号から第 4 号までに掲げる事項に係る書類の添付は要しない ( 補助金の交付決定及び確定 ) 第 10 条知事は 第 8 条第 1 項の埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付申請書兼実績報告書 ( 様式第 2-2 号 ) を受理したときは 当該書類等を審査し 補助金を交付すべきものと認めたときは 補助金の額を決定するとともに 額を確定するものとする 2 規則第 7 条の規定に基づき補助金の交付を決定し 規則第 14 条の規定に基づき交付する補助金の額を確定するときは 埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付決定兼確定通知書 ( 様式第 3-1 号 ) により 不交付のときは埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金不交付決定通知書 ( 様式第 3-2 号 ) により 第 8 条第 1 項の規定に基づく申請等をした者に通知するものとする 3 補助金の確定額は 補助対象経費を合計した額とし 第 5 条第 2 号に定める上限額を超える場合には その上限額とする ( 補助金の交付決定 ) 第 11 条知事は 第 7 条第 1 項の埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付申請書 ( 様式第 1-2 号 ) を受理したときは 当該書類等を審査し 補助金を
交付すべき者と認めたときは 補助金の額を決定するものとする 2 規則第 7 条の規定に基づき 補助金の交付をするときは埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付決定通知書 ( 様式第 4-1 号 ) により 不交付のときは埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金不交付決定通知書 ( 様式第 4-2 号 ) により 第 7 条第 1 項の規定により補助金の交付を申請した者 ( 以下 申請者 という ) に通知するものとする 3 知事は 補助金の交付の目的を達成するため 前項の埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付決定通知書 ( 様式第 4-1 号 ) に条件を付することができる ( リフォーム業者に関する条件 ) 第 12 条申請者は 補助対象となるリフォームの実施に当たっては 埼玉県内に本店又は営業所等を有するリフォーム業者に発注し 実施しなければならない ( 変更等の申請 ) 第 13 条第 11 条第 1 項の規定により補助金の交付決定を受けた者が 交付決定の額を変更又は補助事業を中止しようとするときは 知事が別に定める書類を添付して埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金変更交付 ( 中止 ) 申請書 ( 様式第 5 号 ) を提出しなければならない ( 変更交付等の決定 ) 第 14 条知事は 前条の申請があったときは その内容を審査し 当該変更等を承認するか否かを決定し 埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金変更交付決定通知書 ( 様式第 6-1 号 ) 又は埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付中止決定通知書 ( 様式 6-2 号 ) により 申請者に通知するものとする ( 実績報告 ) 第 15 条第 7 条第 1 項の規定により補助金の交付を申請した場合の規則第 13 条の報告書 ( 以下 実績報告書 という ) の様式は 様式第 7 号のとおりとする 2 実績報告書には 次の各号に掲げる書類を添付しなければならない 一リフォームに係る補助対象経費の支払を証する書類の写し二リフォーム瑕疵保険を利用している場合は 保険付保証明書の写し三埼玉県住宅リフォーム工事検査制度を利用している場合は 検査結果報告書の写し四平成 30 年度埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業アンケート調査票五その他知事が必要と認めるもの 3 実績報告書の提出期限は 補助対象となる事業の完了後 30 日以内又は補助年度内の別に定める日のいずれか早い日までとする ( 補助金交付額の確定 ) 第 16 条知事は 実績報告書の提出を受けた場合において 当該書類等を審査し 補助金の交付決定の内容及びこれに付した条件に適合すると認めたときは 規則第 14 条の規定に基づき交付する補助金の額を確定し 埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金確定通知書 ( 様式第 8 号 ) により申請者に通知するものとする 2 補助金の確定額は 補助対象経費を合計した額とし 第 5 条第 1 号に定める上限額を超
