09★指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準について

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11★健康保険法等の一部を改正する法律附則第130条の2第1項の規定によりなおその効力を有するものとされた指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準について

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

Microsoft Word - 【資料4-3】0316_PM_ショート

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

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平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長

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リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

書類点検等における通所介護事業所への主な指摘事項について

05★指定居宅サービス等及び指定介護予防サービス等に関する基準について

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【訪問・通所リハ】解釈通知

(介護予防)短期入所生活介護運営規程(例)

22. 介護療養型医療施設 改定事項 1 介護療養型医療施設の基本報酬 2 排泄に介護を要する利用者への支援に対する評価の創設 3 口腔衛生管理の充実 4 栄養マネジメント加算の要件緩和 5 栄養改善の取組の推進 6 身体的拘束等の適正化 7 介護療養型医療施設における診断分類 (DPC) コードの

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PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

別表 有料老人ホームの類型及び表示事項 類型介護付有料老人ホーム ( 一般型特定施設入居者生活介護 ) 介護付有料老人ホーム ( 外部サービス利用型特定施設入居者生活介護 ) 住宅型有料老人ホーム ( 注 ) 健康型有料老人ホーム ( 注 ) 類型の説明介護等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設で

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

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7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

点滴 経管栄養等のチューブを抜かないように または皮膚をかきむしらないよう手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける 車椅子 椅子からずり落ちたり 立ち上がったりしないように Y 字型拘束帯や腰ベルト 車いすテーブルを付ける 立ち上がる能力のある人の立ち上がりを妨げるような椅子を使用する 脱衣やオ

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2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

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Microsoft Word 短期サービス契約書

薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

身体拘束禁止のための指針 ( 指定基準省令第 183 条の規定に基づく身体的拘束等の適正化のための指針 ) 有限会社さつきケアサービスさつきホーム 2018 年 4 月 1 日作成 1. 身体拘束禁止の理念 ( 施設における身体的拘束等の適正化も関する基本的考え方 ) 介護付きホームであるさつきホー

身体的拘束等適正化のための指針 特別養護老人ホーム陽光園 1 施設における身体的拘束等の適正化に関する基本的な考え方身体拘束は 入所者 ( 利用者 ) の生活の自由を制限することであり 入所者 ( 利用者 ) の尊厳ある生活を阻むものです 当施設では 入所者 ( 利用者 ) の尊厳と主体性を尊重し

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( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

重症心身障害児施設の省令 ( 指定基準 ) を読む 全国重症心身障害児 ( 者 ) を守る会顧問山﨑國治 Ⅰ はじめに 平成 18 年 9 月 29 日 厚生労働省令第 178 号として 重症心身障害児施設の 人員 設備及び運営に関する基準 が厚生労働大臣から公布されました 省令のタイトルは 児童福

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01 表紙 老人保健課

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

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Microsoft Word - ① 鏡.docx

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

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保監第   号 

個人情報の保護に関する規程(案)

関する基本的考え方 2 医療安全管理委員会 ( 委員会を設ける場合について対象とする ) その他の当該病院等の組織に関する基本的事項 3 従業者に対する医療に係る安全管理のための研修に関する基本方針 4 ( 略 ) 5 医療事故等発生時の対応に関する基本方針 ( 医療安全管理委員会 ( 患者を入院さ

居宅介護支援専門員の手引_表紙

埼玉県特別養護老人ホーム優先入所指針 1 目的この指針は 特別養護老人ホーム ( 以下 施設 という ) のサービスを受ける必要性が高いと認められる者を優先的に入所させるため 施設が優先入所 ( 以下 入所 という ) に関する手続き及び入所の必要性を評価する基準等を制定する際の参考とすべき基準を明

介護保険施設等運営指導マニュアル(案)

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準について

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

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過去 3 年の間に請求した介護給付費について にチェックをしてください 下線は 平成 30 年度改正 (4) 当該計画で定めた指定介護予防通所リハビリテーションの実施期間中に指定介護予防通所リハビリテーションの提供を終了した日前 1 月以内にリハビリテーション会議を開催し リハビリテーションの目標の

