業績推移 売上高 営業利益 期 期 期 期 期 ( 予 ) 伪決算動向伪 斡旋事業が好調で半期ベースでは 5 年ぶりの増収 (1) 2014 年 9 月期第 2 四半期累計業績の概要 4 月 28 日付で発表された 2014 年 9 月期第 2 四半期累計 (2013 年 10 月 年

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<4D F736F F F696E74202D2095BD90AC E82588C8E8AFA C888E5A95E291AB8E9197BF B8CDD8AB B83685D>

平成21年3月期 決算補足説明資料

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2017 年 12 月期第 2 四半期決算 ( 平成 29 年 12 月期第 2 四半期決算 ) 補足説明資料 FACT SHEETS 2017 年 8 月 7 日 目次 2017 年 12 月期 ( 平成 29 年 12 月期 ) 第 2 四半期決算

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四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897 8,705 11,352 3,019 6,323 9,245 12,311 前期比 -72.9% 6.8% 8.0% 7.

Research Report by Shared Research Inc. 四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897

2017年度 決算説明会資料

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決算概況

2016年1月期 第1四半期 決算概要

Company Research and Analysis Report FISCO Ltd. 大幸薬品 4574 東証 1 部 伪新たな空間除菌装置の開発により巨大な市場の創造に伪取り組む 2015 年 6 月 11 日 ( 木 ) 大幸薬品 <457

アパマンショップホールディングス 8889 ジャスダックスタンダード 2012 年 11 月 29 日 ( 木 ) Company Research and Analysis Report FISCO Ltd. Important disclosures

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目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

タイトルを入力

Microsoft PowerPoint - 3rdQuarterPresentations2013_J03.ppt

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2009 年 12 月期第 2 四半期決算 ( 平成 21 年 12 月期 ) 補足説明資料 FACT SHEETS 2009 年 7 月 31 日 東京建物株式会社 目次 2009 年 ( 平成 21 年 )12 月期第 2 四半期決算 ( 連結 )

2020年1月期第1四半期 決算概要

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目次 業績動向 今後の見通し

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Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

Research Report by Shared Research Inc. 経常利益 30 百万円 ( 同 82.1% 減 ) 四半期純利益 12 百万円 ( 同 89.4% 減 ) 上記数値は百万円未満を四捨五入した数値であり 会社発表数値 ( 百万

2015年1月期 決算概要

注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

10年分の主要財務データ

2017年6月期第1四半期 決算説明資料

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注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

2019年3月期第2四半期決算補足説明資料

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

目次 2016 年 10 月 28 日 2016 年 12 月期 Q3 決算補 資料

2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

PowerPoint プレゼンテーション

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved


2011年3月期決算説明会

決算サマリー 2019 年 3 月期第 1 四半期業績概要 売上高 596 億円 ( 前四半期比横ばい ) 営業利益 60 億円 ( 同 34% 増 ) 自動車向けの需要が コンデンサ中心に堅調 2019 年 3 月期業績予想 上期の業績予想を上方修正 自動車 産業機器の電子化やスマートフォンの高機

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ロードショー資料

当期実績前期実績 ( 平成 ~ 平成 ) ( 平成 ~ 平成 ) 業績予想前期比業績予想比 売 上 高 186, , ,400 +7,438 3,331 営 業 利 益 10,971 12,750 11,410 1,779

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

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Microsoft PowerPoint 年3月期決算発表0510用(最終版).pptx

プレゼン

旭情報サービス (9799) 平成 28 年 3 月期第 1 四半期決算短信 ( 非連結 ) 添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. サマリー情報 ( 注記

平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

証券コード : 年 3 月期第 2 四半期決算 2018 年 10 月 30 日 ( 火 )

第 45 期 3Q 決算補足説明資料 第 45 期 (2019 年 4 月期 ) 第 3 四半期決算補足説明資料 ヤーマン株式会社 Copyright C YA-MAN LTD. All Rights Reserved.

