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第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

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南海トラフ巨大地震における TEC-FORCE 活動計画 ( 受援計画 ) の概要 別紙 P1 国土交通省では 南海トラフ巨大地震による広範囲の被害に備え 発災後速やかに全国の TEC-FORCE を被災地に派遣 支援することを規定 中部地方整備局では 迅速かつ的確な派遣と応急対策活動を実現するため

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(6) 八丈町役場 青ヶ島村役場 八丈町災害対策本部 青ヶ島村災害対策本部の設置 7 訓練の様子 (1) 八丈町避難誘導訓練地震時における総合的な避難訓練と火山噴火時における避難訓練を併せて行い 八丈町及び防災関係機関並びに住民がとるべき防災処置を実践し 地震災害 火山噴火災害に対応した防災対策の習

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アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

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広域防災拠点の分野とカテゴリー (1) 防災拠点の分野 防災拠点は 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 ( 内閣府 ) に記載される以下の 5 項目の活動を支えるものであり 応援部隊の活動 ( 緊急輸送ルート 救助 救急 消火等 ) 医療 物資 の 3 種類の分野に分類 防災拠点

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東日本大震災 (H ) 地震時の情報収集や提供に関する課題 国 地方公共団体などが連携した被災者や物資輸送者への交通関係情報の提供 大震災直後は 各管理者から別々に通行止め情報等が提供されたため 被災地までの輸送ルートの選定が困難な状況 国が集約して提供を始めたのは10 日以上過ぎた3/

中部圏地震防災基本戦略の改訂 ( 第二次改訂 ) 概要 東日本大震災の発生 ( 平成 23 年 3 月 11 日 ) 中部圏地震防災基本戦略 ( 中間とりまとめ ) ( 平成 23 年 12 月 27 日東海 東南海 南海地震対策中部圏戦略会議 ) 中部圏地震防災基本戦略 ( 最終とりまとめ ) (

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調査の目的 概要 1. 調査の目的 南海トラフ巨大地震の発生時にも円滑に支援物資輸送を行うため 中国 四国 九州地域における広域連携を通じ 鉄道 海運 ( 船舶 ) トラックなど多様な輸送モードの活用による支援物資物流システムの構築を目的として行ったもの 国 ( 中国 四国 九州の各運輸局 ) が主

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南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画について 1. 具体計画の位置づけ 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 ) 第 4 条に規定する 南海トラフ地震防災対策推進基本計画 に基づき 南海トラフ地震の発生時の災害応急対策活動の具

緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

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奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

第3編 災害応急対策

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

1 首都直下地震の概要想定震度分布 (23 区を中心として震度 6 強の想定 ) 首都直下地震 想定震度分布 出典 : 中央防災会議首都直下地震対策検討ワーキンググループ 首都直下地震の被害想定と対策について ( 最終報告 ) ( 平成 25 年 12 月 ) 2

防災業務計画 株式会社ローソン

大規模イベント開催時の危機管理等における消防機関のあり方に関する研究結果について ( 概要 ) 研究の趣旨 現在 国際社会では各地で多様な形態のテロが発生し また NBCテロ災害等 特別な備えが必要となる事案が発生する恐れも増してきている 2019 年のラグビーワールドカップ 2020 年のオリンピ

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表1

東日本大震災に対する四国地方整備局の対応状況 ( 平成 23 年 4 月 13 日現在 ) Ⅰ. 被災地への支援 1) 総合対策本部の設置 四国地方整備局では 3 月 11 日 ( 金 ) に支援対策本部を設置し 被災地域への支援を行っておりましたが 東日本大震災の甚大な被害及びこれに伴う社会的な影

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( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防


れました また, 当フォーラムに将来の建設技術者を目指す若い学生が多数参加することを紹介し, 今後想定される大規模災害への備えとして, 災害に強い国作り, インフラの老朽化対策などの国土強靱化を促進する上でも, これらの方々の活躍なくしては成立しない これら若い技術者の方を含めて産学官の連携を深め,

(6) 行方不明者の捜索 (7) 治安の維持 (8) 被災者等への情報伝達 (9) 前各号に掲げるもののほか 派遣先都道府県警察の長が特に指示する活動一部改正 平成 25 年第 15 号 ( 即応部隊の活動 ) 第 4 条即応部隊は 大規模災害発生時に直ちに被災地等へ赴き それぞれ次に掲げる活動を行