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(1) 名称医療法人葵会おおみや葵の郷通所リハビリテーション (2) 所在地京都市北区紫竹北大門町 56 ( 従業者の職種 員数及び職務の内容 ) 第 4 条本事業所における従業者の職種 員数及び職務の内容は次のとおりとする (1) 管理者 1 名 ( 常勤 兼務 ) (2) 医師 1 名 ( 常勤

小規模多機能居宅介護運営規程

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

( 誓約事項 ) 児童福祉法第 19 条の9 第 2 項に該当しないことを誓約すること 1 第 1 号関係申請者が 禁錮以上の刑に処せられ その執行を終わり 又は執行を受けることがなくなった日を経過していない 2 第 2 号関係申請者が 児童福祉法その他国民の保健医療若しくは福祉に関する法律 ( 医

居宅介護支援事業所に係る特定事業所集中減算の取り扱いについて

·中重度の要介護状態となっても可能な限り住み慣れた自宅又は地域で生活を継続できるようにするためのサービス·

指定特定相談支援事業 指定障害児相談支援事業の指定に係る Q&A 注意事項事業の実施にあたっては, 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 や 児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 等を必ず確認

銭形企画居宅介護支援事業所運営規程 第 1 条 ( 事業の目的 ) この規程は 株式会社銭形企画が設置運営する銭形企画居宅介護支援事業所 ( 以下 事業所 という ) が行う居宅介護支援事業の適正な運営を確保するために必要な人員及び管理運営に関する事項を定め 事業所の介護支援専門員その他の従業者 (

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指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

揖斐川町在宅介護支援センター運営規程

運営規定の記載例・居宅介護

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認知症医療従事者等向け研修事業要領

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

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「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

海津市介護老人保健施設 ( 通所リハビリテーション ) 運営規定 第 1 章施設の目的及び運営方針 ( 目的 ) 第 1 条この規定は 海津市介護老人保健施設サンリバーはつらつ ( 以下 施設 という ) における通所リハビリテーション ( 以下 事業所 という ) の運営についての重要事項を規定し

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個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱについて

2 運営基準及び留意事項 (1) サービス担当者会議等による専門的意見の聴取介護支援専門員は サービス担当者会議 ( 利用者及びその家族の参加を原則とし 居宅サービス計画の原案に位置付けた指定居宅サービス等の担当者 ( 以下 担当者 という ) を招集して行う会議をいう 以下同じ ) の開催により

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

身体拘束廃止に関する指針 社会福祉法人掛川社会福祉事業会 平成 30 年 5 月 23 日改定

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

02_01_「Q&A VOL.1(平成30年3月30日)」

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

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訪問介護にかかる適正なサービス提供及びサービス提供記録等の作成について 平成 26 年 10 月 15 日 ( 水 ) 神戸市保健福祉局高齢福祉部介護指導課 1. 当該集団指導の趣旨 このたび 神戸市は 不正な介護報酬の請求を行ったことを理由に 指定訪問介護事業所に対して 一部効力停止処分 (6カ月

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2


Microsoft Word - 退院後生活環境相談員

Transcription:

別添 9 新第 1 ( 略 ) 第 2 人員に関する基準 ( 基準省令第 2 条 ) 3 機能訓練指導員基準省令第 2 条第 7 項の 訓練を行う能力を有すると認められる者 とは 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 看護職員 柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 はり師又はきゅう師の資格を有する者 ( はり師及びきゅう師については 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 看護職員 柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有する機能訓練指導員を配置した事業所で6 月以上機能訓練指導に従事した経験を有する者に限る ) とする ただし 入所者の日常生活やレクリエーション 行事等を通じて行う機能訓練指導については 当該施設の生活相談員又は介護職員が兼務して行っても差し支えないこと 4~6 ( 略 ) 第 3 設備に関する基準 ( 基準省令第 3 条 ) 1~3 ( 略 ) 4 経過措置等 ( 基準省令附則第 4 条 第 5 条 第 7 条 第 8 条 第 9 条 ) 設備に関する基準については 以下の経過措置等が設けられているので留意すること (4) 病院の療養病床転換による食堂及び機能訓練室に関する基準の緩和一般病床 療養病床若しくは老人性認知症疾患療養病棟を有する病院の一般病床 療養病床若しくは老人性認知症疾患療養病棟を平成 36 年 3 月 31 日までの間に転換し 指定介護老人福祉施設を開設しようとする場合において 当該転換に係る食堂の面積は 入所者 1 人当たり1 平方メートル以上を有し 機能訓練室の面積は 40 平方メートル以上であればよいこととする ただし 食事の提供又は機能訓練を行う場合において 当該食事の提供又は機能訓練に支障がない広さを確保することができるときは 同一の場所とすることができるものとする ( 附則第 7 条 ) (5) 診療所の療養病床転換による食堂及び機能訓練室に関する基準の緩和一般病床又は療養病床を有する診療所の一般病床又は療養病床を平成 36 年 3 月 31 日までの間に転換し 指定介護老人福祉施設を開設しようとする場合において 当該転換に係る食堂及び機能訓練室については 次の基準のいずれかに適合するものであればよいこととする ( 附則第 8 条 ) 一 二 ( 略 ) (6) 病院及び診療所の療養病床転換による廊下幅に関する基準の緩和一般病床 療養病床若しくは老人性認知症疾患療養病棟を有する病院の一般病床 療養病床若しくは老人性認知症疾患療養病棟又は一般病床若しくは療養病床を有する診療所の一般病床若しくは療養病床を平成 36 年 3 月 31 日までの間に転換し 指定介護老人福祉施設を開設しよ 旧第 1 ( 略 ) 第 2 人員に関する基準 ( 基準省令第 2 条 ) 3 機能訓練指導員基準省令第 2 条第 7 項の 訓練を行う能力を有すると認められる者 とは 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 看護職員 柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有する者とする ただし 入所者の日常生活やレクリエーション 行事等を通じて行う機能訓練指導については 当該施設の生活相談員又は介護職員が兼務して行っても差し支えないこと 4~6 ( 略 ) 第 3 設備に関する基準 ( 基準省令第 3 条 ) 1~3 ( 略 ) 4 経過措置等 ( 基準省令附則第 4 条 第 5 条 第 7 条 第 8 条 第 9 条 ) 設備に関する基準については 以下の経過措置等が設けられているので留意すること (4) 病院の療養病床転換による食堂及び機能訓練室に関する基準の緩和一般病床 療養病床若しくは老人性認知症疾患療養病棟を有する病院の一般病床 療養病床若しくは老人性認知症疾患療養病棟を平成 30 年 3 月 31 日までの間に転換し 指定介護老人福祉施設を開設しようとする場合において 当該転換に係る食堂の面積は 入所者 1 人当たり1 平方メートル以上を有し 機能訓練室の面積は 40 平方メートル以上であればよいこととする ただし 食事の提供又は機能訓練を行う場合において 当該食事の提供又は機能訓練に支障がない広さを確保することができるときは 同一の場所とすることができるものとする ( 附則第 7 条 ) (5) 診療所の療養病床転換による食堂及び機能訓練室に関する基準の緩和一般病床又は療養病床を有する診療所の一般病床又は療養病床を平成 30 年 3 月 31 日までの間に転換し 指定介護老人福祉施設を開設しようとする場合において 当該転換に係る食堂及び機能訓練室については 次の基準のいずれかに適合するものであればよいこととする ( 附則第 8 条 ) 一 二 ( 略 ) (6) 病院及び診療所の療養病床転換による廊下幅に関する基準の緩和一般病床 療養病床若しくは老人性認知症疾患療養病棟を有する病院の一般病床 療養病床若しくは老人性認知症疾患療養病棟又は一般病床若しくは療養病床を有する診療所の一般病床若しくは療養病床を平成 30 年 3 月 31 日までの間に転換し 指定介護老人福祉施設を開設しよ 1

