役場周辺地域の都市計画の 見直しについて

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大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

区域の整備 開発及び保全に関する方針地建築区物等整に関備する計事項画地区計画ガイド八日市出町地区 八日市出町地区 地区計画の内容 名称八日市出町地区地区計画 位 置 金沢市八日市出町の一部 面積地区計画の目標土地利用の方針建築物等の整備方針 約 10.7 ha 本地区は 市中心部の南西約 4kmに位

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用途地域変更の考え方 ( 素案 ) 1 駅 駅前広場 アクセス道路沿道の土地利用の促進 駅 北側沿道 25m 以内及び沿道南側街区を近隣商業地域へ変更 18

届出の手引き

公津西地区地区計画運用基準

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

鹿島臨海都市計画地区計画の決定

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南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

地区 の 区分 名称駅南口西街区地区駅南口東街区地区駅北口駅前広場地区 面積約 2.8 ha 約 0.6 ha 約 1.7 ha 用途地域による用途制限の他に 次の各号に掲げる建築物は 建築し てはならない 地区整備計画 建築物等に関する事項 建築物の 用途の制限 1. 指定道路 1 に面する敷地の

金沢都市計画地区計画の変更

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名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

名古屋都市計画地区計画の決定計画書 ( ノリタケの森地区計画 ) ( 名古屋市決定 )

都市計画法に基づく手続きの予定スケジュール 岩手県事前協議 平成 8 年 5 月 ~7 月 住民説明会 平成 8 年 8 月 9 日 都市計画案の縦覧 ( 意見書の提出期間 ) 平成 8 年 9 月 5 日 ~9 月 0 日 釜石市都市計画審議会 平成 8 年 0 月中旬 岩手県本協議 平成 8 年

スライド 1

新千里西町B団地地区地区計画

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調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

地区計画について用途地域等の都市計画に加えて 地区単位で建物等の用途や形態 敷地などに対する制限を総合的に計画し 規制 誘導することにより 地区の特性を活かした良好な市街地環境の形成を図る制度です 野中地区地区計画の目的野中地区では 道路や公園等の都市基盤施設を一体的に整備改善し 健全で良好な住宅地

Microsoft Word - 10用途地域.docx

地区整備計画書地区整備計画建築物等に関する事項地区の区分 地区の名称地区の面積 建築物等の用途の制限 建築物の敷地面積の最低限度 建築物の延べ床面積の敷地面積に対する割合の最高限度建築物の建築面積の敷地面積に対する割合の最高限度 壁面の位置の制限 独立住宅地区 A 約 21.9 ha (1) 長屋

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緑ヶ丘地地計画 ( 前項つづき ) 地 計 画 地施設の設置及び規模 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地名称の分建築物の用途の制限 緑地広場歩道状空地行政センター地 ( A) 面積約 2,000 m2 計画図表示のとおり 面積約 150 m2 計画図表示のとおり 幅員 2m 延長約 290m

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区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 岡崎駅南リーフレット案【最終】

< 千代田五丁目地区地区計画運用基準 > 1 建築物等に関する制限について 閑静な住宅地として良好な住環境の形成 保全及び向上を図るため 地区計画 で次のように定めています (1) 建築物の用途 地区計画で次のような建築物の用途の制限をしています 1 住宅地区 A 2 住宅地区 B 下記の建築物は

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

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市原都市計画地区地区計画の変更(市原市決定)

第2章

都市計画変更素案に関する説明会 建築規制の変更に関する説明会 特定整備路線補助 29 号線 井 東 込区間 (JR 横須賀線 区界 ) 沿道 日時 : 平成 29 年 8 3 ( ) 場所 : 品川区 伊藤 学校 前方右側に手話通訳者を配置しております 必要な方はお近くの席にお移り願います 1 本日

地区計画の目標 方針 名称下連雀五丁目第二地区地区計画 位置三鷹市下連雀五丁目地内 面積約 6.5ha 地区計画の 目 区域の整備 開発及び保全に関する方針 整備の方針 標 土地利用の方針 地区施設の整備の方針 建築物等の 本地区は 市の中心部に位置し 住宅や工場などが混在する地域にあり 日本無線株

