歳入総額 区分 平成 年度の財政フレーム ( 単位 : 百万円 ) 30 年度 31 年度 合計 構成比 構成比 構成比 263, % 265, % 529, % 一般財源特別区税特別区交付金その他特定財源国 都支出金繰入金特別区債 167

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⑴ 練馬区の予算規模はどのくらいですか? どんなことに予算が多く使われているのですか? 平成 27 年度の予算規模は約 2,500 億円で 児童 高齢者 障害者 生活困窮者などを支援するための経費の割合が増えています 平成 27 年度における予算額は約 2,500 億円で前年度より約 55 億円増加


報告事項     平成14年度市町村の決算概要について

2 決算収支 実質収支は 59 億 63 百万円の黒字で 11 年連続で全団体黒字となった 単収支は 9 億 92 百万円の黒字となった また 赤字団体は35 団体中 15 団体となり 前と比べて8 団体減少した 実質単収支は 189 億 82 百万円の赤字となり 前と比べて41 億 47 百万円赤

< 図 2: 歳出決算 ( 性質別内訳 ) の状況 > 区分 義務的経費 人件費扶助費公債費小計投資的経費その他経費他会計繰出金合計 年度

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平成 28 年度予算編成方針 我が国の経済は 景気は引き続き緩やかな回復基調を維持しているが その影響が地方経済にまで十分に行き渡っているとは言えず 我々地方の行財政運営の基本となる税等一般財源を確保するためには 臨時財政対策債に頼らざるを得ない状況が続くものと考える また 税制改正も予測されること

その 1 の財政状況は? 平成 28 年度一般会計決算からの財政状況を説明します 1 平成 28 年度の主なお金の使い道は? その他の経費 212 億 93 万円 扶助費 82 億 3,606 万円 16.7% 43.0% 義務的経費 219 億 7,332 万円 人件費 44.5% 79 億 8,

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沖縄県の財政2018

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1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.4% 10.8% 実質公債費比率 平成 21 年度 9.9% 平成 22 年度 11.7% 平成 23 年度 11.4% 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.8% 12.6% 実質公債費比率 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 平成 26 年度 11.8% 平成 27 年度 12.6% 平成 28 年度 13.7% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等

沖縄県の財政2017

29 那珂川町 実質公債費比率の状況と推移 4.6% 4.0% 実質公債費比率 平成 23 年度 5.6% 平成 24 年度 5.1% 平成 25 年度 4.6% 平成 26 年度 4.0% 平成 27 年度 3.6% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の額を その

15 小郡市 13.9% 13.5% 比較する財政の規模 ( 分母 ) の内訳について 計算式 : 標準財政規模 (c) - 算入公債費等の額 (b) 標準財政規模 (c) の内訳 ( 単位 : 千円 %) H22 決算 H23 決算 H24 決算 H25 決算 標準税収入額等 7,265,856

< B4C8ED294AD955C817A95BD90AC E93788E7392AC91BA958192CA89EF8C F89975C8E5A82CC8A C982C282A282C430372E786C73>

沖縄県の財政2015検討(最終)

平成 24 年度国民健康保険税税率改定案 1 医療保険分 ( 基礎課税額 ) 現行 改定 増減 伸率 所得割額 4.30 % 4.63 % % 資産割額 % 9.80 % % 税率等 均等割額 17,100 円 18,000 円 900 円 5.3%

Web用-広報4月号-Vol.169.indd

さぬき市普通会計決算状況 普通会計決算状況及び財政指標等 1P 普通会計歳入決算状況 普通会計歳出決算状況 主な一般財源の推移 ( 市税及び地方交付税 ) 普通建設事業費と義務的経費の推移 基金 市債及び元利償還金等の状況 2P 3P 4P 5P 6~8P

~ わかりやすい決算報告をめざして ~ 市ではさまざまな事業を行っています どのような事業を行うのか 資金調達はどうするか どのように支出するかを 歳入 歳出 という形でお金で表し とりまとめた計画が 予算書 です その予算に沿って事業を行った一年間の結果を報告したものが 決算書 です 決算書 には

47 大木町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 22.96% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

スライド 1

54 赤村 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 1.59% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地方

14 中間市 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 7.65% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地

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16 筑紫野市 22.91% 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

下呂市は今後 市税の減収や地方交付税特例措置 の終了を見据え 大幅に支出をカットし 身の 丈に合った市政運営をしていかなければ なりません 広報紙 11月号参照 今月は支出をどう見直していく のか 予算規模縮減に向け たお話です 3 と 年度 は 前 下呂市の財政の弾力性を示す経 進む財政の硬直化

