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1. 選定方法 Arcserve UDP は以下の手順でを見積もります Step 1 Step 2 Step 3 バックアップ対象の選択 バックアップ要件の確定 課金方法の選択 注意 : バックアップ要件を確定する際は サポートページで導入先サーバの動作要件を必ず確認してください Arcserve UDP サポートページ https://support.arcserve.com/s/topic/0to1j000000i3pdwac?language=ja 2

STEP1: バックアップ対象の選択 は バックアップ対象 にのみ必要です バックアップ対象ノード数またはバックアップ対象サーバのソケット数のが必要です コンソールおよび復旧サーバ (RPS: バックアップ保存先サーバ ) には不要です バックアップ対象 Exchange Online SharePoint Online 物理サーバ仮想サーバクライアント PC Office 365 特定のオプション管理コンポーネントインストール Arcserve Replication/High Availability 機能を利用する場合 は複製元と複製先サーバ ( 物理 / 仮想ホスト ) の両方にが必要です 3

STEP2: バックアップ要件の確定 (Edition の種類と含まれる機能 ) Edition Advanced サーバ用 Premium Premium Plus PC 用 Workstation 利用コンポーネント イメージバックアップ / 共有フォルダ (CIFS/NFS) のバックアップ 重複排除 統合管理 バックアップデータの転送 仮想マシンのエージェントレスバックアップ 仮想スタンバイ インスタント VM Arcserve UDP バックアップデータのテープ保管 VSSライタを利用したオンラインバックアップ 3 2 アシュアードリカバリとSLAレポート ハードウェアスナップショット対応 (NetApp / HPE 3PAR / NIMBLE) 役割ベースの管理 Oracle RMAN 方式 / Domino のオンラインバックアップ Arcserve Backup すべての機能 / 全エージェント / 全オプションの利用 1 Arcserve Replication ファイルサーバのデータ複製 Arcserve Replication アプリケーションサーバのデータ複製 1 Arcserve High Availability ファイル / アプリケーションサーバの自動切替 1 1 : 全機能 とは 日本語の動作要件に記載されている製品( 機能 ) が対象です 2 : Microsoft SQL Server Express Editionのみオンラインバックアップをサポートします 3 : Office 365 (Exchange OnlineおよびSharePoint Online) の保護には 別途サブスクリプションを提供しています Arcserve Backup Arcserve Replication /HA 4

各 Edition について Advanced Edition とは 物理または仮想環境 クラウド上で構築される Windows または Linux サーバのシステムおよびデータのイメージバックアップおよびサーバの復旧 仮想スタンバイ 統合管理 インスタントVM ソース側での重複排除バックアップ バックアップデータの集約先( データストア ) の提供 バックアップデータ ( 復旧 ) の複製および遠隔転送 バックアップデータのテープ保管 (D to D to T) Oracle Microsoft SQL Exchange SharePointのオンラインバックアップおよびデータベース単位での復旧 Microsoft Exchangeのメール単位の復旧 Hyper-V ホストと仮想マシンの一括バックアップおよび復旧 Premium Edition とは このは Advanced Edition に加えて 以下のことができます アシュアードリカバリ ハードウェアスナップショット 役割ベースの管理 Arcserve Backup の全機能 エージェントおよびオプションの利用 Arcserve Replication のファイルサーバレプリケーションシナリオの利用 ( ファイルベースのリアルタイムレプリケーション ) Premium Plus Edition とは このは Premium Edition に加えて 以下のことができます Arcserve Replication および Arcserve High Availability の全機能およびシナリオの利用 ( ) Workstation Edition とは クライアント OS のバックアップに最適化したで 重複排除 統合管理 遠隔転送仮想スタンバイ バックアップデータのテープ保管が行えます 5

STEP3: 課金方法の選択 サーバ台数課金 (per Server) 保護対象の物理サーバ台数分のを購入する ( 物理サーバに適用 ) CPU ソケット数課金 (per Socket) 保護対象サーバの CPU ソケット数分のを購入する ( 未使用ソケット分は不要 ) データ容量課金 (per Terabyte) 保護対象サーバの総データ容量分のを購入する 1 Advanced Advanced/ Premium/Premium Plus Advanced/ Premium/Premium Plus 注 : 1. Workstation Edition はクライアント PC 台数の課金 2. Exchange Online および SharePoint Online はユーザ数での課金 1 Office 365 データの保護も可能 6

