広報資料 平成 29 年 3 月 入国管理局 平成 28 年の 不正行為 について 入国管理局においては, 研修 技能実習に関して不適正な行為を行った機関に対し, 不正行為 を行ったと認められる旨を通知し, 当該 不正行為 が研修 技能実習の適正な実施を妨げるものであった機関について, 不正行為 が

Similar documents
広報資料 平成 30 年 2 月 入国管理局 平成 29 年の 不正行為 について 入国管理局においては, 研修 技能実習に関して不適正な行為を行った機関に対し, 不正行為 を行ったと認められる旨を通知し, 当該 不正行為 が研修 技能実習の適正な実施を妨げるものであった機関について, 不正行為 が

平成 29 年の 不正行為 について 平成 30 年 2 月 19 日法務省入国管理局 平成 29 年に外国人の研修 技能実習の適正な実施を妨げる 不正行為 を行ったと認められる旨を通知した外国人研修生 技能実習生の受入れ機関は,213 機関となりました 1 平成 29 年に 不正行為 を通知した機

< F2D90568E77906A81698A6D92E894C5816A2E6A7464>

Microsoft Word 告示_案とれ_

日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とカンボジア王国労働職業訓練省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにカンボジア王国

日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とフィリピン共和国労働雇用省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための基本的連携枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにフィリピン共和国労働雇

特定監理団体認定申請前の事前準備について 監理団体が特定監理団体の認定申請を行うにあたり 監理団体の状況に応じ 以下の手続等も行う必要がある場合がありますので ご留意ください 1 団体の定款への事業の位置付け外国人建設就労者受入事業は技能実習制度とは別の制度であり 監理団体が本事業を活用する場合 定

Microsoft PowerPoint 【別紙】外国人技能実習生の実習実施機関に対する監督指導、送検の状況(平成29年)

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

技能実習制度

外国人技能実習制度とは 技能実習制度は 国際貢献のため 開発途上国の外国人を日本で一定期間 ( 最長 3 年間 ) に限り受入れ OJT を通じて技能を移転する制度です ( 平成 5 年に制度創設 ) 技能実習生の帰国後の産業の発展への貢献だけでなく 我が国の実習実施機関等にとっては 外国企業との関

外国人建設就労者受入事業 適正監理計画の作成時の留意事項について 国土交通省 土地 建設産業局建設市場整備課

外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案に対する附帯決議

02-1大使館説明資料JP(特定技能説明会)

(1) 特定機関として外国人農業支援人材を受け入れようとする者が法第 16 条の 5 第 1 項に基づく政令で定める基準 ( 以下 特定機関の基準 という ) に適合していることの確認に関すること (2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する巡回指導に関すること (

スライド 1

Microsoft Word - 【セット版】 ミャンマーMOC仮訳

技能実習生の支援 保護 1 1. 技能実習生への相談対応 母国語相談 として 曜日を決めて主要な言語により 電話 メール等で相談対応を実施 また 地方事務所 支所においても 電話又は来所による相談対応を実施 ( 平日 9:00~17:00) 地方事務所 支所の担当区域及び所在地等は P32 参照 母

Microsoft Word - 【再セット】ベトナムMOC仮訳

第 6 条 ( 換金の原則禁止 ) カードは 現金との引き替えはできません お客さま事情によらず カードの利用が著しく困難になったと認められる場合には 本条 の定めにかかわらず お客さまは 当社が定める方法でカードをご提出いただくことにより ご利用可能残高からポイント ( 入金時等に付与したポイント

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

【セット版】スリランカMOC仮訳

外国人建設就労者受入事業の運用状況について

特定の分野に係る特定技能外国人受入れに関する運用要領 - 宿泊分野の基準について - 平成 31 年 3 月 法務省 国土交通省編 ( 制定履歴 ) 平成 31 年 3 月 20 日公表 法務大臣は, 出入国管理及び難民認定法 ( 昭和 26 年政令第 319 号 以下 法 という ) 第 2 条の

第6 外国人農業支援人材による農業支援活動の提供

用語の凡例 本点検に略称で記した用語は 次のとおりです 指針 技能実習生の入国 在留管理に関する指針基本方針 技能実習制度推進事業運営基本方針 1 貴機関の概要について Q1 貴機関の概要を記入してください ( 数字は 1 マスに 1 つ 右詰め ) 1 常勤職員数 名 ( 回答平均

