(3) 利子助成期間貸付時から償還終了時まで ( 最長 15 年間 ) (4) 利子助成対象貸付限度額認定農業者等向け農業近代化資金の貸付限度額 ( 個人 1,800 万円 法人 3,600 万円 ) (5) 対象融資枠 250 億円 スーパー L 資金 (5 年間無利子 ) (1) 対象資金平成

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特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成

( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

( イ ) 震災の発生後の最近 3 か月間の売上高等が震災の影響を受ける直前の同期に比して 15% 以上減少していること ( ロ ) 原則として震災の発生後の最近 1 か月間の売上高等が前年同月に比して 15% 以上減少しており かつ その後 2 か月間を含む 3 か月間の売上高等が前年同期に比して

少額の資金であれば 融資の可否の判断を迅速に行います < 資金名 : スーパー L 資金 農業近代化資金 ( クイック融資制度 )> 認定農業者等 ( スーパー L 資金 ) 認定農業者等及び一定の要件を満たす集落営農組織 ( 農業近代化資金 ) スーパー L 資金 農業近代化資金について 500

借換保証制度要綱(H ~)[1]

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 28 年 12 月 9 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 日本政策金融公庫国民生活事業 ( 生活衛生資金貸付 ) 主要利率一覧表 下記以外の設備資金 ( 注 2) 融資の種類利率 ( 注 1) 省エネル

Microsoft Word _研修機関等認定要領

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( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 30 年 12 月 12 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 基準利率 1.16 ~ 2.85 % 特別利率 A 0.76 ~ 1.89 % 特別利率 B 0.51 ~ 1.90 % 特別利率 C 0.3

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国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1

( 産地パワーアップ計画の重要な変更 ) 第 7 条産地パワーアップ計画ごとに 次に定める変更を行う場合は 第 4 条及び第 5 条の手続きに準じて行うものとする (1) 成果目標の変更 (2) 事業内容の変更 (3) 取組主体事業計画の変更 (4) 取組主体の補助事業費の3 割を超える変更 2 前

農業経営改善関係資金基本要綱 平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1704 号農林水産事務次官依命通知改正 : 平成 15 年 3 月 4 日 14 経営第 6588 号改正 : 平成 16 年 4 月 1 日 15 経営第 6838 号改正 : 平成 17 年 4 月 1 日 16 経営

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

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中山間地域所得向上支援事業 ( 以下 本体事業 という ) は 所得向上計画の策定 水田の畑地化等の基盤整備 生産 販売等の施設整備等を総合的に実施する事業とし その具体的な内容は農村振興局長等が別に定めるところによるものとする (2) 関連事業関連事業は 所得向上計画に基づき実施する (1) の本

先方へ最終稿提出0428.indd

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の上 交付金の交付を決定するものとし 交付金の交付を決定したときは 交付金交付決定通知書 ( 別紙様式 2) により 各県知事に通知するものとする ( 交付の条件 ) 第 8 この交付金の交付の決定には 次の条件が付されるものとする (1) 交付金事業の内容の変更 ( 軽微な変更を除く ) をする場

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また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した

( 別紙 ) 保育士修学資金貸付制度実施要綱 第 1 目的この制度は 指定保育士養成施設に在学し 保育士資格の取得を目指す学生に対し修学資金を貸し付け もってこれらの者の修学を容易にすることにより 質の高い保育士の養成確保に資することを目的とする 第 2 貸付事業の実施主体保育士修学資金 ( 以下

( 問 2) 担い手確保 経営強化支援事業は 補助率が 2 分の 1 以内となっていますが 融資額と補助金はどのような関係となっていますか 本事業では 農業者の融資を活用した主体的な経営発展の取組を支援することから 融資の活用を要件としており 融資を主体とするいわゆる融資主体型補助事業としていること

平成28年度子どものための教育・保育給付災害臨時特例補助金交付要綱

( 問 3) 売却証明書を発行することができるのは どのような市場ですか 売却証明書を発行できるのは 以下の市場において売却した場合です 1 家畜市場家畜取引法 ( 昭和 31 年法律第 123 号 ) 第 2 条第 3 項に規定する家畜市場及び同法第 27 条に規定する臨時市場 2 中央卸売市場

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【H 制定】災害高機能型推進事業実施要領

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激甚災害制度について

02【通知案】年管管発 第号(周知・機構宛)