(案)

計画書 阪神間都市計画防災街区整備地区計画の変更 ( 尼崎市決定 ) 都市計画今福 杭瀬寺島地区防災街区整備地区計画を次のように変更する 名称 位置 面積 地区計画の目標 区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設及び地区防災施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 その他当該区域の

地建築区物等整に関備する計事項画地区の細区分 1. 低層住宅地区 2. 一般住宅地区 3. 沿道サービス地区 4. 流通 業務地区 5. 工業地区 建築物等の用途の制限 ー ー ぱちんこ屋 まあじゃん屋 射的場 勝馬投票券発売所 場外車券売場その他これらに類する施設 風俗営業等の規制及び業務の適性化

住宅地区 A 約 41.1 ha (1) 長屋 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 建基法 という ) 別表第 2( い ) 項第 3 号に掲げる共同住宅 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) 寄宿舎又は下宿 (3) 建基法別表第

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地区整備地区施設の配置及び規模道計画3 の他の公共空名 称 幅 員 延 長 備考 歩行者専用道路 1 号 12 ~ 16 m 約 200 m 緑道 1 号 4 m 約 15 m 緑道 2 号 7 m 約 125 m 緑道 3 号 5 m 約 30 m 緑道 4 号 4 m 約 35 m 緑道 5 号

2 種類の用途地域のイメージ図 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域 低層住宅の良好な環境を守るための地域です 小規模なお店や事務所をかねた住宅や小中学校などが建てられます 主に低層住宅の良好な環境を守るための地域です 小中学校などのほか m2までの一定のお店など

種別 名称 幅員等 延長又は面積 摘要 道路 区画道路 1 号区画道路 2 号区画道路 3 号区画道路 4 号区画道路 5 号区画道路 6 号区画道路 7 号 12.0m 12.0m 0.8~5.0m 2.6~8.3m 2.25m 1.65m 1.65m 約 790m 約 220m 約 700m 約

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

《○○○○○》

1級建築士

印西都市計画地区計画の変更 ( 印西市決定 ) 都市計画滝野地区地区計画を次のように変更する 名称滝野地区地区計画 位 置 印西市滝字新野及び字大割 滝野一丁目 滝野二丁目 滝野四丁目 滝野五丁目 滝野六丁目及び滝野七丁目の全部の区域並びに滝字大門及び滝野三丁目の各一部の区域 面積約 56.3 ha

はじめに

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

道路 市道久喜 1470 号線市道久喜 1028 号線市道久喜 1111 号線市道久喜 1471 号線市道久喜 1274 号線市道久喜 1472 号線市道久喜 1473 号線市道久喜 225 号線市道久喜 1084 号線 名称幅員延長 16.0m 15.0m 14.0m 12.5m 9.0m 6.0

立川市絶対高さを定める高度地区指定に関する検討方針 平成 26 年 5 月 立川市 0

地区計画とは 安全で快適な街並みの形成や良好な環境の保全などを目的に, 地区の特性にあったきめ細かな計画を都市計画として定めるものです 建築物等の計画については, 用途, 敷地の最低面積, 壁面の後退, 垣又はさくの構造のルールを定め, 健康で良好な市街地の形成を促し, 周辺の街並みと調和した市街地

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計

良好な操業環境の創出のために 船形地区では 土地区画整理事業により道路 公園等の都市基盤施設の整備を行い 周辺環境との調和に配慮した良好な工業地の形成を進めています そこで地区の特性に応じた 適切な土地利用の誘導を図り 国道 16 号の利便性を生かした良好な操業環境を創出していきたいと考えています

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

目次 方針策定の背景 1-1. 用途地域指定の基本的な考え方 1-2. 住居系 [ 第一種低層住居専用地域 ] [ 第二種低層住居専用地域 ] [ 第一種中高層住居専用地域 ] [ 第二種中高層住居専用地域 ] [ 第一種住居地域 ] [ 第二種住居地域 ] [ 準住居地域 ] [ 田園住居地域 ]