外国人の受入れ対策に関する行政評価・監視結果報告書 1 技能実習の受入れ

法律第三十三号(平二一・五・一)

⑴ 申請書 ( 様式第 1 号 ) ⑵ 位置図 ( 1 / 1 0, ~1/ 5 0, 程度 ) ⑶ 平面図 ( 1 / ~1/ 1,0 0 0 程度で設備の配置等が分かるもの ) ⑷ 地番図, 土地の権利関係書類 ( 自社用地 : 公図及び登記簿の写し, 借地

社会保険労務士法.xlsx

1 派遣事業者が外国人材を雇用し 必要とする農業経営体に外国人材を派遣します 外国人材は 自分で直接雇用する必要があるのかな? この事業では 農業者が直接外国人材を雇用するのではなく 派遣事業者から派遣してもらいます 〇外国人材を派遣してもらうためには 派遣事業者 との間で 外国人材の業務の内容や派

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

JCROA自主ガイドライン第4版案 GCP監査WG改訂案及び意見

れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

 

2019-touren1-1

PowerPoint プレゼンテーション

(Microsoft Word - \201iAL\201jAG-Link\227\230\227p\213K\222\350.doc)

基金通信

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

<はじめに> 退職後, 民間企業等に再就職した者による現職職員への働きかけ規制などにより, 職員の退職管理を適正に行い, 職務の公正な執行及び公務員に対する住民の信頼を確保するため, 地方公務員法が改正され, 平成 28 年 4 月 1 日に施行されました 本市では, 改正法の施行に伴い, 旭川市職

Q&A 〇税制度 Q1 生産緑地地区の指定を受けると 固定資産税は農地評価と聞いていますが 都市計画税はどうでしょうか A1 固定資産税 都市計画税が農地評価 農地課税となります Q2 主たる従事者の死亡や故障等により 生産緑地地区の指定から 30 年経過せずに指定が解除された場合 固定資産税を遡っ

Microsoft Word - 13.業者用解説書.doc

Microsoft Word - 改訂 H28 H27施行状況記者発表(リード文)

PowerPoint プレゼンテーション

目 次 はじめに 1 技能実習生 研修生の入国 在留者数 (1) 新規入国者数 1 (2) 在留者数 2 2 技能実習生の行方不明者数等 (1) 不法在留者数 3 (2) 技能実習 2 号の行方不明者数 4 3 行方不明者の発生を防止するために (1) 送出し機関の選定と信頼関係の構築 5 (2)

<4D F736F F D F4390B388C4816A81798AEE8F808BC7817A838A838A815B EA993AE8ED4895E935D8ED282F08E B782E98E968BC68FEA82C991CE82B782E995BD90AC E82CC8AC493C28E7793B C9F939982CC8FF38BB582F08CF69

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

外国人労働者の雇用実態に関するアンケート調査結果 速報版 平成 30 年 12 月 山形県商工労働部 1. 調査目的 県内における外国人労働者の実態等について調査を実施し 今後の外 国人材の活用施策の検討材料とする 2. 調査期間 平成 30 年 10 月中旬 ~11 月中旬 3. 調査対象 方法

個人情報の取り扱いに関する規程

Microsoft PowerPoint - ①介護を受けながら暮らす高齢者向け住まいについて

14個人情報の取扱いに関する規程

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

特定個人情報取扱要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は この組合の 個人情報保護方針 および 特定個人情報取扱規程 ( 以下 規程 という ) に基づき この組合における特定個人情報の具体的な取扱いを定めたもので 特定個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条

ご本人の場合 1. 来店による請求の場合窓口において直接的に本人であることを証明できる運転免許証 健康保険の被保険者証 写真付住民基本台帳カード 旅券 ( パスポート ) 年金手帳 実印及び印鑑証明書 ( 交付日より6ヶ月以内のもの ) または在留カード 特別永住者証明書の提示をお願いします 2.