平成 18 年 3 月期第 3 四半期財務 業績の概況 ( 連結 ) 平成 18 年 2 月 9 日 上場会社名住友不動産株式会社 ( コード番号 :8830 東証 大証第 1 部 ) (URL ) 問合せ先 代表者代表取締役社長 高島準司

3. 平成 31 年 3 月期の連結業績予想 ( 平成 304 年月 1 日 ~ 平成 313 年月 31 日 ) 売上高営業利益経常利益 (% 表示は 通期は対前期 四半期は対前年同四半期増減率 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 1 株当たり当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円

COMPANY RESEARCH AND ANALYSIS REPORT 企業調査レポート アパマンショップホールディングス 8889 東証 JASDAQ 企業情報はこちら >>> 2017 年 6 月 6 日 ( 火 ) 執筆 : 客員アナリスト 佐藤譲 FISCO Ltd. Analyst Yu

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2019 年 3 月期第 3 四半期連結業績概要 2019 年 3 月期通期見通しについて 常務執行役員山西哲司 2019 年 3 月期第 3 四半期決算説明会 TDK 株式会社 2019 広報グループ 2019/1/30 3

平成 29 年 12 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 非連結 ) 平成 29 年 11 月 7 日 上場会社名 株式会社太陽工機 上場取引所 東 コード番号 6164 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 渡辺 登 問

株式会社ゴールドクレスト (8871) 平成 26 年 3 月期第 1 四半期決算短信 添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. 四半期連結財務諸表 3

サマリー

2019 年 3 第月期 1 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 2018 年 8 月 9 日 上場会社名 岩崎通信機株式会社 上場取引所 東 コード番号 6704 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 西戸 徹 問合せ先責任

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( 参考 ) 個別業績の概要平成 29 年 9 月期第 1 四半期の個別業績 ( 平成 28 年 10 月 1 日 ~ 平成 28 年 12 月 31 日 ) (1) 個別経営成績 ( 累計 ) (% 表示は 対前年同四半期増減率 ) 売上高営業利益経常利益四半期純利益 百万円 % 百万円 % 百万


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平成 29 年 11 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 非連結 ) 平成 29 年 10 月 11 日 上場会社名 株式会社アメイズ 上場取引所 福 コード番号 6076 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 穴見

-2-

伪伪 Check Point サブリース ( 転貸 ) 管理戸数が 7,492 戸に伸長 ( 前年同期比 43.9% 増 ) 2017 年 6 月第 1 四半期は大幅増収 サブリース物件先行取得と成長基盤整備投資のため営業損失 ( 第 2 四半期までの損失は想定どおり ) 不動産一気通貫サービス展開

General Presentation

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COMPANY RESEARCH AND ANALYSIS REPORT 企業調査レポート Orchestra Holdings 6533 東証 1 部 企業情報はこちら >>> 年 4 月 11 日 ( 木 ) 執筆 : 客員アナリスト 内山崇行 FISCO Ltd. Analyst

2017 年 3 月期決算説明資料 2017 年 5 月 15 日 近鉄グループホールディングス株式会社 ( 証券コード 9041)

2018 年 3 月期決算説明資料 2018 年 5 月 15 日 近鉄グループホールディングス株式会社 ( 証券コード 9041)

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2. 配当の状況 1 株当たり配当金 ( 基準日 ) 第 3 四半期末 円 銭 19 年 3 月期第 3 四半期 年 3 月期第 3 四半期 平成 20 年 3 月期の連結業績予想 ( 平成 19 年 4 月 1 日 ~ 平成 20 年 3 月 31 日 ) 参考 (%

平成 30 年 3 月期第 1 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 平成 29 年 8 月 1 日 上場会社名 株式会社ソフトクリエイトホールディングス 上場取引所 東 コード番号 3371 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役会長

2018年度第2四半期 決算概要

決算説明会プレゼンストーリー案の検討

平成 30 年 3 月期第 1 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 平成 29 年 8 月 7 日 上場会社名 タイガースポリマー株式会社 上場取引所 東 コード番号 4231 URLhttp://tigers.jp 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 渡辺 健太郎 問合せ先責

決算補足説明資料 2011年3月期(10/4~11/3)

決算説明補 資料 2018 年 3 期第 3 四半期 (IFRS) 株式会社リクルートホールディングス 本資料に含まれる数値 指標は 当社グループの経営成績及び財政状態に関して 適切な理解を促進することを 的として開 しており 全ての数値 指標が監査法 による監査 はレビューの対象ではない点にご留意

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2019年3月期第2四半期決算説明資料

平成 13 年度決算説明会 日時 : 平成 14 年 5 月 29 日 ( 水 ) 場所 : 太平洋セメント 9 階講堂

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

平成 29 年 12 月期第 1 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 平成 29 年 5 月 10 日 上場会社名 株式会社ジョイフル 上場取引所 福 コード番号 9942 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 穴見 くるみ