伊勢原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例 ( 素案 ) 伊勢原市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例 ( 昭和 63 年伊勢原市条 例第 5 号 ) の一部を次のように改正する 別表第 1に次のように加える 横浜伊勢原線沿道地区 都市計画法第 20 条

東京都市計画用途地域の変更 ( 東京都決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する ( 中野区分 ) 種類面積容積率建ぺい率 第一種低層住居専用地域 第 二 種 低層住居 専用地域 /10 15/10 4/10 5/10 外壁の後退距離の限度 建築物の敷

(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし


筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

旧(現行)


立川基地跡地昭島地区に関する 都市計画素案説明会

地区の細区分 1 流通 業務地区 2 都市型居住地区 地区 建築物 建築物等の高さの最高限度 建築物等の高さの最高限度は 15mとする ただし 敷地面積が1,000m2以上あり かつ金沢市景観審議会において都市景観上支障がないと認められた場合は 25mとする 整備計画 等に関する事項 建築物等の形態

地区整備築計画建物等に関する事項地区の 細区分 建築物の 敷地面積の 最低限度 壁面の位置の 制 限 建築物等の高さの最高限度 建築物等の形態又は色彩その他の意匠の制限 垣又は柵の構造の制限 拠点サービス地区沿道サービス地区 A 沿道サービス地区 B 沿道サービス地区 C 一般住宅地区 160 m2

上野原市規則第××号

計画書

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

1 地区計画の方針 名 称 りんくうタウン北地区地区計画 位 置 泉佐野市りんくう往来北およびりんくう往来南地内 面 積 約 134.1ha 区域の整備 開発及び保全の方針 地区計画の目標 土地利用の方針 りんくうタウンは関西国際空港の支援 補完と地域の環境改善を図ることを目的としており 日本で初め

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

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平方・中野久木物流施設地区

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Microsoft Word - 13 花井東.doc

Microsoft Word - tikukeikaku-14-2印西牧の原西地区

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- 2 - 及び規模 地区の 区分 地区施設の配置 道路 3 路線 幅員 ~ m 延長 約 m 公園 1 箇所 面積 約 m2 公共緑地 4 箇所 面積 約 m2 2 箇所 幅員 m 面積 約 m2 ( の幅員 mのうち 以上を高木植栽空間とする ただ し 門柱 門扉等の施設については この限りでは


[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

平井二丁目付近地区地区計画の概要 平井二丁目付近地区地区計画の概要をお示しします 詳しくは 同封の 平井二丁目付近 地区計画書 計画図 をご確認ください 地区計画の区域地区計画の対象区域は 下図のとおりです 平井二丁目付近地区 ( 約 28.6ha) 江戸川区平井一丁目 平井二丁目及び 小松川三丁目

(2) 地区整備計画 地区整備計画 内 容 市道千里丘新町 1 号線幅員約 7.0~19.1m 延長約 530m 地区施設の道路市道千里丘新町 2 号線幅員約 14.0~23.6m 延長約 120m 配置及び規模市道千里丘 44 号線幅員約 14.0m 延長約 300m 医療 健康創生 地区の区分

地区計画とは 地区計画制度とは 地区住民の合意により それぞれの地区の特性にふさわしいまちづくりを誘導するための計画であり それを市の 都市計画 として定め 良好な環境の街区を整備し 開発し 及び保全するための制度です 地区計画は 街区などの一定のエリアや共通した特徴を持つ地域ごとに 地域住民が主体

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(暫定逆線引き地区)地区地区計画運用基準

第 43 回四日市市都市計画審議会 第 80 号議案関連資料 1. 四日市都市計画地区計画の変更 ( 小古曽地区地区計画の決定 ) に関する地権者からの都市計画提案書について ( 関連資料 -1) 2. 小古曽地区地区計画比較表 ( 都市計画提案と地区計画決定 ) ( 関連資料 2) 1