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

国立水俣病総合研究センター 競争的研究費の内部監査実施要領 平成 30 年 3 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 国立水俣病総合研究センター競争的研究費の適正な運営 管理及び不正防止に関する規程 平成 30 年 4 月 1 日決定 に基づき 国立水俣病総合研究センターにおける競争的研

台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

プライバシーポリシー

Microsoft PowerPoint 榔本è−³äººè³⁄挎.pptx

在留外国人数の推移 3,000,000 人 2,500,000 2,382,822 人 2,000,000 1,500,000 1,000, ,612 人 500,000 0 昭和 平成 各年末現在 平成 23 年までは外国人登録者数 平成 24 年以降は, 在留外国人数 1

将来返上認可 過去返上認可 6 基金 解散認可 1 基金 一括納付による解散である 3 指定基金制度ア概要年金給付等に要する積立金の積立水準が著しく低い基金を 厚生労働大臣が指定します この指定された基金に対して 5 年間の財政健全化計画を作成させ これに基づき事業運営を行うよう重点的に指導すること

Microsoft Word - 01表紙・目次.doc

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

JAPAN COUNCIL OF METALWORKERS' UNIONS No 外国人労働者の 新たな在留資格の創設 に関する当面の考え方 ( その 2) 2018 年 9 月 20

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

Webエムアイカード会員規約

外国人材の受入れ制度に係る Q&A 目次 全体 Q 1 政省令はいつ公表されるのですか 1 Q 2 申請書や申請書に必要な書類は, いつ どこで公開されるのですか 1 分野別運用方針, 運用要領 Q 3 分野別の運用方針や運用要領に関する質問は, どこで受け付けていますか 1 Q 4 特定技能外国人

特許庁工業所有権保護適正化対策事業

証券総合取引および口座開設に関する確認書兼確約書(2017年3月31日改定版)

警備員指導教育責任者の選任の基準 ( 警備員規模別 ) 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 9 人以下 (n=65) 26.2% 9.2% 6.2% 6.2% 49.2% 3.1% 2.6% 10~29 人 (n=116) 30.2% 13.8% 5.2% 8.6

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

特定個人情報取扱細則 ( 目的 ) 第 1 条この細則は 当組合の個人情報保護方針及び特定個人情報取扱規程 ( 以下 規程 という ) 等に基づき 当組合における特定個人情報の具体的な取扱いを定めたもので 特定個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条この細則で

12 技能実習生の履歴書 参考様式第 1-3 号 (A B C D E F) 13 外国の所属機関による証明書 ( 技能実習 ) 参考様式第 1-28 号 技能実習生が本国を出国する時点で所属している勤務先がある場合 14 技能実習計画の認定に関する取次送出機関の誓約書 参考様式第 1-10 号 1

個人情報保護規定

程の見直しを行わなければならない 1 委託先の選定基準 2 委託契約に盛り込むべき安全管理に関する内容 (2) 個人データの安全管理措置に係る実施体制の整備 1) 実施体制の整備に関する組織的安全管理措置 金融分野における個人情報取扱事業者は ガイドライン第 10 条第 6 項に基づき 個人データの

<4D F736F F D D F8C668DDA F090E BA90BF92868FAC8AE98BC690558BBB F4390B32E646F63>

第 2 章 産業社会の変化と勤労者生活

Microsoft PowerPoint - 020_改正高齢法リーフレット<240914_雇用指導・

2. 登録講習を実施している機関一般社団法人マンション管理業協会登録年月日平成 13 年 8 月 10 日所在地東京都港区虎ノ門 連絡先 株式会社プライシングジャパン 登録年月日 平成 26 年 10 月 3 日 所在地 埼玉県三郷市上口 連絡先

PowerPoint プレゼンテーション

特定個人情報の取扱いに関するモデル契約書 平成27年10月

公益財団法人岩手県南技術研究センター特定個人情報取扱規程 平成 28 年 4 月 1 日制定 規程第 14 号 第 1 章目的等 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人岩手県南技術研究センター ( 以下 センター という ) が 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す

Taro-ã†«æ¶‹ã†Šï¼‹éŁ·å®Ÿæ¬¡éŁ·å¾„ver2ï¼›ã•’è¦†ç¶±ï¼‹è«®åŁ‘çfl¨ï¼›ã•‚å¥³æ´»æ³Ł .jtd

一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)