伪会社概要伪 製造から小売まで幅広いサプライチェーンを担う (1) 沿革同社は 1946 年に装飾品の輸出業務を目的に大阪で設立された 現在では 生活関連用品全般を扱い 製造 輸出入 卸 小売までのサプライチェーンを幅広く手がけ 海外には 20 ヶ所の海外拠点 国内直営小売店 72 店舗を持つ多機能

Results Presentation

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第101期(平成15年度)中間決算の概要

Transcription:

Company Research and Analysis Report FISCO Ltd. http://www.fisco.co.jp Important disclosures and disclaimers appear at the back of this document. 企業調査レポート執筆客員アナリスト佐藤譲 伪今伪 2Q は増収増益決算 今後は収益拡大に拍車がかかる可能性も <8889> は 住宅用賃貸斡旋業務で日本最大級のアパ マンショップを運営する持ち株会社 2014 年 3 月末時点のアパマンショップ店舗数は 1,081 店舗 ( 前期末比 19 店舗増 ) と順調に拡大中 多彩なキャンペーン企画による集客力の高さと 関連サービスの販売力が同社の強みで 1 店舗当たりの収益性は業界でも群を抜いている 2014 年 9 月期第 2 四半期累計 (2013 年 10 月 -2014 年 3 月 ) の連結業績は 売上高が 前年同期比 0.5% 増 営業利益が同 11.7% 増と増収増益決算となった 非コア事業の整理が ほぼ一巡したことに加え コア事業である斡旋事業 PM 事業の収益が拡大したことが主因だ 2014 年 9 月期の業績見通しは 売上高が前期比 1.0% 増 営業利益が同 3.9% 増と増収 増益を見込む アパマンショップ店舗数の増加に加えて 関連サービスの取り組み強化によ る 1 店舗当たり収益の拡大により 主力の斡旋事業が業績をけん引する 2014 年第 2 四半 期累計までは会社計画を若干上回るペースできており 計画を達成する可能性は高いと言え よう 同社は今夏頃に 2015 年 9 月期から始まる中期 3 ヶ年計画を発表する予定となっている 重点施策としては コア事業の収益性向上に注力していく方針となっている 具体的には現在 外部委託している様々なコストを内製化することで費用の圧縮を図っていく また 関連サービスに関しても引き続き拡充を進めていく 出店ペースに関しては 少し加速化していくことも視野に入れている 非コア事業の整理一巡で減収要因もなくなったことから 今後は収益拡大に拍車がかかるものと予想される なお インターネット経由での不動産取引解禁に関して 国交省で現在議論が進んでおり 年内にも結論を出す予定となっている ネット取引が解禁されれば 同社にとって追い風になるとみられる 業界のなかでも同社はインターネットを最も早く経営に取り入れた企業であり 技術ノウハウを持っているほか ネットにおける集客力でも業界で群を抜く強さがあるためだ 伪伪 Check Point 斡旋事業が好調で半期ベースでは 5 年ぶりの増収 国内景気並びに企業収益の回復により法人契約も好調に推移 2011 年 9 月期から今期にかけて財務体質の改善が大きく改善 1

業績推移 売上高 営業利益 期 期 期 期 期 ( 予 ) 伪決算動向伪 斡旋事業が好調で半期ベースでは 5 年ぶりの増収 (1) 2014 年 9 月期第 2 四半期累計業績の概要 4 月 28 日付で発表された 2014 年 9 月期第 2 四半期累計 (2013 年 10 月 -2014 年 3 月 ) の 連結業績は 売上高が前年同期比 0.5% 増の 18,834 百万円 営業利益が同 11.7% 増の 1,176 百万円 経常利益が同 37.7% 増の 888 百万円 四半期純利益が同 19% 減の 1,177 百万円となった 2014 年 9 月期第 2 四半期累計連結業績 ( 単位 : 百万円 ) 13/9 期 2Q 累計 14/9 期 2Q 累計 実績 対売上比 実績 対売上比 前年同期比 売上高 18,734-18,834-0.5% 売上原価 13,959 74.5% 13,779 73.2% -1.3% 販管費 3,722 19.9% 3,878 20.6% 4.2% 営業利益 1,053 5.6% 1,176 6.2% 11.7% 経常利益 645 3.4% 888 4.7% 37.7% 特別損益 1,414 7.5% -8-0.0% - 四半期純利益 1,453 7.8% 1,177 6.2% -19.0% セグメント別売上高 斡旋プロパティ マネジメント PI ファンドその他内部消去 期 期 2