位 置 新宿区赤城下町 中里町 天神町 赤城元町 矢来町及び改代町各地内 面 積 約 4.6ha 地区名称住宅地区住工共存地区 A 住工共存地区 B 幹線道路沿道地区の区面積約 3.7ha 約 0.3ha 約 0.4ha 約 0.2ha 分 1 マージャン屋 ぱちんこ屋 射的場 勝馬投票券発売所 場

都市計画の概要

条例解説6~11条

都市計画図 外神田二・三丁目地区(PDF)

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

福知山都市計画地区計画の変更(福知山市決定)

その他当該区域の整備 開発及び保全に関する方針 近隣商業地区では 周辺地域との調和のとれた緑のネットワークの形成を図るため 敷地内の緑化や屋上緑化 壁面緑化を推進し その他の地区においても 緑豊かで潤いのある環境を創出するため 敷地内の緑化を推進する 位置東久留米市南沢五丁目地内 面積約 6.3ha

< 成台中地区地区計画運用基準 > 1 建築物等に関する制限について 地域核として良好な商業及び住居系市街地の形成 保全及び向上を図るため 地区 計画で次のように定めています (1) 建築物の用途 地区計画で次のような建築物の用途の制限をしています 1 一般住宅地区 下記の建築物は 建築することがで

Ⅰ 用途地域指定の基本方針 1 用途地域別 市街地像 と指定の基本方針 1 2 境界の設定 4 3 用途地域見直しの時期 5 4 その他の地域地区や地区計画の活用 6 Ⅱ 用途地域の指定基準 第一種低層住居専用地域 7 第二種低層住居専用地域 9 第一種中高層住居専用地域 11 第二種中高層住居専用

建築地区整60m 50m 物等に関する事地区の細区分 地区 都心商業業務地区 B 地区 地区 商業業務地区 B 地区 備計画都市計画道路金沢駅港線 ( 駅西広場を含む ) 項建築物の延べ 屋根の色は黒 グレー 茶などを基調とした落ち着いた色調とするとともに形態及び意匠は都市景 面積の敷地面 に面する

Transcription:

資料 2 平成 25 年度 第 1 回 島本町都市計画審議会 役場周辺地域の都市計画の見直しについて 日時 : 平成 25 年 10 月 17 日 ( 木 ) 午後 2 時 島本町総合政策部政策推進課 1

本日の付議案件 議第 29 号北部大阪都市計画用途地域の変更 議第 30 号北部大阪都市計画高度地区の変更 議第 31 号北部大阪都市計画桜井三丁目北地区地区計画の決定 2

はじめに 役場周辺の既存の研究所を含む一体の区域について 産業系地区として研究機能の集積を誘導するため 現在の第二種住居地域から準工業地域へ用途地域の変更を行います あわせて周辺の居住環境と調和した良好なまちづくりを進めるため 地区計画の導入を行います 3

用途地域制度とは 用途地域制度とは 静かな住宅地や研究機能をもった産業地など 地域の特性に応じて 建築物の用途 容積率 建ぺい率 高さなどの規制 誘導をする都市計画法に基づく制度 暮らしやすいまち の実現 その他の制度 ( 防火 準防火地域 高度地区等 ) さらにきめ細かく 建物の構造 用途 形態を規制 誘導 4

現在の用途地域 5

高度地区とは 高度地区とは 主に日照権を確保するために 建築物の最高限度又は最低限度を定めるもの 本町では各用途地域にあわせて 高度地区を指定している 第一種低層住居専用地域 第一種高度地区 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域第一種住居地域第二種住居地域 第二種高度地区 6

高度地区とは 第二種高度地区とは 建築物の各部分の高さは 当該部分から前面道路の反対側の境界線又は隣地境界線までの真北方向の水平距離に 0.6 を乗じて得たものに 10 メートルを加えたもの以下とする 7

地区計画制度とは 地区計画制度とは 地区の特性を生かしたきめ細やかなまちづくりのルール を定めるもの 地区計画 地区計画の目標等 地区計画の目標 地区整備計画 区域の整備 開発 保全に関する方針 建築物等の用途 敷地 形態に関する事項など 地域の特性にあわせて 必要な事項を選んで具体的なまちづくりのルールを定めます 8 土地利用の方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針