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

以上かつ5ヘクタール以上の変動が生じた場合には 変更後の高収益作物転換計画を計画主体に提出するものとする 第 6 事業達成状況の報告 1 事業実施主体は 別記様式第 1 号により 高収益作物転換促進計画の目標年度 ( 事業完了予定年度の3 年後までのいずれかの年度とすることを原則とし 対象事業の進捗

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

平成二十七年九月七日から同月十一日までの間の暴風雨及び豪雨による災害についての激甚災害並びにこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令

老発第    第 号

書 ( 様式第 1 号 ) に次に掲げる書類を添付して 市長に提出しなければならない (1) 発表会開催要項又はこれに準ずる書類 (2) 収支予算書 (3) 発表会に参加する者の名簿 ( 学生等により構成される団体が補助金の交付を受けようとする場合に限る ) (4) 前 3 号に掲げるもののほか 市

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( 別紙 4) 自己査定別表 1 P3 1.⑶ ( 注 ) (8-17) 十分な資本的性質が認められる借入金 とはどのようなものですか 債務者の属性や資金使途等によって制限されるのですか また 中小企業金融公庫 (20 年 10 月 1 日付で日本政策金融公庫に統合 以下 公庫 という ) の挑戦支

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指定申請時に提出 別記様式第 4 の 4( 別紙 )( 第 16 条関係 ) 指定事業者事業実施計画書 1. 実施する復興推進事業 ( 以下 事業 という ) の内容業資本金額, 万円従業員数 人 日本標準産業分類を用いる ( 複数記載可 ) 総務省統計局のホームページで閲覧することができます 法人

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4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

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農業経営基盤強化準備金~農業者向けQ&A~

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金融実務等との関係 に関する質問 9~12 ページ Q16: 買取指針に従って債権を買い取られた金融機関の税務上の取扱いは どうなりますか? Q17: 再生支援の申込にあたって 支援機構が関与し 被災事業者の有する資産及び負債について デューデリジェンスを行って策定する詳細な事業再生計画に基づき 金

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羽村市地域防災計画

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私立幼稚園教育振興補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 県は, 私立幼稚園の教育条件の維持及び向上並びに私立幼稚園に在園する幼児に係る修学上の経済的負担の軽減を図るとともに私立幼稚園の経営の健全性を高め, もって私立幼稚園の健全な発達に資するため, 私立幼稚園における教育に係る経常的経費について,

ご注意 ( 個人向け ) 補修の場合で 元金据置期間を設定するときは 返済期間の欄の年数から 1 年を引いた年数の返済額をご覧ください ( 例 ) 返済期間 20 年据置期間 1 年 20 年 - 1 年 = 19 年 返済期間 19 年の返済額をご覧ください < 個人向け> 災害復興住宅融資 10

土地改良施設 PCB 廃棄物処理促進対策事業実施要領 各地方農政局長国土交通省北海道開発局長内閣府沖縄総合事務局長北海道知事 殿 最終改正 平成 22 年 4 月 1 日付け 21 農振第 2327 号 平成 29 年 3 月 31 日付け 28 農振第 2260 号 農林水産省農村振興局長 第 1

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唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

Taro-適正化事業補助金交付要綱(

事務連絡 平成 29 年 4 月 3 日 各都道府県財政担当課各都道府県市区町村担当課各指定都市財政担当課 御中 総務省自治財政局公営企業課 平成 29 年度における東日本大震災に係る地方公営企業施設の災害復旧事業等に対する地方財政措置等について 東日本大震災に係る災害復旧事業等については 平成 2

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変更後金融機関が指定金融機関の指定を受ける場合は 認定計画ごとに指定金融機関の指定申請書 ( 以下 指定申請書 という ) を作成のうえ 内閣府地方創生推進室への提出が必要となります 指定金融機関の指定には ⅱ) の要件を満たしていることが必要となります 変更前金融機関が指定金融機関の指定を受ける場

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

○補助金等交付規則

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審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

記載例 ( 別記様式第 3の1-1/3-) 復興産業集積区域において被災雇用者等を雇用した場合の法人税等の特別控除 ( 法第 38 条 ) 指定を行った認定地方公共団体の長の氏名を記載してくだ 法人の場合 事業年度又は連結事業年度終了さい 後 1か月以内に提出してください 指定事業者の氏名 個人の場