(4) その他 本カードが不正に利用された場合 4. 前項各号の疑いがある場合 当生協は調査の為 一時的にカードをお預かりできるものとします 5. 尚 当生協は 本条 3 項各号該当行為をした組合員に対しては 当該カードの交換 再発行 返金等には一切応じません 第 4 条. チャージ ( 入金 )

第 11 回中央執行委員会確認 / 外国人材の受入れに関する新たな在留資格の創設 に対する当面の取り組み Ⅰ. はじめに 6 月 15 日 政府は 経済財政運営と改革の基本方針 2018 において 専ら人手不足対応の観点から 即戦力となる外国人材を幅広く受け入れ るための新たな在留


03-08_会計監査(収益認識に関するインダストリー別③)小売業-ポイント制度、商品券

PowerPoint プレゼンテーション

ロボットショップポイントサービス利用規約

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

注意すべきポイント 1 内定承諾書は 内定者の内定承諾の意思を明らかにさせるものです 2 2 以降の注意すべきポイントについては マイ法務プレミアムで解説しています

Microsoft Word - 【本省用】260808プレス発表資料.doc

株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

Microsoft Word - MVNO啉åfi†å›²è³¦è²©å£²å¥‚紗紗款+201607ï¼›.docx

工事費構成内訳書の提出について ~ 法定福利費の明示が必要になります ~ 平成 29 年 12 月 6 日 中日本高速道路株式会社

はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)

事務連絡 平成 26 年 4 月 23 日 各実施機関実施責任者殿 各実施機関事務連絡担当者殿 文部科学省科学技術 学術政策局 人材政策課 科学技術人材育成費補助金により雇用する研究者等に係る人件費の取扱いについて 旧科学技術振興調整費 ( 以下 旧調整費 という ) の課題を実施する研究者等の人件

Transcription:

広報資料 平成 28 年の 不正行為 について

広報資料 平成 29 年 3 月 入国管理局 平成 28 年の 不正行為 について 入国管理局においては, 研修 技能実習に関して不適正な行為を行った機関に対し, 不正行為 を行ったと認められる旨を通知し, 当該 不正行為 が研修 技能実習の適正な実施を妨げるものであった機関について, 不正行為 が終了した日から法務省令で規定する期間を経過するまで, 研修生 技能実習生の受入れを認めないこととしている 平成 28 年に研修 技能実習の適正な実施を妨げる 不正行為 を行ったと認められる旨を通知した機関の受入れ形態別, 不正行為 の類型別の状況及び具体例は次のとおりである 1 受入れ形態別 (1) 受入れ形態別 不正行為 機関数 ( 表 1) 平成 28 年に 不正行為 を通知した機関は239 機関であり, 受入れ形態別では, 企業単独型が2 機関 (0.8%), 団体監理型が237 機関 (99.2%) である 団体監理型での受入れについて, 受入れ機関別では, 監理団体が35 機関 (14.8%), 実習実施機関が202 機関 (85.2%) である 平成 27 年の273 機関と比較すると12.5% の減少, 平成 26 年の241 機関と比較すると0.8% の減少であり, 現行制度が施行された平成 22 年以降の推移として増加傾向にあったものが, 減少に転じた ( 表 1) 受入れ形態別 不正行為 機関数 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 平成 27 年 平成 28 年 企業単独型 3 2 0 0 0 3 2 団体 監理団体 17 14 9 20 23 32 35 監理型 実習実施機関 143 168 188 210 218 238 202 計 163 184 197 230 241 273 239 (2) 企業単独型での実習実施機関に対する通知 ( 表 1) 平成 24 年から平成 26 年までの間に 不正行為 を通知した企業単独型での実習実施機関はなかったが, 平成 27 年の3 機関に続き, 平成 28 年は2 機関に 不正行為 を通知した (3) 団体監理型での受入れ機関に対する通知 1 監理団体の種類別 不正行為 機関数 ( 表 2) 平成 28 年に 不正行為 を通知した35 機関のうち33 機関を事業協同組合が占めており, 事業協同組合が高い割合を占める傾向はこれまでと変わっていない - 1 -

