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日本語のタ行子音 /t/ [ʧ] [ʦ] [t] イの前 ウの前 その他 /t/ は 日本語話者にとって一つの音 ( 音素 ) 3 つの異音は相補分布をなす 3 つの異音には音声的類似が認められる 日本語のハ行子音 /h/ [ç] [ɸ] [h] イの前 ウの前 その他 /h/ は 日本語話者にとっ

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日本語構造伝達文法 [2 4] この項目は 日本語構造伝達文法 発展 A の A3 章の内容に基づいています 今泉喜一 2011 年 6 月 印刷 :1 5,8 9,11 14,16,18,21 22,24,27 28,30 31,33 34,36 37,39,41 47 48 は別刷 音便はなぜあるか 走る呼ぶ言う鳴く 走っている 呼んでいる 言っている 鳴いている 音便形は発音しやすくなった形 上の音便形の元の形は? 走る走りて走って hasir i=te Øi= 呼ぶ呼びて呼んで yob i=te Øi= 発音しやすくするためにある 発音しやすいとはどういうことか ボート o 私 kog- / i / Øi / ru 私 Ø1 ボート o kog i=te Øi=i ru こぎている私 Ø1 ボート o ko i=de Øi=i ru こいでいる どう発音しやすくなっているか 1

この項目で考えようとする問題 1 音便はどういう原則を持つのか 2 一段動詞はなぜ音便化しないのか 3 五段動詞それぞれの音便形はなぜそのような形になるのか 4 買う(w-) はなぜ促音便になるのか 5 飛ぶ(b-) はなぜ促音便ではなく撥音便になるのか 6 イ音便であるはずの 行く (k-) はなぜ例外的に促音便となるのか 7 泳ぐ(g-) はなぜテを濁音化するのか 8 指す(s-) はなぜ音便形を持たないのか 9 ~たい 形表現 ( 飲みたい ) はなぜ音便形にならないのか 10 なぜ尊敬 4 動詞は音便化するのか 音便の発生 日本語の単語は元来 1~2 音節 め, た, ふる 概念が複雑化 複合語化等で多音節化付属語の増加 たなごころ = て,= べし 文節が長くなる ふりて, ふるべし 文節の中のいくつかの単音を, 意味を変えずに省略 変音発音労力合理化ふりて ふって音便発生 音便 と呼ばれる現象は平安時代(794~) 初期に始まった 2

動詞テ形の構造客 ok 人 tat- 鳥 nakte 起きている 立ちている 鳴きている oki Øi =te Øi=i tat i =te Øi=i nak i =te Øi=i 起きている立ちている鳴きている 一段動詞 ( 母音幹動詞 ) 五段動詞 ( 子音幹動詞 ) 五段動詞 ( 子音幹動詞 ) 人 tat- 立ちて 口腔図は, 松崎寛 河野俊之 よくわかる音声 (1998) の図を使用 立ちている tat i=te Øi=i tat i=te 平安時代の ち は [ti] oki Øi =te Øi=itat i =te Øi=inak i =te Øi=i t i t 解除 母音 i があるので, 一度を解除する必要がある 母音 i を発音しなければ, のままでよい を解除するエネルギーがいらない t i t 音便 : 拍数を保ちつつ, ( 前半 ) tat i =te ( 後半 ) 2 回のを1 回に減じる省力 たって 3

kaer- 帰りて kaer i=te r i t 解除 母音 i を発音しないでを1 回に減じる [r] 音を後ろの [t] 音と同じにする ( 逆行同化 ) t i t 音便 : 拍数を保ちつつ, ( 前部 ) kaet i =te ( 後部 ) 2 回のを1 回に減じる省力 かえって 子音幹動詞 あかさたなはまやらわがざだばぱ 音便 : 拍数を保ちつつ,2 回のを 1 回に減じる省力 帰っている kaer i=te Øi=i ==k ==s ==t ==n ==h ==m ==y ==r ==w ==g ==z ==d ==b ==psak 1 sas 2 tat 3 sin 4 yom 5 tor 6 kaw 7 kog 8 tob 9 tat i=te ( 立つ ) kaer i=te ( 帰る ) i=te ( モデル ) ここにある子音は何種類ある? 9 種類ある w t k s gm n b r wa ta ku si ga ma na bu ron 私が学ぶ論 この 9 種類の動詞について考えればよい 4