保有する災害対策用機械 排水ポンプ車 (60m3/min 級 高揚程 ) 浸水被害を排水ポンプで軽減します 衛星通信車 衛星を利用し 映像 音声などを送信します 対策本部車 現地対策本部として活用します 待機支援車 災害現場で仮眠所 休憩所として活用します 東日本大震災 ( 仙台空港 ) で活動 6

九州における 道の駅 に関する調査 - 災害時の避難者への対応を中心としてー ( 計画概要 ) 調査の背景等 道の駅 は 平成 16 年 10 月の新潟県中越地震 23 年 3 月の東日本大震災において 被災者の避難場所 被災情報等の発信や被災地救援のための様々な支援の拠点として活用されたことなどか

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資料 2 東海管内における農業水利施設の防災 減災の取組 ( 農村地域防災減災事業 海岸事業 ) 平成 27 年 2 月東海農政局整備部防災課

主な訓練 指揮統制本部開設訓練防災関係機関である自衛隊 警察 海上保安署 消防と市が連携して 災害現場への出動隊の派遣調整などを行いました 人命救助訓練 3 班 ( 自主防災会 防災士会 消防団 市の人命救助隊 ) に分かれ 各倒壊家屋前に設置されている障害物を撤去後 閉じ込められている負傷者の救出

第6章  特殊災害対策計画

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

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時間災害状況等の推移関係機関関係機関の活動内容道府県 ( 防災本部 ) の留意事項 ( 評価の視点 ) 1 日目 3.1 地震に基因する標準災害シナリオ 9:00 (0:00) 地震発生 ( 震度 6 強 ) 特定事業所 施設等の緊急停止措置 災害拡大防止上必要な施設の手動停止操作 地震発生後 速や

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30 第 1 部現地における災害応急活動 阿蘇大橋付近の被害状況 ( 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 ) 熊本城の被害状況 ( 熊本県熊本市 ) 2

平成 23 年東北地方太平洋沖地震に対する四国地方整備局の災害対応状況 ( 平成 23 年 4 月 1 日現在 ) Ⅰ. 被災地への支援 1) 総合対策本部の設置 四国地方整備局では 3 月 11 日 ( 金 ) に支援対策本部を設置し 被災地域への支援を行っておりましたが 今回の地震による甚大な被

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国の法令改正等の反映近年行われた国の法令改正や防災基本計画の修正内容を反映しました 市町村が 指定緊急避難場所及び指定避難所の指定を進めることを追加 市町村が 被災者の被害状況 配慮事項等を一元的に集約した被災者台帳を作成し 総合的かつ効果的な支援の実施に努めることを追加 首都直下地震対策特別措置法

できない場合は 代表消防機関代行の倉敷市消防局又は津山圏域消防組合消防本部の職員をもって充てるものとする 4 岡山県大隊に 消火 救助 救急等の任務単位毎に中隊を設けることとし 各中隊を 消火中隊等 と呼称するものとする なお 中隊長は 岡山県大隊長が指定するものとする 5 各中隊に 各車両又は付加

平成30年度岩手県総合防災訓練

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東日本大震災に対する四国地方整備局の対応状況 ( 平成 23 年 4 月 4 日現在 ) Ⅰ. 被災地への支援 1) 総合対策本部の設置 四国地方整備局では 3 月 11 日 ( 金 ) に支援対策本部を設置し 被災地域への支援を行っておりましたが 東日本大震災の甚大な被害及びこれに伴う社会的な影響

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

病院機構災害医療センター ( 以下 災害医療センター という ) に DMAT 事務局を設置する 都道府県は 通常時に DMAT 運用計画の策定 医療機関等との協定の締結等を行い 災害時に 計画に基づき DMAT を運用し 活動に必要な支援 ( 情報収集 連絡 調整 人員又は物資の提供等 ) を行う

大規模災害対策マニュアル

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

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地震発生後の九州地方整備局の活動 4 月 16 日の夜明け 本震の後に再度調査を実施しておりま す その際は 道路崩壊の調査 土砂崩壊の箇所の調査 被 災地に入るための安全ルートの確認等を実施しております 次に九州地方整備局の活動について紹介させていただき ます まず最初に地震発生後の初動体制につい

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自衛隊の原子力災害派遣に関する達

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

中部圏広域防災ネットワーク整備計画(第2次案)

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中部電力グループ アニュアルレポート2012

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防災業務計画(第3編 東海地震防災強化計画)

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

( 災害医療調整本部の所管事務 ) 第 4 条災害医療調整本部は 次の事務をつかさどる (1) 全県域を対象とした医療資源の配置調整及び患者搬送調整に関すること (2) 国や他都道府県等に対する医療支援の要請及び受入れと その派遣調整に関すること (3) 地域災害医療対策会議の支援に関すること (4

