システムインフォメーション No. 2009 年 12 月 9 日株式会社 EM システムズ 対象システム :SHIFT Manager( シフトマネージャ ) SHIFT Manager Ver.4.0.0 のリリース SHIFT Manager( シフトマネージャ )Ver.4.0.0 をリリースいたします 以下のバージョンアップ公開日以降に必ず一度 Shift Manager を終了し 再起動していただきますようお願いします 1. 発行プログラム 1-1. 発行プログラムおよびリリース予定 SHIFT Manager( シフトマネージャ )Ver.4.0.0 :2009 年 12 月 21 日 ( 月 ) 午前 7:00 公開 1-2. サーバー停止期間バージョンアップによるサーバー停止はございません 2.Ver.4.0.0 の対応内容 Ver.4.0.0 では次の対応を行います 2-1. 月別シフト画面における ( シフト選択 ) ボタンの廃止について [ 機能改善 ] 現在の問題店舗数が多い会社データの場合 月別シフト画面の起動が遅い システム対応内容月別シフト画面起動時の時間短縮に向け 月別シフト画面より当現象にかかる要因の一つであるシフト選択ボタン ( シフト/ 有休指定 画面の起動で使用するボタン ) を廃止 ( 削除 ) します 代わりに 該当箇所 ( セル ) をダブルクリックする あるいは 該当箇所 ( セル ) を指定して Enter キーを押す のいずれかの操作により シフト / 有休指定 画面が起動するよう変更します ( リリース前 ) ( シフト選択 ) ボタンより シフト / 有休 指定 画面が起動 ( リリース後 ) 該当箇所 ( セル ) をダブルクリック あるいは 該当箇所 ( セル ) 指定 +Enter により シフト / 有休指定 画面が起動 1/5
備考 当変更は月別シフトのみが対象であり 週別および日別シフト画面仕様は従来どおりです 改善効果や操作に関する詳細は 別途掲載しております資料 月別シフト画面操作の一部変更について をご参照ください 2-2. 月間集計表の表示方法の改善について [ 機能改善 ] 現在の問題月間集計表の表示は 年 月度 締日 エリアのいずれか1つが変更するたび再表示する仕様となっている 複数の表示条件を変更した場合 何度も再表示されるので 必要な情報が表示されるまでに時間がかかってしまう また 締日が1つしかない場合も そのたびに締日を指定しなおす必要がある システム対応内容 年 月度 締日 エリア( エリア使用する場合のみ ) の入力内容が揃った後 < 表示 >ボタンをクリックすることで 月間集計表が表示されるよう対応します 締日が1つしか存在しない会社では 締日指定のリストボックスに設定されている締日をそのまま表示するよう対応します 2-3. 従業員情報 : 集計用時間帯設定画面の表示不正について [ 不具合修正 ] 現象従業員によっては 集計用時間帯設定画面にて表示される時間帯の表示順が正しく表示されなくなる場合がある システム対応内容集計用時間帯設定画面にて表示される時間帯の表示順が正しく表示されるよう対応します 2-4. シフト表の人件費算出について [ 不具合修正 ] 現在の問題 シフト表の設定で有休テーブルのシフトを選択した場合 人件費がシフト表ごと以下のように計算されてしまう 月別シフト表 : 支給額 + 交通費で計算される週別シフト表 : 計算されない日別シフト表 : 交通費のみで計算される シフト表の設定で 欠勤 のシフトを選択した場合 人件費がシフト表ごと以下のように計算されてしまう 月別シフト表 : 交通費のみで計算される週別 / 日別シフト表 : 計算されない システム対応内容シフト表の設定で有休テーブルもしくは 欠勤 のシフトを選択した場合は すべてのシフト表で人件費を計算しないよう対応します 2/5
2-5. 勤務表総労働時間集計の改善について [ 不具合修正 ] 現在の問題 勤怠計算設定の 日単位の端数処理 が処理単位 : 出退勤時刻 単位時間 :5 分以上で設定されている場合 1 日の途中で応援出勤打刻を行うと 1 行目 ( 応援前の勤務行 ) 2 行目 ( 応援先の勤務行 ) それぞれで端数の計算がされるため 想定する総労働時間より短い時間で集計されてしまう 例 : 日単位の端数処理 が処理単位: 出退勤時刻 単位時間 :15 分 端数処理 : 切り捨て で 1 所属薬局で 8:25 に出勤打刻を行う 2 応援先薬局で 13:47 に出勤打刻を行う 3 応援先薬局で 17:03 に退勤打刻を行う 設定する 通常 シフトは 定時時刻 8:30-17:30 休憩 12:00-13:00 とする の場合 1 行目の勤怠行は 出勤 8:25- 退勤 13:47 となり 端数処理により 8:30-13:45 で総労働時間が集計されます ( 休憩 12:00-13:00 を除く ) 2 行目の勤怠行は 出勤 13:47- 退勤 17:03 となり 端数処理により 14:00-17:00 で総労働時間が集計されます 13:45-14:00 の 15 分間が集計対象とならない システム対応内容退勤時刻と同日次行の出勤時刻が同じ場合のみ その退勤時刻と出勤時刻の端数処理を行わずに勤怠計算を行うよう対応します なお この条件に合致しない場合は これまでどおり端数処理を行ったうえで 総労働時間を集計します 前ページの例の場合 1 行目の退勤時刻が 13:47 2 行目の出勤時刻が 13:47 