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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

資料編

包括規定 案

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

基本理念 1 市民参加及び協働は 市民の豊かな知識及び社会経験並びに創造的な活動を尊重して推進されなければならない まちづくりの基本理念 変更 まちづくりは 市民一人一人が市民参加を行い 協働を行うとともに できるところから自立的に活動して地域の実情に合わせて取り組むことを基本とし 次のことを考慮し

三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

寒川町自治基本条例

3. さいたま市議会の議決すべき事件等に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は さいたま市議会基本条例 ( 平成 21 年さいたま市条例第 55 号 ) 第 25 条の規定の趣旨にのっとり 市行政における基本的な計画の策定等を地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 96 条第

(5) 事業者等自転車及び自動車の製造 輸入 販売又は修理を業として行っている者及びそれらの者の団体並びにその他の事業者をいう (6) 所有者等自動車の所有権 占有権若しくは使用権を有する者若しくは最後に有した者又は自動車を放置した者若しくは放置させた者をいう (7) 廃物自転車又は自動車としての機

(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

11

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

かにするとともに 県の施策の基本となる事項を定めることにより 食の安全 安心の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって県民の健康の保護並びに消費者に信頼される安全 安心な食品の生産及び供給の拡大に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 食品 とは 全ての飲食物

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

( 道民等の役割 ) 第 6 条道民 事業者及び関係団体 ( 以下 道民等 という ) は 基本理念に基づき 障がい及び障がい者に対する理解を深めるとともに 暮らしやすい地域づくりを推進するための施策に協力するよう努めるものとする ( 情報の提供 ) 第 7 条道及び障がい者に係る情報を有するものは

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個人情報の保護に関する

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

第 6 条図書等の公開期間は 別表 1 及び別表 2 の右欄に示すとおりとする ( 公開の中止 ) 第 7 条前条に規定する図書等の公開期間において 事業者は 市長に対し図書等の公開の中止を申し出ることができる 2 前項の申出は 様式 2により行うものとする ( 図書等にかかる電磁的記録 ) 第 8

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岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

宝塚市条例第 33 号宝塚市市街化調整区域における開発行為及び建築物の新築等に関する条例目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章市街化調整区域において行うことができる開発行為及び建築物の新築等 ( 第 3 条 第 4 条 ) 第 3 章北部地域において行うことができる開発行為及

第2章

注平成 26 年 6 月 1 日から施行改正後改正前 ( 公共の場所における禁止行為 ) ( 公共の場所における禁止行為 ) 第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場所において 次に掲げる行為を自ら行い 所において 次に掲げる行為を自ら行い 又は他人に行わ


イ受注者又は受注関係者との請負の契約により公契約に係る業務に 従事する者 ⑸ 社会的価値公契約に係る施策の実施にあたり 確保されるべき公正労働基準その他規則で定めるものをいう ( 基本方針 ) 第 3 条市は 次に掲げる事項を公契約の実施に係る基本方針とする ⑴ 公契約における法令遵守の徹底を図り

東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章障害を理由とする差別に関する相談及び紛争の防止又は解決のための体制等第一節障害を理由とする差別の禁止 ( 第七条 ) 第二節障害を理由とする差別に関する相談体制 ( 第八条 ) 第三節障害を理由

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

(3) 在学証明書 ( 入学を予定する者にあっては 入学を予定する高等学校等の合格を証明する書類 ) (4) 前 3 号に掲げるもののほか 世帯の生計に関する書類で市長が必要と認めるもの ( 貸付けの決定通知等 ) 第 4 条奨学生の決定に当たっては 選抜試験その他の方法を用いて選考することができる

ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

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9川総行推第29号

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も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

1

個人情報の保護に関する規程(案)

役職員が権利者又は発明者である知的財産権の保有をいう 第 2 章利益相反マネージメントの体制第 1 節利益相反マネージメント委員会 ( 設置 ) 第 3 条研究所に 利益相反マネージメント委員会 ( 以下 利益相反委員会 という ) を置く ( 任務 ) 第 4 条利益相反委員会は 次に掲げる事項に