CPU ソケット単位 (per Socket) とは ソケット単位 (per Socket) とは 保護対象サーバが使用している物理プロセッサ (CPU) ソケット数のを購入する課金方法です プロセッサ接続のない空きソケットは ソケット数に計上する必要ありません マザーボードは1つ以上のソケットを持つことができます ソケットあたり コア ( 物理マイクロプロセッサ内の論理マイクロプロセッサー ) 数に制限はありません プロセッサのない空のソケットは ソケット単位のは必要ありません 例えば 単一のソケットに取り付けられたクアッドコア (Quad Core) CPU( 下図サーバ B ) を実行しているサーバーにのみ1ソケットのが必要です サーバ A サーバ B CPU 2 個の場合 CPU 1 個の場合 ソケット サーバ A には 2 が必要です デュアルコアプロセッサで 2 つのソケットが使用中です プロセッサ サーバ B には 1 が必要です クアッドコアプロセッサで 1 つのソケットをが使用中です 7

CPU ソケット数の確認方法 Windows OS の CPU ソケット数確認例 systeminfo または msinfo32 を使用して確認することができます また Windows 2012 以降の OS では タスクマネージャで確認することができます Linux OS の CPU ソケット数確認例 cat /proc/cpuinfo grep processor を使用して確認することができます ただし Hyper-Threading ( ハイパースレッディング ) が有効な環境では cat /proc/cpuinfo grep physical id を使用して確認することができます VMware の CPU ソケット数確認例 vsphere Client から ESXi に接続して サマリ タブの [ プロセッサソケット ] で確認することができます データ容量課金の考え方 データ容量課金の対象は 対象の台数や CPU ソケット数に関わらず保護対象データ容量の総計です 8

2. 構成例 物理環境 No. 構成例 1 物理サーバを NAS にバックアップ 2 Linux 物理サーバのバックアップ 3 物理サーバを復旧サーバ (RPS) にバックアップ 4 復旧のコピー 5 ファイルコピー 6 ファイルサーバと管理コンソール /RPSのバックアップ 7 共有フォルダ (CIFS/NFS) のバックアップ 8 Windows/Linux 混在環境バックアップデータのテープ保管 9 物理サーバのバックアップと災害対策 10 vsphereを使用した仮想スタンバイによる業務継続 11 遠隔地のvSphereを使用した仮想スタンバイによる業務継続 12 Hyper-Vを使用した仮想スタンバイによる業務継続 13 遠隔地のHyper-Vを使用した仮想スタンバイによる業務継続 14 AWS EC2/Azure 上に仮想スタンバイし業務継続 15 インスタントVMによる短時間での復旧 16 Microsoft SQL Exchange SharePoint / Oracle の無停止バックアップ 9

2. 構成例 No. 構成例 17 Active Directory ドメインコントローラのバックアップ 18 Linux Oracle のオンラインバックアップ 物理環境 19 アシュアードリカバリ ( バックアップデータの確認 ) 20 UDP コンソールを操作するユーザごとに権限を割り当て 21 ストレージ連携による高速バックアップ 22 UDP エージェントを利用したvSphere / Hyper-V 仮想マシンのバックアップ 23 vsphere 仮想マシンのエージェントレスバックアップ 24 Hyper-V 仮想マシンのエージェントレスバックアップ 25 Windows / Linux 仮想マシン混在環境のエージェントレスバックアップ 仮想環境 26 Arcserve Backupで仮想マシン上のDBサーバを無停止でテープにバックアップ 27 Arcserve Replication で仮想ファイルサーバを複製しバックアップ 28 Arcserve Replicationで複数の仮想ファイルサーバを複製しバックアップ 29 Arcserve High Availability で複数の仮想 DB サーバをスイッチオーバ 30 Arcserve High Availability で仮想 DBサーバをスイッチオーバし UDPでバックアップ クライアントPC 31 クライアントPC のバックアップ Office 365 32 Office 365 の保護 (Exchange Online と SharePoint Online) 10

構成例の見方ここでは 次項に続くの例について説明しています 環境例 : Windows サーバ復旧サーバ (RPS) 1 台 1 台 環境例では バックアップ対象のサーバ台数を記載しています : Windows サーバ全体をイメージバックアップするバックアップサーバでスケジュールの管理を実施する では 主なバックアップとリカバリ要件を記載しています A. Windows サーバ バックアップ対象サーバを黒枠で表示 バックアップデータの流れを矢印で表示 B. 復旧サーバ (RPS) WEB GUI の接続先 バックアップ先や UDP コンポーネント A Advanced サーバ単位 1 復旧サーバ (RPS) とは Arcserve UDP のバックアップデータ ( 復旧 ) を保管するサーバで RPS によりバックアップデータの重複排除や遠隔地への転送ができるようになります RPS を利用しない場合も対象サーバのバックアップは可能です 以降 本資料内では RPS と記載します バックアップの構成例を図にしています 下表では 必要な Edition と数を記載しています 11