2007財政健全化判断比率を公表いたします


1. 財政状況の年度推移 ( 一般会計 ) (1) 決算概況 ( 単位 : 億円 ) グラフの解説 一般会計の歳入 歳出の規模は増加傾向にあり 平成 27 年度の決算規模は 歳入 歳出ともに過去最大規模となっています 実質収支は 黒字を継続しており 27 年度は約 49 億円 前年度と比べると約 1

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P10 第 2 章主要指標の見通し 第 2 章主要指標の見通し 1 人口 世帯 1 人口 世帯 (1) 人口 (1) 人口 平成 32 年 (2020 年 ) までの人口を 国勢調査 ( 平成 7 年 ~22 年 ) による男女各歳人口をもとにコーホー 平成 32 年 (2020 年 ) までの人口

57 みやこ町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 9.49% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

試算の前提条件 2018( 平成 30) 年度当初予算を基本に 収支等に大きく影響のあるもの (2018 年度の新規 拡充事業など ) や 2017 年度補正予算等による影響を反映 市税を 中長期の経済財政に関する試算 (2018 年 1 月内閣府 ) で示されたベースラインケースの指標により試算し

平成 27 年度高浜町の健全化判断比率及び資金不足比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 が平成 21 年 4 月から全面施行され この法律により地方公共団体は 4 つの健全化判断比率 ( 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 ) と公営企業ごとの資金不足比率を議会に報

5 財政見通し地方交付税の減少等に伴い歳入額が大きく減少する一方で, 歳出は緩やかに減少することから, 期間を通じて収支不足が生じるものの, 財源対策 ( 財政調整基金の取崩し ) を講じることにより, 対象期間中は収支均衡を図ることができる見込みとなった しかしながら, 平成 33 年度末の財政調

9 地方歳入中に占める地方税収入の割合の推移 ( その 1) 区 都道府県 分 昭和 2 年度昭和 5 年度昭和 10 年度昭和 15 年度 金額比率 % 金額比率 % 金額比率 % 金額比率 % 地方税

平成 31 年度社会保障関係予算のポイント 頁 新 ( 平成 31 年 1 月 18 日閣議決定 ) 旧 ( 平成 年 12 月 21 日閣議決定 ) 1 平成 31 年度社会保障関係費の姿 平成 31 年度社会保障関係費の姿 ( 注 ) 年度 31 年度増 減 329, ,914 +1

健全化比率及び資金不足比率の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 により 藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率につい て 以下のとおり算定しました これは 平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき 毎年度 監査委 員の審査に付した上で 議会に報告及び公表するものです 本市

2 地方交付税のうち普通交付税は, 合併特例措置の段階的縮小や国勢調査人口の減少等により, 平成 28 年度以降大きく減少していく見通しである また, 東日本大震災復興交付金事業を平成 26 年 6 月時点の交付対象事業まで計上しているため, 震災復興特別交付税については, 平成 26 年度をピーク

2. 歳入の状況 ( 単位 : 億円 ) 1,8 1,6 1,4 1, 1, 1, 市債 国庫 県支出金 地方交付税 地方譲与税 交付金 市税以外の自主財源 市税 自主財源総額 比率 1,384 1,525 1,529 1,539 1, ,564

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財 政 の 現 状

2 決算規模及び収支 (1) 決算規模 特別の平成 26 年度普通会計決算は 歳入総額 3 兆 5,779 億 31 百万円 歳出総額 3 兆 4,423 億 40 百万円となった 決算規模は 前年度に比べて歳入は8.0% の増 歳出は8.3% の増となり 歳入 歳出ともに4 年連続の増となった (

第 1 部平成 28 年度決算にみる中野区の財政 平成 28 年度普通会計決算の概要 ( 歳入 歳出 ) 歳入歳出 実質収支の推移 歳入歳出実質収支 ( 実質収支 ) 1,4 1,2 1, ,324 1,333 1,23 1,265 1,95 1,43 1,52 1,89 1,14

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 保険料減免制度について 府の統一基準に一致させることで急激な保険料増加となる世帯が生じることから 段階的に低所得者減免制度を解消していく 保険料の減免制度については 平成 30 年度からは災害 収入減

(1) 市税 1 個人市民税 12,, 12, 1,, 1, 8,, 8, 6,, 6, 4,, 4, 2,, 2, 4,425,177 4,542,579 4,451,591 4,548,613 4,83,99 5,245,539 6,124,689 6,342,477 6,436,251 6,1