決算動向 セグメント別営業利益 2,000 1,500 1,000 500 0-500 -1,000 斡旋 プロパティ マネジメント PI ファンド その他 内部消去 33 58 620 479 937 1,053-394 -517 13/9 期 2Q 14/9 期 2Q 売上高は 2013 年 1 月まで連結子会社であったシステムソフト <7527> が連結対象子会社か ら持分法適用関連会社 ( 出資比率 35.8%) に移動したことで 248 百万円の減収要因となった ものの 斡旋事業が 484 百万円増加したことにより 半期ベースでは 5 年ぶりの増収となった 売上原価率はコア事業である斡旋事業やプロパティ マネジメント事業 ( 以下 PM 事業 ) の利益率向上により 前年同期比で 1.3 ポイント改善した 販管費率に関しては 主に人件費の増加を主因として 0.7 ポイント悪化したものの 原価率の改善効果によって営業利益率は 6.2% と 0.6 ポイント上昇する結果となった 営業外収支は前年同期比で 120 百万円の改善となったが このうちの大半は持分法投資利益の増加 (+104 百万円 ) によるものとなっている なお 四半期純利益が減益となったが これは前年同期にシステムソフトの株式売却による持分変動益 1,661 百万円を特別利益として計上した影響による アパマンショップ店舗数は順調に拡大 (2) 事業セグメント別動向 斡旋事業 斡旋事業の当第 2 四半期累計の売上高は 前年同期比 8.8% 増の 6,002 百万円 営業利 益は同 12.4% 増の 1,053 百万円と順調に拡大した アパマンショップの 2014 年 3 月末時点の店舗数は直営店が 82 店 ( 前年同期比 +10 店 ) FC 加盟店が 999 店 ( 同 +48 店 ) となり 合計で 1,081 店舗 ( 同 +58 店 ) まで拡大した 前 期末比では 19 店舗の増加となり ほぼ会社計画通りの進捗となる 当第 2 四半期累計期間では入居者向けポータルサイト アパマン友の会 のサービス普及を推進するため 過去最大級のテレビ CM 広告を投下し サービスの認知度拡大や アパマンショップ ブランドの更なる認知度向上に向けた取り組みを強化した アパマン友の会 は直接には収益への影響はないものの 約 15 万件のお得なサービスを提供することで 入居者へのサービス向上を図り アパマンショップ への集客数拡大 並びに入居者のリピート率向上に結び付ける戦略であり 2014 年 3 月末の会員数は約 1.7 万人と順調に拡大した 3

決算動向 売上高は店舗数の拡大効果に加えて 簡易消火器やインターネット回線取次ぎ 24 時間駆け付けサービスなど入居者向け関連サービス収入が伸びたことが増収要因となった 営業利益においても 直営店の増設に伴う固定費や経費の増加 広告宣伝費の増加などがあったものの 関連サービス収入を中心とした増収効果によって増益基調が続いた 直営店 1 店舗当たりの収益動向を見ると 売上高が微増収 営業利益は微減益となり収益性が若干低下したが これは新規出店店舗の立ち上げ負担増が主因で一時的な要因とみられる 実際 四半期別の 1 店舗当たり営業利益を見ると 新規出店を増やし始めた 2013 年 9 月期第 3 四半期から前年同期比で減少に転じていた ただし 当第 2 四半期だけで見ると 4 四半期ぶりに前年同期比でプラスに転じており 新規出店の増加による影響は一巡したと言えよう 今後に関しても直営店の出店動向によって短期的に収益が低下する可能性もあるが 関連サービス収入の拡大余地は依然大きく 長期トレンドで見れば拡大基調が続くという見方に変わりない 関連サービス収入 直営店 店 その他 1,054 1,110 748 期 期 期 直営 1 店舗当たり収益 売上高 営業利益 利益率 期 期 期 4

決算動向 四半期別直営 1 店舗当たり営業利益 期 期 期 1 ( 注 ) 会社発表資料を基にフィスコ作成 2Q 以降は直前四半期累計の差分で計算 ( 店舗 ) 直営店舗数推移 売上高は前年同期比で微減も営業利益は 2 ケタ増益 プロパティ マネジメント事業 PM 事業 ( 賃貸管理業務及びサブリース業務 ) の当第 2 四半期売上高は前年同期比 0.4% 減の 11,893 百万円と微減となったものの 営業利益は同 29.4% 増の 620 百万円と 2 ケタ増 益となった 管理戸数は 2013 年 9 月期に不採算物件の見直しや一部事業の売却を進めたことで 前年同期比では 86 戸減少の 59,845 戸となったが 前期末比では 395 戸の増加に転じている 四半期ベースの売上高伸び率でも 第 2 四半期は若干ながらプラスに転じており 今後も管理戸数の増加が見込めることから 売上高は増収トレンドが続くものと予想される 利益面では サブリースにおける入居率が前年同期比で 2 ポイント前後上昇したことが寄 与し増益となった 入居率が 1% 変動すると利益面では年間で 200 百万円前後の変動要因と なるだけに 利益に与えるインパクトは大きい 5