( 表 2) 監理団体の種類別 不正行為 機関数 平成 26 年平成 27 年平成 28 年 事業協同組合 22 31 33 商工会 0 0 2 農業協同組合 1 1 0 その他の団体 0 0 0 計 23 32 35 平成 28 年には, 上記のほか, 監理団体が行うべき 監査 を他の機関に代行させていた事例において, 不適正な行為を行った当該代行機関 (3 機関 ) に対しても 不正行為 を行ったと認められる旨を通知した 2 実習実施機関の業種別 不正行為 機関数 ( 表 3) 平成 28 年に 不正行為 を通知した202 機関を業種別でみると, 農業 漁業関係 が67 機関 (33.2%) と最も多く, 次いで, 繊維 衣服関係 が61 機関 (3 0.2%) と続いており, この2 業種で6 割以上を占めている ( 表 3) 団体監理型での実習実施機関の業種別 不正行為 機関数 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 農業 漁業関係 88 67 67 繊維 衣服関係 76 94 61 建設関係 16 20 38 機械 金属関係 12 10 14 食品製造関係 11 19 13 その他 15 28 9 計 218 238 202 2 類型別 (1) 類型別 不正行為 件数 ( 表 4,5) 平成 28 年に 不正行為 を通知した239 機関について, 類型別にみた通知件数は,3 83 件であるところ ( 一つの機関に対して複数の類型により 不正行為 を通知する場合があるため, 不正行為 を通知した機関数と類型別の件数とは一致しないもの ), 賃金等の不払 が121 件 (31.6%) と最も多く, 次いで, 偽変造文書等の行使 提供 が9 4 件 (24.5%), 名義貸し が51 件 (13.3%) と続いている また, 賃金等の不払 を含む労働関係法令違反に関する 不正行為 は134 件 (35. 0%) であり, これらが高い割合を占める傾向はこれまでと変わっていない 平成 22 年 7 月に現行制度が施行されたが, 現行制度施行前に行われた行為については, 現行制度施行前の上陸基準省令の規定に沿った 研修生及び技能実習生の入国 在留管理に関する指針 ( 平成 19 年改訂 ) ( 以下 旧指針 という ) に基づき 不正行為 を通知し, 現行制度施行後に行われた行為については, 現行の上陸基準省令の規定に基づき 不正行為 を通知している なお, 平成 26 年及び平成 27 年に引き続き, 平成 28 年に旧指針に基づき 不正行為 を通知した機関はない - 2 -

( 表 4) 類型別 不正行為 件数 類型 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 旧指針 上陸基準省令 旧指針 上陸基 小計 旧指針 上陸基 小計 旧指針 上陸基 小計 準省令 準省令 準省令 二重契約 二重契約 0 0 0 0 1 1 0 0 0 研修 技能実習計 技能実習計画との齟齬 0 32 32 0 39 39 0 38 38 画との齟齬名義貸し 名義貸し 0 21 21 0 33 33 0 51 51 その他虚偽文書の 偽変造文書等の行使 提供 0 29 29 0 62 62 0 94 94 作成 行使研修生の所定時間 研修生の所定時間外作業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 外作業悪質な人権侵害行 暴行 脅迫 監禁 0 1 151 0 2 158 0 0 143 為等 旅券 在留カードの取上げ 2 9 16 賃金等の不払 142 138 121 人権を著しく侵害する行為 6 9 6 問題事例の未報告 実習実施機関における 不正行為の報告不履 0 2 4 0 0 5 0 1 12 等 行 実習継続不可能時の報告不履行 監理団体における 不正行為等の報告不履 2 5 11 行 監査, 相談体制構築等の不履行 行方不明者の多発 0 0 0 不法就労者の雇用 不法就労者の雇用等 0 11 11 0 24 24 0 23 23 あっせん労働関係法規違反 労働関係法令違反 0 23 23 0 35 35 0 13 13 準ずる行為の再発 再度の不正行為 0 3 3 0 1 1 0 3 3 生 保証金の徴収等 2 2 4 4 4 4 講習期間中の業務への従事 74 74 8 8 2 2 営利目的のあっせん行為 0 0 0 0 0 0 日誌等の作成等不履行 0 0 0 0 0 0 帰国時の報告不履行 0 0 0 0 0 0 計 0 350 350 0 370 370 0 383 383 ( 注 ) 一つの受入れ機関に対して複数の類型により 不正行為 を通知した場合は, それぞれの類型に計上しているので, 不正行 為 を通知した機関数と類型別の件数とは一致しない なお,( 表 5) から ( 表 8) までにおいても同じ - 3 -