物理環境

[1] 物理サーバを NAS にバックアップ 環境例 Windows サーバまたは Linux サーバ 1 台 NAS 共有フォルダにサーバ全体をバックアップ スケジュールはエージェントに接続し WEB GUI で操作 障害時はバックアップ元または別サーバに復旧 ( システム保護 ) A. Windows サーバまたは Linux サーバ B. NAS A Advanced サーバ単位 1 バックアップ対象にエージェントをインストールする最小構成です サーバ全体をブロックレベルで増分バックアップするので バックアップ時間短縮と保存先ストレージ使用量の削減ができます ファイル単位リストアやベアメタル復旧 アプリケーションのオンラインバックアップも標準機能として利用できます バックアップ先には NAS 共有フォルダの他 ローカルディスクや USB 接続の RDX も利用できます 13

[2] Linux 物理サーバのバックアップ 環境例 Linux サーバ 2 台 2 台の Linux サーバを NFS 共有されたディレクトリにバックアップ スケジュールは Linux 管理サーバで統合管理 障害時はバックアップ元または別サーバに復旧 ( システム保護 ) A. Linux サーバ B. Linux 管理サーバ ( ローカルディスクを NFS で共有 ) A B Advanced サーバ単位 2 Linux 単一環境でも複数サーバのバックアップを集中管理できます UDP Linux Agent を 1 台のサーバだけにインストールすれば あとは他サーバのバックアップに必要なモジュールが自動配布されるのでインストール作業は短時間で完了します バックアップ先は NFS 共有の他 CIFS 共有 ローカルディスクが利用可能で 増分バックアップに対応します 14

[3] 物理サーバを復旧サーバ (RPS) にバックアップ 環境例 Windows サーバ 1 台 Linux サーバ 1 台 RPS にバックアップし バックアップデータ量を重複排除で削減 スケジュールは管理コンソールの WEB GUI に接続し統合管理 障害時はバックアップ元または別サーバに復旧 ( システム保護 ) A. Linux サーバ (Linux 管理サーバ ) C. 管理コンソール兼 RPS B. Windows サーバ A B Advanced サーバ単位 2 エージェントを利用し RPS へバックアップする構成です RPS をバックアップ先に指定すれば増分バックアップだけでなく重複排除も併用できます 重複排除はバックアップ元で重複排除したデータを転送するのでネットワーク負荷が軽減され バックアップ時間の短縮と保存量の削減効果があります 管理コンソールを利用すればバックアップ対象に Windows/Linux 物理 / 仮想が混在していても 1 つの WEB GUI で統合管理ができます 15

[4] 復旧のコピー 環境例 Windows サーバ 1 台 Linux サーバ 1 台 管理コンソール兼 RPS 1 台 Windows /Linux サーバ全体を RPS へバックアップ 復旧 ( バックアップデータ ) をクラウドに 2 重化 A. Linux サーバ (Linux 管理サーバ ) B. Windows サーバ クラウド c. 管理コンソール兼 RPS D. クラウドストレージ A B Advanced サーバ単位 2 ファイルサーバを RPS にバックアップします バックアップしたデータの復旧をクラウドストレージに 2 重化できます バックアップ完了後に引き続いてコピーを実行することが可能です * バックアップ先および復旧のコピー先が共有フォルダの場合でも利用できます 16

[5] ファイルコピー 環境例 Windows サーバ 1 台 管理コンソール兼 RPS 1 台 Windows サーバ全体を RPS へバックアップ バックアップデータからクラウドへ 重要なファイルのみを抽出しコピー 抽出条件 拡張子フォルダ名 AAA BBB CCC クラウド A. Windows サーバ B. 管理コンソール兼 RPS C. クラウドストレージ A Advanced サーバ単位 1 ファイルサーバを増分バックアップで RPS にバックアップします バックアップしたデータから重要なファイルやフォルダを抽出し 重要なファイルのみをクラウドストレージに 2 重化できます 継続増分バックアップからもファイルコピーが可能です コピー先の保管世代を自由に設定できます * バックアップ先および復旧のコピー先が共有フォルダの場合でも利用できます 17

[6] ファイルサーバと管理コンソール /RPS のバックアップ 環境例 Windows サーバ 1 台 管理コンソール兼 RPS 1 台 Windows サーバ全体を RPS へバックアップ 重複排除データストアを含む RPS サーバ全体を Arcserve Backup でバックアップ 障害時はバックアップ元または別サーバに復旧 ( システム保護 ) A. Windows サーバ B. 管理コンソール兼 RPS 兼 Arcserve Backup Base C. 共有フォルダ A Advanced サーバ単位 1 B Premium (B の ) ソケット単位 1 ファイルサーバを増分バックアップで RPS に重複排除でバックアップします 重複排除が有効なデータストアを含む B サーバのフルバックアップは Arcserve Backup で保護します データストアをバックアップするには Open Files Agent を使用します * サーバ B のソケット数が 1 の場合 ソケット数が 2 の場合は 2 必要です * Arcserve Backup の保護対象となる すべてのサーバ / 仮想ホストに Premium Edition が必要です 18