書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

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1. 事業の目的魚沼市には米以外にも素晴らしい商品や製品が多々あります また うおぬま と言えばブランドと言われるように 全国的にも名が知れ渡っております 現代社会ではインターネット販売の成長が著しく 年代を問わずネットショップの利用は広がっております しかしながら 当市の事業者等は その発信力が弱

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平成22 年 11月 15日

- 1 - 東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律(趣旨)第一条この法律は 東日本大震災に対処するため 国又は都道府県が行う土地改良事業等について 土地改良法(昭和二十四年法律第百九十五号)の特例を定めるものとする (定義)第二条この法律において 除塩 とは 平成二十三年三月十一日

3 労働負担軽減経営体の労働条件の改善のための取組の概要 4 労働負担軽減経営体が導入する機械装置の種類 内容及び労働条件の改善の定量的な効果 5 労働負担軽減経営体の労働条件の改善により生じるゆとりを活用して 乳用後継牛の確保 災害時の協力等の地域酪農の発展に資する取組の内容 第 6 後継牛預託育

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平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

(5) 私立学校施設災害復旧事業に対する補助私立学校施設災害復旧事業について その 1/2 を補助します (6) 市町村が施行する感染症予防事業に関する負担の特例市町村が行う感染症予防事業 ( 消毒等 ) に要する費用の支弁について 都道府県が全額を負担し 国がその 2/3 を負担します (7) 小

【事務連絡】160421平成28年熊本地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて

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504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

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財営第   号

の目的又は間接補助金等の交付若しくは融通の目的に従つて誠実に補助事業又は間接補助事業等を行なうように努めなければならない 3 補助金等に係る予算の執行に当つては, 知事及びその他の関係職員は, 補助金等が県民から徴収された税金その他の貴重な財源でまかなわれるものであることに留意し, 補助金等が法令等

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

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平成 28 年度利子助成事業の概要 ( 農業関係資金 ) Ⅰ 認定農業者向け資金の制度概要 認定農業者が経営改善を図るために借り入れる農業近代化資金及びスーパー L 資金を対象に金利負担を軽減する農林水産省の利子助成事業 ( 農業経営基盤強化資金利子助成金等交付事業 ) を ( 公財 ) 農林水産長期金融協会が実施します この利子助成事業の実施を通じ 意欲ある農業者の育成 確保を金融面からサポートします 1 事業の趣旨農林漁業をめぐる厳しい情勢の中で 国民の生命を支える農林水産物を安定供給できる体制を整え 食料自給率の向上を図るためには 生産拡大等に意欲的に取り組む農業者等の経営を支えることが重要との認識の下 認定農業者向けの農業近代化資金及びスーパー L 資金を借り入れる者の金利負担を軽減するために利子助成金を交付するものです 2 対象者平成 28 年度に次のいずれかの資金を借り入れる認定農業者です ただし 3に記載の助成内容 要件によります 農業近代化資金 ( 認定農業者等向け特例 ) 都道府県と利子補給契約を締結している農協 信用農協連 銀行 信用金庫等から融資されます 農業経営基盤強化資金 (=スーパー L 資金 ) 日本政策金融公庫又は沖縄振興開発金融公庫から融資されます 3 対象資金 助成内容農業近代化資金 ( 認定農業者等向け特例 )( 通常助成 ) (1) 対象資金平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に都道府県の利子補給承認を受けた認定農業者等向け農業近代化資金 (2) 利子助成率スーパー L 資金の貸付利率と同率になるよう利子助成 ( 都道府県の利子補給承認時又は貸付時の水準による ) - 1 -