音便 : 拍数を保ちつつ,2 回のを 1 回に減じる省力 2 回のを1 回に減じる (1) w t k s g m n b r 第 1のパターン i を省略するパターン 1 立つ tat 2 取る tor 3 買う kaw tat i=te tat i=te tor i=te tot i=te kaɸ i=te Kat i=te 3については後述なぜ ɸ が t になるのか 音便 : 拍数を保ちつつ,2 回のを 1 回に減じる省力 2 回のを1 回に減じる (2) w t k s g m n b r 第 2のパターン i を省略し,t を有声化するパターン 4 死ぬ sin 5 読む yom 6 飛ぶ tob sin i=te sin i=de yon i=deyom i=tetob i=teton i=de まず死ぬ sin から考える 5

死にて sin- n [ɲ] i t 解除 母音 i を発音しないでを1 回に減じる [ɲ] 音は鼻音 後続音を鼻音化 ( 同化 ) 有声化 [t] は [d] に [ɲ] は [t] の影響で歯茎化し [n] に ( 逆行同化 ) n i d sin i=te ( 前部 ) sin i=de ( 後部 ) しんで 読んで yom- 死んでいる sin i=te Øi=i 読んでいる yom i=te Øi=i m i t 解除 母音 i を発音しないでを1 回に減じる [m] 音は鼻音 後続音を鼻音化 ( 同化 ) 有声化 [t] は [d] に [m] は [t]([d]) の影響で歯茎化し [n] に ( 逆行同化 ) n i d yom i=te ( 前部 ) yon i=de ( 後部 ) よんで 6

飛んで tob- 飛んでいる tob i=te Øi=i b i t 解除 母音 i を発音しないでを1 回に減じる [b] 音は解除なしで有声性を保つと[m] になる [m] は後続音を有声化 [t] は [d] に [m] は [t]([d]) の影響で歯茎化し [n] に ( 逆行同化 ) n i d tob i=te ( 前部 ) ton i=de ( 後部 ) とんで 音便 : 拍数を保ちつつ,2 回のを 1 回に減じる省力 2 回のを1 回に減じる (3) w t k s g m n b r 第 3のパターン子音のを省略し, i を発音するパターン 7 鳴く nak 8 泳ぐ oyog nak i=te nak i=teoyog i=teoyog i=de まず鳴くから 7

鳴いて 鳥 nak- k i t 解除 母音 i の省略では [k] での1 拍待機 苦しい [k] を省略して, は [t] だけにする その形でを1 回に減じる k i t nak i=te nak i=te ないて 泳いで oyog- 鳴いている nak i=te Øi=i 泳いでいる oyog i=te Øi=i g [ŋ] i t 解除 母音 i の省略では [g] での1 拍待機 苦しい [g] を省略して, は [t] だけにする 音便発生の平安時代, 語中の [g] は鼻音 [ŋ] だった [t] は有声化され [d] になった ( 同化 ) g i d oyog i=te oyog i=de およいで 8

音便 : 拍数を保ちつつ,2 回のを 1 回に減じる省力 sas i=te sas i =te 2 回のを1 回に減じる (4) w t k s g m n b r 第 4のパターン音便化しないパターン 9 指す sas なぜ音便化しないのか 指して sas i=te sas- s [ɕ] i t 準 準解除 [ ɕ ] は摩擦音なので準として扱う [i] を省略しても, 摩擦音なので1 拍が保てる 摩擦は非なので, もともとは t の1 回だけ [ɕ] は口蓋化音なので [i] がなくても同じよう 音便化不必要 歴史的には一時次のパターンがあった 指している sas i=te Øi=i koros i=te koros i=te s [ɕ] i t 非 sas i =te さして 9