[7] 共有フォルダ (CIFS/NFS) のバックアップ 環境例 ネットワーク上の共有フォルダ 2 つ 管理コンソール兼 RPS 1 台 エージェントをインストールできないストレージや NAS のデータ保護 継続的な増分バックアップ Server-A Folder-1 Server-A Folder-2 A. サーバ A の共有フォルダ (CIFS/NFS) B. バックアッププロキシ C. 管理コンソール兼 RPS A Advanced ソケット単位 1 共有フォルダのバックアップは サーバごとに 1 ソケットが必要です は 1 サーバあたり 1 のため 同じサーバ上の別の UNC パスから複数の共有フォルダをバックアップする場合でも 追加は不要です * バックアッププロキシをバックアップをする場合は 別途が必要です バックアッププロキシとは バックアップ処理を実行するサーバです 19

[8] Windows/Linux 混在環境バックアップデータのテープ保管 環境例 Windows サーバ 1 台 Linux サーバ 1 台 Windows/Linux サーバを RPS にバックアップ バックアップデータをテープに 2 次保管 障害時はバックアップ元または別サーバに復旧 ( システム保護 ) A. Linux サーバ (Linux 管理サーバ ) B. Windows サーバ B. 管理コンソール兼 RPS 兼 Arcserve Backup Base A B Advanced サーバ単位 2 Windows/Linux サーバを RPS にバックアップします ファイル単位リストアや重複排除 ベアメタル復旧が標準機能として利用できます さらに標準機能で UDP のバックアップデータを Arcserve Backup でテープへ 2 次保管できるので テープメディアによる長期保管が可能です * 2 ドライブ以上搭載したテープ装置の利用には Premium Edition が必要です 20

[9] 物理サーバのバックアップと災害対策 環境例 Windows または Linux サーバ 1 台 Windows サーバを RPS にバックアップ バックアップデータを遠隔地の RPS に転送 障害時はバックアップ元または別サーバに復旧 ( システム保護 ) 遠隔転送 A. Windows サーバまたは Linux サーバ (Linux 管理サーバ ) B. RPS C. 管理コンソール兼 RPS A Advanced サーバ単位 1 Windows/Linux サーバを RPS にバックアップします ファイル単位リストアや重複排除 ベアメタル復旧が標準機能として利用できます さらにバックアップデータを遠隔地の RPS に複製できるので標準機能だけで災害対策も実現できます 21

[10] vsphere を使用した仮想スタンバイによる業務継続 環境例 Windows サーバ 1 台 Windows サーバを RPS にバックアップ 予めバックアップデータを自動リカバリしておき 障害発生時には仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続 ( 仮想スタンバイ ) 自動リカバリ A. Windows サーバ B. 管理コンソール /RPS C. VMware vsphere ホスト A Advanced サーバ単位 1 Windows サーバを RPS にバックアップします ファイル単位リストアや重複排除 ベアメタル復旧が標準機能として利用できます バックアップ完了後に自動的にリカバリしておき 障害発生時は仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続できます * バックアップ先が共有フォルダの場合でも利用できます 22

[11] 遠隔地の vsphere を使用した仮想スタンバイによる業務継続 環境例 Windows サーバ 1 台 Windows サーバを RPS にバックアップ バックアップデータを遠隔転送 予めバックアップデータを自動リカバリしておき 障害発生時には仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続 ( 仮想スタンバイ ) 遠隔転送 自動リカバリ A. Windows サーバ B. RPS C. 管理コンソール兼 RPS D. VMware vsphere ホスト A Advanced サーバ単位 1 Windows サーバを RPS にバックアップします ファイル単位リストアや重複排除 ベアメタル復旧が標準機能として利用できます バックアップデータの遠隔転送も標準機能として利用可能で バックアップ完了後に自動的に仮想マシンとしてリカバリしておき 障害発生時は仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続できます 23

[12] Hyper-V を使用した仮想スタンバイによる業務継続 環境例 Windows サーバ 1 台 Windows サーバを RPS にバックアップ 予めバックアップデータを自動リカバリしておき 障害発生時には仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続 ( 仮想スタンバイ ) RPS 自動リカバリ A. Windows サーバ B. 管理コンソール /RPS Hyper-V ホスト A Advanced サーバ単位 1 Windows サーバを RPS にバックアップします ファイル単位リストアや重複排除 ベアメタル復旧が標準機能として利用できます バックアップ完了後に自動的にリカバリしておき 障害発生時は仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続できます 24