( 表 5) 平成 28 年 類型別受入れ形態別 不正行為 件数 ( 上陸基準省令 ) 企業 団体監理型 単独型 監理団体 実習実施 計 機関 暴行 脅迫 監禁 0 0 0 0 旅券 在留カードの取上げ 1 3 12 16 賃金等の不払 1 6 114 121 人権を著しく侵害する行為 1 1 4 6 偽変造文書等の行使 提供 0 26 68 94 保証金の徴収等 1 1 2 4 講習期間中の業務への従事 0 1 1 2 二重契約 0 0 0 0 技能実習計画との齟齬 0 3 35 38 名義貸し 0 4 47 51 実習実施機関における 不正行為の報告不履行 0 1 1 実習継続不可能時の報告不履行 監理団体における 不正行為等の報告不履行 監 11 11 査, 相談体制構築等の不履行 行方不明者の多発 0 0 0 0 不法就労者の雇用等 0 1 22 23 労働関係法令違反 0 0 13 13 営利目的のあっせん行為 0 0 0 0 再度の不正行為 0 2 1 3 日誌等の作成等不履行 0 0 0 0 帰国時の報告不履行 0 0 0 0 研修生の所定時間外作業 0 0 0 0 計 4 59 320 383-4 -

(2) 企業単独型での実習実施機関に係る類型別 不正行為 件数 ( 表 6) 平成 28 年に 不正行為 を通知した2 機関について, 類型別にみた通知件数は,4 件である 内訳は 旅券 在留カードの取上げ, 賃金等の不払, 人権を著しく侵害する行為 及び 保証金の徴収等 がそれぞれ1 件である ( 表 6) 企業単独型での実習実施機関に係る類型別 不正行為 件数 類型 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 旧指針 上陸基準省令 旧指針 上陸基 小計 旧指針 上陸基 小計 旧指針 上陸基 小計 準省令 準省令 準省令 二重契約 二重契約 0 0 0 0 0 0 0 0 0 研修 技能実習計 技能実習計画との齟齬 0 0 0 0 0 0 0 0 0 画との齟齬名義貸し 名義貸し 0 0 0 0 0 0 0 0 0 その他虚偽文書の 偽変造文書等の行使 提供 0 0 0 0 0 0 0 0 0 作成 行使研修生の所定時間 0 0 0 0 0 0 外作業悪質な人権侵害 暴行 脅迫 監禁 0 0 0 0 0 2 0 0 3 行為等 旅券 在留カードの取上げ 0 0 1 賃金等の不払 0 2 1 人権を著しく侵害する行為 0 0 1 問題事例の未報告 実習実施機関における 不正行為の報告不履 0 0 0 0 0 0 0 0 0 等 行 実習継続不可能時の報告不履行 行方不明者の多発 0 0 0 不法就労者の雇用 不法就労者の雇用等 0 0 0 0 1 1 0 0 0 あっせん労働関係法規違反 労働関係法令違反 0 0 0 0 1 1 0 0 0 準ずる行為の再発 再度の不正行為 0 0 0 0 0 0 0 0 0 生 保証金の徴収等 0 0 0 0 1 1 雇用契約に基づかない講習の期間中の業務へ 0 0 0 0 0 0 の従事日誌等の作成等不履行 0 0 0 0 0 0 計 0 0 0 0 4 4 0 4 4-5 -