Taro-議案第13号 行政手続条例の

スライド 1

個人情報保護規程

日本学術会議会則

山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 平成二十八年山梨県告示第九十九号 ) 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針を次のとおり定める 平成二十八年三月二十四日 山梨県知事 後 藤 斎 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 趣旨 ) 第一条 この技術指針は 山梨県世界遺産富士山の保全に係る

痛を感じているものをいう 2 この条例において 学校 とは 道内に所在する学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 1 条に規定する小学校 中学校 高等学校 中等教育学校及び特別支援学校 ( 幼稚部を除く ) をいう 3 この条例において 児童生徒 とは 学校に在籍する児童又は生徒をい

4 事業者は 廃棄物の減量及び適正な処理並びに地域の清潔の保持に関し 市の施策に協力しなければならない ( 清潔の保持 ) 第 6 条土地又は建物の占有者 ( 占有者がいない場合は 管理者とする 以下 占有者等 という ) は その占有し 又は管理する土地若しくは建物の清潔を保つように努めなければな

(3) 倫理学 法律学の専門家等 本法人に所属しない人文 社会科学の有識者若干名 (4) 一般の立場から意見を述べることができる者若干名 (5) 分子生物学 細胞生物学 遺伝学 臨床薬理学 病理学等の専門家若しくは遺伝子治療等臨床研究の対象となる疾患に係る臨床医として 日本医科大学長が推薦した者若干

宇都宮市サイクリングターミナル条例 宇都宮市サイクリングターミナル条例昭和 58 年 3 月 23 日条例第 17 号改正昭和 62 年 3 月第 21 号平成 3 年 12 月第 41 号平成 4 年 3 月第 29 号平成 7 年 12 月第 36 号平成 8 年 3 月第 24 号平成 9 年

参考資料1 委員会規約

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

( 空家等対策計画 ) 第 6 条町は 空家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するため 法第 6 条第 1 項に規定する空家等対策計画 ( 以下 空家等対策計画 という ) を定めなければならない 2 法で定めるもののほか 空家等対策計画の策定等に関し必要な事項は 町長が別に定める ( 協議会

(H 改正 ) 北海道社会保険労務士政治連盟規約 (S 改正 ) 第 1 章総 ( 名称 ) 第 1 条本連盟は 北海道社会保険労務士政治連盟 ( 以下 道政連 ) と称する (S 改正 /H 改正 ) ( 事務所 ) 第 2 条本連盟は 事務所を札幌

( 使用承認期間 ) 第 6 条第 3 条第 3 項の規定によるキャラクターの使用の承認の期間は 当該承認の日から起算して1 年を経過する日以後の最初の3 月 31 日までとする ただし 更新することができる 2 第 4 条の規定によるキャラクターの使用内容変更承認の期間は 前項に定める当該承認の元

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

個人情報管理規程

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

大田区景観条例(案)説明資料

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

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第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

名張市地域振興券交付事業特別会計条例

パブリック・コメントが事後となった理由

●アレルギー疾患対策基本法案

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

2 市長は 告示産業廃棄物の処理を次の基準により行うものとする (1) 処理できる告示産業廃棄物は 市内の土地又は建物から排出されたものに限る (2) 1 日に搬入できる告示産業廃棄物の量は 2 トン車 1 台 ( 軽トラックの場合は 2 台 ) 以内とする ただし 天災等特別の理由による場合は 市

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

議員配布用依頼文<配付用>

(1) 公の秩序を乱し 又は善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき (2) 長期間にわたる継続使用により 他の使用を妨げるおそれがあると認められるとき (3) 施設 設備等を損傷又は汚損するおそれがあると認められるとき (4) この条例又は条例に基づく規則に違反したとき (5) 使用許可の条

長期総合計画の計画的推進について < 部経営上の課題 取組方針 > H19 年度の各部の経営上の課題 取組方針の協議 < 行政改革 > 財政 人事など経営資源の現状分析 把握 課題についての対処方法の検討 行政改革実施計画の見直し <サマーレビュー > 懸案施策 事業の協議 < 実施計画 > 今後

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●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

弘前市告示第   号

Microsoft PowerPoint - 10_0北海道自転車条例(P)_180316(セット)(表紙)

