スマートデバイス利用規程 1 趣旨 対象者 対象システム 遵守事項 スマートデバイスのセキュリティ対策 スマートデバイスの使用 スマートデバイスに導入するソフトウェア スマー

Similar documents
システム利用規程 1 趣旨 対象者 対象システム 遵守事項 PCにおけるセキュリティ対策 PCの利用 PCで使用できるソフトウェア PCのパスワード管理

QMR 会社支給・貸与PC利用管理規程180501

文書管理規程 1.0 版 1

(2) 情報資産の重要度に応じた適正な保護と有効活用を行うこと (3) 顧客情報資産に関して 当法人の情報資産と同等の適正な管理を行うこと (4) 個人情報保護に関する関係法令 各省庁のガイドライン及び当法人の関連規程を遵守すると共に これらに違反した場合には厳正に対処すること ( 個人情報保護 )

どこでも連絡帳 で利用するスマホ タブレットのセキュリティ対策盗難 紛失対策 1) メディカルケアステーションのパスワードは保存しない 2) パスワードで 画面をロックする (8 桁以上の英数字 & 記号の組み合わせで ) アンドロイドと iphone での設定の方法は 以下を参照してください 被害

Microsoft Word - sp224_2d.doc

保総発第○○○号

プライバシーマーク審査センター審査業務規則

<4D F736F F D2082C782B182C582E D92A FE382CC97AF88D38E968D E646F6378>

( 情報システム管理者 ) 第 4 条情報システム管理者は システム規程に基づき 電子メールの適正な管理及び運営に努めなければならない 2. 利用者のアカウントを適切に管理士しなければならない 3. 定期的に利用者に対し 電子メールの適切な運用管理と禁止事項について 教育指導を行うものとする ( メ

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

マイナンバー制度 実務対応 チェックリスト

個人情報保護規定

特定個人情報取扱規程

はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)

マイナンバー対策マニュアル(技術的安全管理措置)

目次 1. 目的と適用範囲 定義 原則 使用機器 審査資料交付システム タブレット端末 管理運用体制 電磁的記録管理運用責任者の役割 電磁的記録管理運用担当者の役割

中小企業向け サイバーセキュリティ対策の極意

スライド 1

程の見直しを行わなければならない 1 委託先の選定基準 2 委託契約に盛り込むべき安全管理に関する内容 (2) 個人データの安全管理措置に係る実施体制の整備 1) 実施体制の整備に関する組織的安全管理措置 金融分野における個人情報取扱事業者は ガイドライン第 10 条第 6 項に基づき 個人データの

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

2. 留意事項セキュリティ対策を行う場合 次のことに留意してください 不正侵入対策の設定を行う場合 お使いのソフトウェアによっては今までのように正常に動作しなくなる可能性があります 正常に動作しない場合は 必要に応じて例外処理の追加を行ってください ここで行うセキュリティ対策は 通信内容の安全性を高

(3) 利用 保管方法 要介護認定情報等の申出にて発生する厚生労働省 大学内での倫理審査の文書 研究方法のマニュアル等は 研究室で適切に管理する 厚生労働省より提供を受けた要介護認定情報等の保存媒体の保管場所は 研究室の戸棚に保管し 施錠する 要介護認定情報等の利用場所は 研究室のみとする サーバ室

KDDI Smart Mobile Safety Manager ( 基本プラン /4G LTE ケータイプラン ) オプション機能説明 2018 年 2 月 27 日現在 KDDI 株式会社 ver Copyright 2018 KDDI Corporation. All Rights

Microsoft Word - 06_個人情報取扱細則_ doc

最初に 情報セキュリティは中小企業にこそ必要!! 機密性は 情報資産へのアクセスを最小限度に留めることで 購入する情報資産の金額を最小にします 完全性は 情報資産が正確 正しく動くことを保証し 業務を効率化します 可用性は 欲しい情報を欲しい時に入手できることで 業務時間を短縮します Copyrig

公 印 規 程

03

基本プラン向け ( インターネット接続管理 バックアップ メッセージ通知 ウイルス対策 Web フィルター ) 2

ネットワーク管理規程 1 趣旨 対象者 対象システム 遵守事項 設置基準 導入時の遵守事項 共通の遵守事項 インターネット接続環境における導入時遵守事項 社

本手順書で使用する用語の定義 用語電子的記録書面電子的記録利用システム実務担当者原データ治験関連文書サイボウズサイボウズメッセージ 定義人の知覚では認識できない, 電子式等の方法で記録され, コンピュータで処理される記録紙媒体による資料治験依頼者, 実施医療機関の長, 治験責任医師並びに治験審査委員