音便 : 拍数を保ちつつ,2 回のを 1 回に減じる省力 2 回のを1 回に減じる (1) w t k s g m n b r 第 1のパターン i を省略するパターン 1 立つ tat 2 取る tor 3 買う kaw tat i=te tat i=te tor i=te tot i=te kaɸ i=te Kat i=te 3については後述なぜ ɸ が t になるのか 3 買う kaw について考える 買ひて kaɸ i=te p> ɸ 関西 kaφ- 買ひている kaɸ i=te Øi=ikaɸ i =tekaw i =te u 母音化 関東 逆行同化 kau i =tekoo i =tekat i =te ɸ i t 準準解除 [ɸ] は摩擦音なので準 [i] 省略でも1 拍保持 [ɸ] は語中で [w] に ( ハ行点呼音 ) [kaɸa] [kawa] [w]( 半母音 ) 1 拍が保てない 1 拍保持のため 関東 [w] [t] ( 逆行同化 ) t i t ( 前部 ) kat i=te ( 後部 ) かって 10

音便 : 拍数を保ちつつ,2 回のを 1 回に減じる省力 2 回のを1 回に減じる (1) w t k s g m n b r 第 1のパターン i を省略するパターン 1 立つ tat 2 取る tor 3 買う kaw tat i=tetat i=tetor i=tetot i=tekaɸ i=te Kat i=te これで一通りすべての音便形について考えたが, まだ一つ例外的な 行って が残っている これに触れることにする 行きて yuk- yuk i=teyuk i =te it i=te k i t ゆきている yuk i=te Øi=i 解除 yuk i= yuk i= ik i= yuk i=te の段階で k を省略すると, 拍数が保てない ak i=te, yak i=te は k を省略しても拍数が保てる 語幹のk を発音し, yuk i=te, 逆行同化で t に変音 t i t ( 前部 ) yuk i=te it i=te いって ( 後部 ) 11

音便化一覧表 1 t 2 r 3 w 4 n 5 m 6 b 7 k 8 g 9 s 立つ取る買う死ぬ読む飛ぶ鳴く泳ぐ指す tat i t tor i t kaɸ i t sin i t yom i t tob i t nak i t oyoŋ i t saɕ i t t i t r i t ɸ i t n i t m i t b i t k i t ŋ i t ɕ i t t t r t ɸ t n t m t b t i t ŋ i d ɕ t t t w t n d m d m t i d t t n d m d n d って って って んで んで んで いて いで ( して ) 一段動詞 ( 母音幹動詞 ) はなぜ音便化しないのか 子音幹動詞は子音 i=t の 2 回が 1 回になる 音便化 音便化 立ちている tat i=te Øi=i t i 非 t 音便化 鳴きている nak i=te Øi=i k i 非 t 母音幹動詞は子音 i=t の部分がなく, はじめから 1 回 非音便化 非音便化 起きている oki Øi= te Øi=i i 非 t 食べている tabe Øi= te Øi=i e 非 t 音便 : 拍数を保ち,2 回のを1 回に減じる省力 一段動詞ははじめから 1 回のしかないので音便化の必要がない 12

同じ環境で音便化しない場合 飲みて nom i=te Øi 飲んで 飲みた nom i=t Øi=a Øu 飲んだ 飲みたい nom i=ta.k i * 飲んだい nom- 私 水 o 私 o nom-.k- ta nomta(r)- 水 nom i=te Øi 飲んで t の構造意味 : 出来事が開始後のアスペクト領域にある nom i=t Øi=a Øu 飲んだ nom i=ta.k i 飲みたい ta.k の構造意味 : 動属性の表す事態が現実世界に実現することを話者が望んでいる t がアスペクトである場合にこの音便化が起こる この項目で考えようとする問題 1 音便はどういう原則を持つのか 2 一段動詞はなぜ音便化しないのか 3 五段動詞それぞれの音便形はなぜそのような形になるのか 4 買う(w-) はなぜ促音便になるのか 5 飛ぶ(b-) はなぜ促音便ではなく撥音便になるのか 6 イ音便であるはずの 行く (k-) はなぜ例外的に促音便となるのか 7 泳ぐ(g-) はなぜテを濁音化するのか 8 指す(s-) はなぜ音便形を持たないのか 9 ~たい 形表現 ( 飲みたい ) はなぜ音便形にならないのか 13