決算動向 管理戸数の推移 ( 戸 ) 賃貸管理 サブリース 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 59,931 59,619 59,845 27,802 27,659 27,559 32,129 31,791 32,286 13/9 期 2Q 13/9 期 4Q 14/9 期 2Q 事業売上高前年同期比伸び率 期 期 期 期 期 期 サブリース入居率 全国 首都圏 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 6

決算動向 家賃収入の 8 割弱を占める大型施設 あるある City が人気 PI ファンド事業 PI ファンド事業の当第 2 四半期売上高は前年同期比 0.6% 減の 934 百万円 営業利益は同 43.0% 減の 33 百万円となった 非コア事業として保有不動産の売却を着々と進めており 物件数では前年同期比 4 件減少の 101 件 簿価では同 414 百万円減少の 16,956 百万円となっている 売上高のうち賃貸収入は 907 百万円と前年同期比で微増となった 家賃収入の 8 割弱を占める北九州のサブカルチャー大型施設 あるある City が人気で 賃料が上昇していることが主因となっている 2012 年 4 月にオープンした あるある City は 開業 1 年目で来場者数が 212 万人を記録し 今年は 300 万人の突破が見込まれている その他保有不動産の売却案件がほぼ一巡したこともあり 家賃収入は底堅く推移する見通しだ 保有不動産と家賃収入 保有不動産簿価 家賃収入 期 期 期 期 期 期 期 パーキング業務 SOHO ( レンタルオフィス ) 業務を PM 事業から移管 その他事業 その他事業の当第 2 四半期売上高は前年同期比 54.4% 減の 316 百万円 営業損失は 14 百万円 (2013 年第 2 四半期は 26 百万円の損失 ) となった なお 当第 1 四半期よりセグメントの管理区分を見直しており パーキング業務 SOHO ( レンタルオフィス ) 業務を PM 事業から移管している 同事業のうち 約 300 百万円はパーキング事業 SOHO 事業で占められているとみられる 7

決算動向 国内景気並びに企業収益の回復により法人契約も好調に推移 (3) 2014 年 9 月期業績見通し 2014 年 9 月期の連結業績は 売上高が前期比 1.0% 増の 37,000 百万円 営業利益が同 3.9% 増の 2,400 百万円 経常利益が同 20.7% 増の 1,700 百万円 当期純利益が同 9.6% 減の 2,000 百万円を見込んでいる 非コア事業の整理が一巡したことで減収要因がほぼなくなり 売上高では 7 期ぶりの増収に転じることになる なお 当期純利益に関しては過去の累損が残っているため まだ数年は税率が低い状態で推移することになる 事業別の売上高見通しは下表のとおりで 斡旋事業が前期比 5.1% 増と全体を牽引する格好となる アパマンショップの店舗数は前期末比で 38 店舗増 ( うち直営店 9 店舗増 ) となる 1,100 店舗を前提としているが 当第 2 四半期末までに半分の 19 店舗を出店 また 4 月以降も既に 5 店舗をオープンするなど順調に推移している 国内景気並びに企業収益の回復により 法人契約も好調に推移しており 足元は会社計画をやや上回るペースで推移している 一方 PM 事業に関しては前期比 0.4% と微増となる見通し 管理戸数が増加傾向となって いること サブリースの入居率も高水準が続く見通しであることから 利益面でも 2 ケタ増益 が見込めよう 当第 2 四半期までの進捗状況が会社計画をやや上回るペースで推移したこと 4 月以降も 環境に大きな変化が出ていないことなどから 通期業績は会社計画を若干上回る可能性が あると弊社ではみている なお 同社は今 5 月に中国で日本人駐在員向けに賃貸仲介事業を行う百特豪世房地産咨询 ( 以下 ベターハウス ) の親会社 ステイジア香港の株式を 100% 取得した ベターハウスは 上海 広州 深圳の 3 都市に 4 店舗を展開しており このうち上海 深圳の 2 店舗は 2013 年 7 月にアパマンショップの FC 加盟店となっている 今回の株式取得によって 同社は機動的に中国での事業展開を行えるようになる 今後は日本人駐在員が 1 万人以上在住する地域で 需要動向を見ながら店舗展開を行っていくこととなる 今 9 月には海外に向けたアパマンショップのグローバルサイトも立ち上げる予定となっている 海外店舗としては中国 タイ シンガポール マレーシアで合計 9 店舗となり 現状は年間では 30 百万円程度の利益貢献があるが 今後も従来と方針は変わらず着々と事業展開を進めていく見通しだ 8