優先的 ( 継続的 ) に取り組む連携課題の成果並びに今後の課題及び予定 資料 3-2

平成16年新潟県中越地震 JR西日本福知山線列車事故 16年10月23日に発生した新潟県中越地震は 死者68人 災害関連死を含む という被害を もたらしました この地震を契機に 警察では 極めて高度な 救出救助能力を必要とする災害現場において 迅速かつ的確に被災者の救出救助を行う専門部 隊として 1


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新技術 新工法部門 :No.06 災害現場を IP で結ぶ ( 次世代衛星通信システムの導入について ) 嶋田幸平 1 湯浅武 2 1 近畿地方整備局企画部情報通信技術課 ( 大阪府大阪市中央区大手前 ) 2 紀南河川国道事務所道路管理課 ( 和歌山県

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5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

平成 28 年熊本地震における対応 平成 28 年熊本地震 ( 前震 :4/14 本震 :4/16) において 電力 ガス等の分野で供給支障等の被害が発生 関係事業者が広域的な資機材 人員の融通を実施するなど 迅速な復旧に努めた結果 当初の想定よりも 早期の復旧が実現 また 復旧見通しを早い段階で提

Transcription:

南海トラフ巨大地震対策中部ブロック協議会広域連携訓練 南海トラフ巨大地震に備えて 広域連携防災訓練 を実施! 河川環境建設集合広域防災拠点とか 本部写真 名古屋港での広域防災拠点的役割 (TEC と海保とか陸自が写ってそうなの ) 平成 26 年 8 月 31 日 ( 日 ) 南海トラフ巨 地震対策中部ブロック協議会 事務局 : 中部地方整備局 ( 南海トラフ地震対策中部圏戦略会議 事務局 ) 愛知県 ( 東海四県三市防災 危機管理に関する連絡会議 事務局 )

南海トラフ巨大地震対策中部ブロック協議会広域連携訓練 訓練目的 南海トラフ巨大地震を想定した 広域かつ甚大な被害が予想される大規模災害に備え 南海トラフ巨大地震対策中部ブロック協議会 を構成する 東海四県三市防災 危機管理に関する連絡会議 と 南海トラフ地震対策中部圏戦略会議 が相互に緊密かつ有機的な連携し 各機関の防災対策の役割を確認する また 中部地方各県との連携体制の検証や中部圏戦略会議構成機関等による実動訓練により広域連携体制の強化を図る 訓練概要 1. 中部圏戦略会議訓練 1 中部地方整備局災害対策本部にて情報収集 伝達訓練 2 名古屋港における漂流者の捜索と救助 航路啓開 緊急物資の海上輸送等 3 県営名古屋空港 富士山静岡空港における防災ヘリコプター及び輸送機による広域支援 4 濃尾平野 ( 松陰東排水機場 ) の道路啓開 排水オペレーション計画連携の検証 5 河川環境楽園における広域支援本部の設置 広域支援部隊の配備 出動 2. 各県市総合防災訓練 災害対策本部 ( 中部地方整備局 ) 漂流者の捜索と救助 ( 名古屋港 ) 航空自衛隊の輸送機 (C130 ) による TEC-FORCE 輸送 濃尾平野排水オペレーション ( 松陰東排水機場 ) 広域支援本部の設置 ( 河川環境楽園 ) 1 陸上自衛隊リエゾンの報告 ( 中部地整災害対策本部 )