で一致しているので 1 行目の勤怠行は 8:30-13:47 で総労働時間が集計されます ( 休憩 12:00-13:00 を除く ) 2 行目の勤怠行は 13:47-17:00 で総労働時間が集計されます 3.Windows7 への対応について SHIFT ManagerVer4.0.0 より Microsoft Windows 7 operating system 日本語版 (32 ビット版 ) ( 以降 Windows 7 と記載 ) に対応します 64 ビット版は動作保証外になります Windows 7 にてご使用される場合は ユーザーアカウント制御設定を 通知しない にしていただく必要があります Windows 7 への対応に伴いセットアップ手順書も更新しました Windows 7 環境にて SHIFT Manager をセットアップされる場合には 別途掲載しておりますファイル名 SetupManual40 をご参照ください 3/5
4. クライアント PC のバージョンアップ方法 Ver.4.0.0 公開後 旧バージョンをお使いのお客様のクライアント PC から SHIFT Manager を起動することにより Ver.4.0.0 へのバージョンアップが自動的に行われます 必ず SHIFT Manager を起動しなおしてください バージョンアップは SHIFT Manager を起動したときに行われます クライアント PC を常時稼働している場合は 再起動しないとバージョンアップが行われません 公開日以降に必ず一度 SHIFT Manager を終了し 再起動していただきますようお願いします オフラインで起動した場合の注意点 公開直後にインターネットに接続できない状態 ( オフラインの状態 ) で起動すると バージョンアップが行われません 起動する前にインターネットに接続ができることをご確認ください オフラインの状態で起動すると 旧バージョンのプログラムが起動します そのまま打刻処理は可能ですが インターネットの接続が復旧してもバージョンアップは行われません インターネットの接続が復旧した時点で 必ず一度 SHIFT Manager を終了し 再起動してバージョンアップを行ってください バージョンアップに続けてサーバーとの同期処理が行われるため オフライン時の打刻データはこの時点でサーバーに保存されます 5.SHIFT Manager 起動時の注意点 セキュリティ対策ソフトを使用している環境で バージョンアップ後に SHIFT Manager を起動した場合 プログラム制御のウィンドウが表示される場合があります これはクライアント PC で通信が行われようとしたときに表示されますので 必ず 通信を許可する 設定を行ってください 例 1 ウィルスバスターの場合 : 外部への接続が検出されました 外部に接続しようとするプログラム/ ファイルが見つかりました 等のウィンドウが表示されますので 許可 や 接続を許可 にチェックして<OK>してください 例 2 Norton Internet Securityの場合 : プログラム制御 のウィンドウが表示されますので 常にすべてのポートでこのプログラムからの接続を許可する を選択して<OK>してください 許可しない場合 複数の処理でオフラインとなる場合があります インターネットに接続できるにもかかわらず SHIFT Manager の処理がオフラインになる場合は 以下の手順に従って セキュリティ対策ソフトの設定の見直しを行っていただきますようお願いいたします 例 1 ウィルスバスターの場合 : 1ウィルスバスターを起動し 不正侵入対策 / ネットワーク管理 を選択します 2 パーソナルファイアウォール の< 設定 >をクリックします 3パーソナルファイアウォール画面で< 編集 >または< 詳細設定 >をクリックします 4プロファイルの設定画面で例外ルール ( プログラム ) タブを選択し リストの中に 新規例外ルール ( プログラム ) があれば 選択して< 編集 >をクリックします 5パーソナルファイアウォール例外ルール ( プログラム ) 画面 ( または新規例外ルール ( パーソナルファイアウォールプログラム ) 画面 ) で 選択したプログラムのパス名が C: Program Files LLLnet ClientManager Systems SHIFT Manager または C: Program Files SHIFT Manager で始まる場合 SHIFT Manager で使用しているプログラムとなります 設定を 許可 に変更して <OK>をクリックしてください 4/5
例 2 Norton Internet Security の場合 : 1Norton Internet Security を起動し ファイアウォールを選択して 画面右側の < 設定 > をクリックします 2 プログラム制御タブを選択し 手動プログラム制御 のリストの中にプログラムの名称がないものがあれば選択します 3 表示されるプログラムのパス名が C: Program Files LLLnet ClientManager Systems SHIFT Manager または C: Program Files SHIFT Manager で始まる場合 SHIFT Manager で使用しているプログラムとなります 4 対象のプログラムのインターネットアクセスが すべてを遮断 または カスタム となっている場合は すべてを許可 に変更してください 以上 5/5