新うとする場合において 当該転換に係る廊下の幅については 内法による測定で 1.2メートル以上であればよいこととする ただし 中廊下の幅は 内法による測定で 1.6 メートル以上であればよいこととする なお 廊下の幅は 壁から測定した幅でよいこととする ( 附則第 9 条 ) 第 4 運営に関する基準 1 内容及び手続の説明及び同意基準省令第 4 条は 指定介護老人福祉施設は 入所者に対し適切な指定介護福祉施設サービスを提供するため その提供の開始に際し あらかじめ 入所申込者又はその家族に対し 当該指定介護老人福祉施設の運営規程の概要 従業者の勤務体制 事故発生時の対応 苦情処理の体制 提供するサービスの第三者評価の実施状況 ( 実施の有無 実施した直近の年月日 実施した評価機関の名称 評価結果の開示状況 ) 等の入所申込者がサービスを選択するために必要な重要事項について わかりやすい説明書やパンフレット等の文書を交付して懇切丁寧に説明を行い 当該施設から指定介護福祉施設サービスの提供を受けることにつき同意を得なければならないこととしたものである なお 当該同意については 入所者及び指定介護老人福祉施設双方の保護の立場から書面によって確認することが望ましいものである 2~8 ( 略 ) 9 指定介護福祉施設サービスの取扱方針 (1) 基準省令第 11 条第 3 項に規定する処遇上必要な事項とは 施設サービス計画の目標及び内容並びに行事及び日課等も含むものである (2) 同条第 4 項及び第 5 項は 当該入所者又は他の入所者等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き 身体的拘束等を行ってはならず 緊急やむを得ない場合に身体的拘束等を行う場合にあっても その態様及び時間 その際の入所者の心身の状況並びに緊急やむを得ない理由を記録しなければならないこととしたものである なお 基準省令第 37 条第 2 項の規定に基づき 当該記録は 2 年間保存しなければならない (3) 身体的拘束等の適正化のための対策を検討する委員会 ( 第 6 項第 1 号 ) 同条第 6 項第 1 号の 身体的拘束等の適正化のための対策を検討する委員会 ( 以下 身体的拘束適正化検討委員会 という ) とは 身体的拘束等の適正化のための対策を検討する委員会であり 幅広い職種 ( 例えば 施設長 ( 管理者 ) 事務長 医師 看護職員 介護職員 生活相談員 ) により構成する 構成メンバーの責務及び役割分担を明確にするとともに 専任の身体的拘束等の適正化対応策を担当する者を決めておくことが必要である なお 身体的拘束適正化検討委員会は 運営委員会など他の委員会と独立して設置 運営することが必要であるが 事故防止委員会及び感染対策委員会については 関係する職種等が身体的拘束適正化検討委員会と相互に関係が深いと認められることから これと一体的に設置 運営することも差し支えない 身体的拘束適正化検討委員会の責任者はケア全般の責任者であることが望ましい また 身体的拘束適正化検討委員会には 第三者や専門家を活用すること 旧うとする場合において 当該転換に係る廊下の幅については 内法による測定で 1.2メートル以上であればよいこととする ただし 中廊下の幅は 内法による測定で 1.6メートル以上であればよいこととする なお 廊下の幅は 壁から測定した幅でよいこととする ( 附則第 9 条 ) 第 4 運営に関する基準 1 内容及び手続の説明及び同意基準省令第 4 条は 指定介護老人福祉施設は 入所者に対し適切な指定介護福祉施設サービスを提供するため その提供の開始に際し あらかじめ 入所申込者又はその家族に対し 当該指定介護老人福祉施設の運営規程の概要 従業者の勤務体制 事故発生時の対応 苦情処理の体制等の入所申込者がサービスを選択するために必要な重要事項について わかりやすい説明書やパンフレット等の文書を交付して懇切丁寧に説明を行い 当該施設から指定介護福祉施設サービスの提供を受けることにつき同意を得なければならないこととしたものである なお 当該同意については 入所者及び指定介護老人福祉施設双方の保護の立場から書面によって確認することが望ましいものである 2~8 ( 略 ) 9 指定介護福祉施設サービスの取扱方針 (1) 基準省令第 11 条第 3 項に規定する処遇上必要な事項とは 施設サービス計画の目標及び内容並びに行事及び日課等も含むものである (2) 同条第 4 項及び第 5 項は 当該入所者又は他の入所者等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き 身体的拘束等を行ってはならず 緊急やむを得ない場合に身体的拘束等を行う場合にあっても その態様及び時間 その際の入所者の心身の状況並びに緊急やむを得ない理由を記録しなければならないこととしたものである なお 基準省令第 37 条第 2 項の規定に基づき 当該記録は 2 年間保存しなければならない 2