用途地域等の見直しと地区計画導入にあたっての背景 背景 1. 町の計画の位置づけ 1 第四次島本町総合計画 企業立地の促進 用途地域の見直し 2 島本町都市計画マスタープラン 町役場周辺地域については産業系地区として 研究施設及び社宅 寮が集積していることから 居住環境と調和した研究機能などの集積を誘導 産業の拠点として研究施設などの集積を促進 9

用途地域等の見直しと地区計画導入にあたっての背景 島本町都市計画マスタープラン地域別構想図 10

用途地域等の見直しと地区計画導入にあたっての背景 2. 企業意向の聴取 島本町都市計画マスタープラン で土地利用方針が産業系地区と位置づけられ 現在 第二種住居地域となっている役場周辺地域に立地している企業に対し 平成 24 年 5~6 月及び平成 25 年 6 月に 今後の企業活動の意向などのアンケート調査を実施 現行の第二種住居地域では 企業活動に支障をきたしている地域がある 11

用途地域等の見直しと地区計画導入にあたっての背景 3. 企業立地の促進 島本町企業立地促進条例 に基づき 企業の立地を促進し 島本町の経済の活性化を図る 本町の特性に適した企業立地を促進するため 環境づくりや制度の検討を進める 4. 町有地 ( 町営鶴ヶ池住宅跡地 ) の売却方針 企業立地を促進するため 都市計画の変更区域内にある町有地 町役場周辺については産業系地区として 研究施設及び社 ( 町営鶴ヶ池住宅跡地 ) の売却を進める 宅 寮が集積していることから 居住環境と調和した研究機能などの集積を誘導します ( 島本町都市計画マスタープラン 12 )

用途地域等の見直しと地区計画導入にあたっての背景 都市計画の見直し 町営鶴ヶ池住宅跡地及び既存の研究所を含む一体の区域 ( 約 2.6 ヘクタール 現状第二種住居地域 ) について 企業立地 研究機能の更新 集積を誘導するのに適した用途地域にする必要がある 併せて周辺地域や隣接する住宅地への配慮が必要 準工業地域への変更と地区計画の導入を行う 研究機能を備えた良好なまちづくりを進める 13

用途地域等の見直し及び地区計画について 第二種住居地域から準工業地域へ変更 14

用途地域等の見直し及び地区計画について 用途地域等の見直しと地区計画の導入 赤枠の部分 ( 町有地を含む ) を第二種住居地域から準工業地域に変更 高度地区について 用途地域の変更に伴い 北側斜線制限を定めた第二種高度地区の適用を除外 同じく赤枠の部分に地区計画を導入 用途の制限 建築物の高さの最高限度などを定める 建ぺい率 (60%) 容積率 (200%) については 従来と同じ基準のまま 15

用途地域等の見直し及び地区計画について 用途地域は変更しますが 周辺の居住環境と調和しないものは これまでより厳しく 建てられないよう地区計画を定める 建築することができる 建築してはならない ( 地区計画 ) 建築してはならない 建築物の用途 用途地域の種類 第 2 種住居地域 準工業地域 住居系 公益施設系 一般住宅 老人ホーム等神社 寺院 教会等老人福祉センター 児童厚生施設等幼稚園 小学校 中学校 高等学校等 16

用途地域等の見直し及び地区計画について 建築物の用途 用途地域の種類 第 2 種住居地域 準工業地域 店舗 飲食店 事務所等 商業系 ボーリング場 スケート場 水泳場等ホテル 旅館自動車教習所床面積の合計が15m2を超える畜舎マージャン屋 ぱちんこ屋 射的屋 勝馬投票券売場等カラオケボックス等 2 階以下 かつ床面積の合計が300m2以下のもの自動車車庫 3 階以上 又は床面積の合計が300m2を超えるもの倉庫業を営む倉庫劇場 映画館 演芸場 観覧場料理店 キャバレー ナイトクラブ ダンスホール等個室付浴場業に係る公衆浴場等 居住環境を守るため これまで建てることができた用途を新たに制限する 用途地域を変更しても居住環境を守るため 従来通りこれらの用途を制限する 延べ床面積が 10,000 m2を超える大規模建築物は建築してはならない 17