(3) 利子助成期間貸付時から償還終了時まで ( 最長 15 年間 ) (4) 利子助成対象貸付限度額認定農業者等向け農業近代化資金の貸付限度額 ( 個人 1,800 万円 法人 3,600 万円 ) (5) 対象融資枠 250 億円 スーパー L 資金 (5 年間無利子 ) (1) 対象資金平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に貸付決定が行われたスーパー L 資金のうち 人 農地プラン ( 注 1) に地域の中心となる経営体として位置付けられた農業者 ( 位置付けられることが確実との市町村の証明を受けた者を含む ) 又は農地中間管理機構から農用地等 ( 注 2) を借り受けた農業者に貸し付けられるもの ( 注 1) 人 農地問題解決加速化支援事業実施要綱 ( 平成 24 年 2 月 8 日付け 23 経営第 2955 号農林水産事務次官依命通知 ) 第 2に定めるものをいう ( 注 2) 農地中間管理事業の推進に関する法律 ( 平成 25 年法律第 101 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する農用地等をいう なお 次の資金は対象外 補助残融資資金 ( 国の補助金 ( 交付金を含む ) の交付決定を受けた事業の補助残部分に充てるために融資される資金 以下同じ )( ただし 経営体育成支援事業 ( 融資主体型補助 ) と6 次産業化ネットワーク活動交付金 ( 整備事業 ) は対象 ) いわゆる 安定化長期資金 ( 負債の整理など ) (2) 利子助成率公庫の貸付利率に相当する利子を助成 ( ただし 2% が上限 ) (3) 利子助成期間貸付時から5 年間 (4) 利子助成対象貸付限度額スーパー L 資金の貸付限度額 ( 個人 3 億円 ( 特認 6 億円 ) 法人 10 億円 ( 特認 20 億円 )) (5) 対象融資枠 1,000 億円 - 2 -

Ⅱ 災害関連資金の制度概要 平成 28 年熊本地震 平成 28 年 6 月 6 日から7 月 15 日までの間の豪雨 平成 28 年 8 月 16 日から9 月 1 日までの間の暴風雨及び豪雨又は平成 28 年 9 月 17 日から同月 21 日までの間の暴風雨及び豪雨により被災した農業者を支援するため 農業近代化資金及び農林漁業セーフティネット資金等の公庫資金を対象に金利負担を軽減する農林水産省の利子助成事業を ( 公財 ) 農林水産長期金融協会が実施します ( 農業経営基盤強化資金利子助成金等交付事業 被災農業者追加支援対策 ) 1 事業の趣旨平成 28 年熊本地震 ( 以下 熊本地震 ) 平成 28 年 6 月 6 日から7 月 15 日までの間の豪雨又は平成 28 年 8 月 16 日から9 月 1 日までの間の暴風雨及び豪雨又は平成 28 年 9 月 17 日から同月 21 日までの間の暴風雨及び豪雨により被害を受けた農業者の経営の早急な立ち直りを支援するため この被災農業者が経営再開のために借り入れる農業近代化資金 農林漁業セーフティネット資金等の災害関連資金について 貸付当初 5 年間実質無利子となるよう利子助成金を交付するものです 2 対象者次の (1)~(3) の何れかの要件を満たす農業者等です いずれの場合も 市町村長の罹災証明書 ( 写 ) を融資機関経由で当協会に提出してください (1) 熊本地震により被害を受けた農業者等 ( 以下 直接被災者 ) であって 当該被害について被害内容の証明を市町村長から受けた方です また 熊本地震による本事業は いわゆる間接被災者も対象となります 間接被災者とは その生産物 ( その加工品を含む ) について 熊本地震の影響により事業活動の継続が困難となった取引先の事業活動に概ね5 割以上依存していること又は概ね2 割以上依存し 次のいずれかの要件を満たすことについて 被害状況が分かる資料 財務諸表等の証拠書類に基づき融資機関の確認を受けた方です 1 利子助成対象資金の借入れの申込み ( 以下 借入申込 という ) までの 2カ月の売上額 受注額若しくは生産量等 ( 出荷量 販売量 取引量 ) が熊本地震前の直近年同期に比して3 割以上減少している又は経営費が3 割以上上昇していること 2 熊本地震後の年間売上額 年間受注額若しくは年間生産量等が熊本地震前の直近年に比して1 割以上減少すると見込まれる又は年間経営費が1 割 - 3 -

