スキャナ上手くん α タイムスタンプ + クラウドバージョンアップ情報 Vers-16.003 平成 28 年 7 月 13 日日本 ICS 株式会社 スキャナ上手くん α 原票会計 S Version 3.101 当プログラムは Windows XP Vista 搭載機へのインストールは不可となっています 通帳読取に対応しました 通帳読取 編集 業務を追加しました クラウド送信に対応しました従来からのメールやメディア (USB メモリ等 ) での送信に加えて クラウド経由でファイルを相手先に送信することが可能になりました 詳細は 次ページからの スキャナ上手くん α(version:3.101) の変更点 を参照してください ユーティリティ VERSION:2.020 業務選択画面の各種設定 / 業務設定に 過年度マスター保存年数の指定 項目を追加しました 各業務内の過年度マスターの保存年数 (10 期分 7 期分 ) の切り替えの設定が行えます ( 設定を切り替えた場合 1 度業務終了を行ってください ) 初期値 :10 期分保存 保存年数の切替は個々の業務ではなく 全ての業務が共通の設定となっています 償却上手くん α 社会福祉法人 に関しては 10 期分 7 期分の切替えが未対応 且つ 10 年保存も未対応です ご注意 過年度マスターが 10 期分の保存があり 当設定で 7 期分に設定した場合 翌期更新を行うと 7 期以上の超過分のマスターを削除するかの注意メッセージが表示されます 業務選択画面の各種設定 / 業務スイッチに 原票クラウドの受信通知を表示しない 項目を追加しました 原票会計クラウド環境において 相手先からマスターを受信した場合 画面の右下にポップアップ通知を表示する / しないの切替が行えます 1
改良内容 Ⅰ. 通帳読取対応 スキャナ上手くん α(version:3.101) の変更点 通帳読取 編集 業務を追加しました 預金通帳を読み取って 仕訳生成することができます 預金通帳はスキャナ保存要件の重要書類 ( 資金や物の流れに直結 連動する書類 ) として扱われます ( 速やかに入力 又は業務サイクル後速やかに入力 )* タイムスタンプが必要 通帳読取の操作 1 読み取る通帳の金融機関毎に 支店 科目登録を行います 2 スキャナに通帳をセットして [ スキャン開始 ] で読み取ります 又は [F4 ファイルから取込 ] で画像を読み取ります (JPG のみ対応 ) スキャナに通帳をセットする場合は 読取種別で 通帳原本 を選択してください スキャナに通帳が詰まらないように 通帳の折目がスキャナに対して垂直になるようにセットしてください 通帳をコピー機等で印刷したものや 複合機等で画像を読み取った場合は 読取種別で 通帳黒背景切出 を選択してください 通帳コピーで読み取りする場合は必ず 通帳の周りが黒枠になるようにコピーしたものを使用してください ( 複写機の原稿カバーを締めないでコピーし 通帳サイズが判るようにしてください ) 通帳読取 では 読み取り後に イメージ保存 を行う必要はありません 3 編集 タイムスタンプで 摘要 科目の設定 タイムスタンプ付加を行います タイムスタンプを行う前の通帳読取イメージは削除可能です 2
Ⅱ. 原票読取 編集 1) 読取 イメージ保存 スキャン開始にアイコンを表示する等 設定画面を変更しました 2 合計 / 明細 選択を追加しました 明細あり 合計のみ の選択を追加しました 例 ) 明細ありで読み取りした場合 明細行を含めて読み取りを行います 例 ) 合計のみで読み取りした場合 合計行のみ読み取りを行います 3 認識モードに 認識なし を追加しました 認識なし で読み取りした場合 合計のみ になります 文字 金額認識を行わずに 原票を読み取ります ( 文字 金額を認識しない為 読み取り後の処理速度がアップします ) 例 ) スキャナ上手くん α で 読み取りだけ行って 会計事務所でイメージを見ながら入力 関連付けする場合 認識なし 選択時は F5 認識実行 は選択できません 間違って 認識なし で読み取りを行った場合は レシート 又は レシート以外 を選択して F5 認識実行 すると文字 金額認識を行います 認識モードの設定は 編集 タイムスタンプ タブの F5 再認識 にも影響します 4 読取後 下記ダイアログを表示するようにしました ( スキャナ読取 ファイルから読取共 ) 3
2) 編集 タイムスタンプ F5 認識実行 を F5 再認識 に変更しました Delete 原票削除 の機能を追加しました 3) オプション 画面設定 画像イメージを右側に表示するか 左側に表示するかの機能を追加しました Ⅲ. 通帳読取 編集 1) 通帳読取 読取する通帳の設定 最初に読取する通帳の金融機関の支店や科目を登録します 1 支店 科目登録 1. 新規作成 を選択します 2. 金融機関選択で銀行 農協 ううょす 等を選択しま 銀行名検索で金融機関を選択します 支店名検索で支店名を選択します 4
