重要 必ずお読みください 平成年度大学等奨学生採用候補者の皆さんへ 給付奨学金採用候補者のしおり この冊子は 給付奨学金の採用候補者となった方が 大学等への進学後に奨学金の支給を受けるために必要な手続きについて記載しています 貸与奨学金の採用候補者となった方は 併せて配付する冊子 貸与奨学金採用候補者のしおり もお読みください ご注意 封筒の裏面と中身を照合し 書類がそろっているかを確認してください 進学前までに必要な手続きは余裕をもって行い 進学時に持参する書類に不足がないかを確認してください 進学後は すみやかに 進学届 を提出してください
現在 確認すぐに次のことを確認しましょう 候補者となったら すぐに次のことを確認しましょう 渡された書類がそろっているか( 封筒裏面 ) 奨学金を受けることができる対象か 資格を満たしているか( ページ ) 奨学金の決定内容( ページ~) 進学前の準備決定通知の内容を確認し 進学に向けた準備をしましょう 口座の開設( ページ ) 進学前準備チェックシート ( 同封 ) への記入 入学時必要資金融資 の検討( ページ ) 該当者のみ 進学時に必要な書類を用意し 紛失しないように保管しておきます( ページ ) 書類を紛失した場合 初回振込が大幅に遅れる場合があります 進学 ( 平成年 4 月 ) 進学時の手続き すみやかに 進学届 を提出 ( 入力 ) しましょう 必要書類の提出( ページ ) 識別番号 の受け取り 進学届 の提出( インターネットによる入力 送信 ) ( 受付期間は進学後すぐに進学先へ確認しましょう ) 4 月中 ~ 下旬が期限です 採用 奨学生証 等の受け取り 奨学金の振込開始( ページ ) 誓約書 の提出奨学生として採用された後は 誓約書 を提出する必要があります 進学先の学校から示された提出期限までに提出しないと 採用取消となります ( ページ ) 給付奨学生になってから ( ページ ) あ
採用候補者が進学して給付奨学金を受けられる学校 学科 学校種別 課程対象備考 大学 短期大学 学部 学科 すべて支給対象です 通信教育課程放送大学 すべて支給対象です 専門課程 支給対象とならない学校 学科があります 専修学校 通信教育課程 支給対象と対象外の学科があります 高等課程 一般課程 奨学金を受けることはできません 高等専門学校 ( 高専 ) 高専 3 年生から 4 年生に進級した方が対象です その他の学校 ( 予備校 語学学校 職業訓練校等 ) 奨学金を受けることはできません 対象の場合でも 正規の学籍で在籍する場合に限ります ( 科目等履修生 聴講生 等は不可) 専修学校 ( 専門課程 ) について奨学金の支給対象か否か不明な場合は JASSOホームページ ( 日本学生支援機構対象学科 で検索 ) で確認するか その学校へ直接確認してください 上記対象校へ進学しなかった場合 奨学金を受けることはできません 平成 31 年度に進学しなかった場合は 候補者としての資格を失います 外国籍の方へ 外国籍の方は 以下のいずれかの在留資格を有している方のみ 給付を受けることができます 法定特別永住者 永住者 日本人の配偶者等 永住者の配偶者等 定住者 定住者 は 将来永住する意思のある人に限ります 進学後に上記以外の在留資格であることが判明した場合は 振込済みの奨学金全額を速やかに返金していただいたうえで採用を取り消すことになります 進学前に改めて在留資格を確認しましょう 奨学金の支給を受けることができるかどうか不明の場合は 在留資格の記載がある在留カードや住民票等を進学先の学校へ提示して確認してもらってください 本冊子の用語 あなた給付奨学生採用候補者に決定した本人日本学生支援機構採用候補者給付奨学生採用候補者 ( 給付奨学金の予約を申し込んで選考に通った人 ) 決定通知 大学等奨学生採用候補者決定通知 ( 採用候補者として決定したことの通知 ) 進学届進学したことの届出 ( 進学後にインターネットで行います ) 高等専門学校 3 年次生の場合は 進学 を 進学又は高等専門学校 4 年次生に進級 と読み替えてください