以上上昇すると見込まれること なお 平成 28 年熊本地震による災害に係る利子助成事業の適用要件の確認表 を 取扱いの窓口となる融資機関が作成します (2) 平成 28 年 6 月 6 日から7 月 15 日までの間の豪雨により被害を受けた農業者等であって 当該被災について被災内容の証明を市町村長から受けた方です (3) 平成 28 年 8 月 16 日から9 月 1 日までの間の暴風雨及び豪雨により被害を受けた農業者等であって 当該被災について被災内容の証明を市町村長から受けた方です (4) 平成 28 年 9 月 17 日から同月 21 日までの間の暴風雨及び豪雨により被害を受けた農業者等であって 当該被災について被災内容の証明を市町村長から受けた方です 3 対象資金 助成内容 (1) 対象資金前記 2 (1) の対象者については平成 28 年 4 月 14 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に 前記 2 (2) の対象者については平成 28 年 6 月 6 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に 前記 2 (3) の対象者については平成 28 年 8 月 16 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に 又前記 2 (4) の対象者については平成 28 年 9 月 17 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に融資される ( 注 ) 次の制度資金が対象です ( 注 ) 農業近代化資金は都道府県の利子補給承認 公庫資金は貸付決定が行われるものについて適用されます 制度資金名民間資金農業近代化資金 ( 個人施設 共同利用施設 ) 公庫資金農林漁業セーフティネット資金農林漁業施設資金 ( 主務大臣指定施設 共同利用施設 ) 農業基盤整備資金農業経営基盤強化資金 ( スーパー L 資金 ) 経営体育成強化資金 ( 注 )1. 国の補助事業に係る融資資金については 災害復旧に係る事業を対象として融通される補助残融資資金 ( 国の補助金 ( 交付金を含む ) の交付決定を受けた事業の補助残部分に充てるために融通される資金 ) に限り 利子助成の対象になります なお 融資残補助である経営体育成支援事業 ( 融資主体型補助 ) につ - 4 -

いても 対象になります 2. 資金使途のうちスーパー L 資金にあっては 安定化長期資金 ( 負債整理など ) 経営体育成強化資金にあっては 再建整備資金 償還円滑化資金 ( ともに負債整理 ) は 対象になりません (2) 利子助成率 (1) の資金について 無利子になるよう利子助成します ( ただし 2% が上限 ) (3) 利子助成期間貸付時から5 年間なお 認定農業者等向け農業近代化資金であって 償還期限が5 年以上の場合 貸付後 5 年目応答日以降償還終了時まで 通常の利子助成を行います ( 貸付けから最長 15 年 ) (4) 利子助成対象貸付限度額利子助成対象貸付限度額の下限 上限はなく もっぱら制度資金の貸付限度額に従います ( 例えば 農業近代化資金で農業を営む者であれば最大 2 億円まで適用されます ) なお 農林漁業セーフティネット資金と農林漁業施設資金については 平成 28 年熊本地震の特例として貸付限度額が引き上げられています (5) 対象融資枠 135 億円 - 5 -

Ⅲ 復旧 復興資金の制度概要 東日本大震災 ( 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東北地方太平洋沖地震 ( 以下 地 震 という ) 及びこれに伴う原子力発電所の事故による災害をいう 以下同じ ) において 甚大な損害が発生した農業者に対し その農業経営の速やかな復旧 復興を図るため 日本政策金融公庫等からの災害復旧 復興関係資金につい て 一定期間 ( 最長 18 年間 ) 実質無利子となるよう金利負担を軽減する農林水産 省の利子助成事業 ( 東日本大震災復旧 復興農業経営基盤強化資金利子助成金等 交付事業 ) を ( 公財 ) 農林水産長期金融協会が実施します この利子助成事業の実施を通じ 農業経営の速やかな復旧 復興を金融面から サポートします 1 事業の趣旨東日本大震災により損害を受けた農業者が復旧 復興の取組みを行うために借り入れる農林漁業セーフティネット資金等公庫資金や農業近代化資金等の金利負担を軽減するために利子助成金を交付するものです 2 対象者特定被災区域 ( 東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律 ( 平成 23 年法律第 40 号 ) 第 2 条第 3 項に規定する特定被災区域をいう ) に ほ場 事業所その他の事業拠点を有する農業者のうち その主要な事業用資産について 東日本大震災の影響により浸水 流失 滅失 損壊その他これらに準ずる損害 ( 具体的には 地震の揺れ 津波 原子力発電所の事故に伴う設備等の劣化等による直接的な損害を言い 東北地方の市場の閉鎖に伴う生産物の廃棄等は間接的な損害となり 平成 28 年度から間接被災者は対象外となります ) を受けたことの証明 ( 罹災証明書 ) を市町村長その他相当の機関 ( 以下 市町村長等 という ) から受けた者であって 次のア又はイのいずれかの要件を満たす者 ( 以下 被災農業者 という ) です ア東日本大震災の影響により農業経営を中止し 農業経営を再開していない者又は再開後 2 年を経過していない者イ東日本大震災の前から農業経営を継続している者又は東日本大震災の影響により農業経営を中止し 農業経営を再開した者であって 東日本大震災後の各年における年間売上額が東日本大震災前の直近年の年間売上額の 9 割に達していない者 ( 東日本大震災の影響により 浸水 流失 滅失 損壊その他これらに準ずる損害を受けた事業用資産 ( 以下 被災事業用資 - 6 -