マイナンバー対策セミナー(実践編) 「マイナンバー対策マニュアル」を利用した具体的な対策方法について

必要となる教育を行うとともに 実施結果について指定する書面により甲に提出しなければならない 第 10 条乙は 甲がこの特記事項の遵守に必要となる教育を実施するときは これを受けなければならない ( 知り得た情報の保持の義務 ) 第 11 条乙は 本契約の履行に当たり知り得た受託情報を第三者に漏らして

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

14個人情報の取扱いに関する規程

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

Microsoft PowerPoint - F-04E JB化の操作手順書(Wi-Fi編)_ ppt [互換モード]

ARROWS Tab Wi-Fi (FAR70B) ソフトウェアバージョンアップ手順書

神戸学院大学電子メール利用要領

<93648EA593498B4C985E82C98AD682B782E E838A F E315F C668DDA95AA292E786C7378>

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF E08A748AAF965B8FEE95F1835A834C A A E815B92F18F6F8E9197BF2E70707

情報セキュリティ基本方針書(案)

ARROWS Tab Wi-Fi (FAR75A/FAR70A) ソフトウェアバージョンアップ手順書

財団法人日本体育協会個人情報保護規程

< F2D5F95E28F958E9197BF2E6A7464>

SOCKET 契約社 ( 管理者 ) 用取扱説明書 ver 管理者設定 作業員が SOCKET サーバー (Windows マシン上 ) と NAS の導入ならびに導通テストを行った後に 作業員と一緒に SOCKET サーバー上で管理者設定を行ってください 1 管理者情報 と その他

平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

Microsoft Word - crossnet13.doc

Webエムアイカード会員規約

<8B4B92F681458CC2906C8FEE95F195DB8CEC2E786C7378>

中小企業向け はじめてのマイナンバーガイドライン

社長必見≪ここがポイント≫マイナンバーガイドライン(事業者編)

特定個人情報等取扱規程

<4D F736F F D204E4F2E CC2906C8FEE95F195DB8CEC82C982A882AF82E98AC48DB882C98AD682B782E98B4B92F68DC C5>

Fujitsu Standard Tool

特定個人情報取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 岩手県建設業厚生年金基金 ( 以下 当厚生年金基金 という ) における個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本

KARTE セキュリティホワイトペーパー KARTE セキュリティホワイトペーパー 2.1 版 株式会社プレイド 1

P004: 個人情報取り扱い細則 個人情報取り扱い細則 制定平成 26 年 9 月 1 日初版 改定平成 28 年 4 月 1 日第二版 株式会社 **** 個人情報保護 管理者 1/6

第 1 章 OS 1-1 OS OS 各種 OS 特徴 1-2 Windows 箱 Windows

この資料は マイナンバー制度 実施にともない企業( 事業者 ) が行われることをご紹介し情報セキュリティ対策や罰則についての誤った情報のため過大な準備をされることがないようお伝えし その上で なりすまし 犯罪等防止のため自社に応じたムダの少ない情報セキュリティ対策を検討されるための資料です

個人情報分析表 類型 K1: 履歴書 職務経歴書 社員基礎情報 各種申請書 誓約書 同意書 入退室記録 教育受講者名簿 理解度確認テスト 本人から直接取得 社員管理に利用する 保管庫に保管する 廃棄する 残存 1. 同意を得ないで取得する 1. 目的外利用する 1. 紛失する 1. 廃棄物から情報漏

申請について 研究の概要 に機密情報を含めることはできますか 研究の概要 内の 研究内容に関連する業績( 原著論文 ) は英語論文のみですか また 記載する論文は in press でもよいですか 申請をした後で申請内容を修正したい場合はどのようにすればよいですか 申請をしましたが 都合により取り下

不正送金 フィッシング対策ソフト PhishWall( フィッシュウォール ) プレミアム について 中ノ郷信用組合では インターネットバンキングのセキュリティを高めるため 不正送金 フィッシング対策ソフト PhishWall( フィッシュウォール ) プレミアム をご提供しております ( ご利用は