新が望ましく その方策として 精神科専門医等の専門医の活用等が考えられる 指定介護老人福祉施設が 報告 改善のための方策を定め 周知徹底する目的は 身体的拘束等の適正化について 施設全体で情報共有し 今後の再発防止につなげるためのものであり 決して従業者の懲罰を目的としたものではないことに留意することが必要である 具体的には 次のようなことを想定している 1 身体的拘束等について報告するための様式を整備すること 2 介護職員その他の従業者は 身体的拘束等の発生ごとにその状況 背景等を記録するとともに 1の様式に従い 身体的拘束等について報告すること 3 身体的拘束適正化検討委員会において 2により報告された事例を集計し 分析すること 4 事例の分析に当たっては 身体的拘束等の発生時の状況等を分析し 身体的拘束等の発生原因 結果等をとりまとめ 当該事例の適正性と適正化策を検討すること 5 報告された事例及び分析結果を従業者に周知徹底すること 6 適正化策を講じた後に その効果について評価すること (4) 身体的拘束等の適正化のための指針 ( 第 6 項第 2 号 ) 指定介護老人福祉施設が整備する 身体的拘束等の適正化のための指針 には 次のような項目を盛り込むこととする 1 施設における身体的拘束等の適正化に関する基本的考え方 2 身体的拘束適正化検討委員会その他施設内の組織に関する事項 3 身体的拘束等の適正化のための職員研修に関する基本方針 4 施設内で発生した身体的拘束等の報告方法等のための方策に関する基本方針 5 身体的的拘束等発生時の対応に関する基本方針 6 入所者等に対する当該指針の閲覧に関する基本方針 7 その他身体的拘束等の適正化の推進のために必要な基本方針 (5) 身体的拘束等の適正化のための従業者に対する研修 ( 第 6 項第 3 号 ) 介護職員その他の従業者に対する身体的拘束等の適正化のための研修の内容としては 身体的拘束等の適正化の基礎的内容等の適切な知識を普及 啓発するとともに 当該指定介護老人福祉施設における指針に基づき 適正化の徹底を行うものとする 職員教育を組織的に徹底させていくためには 当該指定介護老人福祉施設が指針に基づいた研修プログラムを作成し 定期的な教育 ( 年 2 回以上 ) を開催するとともに 新規採用時には必ず身体的拘束等の適正化の研修を実施することが重要である また 研修の実施内容についても記録することが必要である 研修の実施は 職員研修施設内での研修で差し支えない 10 施設サービス計画の作成基準省令第 12 条は 入所者の課題分析 サービス担当者会議の開催 施設サービス計画の作成 旧 10 施設サービス計画の作成基準省令第 12 条は 入所者の課題分析 サービス担当者会議の開催 施設サービス計画の作成 3