産 という ) について 農地等の災害復旧が完了していない等農業者の責めに帰すことができない事由により 被災事業用資産を復旧することが困難であった者又は経営再建に必要な事業用資産を取得することが困難であった者であって 被災事業用資産の復旧又は経営再建に必要な事業用資産の取得を行おうとする者に限られます ) ( 注 ) 1 農業経営の再開の可否 時期及び年間売上高の確認は 融資機関が融資審査において行うものとされています 具体的には 東日本大震災復旧 復興農業経営基盤強化資金利子助成金等交付事業一問一答 ( 問 12~24) を参照しつつ 農業経営復旧 復興対策適用要件の確認表 に確認結果を記入願います その後 利子助成金交付代理申請の際 同確認表を当協会に提出してください なお 経営再開の確認に要した書類 決算書等の証拠書類については 提出不要ですので融資機関において保管願います 2 市町村長等から受ける証明は 原則として 市町村及び都道府県の機関によるものとされていますが 行政機能の不全等の事情により速やかな対応が困難と見込まれる場合には 被害状況が分かる資料に基づき 融資機関において要件を満たしていることを確認することにより代替することもできます なお 罹災証明書の所定様式は別添のとおりですが 同等の内容が確認できる場合には この様式以外の様式でも差し支えありません 3 対象資金 助成内容 (1) 対象資金平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間 ( 注 ) に 農業経営復旧 復興対策 として融資される次の制度資金が対象です ( 注 ) 農業近代化資金等の民間資金は都道府県の利子補給承認 公庫資金 ( 日本政策金融公庫又は沖縄振興開発金融公庫が融資する農業資金 ) は貸付決定が行われるものについて適用されます - 7 -

制度資金名 民間資金 農業近代化資金 ( 個人施設 ) 農業経営負担軽減支援資金 ( 注 2) 農林漁業セーフティネット資金 農林漁業施設資金 ( 主務大臣指定施設 ) ( 注 2) 公庫資金 農業基盤整備資金 ( 注 2) 農業経営基盤強化資金 ( スーパー L 資金 ) 経営体育成強化資金 ( 注 ) 1 補助残融資資金は 利子助成の対象外 ( ただし 被災農業者に 東日本大震災農業生産対策交付金実施要綱 ( 平成 23 年 5 月 2 日 付け 23 生産第 720 号農林水産事務次官依命通知 ) に定める事業 を対象として融通されるものは対象 ) また 融資残補助であ る経営体育成支援事業 ( 融資主体型補助 ) についても対象 2 地震被災農業者 ( 地震の影響による損害を受けたことの証明を 市町村長等から受けた被災農業者 ( 市町村長等の事情によりこ れにより難い場合は 証明に準ずる確認を受けた方を含む )) のみ対象 (2) 利子助成率 (1) の資金について 無利子になるよう利子助成します ( ただし 2% が上限 ) (3) 利子助成期間 貸付後最長 18 年間 ( 注 ) 東日本大震災による被害の重大性に鑑み 特例措置として 対象資金の償還 期限及び据置期間についてそれぞれ3 年間の延長と 農林漁業セーフティネット 資金 農林漁業施設資金 ( 主務大臣指定施設 災害復旧 ) 及び経営体育成強化資 金 ( 再建整備資金及び償還円滑化資金 ) について貸付限度額の引上げが行われて います ( 別表参照 ) (4) 利子助成対象貸付限度額 利子助成対象貸付限度額の下限 上限はなく もっぱら制度資金の貸付限 度額に従います ( 例えば農業近代化資金で農業を営む者であれば最大 2 億 円まで適用されます ) (5) 対象融資枠 192 億円 ( 農業近代化資金等 22 億円 公庫資金 170 億円 ) - 8 -