中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン付録 8 情報資産管理台帳 (Ver.1.4) 業務分類 情報資産名称 備考 利用者範囲 管理部署 個人情報 個人情報の種類要配慮個人情報 マイナンバー 機密性 評価値 完全性 可用性 重要度 保存期限 登録日 脅威の発生頻度 ( 脅威の状況 シートで設定

<4D F736F F D CC2906C B835E82CC8EE688B582A282C98AD682B782E98B4B92F68CC2906C2E646F63>

共通フィルタの条件を設定する 迷惑メール検知 (SpamAssassin) の設定 迷惑メール検知 (SpamAssassin) とは.

日本赤十字社企業年金基金特定個人情報等取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 日本赤十字社企業年金基金 ( 以下 当基金 という ) における個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする ( 定義

別紙(例 様式3)案

個人情報管理規程

1. ロック画面の操作方法変更 セキュリティ強化のため ロック画面の操作方法が変更となります 画面ロックを変更する場合 バックアップパスワードを入力する必要があります 端末のロック解除に指紋認証を設定している場合 端末の再起動時も 初回のみバックアップパスワードを入力する必要があります < 画面ロッ

ISMS情報セキュリティマネジメントシステム文書化の秘訣

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによ

利用について... 3 Q1: 利用するために必要な手続きは?... 3 Q2: 申込手続きが必要な単位は?... 3 Q3: 請求閲覧システムの利用にあたっての料金は?... 3 Q4: 利用するために必要な環境は?... 3 Q5: 請求閲覧システムで閲覧できる帳票の種類は?... 3 Q6:

に不要となった時点で速やかに抹消する (9) 提供した情報資産の返還 廃棄受託者は 中野区から提供された情報資産について本契約終了後 速やかに中野区に返却するか 消去又は廃棄してその旨を書面で報告する また 提供データの内容及び交換履歴に関して記録しておく (10) 記録媒体の制限受託者は 中野区か

「FinalCode Viewer」ユーザーマニュアル

目次 1. はじめに 2. 内部不正による情報漏えいの危険性 3. 情報漏えい対策ポイント 4. 情報漏えい発生時の対応ポイント 5. 参考資料の紹介 ( 講師用 ) Copyright 2015 独立行政法人情報処理推進機構 2

(1) 利用者は 原則として要保護情報を含む電子メールを大学施設 ( キャンパス ) 外へ転送することを禁止する (2) 利用者は 要保護情報を含む電子メールを大学施設 ( キャンパス ) 外へ自動転送する必要がある場合には メール転送先 理由 期間 セキュリティ対策などを明確にした上で事前に所属長

Microsoft Word - 農業者年金記録管理システム(2018年8月改訂版)

利用環境の確認 メールはベーシック プレミアムプランでご利用いただけます

サイバー攻撃の現状

801ZT オンラインマニュアル

特定個人情報取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 弟 1 条この規定は 特定個人情報 ( 個人番号をその内容に含む情報をいう 以下同じ ) が慎重に取り扱われるべきものであることに照らして考え 医療法人社団主体会 ( 以下 法人 という ) が保有する特定個人情報の適正な取り扱いの確保に関し必要な

AQUOS sense basic オンラインマニュアル

カスペルスキーセキュリティご利用までの流れ STEP1. お申込み カスペルスキーセキュリティのお申し込み完了後 画面の案内にしたがってセキュリティソフトの ダウンロード インストールを行ってください インストール時に アクティベーションコードの入力が必要です アクティベーションコードはマイページで

タブレット端末を活用した営業活動を支援する「金融機関向け日立モバイルクラウドサービス」を提供開始

ESET Internet Security V10 モニター版プログラム インストール / アンインストール手順

セキュリティソフトウェアをご使用の前に

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

グループ一覧を並び替える すべてのユーザー グループの並び順を変更する ユーザーの登録

Taro-案3文部科学省電子入札シス

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

特定個人情報等取扱規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 以下 番号法 という ) 及び 特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン ( 事業者編 ) に基づき 会社の取り扱う特定個人情報等の適正な取扱いを確保することを目的

W N コンパス情報リテラシー啓発のための羅針盤 S E 参考スライド集 第 1.1 版 (2019 年 4 月 26 日発行 ) 株式会社ラックサイバー グリッド ジャパン編