規定により公示した区域下水道 ( 組織 ) 第 4 条法第 7 条ただし書及び令第 8 条の2の規定により 下水道事業に管理者を置かないものとする 2 法第 14 条の規定により 下水道事業管理者の権限を行う市長の権限に属する事務を処理させるため 上下水道部を置く ( 重要な資産の取得及び処分 )

越谷市手話言語条例の逐条解説 前文言語は お互いの意思や感情を伝え 理解し合い 知識を蓄え 文化を創造し 継承する上で必要不可欠なものです 日本手話をはじめとする日本の手話 ( 以下 手話 という ) は 手や指の動き 表情を使い視覚的に表現するものであり 音声言語である日本語と同様に一つの言語です

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

5 改正条文の書式

平成17年3月伊那市議会定例会議案目次

Transcription:

川崎市環境基本条例 平成 3 年 12 月 25 日川崎市条例第 28 号 最近改正平成 16 年 10 月 14 日川崎市条例第 100 号 目次前文第 1 章総則 ( 第 1 条 ~ 第 7 条 ) 第 2 章環境基本計画 ( 第 8 条 ~ 第 9 条の 2) 第 3 章環境行政の総合的調整 ( 第 10 条 ~ 第 12 条 ) 第 4 章環境審議会 ( 第 13 条 ) 第 5 章補則 ( 第 14 条 ~ 第 18 条 ) 附則人は これまで 空気 水 土 様々な生物などの自然が有する諸能力を無限のものとして考え 生活の便利さや物の豊かさを求めて 資源 エネルギーなどを大量に消費する社会経済活動を続けてきた しかし 今日 そうした活動は環境へ多大な負荷を与え 自然の再生能力を超える規模となり すべての生物の存続の基盤である地球の環境を脅かすまでになっている 多摩川や多摩丘陵という自然に恵まれた川崎は その地理的条件を生かしながら 産業の集積と人口の増加により 我が国でも有数の活力ある大都市として発展してきた しかし 一方では 拡大した生産活動や都市活動 多様化した消費生活などにより 深刻な公害や自然の破壊に直面することとなった もとより すべての人は 健康で文化的な生活を営む上で必要となる安全で健康かつ快適な環境を享受する権利を有するとともに このような環境を保全し 将来の世代に引き継ぐべき責務を有している 私たちは 自らが環境に負荷を与えている存在であることを改めて確認し 公害の絶滅を期し 健全で恵み豊かな環境を維持しつつ 環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を構築していかなければならない ここに 私たちは 市 市民及び事業者がそれぞれの役割を分担して 自主的かつ積極的にその責任を果たし 相互に協力することによって 清浄な空気 清らかな水 豊かな緑に恵まれた美しく住みよいふるさと 川崎を実現するため この条例を制定する 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この条例は 環境の資源としての有限性を認識し その適正な保全及び活用を期するとともに 川崎市の環境政策の理念及び基本原則 環境施策の基本となる事項及びその施策の策定に関する手続等を定めるところにより 良好な都市環境の保全及び創造を図り もって市民の福祉に寄与することを目的とする ( 環境政策の理念 ) 第 2 条市の環境政策は 市民が安全で健康かつ快適な環境を享受する権利の実現を図るとともに 良好な環境を将来の世代に引き継ぐことを目的として展開するものとする - 131 -