(3) 団体監理型での受入れ機関に係る類型別 不正行為 件数 1 監理団体に係る類型別 不正行為 件数 ( 表 7) 平成 28 年に 不正行為 を通知した35 機関について, 類型別にみた通知件数は,5 9 件である 偽変造文書等の行使 提供 が26 件 (44.1%) と最も多く, 次いで, 監査, 相談体制構築等の不履行 が11 件 (18.6%), 賃金等の不払 が6 件 (1 0.2%) と続いている ( 表 7) 監理団体に係る類型別 不正行為 件数 類型 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 旧指針 上陸基準省令 旧指針 上陸基 小計 旧指針 上陸基 小計 旧指針 上陸基 小計 準省令 準省令 準省令 二重契約 二重契約 0 0 0 0 0 0 0 0 0 研修 技能実習計 技能実習計画との齟齬 0 9 9 0 6 6 0 3 3 画との齟齬名義貸し 名義貸し 0 2 2 0 1 1 0 4 4 その他虚偽文書の 偽変造文書等の行使 提供 0 18 18 0 26 26 0 26 26 作成 行使研修生の所定時間 研修生の所定時間外作業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 外作業悪質な人権侵害 暴行 脅迫 監禁 0 1 5 0 0 11 0 0 10 行為等 旅券 在留カードの取上げ 0 3 3 賃金等の不払 0 6 6 人権を著しく侵害する行為 4 2 1 問題事例の未報 実習実施機関における 不正行為の報告不履 0 2 0 5 0 11 告等 行 実習継続不可能時の報告不履行 監理団体における 不正行為等の報告不履 2 5 11 行 監査, 相談体制構築等の不履行 行方不明者の多発 0 0 0 不法就労者の雇用 不法就労者の雇用等 0 2 2 0 0 0 0 1 1 あっせん労働関係法規違反 労働関係法令違反 0 0 0 0 1 1 0 0 0 準ずる行為の再発 再度の不正行為 0 1 1 0 0 0 0 2 2 生 保証金の徴収等 0 0 2 2 1 1 講習期間中の業務への従事 7 7 1 1 1 1 営利目的のあっせん行為 0 0 0 0 0 0 日誌等の作成等不履行 0 0 0 0 0 0 帰国時の報告不履行 0 0 0 0 0 0 計 0 46 46 0 53 53 0 59 59-6 -

2 実習実施機関に係る類型別 不正行為 件数 ( 表 8) 平成 28 年に 不正行為 を通知した202 機関について, 類型別にみた通知件数は, 320 件である 賃金等の不払 が114 件 (35.6%) と最も多く, 次いで, 偽変造文書等の行使 提供 が68 件 (21.3%), 名義貸し が47 件 (14.7%) と続いている ( 表 8) 団体監理型での実習実施機関に係る類型別 不正行為 件数 類型 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 旧指針 上陸基準省令 旧指針 上陸基 小計 旧指針 上陸基 小計 旧指針 上陸基 小計 準省令 準省令 準省令 二重契約 二重契約 0 0 0 0 1 1 0 0 0 研修 技能実習計 技能実習計画との齟齬 0 23 23 0 33 33 0 35 35 画との齟齬名義貸し 名義貸し 0 19 19 0 32 32 0 47 47 その他虚偽文書の 偽変造文書等の行使 提供 0 11 11 0 36 36 0 68 68 作成 行使研修生の所定時間 研修生の所定時間外作業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 外作業悪質な人権侵害 暴行 脅迫 監禁 0 0 146 0 2 145 0 0 130 行為等 旅券 在留カードの取上げ 2 6 12 賃金等の不払 142 130 114 人権を著しく侵害する行為 2 7 4 問題事例の未報告 実習実施機関における 不正行為の報告不履 0 2 2 0 0 0 0 1 1 等 行 実習継続不可能時の報告不履行 監理団体における 不正行為等の報告不履行 監査, 相談体制構築等の不履行 行方不明者の多発 0 0 0 不法就労者の雇用 不法就労者の雇用等 0 9 9 0 23 23 0 22 22 あっせん労働関係法規違反 労働関係法令違反 0 23 23 0 33 33 0 13 13 準ずる行為の再発 再度の不正行為 0 2 2 0 1 1 0 1 1 生 保証金の徴収等 2 2 2 2 2 2 講習期間中の業務への従事 67 67 7 7 1 1 営利目的のあっせん行為 0 0 0 0 0 0 日誌等の作成等不履行 0 0 0 0 0 0 帰国時の報告不履行 0 0 0 0 0 0 計 0 304 304 0 313 313 0 320 320-7 -