(Microsoft Word - \201iAL\201jAG-Link\227\230\227p\213K\222\350.doc)


サービス内容 サービス内容 ここでは サービス内容についてご案内します このたびは 本サービスをお申し込みいただきまして 誠にありがとうございます この手引きは サービスをご利用いただく方 ( 一般利用者 ) 向けの内容で構成されております お客様のご利用環境によってはご紹介した画面や操作とは異なる

7 ページからの操作手順 (2 ご利用開始の手順 ) で登録したメールアドレス宛に メール通知パスワードが送信されます メール通知パスワードを確認ください ➎ トークン発行 が表示されます [ ワンタイムパスワード申請内容選択へ ] ボタンを押します 登録した携帯電話にメールが送信されます ワンタイ

2. ファイル 情報 アカウントの追加 をクリック 3. 自分で電子メールやその他サービスを使うための設定をする ( 手動設定 ) にチェックを入れ 次 へ をクリック 4. インターネット電子メール にチェックを入れ 次へ をクリック 5. 電子メールの設定を入力していきます 設定を入力したら 詳

公益財団法人岩手県南技術研究センター特定個人情報取扱規程 平成 28 年 4 月 1 日制定 規程第 14 号 第 1 章目的等 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人岩手県南技術研究センター ( 以下 センター という ) が 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す

プライバシーポリシー ( 個人情報保護に関する基本方針 ) 株式会社ビットポイントジャパン ( 以下 当社 といいます ) は 個人情報の保護とその適正な管理が重要であることを認識し 個人情報の保護に関する法律 ( 以下 個人情報保護法 といいます ) 関連法令 ガイドラインその他の規範を遵守すると

Transcription:

スマートデバイス利用規程 1.0 版 1

スマートデバイス利用規程 1 趣旨... 3 2 対象者... 3 3 対象システム... 3 4 遵守事項... 3 4.1 スマートデバイスのセキュリティ対策... 3 4.1.1 スマートデバイスの使用... 3 4.1.2 スマートデバイスに導入するソフトウェア... 3 4.1.3 スマートデバイスの他者への利用の制限... 3 4.1.4 スマートデバイスでの情報の取り扱い... 4 4.1.5 社外持ち出し時の注意事項... 4 4.1.6 スマートデバイスの利用者の変更... 4 4.1.7 スマートデバイスの改造... 5 4.2 マルウェア対策... 5 4.2.1 マルウェア対策ソフトの利用... 5 4.2.2 電子メールやインターネット閲覧を介してのマルウェア被害の防止.. 5 4.2.4 マルウェアに感染した場合 または感染したと疑われる場合... 5 4.3 アプリケーション利用におけるセキュリティ対策... 6 4.3.1 利用アプリケーションの制限... 6 4.4 外部サービス利用におけるセキュリティ対策... 6 4.4.1 クラウドサービスの利用... 6 4.4.2 SNS サービスの利用... 6 4.5 スマートデバイスの取り扱いに関するセキュリティ対策... 6 4.5.1 スマートデバイスの修理... 6 4.5.2 外付け媒体の制限... 6 4.5.3 スマートデバイスと媒体の廃棄... 7 4.6 ネットワークの利用... 7 4.6.1 社内ネットワークの利用... 7 4.6.2 社外ネットワークの利用... 7 5 運用確認事項... 7 6 例外事項... 7 7 罰則事項... 7 8 公開事項... 8 9 改訂... 8 2

スマートデバイス利用規程 1 趣旨 本規程は スマートデバイスの利用に伴う 情報の漏えい 改ざん 破壊を防止することを目的とする 2 対象者 当社の従業員等で業務にスマートデバイスを利用する全ての者 3 対象システム 当社より支給 貸与されたスマートデバイス ( スマートフォン タブレット ) 4 遵守事項 4.1 スマートデバイスのセキュリティ対策 4.1.1 スマートデバイスの使用 (A.6.2.1) 当社の業務に利用するスマートデバイスは 以下のものでなければならない (1) 当社が支給 貸与するスマートデバイス 4.1.2 スマートデバイスに導入するソフトウェア (A.6.2.1 A.12.6.2) (1) システム管理規程 で規定されたソフトウェアを導入すること 支給 貸与するスマートデバイスには それ以外のソフトウェアを導入してはならない (2)(1) にて指定したソフトウェア以外で 業務上やむを得ず導入しなければならないソフトウェアは 情報セキュリティ担当者に申請し 許可を得なければならない (3) 導入したソフトウェアは 各機器のアップデート方法に従って常に最新の状態にしたうえで使用すること 4.1.3 スマートデバイスの他者への利用の制限 (A8.3.1 A9.2.4 A.9.3.1 A9.4.2 A9.4.3) (1) 利用者は スマートデバイスのロック機能 ( パスワード 生体認証など ) を有効にし 第三者が無断でスマートデバイスを利用できないようにしなければならない (2) ロック機能はシステム管理者が定めた通りに使用し ロック解除方法が第三者に漏れないようにしなければならない 3