2 市は 市民及び事業者と協力して 環境資源を適正に管理し 良好な環境を総合的かつ持続的に創造することにより 現在及び将来の市民生活の質的向上を図るものとする 3 市の施策は 環境政策を基底として これを最大限に尊重して行うものとする ( 環境政策の基本原則 ) 第 3 条市の環境政策は 次に掲げる原則に従うものとする (1) 施策の総合性 (2) 科学的予見性 (3) 生態系への配慮 (4) 地球環境への配慮 (5) 市民の参画と協働 ( 環境目標値の設定等 ) 第 3 条の 2 市長は 市民の健康を保護し 生活環境を保全するための環境上の条件に係る目標値を 川崎市環境審議会 ( 第 13 条を除き 以下 審議会 という ) の意見を聴いて設定しなければならない 2 前項の目標値については 常に適切な検討が加えられ 適宜必要な改定がなされなければならない 3 市長は 前 2 項の規定により目標値を設定し 又は改定したときは 公表しなければならない ( 市の責務 ) 第 4 条市は 市の施策を実施するに当たっては 環境への影響を配慮し 市民の意見を尊重して 良好な環境の保全及び創造に努めなければならない ( 市民の責務 ) 第 5 条市民は 良好な環境の保全及び創造に主体的に取り組み 自らの生活行動が環境を損なうことのないよう努めるとともに 市の環境施策の推進に積極的に参画し協力しなければならない ( 事業者の責務 ) 第 6 条事業者は 自らの活動が環境に影響を与えている立場を自覚し 環境汚染の防止並びに良好な環境の保全及び創造に努め 市の規制及び指導を遵守するとともに 市の環境施策に積極的に協力しなければならない ( 基本的施策 ) 第 7 条市は 第 2 条に規定する環境政策の理念の実現を図るため この条例に定める手続に従い 公害の防止 自然環境の保全 環境影響評価等に係る施策を継続し その強化に努めるとともに 次に掲げる施策を重点的に実施するものとする (1) 新たな産業による環境汚染の防止 産業廃棄物の適正処理等新たな公害防止施策を推進すること (2) 自動車公害の防止 生活排水による水質汚濁の防止 一般廃棄物の適正処理 都市基盤施設の整備等都市生活型公害の改善を図ること (3) うるおいとやすらぎのある環境の実現を目指し 利用者に優しい公共施設等の整備 水とみどりを生かした都市施設の整備 良好な都市景観の創出 歴史的文化的遺産の保全及び活用等都市アメニティの創造を推進すること (4) 水の循環構造の保全 エネルギーの効率的利用 再生資源の利用促進等自然の循環機能 - 132 -

に即して市域における環境資源の保全及び活用を図ること (5) 地球温暖化の防止 オゾン層の保護 公害防止技術の国際交流等市における地球環境保全のための施策を推進すること (6) 市民が人間と環境とのかかわりについて理解と認識を深め 責任ある行動がとれるよう 系統的な環境教育等の推進に努めること (7) 事業活動に伴って生ずる環境への負荷を低減するため 自主的な環境管理の導入の促進に関する施策を推進すること 2 市は 前項に掲げる施策を実施するに当たっては 都市構造 経済活動及び市民の生活行動様式の変革等を含めた総合的対策を考慮するとともに 適切な市民参加の方策を講ずるよう努めるものとする 3 市は 第 1 項に掲げる施策のうち 広域的な解決を必要とするものについては 国 近隣の地方公共団体等と積極的に協議し その推進に努めるものとする 第 2 章環境基本計画 ( 環境基本計画 ) 第 8 条市長は 環境行政を総合的かつ計画的に推進するため 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 2 条第 4 項の規定に基づく基本構想を踏まえ 環境行政の基本指針となる川崎市環境基本計画 ( 以下 基本計画 という ) を策定するものとする 2 基本計画には 次に掲げる事項を定めるものとする (1) 環境政策の目標望ましい環境像として基本計画が目指す地域環境の姿を明らかにし これを実現していくための目標を環境要素ごとに示すもの (2) 基本的施策前号に規定する環境政策の目標を実現するために市が重点的に取り組むべき環境施策を具体的に示すもの (3) 環境配慮指針市 市民及び事業者が環境資源を利用する行為等を行う場合に 良好な環境の保全及び創造のためにそれぞれが配慮すべき事項を示すもの (4) その他良好な環境の保全及び創造に関する重要事項 3 基本計画の対象地域は 川崎市全域とし 広域的な観点から策定するものとする 4 基本計画の目標期間は 科学技術の進展 社会状況の変化等を勘案して定めるものとする 5 基本計画の対象とする環境要素は 市民生活にかかわるものを広く取り入れるよう努めるものとする ( 基本計画の策定等 ) 第 9 条市長は 前条に規定する基本計画を策定する場合においては あらかじめ 市民の意見を反映するための必要な措置を講ずるとともに 審議会の意見を聴かなければならない 2 市長は 基本計画を策定したときは 速やかにこれを公表しなければならない 3 前 2 項の規定は 基本計画を変更する場合に準用する ( 年次報告 ) 第 9 条の 2 市長は 基本計画の適正な進行管理を図るため 市の環境の現状 環境の保全及び創造に関して講じた施策等について年次報告書を作成し これを公表しなければならない - 133 -