訓練全体のイメージ及びポイント 今回の訓練ポイント ①復旧救助活動が本格化する発災1日後を想定 ②航空自衛隊と連携した大規模な広域防災拠点の活用 ③道路啓開 航路啓開 排水オペレーションが一体となった総合啓開 の実施 この訓練は 中部圏地震防災基本戦略の優先的に取り組む連携課題 10 関係機関相 互の連携による防災訓練の実施 に該当する 中部地方整備局 災害対策本部 大学 被災状況 対応状況に関する情報伝達 通信の確保 リエゾン TEC-FORCE派遣 大規模な広域防災拠点機能の検証 道路啓開 航路啓開 排水オペレーション計画の 検証 連携確認 大学とのTV会議 河川環境楽園 広域防災拠点 名古屋工業大学 岐阜大学 三重 大学 豊橋技術科学大学 名古屋大 学 名城大学とのTV会議 など 実動訓練箇所 岐阜県 可児市 リエゾン派遣 通信訓練 など 広域支援本部設置 広域支援部隊の集結 出動 通信の確保 など 対策本部等 長野県 飯田市 松蔭東排水機場 リエゾン派遣 通信訓練など 防災ヘリによる被災状 況調査 濃尾平野の道路啓開 排水オペレーション訓練 など 名古屋空港 大規模な広域防災拠点 自衛隊輸送機及び防災ヘリによ る リエゾン TEC-FORCE 機材 輸送など 名古屋港 大規模な広域防災拠点 海上での漂流者捜索 救助 要救助者の搬送(ヘリ 船舶) 海上からの港湾施設点検 道路 航路啓開 救援物資輸送 通信の確保 など 三重県 紀北町 リエゾン派遣 道路上への避難 通信訓練 など 静岡県 下田市 河津町 静岡空港 大規模な広域防災拠点 愛知県 碧南市 リエゾン派遣 防災ヘリによる被災状況調 査 河川巡視 港湾施設点検 救援物資輸送 通信訓練 など 2 自衛隊輸送機及び防災ヘリによ る リエゾン TEC-FORCE 機材 輸送など リエゾン派遣 道路啓開訓練 TEC-FORCE派遣及び地 整TEC-FORCEの受け入れ 通信の確保など

中部地方整備局 災害対策本部 道路啓開 航路啓開 排水オペレーション計画を検証 連携を確認し 各計画が一体となった総合啓開を実施 また 各地の実働訓練会場 災害時協力協定を締結した大学とのテレビ会議を利用した情報共有訓練を実施 各地整に指示を出す太田大臣 本部参集状況 各会場と情報連絡をする災害対策本部長 ( 中部地方整備局長 ) 各会場との TV 会議 道路啓開オペレーション計画の説明 排水オペレーション計画の説明 道路啓開訓練会場 ( 河津町 ) との通信確保 3 広域支援本部 ( 河川環境楽園 ) との通信確保

県営名古屋空港富士山静岡空港 ( 大規模な広域防災拠点 ) 南海トラフ巨大地震により甚大な被害が発生し伊豆地域が孤立したことを想定し 中部地方整備局災害対策本部の指示により 伊豆地域に向けて 航空自衛隊輸送機 (C130) で TEC-FORCE 災害対策車両を大規模な広域防災拠点 ( 県営名古屋空港 ) から大規模な広域防災拠点 ( 富士山静岡空港 ) へ輸送 C130 による輸送イメージ 航空自衛隊輸送機 (C130 ) に搭乗する TEC FORCE 県営名古屋空港 富士山静岡空港 孤立地域 中小型ヘリによる輸送 輸送中の TEC FORCE 輸送機から降りる災害対策車両 TEC FORCE の降車 富士山静岡空港に集結 4 下田へ向かう TEC FORCE

伊豆地域 ( 下田市 河津町 ) 道路啓開 孤立した伊豆地域への広域支援を行うため 中部地方整備局の支援車両を集結 また 関東地方整備局の TEC ー FORCE の支援及び車両が集結し 中部 関東地方整備局合同で道路啓開訓練を実施 また下田港では 資機材海上運搬訓練を実施 中部地整 関東地整支援車両集結 道路啓開計画を説明 道路啓開 ( 河津町役場前 ) 関東地方整備局 TEC FORCE 隊長から中部地整災害対策本部への報告 道路啓開 ( 河津町梨本地区 ) 5 港湾業務艇による TEC FORCE 資機材海上運搬 ( 下田港 )

名古屋港 ( 大規模な広域防災拠点 ) 航路啓開 名古屋港において甚大な被害が発生した との想定に基づき 岸壁の緊急点検 航路啓開を行い 緊急物資海上輸送ルートを確保後 緊急物資の海上輸送などを実施 また ヘリコプターによる漂流者救助や船舶による流出油回収を実施 岸壁緊急点検 漂流者捜索 救助 航路啓開 緊急物資輸送 水中部確認 緊急物資海上輸送 航路啓開 ( 漂流物回収 ) 6 緊急支援物資輸送 緊急物資陸揚げ 陸上輸送 東邦ガス ( 株 )

松陰東排水機場 排水オペレーション 道路啓開 南海トラフ巨大地震により 濃尾平野のゼロメートル地帯では広範囲において津波による浸水被害を想定 被害状況を調査し 排水ポンプ車進入確保のため道路啓開を行い 松陰東排水機場にて排水オペレーション訓練を実施 国土地理院 道路啓開ルート MMS( モービル マッピングシステム ) UAV MMS による被害状況調査 UAV 排水オペレーション 松陰東排水機場 上空写真 訓練会場 UAV( 無人航空機 ) 飛行調査 道路啓開 排水オペレーション実施 7