決算動向 セグメント別収益推移 セグメント別売上高 ( 単位 : 百万円 ) 10/9 期 11/9 期 12/9 期 13/9 期 14/9 期 伸率 斡旋 8,181 8,158 9,577 10,464 11,000 5.1% プロパティ マネジメント 29,819 27,889 26,075 24,413 24,500 0.4% PI ファンド 4,866 3,714 2,496 1,932 - - コンストラクション 2,965 2,070 - - - - その他 2,757 1,971 1,633 451 1,500 - 内部消去 -1,282-1,219-1,165-619 - - 合計 47,307 42,583 38,616 36,642 37,000 1.0% セグメント別営業利益 ( 単位 : 百万円 ) 10/9 期 11/9 期 12/9 期 13/9 期 斡旋 935 1,802 1,770 1,989 プロパティ マネジメント 670 851 1,009 1,099 PI ファンド 704 215 114 112 コンストラクション 44 148 - - その他 5 40-29 -77 本社費用及び内部消去 -687-870 -549-812 合計 1,673 2,187 2,316 2,310 利益率 10/9 期 11/9 期 12/9 期 13/9 期 斡旋事業 11.4% 22.1% 18.5% 19.0% プロパティ マネジメント 2.2% 3.1% 3.9% 4.5% PI ファンド 14.5% 5.8% 4.6% 5.8% コンストラクション 1.5% 7.1% - - その他 0.2% 2.0% -1.8% -17.1% 合計 3.5% 5.1% 6.0% 6.3% 注 ) 14/9 期より パーキング業務 SOHO 業務を プロパティ マネジメント事業 から その他 へ移管 伪成長戦略伪 2011 年 9 月期から今期にかけて財務体質の改善が大きく改善 (1) 中期計画の進捗状況 2014 年 9 月期を最終年度とする中期 3 ヶ年計画は 下表のとおり当初計画 (2011 年 11 月発表 ) と比較すると業績面で下回る格好となるが これは非コア事業の売却 縮小を想定以上のペースで進めたことが主因となっている コア事業である斡旋事業に関しては 店舗拡大と関連サービス収入の強化により着実に成長を続けているほか PM 事業も一部事業の売却が影響して計画は下回ったものの 収益性は改善している 一方 財務面では保有不動産や非コア事業である子会社の売却を進めたことで 有利子負債の削減が想定以上のペースで進んでいる 自己資本比率は 2011 年 9 月期の 11.8% から 2014 年 9 月期は 21.9% とほぼ 2 倍に上昇する見込であり 財務体質の改善が大きく進んだと言えよう キャッシュフローの状況を見ると 営業キャッシュフローに関しては 安定して年間 2,000 百万円以上のペースで推移しており 保有不動産の売却収入と営業キャッシュによって 有利子負債の削減を進めてきたことがわかる 9