スライド 1

1 北九州市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 20 年度 171.8% 平成 21 年度 173.5% 平成 22 年度 平成 23 年度 166.9% 166.0% 166.9% 平成 24 年度 170.3% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め

議題1 介護納付金課税額に係る税率及び課税限度額について(諮問)

第9号様式(第10条、第19条、第20条関係)

15 小郡市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 21 年度 118.0% 平成 22 年度 102.9% 平成 23 年度 平成 24 年度 81.4% 92.7% 81.4% 平成 25 年度 76.4% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め その地

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 国保は構造的な問題を抱えており 被保険者の保険料負担軽減のために法定外繰入金を繰入れているといった状況は 全国的な状況であることから 国は全国で約 3,400 億円の公費を拡充し 国保の財政基盤の強化

2 主な歳入 ( 総合予算編成団体 ) 地方税は, 市町村民税の増加により10.2% の増 ( 地財計画では+15.7%) となっている 地方譲与税は, 所得譲与税の廃止により55.7% の減 ( 地財計画では 81. 0%) となっている 地方交付税は, 税収の伸び等により6.4% の減 ( 地財

資料 5 公共施設更新コスト試算 1 試算ケース ケース1: 旧耐震基準のうち 築 60 年以上は建替え それ以外は大規模改修 新耐震基準は老朽箇所修繕 耐用年数を 60 年と想定した場合 旧耐震基準の施設のうち 築 60 年以上の施設は 築 60 年が経過した施設から建替える 建替え対象以外の旧耐

国民健康保険税率等の諮問 について 国立市健康福祉部健康増進課国民健康保険係 国立市富士見台 : ( 代表 ) 内線

Taro-★【2月Ver】01~05. ⑲計


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目 次 1. 作成の目的 P2 2. 推計方法 P2 3. 歳入の推移 P4 4. 歳出の推移 P5 5. 歳入歳出の比較 P6 6. 基金の状況 P7 7. 地方債残高の状況 P8 8. 経常収支比率の状況 P9 9. 実質公債費比率の状況 P まとめ P11-1 -

市税収入額(人口推移)

(1) 市税 1 個人市民税 12,, 9, 1,, 75, 8,, 6, 6,, 45, 4,, 3, 2,, 15, 4,518,685 4,345,532 4,24,78 4,425,177 4,542,579 4,451,591 4,548,613 4,83,99 5,245,539 6,1

資料 1 税財政制度を通じた論点 Ⅰ 現状と課題 1. 地方財政の財政の概要 地方財政の平成 23 年度決算は 歳入約 兆円 歳出 97.0 兆円となっている なお 借入金残高は約 兆円と依然と高い水準にある 国と地方における最終支出ベースにおける比率は 42:58 となって

Microsoft Word - fcgw03wd.DOC

⑵ 繰越金 5 億円を当初予算で措置市では 前決算の剰余金である繰越金が2 千万円を切る決算が平成 と続き ぎりぎりの財政運営を行っていました そのため 繰越金を当初予算で市民サービスに活用することができず 平成 19 当初予算まで科目存置 1 千円としていました しかしながら 平成 1

貝監第  号

おしえて!熊野市の予算の仕組み ~ー市の予算ができるまでー~

23家計簿syuusei.xls

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 平成 28 年度決算時点において 本市に解消すべき法定外繰入金及び赤字はない Ⅱ (3) 赤字解消の年次計画 ( 総括表国定義 ) 以下の法定外繰入にかかる項目は別紙の内訳を自動集計します 法定外繰入

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第 1 章区財政の現状と課題 1 収入と支出の動き ( 億円 ) 800 図表 1 収入と支出の動き ( 平成 19 年度 ~28 年度 ) 収入 ( 一般財源 ) ポイント ポイント

図 4-1 総額 と 純計 の違い ( 平成 30 年度当初予算 ) 総額ベース で見た場合 純計ベース で見た場合 国の財政 兆円兆 国の財政 兆円兆 A 特会 A 特会 一般会計 B 特会 X 勘定 Y 勘定 一般会計 B 特会 X 勘定 Y 勘定

一般会計 特別会計を含めた国全体の財政規模 (1) 国全体の財政規模の様々な見方国の会計には 一般会計と特別会計がありますが これらの会計は相互に完全に独立しているわけではなく 一般会計から特別会計へ財源が繰り入れられているなど その歳出と歳入の多くが重複して計上されています また 各特別会計それぞ