3. 種別で 普通 当座 を選択します 口座番号を入力します ( 必須 ) 4. 科目 : 預金科目を設定します ( 必須 ) 5. 登録するを選択します 6. 口座番号 科目を登録していない場合登録完了できません 7. 口座番号 科目変更時や支店を削除した時に表示されます 8. 処理終了で登録が完了します 口座番号は7 桁までです ううょ銀行は他の金融機関への振込用の口座番号を登録してください http://www.jpbank.japanpost.jp/kojin/sokin/ koza/kj_sk_kz_furikomi_ksk.ht ml 支店 科目登録が行われていない金融機関を選択した場合 支店 科目情報に 支店 科目登録を行ってください と表示し 読取開始時にも同様のメッセージを表示します 支店 科目登録を行うと 金融機関毎に支店 科目情報に登録した支店名 科目が表示されます 5
2 金融機関選択 金融機関毎に通帳のフォーマットが異なりますので 金融機関選択で読み取る通帳の金融機関を選択します 現在 下記の金融機関の通帳に対応しています その他の金融機関に関しては 随時対応を行います 第 1 地方銀行 第 2 地方銀行に対応を予定しています 3 支店 科目情報で 支店を選択します 4 読取種別 通帳原本 : 通帳の原本を読取する場合に選択してください 通帳黒背景切出 : 通帳のコピーを読取する場合に選択してください コピーの黒枠部分をカットし 通帳部分だけを認識するようにしています コピーで読取する場合は必ず 背景が黒枠になるようにコピーを行ってください 摘要欄を認識しない : 通帳の摘要欄の文字を認識せずに読取を行います 摘要欄にカード 預金機等の種別を記載している場合に利用します ううょ銀行は摘要欄が無いため 選択できません スキャナ選択 読取設定 1 スキャナ選択 原票読取 と連動しています 2 読取設定 読取設定は変更できないようにしています 3 スキャン開始 原票読取と同様の操作です 通帳原本で読み取る場合は スキャナに通帳が詰まらないように 通帳の折目がスキャナに対して垂直になるようにセットしてください 6
ScanSnap スキャナ側の Scan ボタンを押しての読取をする場合は ScanSnapManager の設定で クイックメニューを使用する のチェックを外し 詳細のアプリ選択で 通帳読取 編集 転記 を選択します 原票読取 編集 転記 とは複数選択できません 業務毎に切替が必要になりますので Scan ボタンでの読取は推奨しません 4 F4 ファイルから読取 jpg( 推奨 ) pdf ファイルのみ読み取り可能です 読取後 作業状態を表示します 通帳 [** 枚 ] の処理が完了しました と表示したら読取完了です 読み取った通帳は 編集 タイムスタンプ タグに切り替えて確認してください 文字や金額の認識処理でエラーがあった場合該当通帳ページは読み取れていません 設定を確認し 再度読み取りを行ってください 5 読取済最終データ 前回転記時の最終のデータを表示します ( 金融機関 支店毎 ) 読取済データが無い場合 6 オプション 読取金融機関設定 読取金融機関設定では 金融機関に表示する並び順及び 表示の有無の変更ができます 上下矢印ボタンで並び順の変更ができ 使用のチェックを外すことにより 使用しない金融機関を非表示にできます 7
2) 編集 タイムスタンプ 読取した通帳データの編集やタイムスタンプの付与を行うことができます A C B D A: 通帳一覧表示欄 B: 明細表示欄 C: 通帳イメージ表示欄 D: 備考入力欄 1 通帳一覧表示欄 ドラッグ & ドロップで順番の並び替えが可能です 番号 原票番号を表示します 金融機関 金融機関名を表示します 支店 支店名を表示します 種別 種別を表示します 普通 当座口座番号 口座番号を表示します 開始日付 一行目の年月日を表示します 開始残高 一行目の差引残高を表示します 最終残高 最終行の差引残高を表示します TS タイムスタンプを付与した場合 を表示します 備考 備考を表示します 備考欄に入力した文字 ( 全角 20 文字 ) を表示 8