( 別表 ) 東日本大震災復旧 復興農業経営基盤強化資金利子助成金等交付事業の対 象資金の主な償還期限 据置期間及び利子助成対象貸付限度額一覧 資金名 農業近代化資金 ( 個人施設 ) 償還期限 ( 注 1) ( 以内 ) 据置期間 ( 注 1) ( 以内 ) 15 年 18 年 7 年 10 年 利子助成対象貸付限度額 (= 貸付限度額 ) 個人 1,800 万円 ( 知事特認 2 億円 ) 法人 2 億円 農業経営負担軽減支援資金 10 年 ( 特認 15 年 ) 18 年 3 年 6 年営農負債の残高 農林漁業セーフティネット資金 農林漁業施設資金 ( 主務大臣指定施設 ) 10 年 13 年 3 年 6 年 15 年 18 年 3 年 6 年 600 万円 1,200 万円又は年間経営費等の 3/12 12/12 災害復旧 負担額の 80% 負担額の 100% 又は 1 施設当たり 300 万円 ( 特認 600 万円 ) 1,200 万円 農業基盤整備資金 25 年 28 年 10 年 13 年地元負担額 農業経営基盤強化資金 ( スーパー L 資金 ) 25 年 28 年 10 年 13 年 個人 3 億円 ( 特認 6 億円 ) 法人 10 億円 ( 特認 20 億円 ) 経営体育成強化資金 25 年 28 年 前向き投資資金 再建整備 3 年 6 年資金及び償還円滑化資金 ( 注 2:10 年 13 年 ) の借入額を合算し 個人等 2.5 億円 法人 8 億円 ( 注 ) 1 償還期限及び据置期間並びに貸付限度額の特例は 平成 29 年 3 月 31 日までの間に貸し付けられるものに適用される 2 果樹の新植 改植 育成の場合 - 9 -

Ⅳ TPP 関連対策資金の制度概要 認定農業者が TPP 協定による経営環境変化に対応して 新たに規模拡大 農産物輸出等の攻めの経営展開に取り組むために借り入れるスーパー L 資金について 金利負担を軽減するための農林水産省の利子助成事業 ( 担い手経営発展支援金融対策事業 ( 以下 本事業 )) を ( 公財 ) 農林水産長期金融協会が実施します 1 事業の趣旨環太平洋パートナーシップ協定 (TPP 協定 ) の大筋合意に伴い 関税削減による長期的な影響が懸念される中で 優れた経営感覚を兼ね備えた農業経営体を育成 支援することが緊急の課題となっており 認定農業者が新たに規模拡大 農産物輸出等の攻めの経営展開に取り組むために借り入れるスーパー L 資金の金利負担を軽減するために利子助成金を交付するものです 2 対象者人 農地プランにおいて地域の中心となる経営体として位置付けられた認定農業者又は農地中間管理機構から農用地等を借り受けた認定農業者のうち 経営展開計画 ( 注 ) を作成した方です ( 注 ) 担い手経営発展支援金融対策事業実施要綱 ( 平成 28 年 1 月 20 日付け 27 経営第 2598 号農林水産事務次官依命通達 ) 別記様式第 1 号に定めるものをいう 3 対象資金 助成内容 (1) 対象資金 日本政策金融公庫又は沖縄振興開発金融公庫から融資されるスーパー L 資金 (= 農業経営基盤強化資金 ) です その貸付決定がなされる期間については特に設定されておらず 融資決定額が当該融資枠に達した時点で終了します なお 本事業に基づく利子助成は 国の補助金 ( 交付金等を含む ) を活用して経営展開を図る取組も対象としており TPP 関連対策の補助事業を含め 本事業の対象となります また 融資を受ける際の自己資金部分に対して助成する融資残補助については本事業の対象となります ( 例 : 経営体育成支援事業 ( 融資主体型補助 ) 6 次産業化ネットワーク活動交付金 ( 整備事業 )) このほか 円滑化貸付資金 ( 無担保 無保証人貸付 ) クイック融資や他省庁が所管する補助事業を活用して経営展開を図る場合も本事業の対象となります - 10 -

ただし いわゆる 安定化長期資金 ( 負債の整理など ) は対象となりません (2) 利子助成率公庫の貸付利率に相当する利子を助成 ( ただし 2% が上限 ) (3) 利子助成期間貸付時から5 年間 (4) 利子助成対象貸付限度額スーパー L 資金の貸付限度額 ( 個人 3 億円 ( 特認 6 億円 ) 法人 10 億円 ( 特認 20 億円 )) (5) 対象融資枠 2,000 億円 - 11 -