新施設サービス計画の実施状況の把握など 施設サービスが施設サービス計画に基づいて適切に行われるよう 施設サービス計画に係る一連の業務のあり方及び当該業務を行う介護支援専門員 ( 以下 計画担当介護支援専門員 という ) の責務を明らかにしたものである なお 施設サービス計画の作成及びその実施に当たっては いたずらにこれを入所者に強制することとならないように留意するものとする (4) 課題分析における留意点 ( 第 4 項 ) 計画担当介護支援専門員は 解決すべき課題の把握 ( 以下 アセスメント という ) に当たっては 必ず入所者及びその家族に面接して行わなければならない この場合において 入所者やその家族との間の信頼関係 協働関係の構築が重要であり 計画担当介護支援専門員は 面接の趣旨を入所者及びその家族に対して十分に説明し 理解を得なければならない なお このため 計画担当介護支援専門員は面接技法等の研鑽に努めることが重要である なお 家族への面接については 幅広く課題を把握する観点から テレビ電話等の通信機器等の活用により行われるものを含むものとする (5) (6) ( 略 ) (7) 施設サービス計画原案の説明及び同意 ( 第 7 項 ) 施設サービス計画は 入所者の希望を尊重して作成されなければならない このため 計画担当介護支援専門員に 施設サービス計画の作成に当たっては これに位置付けるサービスの内容を説明した上で文書によって入所者の同意を得ることを義務づけることにより サービスの内容への入所者の意向の反映の機会を保障しようとするものである なお 当該説明及び同意を要する施設サービス計画の原案とは いわゆる施設サービス計画書の第 1 表及び第 2 表 ( 介護サービス計画書の様式及び課題分析標準項目の提示について ( 平成 11 年 11 月 12 日老企第 29 号厚生省老人保健福祉局企画課長通知 ) に示す標準様式を指す ) に相当するものを指すものである また 施設サービス計画の原案について 入所者に対して説明し 同意を得ることを義務づけているが 必要に応じて入所者の家族に対しても説明を行い同意を得る ( 通信機器等の活用により行われるものを含む ) ことが望ましいことに留意されたい (8)~(11) ( 略 ) 11~18 ( 略 ) 19 緊急時等の対応 ( 基準省令第 21 条の2) 基準省令第 20 条の2は 入所者の病状の急変等に備えるため 施設に対してあらかじめ配置医師による対応その他の方法による対応方針を定めなければならないことを義務付けるものである 対応方針に定める規定としては 例えば 緊急時の注意事項や病状等についての情報共有の方法 曜日や時間帯ごとの医師との連携方法や診察を依頼するタイミング等があげられる 20~22 ( 略 ) 旧施設サービス計画の実施状況の把握など 施設サービスが施設サービス計画に基づいて適切に行われるよう 施設サービス計画に係る一連の業務のあり方及び当該業務を行う介護支援専門員 ( 以下 計画担当介護支援専門員 という ) の責務を明らかにしたものである なお 施設サービス計画の作成及びその実施に当たっては いたずらにこれを入所者に強制することとならないように留意するものとする (4) 課題分析における留意点 ( 第 4 項 ) 計画担当介護支援専門員は 解決すべき課題の把握 ( 以下 アセスメント という ) に当たっては 必ず入所者及びその家族に面接して行わなければならない この場合において 入所者やその家族との間の信頼関係 協働関係の構築が重要であり 計画担当介護支援専門員は 面接の趣旨を入所者及びその家族に対して十分に説明し 理解を得なければならない なお このため 計画担当介護支援専門員は面接技法等の研鑽に努めることが重要である (5) (6) ( 略 ) (7) 施設サービス計画原案の説明及び同意 ( 第 7 項 ) 施設サービス計画は 入所者の希望を尊重して作成されなければならない このため 計画担当介護支援専門員に 施設サービス計画の作成に当たっては これに位置付けるサービスの内容を説明した上で文書によって入所者の同意を得ることを義務づけることにより サービスの内容への入所者の意向の反映の機会を保障しようとするものである なお 当該説明及び同意を要する施設サービス計画の原案とは いわゆる施設サービス計画書の第 1 表及び第 2 表 ( 介護サービス計画書の様式及び課題分析標準項目の提示について ( 平成 11 年 11 月 12 日老企第 29 号厚生省老人保健福祉局企画課長通知 ) に示す標準様式を指す ) に相当するものを指すものである また 施設サービス計画の原案について 入所者に対して説明し 同意を得ることを義務づけているが 必要に応じて入所者の家族に対しても説明を行い同意を得ることが望ましいことに留意されたい (8)~(11) ( 略 ) 11~18 ( 略 ) 19~21 4