成長戦略 有利子負債の水準に関しては 削減を継続して行っていく方針であり 保有不動産の売却や関連会社株式の売却だけで 4,000 百万円程度の削減は可能とみられる なお 当第 2 四半期累計において 自己株式の取得が 818 百万円あるが これは 2011 年にインテグラル 1 号投資事業有限責任組合に対して発行した優先株式の一部取得によるものである 優先株の発行株数は 6,545,460 株 ( 株式分割後 取得価額は 275 円 ) で このうちの 1,190,000 万株を 687.5 円で 2014 年 3 月に取得している 取得の背景には 株式発行の際の条件として 2014 年 3 月以降に普通株式への転換 売却が可能との条件が付されており また 同投資組合では保有期間として 3 ~ 5 年を目途として考えていること また 同社にとっては株主価値の維持向上を図りたいとの意向もあり 今回の一部取得となっている 今後に関しても 株価の水準や収益状況などを考慮しながら 追加取得を行うかどうか また取得後に消却を行うかどうかも含めて検討していく予定となっている なお 現在の優先株を含めた発行株式数は 19,602,628 株 ( 当第 2 四半期期中平均 ) となっている 中期 3 ヶ年計画 ( 単位 : 百万円 ) 決算期 11/9 期実績 14/9 期中期 14/9 期業績 対 11/9 期 計画比 計画 予想 比 売上高 42,583 41,200 37,000-13% -10% 斡旋事業 8,158 10,900 11,000 35% 1% プロパティ マネジメント事業 27,889 27,500 24,500-12% -11% その他の事業 6,536 2,800 1,500-77% -46% 売上総利益 10,634 12,400 10,500-1% -15% 斡旋事業 5,060 7,100 6,100 21% -14% プロパティ マネジメント事業 3,706 4,200 3,750 1% -11% その他の事業 1,867 1,100 650-65% -41% 販売管理費 8,446 9,400 8,100-4% -14% 営業利益 2,187 3,000 2,400 10% -20% 経常利益 859 2,000 1,700 98% -15% 当期純利益 -3,126 1,000 2,000-100% 財務数値目標 ( 単位 : 百万円 ) 決算期 11/9 期実績 14/9 期中期 14/9 期業績 対 11/9 期 計画比 計画 予想 比 資産合計 56,339 49,800 50,200-11% 1% 負債合計 49,188 40,400 39,200-20% -3% ( 有利子負債 ) 38,256 30,000 29,000-24% -3% 純資産合計 7,150 9,350 11,000 54% 18% 自己資本 6,636 8,400 11,000 66% 31% 自己資本比率 11.8% 16.9% 21.9% - - EBITDA 3,965 4,600 4,000 1% -13% EBITDA 倍率 9.6 倍 7.0 倍 7.3 倍 - - 注 ) EBITDA 倍率 = 有利子負債 EBITDA ( 営業利益 + 減価償却費 +のれん償却額 ) 自己資本比率 = 自己資本 総資産 10

成長戦略 キャッシュフロー計算書概要 ( 単位 : 百万円 ) 決算期 11/9 期 12/9 期 13/9 期 14/9 期 2Q 累計 営業キャッシュフロー 2,365 2,579 2,200 1,365 税引前純損益 -3,892 1,647 2,622 879 減価償却費 650 507 512 257 のれん償却額 1,127 1,129 1,125 568 投資キャッシュフロー 9,701 855 1,333-146 有形固定資産売却による収入 9,755 2,042 1,059 70 財務キャッシュフロー -12,660-3,114-3,834-2,000 有利子負債収支 -13,805-3,304-3,809-1,102 自己株式の取得 - - - -818 配当金支払い - - - -192 現金及び現金同等物の期末残高 3,572 3,853 3,083 2,302 コア事業の収益性向上と売上拡大に向けた取り組みに注力 (2) 次期中期計画について 2015 年 9 月期から始まる次期中期計画は 2014 年 9 月期の業績がほぼ固まる夏ごろに 発表される予定だが その骨子としては コア事業の収益性向上 並びに売上拡大に向け た取り組みが中心になるものと考えられる 収益性の向上に関しては 現在 同社において外注している業務の内製化が挙げられる 具体的には コールセンター業務や管理物件の維持管理業務 リフォーム工事 緊急駆け付けサービス 家賃保証業務などだ これら外注費用分をすべて内製化したとすると 年間で約 2,000 ~ 2,500 百万円のコスト圧縮が可能になると試算されている 一気に内製化すると事業リスクも高いことから 収益への影響を見極めながら徐々に内製化率を高めていく方針だ なお 内製化と言ってもすべてを自社グループで抱えるわけではなく 業務内容によっては協力会社を使うケースもある 既に コールセンター業務では北九州と東京で合わせて 20 数名体制でスタートするなど 一部業務では内製化への取り組みが始まっている 売上拡大施策としては 店舗数の拡大と関連サービス収入の拡充が挙げられる 店舗数に関しては アパマンショップの圧倒的ブランド力や その収益性の高さから FC 加盟を希望する事業者は多い ここ数年間は年間で 50 店舗ペースの出店を行ってきたが 今後は直営店を含めて出店ペースを若干加速する可能性がある 同社では将来的に 2,000 店舗まで拡大の余地があるとみており 同目標に向けた取り組みが注目される なお 直営店に関しては 1 店舗当たりの設備投資額が約 20 百万円に対して 営業利益は年間で 17 ~ 18 百万円と 1 年強程度で投資が回収できるまでに収益力が付いてきている このため 直営店の出店も今後強化していく可能性がある 11