確認 1 決定通知 の記載内容 2 氏名 1 登録番号 奨学生として採用されるまでの間 あなたを特定するための番号です 氏名が正しいことを確認してください 特に カナ が違っていると振込みができません 小文字は すべて大文字で表記されていますが 訂正の必要はありません 例 ) ショウガク シヨウガク 3 給付奨学金の内容 採用候補者として決定した給付奨学金の内容です 社会的養護を必要とする人 として採用候補者となっている場合は 一時金の記載があります 4 貸与奨学金の内容 採用候補者として決定した貸与奨学金の内容です 5 奨学金振込口座 申込時に登録した口座です 口座未開設 となっている人は 進学前に本人名義の口座を開設してください 進学届 提出時に変更することができます (5ページ参照 ) 6 進学届提出用パスワード パスワードは 進学届 の提出時に必要です 管理には十分注意してください
確認 2 決定内容の確認 決定内容の確認 決定通知 に記載されている内容を確認してください 次の項目は変更ができます 項目 進学前 進学届提出時 備考 1 奨学金の辞退 ( 全部辞退 ) ( 不要 ) 進学できなかった場合を含め 辞退の手続きは不要 です 進学届 を提出しなければ すべての奨学 金を辞退したものとして取り扱います 2 貸与奨学金のみ辞 退 ( 一部辞退 ) あなたの氏名 在籍する ( 出身の ) 高校等に申し出てください 変更の申出には期限があります 期限を過ぎた後は 進学後に進学先の学校の奨学金窓口に申し出てください あなたの生年月日 あなたの性別 奨学金振込口座 ページを参照してください 今後 追加で貸与奨学金を希望する場合既に採用候補者となっている人は 今年度内の予約採用での申込はできません 進学後に申込みをしてください 例 ) 予約採用で給付奨学生採用候補者となった人が第一種奨学金も希望する場合等
( 参考 ) 奨学金の支給額 1. 支給月額 ( 通信教育課程以外の課程 ) 下表のとおり 区分により金額 ( 月額 ) が定められています 国立公立私立区分自宅自宅外自宅自宅外自宅自宅外 大学 短期大学高等専門学校専修学校 ( 専門課程 ) 2 万円 (0 円 ) 3 万円 (2 万円 ) 2 万円 3 万円 3 万円 4 万円 国立の学校の支給月額については 注意点 の 3 を参照してください 注意点 1 社会的養護を必要とする人 には 上表の 自宅外 月額が支給されます 2 社会的養護を必要とする人 以外の人には 進学届提出時に届出た通学形態に応じた月額が支給されます なお 自宅外通学 は 進学月において自宅外通学の人が選択でき 自宅外通学 を選択する場合 自宅外通学であることの証明書類の提出が必要です (9ページ) 自宅外通学 とは 学生が家計支持者( 原則父母 ) のもとを離れて生活していることをいい 家計支持者の単身赴任等は含まれません 3 国立の大学等で授業料の全額免除を受ける場合 支給月額が減額されます ( 自宅外通学 : 3 万円 2 万円 自宅通学 :2 万円 0 円 ) その後 授業料の全額免除を受けないことが確定した場合には 全額免除の対象外となった月にさかのぼって支給月額を減額前に戻します 4 上記 3で自宅通学の人が授業料の全額免除を受け 支給月額が0 円に減額されても給付奨学生としての身分は継続します 5 専修学校 ( 専門課程 ) のうち 独立行政法人が設置する専修学校は 国立 地方独立行政法人が設置する専修学校は 公立 の月額が適用されます
( 参考 ) 奨学金の支給額 2. 通信教育課程の支給額 ( 通年スクーリングの支給額は 1. 通学の課程を参照 ) 下表の年額 ( 年 1 回の振込 ) です 大学 短期大学専修学校 ( 専門課程 ) 区分 夏季または冬季スクーリング 放送大学 ( 第一学期または第二学期 ) 年額 5 万円 5 万円 注意点 1 大学 4 年制の専修学校 ( 専門課程 ) は4 回 2 年制の短期大学 専修学校 ( 専門課程 ) は2 回 3 年制の短期大学 専修学校 ( 専門課程 ) は3 回まで支給を受けることができます 2 スクーリングを受講しなかった年度については 給付奨学金は支給されませんが 給付奨学生の身分はそのまま継続されます 3 給付奨学金の支給を受けるには 学校を通じて スクーリングの受講について申請する必要があります 申請がない場合 当該年度はスクーリングの受講がなかったものとして2と同じ取扱いとなります 3. 社会的養護を必要とする人 一時金として 24 万円が振り込まれます ( 初回の振込時に 1 回限り ) 社会的養護を必要とする人 として候補者となった方に限り支給されます