新 22 運営規程基準省令第 23 条は 指定介護老人福祉施設の適正な運営及び入所者に対する適切な指定介護福祉施設サービスの提供を確保するため 同条第 1 号から第 7 号までに掲げる事項を内容とする規程を定めることを指定介護老人福祉施設ごとに義務づけたものであるが 特に次の点に留意するものとする (4) 非常災害対策 ( 第 6 号 ) 25の非常災害に関する具体的計画を指すものであること (5) ( 略 ) 24~33 ( 略 ) 第 5 ユニット型指定介護老人福祉施設 3 設備に関する要件 ( 基準省令第 40 条 ) (4) 居室 ( 第 1 号イ ) 1~4 ( 略 ) 5 居室の床面積等ユニット型指定介護老人福祉施設では 居宅に近い居住環境の下で 居宅における生活に近い日常の生活の中でケアを行うため 入居者は長年使い慣れた箪笥 ( たんす ) などの家具を持ち込むことを想定しており 居室は次のいずれかに分類される イ ( 略 ) ロユニット型個室的多床室ユニットに属さない居室を改修してユニットを造る場合であり 床面積は 10.65 平方メートル以上 ( 居室内に洗面設備が設けられているときはその面積を含み 居室内に便所が設けられているときはその面積を除く ) とすること この場合にあっては 入居者同士の視線が遮断され 入居者のプライバシーが十分に確保されていれば 天井と壁との間に一定の隙間が生じていても差し支えない 壁については 家具等のように可動のもので室内を区分しただけのものは認められず 可動でないものであって プライバシーの確保のために適切な素材であることが必要である 居室であるためには 一定程度以上の大きさの窓が必要であることから 多床室を仕切って窓のない居室を設けたとしても個室的多床室としては認められない また 居室への入口が 複数の居室で共同であったり カーテンなどで仕切られているに過ぎないような場合には 十分なプライバシーが確保されているといえず 個室的多床室としては認められないものである 旧 22 運営規程基準省令第 23 条は 指定介護老人福祉施設の適正な運営及び入所者に対する適切な指定介護福祉施設サービスの提供を確保するため 同条第 1 号から第 7 号までに掲げる事項を内容とする規程を定めることを指定介護老人福祉施設ごとに義務づけたものであるが 特に次の点に留意するものとする (4) 非常災害対策 ( 第 6 号 ) 24の非常災害に関する具体的計画を指すものであること (5) ( 略 ) 23~32 ( 略 ) 第 5 ユニット型指定介護老人福祉施設 3 設備に関する要件 ( 基準省令第 40 条 ) (4) 居室 ( 第 1 号イ ) 1~4 ( 略 ) 5 居室の床面積等ユニット型指定介護老人福祉施設では 居宅に近い居住環境の下で 居宅における生活に近い日常の生活の中でケアを行うため 入居者は長年使い慣れた箪笥 ( たんす ) などの家具を持ち込むことを想定しており 居室は次のいずれかに分類される イ ( 略 ) ロユニット型準個室ユニットに属さない居室を改修してユニットを造る場合であり 床面積は 10.65 平方メートル以上 ( 居室内に洗面設備が設けられているときはその面積を含み 居室内に便所が設けられているときはその面積を除く ) とすること この場合にあっては 入居者同士の視線が遮断され 入居者のプライバシーが十分に確保されていれば 天井と壁との間に一定の隙間が生じていても差し支えない 壁については 家具等のように可動のもので室内を区分しただけのものは認められず 可動でないものであって プライバシーの確保のために適切な素材であることが必要である 居室であるためには 一定程度以上の大きさの窓が必要であることから 多床室を仕切って窓のない居室を設けたとしても準個室としては認められない また 居室への入口が 複数の居室で共同であったり カーテンなどで仕切られているに過ぎないような場合には 十分なプライバシーが確保されているといえず 準個室としては認められないものである 5

