第 3 章プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう
プレサリオとデジタルビデオで何ができる? イベントや旅行などではデジタルビデオが大活躍 後で再生すれば楽しかった思い出もよみがえります でも 同じシーンが続いたり時間だけが長かったりして 人に見せるにはちょっと... ということも多いはず そんなときは デジタルビデオをプレサリオにつないで編集してしまいましょう 必要なシーンだけをプレサリオに取り込んで シーンをつなげば OK それにちょっとした特殊効果を加えたりタイトルを入れたりすれば メリハリのあるオリジナルビデオの完成です プレサリオとデジタルビデオを使えば ビデオ編集をはじめとして次のことができます この章では プレサリオに添付しているアプリケーション Ulead VideoStudio を使って ビデオを編集する方法について説明します プレサリオとデジタルビデオを接続するには お使いのプレサリオに IEEE1394 カードが装備されている必要があります Ulead VideoStudio についてのサポートは ユーリードステムズ社にて行っています サポートについて詳しくは プレサリオアプリケーションガイド をご覧ください 28 プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう
Ulead VideoStudio でビデオを編集する ここでは Ulead VideoStudio を使ってビデオを編集し できあがった映像をテープに保存する方法について説明します 一連の手順は次のような流れになります デジタルビデオから映像を取り込む ここでは プレサリオとデジタルビデオを接続し Ulead VideoStudio を使って映像を取り込んでみましょう あらかじめプレサリオに Ulead VideoStudio をインストールしておいてください インストールの方法については プレサリオアプリケーションガイド をご覧ください Ulead VideoStudio の Ulead 製品お客様保管用カード には製品のシリアル番号が記載されていますので 大切に保管しておいてください シリアル番号がわからないとユーザサポートやアップグレード等のサービスが受けられなくなります デジタルビデオを接続する プレサリオにデジタルビデオを接続します デジタルビデオなど IEEE1394 対応機器を接続する (p.60) デジタルビデオの電源を入れて ビデオモードにします 右のようなダイアログが表示されます ビデオモード は VTR モード または 再生モード となっていることもあります 詳しくはデジタルビデオの操作説明書をご覧ください 何もしない をクリックします 常に選択した動作を実行する をクリックしてにしておくと 次にデジタルビデオを接続したときにこのダイアログは表示されなくなります プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう 29
OK ボタンをクリックします Ulead VideoStudio を起動する デスクトップの (Ulead VideoStudio 5.0SE Basic) をダブルクリックします 右のようなウィンドウが表示されます 新しいプロジェクトを作る Ulead VideoStudio ではビデオ編集の一連の作業を プロジェクト という単位で行います ここでは ピクニック という名前のプロジェクトを作ってみましょう ( プロジェクトを作成 ) をクリックします 右のようなダイアログが表示されます プロジェクト名 の欄に ピクニック と入力します OK ボタンをクリックします Ulead VideoStudio のウィンドウがキャプチャ用の表示に変わります 30 プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう
映像を取り込む 映像を取り込むことをキャプチャといいます キャプチャの時間を指定することもできますが ここでは手動でキャプチャする手順について説明します キャプチャを開始する位置までテープを戻しておきます テープの巻き戻しや再生などは Ulead VideoStudio のウィンドウで行います ( ビデオをキャプチャ ) をクリックします キャプチャが始まります キャプチャを終了したいところでもう一度リックします ( ビデオをキャプチャ ) をク キャプチャが終了します 一度のキャプチャで取り込んだ映像をクリップといいます 2 回キャプチャを繰り返せば 2 つのクリップができあがります 手順 1 から 3 を繰り返して必要なだけキャプチャします 特殊効果を加えてシーンをつなぐ 特殊効果を使うと クリップの変わり目でも自然にシーンをつなぐことができます ここでは シーンが消えていくように切り替わる クロスフェード という特殊効果を加えてみましょう Ulead VideoStudio のウィンドウ上部の 効果 をクリックします Ulead VideoStudio のウィンドウが効果用の表示に変わります プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう 31
特殊効果の種類を選びます ここでは ウィンドウ右側のをクリックして F/X をクリックします F/X の特殊効果のライブラリが表示されます クロスフェード を クリップとクリップの間にドラッグします クリップとクリップの間に クロスフェード の特殊効果が挿入されます プレビューウィンドウの再生ボタンをクリックすると 特殊効果の結果を見ることができます タイトルを入れる ここではクリップの先頭に picnic というタイトルを入れてみましょう Ulead VideoStudio のウィンドウ上部の タイトル をクリックします Ulead VideoStudio のウィンドウがタイトル用の表示に変わります 32 プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう
( タイトルクリップを作成または編集 ) をクリックします プレビューウィンドウに文字を入力する枠が表示されます picnic と入力します 必要に応じて 文字のフォントや色などを設定することができます 文字のフォント サイズ 行間 色 飾り 揃えを指定できます タイトルを表示しておく時間を指定できます タイトルの動きを指定できます ( タイムラインへ追加 ) をクリックします タイトルがタイトルトラックに追加されます プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう 33
できあがった映像を DV テープに録画する 編集が終わった映像はムービーファイルとして保存します ムービーファイルにはいろいろな形式がありますが ここでは DV テープに録画するために NTSC DV 形式 で保存します 編集した映像を確認する Ulead VideoStudio のウィンドウ上部の 完了 をクリックします Ulead VideoStudio のウィンドウが完了用の表示に変わります ( プロジェクトを再生 ) ボタンをクリックします プロジェクトで行った作業が処理され 全体が再生されます ムービーファイルを作る ( ムービーを作成 ) をクリックして NTSC DV 720 480 をクリックします 右のようなダイアログが表示されます 34 プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう
ファイル名 にムービーの名前を入力します 保存 ボタンをクリックします ムービーファイルが作成され ライブラリに追加されます 映像を DV テープに録画する 出力オプションが MS DV 録画 になっていることを確認して ( ビデオクリップをエクスポート ) をクリックします 右のようなウィンドウが表示されます このウィンドウでプレビューすることができます 次へ ボタンをクリックします 右のようなウィンドウが表示されます 録画を開始する位置まで DV テープを早送りまたは巻き戻します (DV 録画 ) ボタンをクリックします DV テープへの録画が始まります 映像が終わったところで自動的に録画が終了します プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう 35
完了 ボタンをクリックします プロジェクトを保存する ( プロジェクトを保存 ) をクリックします プロジェクトが保存されます Ulead VideoStudio を終了する Ulead VideoStudio のウィンドウ上部の をクリックします Ulead VideoStudio が終了します 36 プレサリオでデジタルビデオを使ってみよう