用途地域等の見直し及び地区計画について 建築物の用途 用途地域の種類 第 2 種住居地域 準工業地域 工業系 工場 自動車修理工場 作業場の床面積の合計が 50 m2以下 原動機を使用する工場で作業場の床面積の合計が 50 m2超 150 m2以下のもの 原動機を使用する工場で作業場の床面積の合計が 150 m2を超えるもの 危険性が大きい又は著しく環境を悪化させるおそれのあるもの 作業場の床面積の合計が 300 m2以下のもの 用途地域を変更しても居住環境を守るため 従来通りこれらの用途を制限する 火薬類 石油類 ガス等の危険物の貯蔵 処理施設 量が非常に尐ないもの量が尐ないもの量がやや多いもの量が多いもの 18 用途地域の変更により自家発電装置に使える燃料や分析装置用の溶媒の貯蔵量などが現在より増える

地区計画について 地区計画を定め 周辺の居住環境に配慮した 研究機能の拡充促進を図る 地区計画の目標 名称桜井三丁目北地区地区計画 位置島本町桜井三丁目の一部 面積約 2.6 ヘクタール 地区計画の目標 本地区は JR 島本駅より北約 500m に位置し 周辺は公共施設が充実している地区である また 企業の研究施設等が集積していることから 安全性を確保しながら 公共施設や周辺の居住環境と調和した研究機能の集積を誘導する 19

地区計画について 区域の整備 開発 保全に関する方針 土地利用の方針 建築物等の整備の方針 研究施設の更新 建設を誘導するとともに 既存の道路等の施設の維持 保全や 公共施設や周辺の居住環境と調和した市街地環境の確保を図る 周辺の居住環境と調和し 公害の防止に配慮した研究機能を主とした良好な産業地区を形成するため 建築物等の整備方針として以下のものを設定する 1 研究施設を誘導し 周辺の環境に配慮するため 建築物の用途の制限を定める 2 ゆとりある市街地環境を確保するために 建築物の敷地の最低限度及び建築物の緑化率の最低限度を定める 3 良好な都市景観を形成するために 壁面の位置の制限 壁面後退区域における工作物の設置の制限 建築物等の形態又は色彩その他の意匠の制限及びかき又はさくの構造制限を定める 4 周辺の居住環境と調和した市街地環境の確保を図るため 建築物等の高さの最高限度を定める 20

地区計画について 地区整備計画 建築物等に関する事項 1 建築できないもの 1 これまで建てることができた用途を新たに制限 1 ボーリング場 スケート場 水泳場 ゴルフ練習場 バッティング練 用途の 制限 習場その他これらに類する運動施設 2 ホテル又は旅館 3 自動車教習所 4 床面積の合計が15m2を超える畜舎 5 マージャン屋 ぱちんこ屋 射的屋 勝馬投票券発売所 場外車券売場その他これらに類するもの 6 カラオケボックスその他これに類するもの 21

地区計画について 地区整備計画 建築物等に関する事項 2 建築できないもの 2 用途地域を変更しても居住環境を守るため 従来通りこれらの用途を制限 用途の 制限 7 建築基準法別表第二 ( へ ) 項第四号に掲げる建築物 ( 自動車車庫で床面積の合計が 300 m2を超えるもの 又は 3 階以上の部分にあるもの ) 8 倉庫業を営む倉庫 9 劇場 映画館 演芸場 観覧場 10 キャバレー 料理店 ナイトクラブ ダンスホールその他これらに類するもの 11 建築基準法別表第二 ( へ ) 項第二号に掲げる建築物 ( 原動機を使用する工場で作業場の床面積の合計が 50 m2を超えるもの ) 12 建築基準法別表第二 ( り ) 項第三号に掲げる建築物 ( 危険性や環境悪化のおそれがやや多い工場 ) 13 作業場の床面積の合計が 300 m2以下の自動車修理工場 14 日刊新聞印刷所 22

