Excel の知識があれば Web アプリがつくれるサービス スタートアップガイド
現場の業務アプリを Excel のような操作でつくる CELFはExcelのような操作で専門的な知識や技術を持たない人でも Webアプリをつくれるサービスです 予実管理や見積管理など Excelを利用して行っている業務や帳票作成を 自分たちでアプリ化し 基幹システムと連携した業務システムとして運用できます Data つくる 公開 Action Interface 使う contents CELF 機能一覧 P.03 ログイン画面とTOP 画面 P.04 管理画面 P.05 アプリをつくる 公開する 使う P.06 1_ アプリとシートをつくる P.07 2_ テーブルをつくる P.11 3_ アクション ( 動作 ) を設定する P.13 4_ 公開する P.17 5_ 使う P.18 2 C E L F スタートアップガイド
CELF 機能一覧 CELF の機能を [ つくる ][ 公開する ][ 使う ][ 管理する ] の 4 つのカテゴリごとにご紹介します カテゴリ機能名説明 [ つくる ] アプリ作成 アプリの作成 データ項目から自動シート生成 Excel の読み込み 表計算のように レイアウト作成 表計算の数式と 関数利用 アプリを作成できます シート (= 画面 ) を複数作成して 1 つに束ねることでアプリとなります データ項目を定義すると自動的にシートを生成できます Excel を読み込んでアプリを作成できます ( 画面レイアウトと関数が読み込まれます ) 表計算ソフトのように見た目のレイアウトを作成できます 表計算ソフトのように数式や関数を利用してシートを作成することができます ノンプログラミングでシート作成 セルやシートの 動作を定義 データ更新 取得 ドラッグ & ドロップ操作で アクション を定義できます アクションとはボタンなどを押したときに以下の定義が可能となります セルに対して値をセット クリア セルに対して行 列の非表示 表示 シート間を遷移 データベースの読み書き 外部データベースとの連携 Web API の呼び出しによって データの更新及び取得が可能です [ 公開する ] アプリ共有 アプリの公開通知 アプリのバージョン管理 共有する範囲を限定してアプリを公開できます 強制的に利用者に対してアプリをアップデートします また 過去のバージョンに戻ることもできます 公開アプリの実行 公開されたアプリを利用できます [ 使う ] アプリ利用 オフライン時に実行 Excel とのコピー & ペースト 印刷と Excel へのエクスポート PC がオフライン状態でもアプリの起動ができます また 入力中のデータはローカル PC への一時保存ができます Excel からデータをコピー & ペースト また CELF からデータをコピー & ペースト可能です 実行中のシートから印刷及び Excel へのエクスポートができます [ 管理する ] 運用管理 ユーザ / アクセス権管理 グループ管理 利用者ごとにアクセスできる機能を制限できます グループに対して 公開範囲やアクセス権を変更したり アプリ内で参照 非参照などを制限できます C E L F スタートアップガイド 3
ログ イン 画 面と T O P 画 面 CELFを利用するには トライアル申請を行ってください 申請の際に 企業ID ユー ザID パスワード を設定します 申請後 CELFをインストールしてください 手順は www.celf.jpをご参照ください デスクトップまたはスタートメニューの起動アイコ ンをクリックすると 以下のログイン画面が表示されますので 企業ID ユーザID パ スワード を入力してください ログイン画面 企業ID ユーザID 起動アイコン 新規にシートをつくったり テーブル管理を行う 管理画面へ移動します P.5参照 パスワード TOP画面 シート検索 画面のカラー変更 ログアウト リロード 利用できるアプリの一覧が表示されます すぐにアプリを使っ て作業する場合は ここから必要なアプリを選択します また 右上にある[シート検索]からもアプリを探せます 4 C E L F スタートアップガイド
管理画面 新規でアプリをつくったり 作成中のアプリの公開管理や編集 削除の他 テーブル管理やユーザ管理 グループ管理の設定をここで行います アプリ : 複数のシートを束ねた単位 ユーザ管理 ( 管理者用 ) グループ管理 公開する (P.16) を参照 ライセンス管理 ( 管理者用 ) アプリの作成新たにアプリを作成する場合はここから (P.7) 現在のステータス 公開中 作成中のアプリ一覧 公開 / 非公開切り替え 公開 非公開 C E L F スタートアップガイド 5
アプリをつくる 公開する 使う アプリを最初からつくって 使うまでの作業手順を紹介します 1 アプリとシートをつくる P.07 業務で使う入力画面をつくります 2 テーブルをつくる P.11 アプリから入力されたデータや アプリに呼び出して使うデータを格納するためのテーブル ( データの器 ) を設定します 3 アクション ( 動作 ) を設定する P.13 シート上に配置したボタンの操作の他 データを入力した際に行う動作や処理方法を設定します 4 公開する P.17 つくったアプリを公開し 他の人たちが使えるようにします グループ設定により 使える人を制限することもできます 5 使う P.18 つくったアプリで 1 帳票にデータを入力する 2 つくった帳票を Excel にエクスポート / 印刷する の 2 つの作業手順を紹介します 6 C E L F スタートアップガイド