Ⅴ リスク軽減緊急対策資金の制度概要 英国のEU 離脱に伴う不安定化 世界経済の需要の低迷 成長の減速等のリスクに対応して借り入れる農林漁業セーフティネット資金について 金利負担を軽減するための農林水産省の利子助成事業 ( 担い手経営リスク軽減緊急対策事業 ( 以下 本事業 )) を ( 公財 ) 農林水産長期金融協会が実施します 1 事業の趣旨我が国の農業においては 英国のEU 離脱に伴う不安定化 世界経済の需要の低迷 成長の減速等のリスクが懸念される中で 農業経営体の資金繰りに万全を期すことが緊急の課題となっている これらのリスクに対応して 認定農業者等が借り入れる農林漁業セーフティネット資金について 金利負担軽減措置を実施するものです 2 対象者以下の (1) から (3) までの要件を満たす者であることが条件となります (1) 次に掲げる者のいずれかに該当する 先進的な取組を行う認定農業者等であること ただし 農林水産省経営局長が農業者の資金繰りに著しい支障を来していることから利子助成金の交付が特に必要と認める場合には この限りではありません 1 人 農地プラン ( 注 1) において地域の中心となる経営体として位置付けられた ( または位置づけられる見込みである ) 農業者 2 農地中間管理機構から農用地等 ( 注 2) を借り受けた認定農業者 ( 注 1) 人 農地問題解決加速化支援事業実施要綱 ( 平成 24 年 2 月 8 日付け 23 経営第 2955 号農林水産事務次官依命通知 ) 第 2に定めるものをいう ( 注 2) 農地中間管理事業の推進に関する法律 ( 平成 25 年法律第 101 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する農用地等をいう (2) 次の1から3に掲げる条件のいずれかに該当する 経済の不安定性のリスクを抱える者であること 1 自ら又は出荷先が農産物の輸出に取り組んでいること 2 自ら又は出荷先が農産物を加工するとともにその加工品の輸出に取り組んでいること 3 農産物及びその加工品の販売によって得た粗収益のうち 過半が実需者又は消費者との直接取引によること (3) 現在常時雇用している従事者の維持を図ること - 12 -

3 対象資金 助成内容 (1) 対象資金 日本政策金融公庫又は沖縄振興開発金融公庫から融資される農林漁業セーフティネット資金です その貸付決定がなされる期間については 平成 28 年 10 月 19 日から平成 29 年 3 月 31 日までですが 融資決定額が当該融資枠に達した時点で終了します (2) 利子助成率公庫の貸付利率に相当する利子を助成 ( ただし 2% が上限 ) (3) 利子助成期間貸付時から5 年間 (4) 利子助成対象貸付限度額通常の農林漁業セーフティネット資金と同様の貸付限度額 ( 通常 600 万円 ( 簿記記帳を行う場合 年間経営費等の3/12まで )) まで利用できます 当然 過去に災害等で農林漁業セーフティネット資金を既に借り入れしている場合は 合計で貸付限度額までしか借り入れできません (5) 対象融資枠 100 億円 - 13 -

Ⅵ 助成を受けるための手続き (Ⅰ~Ⅴ の資金共通 ) 1 利子助成金の申請の準備と手続き ISS マニュアルをご覧ください 2 利子助成を受けるために必要な書類及び提出時期 留意していただきたい事項 1 復旧 復興資金 (1) 農業近代化資金又は農業経営負担軽減支援資金の場合には 利子助成金交付代理 - 14 -

申請の際に 都道府県の利子補給承認通知書 ( 写 ) を提出してください (2) 農業近代化資金 ( 注 ) で 補助残融資資金の場合は 農業経営復旧 復興対策適用要件の確認表 の 3. 案件情報 の 補助金名 への記入をお願いします ( 注 ) 公庫資金の場合は スーパー L 資金 経営体育成強化資金又は農林漁業施設資金 2 災害関連資金平成 28 年熊本地震に係る災害については 市町村が発行する罹災証明書 ( 写 ) 及び適用要件の確認表 ( 融資機関が作成 ) を提出してください 参考資料 人 農地プラン( 参考様式 ) スーパー L 資金に係る金利負担軽減措置適用に関する証明書 ( 参考様式 ) 経営展開計画( 参考様式 ) - 15 -