成長戦略 アパマンショップ店舗数 ( 店舗 ) 直営店 店 期 期 期 期 期 ( 予 ) また 関連サービス収入に関しては インターネット回線の取次ぎや緊急駆け付けサービ スなど数々のサービスメニューを揃えてきたが 今後もパーキングサービスや自販機 ソーラー 発電など生活に関連するサービスを拡充していく余地は大きいとみている パーキングサービスでは 管理物件など既に空いているスペースをコインパーキングとして活用するため 投資額も少なくて済む 現在は 70 拠点で約 1,000 台の収容能力があり 当第 2 四半期においては売上高 194 百万円 営業利益 20 百万円と既に収益に貢献している 今期末には収容能力を 2,000 台に拡大するほか 2014 年 11 月には あるある City の駐車場 1,000 台分も外注から内製に切り替える予定となっている このため 2015 年 9 月期にはパーキングサービスだけで 100 百万円以上の利益貢献が見込まれる 同社ではパーキングとして活用できるスペースはまだ多く残っており 収容能力としては 5,000 台程度まで拡張が可能とみている なお 市場環境の変化として注目されるのは 2014 年 4 月より国交省で議論が始まったインターネットによる不動産取引解禁が挙げられる 年内にも結論が出る見通しだが 仮に解禁になった場合は 同社にとって追い風になるとみられる 同社は業界の中でも先行してインターネットを活用した情報サービスの提供に取り組んでおり 現在もアパマンショップの情報サイトは 賃貸不動産業界のなかでもトップの集客力を誇っているためだ インターネットを使った様々なキャンペーンの企画力や豊富な物件情報 サイトの使い勝手などは業界でも先頭を走っていると言える ネット取引が解禁されれば 店頭における従業員の作業も大幅に軽減されるため 生産性の向上にもつながることが期待される 12

伪株主還元策について伪 1 株当たり 10 円の配当金を予定 同社では収益体質の改善 並びに今後の収益成長に向けた道筋が見えてきたことから 2013 年 9 月期より復配を実施しており 2014 年 9 月期についても 1 株当たり 10 円の配当金 を予定している 特に配当性向などの基準は設けていないが 特別利益などを除外した実質 ベースの利益水準で配当性向 20 ~ 30% が 1 つの目安になるとしている [ 損益計算書 ] ( 連結 ) ( 単位 : 百万円 ) 10/9 期 11/9 期 12/9 期 13/9 期 14/9 期 ( 予 ) 売上高 47,307 42,583 38,616 36,642 37,000 ( 対前期比 ) 0.0-10.0-9.3-5.1 1.0 売上原価 36,576 31,949 28,582 26,728 26,500 ( 対売上比 ) 77.3 75.0 74.0 72.9 71.6 販管費 9,058 8,446 7,718 7,603 + ( 対売上比 ) 19.1 19.8 20.0 20.7 0.0 営業利益 1,673 2,187 2,316 2,310 2,400 ( 対前期比 ) 0.0 30.8 5.9-0.3 3.9 ( 対売上比 ) 3.5 5.1 6.0 6.3 6.5 営業外収益 781 227 70 221 営業外費用 1,975 1,556 1,034 1,123 経常利益 480 859 1,353 1,408 1,700 ( 対前期比 ) 58.3 79.1 57.4 4.1 20.7 ( 対売上比 ) 1.0 2.0 3.5 3.8 4.6 特別利益 5,918 1,845 567 1,762 特別損失 8,387 6,598 273 548 税引前利益 -1,988-3,892 1,647 2,622 ( 対前期比 ) - - - 59.2 ( 対売上比 ) -4.2-9.1 4.3 7.2 法人税等 -5,148-561 1,476 366 当期純利益 3,058-3,126 93 2,213 2,000 ( 対前期比 ) 0.0 - - 2279.6-9.6 ( 対売上比 ) 6.5-7.3 0.2 6.0 5.4 [ 主要指標 ] 発行済株式数 ( 千株 ) 1,298 1,630 1,953 1,953 19,603 1 株当たり利益 ( 円 ) 2413.64-1917.98 47.91 1133.07 102.26 1 株当たり配当 ( 円 ) 0.00 0.00 0.00 100.00 10.00 1 株当たり純資産 ( 円 ) 6115.81 3725.11 3796.77 5514.69-13

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