(3) 社外持出用のスマートデバイスでは 盗難 紛失時の対策として スマートデバイス本体のロック以外に 外部記憶媒体を利用するときは暗号化などの対策を行わなければならない 4.1.4 スマートデバイスでの情報の取り扱い (A.6.2.1) (1) スマートデバイスで機密情報を取り扱う場合には 情報セキュリティ担当者に申請し 許可を得なければならない 許可を得た機密情報は 万一の漏洩に備え 暗号化等の対策を実施しなければならない (2) 機密情報取り扱い後には 不必要となった情報を削除し いつまでも保持してはならない 4.1.5 社外持ち出し時の注意事項 (A.6.2.1 A.6.2.2 A8.3.1 A8.3.3 A.11.2.6) (1) スマートデバイスを社外へ持ち出す際には 所定の手続きを行い 情報セキュリティ担当者の許可を得なければならない (2) 移動時の交通機関や人混みでは 盗難に遭わないよう 適切にスマートデバイスを所持しなければならない また 紛失対策 ( ストラップによる固定等 ) を施さなければならない (3) 社外でスマートデバイスを使用する際には 盗み見に注意し安全な場所で利用しなければならない やむを得ず周辺に他者がいる状態で利用する場合には 覗き見防止対策を施すこと ( 視野角コントロールフィルムや本体に搭載されている同等機能を有効にする ) (4) 紛失防止のため スマートデバイスは常に手元に置き 放置しないようにすること (5) 紛失に気付いた場合は セキュリティインシデント報告 対応規程 に基づき速やかに対応しなければならない 4.1.6 スマートデバイスの利用者の変更 (A.9.2.6) (1) スマートデバイスの利用者を無断で変更してはならない (2) 利用者の変更が必要な場合には 情報セキュリティ担当者に返却しなければならない 4

4.1.7 スマートデバイスの改造 (A.6.2.1) (1) スマートデバイスのソフトウェア的な改造 ( ジェイルブレイク ルート化 ) を行ってはならない 4.2 マルウェア対策 4.2.1 マルウェア対策ソフトの利用 (A.6.2.1 A.12.2.1) (1) 利用者は スマートデバイスに導入されたマルウェア対策ソフトの設定を変更せず 常駐設定にし ファイルへのアクセスおよび電子メールの受信時には 常時スキャンできる状態で使用しなければならない 4.2.2 電子メールやインターネット閲覧を介してのマルウェア被害の防止 (A.12.2.1) (1) メールの受信にあたっては スパムメールや迷惑メールを分別する機能を有効にしなければならない (2) 送信元不明のメールに添付されたファイルや 実行形式のまま添付されたファイルなど 不審だと思われるメールの添付ファイルは開かない また安易にU RLリンクをクリックしない 不審だと思われるメールを受信した場合は 即座に情報セキュリティ担当者に報告しなければならない (3) インターネット閲覧時には 業務上関係のないサイトを閲覧してはならない 4.2.4 マルウェアに感染した場合 または感染したと疑われる場合 (A.16.1.2) マルウェア対策ソフトがマルウェアを検知した場合 またマルウェアに感染 もしくは感染が疑われる場合は 利用者は セキュリティインシデント報告 対応規程 に基づき対応し 以下を遵守すること (1) 利用者は 感染が疑われる症状が発生した場合には 情報セキュリティ担当者に報告し 対応方法について指示を受けなければならない (2) 無線通信機能 (Wi-Fi Bluetooth 等 ) や通信事業者が提供する通信をOFFにしなければならない (3) 情報セキュリティ担当者の指示に従って マルウェアを駆除しなければならない (4) マルウェア被害の影響範囲が社外にまで至っているかを確認し 影響が確認された場合 情報セキュリティ担当者に報告しなければならない 5