[13] 遠隔地の Hyper-V を使用した仮想スタンバイによる業務継続 環境例 Windows サーバ 1 台 Windows サーバを RPS にバックアップ バックアップデータを遠隔転送 予めバックアップデータを自動リカバリしておき 障害発生時には仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続 ( 仮想スタンバイ ) 遠隔転送 RPS 自動リカバリ A. Windows サーバ B. RPS C. 管理コンソール /RPS Hyper-V ホスト A Advanced サーバ単位 1 Windows サーバを RPS にバックアップします ファイル単位リストアや重複排除 ベアメタル復旧が標準機能として利用できます バックアップデータの遠隔転送も標準機能として利用可能で 転送後のバックアップデータを自動的にリカバリしておき 障害発生時は仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続できます 25

[14] AWS EC2 /Azure 上に仮想スタンバイし業務継続 環境例 Windows サーバ 1 台 Windows サーバを RPS にバックアップ AWS EC2 または Azure に予めバックアップデータを自動リカバリし 障害発生時にはクラウド上の仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続 ( 仮想スタンバイ ) AWS EC2 もしくは Azure A. Windows サーバクラウド C. 管理コンソール兼 RPS B. VSB クラウドプロキシ A Advanced サーバ単位 1 Windows サーバを RPS にバックアップします ファイル単位リストアや重複排除 ベアメタル復旧が標準機能として利用できます バックアップ完了後に自動的にクラウドへデータ転送を行い 障害発生時はクラウドの仮想マシンを起動するだけの短時間で業務継続できます * バックアップ先が共有フォルダの場合でも利用できます VSB クラウドプロキシとは データ転送を実行するサーバです 26

[15] インスタント VM による短時間での復旧 環境例 Windows または Linux サーバ 1 台 Windows または Linux サーバを RPS にバックアップ バックアップデータを参照し仮想マシンとして起動して業務継続 復旧を参照 A. Windows または Linux サーバ B. 管理コンソール兼 RPS C. VMware vsphere または Hyper-V ホスト A Advanced サーバ単位 1 インスタント VM を使用すると バックアップデータ ( 復旧 ) を仮想ディスクとして参照する仮想マシンを起動できるため データ転送は不要となり短時間で仮想マシンによる業務継続を実現します とにかく短時間で復旧したい 手軽に復旧確認がしたい方向けの機能です インスタント VM はローカル / 遠隔地のどちらの復旧も参照先に指定できます 27

[16] Microsoft SQL Exchange SharePoint / Oracle の無停止バックアップ 環境例 Windows サーバ 1 台 Windows サーバを RPS にバックアップ Microsoft SQL Exchange SharePoint / Oracle を無停止でサーバ全体をバックアップ 障害時はバックアップ元または別サーバにシステム復旧 Microsoft SQL Exchange の DB 単位リストア Oracle の表領域単位リストア Microsoft Exchange のメール単位リストア ( 詳細リストア ) A. Windows サーバの Microsoft SQL Microsoft Exchange Microsoft SharePoint Oracle Database B. 管理コンソール兼 RPS A Advanced サーバ単位 1 Microsoft SQL Exchange SharePoint/Oracle DB を含めシステム全体をオンラインで RPS にバックアップします ベアメタル復旧することもデータベース単位 (Oracle は表領域 ) でリストアすることも可能です Microsoft Exchange はメール単位のリストアも可能です DB は 同一サーバ上に複数インスタンスが存在しても 1 でバックアップできます バックアップ先が共有フォルダの場合でも利用できます * Office 365 の Exchange Online は別途が必要です 28

[17] Active Directory ドメインコントローラのバックアップ 環境例 Windows サーバ 1 台 Active Directory ドメインコントローラを RPS にバックアップ 障害時はバックアップ元または別サーバにシステム復旧 Active Directory データベースのオブジェクト単位リストア A. Windows ドメインのドメインコントローラ B. 管理コンソール兼 RPS A Advanced サーバ単位 1 ドメインコントローラ全体を RPS にバックアップします ファイル単位リストアや重複排除 ベアメタル復旧が標準機能として利用できます また Active Directory データベースは オブジェクト単位リストアが可能でありユーザ単位のリストアなどが標準機能で利用ができます * バックアップ先が共有フォルダの場合でも利用できます 29

[18] Linux Oracle のオンラインバックアップ 環境例 Linux サーバ 1 台 Linux サーバを RPS にバックアップ Oracle を無停止でバックアップ 障害時はバックアップ元または別サーバにシステム復旧 表領域単位でリストア バックアップ指示 A. Linux 管理サーバ B. Linux Oracle C. 管理コンソール兼 RPS B Advanced サーバ単位 1 アプリケーション含めシステム全体を RPS にバックアップする構成です ( RPS を使用せず 共有フォルダへバックアップすることもできます ) バックアップ前にスクリプトを自動実行し Linux Oracle をバックアップモードに変更することで Oracle を無停止でバックアップします 障害時は表領域単位のリストアやサーバ全体のリカバリに対応します 同一サーバ上に複数インスタンスが存在しても 1 でバックアップできます を追加することで B. Linux 管理サーバをバックアップすることもできます 30