尊敬 4 動詞の音便 泣く甥 なくおい なさる +ます なさります なさいます くださる くださります くださいます おっしゃる おっしゃります おっしゃいます いらっしゃる いらっしゃります いらっしゃいます ります います これはどんな音便か 尊敬 4 動詞の音便 弟 ni 本 -aro 先生 ( 発話者意識 ) mas- kudas- ります います こちら ni (r)ar は尊敬 ( 受動 ) の態詞 ( 助動詞 ) 先生 de 電車 ( 発話者意識 ) kudas ar i=mas くださいます iraseni -rar- mas- ir as e rar i=mas ir ass yar i=mas いらっしゃいます 14

尊敬 4 動詞の音便 くださいます kudas ar i=mas 解除 2 回のを1 回に減らすために r を省略 kudas ar i=mas 尊敬 4 動詞の音便なさるくださるおっしゃるいらっしゃる ohose rar i=mas nas ar i=mas kudas ar i=mas ir as e rar i=mas o s s y arir ass y ar ある ar, 計る hakar はなぜこの音便化を生じない? 15

尊敬 4 動詞の音便 ござる ござります ございます これは尊敬 4 動詞の音便と似ている だが違う go za( ni) ar i=mas ござあります ござります go za( ni) ar i=masgo za( ni) ar i=masgo za( ni) ar i=mas ございます 尊敬 4 動詞の音便のよう しかし, この ar は動詞 受身 ( 尊敬 ) の態詞ではない ござりんす ござんす go za( ni) ar i=masgo za( ni) ar i=nasgo za( ni) ar i=nas がんす つまり, いろいろな省略形の中の一つである 課題 : 任意の動詞について音便化を説明してください この項目で考えようとする問題 1 音便はどういう原則を持つのか 2 一段動詞はなぜ音便化しないのか 3 五段動詞それぞれの音便形はなぜそのような形になるのか 4 買う(w-) はなぜ促音便になるのか 5 飛ぶ(b-) はなぜ促音便ではなく撥音便になるのか 6 イ音便であるはずの 行く (k-) はなぜ例外的に促音便となるのか 7 泳ぐ(g-) はなぜテを濁音化するのか 8 指す(s-) はなぜ音便形を持たないのか 9 ~たい 形表現 ( 飲みたい ) はなぜ音便形にならないのか 10 なぜ尊敬 4 動詞は音便化するのか 16

音声器官 A: 口腔コウコウ B: 咽頭イントウ C: 鼻腔 ヒ コウ セイト ウ A+B+C: 声道 喉頭から口, 鼻の先までの気流の通り道の全体 斎藤純男 (1997) 日本語音声学入門 の図 調音の位置 ( 調音点 )( 静的 ) 1: 上唇 シ ョウシン 2: 上歯 シ ョウシ 3: 上歯茎 シ ョウシケイ 調音体 ( 調音者 )( 動的 ) a: 下唇 カシン b: 舌尖 セ ッセン c: 舌端 セ ッタン b+c: 舌先 シタサキ g: 喉頭蓋 コウトウカ イ h: 声帯 セイタイ i: 喉頭 コウトウ 4: 硬口蓋 コウコウカ イ 5: 軟口蓋 ナンコウカ イ 6: 口蓋垂 コウカ イスイ 7: 咽頭壁 イントウヘキ d: 前舌 セ ンセ ツ e: 後舌 コウセ ツ f: 舌根 セ ッコン j: 気管 k: 肺 キカン ハイ 17