4.3 アプリケーション利用におけるセキュリティ対策 4.3.1 利用アプリケーションの制限 (A.6.2.1 A.12.6.2) (1) 情報セキュリティ担当者が許可したアプリケーションのみを使用する (2) アプリケーションに不要な権限を与えないように あらかじめ設定されているアプリケーション毎の権限 ( 電話帳や位置情報へのアクセス ) を変更してはならない 4.4 外部サービス利用におけるセキュリティ対策 4.4.1 クラウドサービスの利用 (A.13.1.2) (1) クラウドサービスを利用する場合は 情報の重要度に応じて 情報セキュリティ担当者が許可したクラウドサービスを利用する 4.4.2 SNS サービスの利用 (A.13.2.3) (1) スマートデバイスで SNS サービスを利用する場合 SNS 利用規程 を遵守する 4.5 スマートデバイスの取り扱いに関するセキュリティ対策 4.5.1 スマートデバイスの修理 (A.11.2.7) (1) 当社にて支給 貸与されたスマートデバイスの修理を依頼する場合は 申請書を提出し 情報セキュリティ担当者を通して修理を依頼しなければならない (2) スマートデバイス等の修理を依頼する従業員は 機密性の高い情報が読み出し可能な状態で保管されていないことを確認した上で修理を依頼しなければならない 故障の状況により 保管されている情報の確認や保護が実施できない場合には 情報セキュリティ担当者から指定された方法にて修理を依頼しなければならない 4.5.2 外付け媒体の制限 (A.8.3.1) (1) スマートデバイスに外付け記憶媒体を装着する場合は 情報セキュリティ担当者に申請し許可を得なければならない 6

4.5.3 スマートデバイスと媒体の廃棄 (A.8.3.2 A11.2.7) (1) 業務に使用したスマートデバイスや媒体の廃棄を行う場合は 情報セキュリティ担当者に廃棄申請を提出し 指定された方法にて廃棄処理を行わなければならない 4.6 ネットワークの利用 4.6.1 社内ネットワークの利用 (A.9.1.2) (1) スマートデバイスで社内ネットワークへアクセスする場合 情報セキュリティ担当者の許可を得て 定められた方法で接続しなければならない (2) 社内と社外 ( 通信業者の提供する通信手段 ) の通信切り替えに注意する 4.6.2 社外ネットワークの利用 (A.6.2.2 A9.1.2 A13.2.1) (1) スマートデバイスで社外ネットワークへアクセスする場合 通信業者の提供する通信手段および暗号化された通信手段を利用し 情報セキュリティ担当者が定めた方法でアクセスしなければならない (2) やむを得ず 無料 Wi-Fi などセキュリティが確保されているか不明なネットワークを利用する場合は 個人情報 機密情報等を扱わない通信に留めなければならない (3) 新たな通信手段を用いる必要がある場合 情報セキュリティ担当者に申請し許可を得なければならない 5 運用確認事項 (1) スマートデバイスを紛失していないか 手元にあることを常に確認する (2) ソフトウェアの最新の情報を常に把握し 脆弱性等が発見された場合 情報セキュリティ担当者の指示に従って 許可されたアプリケーションであっても一時利用停止などの措置を取る 6 例外事項 業務都合等により本規程の遵守事項を守れない状況が発生した場合は 情報セキュリティ委員会に報告し 例外の適用承認を受けなければならない 7 罰則事項 本規程の遵守事項に違反した者は その違反内容によっては罰則を課せられる場合 7

がある 罰則の適用については 人的管理規程 に従う 8 公開事項 本規程は対象者にのみ公開するものとする 9 改訂 本規程は 平成 xx 年 xx 月 xx 日に情報セキュリティ委員会によって承認され 平成 xx 年 xx 月 xx 日より施行する 本規程の変更を求める者は 情報セキュリティ委員会に申請しなければならない 情報セキュリティ委員会は申請内容を審議し 変更が必要であると認められた場合には速やかに変更し その変更内容をすべての対象者に通知しなければならない 本規程は 定期的( 年 1 回 ) に内容の適切性を審議し 変更が必要であると認められた場合には速やかに変更し その変更内容をすべての対象者に通知しなければならない 8