[19] アシュアードリカバリ ( バックアップデータの確認 ) 環境例 Windows サーバ 1 台 RPS にバックアップし バックアップデータ量を重複排除で削減 バックアップ完了後 復旧で復旧テストを実行し データの健全性を確認 起動確認済のインスタント VM は自動で削除 A. Linux サーバ (Linux 管理サーバ ) B. Windows サーバ C. 仮想サーバ バックアップデータから復旧テスト D. 管理コンソール兼 RPS E. VMware vsphere または Hyper-V ホスト A B C Premium ソケット単位 3 バックアップ完了後の復旧 ( バックアップデータ ) に対し アシュアードリカバリを実行して復旧可能な状態であることを確認します アシュアードリカバリは 復旧からインスタント VM の起動確認 または復旧をローカルディスクとしてマウントしファイルシステムの確認 (Windows サーバのみ ) の 2 種類の方法から選択できます 転送先でも復旧テストを行うことができます * バックアップ先が共有フォルダおよび転送先でも利用できます 31

[20] UDP コンソールを操作するユーザに権限を割り当て 環境例 Windows サーバ 1 台 Windows サーバを RPS にバックアップ 管理コンソールを操作するユーザに権限を割り当てセキュリティ強化 障害時はバックアップ元または別サーバにシステム復旧 A サーバの CPU ソケット数は 2 管理者 A. Windows サーバ B. 管理コンソール兼 RPS コンソール操作 オペレータ 1 オペレータ 2 A Premium (A の ) ソケット単位 2 A サーバのシステム全体を RPS にバックアップします 管理コンソールを操作するユーザに権限を割り当て バックアップ運用時のセキュリティを強化します 権限の種類には プラン作成 バックアップ リストア ステータス参照 などから設定でき ステータス参照しかできないユーザを設定することも可能です 32

[21] ストレージ連携による高速バックアップ 環境例 NetApp ファイラ HPE 3PAR StoreServ Nimble Storage アレイ Kaminiario K2 上記いずれか 1 台 ボリュームがマウントされているサーバのバックアップ ハードウェアスナップショットとの連携で バックアップ対象の静止点を確保 A. 物理サーバ B. 仮想サーバ FC/iSCSI 接続 C. NetApp ファイラ D. 管理コンソール兼 RPS A Premium ソケット単位 1 B Premium ソケット単位 1 NetApp ファイラ HPE 3PAR StoreServ Nimble Storage アレイまたは Kaminiario K2 ボリュームに保存したデータをハードウェアスナップショット機能を利用し RPS にバックアップできます UDP はマウントされたストレージがハードウェアスナップショットを利用できる場合は自動認識するのでバックアップ設定に手間がかかりません 33

仮想環境

[22] UDP エージェントを利用した vsphere / Hyper-V 仮想マシンのバックアップ 環境例 1 ホスト上の仮想マシン複数台 仮想ホストの CPU ソケット数は 2 仮想マシンにエージェントを導入し 物理サーバと同じ方法でバックアップ 仮想マシンのベアメタル復旧 またはファイル単位リストア A. 仮想マシン B. vsphere/hyper-v ホスト C. 管理コンソール兼 RPS B 上の仮想マシン Advanced (B の ) ソケット単位 2 仮想ホストのソケット数にし 1 ホスト上の仮想マシンを台数無制限でバックアップできます 仮想マシンに Arcserve UDP エージェントを導入し 物理サーバと同じ方法で仮想マシンをバックアップできます 仮想マシン全体の復旧 ファイル単位リストアが行え 仮想マシン上の Microsoft SQL Exchange SharePoint / Oracle のオンラインバックアップも行えます 35

[23] vsphere 仮想マシンのエージェントレスバックアップ 環境例 1 ホスト上の仮想マシン複数台 仮想ホストの CPU ソケット数は 2 エージェントを導入せずに仮想マシンをバックアップ 仮想マシンの復旧 またはファイル単位リストア A. 仮想マシン B. VMware vsphere ホスト C. バックアッププロキシ D. 管理コンソール兼 RPS B 上の仮想マシン Advanced (B の ) ソケット単位 2 vsphere 仮想マシンをエージェントレスでバックアップする基本構成です 仮想ホストのソケット数にし 1 ホスト上の仮想マシンを台数無制限でバックアップできます 仮想マシンの復旧 ファイル単位リストアが行え 仮想マシン上の Microsoft SQL Exchange SharePoint / Oracle のオンラインバックアップも行えます * バックアッププロキシをバックアップをする場合は 別途が必要です バックアッププロキシとは バックアップ処理を実行するサーバです 36