3 不正行為 の具体例 (1) 平成 28 年に 不正行為 を通知した件数の多かった類型の具体例は次のとおりである 賃金等の不払 賃金等の不払 とは, 技能実習生に対する手当又は報酬の一部又は全部を支払わなかった場合である 事例 縫製業を営む実習実施機関は, 技能実習生 4 名に対し, 約 2 年 3 月間に渡り, 最低賃金を下回る賃金を支払っていたほか, 時間外労働に対する割増賃金の一部を支払わなかったもので, 不払であった賃金の総額は4 名分を合わせて約 1,8 00 万円に達し, 最も多い者では総額は約 600 万円であった 偽変造文書等の行使 提供 偽変造文書等の行使 提供 とは, 外国人の研修 技能実習に係る 不正行為 に関する事実を隠蔽する目的で, 偽造 変造された文書 図画, 虚偽の文書 図画を行使又は提供していた場合である 事例 監理団体は, 傘下実習実施機関から, 失踪防止を目的に技能実習生の旅券を取り上げた旨の報告を受け, 当該実習実施機関における不正行為 ( 旅券 在留カードの取上げ ) を把握していながら, 旅券の取上げはないかのように記載した虚偽の内容の監査結果報告書を地方入国管理局に提出した 名義貸し 名義貸し とは, 地方入国管理局への申請内容と異なる他の機関に技能実習を実施させていた場合や当該他の機関において技能実習を実施していた場合であり, 名義を貸した機関及び名義を借りた機関の双方がこの不正行為の対象になる 事例 監理団体及び農業を営む傘下実習実施機関 14 機関は, それぞれが 耕種農業 の技能実習を行うとして受け入れた技能実習生を監理団体が一括して管理し, 各実習実施機関の繁忙に応じ, 技能実習生が本来所属すべき実習実施機関の区別なく, 各実習実施機関や自らが運営する作業場での野菜の収穫, 出荷等の作業に従事させた 技能実習計画との齟齬 技能実習計画との齟齬 とは, 地方入国管理局への入国 在留諸申請の際に提出した技能実習計画と著しく異なる内容の技能実習を実施し, 又は当該計画に基づく技能実習を実施していなかった場合である 事例 内装業を営む実習実施機関は, 自社の主たる業務が太陽光パネルの設置となったことを理由として, 内装仕上げ施工 の技能実習を行うとして受け入れた技能実習生 3 名を, 約 1 年間に渡り, 太陽光パネルの設置作業に従事させた - 8 -

(2) これらのほか, 次のような事例がある 旅券 在留カードの取上げ 旅券 在留カードの取上げ とは, 技能実習生の旅券又は在留カードを取り上げていた場合である 事例 溶接事業を営む実習実施機関は, 失踪防止及び紛失防止のためなどとして, 技能実習生の入国直後から約 1 年に渡り旅券を預かり, 地方入国管理局の実地調査により同事実が判明するまで, 旅券を返還しなかった 人権を著しく侵害する行為 人権を著しく侵害する行為 とは, 技能実習生の人権を著しく侵害する行為を行った場合である 事例 養殖業を営む実習実施機関は, 寮での喫煙を禁止した上, 違反した技能実習生から 罰金 として10 万円を徴収することとし, 実際に技能実習生 6 名から延べ80 万円を徴収した 不法就労者の雇用等 不法就労者の雇用等 とは,1 事業活動に関し, 外国人に不法就労活動をさせる行為, 2 外国人に不法就労活動をさせるためにこれを自己の支配下に置く行為又は3 業として1 及び2の行為に関しあっせんする行為のいずれかを行い, 唆し, 又はこれを助けた場合である 事例 食品加工業を営む実習実施機関は, 技能実習生の他に雇用していた不法残留中 の外国人等に違法に就労させていたとして, 地方入国管理局の摘発を受けた 監理団体における 不正行為等の報告不履行 監査, 相談体制構築等の不履行 監理団体における 不正行為等の報告不履行 監査, 相談体制構築等の不履行 とは, 技能実習の継続が不可能となったときの地方入国管理局への報告を怠り, あるいは, 団体要件省令に規定する監理団体が不正行為を行ったときの地方入国管理局への報告を怠った場合や, 同じく団体要件省令に規定する監査, 相談体制構築等の措置を講じていなかった場合である 事例 監理団体は, 実習実施機関のうちの一部の機関に対しては自らは監査を行わず, 業務委託契約を締結する等した企業に 監査 を行わせた 本事例では, 監理団体のほか, 当該監理団体が行うべき 監査 等を代行して行っていた企業 (2 機関 ) に対しても 不正行為 を行ったと認められる旨を通知した - 9 -