河川環境楽園 広域支援本部設置 濃尾平野に広範囲に浸水が発生していることから 広域支援本部を設置し 後方支援を行う また 応援部隊として北陸地方整備局の支援車両を含む災害対策用車両の集結 出動訓練 緊急物資の輸送訓練を実施 支援車両集結 北陸地方整備局 ( 応援部隊 ) ( 一社 ) 岐阜県建設業協会 ( 一社 ) 日本建設業連合会中部支部 ( 一社 ) プレストレストコンクリート建設業協会中部支部 ( 一社 ) 日本道路建設業協会中部支部 中日本高速道路 ( 株 ) ( 一社 ) 岐阜県トラック協会 ( 一社 ) 中部地域づくり協会 防災エキスパート まんなか号 災害対策用ヘリからの被害状況報告 広域支援本部 8 現場へ出動

多様な手段を用いた情報通信確保訓練 濃尾平野の排水オペレーション計画に基づき排水訓練を実施大学などの訓練実施地点と災害時協力協定を締結した 中部地方整備局災害対策本部との間で光ケーブル TV 会議 衛星通信等 多様な手段を用いた情報通信確保訓練を実施 TEC 現地 派遣先 Ku-SATⅡ 中部地整本局 災害対策本部 構築中 テレビ会議 サーバ LTE 網 FOMA イントラネット 統合通信網 執務室等 A 事務所 統合通信網 名古屋 学 ( 減災館 ) B 事務所 C 管理所 無線 LAN 減災館屋上 事務所等 名古屋大学 ( 減災館 ) 名城大学 名古屋工業大学 三重大学 岐阜大学 豊橋技術科学大学 9

各県及び市の防災訓練との連携 各県及び市へのリエゾン TEC ー FORCE を派遣 また 各県及び市と連携し 情報通信訓練 総合啓開 ( 道路啓開等 ) 訓練を実施 静岡県 海上自衛隊エアクッション道路上への避難 照明車操作訓練 ( 可児市 ) TEC FORCE 資機材海上運搬 ( 下田港 ) 愛知県 道路啓開 ( 河津町 梨本地区 ) 名古屋市 県民を避難誘導 シェイクアウト 道路啓開 ( 名古屋市 )) ヘリテレ映像を会場本部に送信 まんなか号からの映像 愛知県知事巡回 10 名古屋市職員による訓練状況の報告

岐阜県 三重県 可児ふれあいパーク訓練会場 岐阜県災害対策本部会議 訓練会場 紀北町災害対策本部会議 長野県 災害対策本部へ報告する岐阜県リエゾン 参加機関 人数 照明車 参加機関一覧 飯田市の被災状況を情報収集 参加機関 : 南海トラフ巨大地震対策中部ブロック協議会の構成機関など 197 団体 約 8,250 名 参加車両等 : 車両 200 台 航空機 21 機 船舶 47 隻 国の機関 中部管区警察局 東海総合通信局 中部地方整備局 中部運輸局 陸上自衛隊第 10 師団 航空自衛隊小牧基地 名古屋海上保安部 北陸地方整備局 関東地方整備局 訓練協力機関 名古屋大学 名古屋工業大学 岐阜大学 三重大学 豊橋技術科学大学 地方公共団体 静岡県 愛知県 三重県 岐阜県 長野県 名古屋市 下田市 河津町 ライフライン等関係機関 名古屋港管理組合 中日本高速道路株式会社 一般社団法人日本建設業連合会中部支部 一般社団法人岐阜県建設業協会 一般社団法人日本道路建設業協会中部支部 一般社団法人フ レストレストコンクリート建設業協会中部支部 一般社団法人日本埋立浚渫協会中部支部 一般社団法人日本海上起重技術協会中部支部 中部港湾空港建設協会連合会 全国浚渫業協会東海支部 一般社団法人中部地域づくり協会 一般社団法人日本潜水協会名古屋支部 一般社団法人海洋調査協会 一般社団法人愛知県トラック協会 一般社団法人岐阜県トラック協会 名古屋港建設災害防止協会 公益社団法人名古屋清港会 NPO 法人中部みなと防災ネット 防災エキスパート 上記のほか市町村 病院 小 中 高等学校 民間企業など 国土交通省中部地方整備局企画部防災課 460-8514 名古屋市中区三の丸 2-5-1 名古屋合同庁舎第 2 号館 :052-953-8357 11