2 明細表示欄 一行目の差引残高は変更できるようにしています 年月日 年月日を表示します 財務マスターの決算期間外の日付は背景を黄色く表示します 誤読等の場合は修正してください 摘要 摘要を表示します ( 通帳の摘要欄と金額欄に印字されている文字を表示します ) 摘要欄を認識しない にチェックを付けて読取していると 金額欄の文字だけを認識して表示します ( ううょ銀行は 摘要欄を認識しない 選択不可 ) また摘要の先頭文字 ( 半角カナ英文字 ) を認識して 50 音摘要辞書を呼び出します 科目 科目を表示します 部門 部門を表示します ( 部門登録マスター ) お支払金額 支払金額を表示します お預り金額 預り金額を表示します 差引残高 差引残高を表示します ( 残高不一致がある行は青色で表示します ) 転記 仕訳に転記する場合 転記にチェックを付けてください 残高チェック 差引残高の集計を行います 残高チェックを押すことで 一行目の差引残高にカーソルが止まり Enter を押すことにより 差引残高の集計が間違っている行 ( 差引残高が青字 ) にカーソルが止まり 再度 Enter を押すと差引残高の集計をし直します 9
前回読取済行 前回読取した行を変更できます 入力した行以前の内容はグレーで表示し 変更できないようになります 全選択 / 全解除 転記の全選択 全解除を行います Insert: 行挿入 年月日欄にカーソルがある時に Insert キーを押すと行挿入ができます 但し 各銀行の指定行数を超える場合は挿入できません Delete: 行削除 & 行詰 / 項目削除 年月日欄にカーソルがある時に Delete キーを押すと行削除 & 行詰 / 項目削除ができます ファンクションキー F5 再認識 表示している通帳を再認識して 通帳データの再作成を行います 再認識する金融機関を選択して OK で再認識を行います F6 摘要検索 摘要の検索を行います F7 摘要登録 摘要の登録を行います 10
F8 タイムスタンプ タイムスタンプの付与を行います (100 原票毎に 1 スタンプ ) F11 縮小 通帳イメージの縮小を行います F12 拡大 通帳イメージの拡大を行います Del 通帳削除 通帳イメージを削除します ( タイムスタンプ済みの通帳は削除できません ) 原票読取後 タイプスタンプ及び送信を行わない状態で終了し 通帳を読み取ってタイムスタンプ及び送信を行うと 原票側は未タイムスタンプ 未送信ですが 原票を削除することは出来ません 原票読取及び通帳読取は各業務毎にタイムスタンプ 送信等を完了させてから別の読取を行ってください Ⅳ. 原票データ送信 1) クラウド送信 ( スキャナ上手くん α クラウド スキャナ上手くん α タイムスタンプ + クラウドのみ処理可能 ) 移動方法 メール送信 / メディアへ転送 / クラウド送信から選択します クラウドオプションのないライセンスでは クラウド送信 は表示しません クラウド送信先 会計事務所の名前を表示します 処理選択 通常は 未送信原票データの送信 のみ固定 F6 処理選択で 処理選択を 原票データの再送信 に切替可能です 送信 送信を開始します 送信後 送信完了メッセージと原票イメージ 通帳イメージの送信件数を表示します メール送信 メディアへ転送 も同様です 容量が 50MB を超える場合下記メッセージを表示し バックグラウンドで送信を続けます バックグラウンド送信中は デスクトップの右下に下記のメッセージを表示します ファイルサイズが大きな原票マスターは メール送信 では送れません メディアへ転送 クラウド送信 で送信してください 11
2) 原票データの再送信 送信済み原票データを再送信できるようにしました F6 処理選択 未送信原票データの送信 / 原票データの再送信 の切替を可能にしました 原票データの再送信 に変更して OK すると 送信画面の処理選択が 原票データの再送信 となり 赤色の表示なります 一時的な処理の為 次回選択時は 未送信原票データの送信 に戻ります 送信 ( メディアへ転送時は 転送 ) を押すと履歴情報を表示します 再送信を行う送信履歴を選択してください 送信時に警告メッセージを表示します 受信側が前回受け取れていない場合のみ 当送信を行ってください 12
Ⅴ. 原票マスター抽出 1) 受信通知 クラウドからの原票データの受信完了通知をデスクトップ右下に表示するようにしました 通知後 原票マスター抽出 を開いてください 受信一覧に [ クラウド ] マスター送信が表示されています 受信完了通知は確認後 で閉じてください ノートパソコン等で電源アダプタが接続されていない場合 受信通知プログラムは起動しません 業務メニューの 各種設定 に 原票クラウドの受信通知を表示しない を追加しています チェックを付けると受信通知を表示しなくなりますので 別途電話やメールで相手先から連絡をいただく必要があります 2) 受信一覧 受信完了通知が届きましたら 受信一覧に自動受信したデータを表示します クラウドで送られたデータは 背景が黄色で受信日に [ クラウド ] マスターと表示します 抽出開始後の操作はメール メディアでの受信と違いはありません 13