える場合には その上限額とする ( 補助金の請求 ) 第 17 条申請者は 補助金の支払を受けようとするときは 第 10 条第 2 項又は前条第 1 項の確定通知を受領した後に 埼玉県多子世帯向け中古住宅取得 リフォーム支援事業補助金交付請求書 ( 様式第 9 号 以下 請求書 という ) により補助金の支払請求を行うものとする ( 補助金の交付 ) 第 18 条知事は 請求書を受領したときは これを審査し その内容を適当と認めたときは 申請者に対し補助金を支払うものとする ( 事業効果の検証 ) 第 19 条申請者は 知事が必要に応じて実施する補助事業実施の事業効果の検証のための調査に協力しなければならない ( 状況報告 ) 第 20 条知事は 必要があると認めるときは 規則第 11 条に基づき遂行の状況について報告を求めることができる ( 書類の整備等 ) 第 21 条申請者は 補助対象経費に係る支出等の証拠書類を整備保管しておかなければならない 2 前項に規定する帳簿及び証拠書類は 補助金の交付が完了した日の属する会計年度の翌年度から 5 年間保管しなければならない ( 財産処分の制限 ) 第 22 条規則第 19 条第 2 号に規定するその他知事の定めるものは 補助事業の対象となった住宅とする 2 規則第 19 条ただし書に規定する知事が定める期間は 補助金の交付決定日から交付決定日の属する年度の 3 月 31 日までとする 3 交付対象者は 規則第 19 条に基づき 補助事業により取得した財産の処分について承認を得ようとするときは 様式第 10 号により知事に承認の申請をしなければならない 4 申請者は 補助金交付に係る書類を財産処分制限期間中保存しなければならない ( 交付の決定の取消 ) 第 23 条知事は 申請者が次の各号のいずれかに該当した場合は 補助金の交付決定の全部若しくは一部を取り消すことができる 一提出書類の記載事項及び添付資料等に虚偽があるとき その他不正の手段により補助金の交付を受けたとき二申請者が 補助金を他の用途に使用したとき三第 20 条の規定に基づく報告の求めに応じないとき四第 22 条第 3 項の規定に基づく措置を採らずに 補助事業の対象となった住宅を処分したとき五その他この要綱の規定及び補助金交付の条件に違反する行為があった場合等で 知
事が不適当と認めたとき ( 補助金の返還 ) 第 24 条知事は 次の各号のいずれかに該当した場合は 期限を定めて その返還を命ずるものとする 一前条の規定により補助金の交付を取り消した場合において 既に補助金が交付されているとき二第 10 条及び第 16 条に基づき確定した交付額を上回る補助金が 既に交付されているとき ( 加算金及び延滞金 ) 第 25 条申請者は 第 23 条の規定に基づく取消により 補助金の返還を命ぜられたときは 当該命令に係る補助金の受領の日から納付の日までの日数に応じ 当該補助金の額 ( その一部を納付した場合におけるその後の期間については 既納額を控除した額 ) につき年 10.95パーセントの割合で計算した加算金を県に納付しなければならない 2 前項の規定により加算金を納付しなければならない場合において 申請者の納付した金額が返還を命ぜられた補助金の額に達するまでは 当該納付金額は まず当該返還を命ぜられた補助金に充てられたものとする 3 申請者は 補助金の返還を命ぜられ これを納期日までに納付しなかったときは 納期日の翌日から納付の日までの日数に応じ 当該未納付額につき年 10.95パーセントの割合で計算した延滞金を県に納付しなければならない 4 前項の規定により延滞金を納付しなければならない場合において 返還を命ぜられた補助金の未納付額の一部が納付されたときは 当該納付の日の翌日以後の期間に係る延滞金の計算の基礎となるべき未納付額は 当該納付金額を控除した額によるものとする 5 知事は やむを得ない事情があると認めるときは 申請者の申請に基づき 加算金又は延滞金の全部または一部を免除することができる 6 申請者は 前項の申請をしようとする場合には 申請の内容を記載した申請書に当該補助金の返還を遅延させないために採った措置及び当該補助金の返還を困難とする理由その他参考となるべき事項を記載した書類を添えて 知事に提出しなければならない ( その他 ) 第 26 条この要綱に定めるもののほか 補助金の交付に関し必要な事項は 知事が別に定める 附則この要綱は 平成 29 年 4 月 1 日から施行する 附則この要綱は 平成 30 年 4 月 1 日から施行する