3アクション(動作)を11 アプリとシートをつくるシートをつくる[ アプリ作成 ] ボタンを押してください テキスト入力画面が出ます アプリの名前をつけましょう 下記のように 作成したアプリが表示されました つぎに [ 新規シート作成 ] ボタンを押して シートを作成していきましょう5使うさっそくアプリをつくってみましょう 管理画面の 2テーブルをつくる設定する4公開するC E L F スタートアップガイド 7
ートをつくるーブルをつくる3アクション(動作)を開する5使う入力制限 1 アプリとシートをつくる [ シート作成 ] ボタンを押すと Excelのような画面作成シートが展開されます ここに Excelで帳票をつくる感覚で アプリの入力画面をつくっていきます 1シExcelとよく似た構成ですが 大きく異なるのが 入力形式 シート設定 アクション シート の 4つのコマンドです CELFでアプリをつくる作業のメインになります 入力形式アクションアクション ( 動作 ) を設定するコマンドアクション ( 動作 ) をテストするコマンド日付シートボタンできあがったシートに関するコマンド保存シートの過去のバーシート設定 セルに入力するときに使用するコマンド チェックボタン リスト シート自体の設定に関するコマンド シート設定 複製を作成 ジョンから内容を反映 エクスポート 印刷 設定する2テ4公8 C E L F スタートアップガイド
シートで実際にアプリをつくっていくプロセスを説明します ここでは 経費精算書 を例にとって説明していきます 1 仕上がりイメージを考える 右図は 経費精算書 のイメージです 最初に仕上がりのイメージを考えておくと作業がしやすくなります 経費精算書 申請者 申請日 年月日 内容 支払先 金額 備考 合計 2 レイアウトする 基本的な操作方法は Excel とほぼ同じです まずは レイアウトをつくっていきましょう C E L F スタートアップガイド 9
ーブルをつくる3アクション(動作)を開する5使う10 C E L F スタートアップガイド 1 シートをつくる 1シートをつくる3 計算式や関数をつくる 単価 数量 などの計算式をはじめ SUMなどの関数が使えるのも Excelと同じです 4 入力許可のセルを指定する 一通り形ができたら データを入力するセルの入力制限を解除します 解除を行わないと アプリを起動しても記入が行えません 2テ設定する4公上段の シート設定 にある 入力制限 をクリックすると ポップアップが表示されます 入力を許可するセル の項目で データを入力するセルを指定します 指定は セル番号を打ち込んでも シートで直接選択してもできます 複数のセルを選ぶときは [Ctrl] を押しながら選んでください
2 テーブルをつくる 画面ができたら 次にアプリで作成したデータや アプリに呼び出して使うデータをし まうための テーブル をつくります テーブルとは アプリを使う人が共有したいデー タを格納するものです 接続先のデータベースが置かれる場所を選択します 通常はデフォルトを選んでください 新たにテーブルを作成する場合はここをクリックしてください 登録済みのテーブル一覧 C E L F スタートアップガイド 11
ートをつくるーブルをつくる3アクション(動作)を開する5使う12 C E L F スタートアップガイド 2 テーブルをつくる 1シ1 カラムを設定するテーブル作成画面にカラムを設定していきます テーブル名を設定テーブル内で自動的に振られるID 変更不可入力のデータ形式を設定 画面の項目の形式と違っていると エラーが起きてテーブルに保存できなくなるので注意設定したらカラム名 数字のみの名前は不可 テーブルを作成 をクリック 2 カラムができたか確認する上記のテーブル作成画面右下の テーブルを作成 をクリックすると下記の画面になります 設定する2テ4公テーブル一覧で反映できたかを確認 この項目は画面の入力項目と紐づくので 同じ名前でつくっておくとよいでしょう
3 アクション ( 動作 ) を設定する シートとテーブルが準備できたら アクション ( 動作 ) を設定します ドラッグ & ドロップでつないでいくと作成でき とても感覚的で簡単にアクションを設定できます アクションには セル操作 シート操作 データ操作 制御 の 4つのカテゴリが用意されています 1 ボタン名を設定する シートにアクションボタンを設定します アクションボタンを設定したいセルにカーソルを合わせて をクリックし ボタン名を設定します 2 アクションの選択 ボタンに設定した テーブル登録 を押すと アクション設定画面が現れ 設定済みのアクションが表示されます 新規作成 をクリックし アクション名を入力します 3 アクションを選ぶ アクション設定画面が表示されます アクションには セル操作 シート操作 データ操作 制御 の 4 つのカテゴリが用意されています ここでは データ操作 の中から 入力したデータをテーブルに格納するアクションを設定してみましょう テーブルにデータを登録 を選択し 右側へドラッグ & ドロップします 設定したいアクションを ドラッグ & ドロップ C E L F スタートアップガイド 13