2 市長は 必要があると認めるときは 年次報告書について審議会の意見を聴くものとす る 第 3 章環境行政の総合的調整 ( 総合的調整 ) 第 10 条市は 環境行政の実効的かつ体系的な推進を図るため この章に定めるところに従い 次に掲げる事項について必要な総合的調整を行う (1) 基本計画の策定及び変更に関すること (2) 環境施策に関すること (3) その他環境行政の総合的推進に関すること ( 環境調整会議 ) 第 11 条前条に規定する総合的調整を行うため 川崎市環境調整会議 ( 以下 調整会議 という ) を置く 2 調整会議は 助役及び環境施策にかかわる市の関係局の長をもって組織する 3 前項に定めるもののほか 調整会議について必要な事項は 市長が定める ( 環境調査 ) 第 12 条市は 環境に係る市の主要な施策又は方針の立案に際し 第 10 条第 2 号及び第 3 号に規定する事項について総合的調整を行う場合は 調整会議において 環境に係る配慮が十分になされているか 環境の観点から望ましい選択であるか等についての調査 ( 以下 環境調査 という ) を行う 2 市長は 環境調査を行うために必要な指針を 審議会の意見を聴いて作成するものとする 第 4 章環境審議会 ( 環境審議会 ) 第 13 条環境行政の総合的かつ計画的な推進について調査審議するほか 環境の保全に関する重要事項について専門的に調査審議するため 川崎市環境審議会 ( 以下 審議会 という ) を置く 2 審議会は 諮問に応じて 次に掲げる事項を調査審議する (1) この条例その他環境の保全に関する条例によりその権限に属させられた事項 (2) その他環境施策に関し市長が必要と認めた事項 3 審議会は 委員 30 人以内をもって組織する 4 委員は 市民及び学識経験を有する者のうちから 市長が委嘱する 5 委員の任期は 2 年とし 補欠委員の任期は 前任者の残任期間とする ただし 再任を妨げない 6 委員のほか 特別の事項を調査審議させるため必要があるときは 審議会に臨時委員を置くことができる 7 臨時委員は 学識経験を有する者その他市長が適当と認める者のうちから 市長が委嘱する 8 臨時委員は 特別の事項に関する調査審議が終了したときは 解嘱されるものとする 9 委員及び臨時委員は 職務上知り得た秘密を漏らしてはならない その職を退いた後も - 134 -

また 同様とする 10 審議会は 規則で定めるところにより 部会を置くことができる 11 審議会は 規則で定めるところにより 部会の決議をもって審議会の決議とすることができる 12 前各項に定めるもののほか 審議会の組織及び運営に関し必要な事項は 規則で定める 第 5 章補則 ( 環境に関する情報の提供 ) 第 14 条市は 良好な環境の保全及び創造に資するため 環境に関する情報を積極的に提供するよう努めるものとする ( 市民等との協働のための措置 ) 第 15 条市は 良好な環境の保全及び創造に関する市民の自主的な活動を支援するため 環境に関する技術等の提供その他必要な措置を講ずるよう努めなければならない 2 市は 市 市民及び事業者の協働による環境についての地域における活動を促進するため 協議組織の整備 相互に交流する機会等に関する支援のための措置を講ずるよう努めなければならない ( 調査研究体制の拡充等 ) 第 16 条市は 科学的予見性に基づく環境行政の推進を図るため 環境に関する調査研究体制の拡充 環境科学に関する総合的かつ体系的な調査研究 環境に関する情報の収集及び分析 他の研究機関との積極的な交流 技術者の養成等に努めなければならない ( 財政上の措置 ) 第 17 条市は 良好な環境の保全及び創造の推進のために必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとする ( 委任 ) 第 18 条この条例の施行について必要な事項は 市長が定める 附則この条例の施行期日は 市長が定める ( 平成 4 年 6 月 24 日規則第 53 号で平成 4 年 7 月 1 日から施行 ) 附則 ( 平成 16 年 10 月 14 日条例第 38 号 ) ( 施行期日 ) この条例は 平成 16 年 11 月 1 日から施行する - 135 -