平成26年版 特別会計ガイドブック

平成 20 年度下半期 (10 10~3 月 ) 財政状況の公表 府中町企画財政部財政課

1

人件費 7 億 6282 万円 6.6%( 前年度比 106.8%) 予備費 2000 万円 0.2%( 前年度比 37.1%) 予備費の減 義務的経費 16.9% 人件費の増 扶助費 7 億 7681 万円 6.7%( 前年度比 97.2%) 補助費等 31 億 791 万円 26.9%( 前年度

豊洲移転時の収支試算の条件とパターン 収支試算の条件 平成 29 年度予算をベースとして推計 一般会計繰入金の対象範囲や水準は 据え置き 改修経費を 5 億円 / 年とした上で 5 年毎に 5 億円 / 年ずつ増加するものと仮定して試算 変更点 売上高割使用料は 5 年毎に 3% ずつ減少するものと


外部監査

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

平成28年度公金管理運用計画

平成17年度の決算状況

Ⅳ 地方交付税

歳出 一般会計の歳出については図表 2 図表 3のとおりとなっています 普通建設事業費 7,84 万円 前年度比 :6,162 万円 (19.9%) 増 公債費 7,169 万円 前年度比 : 6,452 万円 ( 8.8%) 減 人件費 2,72 万円 前年度比 : 1,96 万円 ( 3.%)

Taro-中期計画(別紙)

繰出金 6 億 1585 万円 3.9%( 対前年度 100.4%) 農業集落排水特別会計繰出金等の増 積立金 68 億 3643 万円 43.1%( 対前年度 140.5%) ふるさと寄附金基金積立金等の増 維持補修費 1625 万円 0.1%( 対前年度 78.6%) 町営住宅等修繕費の減 補助

目 次 (1) 財政事情 1 (2) 一般会計税収 歳出総額及び公債発行額の推移 2 (3) 公債発行額 公債依存度の推移 3 (4) 公債残高の累増 4 (5) 国及び地方の長期債務残高 5 (6) 利払費と金利の推移 6 (7) 一般会計歳出の主要経費の推移 7 (8) 一般会計歳入の推移 8

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キャッシュ・フロー計算書について

Microsoft Word - あきる野市のおさいふ(H30年度版).docx

連結実質赤字比率 ) 実質赤字比率 =A/B*100が負一般会計等 2 会計名学童等災害共済学童等災害共済事業 数の場合における A/B*100の絶対 一般会計等 2 実質収支額 値 一般会計等 3 会計名 中小企業従業員中小企業従業員退職金等

平成 30 年 (2018 年 )9 月 20 日 財政局 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率等の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 に基づき 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を算定いたしましたのでお知らせします 健全化判断比率については すべての

はじめにこの 釧路市の財政 は 釧路市の歳入 歳出等の状況をグラフを使って経年的に表すことにより 市民の皆様に釧路市の財政状況を出来るだけわかりやすくお知らせするために作成いたしました 本資料を通じて 釧路市の財政について 一人でも多くの市民の皆様にご理解をいただき ご意見をいただきながら今後の財政

配当割交付金株の特定配当等に課税され 府に納入される配当割収入額から一定割合を市町村の個人府民税額を基礎に按分して交付されるものです 株式等譲渡所得割交付金株の譲渡益等に課税され 府に納入される配当割収入額から一定割合を市町村の個人府民税額を基礎に按分して交付されるものです 地方消費税交付金府に納入

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

5 市街化区域 市街化調整区域及び地域地区等面積 ア. 市街化区域及び市街化調整区域面積 区 域 別 面 積 (ha) 比 率 (%) 市街化区域 1, 市街化調整区域 合 計 2, イ. 用途地域 ( 用途 容積率 建ぺい率 高さの限

Transcription:

みどりの風吹くまちビジョンアクションプラン 平成 30 31 年度の財政フレーム アクションプランの実現性を担保するため 計画期間 ( 平成 30 31 年度 ) の財政フレームを作成しました 作成にあたり アクションプランに位置づけた事業の事業 費を見込んだ歳入歳出の推計を行っています この財政フレームは 平成 30 年 3 月時点での経済の動 向等をもとに推計を行い 作成しています