ートをつくるーブルをつくる3アクション(動作)を開する5使う14 C E L F スタートアップガイド 4 アクションを設定する 書き込むテーブルを選択し 書き込むテーブルの項目と 画面の入力セルを合わせて選び 設定 をクリックします 書き込むテーブルの項目を選択 3 アクション ( 動作 ) を設定する 1シ書き込むテーブルを選択データを書き込むセルを選択 テーブル作成時に設定した項目の値と 対象のセルの値形式を合わせる 設定する2テ4公5 アクションをテストする 動作させる順番にアクションを並べていき 左下の テスト実行 をクリックします 動作させたいアクションを並べていきます
6 テーブル管理画面を確認する テスト実行 をクリックした結果が 右のテーブル管理画面です これで シートをつくる テーブルをつくる アクション ( 動作 ) を設定する という一 連の作業が終わり アプリが機能するようになりました テーブルに格納したデータを画面に呼び出すアクション アクションボタンを設定しておけば テーブルに格納したデータを画面に呼び出して加工することができます テーブル から 1 件取得するアクション読み込むテーブルを選択 読み込んだデータを表示するセルを選択 テーブル作成時に設定した項目の値と 対象のセルの値形式を合わせる テーブル を検索するアクション 読み込むテーブルを選択 読み込むテーブルの項目を選択 読み込んだデータを表示するセルを選択 テーブル作成時に設定した項目の値と 対象のセルの値形式を合わせる C E L F スタートアップガイド 15
ーブルをつくる3アクシ設定するョン(動作)を開する主なアクション 5使う3 アクション ( 1動作 ) を設定するシートをつアクション設定でできることくアクションには 様々な機能が用意されており それぞれのアクションを組み合わせて複雑な処理を行わせることもできます る2テセル操作 シート操作 セルに値をセットセルの値をクリア行 / 列を非表示 / 表示シートの切り替えシートを新規ウィンドウで表示 複数のアクションを簡単に設定 指定したセルに値をセットします 指定したセルの値をクリアします 行もしくは列を非表示 表示します 現在表示しているシートを指定したシートに切り替えます 指定したシートを新規ウィンドウとして表示します 4公データ操作 制御 テーブルから 1 件取得テーブルを検索テーブルにデータを登録テーブルのデータを更新テーブルのデータを削除条件分岐繰り返しポップアップを表示 テーブルから 1 件のみデータを取得し シートにデータを表示します テーブルから複数件のデータを取得し シートにデータを表示します テーブルにシートのデータを 1 件登録します テーブルのデータを 1 件更新します テーブルのデータを 1 件削除します もし X ならば Y せよ さもなくば Z せよ というような条件実行をします 条件が真の間だけ指定されたアクションの実行を繰り返します ポップアップメッセージを表示します 16 C E L F スタートアップガイド
4 公開する アプリができたら 公開先グループを設定して一部ユーザのみに公開できます 公開した時は 正しく動作 機能するかを十分に確認しておきましょう まず アプリ管理画面から公開設定をします 1 開始シートを設定 2 公開先グループを設定し OK 3 公開する 管理画面に戻り 雲のアイコンを押すとアプリが公開されます 公開先グループを選択する 場合には あらかじめ管理画面の グループ管理 でグループを作成しておきます グループ管理画面 C E L F スタートアップガイド 17
1シートをつくる3アクション(動作)を5使う使う 5 アプリの使い方は 大きく分けると 2つあります 1 帳票にデータを入力する 2つくった帳票をExcelにエクスポート / 印刷する です 4公1 帳票にデータを入力する 経費精算 をクリックすると 以下の画面が表示されます TOP 画面に戻ってみましょう 公開設定した 経費精算 が表示されています 設定する2テーブルをつくる開する18 C E L F スタートアップガイド
データを入力し テーブル登録 をクリックします テーブル管理画面に戻り 実際にテーブルに書き込めたか確認しておきましょう C E L F スタートアップガイド 19
ートをつくるーブルをつくる3アクシ設定するョン(動作)を4公開する5使うエクスポート つくった帳票は 右上にある エクスポート で Excel にエクスポートできます また 印刷 で印刷することもできます 5 使う 2 つくった帳票を Excel にエクスポート / 印刷する1シ2テExcel にエクスポート 印刷 印刷 20 C E L F スタートアップガイド
CELF に関するお問い合わせは E-MAIL celf_sales@scsk.jp URL www.celf.jp Excel は 米国 Microsoft Corporation の 米国およびその他の国における登録商標または商標です その他 本資料に記載されている製品名 会社名は それぞれ各社の登録商標または商標です お問い合わせ 流通システム第一部 Curl プロダクト課 135-8110 東京都江東区豊洲 3 丁目 2 番 20 号豊洲フロント Tel : 03-5166-1715 Fax : 03-5166-1409 1.0 版