準備 1 全員 奨学金振込口座の準備 奨学金は 奨学生本人 ( あなた ) 名義の口座に振り込みます 申込み時点で口座を開設していなかった場合は 進学するまでに口座を必ず用意してください 使用できる使用できない農協 信託銀行 外資系銀行 ネットバン日本国内の銀行 ( ゆうちょ銀行を含む ) 信金融機関ク ( 新生銀行 あおぞら銀行 セブン銀行用金庫 労働金庫 信用組合 ( 一部を除く ) 等 ) 口座 本人名義の普通預金 ( 通常貯金 ) 口座 本人以外の名義の口座 貯蓄預金口座 休 眠口座 記入しましょう 進学届 では 正確に振込口座情報を届け出る必要があります 予め 進学前準備チェックシート に 通帳等に記載された口座情報を正しく記入しておいてください 準備 2 労働金庫の 入学時必要資金融資 ( 該当者のみ ) 労働金庫の 入学時必要資金融資 ( 以下 つなぎ融資 ) とは の 給付奨学金 ( 一時金万円 ) は進学後に支給されるものであり 進学前に必要となる資金に充てることはできません つなぎ融資 は 決定通知 に記載された 給付奨学金 ( 一時金万円 ) 入学時特別増額貸与奨学金 ( 候補者として決定している金額 ) の範囲内で 進学前に必要な資金を労働金庫が融資するものです つなぎ融資 を利用した場合 進学後に振り込まれる 給付奨学金( 一時金 ) 及び 入学時特別増額貸与奨学金 により 利息を含めて一括で返済することになります つなぎ融資 を受けるまでの手続き つなぎ融資 を申込む際は 決定通知 を労働金庫に提出することが必要です 入学時特別増額貸与奨学金 も併せた金額の融資を受ける場合は 貸与についての証明 ( 貸与奨学金採用候補者のしおり のページ 進学時に用意する書類の最終確認 の が記載されている書類) も必要です 進学先によっては 合格決定から入学金の納付期限までの期間が短い等 つなぎ融資を利用できない場合がありますので ご注意ください 詳細は 別紙 入学時必要資金融資のご案内 ( 該当者のみ配付 ) に記載されています 利用を検討する際は 別紙を必ずお読みください
準備 3 進学時に用意する書類の最終確認 下の表であなた自身が用意する必要のある書類を確認し 進学後 進学先の学校から指示のあっ た際にいつでも提出 確認ができるよう 用意しておいてください... 進学先へ提出が必要なもの... 進学届 提出 ( 入力 ) の際 手元に置いておく必要のあるもの -... 用意不要 候補者の状況 書類の名称 書類の内容 注意点 社会的養護を必要とする人 左記以外 採用候補者決定通知 進学先提出用 裏面の必要事項をすべて記入したうえで 進学先に提出してください 採用候補者決定通知 本人保管用 進学届 を入力する際に必要な パスワード が記載されています 進学前準備チェックシート 奨学金の振込口座を用意し 通帳等から確認した口座情報を正しく記入します 口座情報は 進学後 進学届 で入力する際に必要な情報です 進学した月から自宅外通学をしている場合は 自宅外から通学していることを証明する書類の提出が必要です 自宅外通学であることの証明書類 ( 証明書類の例 ) 家計支持者の住民票と 家計支持者と別住所 - であることが確認できる本人の住民票又は 名義もしくは入居者欄に本人氏名の記載が あるアパート マンション等の賃貸借契約書 や入寮許可書 変更承認通知 採用候補者決定後 一定期間内に本人氏名変更を高校等を通じて行った場合のみ発行されます