[24] Hyper-V 仮想マシンのエージェントレスバックアップ 環境例 1 ホスト上の仮想マシン複数台 仮想ホストの CPU ソケット数は 2 エージェントを導入せずに仮想マシンをバックアップ 仮想マシンの復旧 またはファイル単位リストア A. 仮想マシン B. Microsoft Hyper-V ホスト C. バックアッププロキシ D. 管理コンソール兼 RPS B 上の仮想マシン Advanced (B の ) ソケット単位 2 Hyper-V 仮想マシンをエージェントレスでバックアップする基本構成です 仮想ホストのソケット数にし 1 ホスト上の仮想マシンを台数無制限でバックアップできます 仮想マシンの復旧 ファイル単位リストアが行え 仮想マシン上の Microsoft SQL Exchange SharePoint / Oracle のオンラインバックアップも行えます * Office 365 の Exchange Online は別途が必要ですバックアッププロキシをバックアップをする場合は 別途が必要です バックアッププロキシとは バックアップ処理を実行するサーバです 37

[25] Windows / Linux 仮想マシン混在環境のエージェントレスバックアップ 環境例 1 ホスト上の仮想マシン複数台 (Windows/Linux が混在 ) 仮想ホストの CPU ソケット数は 2 エージェントを導入せずに仮想マシンをバックアップ 仮想マシンの復旧 またはファイル単位リストア A. Linux 管理サーバ * (UDP Agent for Linux) 仮想マシン (Linux) B. 仮想マシン ( バックアップ対象 ) 仮想マシン (Windows) C. 仮想ホスト (Hyper-V/vSphere) D. 管理コンソール兼 RPS 兼バックアッププロキシ C 上の仮想マシン Advanced (C の ) ソケット単位 2 Windows / Linux が混在していても仮想マシンをエージェントレスでバックアップし 仮想マシンの復旧やファイル単位リストアが行えます バックアップ先を RPS に指定することで重複排除バックアップが行え RPS サーバを遠隔地に追加することでバックアップデータの遠隔転送による災害対策も実現できます * Linux 仮想マシンのファイルレベルリストアを実行するには A. Linux 管理サーバ が必要ですバックアッププロキシをバックアップをする場合は 別途が必要です バックアッププロキシとは バックアップ処理を実行するサーバです 38

[26] Arcserve Backup で仮想マシン上の DB サーバを無停止でテープにバックアップ 環境例 1 ホスト上の仮想マシン複数台 仮想ホストの CPU ソケット数は 2 仮想マシン上の Domino および Oracle RMAN で Arcserve Backup エージェントを利用したオンラインバックアップ 仮想マシンをエージェントレスバックアップ UDP のバックアップデータはマルチドライブライブラリに 2 次保管 A. 仮想マシン Domino C. 仮想ホスト B. 仮想マシン Oracle RMAN テープ保管 マルチドライブライブラリ D. 管理コンソール兼 RPS 兼バックアッププロキシまたは Arcserve Backup C 上の仮想マシン Premium (C の ) ソケット単位 2 Premium Edition なら Arcserve Backup 全機能が利用可能なので Domino や Oracle RMAN でのオンラインバックアップやマルチドライブライブラリの利用ができます 保護対象の仮想マシンを Arcserve Backup で保護することも Arcserve UDP で保護することもできます Hyper-V ホストであれば仮想ホストも保護できます 39

[27] Arcserve Replication で仮想ファイルサーバを複製しバックアップ 環境例 2 台の仮想ホストと各ホスト上の仮想マシン複数台 仮想ホストの CPU ソケット数は各 2 ファイルサーバとして構成された仮想マシンのデータをリアルタイム複製 複製先の仮想マシンをバックアップ A. 仮想マシンファイルサーバ B. 仮想マシン D. 仮想マシンファイルサーバ E. 仮想マシン C. 仮想ホスト レプリケーション WAN/LAN バックアップ F. 仮想ホスト G. Arcserve Backup LAN マルチドライブライブラリ C F 上の仮想マシン Premium ソケット単位 4 Premium Edition に含まれる Arcserve Replication ファイルサーバ版のを利用し ファイルサーバのデータをリアルタイムに複製することができます Arcserve Backup 全機能が併用できるので Arcserve Replication との連携バックアップも可能です * Arcserve Replication 機能を利用する場合 複製元と複製先サーバ ( 物理 / 仮想ホスト ) のソケット合計数分のが必要です 40