歳入総額 区分 平成 30 31 年度の財政フレーム ( 単位 : 百万円 ) 30 年度 31 年度 合計 構成比 構成比 構成比 263,658 100.0% 265,733 100.0% 529,392 100.0% 一般財源特別区税特別区交付金その他特定財源国 都支出金繰入金特別区債 167,287 63.4% 169,340 63.7% 336,628 63.6% 65,647 24.9% 66,611 25.1% 132,257 25.0% 83,019 31.5% 83,855 31.6% 166,874 31.5% 18,621 7.1% 18,875 7.1% 37,496 7.1% 96,371 36.6% 96,393 36.3% 192,764 36.4% 69,519 26.4% 70,263 26.4% 139,782 26.4% 6,084 2.3% 7,884 3.0% 13,969 2.6% 7,668 2.9% 6,000 2.3% 13,668 2.6% その他 13,100 5.0% 12,245 4.6% 25,345 4.8% 歳出総額義務的経費人件費扶助費公債費投資的経費 その他経費 うちアクションプラン事業費 うちアクションプラン事業費 263,658 100.0% 265,733 100.0% 529,392 100.0% 140,252 53.2% 143,748 54.1% 283,999 53.6% 46,058 17.5% 46,028 17.3% 92,086 17.4% 89,594 34.0% 92,340 34.7% 181,933 34.4% 4,601 1.7% 5,379 2.0% 9,980 1.9% 27,540 10.4% 22,271 8.4% 49,811 9.4% 20,394 7.7% 13,928 5.2% 34,322 6.5% 95,866 36.4% 99,714 37.5% 195,581 36.9% 4,368 1.7% 5,048 1.9% 9,416 1.8% 数値は四捨五入のため 各欄の合計と総計欄が一致しないことがあります ここで掲載しているアクションプラン事業費は 122 123 ページ 戦略計画別事業費一覧 の中の 事業費合計 ( 一般会計のみ ) の金額を 投資的経費 と その他経費 に分けたものです

財政フレーム 1 財政計画の考え方政府の平成 30 年度の政府経済見通し ( 平成 30 年 1 月 22 日閣議決定 ) では 平成 30 年度の我が国経済は 海外経済の回復が続く下 政策効果もあいまって 雇用 所得環境の改善が続き 経済の好循環が更に進展する中で 民需を中心とした景気回復が見込まれる としています しかし 地方間の税収の偏在是正を名目に 法人住民税の一部国税化やふるさと納税など 近年 国による不合理な税制改正が度々行われ 区の主要財源である特別区財政調整交付金や特別区民税が継続的に失われています さらに 平成 30 年度税制改正においては 再び東京都を狙い撃ちにした地方消費税の清算基準の見直しが行われ 大幅な減収見込みとなるなど 区財政は厳しい局面が続くものと見込まれます < 経済指標 > ( 単位 :%) 項目 30 年度 31 年度 名目経済成長率 2.5 2.1 実質経済成長率 1.8 1.0 国内企業物価上昇率 2.3 2.0 消費者物価上昇率 1.1 1.5 完全失業率 2.7 2.7 政府経済見通しおよび民間経済研究所の予測数値を参考に推計しました 2 財政推計の方法平成 31 年度の財政推計は 上記経済指標 過去の実績等を参考に算定しました 歳入 特別区税 ( 特別区民税 軽自動車税 特別区たばこ税 入湯税 ) 平成 30 年度までの税制改正を加味したうえで 経済指標を参考に推計しました 特別区交付金 ( 区と東京都で分配している固定資産税や法人住民税など ) 平成 30 年度までの税制改正を加味したうえで 経済指標を参考に推計しました 国 都支出金 ( 特定の事業に対し国や都から交付されるもの ) 過去の実績や本アクションプラン事業費をもとに推計しました 繰入金 ( 区の貯金から予算に繰り入れるものなど ) 各年度の財源不足額に対し基金繰入額を見込みました 特別区債 ( 区が新たに借り入れを行うもの ) 本アクションプラン事業費を中心に推計しました その他の歳入過去の実績や経済指標を参考に推計しました 歳出 人件費 ( 職員の給与や区長 区議会議員の報酬など ) 過去の実績などを参考に推計しました 扶助費 ( 高齢者 障害者 児童などを支援するための経費 ) 過去の伸び率などを参考に推計しました 公債費 ( 区の借金を返済するための経費 ) 現在の区債残高と平成 30 年度の区債発行予定額をもとに推計しました 投資的経費 ( 区立施設や道路を建設するための経費 ) 本アクションプラン事業を中心に必要な経費を推計しました その他の歳出過去の伸び率などを参考に推計しました