進学後 1 進学後の手続き ( 平成年月進学後 ) 奨学金の支給を受けるには 進学先の学校を通じて 進学届 を提出することが必要です 学校の定める期限までに手続きを行わなければ 奨学金を辞退したものとみなされます 1. 進学時の提出書類進学したときは すみやかにページの表のうち が記載されている書類を進学先の奨学金窓口に提出してください 進学先の学校から奨学金の説明会への出席を指示された場合は 必ず出席してください 2. 進学届 の提出 進学届 はインターネットを通じて提出を行います 入力期間や手順については 必ず進学先の学校の指示に従ってください 進学先の学校の受付期間は学校により若干異なりますが の提出期限は月中旬から下旬となります 病気等やむを得ない事情により学校の受付期間中に提出できないときは すみやかに進学した学校に相談してください 3. 採用 奨学金の振込開始 進学届 を提出すると 給付奨学生として採用され 奨学金の振込みが開始されます 初回振込月は 進学届 の提出時期によって異なりますが 振込開始が月の場合 4 月分とまとめてか月分 ( 一時金がある場合はそれも併せて ) 振り込まれます 進学届 にて入力( 確認 ) した奨学金振込口座に誤りがある場合は振込みが遅れます 通信教育課程に進学した場合 別途届出るスクーリングのある月に振込まれます ( 年 1 回 ) 4. 採用時の交付書類給付奨学生として正式に採用されると 進学先の学校から次の書類が交付されます 交付書類 給付奨学生証 給付奨学生のしおり 誓約書 交付書類の説明 奨学生としての資格を証明するものです 記載事項について誤りがないか確認し 大切に保管してください 支給が始まってから終了するまでの間の諸手続きが記載されています よく読んで内容を理解し 大切に保管してください 進学先の学校が定める期日までに必ず提出してください 5. 誓約書 の提出誓約書は 給付奨学生の採用にあたって 学業に精励することを約束するとともに 給付奨学生本人との奨学金給付契約を明確にする契約書です 奨学生本人 親権者 ( 未成年の場合のみ ) が自署 押印し 進学先の学校が指定した期日までに 進学先へ提出します 期限までに 誓約書 を正しく提出しない場合は採用取消となり 既に振込済みの奨学金がある場合は 全額を一括して返金していただくこととなります
( 参考 ) 給付奨学生になってから 1. 給付奨学生になってからの変更事項奨学金の辞退奨学金は 誓約書 を正しく提出した後は いつでも辞退する ( やめる ) ことができます 奨学金振込口座ページの条件に合う口座であれば変更することができます (3) 支給額 (7ページ) 通学形態に変更があった場合 届出により支給月額の変更が必要です ( 社会的養護を必要とす る人 を除く ) 自宅通学であるにもかかわらず自宅外通学の月額の支給を受けていた場合 自宅通学となった時点にさかのぼって月額の差額調整を行います 調整金額により数か月間奨学金の振込みが無くなる場合があるほか 調整ができない場合は返金していただく場合もあります ( 下記 3. 給付奨学金継続願 もあわせて確認してください ) 2. 在籍報告給付奨学生は 大学等に在籍していること等を 毎年 7 月と月にインターネットを通じて報告する必要があります 定められた期限までに報告がなく 進学先の学校に在籍していることが確認できない場合は 給付奨学金の振込を廃止 ( 打ち切り ) します 3. 給付奨学金継続願給付奨学生は 次年度も継続を希望することについて 毎年 1 回 JASSO に願い出る必要があります また 給付奨学金継続願 の提出時には 以下の確認も行います 家計支持者( 原則父母 ) の 住民税 ( 市区町村民税所得割額 ) の課税状況 通学形態 ( 自宅通学 自宅外通学 )( 社会的養護を必要とする人 として採用された人を除く ) 4. 適格認定学校は 給付奨学生の学修状況や生活状況から 給付奨学生として引き続き適格性を有しているか否か等を認定し JASSO に報告します JASSO は 学校からの報告に基づき 学業成績等に応じて給付奨学金の継続等にかかる必要な措置をとります この認定を 適格認定 といいます 適格認定は貸与奨学金より厳しい基準により行われ 結果によっては給付奨学金の支給が停止や廃止 ( 打ち切り ) となることや 状況によっては受給済みの給付奨学金について返還が必要となることがあります ( 例 ) 1か月未満の停学その他の処分を受けた者 停止 学校処分により退学 除籍 1か月以上の停学になった者 学業不振により卒業延期が確定した者 廃止 家計支持者が2 年連続で住民税 ( 市区町村民税所得割 以下同じ ) 課税対象となった場合 停止 経済的理由で停止となっていた者のうち 翌年度も家計支持者が住民税課税対象となった者 廃止