[28] Arcserve Replication で複数の仮想ファイルサーバを複製しバックアップ 環境例 3 台の仮想ホストと各ホスト上の仮想マシン複数台 仮想ホストの合計 CPU ソケット数は 6 ファイルサーバとして構成された複数の仮想マシンのデータを複製 A. 仮想マシンファイルサーバ B. 仮想マシン レプリケーション G. 仮想マシンファイルサーバ D. 仮想マシンファイルサーバ E. 仮想マシン バックアップ I. Arcserve Backup C. 仮想ホスト H. 仮想ホスト F. 仮想ホスト C F H 上の仮想マシン Premium ソケット単位 6 Premium Edition ではファイルサーバ上のデータをリアルタイムに複製できるので 複数の仮想ファイルサーバを別の仮想マシンへ集約し複製できます Arcserve Backup 全機能が併用できるので Arcserve Replication との連携バックアップも可能です * Arcserve Replication 機能を利用する場合 複製元と複製先サーバ ( 物理 / 仮想ホスト ) のソケット合計数分のが必要です 41

[29] Arcserve High Availability で複数の仮想 DB サーバをスイッチオーバ 環境例 仮想ホスト 2 台 仮想マシン複数台 仮想マシン上にデータベースサーバが複数台 データベースサーバを遠隔地に切り替え運用を継続する A. 仮想マシン Oracle B. 仮想マシン Microsoft SQL スイッチオーバ D. 仮想マシン Microsoft SQL E. 仮想マシン Oracle スイッチオーバ C. 仮想ホスト F. 仮想ホスト C F 上の仮想マシン Premium Plus (C F の ) ソケット単位 4 Premium Plus Edition なら仮想マシン上のデータベースをリアルタイムに複製し 災害時には自動切り替え機能で運用継続ができます Arcserve Replication/High Availability 機能を利用する場合 は複製元と複製先サーバ ( 物理 / 仮想ホスト ) のソケットの合計数が必要です 42

[30] Arcserve High Availability で仮想 DB サーバをスイッチオーバし UDP でバックアップ 環境例 A. 仮想マシン SQL 仮想ホスト 2 台 仮想マシン複数台 仮想マシン上にデータベースサーバ複数台 データベースサーバを遠隔地に切り替えて運用を継続する 複製先でバックアップを行う B. 仮想マシン Oracle スイッチオーバ D. 仮想マシン SQL E. 仮想マシン Oracle テープ保管 スイッチオーバ マルチドライブライブラリ C. 仮想ホスト F. 仮想ホスト G. 管理コンソール兼 RPS 兼バックアッププロキシまたは Arcserve Backup C F 上の仮想マシン Premium Plus (C と F の ) ソケット単位 4 Premium Plus Edition なら Arcserve シリーズ全製品が利用できるので 仮想マシン上のデータベースサーバを Arcserve High Availability でリアルタイムに複製し障害発生時は自動スイッチオーバすることでサーバを冗長化できます さらに複製先の仮想サーバを Arcserve UDP または Arcserve Backup でバックアップすることもできます * Arcserve Replication/High Availability 機能を利用する場合 は複製元と複製先サーバ ( 物理 / 仮想ホスト ) のソケットの合計数が必要です 43

クライアント PC

[31] クライアント PC のバックアップ 環境例 クライアント OS が稼働する PC 7 台 各クライアント OS のシステムをバックアップ 初回はフル 2 回目以降は増分のみでバックアップ時間を短縮 ファイル単位でリストア 障害時はバックアップ元または別マシンに復旧 ( システム保護 ) A B C D E F G I. 管理コンソール兼 RPS A - E Workstation 5 クライアント単位 1 F G Workstation 1 クライアント単位 2 Windows8 や 10 などのクライアント OS が稼働するマシンを復旧サーバ (RPS) や共有フォルダにバックアップし クライアント PC のベアメタル復旧やファイル単位リストアが行えます 1 クライアントパックと 5 クライアントパックがあります 45

Office 365

[32] Office 365 の保護 (Exchange Online と SharePoint Online) 環境例 Office 365 データ (Exchange メールと SharePoint ドキュメント ) の保護 8 ユーザ分 Office 365 を利用しているユーザのメールと予定表 ドキュメントをオンサイトにバックアップしたい Exchange Online SharePoint Online A. Office 365 B. バックアッププロキシ C. 管理コンソール兼 RPS A (Office 365 のデータ ) サブスクリプション 10 ユーザ単位 1 Office 365 サブスクリプションは Microsoft クラウドからの Exchange Online ( 電子メール 予定表 連絡先 タスク メモ ) および SharePoint Online ( サイトとリストアイテム ) を保護できます * SharePoint Online の保護には有効な Office 365 と同数の購入が必要です 増分バックアップが可能ですバックアップデータをテープへコピーを行う場合 別途が必要ですバックアッププロキシをバックアップをする場合は 別途が必要です プロキシとは バックアップ処理を実行するサーバです 47

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