新入居者へのサービス提供上必要と認められる場合に2 人部屋とするときは21.3 平方メートル以上とすること なお ユニットに属さない居室を改修してユニットを造る場合に 居室がイの要件を満たしていれば ユニット型個室に分類される (5)~(8) ( 略 ) (9) (10) ( 略 ) 4~8 ( 略 ) 9 運営規程 ( 基準省令第 46 条 ) (1) ( 略 ) (2) 第 4の 23の (1) 及び (3) から (5) までは ユニット型指定介護老人福祉施設について準用する この場合において 第 4の23 中 基準省令第 23 条 とあるのは 基準省令第 46 条 と 同条第 1 号から第 7 号まで とあるのは 同条第 1 号から第 8 号まで と 同 (3) 中 第 5 号 とあるのは 第 6 号 と 同 (4) 中 第 6 号 とあるのは 第 7 号 と 同 (5) 中 第 7 号 とあるのは 第 8 号 と読み替えるものとする 10 勤務体制の確保等 (1) (2) ( 略 ) (3) ユニット型指定介護老人福祉施設における勤務体制の確保等については 前記の (1) 及び (2) によるほか 第 4の 24を準用する この場合において 第 4の24 中 第 24 条 とあるのは 第 47 条 と 同 (2) 中 同条第 2 項 とあるのは 同条第 3 項 と 同 (3) 中 同条第 3 項 とあるのは 同条第 4 項 と読み替えるものとする 11 準用基準省令第 49 条の規定により 基準省令第 4 条から第 8 条まで 第 10 条 第 12 条 第 15 条 第 17 条から第 22 条の2まで及び第 26 条から第 37 条までの規定は ユニット型指定介護老人福祉施設について準用されるものであるため 第 4の1から6まで 8 10 13 15から 22まで及び25 から 33までを参照されたい この場合において 第 4の10の (5) のなお書きは なお ここでいう指定介護福祉施設サービスの内容は 入居者が自らの生活様式や生活支援に沿って 自律的な日常生活を営むことができるように 1 日の生活の流れの中で行われる支援の内容を指すものである と読み替えるものとする 旧入居者へのサービス提供上必要と認められる場合に2 人部屋とするときは 21.3 平方メートル以上とすること なお ユニットに属さない居室を改修してユニットを造る場合に 居室がイの要件を満たしていれば ユニット型個室に分類される (5)~(8) ( 略 ) (9) (10) ( 略 ) 4~8 ( 略 ) 9 運営規程 ( 基準省令第 46 条 ) (1) ( 略 ) (2) 第 4の 22の (1) 及び (3) から (5) までは ユニット型指定介護老人福祉施設について準用する この場合において 第 4の22 中 基準省令第 23 条 とあるのは 基準省令第 46 条 と 同条第 1 号から第 7 号まで とあるのは 同条第 1 号から第 8 号まで と 同 (3) 中 第 5 号 とあるのは 第 6 号 と 同 (4) 中 第 6 号 とあるのは 第 7 号 と 同 (5) 中 第 7 号 とあるのは 第 8 号 と読み替えるものとする 10 勤務体制の確保等 (1) (2) ( 略 ) (3) ユニット型指定介護老人福祉施設における勤務体制の確保等については 前記の (1) 及び (2) によるほか 第 4の 23を準用する この場合において 第 4の 23 中 第 24 条 とあるのは 第 47 条 と 同 (2) 中 同条第 2 項 とあるのは 同条第 3 項 と 同 (3) 中 同条第 3 項 とあるのは 同条第 4 項 と読み替えるものとする 11 準用基準省令第 49 条の規定により 基準省令第 4 条から第 8 条まで 第 10 条 第 12 条 第 15 条 第 17 条から第 22 条の2まで及び第 26 条から第 37 条までの規定は ユニット型指定介護老人福祉施設について準用されるものであるため 第 4の1から6まで 8 10 13 15から21まで及び24 から 32 までを参照されたい この場合において 第 4の 10の (5) のなお書きは なお ここでいう指定介護福祉施設サービスの内容は 入居者が自らの生活様式や生活支援に沿って 自律的な日常生活を営むことができるように 1 日の生活の流れの中で行われる支援の内容を指すものである と読み替えるものとする 6