財政フレームについての Q& < 歳入について > Q1 一般財源 と 特定財源 はどう違うのですか 一般財源は 区が自由に使いみちを決められるお金です 練馬区の特性にあわせて区民の皆さんのニーズにこたえる施策を工夫して行うためには一般財源が必要となります これに対し 特定財源は 特定の使いみちにあてることが決まっているお金です Q2 消費税増税の影響は見込んでいるのですか 平成 31 年 10 月に予定されている消費税増税については 歳出は影響を見込んでいますが 歳入 ( 地方消費税交付金 ) は区へ交付されるまでに時間差があり 影響が出るのは 32 年度からになるため 今回の推計では見込んでいません ただし 消費税増税に伴い改正が予定されているその他の歳入については その影響を見込んでいます Q3 特別区税 や 特別区交付金 は今後も増えていくのですか 特別区税も特別区交付金も景気の影響を大きく受けます 景気の回復傾向が持続すれば 今後も増えていくことが見込まれます しかし ふるさと納税や特別区交付金の原資である法人住民税の一部国税化などの税制改正の影響により 本来 区へ収入されるべき財源が失われ続けている状況です しかも ふるさと納税についてはその影響額が年々増え続け 29 年度には 12 億円を超える特別区税が失われており 今回の推計でもその影響が続くものとして見込んでいます また 31 年 10 月の消費税増税時には 法人住民税の一部国税化がさらに拡大されることになっており その影響が表れるのは 32 年度からですが 今後 厳しい状況が続くものと見込まれます < 歳出について > Q4 義務的経費 とはどのような経費ですか 職員の給料や区長 区議会議員の報酬などの 人件費 生活保護や高齢者 児童 障害者の福祉のための 扶助費 学校や区立施設の建設などのために区が借りたお金の返済に充てる 公債費 は いずれも 自由に減らすことができません このような経費を義務的経費といいます Q5 扶助費が増えているのはなぜですか 待機児童対策など 昨今 高まり続ける保育需要への対応や 高齢化などに伴う生活保護費 障害者支援のための経費が増えています 今後もこの傾向は続く見込です

Q6 公債費が 平成 30 年度に比べて 31 年度に増加しているのはなぜですか 特別区債 ( 区の借金 ) の償還期間は 10 年または 20 年等です 10 年の区債は満期一括償還方式 (1~9 年目は利子のみ支払い 10 年目に元金を返済する ) であり 20 年等の区債は元利均等方式 ( 毎年 元金と利子の合計額を平均した額を支払う ) 等です 平成 30 年度に比べ 31 年度に公債費が増加しているのは 満期一括償還方式の区債への償還額が 31 年度の方が多くなっているためです なお 満期一括償還の区債については 毎年度 基金 ( 貯金にあたるもの ) へ計画的に積み立て 償還する際にそこから取り崩して対応しています Q7 投資的経費 とはどのような経費ですか アクションプランの事業費が年度によって大きく異なっているのはなぜですか 公園や道路 学校や区立施設を新たに整備 改修したりするためのお金です 公園など まとまった広さの用地を買収したり 学校など規模の大きな施設を建設したりする際には多額の経費が必要となるため 年度によって差が出てきます 公園や道路の整備などの都市計画事業は 東京都から都市計画交付金などの財源が交付される仕組みになっており 財源を確保しながら計画的に整備を進めています Q8 アクションプランの事業費をみると 都市基盤整備の事業費が多くなっています 少子高齢化への対応などにも経費をかける必要があるのではないですか 公園や道路など都市基盤の整備は 多額の用地買収費などが必要になり 年度によって経費が大きく異なります このため アクションプランに位置付け 見通しをもって計画的に事業を進めています アクションプランの中では 子育て支援や 高齢者や障害者が地域で安心して生活できるように支援する事業など ソフト事業も数多く計画化しています 区の予算全体でみると 平成 30 年度当初予算案では 一般会計の歳出約 2,637 億円のうち 占める割合が多いのは保健福祉費 30.1% こども家庭費 24.5% 教育費 12.4% となっており この 3 経費で約 7 割となっています Q9 その他経費 とはどのような経費ですか 年々増えているのはなぜですか 区立施設の委託費等の物件費 各種団体への補助金等の補助費等 国民健康保険事業会計や介護保険会計への繰出金が主なものです 大きな増加の要因は 一つは委託の拡大等により物件費が増加していることです もう一つは 高齢化に伴う被保険者数の増加等により 介護保険会計と後期高齢者医療会計への繰出金が増加していることです