地区計画について 地区整備計画 建築物等に関する事項 3 敷地面積の最低限度 建築物の敷地面積の最低限度は 3,000 m2とする 道路境界線から 5m 以上 その他の隣地境界線から 3m 以上とする 壁面の位置の制限 壁面後退区域における工作物の設置の制限 屋外広告物は 自己の用に供するもののみとする 23

地区計画について 地区整備計画 建築物等に関する事項 4 1 建築物の外観の各立面の色彩は 刺激的な色彩や装飾 ( 光 又は明かりを用い 点滅する装置を含む ) を避け 周辺の 形態又は色 彩その他の 意匠の制限 眺望 景観と調和するよう配慮したものとする 外壁又はこれに代わる柱及び屋根の色は 地区の環境に調和した落ち着いたものとする 2 屋外広告物は 周辺の眺望 景観と調和するように位置 大きさ 設置方法 色彩等に配慮したものとし 建築物の屋上又は屋上の工作物に表示又は掲出してはならない 24

地区計画について 地区整備計画 建築物等に関する事項 5 道路境界線側にかき又はさくを設置する場合は 生垣又は透視可能なフェンス 鉄柵等の美観を損ねるおそれのないものとする ただし その基礎で地盤面からの高さが 60cm 以下のもの又は門柱にあっては この限りではない かき又はさくの構造制限 25

地区計画について 地区整備計画 建築物等に関する事項 6 高さの最高限度 建築物の各部分の高さは 当該部分から前面道路の反対側の境界線又は隣地境界線までの真北方向の水平距離に 0.6 を乗じて得たものに 10 メートルを加えたもの以下とする 建築物の緑化率の最低限度 10 分の 2 26

危険物施設の対応 危険物施設の対応 危険物施設は 取り扱う危険物の数量により建築上の規制は異なるが 作業している者や 周囲に影響を与えないように次の構造となっている 放爆構造 壁面 床を耐火構造 屋根を軽量の不燃材料とし 天井が抜けることにより爆発のエネルギーを上部へ解放 耐火構造 壁面 床 屋根を耐火構造とし 爆発のエネルギーを建物内で消費 消防本部による立入り検査で維持管理状況を把握し 適切に指導 27

今後の町の方針 今後の町の方針 今後は 島本町都市計画マスタープラン に位置づけているその他の産業系地区について 引き続き企業意向を把握しながら必要に応じて研究機能などの集積にふさわしい都市計画の見直しを行う予定 本町の特性に適した企業立地を促進するため 環境づくりや制度の検討を進める 町役場周辺については産業系地区として 研究施設及び社宅 寮が集積していることから 居住環境と調和した研究機能 28 などの集積を誘導します ( 島本町都市計画マスタープラン ) 具体的な土地利用計画が示された区域に関して都市計画の変更を行う

都市計画変更等の経緯 ( 用途地域 高度地区 地区計画 ) 都市計画変更の経緯 平成 24 年度 5 月 ~6 月平成 25 年度 6 月 7 月 17 日 ~ 8 月 6 日 8 月 10 日 8 月 27 日 9 月 17 日 企業アンケート調査企業アンケート調査 ( 再調査 ) 島本町地区計画等の案の作成手続に関する条例第 2 条に基づき都市計画原案の告示及び縦覧 意見募集 意見の提出なし住民説明会大阪府へ意見照会 意見なし 29

都市計画変更等の経緯 ( 用途地域 高度地区 地区計画 ) 都市計画変更の経緯 9 月 17 日 ~ 9 月 30 日 10 月 4 日 10 月 8 日 10 月 17 日 10 月下旬 11 月以降 都市計画法第 17 条に基づき都市計画案の告示 縦覧及び意見募集 意見の提出 1 件大阪府知事同意協議大阪府知事同意通知島本町都市計画審議会へ付議都市計画の変更 決定及び告示地区計画の区域内における建築物等に関する制限条例の上程 30